JP2017113709A - 界面活性剤の担持剤 - Google Patents
界面活性剤の担持剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017113709A JP2017113709A JP2015252309A JP2015252309A JP2017113709A JP 2017113709 A JP2017113709 A JP 2017113709A JP 2015252309 A JP2015252309 A JP 2015252309A JP 2015252309 A JP2015252309 A JP 2015252309A JP 2017113709 A JP2017113709 A JP 2017113709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surfactant
- present
- mass
- polymerization
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
Description
しかし、紙やウェス、おがくずは界面活性剤の吸液能力が十分ではなく、乾拭きや水拭きしても界面活性剤の付着面積が広がる一方で完全に除去することは困難であり、大量の水を使用できない場合も多い。
一般式(1)
CH2 =CR−CO−(X)n−Y ……(1)
(式中、Rは、水素原子またはメチル基を表し、Xは、全オキシアルキレン基に対するオキシエチレン基のモル分率が50%以上である炭素数2〜4のオキシアルキレン基を表し、Yは、炭素数1〜5のアルコキシ基、フェノキシ基、または、炭素数1〜9のアルキル基を置換基として1個〜3個有するオキシアルキルフェニル基を表し、nは、平均で3〜100 の整数を表す)で表される(メタ)アクリル酸エステル系単量体を含む単量体成分を重合させてなる架橋重合体を含有することを特徴とする界面活性剤の担持材が開示されている。特許文献1には、上記担持材は、界面活性剤をゲル化して担持すると共に、担持した際の賦形性に優れ、かつ、界面活性剤を徐々に放出する性質(徐放性)を有しており、つまり、担持材に界面活性剤を担持することにより、界面活性剤を例えば洗剤として用いる際における使い勝手を向上させることができることから、掃除や洗浄等を速やかにかつ簡便に行うことができるという効果を奏することが開示されている。
本発明は、界面活性剤の吸液能力、保持能力に優れた界面活性剤担持剤を提供することを目的とする。
なお、界面活性剤吸液能力は、「(担持剤重量+吸液された界面活性剤量)/担持剤重量」で計算される値である。
本発明の第1の界面活性剤担持剤(以下、「本発明の界面活性剤担持剤(I)という」は、環状N−ビニルラクタム系架橋体(以下、「本発明の架橋体(I)」という)を含む。
上記その他の単量体としては、具体的には、(i)アクリル酸、メタアクリル酸等の不飽和モノカルボン酸及びこれらの塩;(ii)フマル酸、マレイン酸、メチレングルタル酸、イタコン酸等の不飽和ジカルボン酸及びこれらの塩(一塩であっても二塩であっても良い);(iii)3−アリルオキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、(メタ)アリルスルホン酸、イソプレンスルホン酸等の不飽和スルホン酸及びこれらの塩;(iv)ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−(メタ)アリルオキシ−1,2−ジヒドロキシプロパン、(メタ)アリルアルコール、イソプレノール等不飽和アルコール及びこれらの水酸基にアルキレンオキシドを付加したアルキレンオキシド付加物;(v)(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル等の(メタ)アクリル酸エステル類;(vi)(メタ)アクリルアミド、N−モノメチル(メタ)アクリルアミド、N−モノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド等のN置換若しくは無置換の(メタ)アクリルアミド;(vii)スチレン、インデン、ビニルアニリン等のビニルアリール単量体;(viii)エチレン、プロピレン、ブタジエン、イソブチレン、オクテン等のアルケン類;(ix)酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のカルボン酸ビニル類;(x)N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、ビニルピリジン、ビニルイミダゾールおよびこれらの塩またはこれらの4級化物等の不飽和アミン;(xi)ビニルホルムアミド、ビニルアセトアミド、ビニルオキサゾリドン等のビニルアミド類;(xii)無水マレイン酸、無水イタコン酸等の不飽和無水物類;(xiii)ビニルエチレンカーボネート及びその誘導体;(xiv)(メタ)アクリル酸−2−スルホン酸エチル及びその誘導体;(xv)メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等のビニルエーテル類等が挙げられる。
これらの中でも、上記(i)〜(x)の単量体が好ましく、より好ましくは、上記(i)(vi)(vii)(ix)(x)の単量体である。
なお、上記(i)〜(iii)、(x)における塩としては、金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩等が例示される。上記(iv)におけるアルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド等が例示され、炭素数1〜20のアルキレンオキシドが好ましく炭素数1〜4のアルキレンオキシドがより好ましい。上記(iv)におけるアルキレンオキシドの付加モル数としては、上記(iv)の化合物1モルあたり0〜50モルが好ましく、0〜20モルがより好ましい。
本発明の架橋体(I)が有する架橋構造は上記(1)〜(5)のいずれによって形成されたものであってもよいが、上記(1)によって形成されたものであることが好ましい。
上記架橋性単量体としては、具体的には、例えば、N,N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド等の炭素数1〜4のアルキレン基を有するN,N’−アルキレンビス(メタ)アクリルアミド;(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等の炭素数1〜4のアルキレン基を有する(ポリ)アルキレングリコールジ(メタ)アクリレート;トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等の炭素数1〜4のアルキレン基を有するアルキレンオキサイドで変性されていてもよいトリメチロールプロパン(ジ、トリ)(メタ)アクリレート;グリセリントリ(メタ)アクリレート、グリセリンアクリレートメタクリレート等のグリセリン(ジ、トリ)(メタ)アクリレート;ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート等のペンタエリスリトール(ジ、トリ、テトラ)(メタ)アクリレート;ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレ−ト等のジペンタエリスリトール(ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ)(メタ)アクリレ−ト;ペンタエリスリトールトリ(メタ)アリルエーテル等のペンタエリスリトール(ジ、トリ、テトラ)(メタ)アリルエーテル;トリアリルシアヌレート(シアヌル酸トリアリル)、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルホスフェート、トリアリルアミン等の炭素数9〜20のトリアリル化合物;炭酸ジアリル、1,3−ビス(アリルオキシ)−2−プロパノール等の炭素数6〜20のジアリル化合物;ジビニルエーテル、ジビニルケトン、トリビニルベンゼン等の炭素数4〜20の(ジ、トリ)ビニル化合物;トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等の炭素数2〜20のジイソシアネート;ポリ(メタ)アリロキシアルカン等が挙げられる。これらは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記架橋性単量体の中でも、残存する環状N−ビニルラクタム系単量体及び可溶分が低下する傾向にあることから、アリル基を2個以上有する化合物を使用することが好ましい。具体的には、シアヌル酸トリアリル、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルホスフェート、トリアリルアミン、炭酸ジアリル、1,3−ビス(アリルオキシ)−2−プロパノール、ペンタエリスリトール(ジ、トリ、テトラ)(メタ)アリルエーテル等が好ましく、シアヌル酸トリアリル、ペンタエリスリトール(ジ、トリ、テトラ)(メタ)アリルエーテルが最も好ましい。
上記トリメチロールプロパン(ジ、トリ)(メタ)アクリレートが炭素数1〜4のアルキレン基を有するアルキレンオキサイドで変性されたものである場合の、トリメチロールプロパン(ジ、トリ)(メタ)アクリレート1分子あたりのアルキレンオキサイドの平均付加数も同様であることが好ましい。
架橋性単量体の使用量を調整することで、本発明の架橋体(I)が有する、界面活性剤や溶媒を吸収、保持する能力を調整することができる。本発明の架橋体(I)が溶媒を吸収し、膨潤してゲル化するものである場合、本発明の架橋体(I)は増粘剤としての効果を発揮することが期待でき、また、水を吸収、保持、徐放させることで保湿効果も期待できる。
反応性官能基としては、カルボキシル基、スルホン酸基及びこれらのエステルや塩;アミノ基、水酸基等が挙げられる。
本発明の架橋体(I)の架橋構造が、上記(3)によって形成されたものである場合、互いに反応性を有する反応性官能基の組み合わせとしては、カルボキシル基(及びそのエステルや塩)と水酸基、スルホン酸基(及びそのエステルや塩)と水酸基、カルボキシル基(及びそのエステルや塩)とアミノ基、スルホン酸基(及びそのエステルや塩)とアミノ基等が挙げられる。本発明の架橋体(I)の架橋構造が上記(2)によって形成されたものである場合の、単量体が有する反応性官能基と、架橋剤が有する該反応性官能基と反応する官能基の組み合わせの例もこれと同様である。
架橋体の平均粒子径は、実施例1に記載の方法により測定することができる。
本発明の架橋体(I)の製造方法は、任意であるが、N−ビニルラクタムを含む単量体成分を重合する工程(以下、「重合工程」ともいう)を含む製造方法で製造することが好ましい(本発明の架橋体(I−2)は上記重合工程を必須に含み製造される)。
開始剤の使用量をこのような割合とすることで、得られる重合体に含まれる未反応の単量体の割合を充分に少なくすることができる。
また、ポリプロピレン等の鉄を溶出させない材質の反応容器を用いることも好ましく、これらの材質の反応容器を用いることで、得られる重合体中に含まれる鉄分の含有量を少なくすることができる。
なお、乾燥温度は熱媒温度で規定するが、マイクロ波等熱媒温度で規定できない場合は材料温度で規定する。乾燥方法としては、乾燥温度が上記範囲内であれば特に限定されるものではなく、熱風乾燥、無風乾燥、減圧乾燥、赤外線乾燥、マイクロ波乾燥等を好適に用いることができる。中でも、熱風乾燥を用いることがより好ましい。熱風乾燥を用いる場合の乾燥風量は、好ましくは0.01〜10m/sec、より好ましくは0.1〜5m/secの範囲である。乾燥温度の範囲はより好ましくは110℃〜220℃、さらに好ましくは120℃〜200℃の温度範囲である。また、乾燥は、一定温度で乾燥してもよく、温度を変化させて乾燥してもよいが、実質、すべての乾燥工程は上記の温度範囲内でなされることが好ましい。
また、2回以上粉砕する場合には、それぞれの粉砕機は同じであっても異なっていてもよい。異なる種類の粉砕機を組み合わせて使うことも可能である。
上記後架橋工程において後架橋させる(重合後に架橋させる)方法としては、例えば、(i)重合工程で得られたN−ビニルラクタム系重合体にUV、γ線、電子線を照射する方法、(ii)重合工程で得られたN−ビニルラクタム系重合体に縮合剤のような反応促進剤を加えて自己架橋させる方法、(iii)重合工程で得られたN−ビニルラクタム系重合体に熱を加えて自己架橋させる方法、(iv)重合工程で得られたN−ビニルラクタム系重合体にラジカル発生剤を含有させた後、熱を加えて自己架橋させる方法、(v)重合工程で得られたN−ビニルラクタム系重合体にラジカル重合性架橋剤(架橋性単量体)およびラジカル重合開始剤を含有させた後、加熱および/または光照射する方法等が挙げられる。
なお、後架橋工程に供される重合体としては、単量体成分から製造したものを用いてもよく、市販の重合体を用いてもよい。
上記(iv)の方法において用いるラジカル発生剤としては、上述した重合工程において用いる重合開始剤と同様のものを用いることができる。重合開始剤のうち、過酸化水素、t−ブチルヒドロパーオキシド、t−ブチルパーオキシピバレート、オクタノイルパーオキサイド、サクシニックパーオキサイド、t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシマレイン酸等の過酸化物が好ましい。
上記のとおり、上記本発明の界面活性剤担持剤(I)は、上記本発明の架橋体(I)を含む。本発明の界面活性剤担持剤(I)は、本発明の架橋体(I)のみを含んでいてもよいが、その他の成分を含んでいてもよい。
本発明の界面活性剤担持剤(I)は、本発明の架橋体(I)を、例えば界面活性剤担持剤(I)100質量%に対して10質量%以上、100質量%以下含んでいてもよい。好ましくは、50質量%以上、99.8質量%以下含む。
本発明の界面活性剤担持剤(I)が本発明の架橋体(I)のみを含むものである場合についても、界面活性剤担持剤中の水分の含有量は上記範囲であることが好ましい。すなわち、本発明の架橋体(I)100質量%中の水分含有量も上記範囲であることが好ましい。
本発明の界面活性剤担持剤(I)が本発明の架橋体(I)のみを含むものである場合についても、界面活性剤担持剤中の鉄分の含有量は上記範囲であることが好ましい。すなわち、本発明の架橋体(I)100質量%中の鉄分含有量も上記範囲であることが好ましい。
鉄分の含有量を上記のような範囲にするためには、本発明の架橋体(I)を製造する際の重合開始剤として鉄を含む重合開始剤以外のものを用いることが好ましく、また、反応容器も、鉄分の溶出がない材質の反応容器を使用することが好ましい。
本発明の界面活性剤担持剤(I)が本発明の架橋体(I)のみを含むものである場合についても、界面活性剤担持剤中のN−ビニルラクタムの含有量は上記範囲であることが好ましい。すなわち、本発明の架橋体(I)100質量%中のN−ビニルラクタム含有量も上記範囲であることが好ましい。
本発明の界面活性剤担持剤(I)が本発明の架橋体(I)のみを含むものである場合についても、界面活性剤担持剤の吸液能力は上記範囲であることが好ましい。すなわち、本発明の架橋体(I)の吸液能力も上記範囲であることが好ましい。
本発明の界面活性剤担持剤(II)は、界面活性剤担持剤(I)であってもよいが、界面活性剤担持剤(I)における環状N−ビニルラクタム系架橋体を(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル系架橋体に置き換えた界面活性剤担持剤であってもよい。
このように、本発明の界面活性剤担持剤が予め界面活性剤及び/又は界面活性剤と相溶する溶剤を担持したものであることは、本発明の界面活性剤担持剤の好適な形態の1つである。
また、本発明の界面活性剤担持剤に予め界面活性剤及び/又は界面活性剤と相溶する溶剤を担持させたものを界面活性剤の吸収材として使用する使用方法もまた本発明の1つである。
