JPH05345038A - レーザ医療装置用プローブ - Google Patents
レーザ医療装置用プローブInfo
- Publication number
- JPH05345038A JPH05345038A JP4156301A JP15630192A JPH05345038A JP H05345038 A JPH05345038 A JP H05345038A JP 4156301 A JP4156301 A JP 4156301A JP 15630192 A JP15630192 A JP 15630192A JP H05345038 A JPH05345038 A JP H05345038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- treatment
- light
- probe
- irradiation distance
- Prior art date
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- Pending
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- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 治療用レーザ光の照射距離を簡便な手段で測
定できるプローブを実現することを目的とする。 【構成】 それぞれ治療用のレーザ光２、２′を発振す
る複数のレーザダイオード１、１′を備え、１つのレー
ザダイオード１の治療用レーザ光２の光軸４に対して他
のレーザダイオード１’の治療用レーザ光２′の光軸
４′を傾いたようになし、前記治療用レーザ光２′を照
射距離測定用レーザ光として利用し、そのレーザ照射面
からの反射光をセンサ８で受けて反射光の位置を検出す
るようにしたレーザ医療装置用プローブ。
定できるプローブを実現することを目的とする。 【構成】 それぞれ治療用のレーザ光２、２′を発振す
る複数のレーザダイオード１、１′を備え、１つのレー
ザダイオード１の治療用レーザ光２の光軸４に対して他
のレーザダイオード１’の治療用レーザ光２′の光軸
４′を傾いたようになし、前記治療用レーザ光２′を照
射距離測定用レーザ光として利用し、そのレーザ照射面
からの反射光をセンサ８で受けて反射光の位置を検出す
るようにしたレーザ医療装置用プローブ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ光を用いる医療装
置のプローブに関する。
置のプローブに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に筋肉や関節等の慢性疼痛の緩解用
として皮膚表面に数ｍＷないし１００ｍＷほどの低出力
レーザ光を照射する方法が実際の臨床においても普及し
ている。近年、この低出力レーザ光を用いた治療が他の
疾病の治療にも応用されるようになっており、その一例
に創傷治癒の促進や皮膚炎の治療等がある。このレーザ
治療器のプローブの従来例を図２に示す。
として皮膚表面に数ｍＷないし１００ｍＷほどの低出力
レーザ光を照射する方法が実際の臨床においても普及し
ている。近年、この低出力レーザ光を用いた治療が他の
疾病の治療にも応用されるようになっており、その一例
に創傷治癒の促進や皮膚炎の治療等がある。このレーザ
治療器のプローブの従来例を図２に示す。
【０００３】図２に示すように、治療用レーザダイオー
ド１で放射された治療用レーザ光２は、集光レンズ３に
より集光され、照射面である皮膚表面５に照射されてい
る。ここで４は前記治療用レーザ光２の光軸、６はプロ
ーブを示している。
ド１で放射された治療用レーザ光２は、集光レンズ３に
より集光され、照射面である皮膚表面５に照射されてい
る。ここで４は前記治療用レーザ光２の光軸、６はプロ
ーブを示している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、創傷や熟創
等の治療の場合、レーザプローブを患部に接触させるこ
とができず、レーザプローブ６を皮膚表面５から離して
レーザ光を照射しなければならないが、従来のレーザプ
ローブ６には照射距離を測定する機構はなく、施術者の
目分量によって治療が行われていた。しかし、レーザプ
ローブ６と皮膚表面５との距離を所定の距離に保つこと
は困難であり、その結果、照射部位において所定のエネ
ルギー密度を得ることは困難であった。
等の治療の場合、レーザプローブを患部に接触させるこ
とができず、レーザプローブ６を皮膚表面５から離して
レーザ光を照射しなければならないが、従来のレーザプ
ローブ６には照射距離を測定する機構はなく、施術者の
目分量によって治療が行われていた。しかし、レーザプ
ローブ６と皮膚表面５との距離を所定の距離に保つこと
