JP3382048B2 - パイプの真円度矯正用クランプ装置 - Google Patents

パイプの真円度矯正用クランプ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプの真円度を矯正
する際にパイプをクランプする装置に関し、特にパイプ
の真円度を高めることができるようにパイプをクランプ
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の機械部品を生産するためにパイプ
が広く利用されている。一般にパイプは、シームレスパ
イプにせよ、溶接パイプにせよ、その加工工程において
かなりの塑性変形をうけて付加的な歪みが与えられるの
で、パイプの精度、特に真円度がやや低下する。このた
め、機械部品に真円度の高いパイプを必要とする場合、
素材メーカから供給されたパイプを2次加工して、パイ
プの真円度を矯正している。
【0003】パイプの真円度を矯正する場合、機械加工
による方法や塑性加工による方法が知られている。機械
加工の場合はパイプを旋削するので切り屑が発生し、加
工速度も遅いので生産性を考慮すると塑性加工でパイプ
の真円度を矯正する方が望ましい。塑性加工としては、
エキスパンド加工でパイプを拡径するか、スウェージン
グ加工によりパイプを縮径してパイプの真円度を矯正す
る方法が知られている。
【0004】しかしながら、エキスパンド加工やスウェ
ージング加工でパイプの真円度を矯正する場合、種々の
サイズのパイプ径に合わせたエキスパンドツールやスウ
ェージングツールが必要になり、製造コストや生産管理
の面からも好ましくない。そこで、真円度の高いパイプ
を低コストで提供することができ、かつ、生産管理が容
易な真円度矯正装置が望まれている。
【0005】一方、パイプの真円度を塑性加工で矯正す
るためには、塑性加工を行う際にパイプを確実にクラン
プする必要がある。小径のパイプの場合、旋盤などに使
用されている3爪チャックや5爪チャックなどを利用す
ることができるが、パイプが大径の場合、爪チャックの
適用が難しく、チェーンなどで締め付けてパイプをクラ
ンプしている。この場合、パイプはチェーンなどの締め
付けで付加的な歪みが生じて変形する。
【0006】このパイプの変形を防止するために、パイ
プの内側に突っ張り用のツールを取り付けたり、パイプ
の外側からブロックでパイプの変形を防止するツールを
取り付けて、チェーンなどの締め付けによるクランプ時
のパイプの変形を阻止してパイプの真円度の低下を防止
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では種々のサイズのパイプ径に合わせたツールが
必要になり、また、クランプ時に熟練した技能者が必要
となり、かつ段取り時間も長くなり、製造コストや生産
管理の面からも好ましくない。したがって、本発明の目
的は上記従来技術が有する問題を解消し、真円度の高い
パイプを低コストで提供することができるとともに生産
管理が容易なパイプの真円度矯正用クランプ装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1に記載した手段は、真円度を矯正するパイ
プをクランプするための装置であって、 前記パイプの外
周面に沿って延びるテーブルと、 その回転軸が前記パイ
プの中心軸と平行に延びるように前記テーブル上に回転
自在に支持されるとともに、その上に前記パイプが載置
されると前記パイプの外周面に転動接触する、前記パイ
プの中心軸に対して左右対称に配置された複数の支持ロ
ールと、 前記パイプを左右方向に挟持可能に前記テーブ
ルに立設された左右一対の支柱と、 前記左右一対の支柱
の上端部間に張設されて前記パイプの上側外周面に接触
し、張力が作用すると前記パイプを前記支持ロール上に
押圧するとともに前記左右一対の支柱が前記パイプを左
右方向に挟持するようにする可撓性の締付部材と、を備
えることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、締付け部材に張力を与える
と、パイプは締付け部材の押付け力により支持ロールに
押し付けられ、パイプは支持ロールからの押付け力で半
径方向内側へ押し付けられると同時に、パイプは支柱か
らの押付け力で押し付けられる。したがって、これらの
押付け力をバランスよく釣り合わせることによりパイプ
を変形させることなくクランプすることができる。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図6を参照し、本発明による
パイプの真円度矯正用クランプ装置について、真円度矯
正用の加工装置と共に説明する。
【0011】図1において、全体を符号1で示すパイプ
の真円度矯正機構においては、加工装置2とクランプ
置3とが共に使用される。上記加工装置2は回転体4、
内側スピニングロール5および外側スピニングロール6
を備え、回転体4は駆動円板7を有している。この駆動
円板7は図示を省略した回転駆動源に連結されるととも
に軸方向移動手段に連結されている。回転駆動源は駆動
円板7を回転させ、移動手段は駆動円板7を軸線方向移
動する。
【0012】駆動円板7の中心にはシャフト8が同軸上
に固定され、シャフト8には3本のアーム9、9…が1
20°の間隔をおいて放射状に固定されている。これら
のアーム9、9…の先端部には内側スピニングロール
5、5…が回動自在に支持されている。これらの内側ス
ピニングロール5、5…は同心円上に配され、矯正加工
すべきパイプ11の端部11aの内周面に接触する。ま
た、内側スピニングロール5、5…はアーム9、9…に
沿ってシャフト8に近付く方向と遠ざかる方向(すなわ
ち、半径方向)に移動自在に支持することもできる。
【0013】また、シャフト8にはアーム12が半径方
向に延長して固定され、アーム12の先端部には外側ス
ピニングロール6が回転自在に支持されている。この場
合、外側スピニングロール6は、内側スピニングロール
5、5…の外側に配され、パイプ11の端部11aの外
周面に接触する。また、外側スピニングロール6はアー
ム12に沿ってシャフト8に近付く方向と遠ざかる方向
(すなわち、半径方向)に移動自在に支持することもで
きる。
【0014】図4は、矯正加工するパイプのクランプ装
置3を示しており、このクランプ装置3はパイプの外周
面に転動接触する支持ロール13と支柱14とベルトお
よびチェーンなどの締付け部材15とから構成されてい
る。上記支持ロール13、13…は支持ブラケット1
7、17…を介してテーブル16に回転自在に支持され
ている。また、支持ロール13、13…は図5から明ら
かなように、パイプ11の中心0に関して左右対称の位
置に等間隔に配置されている。左右の支持ロール13、
13…にはパイプ11が載置される。支持ロール13、
13…は、図4に示すようにパイプ11の両端部に配置
されている。
【0015】パイプ11の左右両側部には支柱14、1
4…がパイプ11に接触した状態でテーブル16に立設
されている。支柱14、14…は支持ロール13、13
…と同様にパイプ11の両端部に位置している。支柱1
4、14…の上端部には締付け部材15が張設された状
態で連結され、締付け部材15はパイプ11の上側の外
周を接触押圧する。これにより、クランプ装置3は支持
ロール13、支柱14および締付け部材15を2組使用
してパイプ11の両端部をクランプする。
【0016】このように、締付け部材15に張力を与え
た状態で締付け部材15を支柱14、14…の上端部に
固定すると、パイプ11は締付け部材15の押付け力P
(図5参照)により支持ロール13、13…の外周に押
し付けられる。この場合、パイプ11と左側の支持ロー
ル13との接点mはパイプ11の中心と左側の支持ロー
ル13の中心を結んだ線上にあり、パイプ11と右側の
支持ロール13との接点nはパイプ11の中心と右側の
支持ロール13の中心を結んだ線上にある。したがっ
て、パイプ11は左右の支持ロール13、13…により
押付け力Rで半径方向内側への押し付けされる。同時
に、パイプ11には支柱14、14…により押付け力Q
が作用する。
【0017】ここで、押付け力P、Q、Rをバランスよ
く釣り合わせればパイプ11を変形させることなくクラ
ンプすることができる。そして、力学的な数値解析の結
果、押付け力P、Q、Rをバランスよく釣り合わせるた
めには、支持ロール13とパイプ11との接触点m、n
とパイプ11の中心0とのなす角度2αは約52°が最
適であることが分かった。しかしながら、実際のクラン
プ時には角度2αを約52°に厳密に設定することが困
難なので、角度2αが50°〜55°になるように支持
ロール13を配設する。また、支柱14のパイプ11の
中心位置から支柱14の上端部までの長さaは、力学的
な数値解析の結果、次式により算出されることがわかっ
た。 =Ar (2k−1−tanα)/(2r+A(2k+1−tanα)) ただし、 a:支柱14のパイプ11の中心位置から支柱14の上
端部までの長さ r:パイプ11の外周半径 2α:支持ロール13とパイプ11との接触点m、n
パイプ11の中心0とのなす角度 A:(1)A=2b/3(支柱14の下端部がテーブル
16にボルトなどで固定されている場合) (2)A=b(支柱14の下端部がテーブル16にピン
などで回動自在に支持されている場合) b:支柱14のパイプ11の中心位置からテーブル16
までの長さ k:パイプ11の半径rにより定まる定数 (1)k=(2.2541/104)・r+1.119
3(支柱14の下端 部がテーブル16にボ
ルトなどで固定されている場合) (2)k=1.185(支柱14の下端部がテーブル1
6にピンなどで回動自在に支持されている場合)
【0018】次に、前記のように構成されたパイプの真
円度矯正装置の作用を説明する。まず、クランプ装置3
でパイプ11をクランプする。すなわち、図3、図4に
示す締付け部材15に張力を与えると、パイプ11は締
付け部材15の押付け力Pにより支持ロール13、13
…の外周に押し付けられる。これにより、パイプ11は
左右の支持ロール13、13…により押付け力Rで半径
方向内側への押し付けされ、同時にパイプ11には支柱
14、14…により押付け力Qが作用する。
【0019】ここで、上式を用いて外径半径が608m
mのパイプ11の変形率(締付け部材15の単位張力当
たりのパイプ真円度の最大くるい:単位mm)を計算し
た結果を図6のグラフに示す。図6から明らかなよう
に、角度2αが50°〜55°に設定されている場合、
パイプ11がほとんど変形しない。なお、図6において
白丸でプロットした曲線は支柱14の下端部がテーブル
16にボルトなどで固定されている場合を示し、黒丸で
プロットした曲線は支柱14の下端部がテーブル16に
ピンなどで回動自在に支持されている場合を示す。
【0020】このように、パイプ11をクランプ装置3
でクランプした後、加工装置2でパイプ11の真円度を
矯正する。まず、内側スピニングロール5、5…を微少
量外側に移動して、パイプ11の端部11aの内径Dよ
り僅かに外側に位置させる。次に、移動手段を作動して
内側スピニングロール5、5…および外側スピニングロ
ール6を矢印方向(図1参照)に移動して、内側スピニ
ングロール5、5…をパイプ11の端部11aの内周に
接触させ、外側スピニングロール6をパイプ11の端部
11aの外周に接触させる(図2参照)。
【0021】次いで、回転駆動源を作動して内側スピニ
ングロール5、5…および外側スピニングロール6をシ
ャフト8を中心にして公転する。これにより、パイプ1
1の端部11aは、内側スピニングロール5、5…で内
周側から外側に曲げられ、外側スピニングロール6で外
周側から内側に曲げ戻される。この場合、内側スピニン
グロール5、5…および外側スピニングロール6がシャ
フト8を中心にして公転しているので、内側スピニング
ロール5、5…による内周側から外側への曲げと、外側
スピニングロール6による外周側から内側への曲げ戻し
は交互に繰り返される。
【0022】したがって、パイプ11の端部11aの残
留応力が低減し、パイプ11の端部11aは、内側スピ
ニングロール5、5…が公転している円弧と同径に矯正
され、真円度が向上する。この場合のパイプ11の端部
11aの矯正後の内径をdとすると、パイプ11の端部
11aは内側スピニングロール5、5…で拡径されてい
るので、直径dは直径Dより大きくなる。なお、本発明
は一般の金属材料すべてに適用することができるが、任
意の金属材料に対して本発明を適用することも可能であ
る。
【0023】前記実施例では加工装置2の内側スピニン
グロール5、5…でパイプ11の端部11aを拡径する
場合について説明したが、これに限らず、外側スピニン
グロール6でパイプ11の端部11aを縮径しても同様
の効果を得ることができる。この場合、外側スピニング
ロール6を微少量内側に移動して、パイプ11の端部1
1aの外形より僅かに内側に位置させる。
【0024】また、加工装置2を使用して、パイプ11
