JPH01151564A - 3−(4−クロロフエニル)−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)ブチロニトリル - Google Patents

3−(4−クロロフエニル)−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)ブチロニトリル

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JPH01151564A
JPH01151564A JP63266262A JP26626288A JPH01151564A JP H01151564 A JPH01151564 A JP H01151564A JP 63266262 A JP63266262 A JP 63266262A JP 26626288 A JP26626288 A JP 26626288A JP H01151564 A JPH01151564 A JP H01151564A
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カルル・ハインツ・ビユツヘル
Wolfgang Kraemer
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Purenperu Manfureeto
マンフレート・プレンペル
Wolfgang Dr Ritter
ボルフガング・リツター
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07D249/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D249/081,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な化合物である3−(4−クロロフェニル
)−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2
,4−トリアゾル−1−イル)−ブチロニトリル、その
製造方法及びその病気、殊に糸状菌症(Bcoses)
を防除する際の使用に関するものである。
あるトリアゾリルブチロニトリル例えば化合物3−(4
−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−メチル−4
−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−ブチロニト
リルが良好な抗糸状菌特性(antimycotic 
property)を持つことが既に開示されている(
ヨーロッパ特許第106.515号参照)。
しかしながら、これらの従来公知の化合物の活性はすべ
ての点で完全に満足できるものではない。
新規な式(I) の化合物である3−(4−クロロフェニル)−2゜2−
ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリア
ゾル−1−イル)−ブチロニトリル及びその生理学的に
許容し得る酸付加塩が見い出された。
式(I)の化合物は光学異性体または種々の組成の異性
体混合物の状態で存在し得る。純粋な異性体及び−異性
体混合物は共に本発明によるものである。
更に新規な化合物である式(I) の3−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−3
−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イ
ル)−ブチロニトリルは式(II)の化合物である3−
(4−クロロフェニル)−2゜2−ジメチル−3−ヒド
ロキシ−′4− (1,2,4−トリアゾル−1−イル
)−ブチルアルデヒドオキシムを適当ならば希釈剤の存
在下及び適当ならば反応補助剤の存在下で脱水剤と反応
させ、次に適当ならば酸を付加させる場合に得られる。
最後に新規な化合物である式(I)の3−(4−クロロ
フェニル) −2,2−X))9−ルー3−ヒドロキシ
−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−ブチロ
ニトリルが良好な抗微物、殊に良好な抗糸状菌特性を有
することが見い出された。
驚くべきことに、新規な化合物である式CI)の3−(
4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−3−ヒドロ
キシ〜4−(1,2,4−トリアゾル−I−イル)−ブ
チロニトリルは化学的に、そしてその作用に関して密接
な関係にある化合物である従来公知のトリアゾリルブチ
ロニトリル例えば3−(4−クロロフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−2−メチル−4−(1,2,4−)リアゾル
−1−イル)−ブチロニトリルよりある点で明らかに良
好な抗糸状菌活性を示す。
出発化合物として3−(4−クロロフェニル)−2,2
