JP2639167B2 - レーザ治療器 - Google Patents
レーザ治療器Info
- Publication number
- JP2639167B2 JP2639167B2 JP2088531A JP8853190A JP2639167B2 JP 2639167 B2 JP2639167 B2 JP 2639167B2 JP 2088531 A JP2088531 A JP 2088531A JP 8853190 A JP8853190 A JP 8853190A JP 2639167 B2 JP2639167 B2 JP 2639167B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- probe
- treatment device
- laser light
- intensity
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は低エネルギの赤外線レーザ光を生体に照射
し、患部の治療を行なうレーザ治療器に関する。
し、患部の治療を行なうレーザ治療器に関する。
従来の技術 従来、この種のレーザ治療器は第２図に示すような構
成であった。すなわち図に示すようにレーザ治療器はレ
ーザ光出射部８を備えたプローブ７と、その制御部を内
蔵する本体１を、その操作状態の設定状況あるいは操作
状況を示す表示部６とで構成され、本体１の上部には電
源スイッチ２を設けていた。このような従来のレーザ治
療器では、レーザ光の強度を測定するために、レーザ光
受光センサ部９を表示部６の近傍に設け、プローブ７を
差し込むことによってレーザ光強度に測定していた。
成であった。すなわち図に示すようにレーザ治療器はレ
ーザ光出射部８を備えたプローブ７と、その制御部を内
蔵する本体１を、その操作状態の設定状況あるいは操作
状況を示す表示部６とで構成され、本体１の上部には電
源スイッチ２を設けていた。このような従来のレーザ治
療器では、レーザ光の強度を測定するために、レーザ光
受光センサ部９を表示部６の近傍に設け、プローブ７を
差し込むことによってレーザ光強度に測定していた。
そして、レーザ光強度が治療に適当であれば、つぎの
工程に移るように操作していた。なお、図中の３はプロ
ーブ７の収納部である。
工程に移るように操作していた。なお、図中の３はプロ
ーブ７の収納部である。
発明が解決しようとする課題 このような従来のレーザ治療器では、使用前にレーザ
光の出力強度を測定するために、プローブ７をいちいち
受光センサ部９にはめ込み、レーザ光強度を測定するこ
とが必要であった。とくにレーザ治療器は東洋医学的鍼
灸療法に類似しているといわれていることもあり、近い
将来鍼灸師が使用することも考えられる。その場合、全
国で約20,000名といわれる目の不自由な鍼灸師にとって
は、レーザ光強度の測定はわずらわしい操作となる。な
おレーザ波長が可視域でない赤外線レーザ治療器におい
てはこの操作は必ず必要である。
光の出力強度を測定するために、プローブ７をいちいち
受光センサ部９にはめ込み、レーザ光強度を測定するこ
とが必要であった。とくにレーザ治療器は東洋医学的鍼
灸療法に類似しているといわれていることもあり、近い
将来鍼灸師が使用することも考えられる。その場合、全
国で約20,000名といわれる目の不自由な鍼灸師にとって
は、レーザ光強度の測定はわずらわしい操作となる。な
おレーザ波長が可視域でない赤外線レーザ治療器におい
てはこの操作は必ず必要である。
本発明はこのような課題を解決するもので、レーザ治
療器を使用する前に行なうレーザ光強度の測定を自動化
して、使用者の不便を除去し、安全性を確保することを
目的とするものである。
療器を使用する前に行なうレーザ光強度の測定を自動化
して、使用者の不便を除去し、安全性を確保することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、レーザ光出射部
を備えたプローブを収納するプローブ収納部にレーザ光
を受光し、その強度を測定するレーザ光強度測定用受光
センサを設け、電源を投入することによりプローブが所
定の位置にあることを確認しその後前記プローブ収納部
においてレーザ光出力を測定するシーケンス制御手段を
備えたものである。
を備えたプローブを収納するプローブ収納部にレーザ光
を受光し、その強度を測定するレーザ光強度測定用受光
センサを設け、電源を投入することによりプローブが所
定の位置にあることを確認しその後前記プローブ収納部
においてレーザ光出力を測定するシーケンス制御手段を
備えたものである。
作 用 この構成により、わざわざプローブを受光センサ部に
挿入することなく、自動的にレーザ光出力強度が測定で
きる。
挿入することなく、自動的にレーザ光出力強度が測定で
きる。
また、電源投入時に受光センサによりレーザ光の出力
をチェックし、その後のレーザ光による治療を行う可否
を判断させることにより、非可視域の波長の光を出力す
るレーザ治療器を用いて治療する場合に使用者の操作を
いちじるしく軽減し、安全性を確保できることとなる。
をチェックし、その後のレーザ光による治療を行う可否
を判断させることにより、非可視域の波長の光を出力す
るレーザ治療器を用いて治療する場合に使用者の操作を
いちじるしく軽減し、安全性を確保できることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第１図により説明
する。なお、従来例に示したものと同一構成部材には、
従来例と同一符号を用いる。
する。なお、従来例に示したものと同一構成部材には、
従来例と同一符号を用いる。
第１図に示すように、レーザ治療器本体１は電源スイ
ッチ２とプローブ収納部３を備えている。プローブ収納
部３にはプローブ７を収納したときにレーザ光出射部８
と対応するプローブ検出器４と受光センサ５を有してい
る。また、本体１の上面にはレーザ治療器の作動状況を
表示する表示器６が設けられている。
ッチ２とプローブ収納部３を備えている。プローブ収納
部３にはプローブ７を収納したときにレーザ光出射部８
と対応するプローブ検出器４と受光センサ５を有してい
る。また、本体１の上面にはレーザ治療器の作動状況を
表示する表示器６が設けられている。
なお、レーザ治療器本体１は制御回路（図示せず）を
内蔵しており、この制御回路により各部がコントロール
されている。とくに電源スイッチ２をONにするとレーザ
治療器本体１の内部の制御回路には、レーザ光が出射さ
れその強度を測定するようなシーケンス制御機能が組み
込まれている。
内蔵しており、この制御回路により各部がコントロール
されている。とくに電源スイッチ２をONにするとレーザ
治療器本体１の内部の制御回路には、レーザ光が出射さ