の端部11aを拡径や縮径をしないで直径Dの状態で真
円度を矯正することも可能である。この場合、内側スピ
ニングロール5、5…および外側スピニングロール6を
パイプ11の端部11aの仕上がり内径がDになるよう
に位置決めする。また、加工前にパイプ11を予め拡径
または縮径し、拡径または縮径したパイプ11の端部1
1aを内側スピニングロール5、5…、外側スピニング
ロール6で内径Dに戻すようにして真円度を矯正しても
よい。
【0025】このように、パイプ11の端部11aの径
を変化させずに真円度を矯正することにより、製品設計
や生産管理が容易になる。なお、加工装置2の内側スピ
ニングロール5、5…、外側スピニングロール6でパイ
プ11の端部11aの真円度を矯正した後に、パイプ1
1を拡径または縮径してパイプ11の端部11aの内径
をDに戻してもよい。
【0026】さらに、加工装置2の内側スピニングロー
ル5、5…および外側スピニングロール6を、NC制御
で径方向に移動させ、かつ、任意の位置に位置決め可能
にすれば種々のサイズのパイプに適用することができ
る。前記実施例では加工装置2の外側スピニングロール
6を1個使用した場合について説明したが、これに限ら
ず、図3に示すように外側スピニングロール6を6個使
用してもよい。なお、図3上で前記実施例と同一類似部
材については同一符号を付して説明を省略する。
【0027】また、前記実施例ではクランプ装置3の締
付け部材15を支柱14、14…の上端部に固定連結し
場合について説明したが、これに限らず、締付け部材
15を支柱14、14…に連結する位置をスライド移動
可能に構成してもよい。これにより、実作業において支
柱14のパイプ11の中心位置から支柱14の上端部ま
での長さがaになるように容易に設定することができ
る。また、クランプ装置3の支持ロール13、13…を
図示しないサーボモータに回動可能に連結してもよい。
これにより、例えば、パイプ11に軸方向に溶接ビード
が付着されていて、その溶接ビードの位置を所定位置に
位置決めしたい場合は、支持ロール13をサーボモータ
で回動して溶接ビードを所定位置に容易に位置決めする
ことができる。
【0028】さらに、クランプ装置3の締付け部材15
の張力を歪みゲージなどで検出して、締付け部材15の
張力を制御してもよい。これにより、締付け部材15に
張力を過大に付与しすぎてパイプ11の変形が大きくな
り、真円度が悪くなることを防止できる。また、前記実
施例の場合、クランプ装置3の支持ロール13、支柱1
4および締付け部材15を2組使用してパイプ11の両
端部をクランプした場合について説明したが、これに限
らず、パイプ11の長さが短い場合には支持ロール1
3、支柱14および締付け部材15を1組使用としても
よく、さらにパイプ11の長さが長い場合には3組以上
使用してもよい。これにより、パイプ11を確実にクラ
ンプすることができ、かつパイプ11の軸方向の撓みを
小さくすることができる。さらに、前記実施例の場合、
クランプ装置3の支持ロール13、13をパイプ11の
中心0の左右両側に等間隔に配置した場合について説明
したが、これに限らず、支持ロール13をパイプ11の
中心0の下方に支持ロール13をもう1個配してもよ
い。これにより、締付け部材15の張力が大きい場合、
パイプ11の変形をさらに押さえることができる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のパイプの真円度矯正用クランプ装置によれば、締付け
部材に張力を与えると、パイプは締付け部材の押付け力
により支持ロールに押し付けられ、パイプは支持ロール
からの押付け力で半径方向内側へ押し付けられる。同時
に、パイプは支柱からの押付け力で押し付けられる。し
たがって、これらの押付け力をバランスよく釣り合わせ
ることによりパイプを変形させることなくクランプする
ことができる。これにより、パイプの真円度を低下させ
ずにパイプ加工などを行うことができるので、真円度の
高いパイプを低コストで供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるパイプの真円度矯正装
置の加工手段を示した斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した状態を示した
横断面図。
【図3】本発明によるパイプの真円度矯正装置の加工手
段の他の実施例を示した概略図。
【図4】本発明によるパイプの真円度矯正装置のクラン
プ手段を示した斜視図。
【図5】本発明によるパイプの真円度矯正装置のクラン
プ手段を示した正面図。
【図6】本発明によるパイプの真円度矯正装置のクラン
プ手段の効果を説明するグラフ。
【符号の説明】2 加工装置 3 クランプ装置 5 内側スピニングロール 6 外側スピニングロール 11 パイプ 13 支持ロール 14 支柱 15 締付け部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 雛田谷 博 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株式会社東芝 浜川崎工場内 (72)発明者 篠 田 力 弥 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株式会社東芝 浜川崎工場内 (72)発明者 石 川 昌 幸 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝 府中工場内 (72)発明者 高 橋 不二男 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33 株式 会社東芝 生産技術研究所内 (56)参考文献 特開 平6−344027(JP,A) 特開 平7−204744(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 3/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真円度を矯正するパイプをクランプするた
    めの装置であって、 前記パイプの外周面に沿って延びるテーブルと、 その回転軸が前記パイプの中心軸と平行に延びるように
    前記テーブル上に回転自在に支持されるとともに、その
    上に前記パイプが載置されると前記パイプの外周面に転
    動接触する、前記パイプの中心軸に対して左右対称に配
    置された複数の支持ロールと、 前記パイプを左右方向に挟持可能に前記テーブルに立設
    された左右一対の支柱と、 前記左右一対の支柱の上端部間に張設されて前記パイプ
    の上側外周面に接触し、張力が作用すると前記パイプを
    前記支持ロール上に押圧するとともに前記左右一対の支
    柱が前記パイプを左右方向に挟持するようにする可撓性
    の締付部材と、を備えることを特徴とするパイプの真円
    度矯正用クランプ装置。
  2. 【請求項2】前記支持ロールは、前記パイプの中心軸に
    対して左右対称に配置された左右一対の支持ロールであ
    り、 かつ前記パイプの中心軸方向から見たときに、左側の前
    記支持ロールと前記パイプとの接点から前記パイプの中
    心軸に延びる直線および右側の前記支持ロールと前記パ
    イプとの接点から前記パイプの中心軸に延びる直線が互
    いになす角度が50°〜55°の範囲内であることを特
    徴とする請求項1に記載したパイプの真円度矯正用クラ
    ンプ装置。
  3. 【請求項3】もう一つの前記支持ロールが前記パイプの
    中心軸の下方に配置されることを特徴とする請求項2に
    記載したパイプの真円度矯正用クランプ装置。
  4. 【請求項4】前記可撓性の締付け部材は、その連結位置
    が移動可能に前記左右一対の支柱に 連結されることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載したパイプの
    真円度矯正用クランプ装置。
  5. 【請求項5】前記支持ロールを回動させるサーボモータ
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載したパイプの真円度矯正用クランプ装置。
  6. 【請求項6】前記締付け部材の張力を検出する歪みゲー
    ジをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載したパイプの真円度矯正用クランプ装置。
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