更に、N−ビニルラクタムを含む単量体成分を重合して環状N−ビニルラクタム系架橋体を得る重合工程と、該重合工程で得られた環状N−ビニルラクタム系架橋体に界面活性剤及び/又は界面活性剤と相溶する溶剤を担持させる工程とを含む界面活性剤の吸収材を製造する方法もまた、本発明の1つである。この吸収材の製造方法における、N−ビニルラクタムを含む単量体成分を重合して環状N−ビニルラクタム系架橋体を得る重合工程は、上述した本発明の架橋体(I)の製造方法と同様に行うことが好ましい。
また、本発明の界面活性剤担持剤を含む化粧品を人体に塗布した場合、界面活性剤担持剤が吸液した水を徐放して保湿機能を発揮することも期待される。
架橋重合体約0.1gを正確に秤量し(質量W1(g))、4cm×5cmの不織布製のティーバッグの中に入れ、ヒートシールにより封入した。このティーバッグを、界面活性剤としてのリノール酸中に室温で浸漬した。24時間後にティーバッグを引き上げ、キムタオル(日本製紙クレシア株式会社製)の上に乗せて10秒間液切りを行った後、上記ティーバッグの質量(W2(g))を測定した。別途、同様の操作を架橋重合体を用いないで行い、そのときのティーバッグの質量(W0(g))をブランクとして求めた。次式に従って算出した吸液倍率を界面活性剤吸収能力とした。
吸液倍率(g/g)=(W2(g)−W0(g))/W1(g)
<平均粒子径の測定方法>
篩を上から目開きの大きい順に組み合わせ、最上の篩に架橋重合体を入れ、ミクロ形電磁振動ふるい器(筒井理化学器械株式会社製、M−2型)にて10分間振とうした。各篩に残留した混合物の質量を測定してから、各篩の目開きのサイズと該篩を通過できなかった粒子(該篩上に残留した粒子と、より大きな目開きの篩に残留した粒子を合わせたもの)の全体に対する質量比(残留百分率)Rを片対数グラフ(横軸:粒子径(対数目盛)、縦軸:残留百分率)にプロットし、R=50%に相当する粒子径を求めて平均粒子径とした。
蛍光X線装置Philips PW2404(Panalytical製)を用いて架橋重合体のFeイオン濃度の定量分析し、鉄分の含有量とした。
蛍光X線装置のX線源はRh、出力は電圧60kV、電流値66mAであった。測定範囲は55.5°から59.5°であり、He雰囲気下で測定を行った。
Fe濃度が既知の試料と架橋重合体試料の、Fe−K線の蛍光X線の強度比較により算出した。
架橋重合体において、150℃で揮発する成分が占める割合を水分含有量として表す。固形分との関係は以下の様になる。
水分含有量(質量%)=100−固形分(質量%)
固形分の測定は、以下のように行った。
底面の直径が約5cmの秤量缶(質量W3(g))に、約1gの架橋重合体を量り取り(質量W4(g))、150℃の無風乾燥機中において1時間静置し、乾燥させる。
乾燥後の秤量缶+架橋重合体の質量(W5(g))を測定し、以下の式より固形分を求めた。
固形分(質量%)=((W5(g)−W3(g))/W4(g))×100
<N−ビニルラクタム系単量体含有量の測定方法>
回転子を入れた容量110mlのスクリュー管に、約1.0gの重合体(質量W6(g))、約100gの脱イオン水(質量W7(g))を量り取り、密栓した。その後、室温下で、マグネチックスターラーを用いて16時間以上撹拌(回転数 600rpm)した。上記操作により、粒子状架橋重合体の残存N−ビニルラクタム系単量体を抽出した。この抽出液を、以下の条件で、液体クロマトグラフで定量分析した。
装置:資生堂「NANOSPACE SI−2」
カラム:資生堂「CAPCELLPAK C18 UG120」、20℃
溶離液:LC用メタノール(和光純薬工業株式会社製)/超純水=1/24(質量比)、1−ヘプタンスルホン酸ナトリウム 0.4質量%添加
流速:100μL/min
N−ビニルラクタム含有量(ppm)=測定値(ppm)×(W6(g)+W7(g))/W6(g)
N−ビニルピロリドン(株式会社日本触媒製)(以下、VPとも称する)50部、架橋性単量体としてシアヌル酸トリアリル(以下、CTAとも称する)0.2部(VPに対し0.18モル%)、脱イオン水117部を250mlポリプロピレン(以下「PP」とも称する)製容器に仕込んだ。次いで、マグネチックスターラーで撹拌を開始し、100ml/分で30分間窒素置換を行った。次いで、撹拌を継続しながら56℃まで昇温した。液温を56℃に安定させた後、開始剤として2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩(以下、「VA−044」とも称する)の10質量%水溶液を1.13部(VPとCTAの合計の使用量1モルに対し0.25g)添加し、重合を開始した。重合反応が進み、ゲルが生成した後、90℃で30分間熟成を行い、重合を終了した。得られたゲルを卓上ニーダー(株式会社中央理化製PNV-1H型)で解砕し、120℃で2時間乾燥を行うことにより、VP架橋重合体乾燥物を得た。次いで、得られた架橋重合体を粉砕機で目開き38μmのJIS標準篩を通過するまで粉砕して、粒子状のVP架橋重合体1(本発明の界面活性剤担持剤(1))を得た。
本発明の界面活性剤担持剤(1)のVP含有量は500ppm、鉄分の含有量は10〜15ppmであった。
次に、上記VP架橋重合体1(本発明の界面活性剤担持剤(1))に対し、界面活性剤の吸液倍率、平均粒子径、水分量を上記の測定方法にしたがってそれぞれ測定した。測定した諸性能を表1に示す。
VPを130.0部、架橋性単量体としてCTAを0.52部(VPに対し0.18モル%)、脱イオン水を304.6部、本体槽がステンレス(SUS304)製の卓上型ニーダー(株式会社中央理化製 PNV-1H型)に仕込んだ。次いで、100ml/分で30分間窒素置換を行った。次いで、窒素導入を30ml/分にし、56℃まで昇温した。液温を56℃に安定させた後、開始剤としてVA−044の15質量%水溶液を1.96部(VPとCTAの合計の使用量1モルに対し0.25g)添加し、重合を開始した。重合反応が進み、ゲルが生成した後、ニーダーのブレードを回転させてゲルを解砕しながら、90℃で60分間熟成を行い、重合を終了した。次いで、得られたゲルを120℃で2時間乾燥を行うことにより、VP架橋重合体乾燥物を得た。次いで、得られた架橋重合体を粉砕機で、目開き100μmのJIS標準篩を通過するまで粉砕して、粒子状のVP架橋重合体2(本発明の界面活性剤担持剤(2))を得た。
本発明の界面活性剤担持剤(2)のVP含有量は350ppm、鉄分の含有量10〜15ppmであった。
次に、上記VP架橋重合体2(本発明の界面活性剤担持剤(2))に対し、実施例1と同様の測定方法により各種物性(界面活性剤の吸液倍率、平均粒子径、水分量)を測定した。測定した諸性能を表1に示す。
VPを130.0部、架橋性単量体としてペンタエリスリトールトリアリルエーテル(ダイソー株式会社製、商品名:ネオアリルP−30M、ジエタノールアミン(株式会社日本触媒製)でpH6以上にして使用)を1.95部(VPに対し0.65モル%)、脱イオン水を307.9部、卓上型ニーダー(株式会社中央理化製 PNV-1H型)に仕込んだ。次いで、100ml/分で30分間窒素置換を行った。次いで、窒素導入を30ml/分にし、60℃まで昇温した。液温を60℃に安定させた後、開始剤として2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩(以下、「V−50」とも称する)の15質量%水溶液を3.52部(VPとペンタエリスリトールトリアリルエーテルの合計の使用量1モルに対し0.45g)添加し、重合を開始した。重合反応が進み、ゲルが生成した後、ニーダーのブレードを回転させてゲルを解砕しながら、90℃で60分間熟成を行い、重合を終了した。次いで、得られたゲルを120℃で2時間乾燥を行うことにより、VP架橋重合体乾燥物を得た。次いで、得られた架橋重合体を粉砕機で、目開き100μmのJIS標準篩を通過するまで粉砕して、粒子状のVP架橋重合体3(本発明の界面活性剤担持剤(3))を得た。
本発明の界面活性剤担持剤(3)のVP含有量は950ppm、鉄分の含有量は5〜10ppmであった。
次に、上記VP架橋重合体3(本発明の界面活性剤担持剤(3))に対し、実施例1と同様の測定方法により各種物性を測定した。測定した諸性能を表1に示す。
不純物としてエチレングリコールジアクリレートを0.2質量%含有するアクリル酸2−ヒドロキシエチル(株式会社日本触媒製)(以下、HEAとも称する)90部、脱イオン水209部を600mlのPP製容器に仕込んだ。次いで、マグネチックスターラーで撹拌を開始し、100ml/分で30分間窒素置換を行った。次いで、撹拌を継続しながら40℃まで昇温した。液温を40℃に安定させた後、開始剤としてV−50の20質量%水溶液を1.12部添加し重合を開始した。重合反応が進み、ゲルが生成した後、90℃で30分間熟成を行い、重合を終了した。得られたゲルを卓上ニーダー(株式会社中央理化製PNV-1H型)で解砕し、120℃で2時間乾燥を行うことにより、HEA架橋重合体乾燥物を得た。次いで、得られた架橋体を粉砕機で粉砕、分級して、HEA架橋重合体(比較架橋重合体1)を得た。実施例1と同様の測定方法により各種物性を測定した。測定した諸性能を表1に示す。
不純物としてエチレングリコールジアクリレートを0.2質量%含有するHEA30部、VP12.3部、架橋性単量体としてCTA0.05部、脱イオン水98.8部を250mlのPP製容器に仕込んだ。次いで、マグネチックスターラーで撹拌を開始し、100ml/分で30分間窒素置換を行った。次いで、撹拌を継続しながら50℃まで昇温した。液温を50℃に安定させた後、開始剤としてV−50の10質量%水溶液を1.5部添加し重合を開始した。重合反応が進み、ゲルが生成した後、90℃で30分間熟成を行い、重合を終了した。得られたゲルを卓上ニーダー(株式会社中央理化製PNV-1H型)で解砕し、120℃で2時間乾燥を行うことにより、HEA/VP架橋重合体乾燥物を得た。次いで、得られた架橋体を粉砕機で粉砕、分級して、HEA/VP架橋重合体(比較架橋重合体2)を得た。実施例1と同様の測定方法により各種物性を測定した。測定した諸性能を表1に示す。