−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1゜2.4−1リ
アゾル−1−イル)−ブチルアルデヒドオキシム及び脱
水剤として無水酢酸を用いる場合、本発明による工程の
反応の径路は次式により表わし得る: 付加し得る酸には好ましくはハロゲン化水素酸例えば塩
酸及び臭化水素酸、殊に塩酸、更にリン酸、硝酸、硫酸
、−1二及び三官能性カルボン酸及びヒドロキシカルボ
ン酸例えば酢酸、マレイン酸、コハク酸、7マール酸、
酒石酸、クエン酸、サリチル酸、ソルビン酸及び乳酸、
スルホン酸例えばp−トルエンスルホン酸及び1,5−
ナフタレンジスルホン酸並びにまたサッカリンまたはチ
オサッカリンが含まれる。
本発明による工程を行う際に出発物質として必要とされ
る式(II)の化合物である3−(4−クロロフェニル
)−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2
,4−トリアゾル−1−イル)−ブチルアルデヒドオキ
シムは従来未知であった。
このものは式(III) の化合物である2−(4−クロロフェニル)−3−(1
,3−ジオキソラン−2−イル)−3−メチル−1−(
1,2,4−)リアゾル−1−イル)−ブタンー2−オ
ール(ドイツ国特許出願公開第3.242.236号及
びまた同第3,242,252号参照)を希釈剤例えば
エタノールの存在下にて0乃至40°C間の温度で酸例
えば水性塩酸と反応させ(またドイツ国特許出願公開第
3.334゜779号及び同第3.436.452号参
照)、そしてかくて得られる式(mV) の3−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−3
−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イ
ル)−ブチルアルデヒドを希釈剤例えばエタノールの存
在下にて20乃至100℃間の温度でヒドロキシルアミ
ン塩酸塩と反応させる場合に得られる。
本発明による工程は適当な脱水剤の存在下で行う。適当
なものにはすべての通常の脱水剤がある〔これに関して
は例えばC,フェリ(Ferri)  r有機合成の反
応(Reaktionen der organisc
henSynthese) J 572頁;チーメ・ベ
ルラグ、シュツツツガルト(Thie+++e Ver
lag Stuttgart) l 978参照]。無
水カルボン酸例えば無水酢酸を殊に有利に用いる。
製造工程を行う際に適する希釈剤は不活性有機溶媒であ
る。殊に、これらのものには脂肪族、環式脂肪族または
芳香族の、随時ハロゲン化されていてもよい炭化水素例
えばベンジン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロ
ベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘキサン、
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、エーテル
例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロ7
ランまたはエチレングリコールジメチルエーテルもしく
はエチレングリコールジエチルエーテル或いはエステル
例えば酢酸エチルが含まれる。
また液体の脱水剤を用いる場合、これらのものを同時に
希釈剤として適当な過剰量で用いることができる。
製造工程は場合によっては適当な反応補助剤の存在下で
行う。適当なものには無機または有機塩基がある。これ
らのものには例えばアルカリ金属の炭酸塩または酢酸塩
例えば炭酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸カリウム
または炭酸水素ナトリウム、及びまた第三級アミン例え
ばトリエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、ピリ
ジンまたはN、N−ジメチルアミノピリジンが含まれる
しかしながらまた、反応補助剤を加えずに製造工程を行
うこともできる。
製造工程を行う場合に、反応温度は比較的広い範囲内で
変え得る。一般に、工程は0乃至1200C間の温度、
好ましくは40乃至110℃間の温度で行う。
製造工程を行う場合、式(If)のオキシム1モル当り
一般に1.0〜50.0モル、好ましくは1゜0〜1O
00モルの脱水剤及び適当ならば1.0〜5.0モル、
好ましくは1.0〜2.5モルの反応補助剤を用いる。
反応を行い、そして常法により反応生成物を処理し、単
離する。
次の酸が式(I)の化合物の生理学的に許容し得る酸付
加塩の製造に好適に適している:ハロゲン化水素酸例え
ば塩酸及び臭化水素酸、殊に塩酸、更にリン酸、硝酸、
硫酸、−1二及び三官能性カルボン酸及びヒドロキシカ
ルボン酸例えば酢酸、マレイン酸、コハク酸、7マール
酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、ソルビン酸及び乳
酸、スルホン酸例工ばp−トルエンスルホン酸及び1.