れその強度を測定するようなシーケンス制御機能が組み
込まれている。
つぎに上記構成のレーザ治療器の動作を説明する。ま
ず、電源スイッチ２をONにするとレーザ治療器本体１中
の制御回路はプローブ検出器４の作動により、プローブ
７が所定の位置にあることを確認した後、レーザ光を出
射する。そしてプローブ収納部３に設けられている受光
センサ５がレーザ光の出力を測定する。このレーザ光の
出力強度があらかじめ定められている出力範囲内であれ
ば次の工程に進め、定められた出力範囲外であれば、本
体１の表示器６をフラッシングさせるなどして異常を知
らせる。
ず、電源スイッチ２をONにするとレーザ治療器本体１中
の制御回路はプローブ検出器４の作動により、プローブ
７が所定の位置にあることを確認した後、レーザ光を出
射する。そしてプローブ収納部３に設けられている受光
センサ５がレーザ光の出力を測定する。このレーザ光の
出力強度があらかじめ定められている出力範囲内であれ
ば次の工程に進め、定められた出力範囲外であれば、本
体１の表示器６をフラッシングさせるなどして異常を知
らせる。
このようにして使用者は電源スイッチ２をONにするだ
けでレーザ光出力の強度が所定範囲内であるか、所定範
囲外であるかを検知することができ、レーザ治療器の操
作が簡便になる。
けでレーザ光出力の強度が所定範囲内であるか、所定範
囲外であるかを検知することができ、レーザ治療器の操
作が簡便になる。
なお、プローブ検出器４の機構としてプローブ収納部
３にリミットスイッチをつける、あるいはプローブ７の
先端部にタッチセンサをつけ、プローブ収納部３にタッ
チセンサが検知する導体を設置するなどいくつかの方法
が考えられる。
３にリミットスイッチをつける、あるいはプローブ７の
先端部にタッチセンサをつけ、プローブ収納部３にタッ
チセンサが検知する導体を設置するなどいくつかの方法
が考えられる。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明によ
れば、使用者はレーザ治療器の電源スイッチをONにする
だけで、レーザ光出力強度をチェックでき、操作が極め
て簡便になる。とくにレーザ光の波長が非可視域である
場合にはレーザ光の出射の有無さえわからないことか
ら、毎回チェックすることが必要で、レーザ光強度の自
動測定は使用者にとって極めて有用である。また使用者
の目が不自由な場合には、その効果は絶大なものとな
る。
れば、使用者はレーザ治療器の電源スイッチをONにする
だけで、レーザ光出力強度をチェックでき、操作が極め
て簡便になる。とくにレーザ光の波長が非可視域である
場合にはレーザ光の出射の有無さえわからないことか
ら、毎回チェックすることが必要で、レーザ光強度の自
動測定は使用者にとって極めて有用である。また使用者
の目が不自由な場合には、その効果は絶大なものとな
る。
第１図は本発明の一実施例のレーザ治療器の斜視図、第
２図は従来のレーザ治療器の斜視図である。 ２……電源スイッチ、３……プローブ収納部、４……プ
ローブ検出器、５……受光センサ、６……表示器、７…
…プローブ、８……レーザ光出射部。
２図は従来のレーザ治療器の斜視図である。 ２……電源スイッチ、３……プローブ収納部、４……プ
ローブ検出器、５……受光センサ、６……表示器、７…
…プローブ、８……レーザ光出射部。
Claims (1)
- 【請求項１】レーザ出射部を内蔵するプローブを収納す
るプローブ収納部に、前記レーザ出射部からのレーザ光
を受光し、その強度を測定するレーザ光強度測定用受光
センサを設け、電源を投入することによりプローブが所
定の位置にあることを確認しその後前記プローブ収納部
においてレーザ光出力を測定するシーケンス制手段を有
するレーザ治療器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2088531A JP2639167B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | レーザ治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2088531A JP2639167B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | レーザ治療器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03286782A JPH03286782A (ja) | 1991-12-17 |
| JP2639167B2 true JP2639167B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=13945422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2088531A Expired - Lifetime JP2639167B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | レーザ治療器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2639167B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117339118B (zh) * | 2023-12-05 | 2024-03-12 | 深圳恩多克医疗有限公司 | 一种红外治疗仪光照强度智能监测与控制方法及系统 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS639454A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-16 | 株式会社 日本医用レ−ザ−研究所 | レ−ザ−光線のパワ−チエツク装置 |
| JPH052199Y2 (ja) * | 1987-02-03 | 1993-01-20 |
-
1990
- 1990-04-03 JP JP2088531A patent/JP2639167B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03286782A (ja) | 1991-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 Year of fee payment: 12 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425 Year of fee payment: 13 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |