JPH01151458A - 半導体レーザ医療装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は治療用半導体レーザ光の皮膚表面の反射光を利
用して、正確に治療点の部位にレーザ光を照射すること
を可能にし、かつ治療効果を確認して、自動的にレーザ
光を停止することを可能にした半導体レーザ医療装置に
関するものである。

従来の技術 一般に微弱レーザ光（数ｍＷ〜数１ｏｍｂ）を生体の治
療点（東洋医学でつぼと呼ばれている。）に照射するこ
とにより肩こりや神経痛等の痛みが緩解されることはよ
く知られている。又生体皮膚表面でのレーザ光の反射率
を測定することにより前記治療点（いわゆるつぼと呼ば
れている。）を探索することもよく知らｎている。しか
し一般の使用者にとって、正確に治療点（いわゆるつぼ
）を探し当てることはむつかしく、又そのレーザ治療に
よる治療効果を把握することは困難であり必要以上のレ
ーザ光を患部に照射することになる。

従来例として、実公Ｂｆ３６０−３３９６７号公報に皮
膚抵抗を測定して、治療ポイントを探索し、レーザを照
射することが開示されている。本従来例では生体に電気
を通電させるため個人差等により皮膚及びその周辺部位
の細胞が破壊される現象が見られる欠点を有している。

又治療点の検出は近傍の皮膚より電気抵抗の低い部位を
電気的に行なっているが、生体部位及び個人差により生
体の電気抵抗はＩＯＫΩから１ＭΩとばらつきが太きく
治療点と治療点の近傍部位の電気抵抗の大小全判断する
基準値を感度調整用ボリュームにより測定部位ごと及び
個人差により、逐次調整しなければならない等の欠点を
有している。

発明が解決しようとする問題点 本発明は上記従来例にみられる欠点全なぐし、無侵襲で
より簡便に治療点の探索全可能にし、かつ治療効果の確
認と、必要以上のレーザ光照射全防止する装置を提供す
るものでちる。

問題点を解決するための手段 本発明は半導体レーザと、前記レーザ光を平行光線にす
る光学レンズ系と、前記平行レーザ光を集束するための
光学レンズ系と、生体皮膚表面より乱反射されるレーザ
光を検出する光ディテクターと、前記光ディテクターの
出力電圧を演算するｃｐｕと、前記ｃｐｕからの指示に
より治療点であることの指示及び治療度合を検出し、レ
ーザ照射を停止する回路とで主として構成されてなる半
導体レーザ医療装置　て”石３゜ 作用 治療用レーザ光の生体皮膚表面からの反射率を測定する
ことにより、レーザ照射のポイントを容易に探索でき、
かつ、治療効果の確認ができ、レーザ照射を自動的に停
止するようになっているため、不必要なレーザ照射を防
止することができる。

実施例 本発明の実施例について、以下図面に従って説明する。

第１図は本発明の一実施例の半導体レーザによる半導体
レーザ医療装置の全体図であり、半導体を駆動するため
の電源と、光ディテクターからの出力電圧を演算するｃ
ｐｕ回路が組込まれた本体１と、半導体レーザと、光デ
ィテクターと、前記半導体レーザ５駆動回路と、前記光
ディテクターの出力電圧を処理する回路が組込まれたグ
ローブ３と、本体１とグローブ３を電気的に接続するケ
ーブル２とで構成されている。

第２図はグローブ３の詳細断面図である。基台７には半
導体レーザ５と、そのレーザ光を平行光線にするため光
学レンズ６と、前記平行光線を集束するための光学レン
ズ９と、前記レーザ光が生体１１を透過するが一部乱反
射される。その反射光線１４を検出する光デイテクタ−
８が取りつけられ、外ケース４に固定されている。

レーザ光線１２の焦点位置Ｆの位置確認と危険防止のた
めの保護カバー１０が外ケース４に固定されている。

第３図は半導体レーザの、駆動回路及び光デイテクタ−
８の出力電圧の処理回路に関するブロックダイヤグラム
である。半導体レーザ６から照射されたレーザ光１２は
生体１１で一部乱反射され、反射光線１４となり光デイ
テクタ−８に入力される。入力された光量に応じて光デ
イテクタ−８より電圧量として出力され、アンプ１５で
増幅されてｃｐｕ１６に入力される。Ｃｐｕｌ６には外
部タイマー１７により初期の光デイテクタ−８の出力電
圧の平均値を（約１秒間）メモリさせその後グローブ３
を生体皮膚に沿って移動させた時の光デイテクタ−８の
出力電圧を計測し前記メモリされた電圧との比を演算さ
せる。前記電圧比が設定１８で予め設定された量を越え
ると、Ｃｐｕｌ　６よりアンプ２０？経由してブザー２
１に電圧が印加され警報音を発し、治療点（東洋医学で
いうつぼ）であることが告知され、その時の生体部位に
プローブ４を手腕等で固定して、レーザ治療を開始する
。更にＣｐｕ１６は前記警報音奮発した時の光デイテク
タ−８の出力電圧を記憶する。レーザを照射することに
より前記治療部位でのレーザ光の反射率は治療効果に応
じて変化するので、その後に生体より乱反射される反射
光線１４′ｆｃ光デイテクター８で連続的に出力電圧を
検出して、前記Ｃｐｕ１６で記憶された電圧との比を同
様ｃｐｕ１６で演算し、設定１って予め設定さｎた値と
前記電圧比と比較し、同値又はそれ以上になったとき、
（目標の治療効果が得られたことを意味すｂ）半導体レ
ーザ５を駆動するＣｐｕ２４に指示して、半導体レーザ
５への電源１ＯＦＦにする。Ｃｐｕ２４は電源スィッチ
２３を介し電源２２により、駆動され、設定２５．２６
により、複数のモードで半導体レーザ６に電気を供給す
る。

尚安全性の確保と、前記生体からの反射光のスタート時
の設定のため、保護カバー１０（第２図）の生体と接触
する先端部にタッチセンサー（図示せず）を設け、保護
カバー１０が生体１１に接しないと、レーザ光が照射し
ないような構造になっていることが望ましい。

発明の効果 半導体レーザ医療装置において、治療点を正確に探し出
すことができ、かつ治療効果の確認ができ、不必要に多
くレーザ照射することを防止することができ、安全かつ
効果的な治療が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の半導体レーザ医療装置の全
体図、第２図は同装置のプローブの断面図で、第３図は
同装置の半導体レーザの駆動回路及び光ディテクターの
出力電圧の処理回路に関するブロックダイヤグラムであ
る。 ４・・・・・・外ケース、５・・・・・・半導体レーザ
、６・・・・・・光学レンズ、７・・・・・・基台、８
・・・・・・元ディテクター、９・・・・・・光学レン
ズ、１ｏ・・・・・・保護カバー、１１・・・・・・生
体、１２・・・・・・レーザ光、１３・・・・・・透過
光線、１４・・・・・・反射光線。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）半導体レーザと、前記半導体レーザの出力光を平
   行光線にするための光学レンズと、前記平行光線を集束
   する光学レンズと、前記平行光線の生体からの反射光を
   検出する光ディテクターとを支持する基台をプローブに
   固定したことを特徴とする半導体レーザ医療装置。
2. （２）生体皮膚表面より反射されるレーザ光の光量を前
   記光ディテクターで検出し、その検出値を記憶させ、そ
   の後に同様に反射されるレーザ光の光量を前記光ディテ
   クターにより連続的に検出し、その検出値と前記で記憶
   させた光量との比を演算し、予め設定された光量比の値
   より大きくなった時に、警報音を発する回路を備えた特
   許請求の範囲第１項に記載された半導体レーザ医療装置
   。
3. （３）生体皮膚表面より反射される初期レーザ光の光量
   を前記光ディテクターで検出し、その検出値を記憶させ
   、その後に同様に反射されるレーザ光の光量を前記光デ
   ィテクターにより連続的に検出し、その検出値と前記で
   記憶させた光量との比を演算し、予め設定された第１の
   光量比の値より大きくなった時の光量を再度記憶させ、
   更にその後に生体皮膚表面より反射されるレーザ光の光
   量と前記再度記憶された光量との比を演算し、その比が
   予め設定された第２の光量比の値と同じ又はそれ以上に
   なった時レーザ光の照射を停止させる回路を備えた特許
   請求の範囲第１項に記載された半導体レーザ医療装置。