は困難であり、その結果、照射部位において所定のエネ
ルギー密度を得ることは困難であった。
【０００５】本発明は前記従来の問題に留意し、レーザ
光の照射距離の目安を簡便に測定し、照射距離が最適位
置にあることを知らせることを可能にしたレーザ医療装
置用プローブを提供することを目的とするものである。
光の照射距離の目安を簡便に測定し、照射距離が最適位
置にあることを知らせることを可能にしたレーザ医療装
置用プローブを提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明はそれぞれ治療用レーザ光を発振する複数の
レーザダイオードを備え、その１つの治療用のレーザ光
の光軸に対して他の１つの治療用のレーザ光の光軸を傾
かせてこれを照射距離測定用レーザ光に兼ねさせ、レー
ザ照射面からの前記照射距離測定用レーザ光の反射光の
位置を検出するセンサを設け、検出した信号により照射
距離を表示するようにしたものである。
め、本発明はそれぞれ治療用レーザ光を発振する複数の
レーザダイオードを備え、その１つの治療用のレーザ光
の光軸に対して他の１つの治療用のレーザ光の光軸を傾
かせてこれを照射距離測定用レーザ光に兼ねさせ、レー
ザ照射面からの前記照射距離測定用レーザ光の反射光の
位置を検出するセンサを設け、検出した信号により照射
距離を表示するようにしたものである。
【０００７】
【作用】本発明は上記の構成に、レーザ照射距離を測定
しかつ表示し、皮膚表面と非接触状態でかつ所定の照射
距離でプローブを使用できるようにすることとなる。
しかつ表示し、皮膚表面と非接触状態でかつ所定の照射
距離でプローブを使用できるようにすることとなる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図１を用
いて説明する。なお、従来例と同一構成部品には同じ符
号で示し説明は省略する。
いて説明する。なお、従来例と同一構成部品には同じ符
号で示し説明は省略する。
【０００９】図１に示すように、プローブ６はそれぞれ
レーザ光２、２′を発する２つの治療用のレーザダイオ
ード１、１′を備えている。そして１つのレーザ光２の
光軸４に対して他のレーザ光２′の光軸４′を傾かせて
おり、レーザ光２′を照射距離測定用レーザ光として兼
ねさせている。照射距離測定用としても用いられるレー
ザ光２′は、集光レンズ３′で集光された後、照射面で
ある皮膚表面５で反射する。そして集光レンズ７で集光
され、センサ８がこの照射距離測定用レーザ光２′の反
射光９の位置を検出し、その検出結果が表示器１０に表
示される。ここで、照射距離測定用として利用されるレ
ーザ光２′の光軸４′は治療用レーザ光２の光軸４に対
して傾きを持っているため、照射面である皮膚表面５ま
での距離が変化すると、照射距離測定用として利用され
るレーザ光２′の反射光９の位置も変化する。これによ
り、照射距離測定用として利用されるレーザ光２′の反
射光９の位置を検出することで治療用レーザ光２の照射
距離を測定することが原理的に可能となる。なお、実際
の治療現場において、照射面である皮膚表面５は平滑面
ではないため、レーザ光２′は皮膚表面５で乱反射し、
あらゆる方向へ散乱する。さらに、治療用レーザ光２の
光軸４と皮膚表面５が垂直でない場合、反射光９の光軸
１１は想定した傾きから外れてしまう。そこで、あらゆ
る方向に散乱している反射光９のうち照射距離測定に適
した角度の反射光だけがセンサ８に入射するようにする
ため、コリメータ１２により不要な反射光を除いてい
る。
レーザ光２、２′を発する２つの治療用のレーザダイオ
ード１、１′を備えている。そして１つのレーザ光２の
光軸４に対して他のレーザ光２′の光軸４′を傾かせて
おり、レーザ光２′を照射距離測定用レーザ光として兼
ねさせている。照射距離測定用としても用いられるレー
ザ光２′は、集光レンズ３′で集光された後、照射面で
ある皮膚表面５で反射する。そして集光レンズ７で集光
され、センサ８がこの照射距離測定用レーザ光２′の反
射光９の位置を検出し、その検出結果が表示器１０に表
示される。ここで、照射距離測定用として利用されるレ
ーザ光２′の光軸４′は治療用レーザ光２の光軸４に対
して傾きを持っているため、照射面である皮膚表面５ま
での距離が変化すると、照射距離測定用として利用され
るレーザ光２′の反射光９の位置も変化する。これによ
り、照射距離測定用として利用されるレーザ光２′の反
射光９の位置を検出することで治療用レーザ光２の照射
距離を測定することが原理的に可能となる。なお、実際
の治療現場において、照射面である皮膚表面５は平滑面
ではないため、レーザ光２′は皮膚表面５で乱反射し、
あらゆる方向へ散乱する。さらに、治療用レーザ光２の
光軸４と皮膚表面５が垂直でない場合、反射光９の光軸
１１は想定した傾きから外れてしまう。そこで、あらゆ