5−ナフタレンジスルホン酸並びにまたサッカリンまた
はチオサッカリン。
式(I)の化合物の酸付加塩は通常の塩生成方法により
、例えば式(I)の化合物を適当な不活性溶媒に溶解し
、そして酸例えば塩酸を加えることにより簡単に得るこ
とができ、簡単な方法で、例えば濾過することにより公
知の方法で単離することができ、そして適当ならば不活
性有機溶媒で洗浄することにより精製できる。
本発明による式(I)の化合物及びその酸付加塩は抗微
生物作用、殊に強い抗糸状菌作用を示す。
これらの化合物は極めて広い抗糸状菌作用スペクトルを
有し、特に皮膚糸状菌(Dermotophytes)
及び分芽菌(Blastomyces)並びに二相菌(
biphase)に対して、例えばカンジダ種(Can
dida 5pecies)例えば鵞ロ癒カンジダ菌(
Candida albicans)、表皮菌種(Ep
idermorphyton 5pecies)例えば
有毛表皮菌(Epidermorphton floc
cosum) 、アスペルギルス種(Aspergil
lus 5pecies)例えば黒色麹菌クロカビ(A
spergillus nigre)及び明色麹菌ケム
カビ(Aspergillus fumigatus)
 、白解菌種(Trichophton 5pecie
s)例えば毛唐白解菌(Trichophyton m
entagrophytes) 、小胞子菌種(Mic
rosporon 5pecies)例えば猫小胞子菌
(Microsporon felium)及びトルロ
プシス種(Torulopsis 5pecies)例
えばトルロプシスφゲラブラタ(Torulopsis
 glabrata)に対して広い抗糸状菌活性を有す
る。これらの微生物の表示は、防除しうる細菌を限定す
るものでなく、単なる例示にすぎない。
人間の医薬における適用分野について挙げうる例は次の
通りである二毛逅白痔菌(Trichophyjonm
entagrophytes)および白鮮菌属(Tr 
1chophyton)の他の種、小胞子菌属(Mic
rosporon)の種、有毛表皮菌(Epiderm
ophytonfloccosum) 、分芽菌属(b
lastomyces)および二相菌(biph’as
e fungi)ならびにまた叢生菌(Hyphomy
cetes)によって起こされる皮膚糸状菌症および全
身的糸状菌症。
獣医薬における適用分野について挙げうる例は次の通り
である:すべでの皮膚糸状菌症および全身的糸状菌症、
特に前述の病原菌によって引き起こされるもの。
本発明には、無毒性の不活性な製薬学的に適する賦形剤
に加えて、1種またはそれ以上の本発明における活性化
合物を含有するか、或いは1種またはそれ以上の本発明
における化合物からなる製薬学的調製物、並びに該調製
物の製造方法が含まれる。
また、本発明には投与単位形態における製薬学的調製物
が含まれる。投与単位形態とは調製物が個々の部分の形
態、例えば錠剤、糖衣光、カプセル剤、大割、坐薬及び
アンプル剤であり、その活性化合物の含有量が個々の投
薬量の分数または倍数に相当することを意味する。投薬
単位は例えば1.2.3または4倍の個々の投薬量、或
いは投薬量の%、%またはZを含むことができる。個々
の投薬量は好ましくは1回に投与する活性化合物量及び
通常1日当りの投薬量の全部、%、%または%に相当す
る活性化合物量を含有する。
無毒性の不活性な製薬学的に適する賦形剤とは、固体、
半固体または液体の希釈剤、充填剤及び種々の配合補助
剤であることを理解されたい。
好ましい薬剤調製物として錠剤、糖衣光、カプセル剤、
大割、粒剤、坐薬、溶液、懸濁液及び乳液、塗布剤、軟
膏、ゲル、クリーム、ローション、粉剤及びスプレーを
挙げることができる。
錠剤、糖衣光、カプセル剤、大割及び粒剤には普通の賦
形剤、例えば(a)充填剤及び伸展剤、例えば澱粉、ラ
クトース、スクロース、グルコース、マンニトール及び
ケイ酸、(b)結合剤、例えばカルボキシメチルセルロ
ース、アルギン酸塩、ゼラチン及びポリビニルピロリド
ン、(C)ヒューメクタント、例えばグリセリン、(d
)崩壊剤例えば寒天、炭酸カルシウム及び重炭酸ナトリ
ウム、(e)溶解遅延剤例えばパラフィン、(「)再吸
収促進剤、例えば第四級アンモニウム化合物、(g)湿
潤剤、例えばセチルアルコール及びグリセリンモノステ
7レー)、(h)吸収剤、例えばカオリン及びベントナ
イト、並びに潤滑剤、例えばタルク、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸マグネシウム及び固体のポリエチ
レングリコール、或いは(a)〜(i)に示した物質の
混合物と共に活性化合物の1種または複数種を含ませる
ことができる。
錠剤、糖衣光、カプセル剤、大割及び粒剤には、随時不
透明化剤を含む普通の被覆及び殻を与えることができ、
またこれらのものは活性化合物の1種または複数種のみ
を或いは腸管の成る部分で、場合によっては長時間にわ
たって放出するような組成物であることができ、使用し
得る埋め込まれる組成物の例は重合体状物質及びロウで
ある。
また活性化合物の1種または複数種を場合によっては1
種またはそれ以上の上記賦形剤と共にマイクロカプセル
状につくることができる。
坐薬には、活性化合物の1種または複数種に加えて、普
通の水溶性または非水溶性賦形剤、例えばポリエチレン
グリコール、脂肪、例えばカカオ脂肪、及び高級エステ
ル(例えばC1,−脂肪酸による0、4−アルコール)
、またはこれらの物質の混合物を含ませることができる
軟膏、塗布剤、クリーム及びゲルには、活性化合物の1
種または複数種に加えて、普通の賦形剤、例えば動物及
び植物脂肪、ロウ、パラフィン、殿粉、トラガカント、
セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコー
ン、ベントナイト、ケイ酸、タルク並びに酸化亜鉛、ま
たはこれらの物質の混合物を含ませることができる。
粉剤及びスプレーには、活性化合物のlitまたは複数
種に加えて、普通の賦形剤、例えばラクトース、タルク
、ケイ酸、水酸化アルミニウム、ケイ酸カルシウム及び
ポリアミド粉末、またはこれらの物質の混合物を含ませ
ることができる。スプレーには追加的に普通の噴射基剤
例えばクロロフルオロ炭化水素を含ませることができる
溶液及び乳液には、活性化合物の1種または複数種に加
えて、普通の賦形剤、例えば溶媒、溶解遅延剤及び乳化
剤、例えば水、エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、
安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1.3−ブ
チレングリコール、ジメチルホルムアミド、油、特に綿
実油、落花生油、オリーブ油、ヒマシ油及びゴマ油、グ
リセリン、グリセリン−ホルマール、テトラヒドロフル
フリルアルコール、ホリエチレングリコール並びにソル
ビタンの脂肪酸エステル、またはこれらの物質の混合物
を含ませることができる。
非経口投与に対しては、溶液及び乳液はまた血液と等張
である無菌の状態であることができる。
懸濁液には、活性化合物の1種または複数種に加えて、
普通の賦形剤、例えば液体希釈剤、例えば、水、エチル
アルコールもしくはプロピルアルコール、懸濁剤、例え
ばエトキシル化されたイソステアリルアルコール、ポリ
オキシエチレンソルビトールエステル及びソルビタンエ
ステル、微結晶性セルロース、メタ水酸化アルミニウム
、ベントナイト、寒天及びトラガカント、或いはこれら
の物質の混合物を含ませることができる。
また、上記の調製物形態には着色剤、保存剤及び臭気と
風味を改警する添加物、例えばハツカ油及びユーカリ油
、並びに甘味料、例えばサッカリンを含ませることもで
きる。
治療的1こ活性な化合物は好ましくは上記の薬剤調製物
中に全混合物の0.1〜99.5重量%、好ましくは0
.5〜95重量%の濃度で存在すべきである。
また、上記の薬剤調製物には、本発明における活性化合
物に加えて、他の薬剤的に活性な化合物を含ませること
ができる。
上記の薬剤調製物は公知の方法による普通の方法におい
て、例えば活性化合物の1種または複数種を賦形剤の1
種または複数種と混合することによって製造される。
また、本発明には本発明における活性化合物の用途並び
に上記の病気の予防、救済及び/または治療のために医
薬及び獣医薬として、本発明における活性化合物の1種
またはそれ以上を含有する薬剤調製物の用途が含まれる
活性化合物または薬剤調製物を局所的、経口的、非経口
的、腹腔内及び/または肛門部、好ましくは非経口的、
殊に静脈内に投与することができる。
一般に医薬及び獣医薬の双方において、所望の成果を得
るために、本発明における活性化合物の1種または複数
種を場合によっては数回に分けて24時間当り合計量2
.5〜200 mg/kg体重、好ましくは5〜150
 mg/ kg体重の量を投与することが有利であるこ
とがわかった。
経口投与の場合、本発明における活性化合物を24時間
当り約2.5〜200mg/kg体重、好ましくは5〜
150 mg/ kg体重の合計量で投与し、非経口投
与の場合、本化合物を24時間当り約2.5〜50mg
/kg体重、好ましくは1〜25a+g/ kg体重の
合計量で投与する。
しかしながら、上記の投薬量からはずれる必要があり、
殊にそのことは処置を受ける患者の種類及び体重、病気
の性質及び重さ、調製物のタイプ及び薬剤の投与タイプ
、並びに投与する時期または間隔に依存する。かくして
、成る場合には活性化合物の上記の最少投薬量より少な
い量を用いて十分であり、一方他の場合には、活性化合
物の上記量の上限を超えなければならない。活性化合物
の必要とする殊に最適投薬量及び投与方法は当該分野に
精通せる者にとってはその専門知識によって容易に決定
することができる。
製造実施例 CH,CH。
■ 無水酢酸500Illl中の3−(4−クロロフェニル
)−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2
,4−)リアゾル−■−イル)−ブチルアルデヒドオキ
シム(ドイツ国特許出願公開第3゜334.779号と
同様に製造)46.3j?  (0゜15モル)を環流
温度で3時間加熱し、次に真空中で濃縮し、残渣をジク
ロロメタン300−中に取り入れ、水苔200mβで3
回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして真空中で
濃縮した。残渣はジエチルエーテルと撹拌した際に結晶
化した。
融点123〜124°Cの3−(4−クロロフエニル)
−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4’−(1,2
,4−)リアゾル−1−イル)−ブチロニトリル26.
1j?  (理論値の60%)が得られIこ 。
使用例 次の使用例において比較物質として下記の化合物を用い
た。
3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−メ
チル−1−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)ブチ
ロニトリル (ヨーロッパ特許第106,515号から公知)実験方
法: 平均5XIO”バクテリア/ mj2基質のバタテリア
接種量を用いて試験管内試験を行った。栄養媒質として
ミグ(Kimmig)媒質を用いた。
接種温度は28℃であり、そして接種期間は酵母に関し
ては24〜96時間、そして皮膚糸状菌及び叢生菌に関
しては96時間であった。
この試験において、本発明による式(I)の化合物でt
63−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−3
−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イ
ル)−ブチロニトリルは本分野で公知の比較化合物(A
)より明らかに良好な抗糸状菌活性を示した。その結果
を第A表に示す。
実施例B マウスカンジダ症における抗糸状菌生体内活性(経口) 実験方法: 5PF−CF、タイプのマウスに生理的食塩水中に懸濁
させた、lXl0’個の対数的に生長したカンジダ細胞
を静脈内に接種した。感染と同時に、動物を各々の場合
に5.0mg/kg体重の調製物を用いて経口治療した
治療を5日間続け:毎日の投与量は各々の場合に5.0
mg/kg体重2回であった。
未処置動物は感染3〜6日後に死亡した。感染6日後の
生存率は未処置対照動物において約5%であった。
この試験において、本発明による式(I)の化合物は良
好な作用を示し、−力木分野で公知の化合物(A)は何
ら作用を示さなかった。その結果を第8表に示す。
Cシ #−棲  知  棲  ト  く t+1@   佃  t+17S   ば×  l  
l  次  ま  竿 0  ロ  0  ロ  ロ  旬 ロ  co   ロ  寸  マ  匪二  ソ  u
  !、2  二  戻寥 #1  寥  邸  帛 
 龜 ニ  ニ  ュ  ニ  ニ  罰 ロ  co   to   co   co   見斑
 嶽 嶽 瞭 嶽 戚 愉 @ 愉 愉 愉 簑 II II HII It II 四 と 8            町 実施例C 実験方法: ピルブライト(Pirbright)白色株の白色のモ
ルモットにその剃られた、乱切されていない背に毛η白
解菌(Trichophyton mentagrop
hytes)の小胞子及び小胞子懸濁液を接種した。
接種された動物を感染した日から始めて毎日1回2.5
a+g/kg体重の調製物を用いて経口的に治療した。
治療を10日間統け;毎日の投薬量は各々の場合に1回
2.5mg/kg体重であった。
未処置動物において、白層症の代表的な像は感染後12
日間以外に感染の部位で赤味を帯び、落屑し、そして全
体的に外皮が欠陥を受けるまでに毛が脱ける程度に発展
した。
この試験において、例えば本発明による式(I)の化合
物は良好な作用を示し、−力木分野で公知の化合物Aは
何ら作用を示さなかった。その結果を第0表に示す。
C般 B44   琥     慣  シ ニ  −3C叩  駕  く 町 社 く             旺 実施例D/調製物 l)溶液: 式(I)による活性化合物:     10.?アルコ
ール、純粋(96%’):    300.9ミリスチ
ン酸イソプロピル:    52692)クリーム: 式(I)による活性化合物:     102Arla
cel 60 :            20&(モ
ノステアリン酸ソルビタン) ノステアリン酸ソルビタン) エステルの混合物) リルアルコールの混合物) Eutanol G:           1357
(2−オクチルドデカノール) ベンジルアルコール:102 水、脱イオン化:       」堕L本発明による主
なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1、式(I) CH,CI。
の3−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−3
−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イ
ル)−ブチロニトリル。
2、式(II[) の2−(4−クロロフェニル)−3−(1,3−ジオキ
ソラン−2−イル)−3−メチル−1−(1,2,4−
トリアゾル−1−イル)−ブタン−2−オールを酸と反
応させ、がくて得られる式%式% ルーl−イル)−ブチルアルデヒドを希釈剤の存在下で
ヒドロキシルアミン塩酸塩と反応させ、そしてかくて得
られる式(n) ノオキシムを脱水剤を用いて3−(4−クロロフェニル
)−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2
,4−トリアゾル−1−イル)−ブチロニトリル(I)
に脱水することを特徴とする、化合物(I[[)からの
3−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−3−
ヒドロキシ−4−(1゜2.4−1−リアゾル−1−イ
ル)−ブチロニトリルの製造方法。
3、病気を防除する際の3−(4−クロロ7xニル)−
2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2,4
−トリアゾル−1−イル)−ブチロニトリル及びその生
理学的に許容し得る酸付加塩。
4、糸状菌症を防除する際の3−(4−クロロフェニル
)−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,’
2.4−1−リアゾルー1−イル)−ブチロニトリル及
びその生理学的に許容し得る酸付加塩。
5.3−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−
3−ヒドロキシ−4−(1,2,4−)リアゾル−1−
イル)−ブチロニトリル及びその生理学的に許容し得る
酸付加塩を含む薬剤。
6.3−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−
3−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾルー1−
イル)−ブチロニトリル及びその生理学的に許容し得る
酸付加塩を含む抗糸状菌剤。
7、病気を防除する際の3−(4−クロロ7エ二ル)−
2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2,4
−1−リアゾル−1−イル)−ブチロニトリル及びその
生理学的に許容し得る酸付加塩の使用。
8、糸状菌症を防除する際の3−(4−クロロフェニル
)−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2
,4−トリアゾル−1−イル)−ブチロニトリル及びそ
の生理学的に許容し得る酸付加塩。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) の3−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−3
    −ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イ
    ル)−ブチロニトリル。 2、式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) の2−(4−クロロフェニル)−3−(1,3−ジオキ
    ソラン−2−イル)−3−メチル−1−(1,2,4−
    トリアゾル−1−イル)−ブタン−2−オールを酸と反
    応させ、かくて得られる式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) の3−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−3
    −ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イ
    ル)−ブチルアルデヒドを希釈剤の存在下でヒドロキシ
    ルアミン塩酸塩と反応させ、そしてかくて得られる式(
    II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) のオキシムを脱水剤を用いて3−(4−クロロフェニル
    )−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2
    ,4−トリアゾル−1−イル)−ブチロニトリル( I
    )に脱水することを特徴とする、化合物(III)からの
    3−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−3−
    ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イル
    )−ブチロニトリルの製造方法。 3、病気を防除する際の3−(4−クロロフェニル)−
    2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2,4
    −トリアゾル−1−イル)−ブチロニトリル及びその生
    理学的に許容し得る酸付加塩。 4、3−(4−クロロフェニル)−2,2−ジメチル−
    3−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−
    イル)−ブチロニトリル及びその生理学的に許容し得る
    酸付加塩を含む薬剤。 5、病気を防除する際の3−(4−クロロフェニル)−
    2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2,4
    −トリアゾル−1−イル)−ブチロニトリル及びその生
    理学的に許容し得る酸付加塩の使用。
JP63266262A 1987-10-30 1988-10-24 3−(4−クロロフエニル)−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)ブチロニトリル Pending JPH01151564A (ja)

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DE19873736773 DE3736773A1 (de) 1987-10-30 1987-10-30 3-(4-chlorphenyl)-2,2-dimethyl-3-hydroxy-4- (1,2,4-triazol-1-yl)-butyronitril
DE3736773.0 1987-10-30

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JP3471831B2 (ja) * 1991-12-09 2003-12-02 富山化学工業株式会社 新規なトリアゾール誘導体およびその塩

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