還流冷却器、温度計、窒素ガス導入管、T.K.ホモジナイザー(撹拌機、特殊機化工業株式会社製)等を備えたフラスコに、分散安定剤としてのポリオキシエチレンアルキルスルホアンモニウム(第一工業製薬株式会社製、商品名:ハイテノールN−08)0.5部を脱イオン水400部に溶解してなる水溶液を仕込んだ。一方、ステアリルアクリレート99.5部と架橋性単量体としてのエチレングリコールメタクリレート(以下、EGDMAとも称する)0.5部を含む単量体組成物、重合開始剤(有機過酸化物)としての過酸化ラウロイル1.0部を混合してなる混合物を調製した。そして、フラスコ内の水溶液に上記混合物を添加した後、内容物を回転速度4000rpmで5分間、激しく撹拌することにより、均一な懸濁液を得た。次いで、フラスコ内に窒素ガスを吹き込みながら、該懸濁液を75℃に加熱し、同温度で2時間、撹拌しながらラジカル重合反応を行い、微粒子分散液を得た。次いで、微粒子分散溶液を自然沈降により固液分離した。得られたケーキを50℃で10時間乾燥熱風乾燥させることにより吸油性樹脂(比較架橋重合体3)を得た。実施例1と同様の測定方法により各種物性を測定した。測定した諸性能を表1に示す。ただし、比較架橋重合体3の平均粒子径はマルチサイザーIIIコールターカウンター(ベックマン・コールター株式会社製)を用いて、体積基準の粒度分布を計測し、得られた体積基準の粒度分布より算出した。
従来の吸液性樹脂である市販のポリアクリル酸系吸液性樹脂(株式会社日本触媒製、商品名:アクアリックCA、以下、比較架橋重合体4と記す)について、実施例1と同様の測定方法により各種物性を測定した。尚、上記比較架橋重合体4は、実施例1と同様に粉砕、分級し、VP架橋重合体と平均粒子径を揃えた。
実施例1で得られた本発明の界面活性剤担持剤(1)と、予めリノール酸で3倍膨潤((担持剤重量+吸液されたリノール酸)/担持剤重量=3)させた界面活性剤担持剤(1)のリノール酸吸液速度を測定した。
(界面活性剤吸液速度の測定方法)
VP架橋重合体約0.1g(予め界面活性剤としてのリノール酸を担持させた場合は、VP架橋重合体分が約0.1g)を正確に秤量し(質量W8(g))、4cm×5cmの不織布製のティーバッグの中に入れ、ヒートシールにより封入した。このティーバッグを、リノール酸中に室温で浸漬した。0.5〜2時間の間の3点において、ティーバッグを引き上げ、キムタオル(日本製紙クレシア株式会社製)の上に乗せて10秒間液切りを行った後、上記ティーバッグの質量(W9(g))を測定した。別途、同様の操作を架橋重合体を用いないで行い、そのときのティーバッグの質量(W10(g))をブランクとして求めた。次式に従って算出した吸液倍率を界面活性剤吸液能力とした。
吸液倍率(g/g)=(W9(g)−W10(g))/W8(g)
経過時間と界面活性剤吸液倍率の結果を表2に示す。
水と溶剤の混合溶液に対して、予め界面活性剤(リノール酸)を吸液させた本発明の界面活性剤担持剤を水と溶剤の混合溶液へ配合させた場合(配合1)と、界面活性剤を吸液させていない本発明の界面活性剤担持剤を水と溶剤の混合溶液へ配合させた場合(配合2)とを以下のようにして比較した。
(配合1)
実施例1で得られた本発明の界面活性剤担持剤(1)1gに1gのリノール酸を吸液(界面活性剤担持剤(1)のリノール酸吸液倍率2倍)させた。次いで、リノール酸を吸液させた界面活性剤担持剤(1)2gを、流動パラフィン50gと脱イオン水50gの混合液(質量比1対1)に添加し、混合溶液(1)とした。
(混合溶液(1)の評価)
混合溶液(1)を室温で24時間静置後の界面活性剤担持剤(1)の質量増加は、9g(2gから11gに変化)であった。重量増加は、脱イオン水を吸液したことによるものであった。
室温で24時間静置後の混合溶液(1)にリノール酸10gを添加し、室温で5時間静置した。静置後の界面活性剤担持剤(1)の質量増加は、10gであった。重量増加は、リノール酸を吸液したことによるものであった。
本発明の界面活性剤担持剤(1)1gを、流動パラフィン50gと脱イオン水50gの混合液(質量比1対1)に添加し、混合溶液(2)とした。
(混合溶液(2)の評価)
混合溶液(2)を室温で24時間静置後の界面活性剤担持剤(1)の質量増加は、22g(1gから23gに変化)であった。
室温で24時間静置後の混合溶液(2)にリノール酸10gを添加し、室温で5時間静置した。静置後の界面活性剤担持剤(1)の質量増加はなかった。
Claims (7)
- 界面活性剤吸液能力が10倍以上の界面活性剤担持剤。
- 環状N−ビニルラクタム系架橋体を含み、該環状N−ビニルラクタム系架橋体はN−ビニルラクタムに由来する構造単位を50〜100モル%有する、界面活性剤担持剤。
- N−ビニルラクタムの含有量が、界面活性剤担持剤100質量%に対して1〜1000ppmである、請求項1または2に記載の界面活性剤担持剤。
- 鉄分の含有量が界面活性剤担持剤100質量%に対して50ppm以下である、請求項1〜3のいずれかに記載の界面活性剤担持剤。
- 平均粒子径が0.1〜100μmである、請求項1〜4のいずれかに記載の界面活性剤担持剤。
- 水分含有量が界面活性剤担持剤100質量%に対して0.1〜5質量%である、請求項1〜5のいずれかに記載の界面活性剤担持剤。
- アニオン界面活性剤用の担持剤である、請求項1〜6のいずれかに記載の界面活性剤担持剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015252309A JP6937547B2 (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | 界面活性剤の担持剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015252309A JP6937547B2 (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | 界面活性剤の担持剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017113709A true JP2017113709A (ja) | 2017-06-29 |
JP6937547B2 JP6937547B2 (ja) | 2021-09-22 |
Family
ID=59232959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015252309A Active JP6937547B2 (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | 界面活性剤の担持剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6937547B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018008760A1 (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 株式会社日本触媒 | N-ビニルラクタム系架橋重合体、化粧料、インク用吸収剤及び吸収性複合体 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04323213A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-12 | Showa Denko Kk | 微粒子状の架橋型n−ビニルアミド樹脂及びミクロゲル、その製造法及び用途 |
JP2000212048A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-08-02 | Isp Japan Kk | 新規な増粘剤を含有するシャンプ―組成物 |
JP2006320821A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Kawamura Inst Of Chem Res | アニオン性化合物の吸着方法 |
JP2012072277A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Nippon Shokubai Co Ltd | 環状n−ビニルラクタム系架橋体およびその製造方法 |
US20120130028A1 (en) * | 2010-11-23 | 2012-05-24 | Basf Se | Process for the preparation of low-peroxide crosslinked vinyllactam polymer |
CN103881033A (zh) * | 2014-02-26 | 2014-06-25 | 成都理工大学 | 一种农作物秸秆染料吸附材料的制备方法 |
-
2015
- 2015-12-24 JP JP2015252309A patent/JP6937547B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04323213A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-12 | Showa Denko Kk | 微粒子状の架橋型n−ビニルアミド樹脂及びミクロゲル、その製造法及び用途 |
JP2000212048A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-08-02 | Isp Japan Kk | 新規な増粘剤を含有するシャンプ―組成物 |
JP2006320821A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Kawamura Inst Of Chem Res | アニオン性化合物の吸着方法 |
JP2012072277A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Nippon Shokubai Co Ltd | 環状n−ビニルラクタム系架橋体およびその製造方法 |
US20120130028A1 (en) * | 2010-11-23 | 2012-05-24 | Basf Se | Process for the preparation of low-peroxide crosslinked vinyllactam polymer |
CN103881033A (zh) * | 2014-02-26 | 2014-06-25 | 成都理工大学 | 一种农作物秸秆染料吸附材料的制备方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018008760A1 (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 株式会社日本触媒 | N-ビニルラクタム系架橋重合体、化粧料、インク用吸収剤及び吸収性複合体 |
WO2018008759A1 (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 株式会社日本触媒 | N-ビニルラクタム系架橋重合体、化粧料、インク用吸収剤及び吸収性複合体 |