る方向に散乱している反射光９のうち照射距離測定に適
した角度の反射光だけがセンサ８に入射するようにする
ため、コリメータ１２により不要な反射光を除いてい
る。
【００１０】以上の構成により、実使用状況において照
射距離を測定することが可能となる。なお、表示器１０
の代りに、照射距離が適正な場合にのみ信号音を発する
チャイムを使用してもよい。
射距離を測定することが可能となる。なお、表示器１０
の代りに、照射距離が適正な場合にのみ信号音を発する
チャイムを使用してもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明は複数の治療用レーザダイオードのうち、１
つのレーザダイオードのレーザ光を照射距離測定光とし
て利用し、その反射光の位置を検出する装置を備えるこ
とで、治療用レーザ光の照射距離を簡便に測定し、最適
位置を知らせることが可能となる。
に、本発明は複数の治療用レーザダイオードのうち、１
つのレーザダイオードのレーザ光を照射距離測定光とし
て利用し、その反射光の位置を検出する装置を備えるこ
とで、治療用レーザ光の照射距離を簡便に測定し、最適
位置を知らせることが可能となる。
【図１】ａは本発明の一実施例のレーザ治療装置用プロ
ーブの出射端の断面図 ｂは同レーザ治療装置用プローブの出射端の治療用レー
ザダイオードとセンサの位置の説明図
ーブの出射端の断面図 ｂは同レーザ治療装置用プローブの出射端の治療用レー
ザダイオードとセンサの位置の説明図
【図２】従来例のレーザ治療装置用プローブの出射端の
断面図
断面図
１、１′ 治療用レーザダイオード ２、２′ 治療用レーザ光 ３、３′ 治療用レーザ光用集光レンズ ４ 第１の治療用レーザ光の光軸 ５ 皮膚表面 ６ プローブ ８ センサ ９ 反射光 １０ 表示部 １１ 反射光の光軸 １２ コリメータ
Claims (2)
- 【請求項１】 それぞれ治療用のレーザ光を発振する複
数のレーザダイオードを備え、その１つの治療用レーザ
光の光軸に対して他の治療用のレーザ光の光軸を傾かせ
てこれを照射距離測定用レーザ光に兼ねさせ、レーザ照
射面からの前記照射距離測定用レーザ光の反射光の位置
を検出するセンサを設け、検出した信号により照射距離
を表示するようにしたレーザ医療装置用プローブ。 - 【請求項２】 センサは特定の入射角をもった反射光以
外の光を遮光するコリメータを有する請求項１記載のレ
ーザ医療装置用プローブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4156301A JPH05345038A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | レーザ医療装置用プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4156301A JPH05345038A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | レーザ医療装置用プローブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05345038A true JPH05345038A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15624823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4156301A Pending JPH05345038A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | レーザ医療装置用プローブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05345038A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002003877A1 (en) * | 2000-07-07 | 2002-01-17 | Bahk Jong Yoon | High power semiconductor laser diode |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP4156301A patent/JPH05345038A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002003877A1 (en) * | 2000-07-07 | 2002-01-17 | Bahk Jong Yoon | High power semiconductor laser diode |
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