JPH0115012B2 - - Google Patents
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- JPH0115012B2 JPH0115012B2 JP56017391A JP1739181A JPH0115012B2 JP H0115012 B2 JPH0115012 B2 JP H0115012B2 JP 56017391 A JP56017391 A JP 56017391A JP 1739181 A JP1739181 A JP 1739181A JP H0115012 B2 JPH0115012 B2 JP H0115012B2
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- 239000012295 chemical reaction liquid Substances 0.000 claims description 18
- 238000005375 photometry Methods 0.000 description 22
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 7
- 238000002835 absorbance Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/25—Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
- G01N21/251—Colorimeters; Construction thereof
- G01N21/253—Colorimeters; Construction thereof for batch operation, i.e. multisample apparatus
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化学分析装置を用いる測光装置、特に
反応液を反応容器に収容したままでダイレクト測
光する装置に関するものである。
反応液を反応容器に収容したままでダイレクト測
光する装置に関するものである。
このようなダイレクト測光を行なう装置は種々
の形式のものが知られている。例えば特開昭54−
113383号公報の第3図には透光性材料より成る反
応容器をエアバス形式の恒温槽内に収納し、反応
容器の側壁を透過するように光を通して吸光度を
測定するようにした測光装置が示されている。こ
のような装置では恒温液を用いた恒温槽を採用し
ていないので反応液の温度を迅速にかつ精度良く
所望の温度に保つことはできず、したがつて測定
時間が長くなると共に測定精度が劣る欠点があ
る。このような欠点を解消するために恒温液槽を
用いることも考えられるが、このときには測光を
恒温液を介して行なわなければならず、その影響
のためにやはり測定精度が低下することになつて
しまう。さらに上述した装置では各々の反応容器
の側壁を通して測光しているため、正確な光路長
を得るためには反応容器の寸法精度を高くしなけ
ればならず、製造コストが高くなる欠点がある。
さらにマルチチヤンネル装置として構成しようと
する場合、隣接する反応容器の間隔を十分広くと
つて測光を行ない得るように構成する必要があ
り、装置全体が大形になるという欠点もある。ま
た測光部の光学系の構成が複雑で、光量の損失が
多く、測定精度が低くなつてしまう欠点もある。
の形式のものが知られている。例えば特開昭54−
113383号公報の第3図には透光性材料より成る反
応容器をエアバス形式の恒温槽内に収納し、反応
容器の側壁を透過するように光を通して吸光度を
測定するようにした測光装置が示されている。こ
のような装置では恒温液を用いた恒温槽を採用し
ていないので反応液の温度を迅速にかつ精度良く
所望の温度に保つことはできず、したがつて測定
時間が長くなると共に測定精度が劣る欠点があ
る。このような欠点を解消するために恒温液槽を
用いることも考えられるが、このときには測光を
恒温液を介して行なわなければならず、その影響
のためにやはり測定精度が低下することになつて
しまう。さらに上述した装置では各々の反応容器
の側壁を通して測光しているため、正確な光路長
を得るためには反応容器の寸法精度を高くしなけ
ればならず、製造コストが高くなる欠点がある。
さらにマルチチヤンネル装置として構成しようと
する場合、隣接する反応容器の間隔を十分広くと
つて測光を行ない得るように構成する必要があ
り、装置全体が大形になるという欠点もある。ま
た測光部の光学系の構成が複雑で、光量の損失が
多く、測定精度が低くなつてしまう欠点もある。
また特公昭55−2579号公報には準ダイレクト方
式とも云うべき測光装置が記載されている。この
装置では反応容器と測光セルとを一体的に構成
し、遠心力を利用して反応液を反応容器から測光
セルへ移送して測光を行なうようにしている。こ
のような装置はマルチチヤンネル形ではなく、し
かも検体を連続的に処理することができず、処理
能力が低い欠点がある。さらに遠心力を利用して
いるため駆動機構が複雑で高価となると共に測光
は回転中に行なうためデータ処理が複雑となる欠
点もある。また測光セルには遠心力によつて恒温
液が移送され、それ以外のときは空となつている
ので反応液の温度精度が良くなく、測光誤差が生
ずる欠点がある。
式とも云うべき測光装置が記載されている。この
装置では反応容器と測光セルとを一体的に構成
し、遠心力を利用して反応液を反応容器から測光
セルへ移送して測光を行なうようにしている。こ
のような装置はマルチチヤンネル形ではなく、し
かも検体を連続的に処理することができず、処理
能力が低い欠点がある。さらに遠心力を利用して
いるため駆動機構が複雑で高価となると共に測光
は回転中に行なうためデータ処理が複雑となる欠
点もある。また測光セルには遠心力によつて恒温
液が移送され、それ以外のときは空となつている
ので反応液の温度精度が良くなく、測光誤差が生
ずる欠点がある。
一方ダイレクト測光方式の他にフローセル方式
の測光装置も提案されているが、この装置では反
応容器から反応液をフローセルへ吸引して移送す
るため或る程度以上の液量が必要となり、検液の
量が多くなる。最近では各検体について複数の検
査を行なうのが普通であるから検液の微量化が要
求されており、これに適さない。またフローセル
は順次の反応液に対して用いられるため、コンタ
ミネーシヨンの恐れがあり、測光精度が低下する
欠点がある。
の測光装置も提案されているが、この装置では反
応容器から反応液をフローセルへ吸引して移送す
るため或る程度以上の液量が必要となり、検液の
量が多くなる。最近では各検体について複数の検
査を行なうのが普通であるから検液の微量化が要
求されており、これに適さない。またフローセル
は順次の反応液に対して用いられるため、コンタ
ミネーシヨンの恐れがあり、測光精度が低下する
欠点がある。
本発明の目的は上述した欠点を解決し、反応液
の温度を迅速かつ高精度で所望の温度に保つこと
ができるように恒温液槽を用い、しかも測光ビー
ムを恒温液に通すことがなく、高精度の測光を行
なうことができ、さらにマルチチヤンネル方式と
した場合でも小形とすることができ、構成が簡単
で安価に造ることができる測光装置を提供しよう
とするものである。
の温度を迅速かつ高精度で所望の温度に保つこと
ができるように恒温液槽を用い、しかも測光ビー
ムを恒温液に通すことがなく、高精度の測光を行
なうことができ、さらにマルチチヤンネル方式と
した場合でも小形とすることができ、構成が簡単
で安価に造ることができる測光装置を提供しよう
とするものである。
本発明の測光装置は、少く共底面を透光性とし
た恒温液槽と、上方に開口を有し、この恒温液槽
内の底面と直接底面を接触させるように配置さ
れ、少なく共底面を透光性とした複数の反応容器
と、これら反応容器内に収容した反応液を、その
液面に対して垂直方向に透過すると共に前記恒温
液槽の底面および反応容器の底部を透過する光に
より測光するように配置した光源および受光素子
より成る測光部とを具えることを特徴とするもの
である。
た恒温液槽と、上方に開口を有し、この恒温液槽
内の底面と直接底面を接触させるように配置さ
れ、少なく共底面を透光性とした複数の反応容器
と、これら反応容器内に収容した反応液を、その
液面に対して垂直方向に透過すると共に前記恒温
液槽の底面および反応容器の底部を透過する光に
より測光するように配置した光源および受光素子
より成る測光部とを具えることを特徴とするもの
である。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の測光装置の一例の構成を示す
ものであり、恒温液槽1内に多数の反応容器2を
形成したブロツク3を配置する。このブロツク3
は例えば透明なプラスチツクの成形により形成す
る。ブロツク3は恒温液槽1の底面1a上に載置
し、矢印Aで示すようにこの底面上を摺動できる
ようにする。恒温液槽1内には恒温液4を収容
し、反応容器2内に収容した反応液を所定の温度
に保持できるようにする。しかしブロツク3の底
面と恒温液槽の底面1aとの間には殆んど恒温液
は浸入しない。ブロツク3の移動通路内の適当な
位置に反応容器2に収容した反応液の液面に垂直
に光が入射するように光源5および単色光を透過
するフイルタ6を配置する。反応液を透過した光
はさらに反応容器底部3aおよび恒温液槽1の底
面1aを経て透過し、光電素子7に入射する。こ
のため恒温液槽1の底面の少なく共一部を透光性
材料を以つて構成する。このようにして順次に反
応容器2内に収容された反応液の吸光度を測定す
ることができる。本発明では反応容器2は恒温液
4内に浸されているため反応液を迅速かつ正確に
所望の反応温度に加熱することができ、しかも測
光ビームを反応液を垂直に透過するようにしたた
め測光精度を上げることができる。この場合、反
応液の容量のバラツキは吸光度に殆んど影響を与
えることはない。なぜならば 吸光度=k×濃度×ライトバス =k×サンプル量/総反応液量×ライトバス =k×サンプル量/断面積×ライトバス×ライトバ
ス =k×サンプル量/断面積 となり、ここでサンプル量は希釈液や試薬等の液
体の量に比べてきわめて少ないから、ほぼ一定と
看做すことができる。したがつて反応液量の変動
すなわちライトバスの変動は吸光度に影響を与え
ることはない。
ものであり、恒温液槽1内に多数の反応容器2を
形成したブロツク3を配置する。このブロツク3
は例えば透明なプラスチツクの成形により形成す
る。ブロツク3は恒温液槽1の底面1a上に載置
し、矢印Aで示すようにこの底面上を摺動できる
ようにする。恒温液槽1内には恒温液4を収容
し、反応容器2内に収容した反応液を所定の温度
に保持できるようにする。しかしブロツク3の底
面と恒温液槽の底面1aとの間には殆んど恒温液
は浸入しない。ブロツク3の移動通路内の適当な
位置に反応容器2に収容した反応液の液面に垂直
に光が入射するように光源5および単色光を透過
するフイルタ6を配置する。反応液を透過した光
はさらに反応容器底部3aおよび恒温液槽1の底
面1aを経て透過し、光電素子7に入射する。こ
のため恒温液槽1の底面の少なく共一部を透光性
材料を以つて構成する。このようにして順次に反
応容器2内に収容された反応液の吸光度を測定す
ることができる。本発明では反応容器2は恒温液
4内に浸されているため反応液を迅速かつ正確に
所望の反応温度に加熱することができ、しかも測
光ビームを反応液を垂直に透過するようにしたた
め測光精度を上げることができる。この場合、反
応液の容量のバラツキは吸光度に殆んど影響を与
えることはない。なぜならば 吸光度=k×濃度×ライトバス =k×サンプル量/総反応液量×ライトバス =k×サンプル量/断面積×ライトバス×ライトバ
ス =k×サンプル量/断面積 となり、ここでサンプル量は希釈液や試薬等の液
体の量に比べてきわめて少ないから、ほぼ一定と
看做すことができる。したがつて反応液量の変動
すなわちライトバスの変動は吸光度に影響を与え
ることはない。
第2図は本発明の測光装置の他の例を示す図で
あり、第1図に示すものと同一部分は同じ符号を
付けて示す。本例の恒温液槽1およびブロツク3
の構成は第1図に示したものと同じであるが、反
応容器2の間隔が第1図に示す場合に比べて狭く
なつており、マルチチヤンネルを小形で実現でき
るようになつている。このような場合には光源5
フイルタ6および光電素子7を配置するスペース
が充分にとれないこともあり、そのため光フアイ
バ8および9をフイルタ6と反応容器2との間お
よび反応容器2と光電素子7との間にそれぞれ配
置してある。このようにして光源5、フイルタ6
および光電素子7を分散して配置することができ
る。
あり、第1図に示すものと同一部分は同じ符号を
付けて示す。本例の恒温液槽1およびブロツク3
の構成は第1図に示したものと同じであるが、反
応容器2の間隔が第1図に示す場合に比べて狭く
なつており、マルチチヤンネルを小形で実現でき
るようになつている。このような場合には光源5
フイルタ6および光電素子7を配置するスペース
が充分にとれないこともあり、そのため光フアイ
バ8および9をフイルタ6と反応容器2との間お
よび反応容器2と光電素子7との間にそれぞれ配
置してある。このようにして光源5、フイルタ6
および光電素子7を分散して配置することができ
る。
第3図は本発明の測光装置のさらに他の例を示
すものである。本例では反応液の温度をさらに精
密に制御できるように恒温液4を各反応容器2と
接触させるようにしたものである。このため反応
容器2を形成したブロツク3には底面から上方に
向けて条溝10を形成し、これら条溝内にも恒温
液4が循環するようにする。本例でもブロツク3
の底面は恒温液槽1の底面1aと直接接触してい
るためこの間に恒温液が浸入することはない。
すものである。本例では反応液の温度をさらに精
密に制御できるように恒温液4を各反応容器2と
接触させるようにしたものである。このため反応
容器2を形成したブロツク3には底面から上方に
向けて条溝10を形成し、これら条溝内にも恒温
液4が循環するようにする。本例でもブロツク3
の底面は恒温液槽1の底面1aと直接接触してい
るためこの間に恒温液が浸入することはない。
本発明は上述した例にのみ限定されるものでは
なく幾他の変更が可能である。例えば上述した例
では恒温液槽1の底面上にブロツク3を載置する
ようにしたが、これらを一体的に接着することも
できる。ただしこの場合にはブロツク3を恒温液
槽1と一体に所定の方向に移動させる必要がある
が、恒温液槽の底面1aとブロツク3との間に恒
温液が浸入する恐れはなくなるので測光精度をさ
らに向上することができる。また、上述した例で
は1個のブロツク3内に多数の反応容器を一体的
に形成したが、進行方向に対し直角な方向あるい
は平行な方向に一列づつ切離した構成とすること
もでき、この場合には各列の間に恒温液を流すこ
とができるので恒温効率を高めることができる。
また各反応容器2の断面形状は円形とする必要は
なく、角形、丸角形等任意の形状とすることがで
きる。さらに反応容器2の底部の形状も、測光光
束が透過する部分以外は平面とする必要はなく、
例えば側面との接合部を彎曲させ、排液時に残留
する液量を少なくすることもできる。また、測光
部に関してはフイルタの代りに回析格子を用いた
り、反応液を透過した後の光を分光または波し
てもよいし、また光源5と光電素子7の配置を上
下反転させてもよい。さらに測光位置は上述した
例のように複数の測定項目に対して同じ位置とし
てもよいが、異なる位置とすることもでき、例え
ば1つの測定項目について複数の測光位置を設け
ることもできる。すなわちこの場合には進行方向
に複数の測光位置を設けることになる。また第4
図に示した例とは逆に反応容器には底部を設け、
恒温液槽の底面1aに孔をあけ、反応容器底部が
この孔を塞ぐように構成することもできる。また
恒温液が清浄で脱気したものである場合には恒温
液槽の底面1aと反応容器2の底部との間に間隔
をあけ、ここに恒温液を浸入させることもでき
る。この場合には反応容器2を枠状部材に取付け
るかまたはこれと一体的に形成し、この枠状部材
を恒温液槽の底面1a上に移動自在に載せ、この
枠状部材に開口部を形成し、これを経て恒温液が
流通するように構成することもできる。
なく幾他の変更が可能である。例えば上述した例
では恒温液槽1の底面上にブロツク3を載置する
ようにしたが、これらを一体的に接着することも
できる。ただしこの場合にはブロツク3を恒温液
槽1と一体に所定の方向に移動させる必要がある
が、恒温液槽の底面1aとブロツク3との間に恒
温液が浸入する恐れはなくなるので測光精度をさ
らに向上することができる。また、上述した例で
は1個のブロツク3内に多数の反応容器を一体的
に形成したが、進行方向に対し直角な方向あるい
は平行な方向に一列づつ切離した構成とすること
もでき、この場合には各列の間に恒温液を流すこ
とができるので恒温効率を高めることができる。
また各反応容器2の断面形状は円形とする必要は
なく、角形、丸角形等任意の形状とすることがで
きる。さらに反応容器2の底部の形状も、測光光
束が透過する部分以外は平面とする必要はなく、
例えば側面との接合部を彎曲させ、排液時に残留
する液量を少なくすることもできる。また、測光
部に関してはフイルタの代りに回析格子を用いた
り、反応液を透過した後の光を分光または波し
てもよいし、また光源5と光電素子7の配置を上
下反転させてもよい。さらに測光位置は上述した
例のように複数の測定項目に対して同じ位置とし
てもよいが、異なる位置とすることもでき、例え
ば1つの測定項目について複数の測光位置を設け
ることもできる。すなわちこの場合には進行方向
に複数の測光位置を設けることになる。また第4
図に示した例とは逆に反応容器には底部を設け、
恒温液槽の底面1aに孔をあけ、反応容器底部が
この孔を塞ぐように構成することもできる。また
恒温液が清浄で脱気したものである場合には恒温
液槽の底面1aと反応容器2の底部との間に間隔
をあけ、ここに恒温液を浸入させることもでき
る。この場合には反応容器2を枠状部材に取付け
るかまたはこれと一体的に形成し、この枠状部材
を恒温液槽の底面1a上に移動自在に載せ、この
枠状部材に開口部を形成し、これを経て恒温液が
流通するように構成することもできる。
上述したように本発明の測光装置によれば、反
応液は恒温液により加熱されるので反応液を迅速
に所望の温度まで加熱することができると共に周
囲温度の変化に影響されず、しかも温度むらがな
くなるため温度制御も精密に行なうことができ、
測定精度を向上することができる。測光は反応液
を垂直方向に透過する光により行なうため、反応
容器の寸法誤差や反応液量が測光精度に影響を与
えることがなくなり、反応容器の製造コストは安
価となる。また隣接する反応容器の間隔を狭くす
ることができ、マルチチヤンネル装置を構成して
も小形とすることができる。またダイレクト測光
方式であるので検液の微量化が可能であると共
に、コンタミネーシヨンも起らない。
応液は恒温液により加熱されるので反応液を迅速
に所望の温度まで加熱することができると共に周
囲温度の変化に影響されず、しかも温度むらがな
くなるため温度制御も精密に行なうことができ、
測定精度を向上することができる。測光は反応液
を垂直方向に透過する光により行なうため、反応
容器の寸法誤差や反応液量が測光精度に影響を与
えることがなくなり、反応容器の製造コストは安
価となる。また隣接する反応容器の間隔を狭くす
ることができ、マルチチヤンネル装置を構成して
も小形とすることができる。またダイレクト測光
方式であるので検液の微量化が可能であると共
に、コンタミネーシヨンも起らない。
第1図は本発明による測光装置の一例の構成を
示す図、第2図は測光部の変形例を示す図、第3
図は本発明測光装置の他の実施例の構成を示す図
である。 1…恒温液槽、1a…恒温液槽底面、2…反応
容器、3…ブロツク、4…恒温液、5…光源、6
…フイルタ、7…光電素子、8,9…光フアイ
バ。
示す図、第2図は測光部の変形例を示す図、第3
図は本発明測光装置の他の実施例の構成を示す図
である。 1…恒温液槽、1a…恒温液槽底面、2…反応
容器、3…ブロツク、4…恒温液、5…光源、6
…フイルタ、7…光電素子、8,9…光フアイ
バ。
Claims (1)
- 1 少く共底面を透光性とした恒温液槽と、上方
に開口を有し、この恒温液槽内の底面と直接底面
を接触させるように配置され、少なく共底面を透
光性とした複数の反応容器と、これら反応容器内
に収容した反応液を、その液面に対して垂直方向
に透過すると共に前記恒温液槽の底面および反応
容器の底部を透過する光により測光するように配
置した光源および受光素子より成る測光部とを具
えることを特徴とする測光装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56017391A JPS57132038A (en) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | Photometric device |
US06/345,052 US4498780A (en) | 1981-02-10 | 1982-02-02 | Photometering apparatus for use in chemical analyzer |
DE3204578A DE3204578C2 (de) | 1981-02-10 | 1982-02-10 | Vielfachküvette für die photometrische Analyse |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56017391A JPS57132038A (en) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | Photometric device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57132038A JPS57132038A (en) | 1982-08-16 |
JPH0115012B2 true JPH0115012B2 (ja) | 1989-03-15 |
Family
ID=11942692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56017391A Granted JPS57132038A (en) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | Photometric device |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4498780A (ja) |
JP (1) | JPS57132038A (ja) |
DE (1) | DE3204578C2 (ja) |
Families Citing this family (55)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6040955A (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-04 | Japan Spectroscopic Co | 自動マイクロプレ−ト分光分析装置及び方法 |
FI833033A0 (fi) * | 1983-08-24 | 1983-08-24 | Labsystems Oy | Kyvettenhet |
US5112134A (en) * | 1984-03-01 | 1992-05-12 | Molecular Devices Corporation | Single source multi-site photometric measurement system |
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