JPH01151955A - 乾式粉砕助剤 - Google Patents

乾式粉砕助剤

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JPH01151955A
JPH01151955A JP31081187A JP31081187A JPH01151955A JP H01151955 A JPH01151955 A JP H01151955A JP 31081187 A JP31081187 A JP 31081187A JP 31081187 A JP31081187 A JP 31081187A JP H01151955 A JPH01151955 A JP H01151955A
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calcium carbonate
acrylic acid
salt
pulverization
grinding
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JP31081187A
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Itsuki Hayashi
林 五樹
Yuji Kawamura
祐司 河村
Minoru Okada
稔 岡田
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Toagosei Co Ltd
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Toagosei Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F11/00Compounds of calcium, strontium, or barium
    • C01F11/18Carbonates
    • C01F11/185After-treatment, e.g. grinding, purification, conversion of crystal morphology

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  • Inorganic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ0発明の目的 「産業上の利用分野」 本発明は、セメントや炭酸カルシウム等の製造時に採用
されている乾式粉砕時に使用される粉砕助剤に関するも
のでセメントや炭酸カルシウムの製造を初めとする無機
化学工業において広く利用されるものである。
「従来の技術」 セメントの様な水硬性化合物はもちろんのこと、炭酸カ
ルシウム、特に天然の石灰石を粉砕して作られる重質炭
酸カルシウムの製造において、乾式粉砕は重要な工程で
ある。
乾式粉砕工程において、粉砕効率を向上させ、微粉砕を
可能にするために、各種の粉砕助剤が用いられている。
例えば、セメントに対する粉砕助剤としては、メタノー
ル、エタノール、ブタノール、フェノール、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリ
エタノールアミン等の水酸基を有するもの、ステアリン
酸、安息香酸、酢酸等の有機酸又はそのカリウム塩、あ
るいはカルボニル基を有する有機化合物が知られている
「発明が解決しようとする問題点」 本発明者等は、新規な乾式粉砕助剤、特に天然の石灰石
を乾式粉砕して重質炭酸カルシウム特に微粉末の重質炭
酸カルシウムを製造する際に問題となっている下記の点
を解消する粉砕助剤について検討した。
■ 粉砕機の壁面や粉砕媒体の表面に微粉砕された炭酸
カルシウムが付着して粉砕効率を著しく低下させる。
■ 硬い大きな凝集魂が生成して閉塞状態となり粉砕が
不可能となる場合がある。
口1発明の構成 「問題点を解決するための手段」 本発明者等は検討により、特定の化合物が乾式粉砕助剤
となること、特に上記問題点を解消した新規な乾式粉砕
助剤になることを見い出して本発明を完成した。
すなわち、本発明は、アクリル酸又はメタクリル酸の重
合体又は共重合体の塩からなる乾式粉砕助剤に関するも
のである。
本発明の乾式粉砕助剤はアクリル酸又はメタクリル酸(
以下これらを総称して(メタ)アクリル酸という)の重
合体又は共重合体の塩からなるものであるが、共重合体
としては共重合体中の(メタ)アクリル酸単位が共重合
体を構成する全単量体単位の70重量%以上であること
が好ましく、特に好ましくは80重量%以上である。(
メタ)アクリル酸単位が70重量%未満であると乾式粉
砕助剤としての性能が低下する様になる。
共重合体を構成する(メタ)アクリル酸以外の単量体と
しては、(メタ)アクリル酸エステル、スチレン、酢酸
ビニル、スルホン酸含有単量体、アクリルアミド、マレ
イン酸、イタコン酸等が挙げられ、それらの一種又は二
穫以上の単量体が(メタ)アクリル酸と共重合さ°査仝
本発明に用いられる。
上記単量体のうち乾式粉砕助剤としての性能をよりよく
発揮させるものとして(メタ)アクリル酸エステルが挙
げられ、具体的な単量体としては(メタ)アクリル酸メ
チル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸
プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)アク
リル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキ
シエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル等の
(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、ポリ
エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート等の(メタ
)アクリル酸ポリアルキレングリコールエステル等が挙
げられる。
本発明における重合体又は共重合体(以下これらを総称
して(共)重合体という)の塩は、ナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属の塩であることが好ましく、供)重
合体を構成する(メタ)アクリル酸の一部が未中和のま
まで存在しているものも本発明に包含されるものである
またc#)重合体の塩の分子量は、水系ゲルパーミェー
ションクロマトグラフィーの測定による重量平均分子量
で4000〜s o、 o o oの範囲のものが好ま
しく、特に好ましくは5,000〜20,000の範囲
のものである。分子量がこの範囲外のものであると、粉
砕途中で凝集魂が生成しやすくなり、粉砕助剤としての
性能が低下するようになる。
本発明における供)重合体の塩は通常床(行われている
各種の製造方法にて製造されるが、好ましい製造方法の
一例をあげれば以下のとおりである。
水又は水/アルコール混合溶媒中で(メタ)アクリル酸
又は(メタ)アクリル酸とその他の単量体を、過硫酸塩
の如き通常の重合開始剤を用いて、50〜150℃の温
度下で、3〜10時間重合させ、必要により溶媒の一部
を除去し、苛性ソーダ等で中和することにより、に)重
合体の塩が水溶液として得られる。
本発明の粉砕助剤がセメントや炭酸カルシウムの粉砕時
に添加される量はセメントや炭酸カルシウムに対して0
.05〜0.5重量%程度の微量であるため、水の存在
を気にすることなく上記水溶液をそのまま粉砕助剤とし
て使用することが出来る。
「作 用」 前記した炭酸カルシウム、特に重質炭酸カルシウムの製
造時の問題点は、粉体の圧縮による付着、静電気による
付着、結晶の活性な破壊面の再結合による凝集等によっ
てもたらされるものと推定される。
これらの現象が本発明の粉砕助剤によって、どの様な作
用機能に基づいて解消されるのか不明であるが、その効
果は各実施例に認められるように顕著なものである。
たしかに、本発明において用いられるに)重合体の塩は
、炭酸カルシウム等を水に分散させるときの分散剤とし
て公知であり、その結果として炭酸カルシウムの湿式粉
砕の際に併用されることがあるが、それはあくまでも水
性媒体中における供)重合体の塩のイオン解離作用に基
づく分散効果を利用するものであって、本願発明の様に
乾式粉砕において、乾式粉砕の有する問題点を解消する
作用機能とは全く別個のことであり、本願発明の作用機
能を示唆することのないものである。
「実施例」 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、実
施例中の部及びチは特に断りのない限り重量基準である
。試験に供した粉砕助剤を構成する供)重合体の性状は
表−1に示す通りである。
実施例1 粉砕機は粉砕ドラム容積3tの振動ミル(安川商事株式
会社製YAMP−68NC)を、粉砕媒体としてはy1
12mのスチールボールを使用した。粉砕媒体の充填率
は80チ(容積基準)とした。
比表面積3700d/Pの炭酸カルシウム600?に表
−1に示した試料1の粉砕助剤を0、6 % (固形分
基準)添加し、常温で60分間粉砕した。粉砕終了後、
粉砕ドラムを反転して、炭酸カルシウムとスチールボー
ルな取出した。
次に、5fiのスクリーンでスチールボールな分離し、
炭酸カルシウムの粉砕品を回収した。粉砕後の炭酸カル
シウムの比表面積と流動式比表面積測定装置で測定した
結果、15400cIi/Pであった。また、付着割合
は、20.2 %であった。
実施例2−8 実施例1と同様の粉砕機、粉砕媒体、炭酸カルシウムを
用い、表−1に示した試料2〜6の粉砕助剤を添加して
試験を実施した。
結果を表−2に示した。
比較例1〜5 実施例1と同様の粉砕機、粉砕媒体、炭酸カルシウムを
用い、粉砕助剤としてはトリエタノールアミン、ジエチ
レングリコールを選択添加して試験を実施した。
結果を表−2に示した。
比較例4 実施例1と同様の粉砕機、粉砕媒体、炭酸カルシウムを
用いて、粉砕助剤を添加せずに、試験を実施した。30
分間の粉砕で、付着割合は9<S、4%に達し、はとん
ど閉塞状態であった。
ハ0発明の効果 本発明の粉砕助剤を用いると、セメント、炭酸カルシウ
ム等の粉砕効率を向上させることができ、特に重質炭酸
カルシウムの微粉化が極めて容易に且つ効率よく達成で
き、微粉末の重質炭酸カルシウムを要望している製紙工
業、ゴム加工業等に本発明が寄与する効果は大きなもの
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アクリル酸又はメタクリル酸の重合体又は共重合体
    の塩からなる乾式粉砕助剤。
JP31081187A 1987-12-10 1987-12-10 乾式粉砕助剤 Expired - Fee Related JPH07100141B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8440754B2 (en) 2007-03-05 2013-05-14 Coatex S.A.S. Use as a rheology agent in a filled plastic paste of a dry-ground calcium carbonate with a copolymer of (meth)acrylic acid with an alkoxy or hydroxy polyalkyleneglycol group
US8445579B2 (en) 2007-03-05 2013-05-21 Coatex S.A.S. Use in a paint of a dry-ground calcium carbonate with a copolymer of (meth)acrylic acid with an alkoxy or hydroxy polyalkyleneglycol group
US8445561B2 (en) 2007-03-05 2013-05-21 Coatex S.A.S. Use in a hydraulic binder composition of a dry-ground calcium carbonate with a copolymer of (meth)acrylic acid and an alkoxy or hydroxy polyalkyleneglycol group

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