JPH0115105Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115105Y2 JPH0115105Y2 JP1984057157U JP5715784U JPH0115105Y2 JP H0115105 Y2 JPH0115105 Y2 JP H0115105Y2 JP 1984057157 U JP1984057157 U JP 1984057157U JP 5715784 U JP5715784 U JP 5715784U JP H0115105 Y2 JPH0115105 Y2 JP H0115105Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- coil
- heating coil
- heating
- secondary coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 34
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 8
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、誘電加熱調理器の制御回路、殊に加
熱出力の制御に関するものである。
熱出力の制御に関するものである。
〈従来技術〉
誘電加熱調理器では、中央裏面側に加熱コイル
を配設したトツププレート上に誘導加熱が行なえ
る金属製の調理容器、例えば、鍋やフライパン等
を載置して加熱調理を行なうが、加熱コイルの上
方に載置される負荷即ち調理容器の種類が異なる
と、該加熱コイルの負荷状態が変化する為、加熱
コイルに印加される電力、換言すれば入力される
電流が同じであつても、加熱コイル中を流れる電
流が異なり、該加熱コイル中を流れる電流を規制
しなければ、誘電加熱調理器内の温度が異常に高
くなる場合もある。
を配設したトツププレート上に誘導加熱が行なえ
る金属製の調理容器、例えば、鍋やフライパン等
を載置して加熱調理を行なうが、加熱コイルの上
方に載置される負荷即ち調理容器の種類が異なる
と、該加熱コイルの負荷状態が変化する為、加熱
コイルに印加される電力、換言すれば入力される
電流が同じであつても、加熱コイル中を流れる電
流が異なり、該加熱コイル中を流れる電流を規制
しなければ、誘電加熱調理器内の温度が異常に高
くなる場合もある。
このことを考慮して、従来の誘電加熱調理器
は、加熱コイル中を流れる電流を検出する電流検
出器を設け、該電流検出器により加熱コイル中の
電流を監視し、制御するという手段をとつてい
た。
は、加熱コイル中を流れる電流を検出する電流検
出器を設け、該電流検出器により加熱コイル中の
電流を監視し、制御するという手段をとつてい
た。
しかし、電流検出器は非常に高価であり、従つ
て、コストアツプの要因となつていた。
て、コストアツプの要因となつていた。
〈考案の目的〉
本考案は、上記の点に鑑み、安価で且つ正確な
加熱コイルの電流制御を行ない得る制御回路を備
えた誘電加熱調理器を提供することを目的とす
る。
加熱コイルの電流制御を行ない得る制御回路を備
えた誘電加熱調理器を提供することを目的とす
る。
〈考案の構成〉
本考案の誘電加熱調理器は、加熱コイルから発
生する磁束により誘起される誘起電圧を検出する
２次コイルと、該２次コイルの出力を演算回路で
処理することにより加熱コイルの入力電流を制御
する制御回路とを備えて成る。
生する磁束により誘起される誘起電圧を検出する
２次コイルと、該２次コイルの出力を演算回路で
処理することにより加熱コイルの入力電流を制御
する制御回路とを備えて成る。
〈実施例〉
以下、図示する実施例により、本考案を詳細に
説明する。
説明する。
第１図は、本考案の誘導加熱調理器の実施例を
示す回路図であり、平滑コンデンサ３、加熱コイ
ル４、共振コンデンサ５、ダンパダイオード６及
びスイツチングトランジスタ７から成るインバー
タ回路を、加熱コイル４の中央部付近に設けられ
た渦巻状の２次コイル８と、該２次コイル８の出
力を処理する制御回路９とによつて制御するよう
になつている。尚、１は交流電源、２は整流回路
である。
示す回路図であり、平滑コンデンサ３、加熱コイ
ル４、共振コンデンサ５、ダンパダイオード６及
びスイツチングトランジスタ７から成るインバー
タ回路を、加熱コイル４の中央部付近に設けられ
た渦巻状の２次コイル８と、該２次コイル８の出
力を処理する制御回路９とによつて制御するよう
になつている。尚、１は交流電源、２は整流回路
である。
第２図は、上記制御回路９を詳細に示す構成図
であり、該制御回路９は、２次コイルの出力電圧
を直流電圧に変換するコンデンサ１０，１３、抵
抗１１，１４及び整流ダイオード１２から成る変
換回路と、演算回路１５及びドライブ回路１６と
から構成される。
であり、該制御回路９は、２次コイルの出力電圧
を直流電圧に変換するコンデンサ１０，１３、抵
抗１１，１４及び整流ダイオード１２から成る変
換回路と、演算回路１５及びドライブ回路１６と
から構成される。
第３図ａ乃至ｄは、夫々、第１図に示す回路中
の各部の波形を示し、ａは加熱コイル４の電流波
形、ｂは２次コイル８の出力電圧（第２図中に
V1で示す）の電圧波形、ｃは２次コイル８の出
力電圧をコンデンサ１０と抵抗１１とから成る微
分回路で微分された電圧（第２図中、V2）の電
圧波形、ｄは演算回路１５に入力される２次コイ
ル８の出力電圧を整流し、直流に変換した電圧
（第２図中、V3）の電圧波形である。
の各部の波形を示し、ａは加熱コイル４の電流波
形、ｂは２次コイル８の出力電圧（第２図中に
V1で示す）の電圧波形、ｃは２次コイル８の出
力電圧をコンデンサ１０と抵抗１１とから成る微
分回路で微分された電圧（第２図中、V2）の電
圧波形、ｄは演算回路１５に入力される２次コイ
ル８の出力電圧を整流し、直流に変換した電圧
（第２図中、V3）の電圧波形である。
〈作用〉
上記の構成により、加熱コイル４から発生する
磁束によつて誘起される誘起電圧を２次コイル８
で検出し、該２次コイル８の出力電圧を変換回路
で微分、整流を行なつて、直流電圧に変換し、演
算回路１５に入力して加熱コイル４の加熱出力の
設定を行ない、ドライブ回路１６でインバータ回
路のスイツチングトランジスタ７をON・OFF制
御することによつて加熱コイル４の入力電流を制
御し、よつて、加熱コイル４を流れる電流が過剰
にならないようにする。
磁束によつて誘起される誘起電圧を２次コイル８
で検出し、該２次コイル８の出力電圧を変換回路
で微分、整流を行なつて、直流電圧に変換し、演
算回路１５に入力して加熱コイル４の加熱出力の
設定を行ない、ドライブ回路１６でインバータ回
路のスイツチングトランジスタ７をON・OFF制
御することによつて加熱コイル４の入力電流を制
御し、よつて、加熱コイル４を流れる電流が過剰
にならないようにする。
〈考案の効果〉
以上の構成・作用から成る本考案の誘導加熱調
理器は、加熱コイルを流れる電流の検出手段とし
て、加熱コイルから発生する磁束によつて、誘起
される誘起電圧を検出する２次コイルを用いる
為、該２次コイルは、従来の誘導加熱調理器に使
用されている電流検出器よりも安価であり、且
つ、確実な検出を行ない得るので、安価で信頼性
の高い誘導加熱調理器を提供することが可能とな
る。
理器は、加熱コイルを流れる電流の検出手段とし
て、加熱コイルから発生する磁束によつて、誘起
される誘起電圧を検出する２次コイルを用いる
為、該２次コイルは、従来の誘導加熱調理器に使
用されている電流検出器よりも安価であり、且
つ、確実な検出を行ない得るので、安価で信頼性
の高い誘導加熱調理器を提供することが可能とな
る。
第１図は、本考案の誘導加熱調理器の実施例を
示す概略回路図、第２図は、同上、要部である２
次コイルと制御回路とを示す回路図、第３図ａ，
ｂ，ｃ，ｄは、同上、各部の波形を示す図であ
る。 ４……加熱コイル、７……スイツチングトラン
ジスタ、８……２次コイル、９……制御回路、１
５……演算回路、１６……ドライブ回路。
示す概略回路図、第２図は、同上、要部である２
次コイルと制御回路とを示す回路図、第３図ａ，
ｂ，ｃ，ｄは、同上、各部の波形を示す図であ
る。 ４……加熱コイル、７……スイツチングトラン
ジスタ、８……２次コイル、９……制御回路、１
５……演算回路、１６……ドライブ回路。
Claims (1)
- 加熱コイル及び該加熱コイルに接続したスイツ
チングトランジスタからなるインバータ回路と、
該加熱コイルの磁気圏内に設置した２次コイル
と、該２次コイルからの検出電圧を微分する回路
と、該微分出力を整流する回路と、該整流回路で
得た直流出力について演算する回路及び該演算結
果に基づいて前記スイツチングトランジスタを開
閉操作するドライブ回路とからなり、前記２次コ
イルによる検出電圧に従つてスイツチングトラン
ジスタのドライブ回路を駆動し加熱コイル中の高
周波電流を制御することを特徴とする誘導加熱調
理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5715784U JPS60168295U (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5715784U JPS60168295U (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60168295U JPS60168295U (ja) | 1985-11-08 |
| JPH0115105Y2 true JPH0115105Y2 (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=30581422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5715784U Granted JPS60168295U (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60168295U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5958775A (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-04 | 松下電器産業株式会社 | 誘導加熱調理器 |
-
1984
- 1984-04-17 JP JP5715784U patent/JPS60168295U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5958775A (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-04 | 松下電器産業株式会社 | 誘導加熱調理器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60168295U (ja) | 1985-11-08 |
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