US11173472B2 (en) | 2016-07-08 | 2021-11-16 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | N-vinyl lactam-based crosslinked polymer, cosmetic, absorbent agent for ink, and absorbent composite |
US11786763B2 (en) | 2016-07-08 | 2023-10-17 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | N-vinyl lactam-based crosslinked polymer, cosmetic, absorbent agent for ink, and absorbent composite |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6937547B2 (ja) | 2021-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11173472B2 (en) | N-vinyl lactam-based crosslinked polymer, cosmetic, absorbent agent for ink, and absorbent composite | |
JP2530668B2 (ja) | 改良された吸水性樹脂の製造法 | |
JPS648006B2 (ja) | ||
JP5980325B2 (ja) | 高い膨潤速度を有する吸水性ポリマー粒子の製造法 | |
JPS62227904A (ja) | 架橋された微粒状重合体の非連続的製法 | |
JP5509525B2 (ja) | 重合体微粒子の製造方法 | |
JP5042674B2 (ja) | ポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂の製造方法 | |
KR102562511B1 (ko) | 킬레이트제를 포함하는 흡수성 수지의 제조 방법 | |
JPH03195713A (ja) | 高吸水性ポリマーの製造法 | |
JP6876394B2 (ja) | N−ビニルラクタム系架橋重合体の製造方法及びn−ビニルラクタム系架橋重合体 | |
JP6937547B2 (ja) | 界面活性剤の担持剤 | |
JP2009074025A (ja) | 吸水性樹脂の製造方法 | |
JPH03195709A (ja) | 高吸水性ポリマーの製造法 | |
JP6706040B2 (ja) | 徐放性薬剤用ゲル化剤 | |
JP2012207139A (ja) | 吸収性樹脂の製法及び吸収性樹脂 | |
JP6694309B2 (ja) | 重合体複合組成物 | |
JP2016069439A (ja) | 新規架橋重合体およびその製造方法 | |
JP2019026697A (ja) | 重合性モノマー、並びに、それを用いたポリマー、ゲル及びゲル化方法 | |
WO2021132167A1 (ja) | 吸水性樹脂粒子、吸収体及び吸収性物品 | |
JP2024052478A (ja) | 架橋重合体 | |
JP2017185214A (ja) | 消臭剤 | |
JP2801141B2 (ja) | 吸水性樹脂の製造方法 | |
JP2021107509A (ja) | 皮脂捕捉用架橋ポリマー | |
JPH09111038A (ja) | 親水性ゲルおよび吸放湿材 | |
JPH03195708A (ja) | 高吸水性ポリマーの製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190730 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191001 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200417 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200707 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20201002 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20210511 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20210629 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20210727 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20210831 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20210831 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6937547 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |