JPH01149975A - メタリック調ほうろう製品 - Google Patents

メタリック調ほうろう製品

Info

Publication number
JPH01149975A
JPH01149975A JP30782787A JP30782787A JPH01149975A JP H01149975 A JPH01149975 A JP H01149975A JP 30782787 A JP30782787 A JP 30782787A JP 30782787 A JP30782787 A JP 30782787A JP H01149975 A JPH01149975 A JP H01149975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frits
metallic
glazing layer
frit
glaze
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30782787A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0653936B2 (ja
Inventor
Etsuji Sugie
杉江 悦治
Noriyasu Oosone
大曽根 則晏
Makoto Ota
誠 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FURITSUTO KK
NGK Insulators Ltd
NGK Frit Co Ltd
Original Assignee
NIPPON FURITSUTO KK
NGK Insulators Ltd
NGK Frit Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FURITSUTO KK, NGK Insulators Ltd, NGK Frit Co Ltd filed Critical NIPPON FURITSUTO KK
Priority to JP62307827A priority Critical patent/JPH0653936B2/ja
Publication of JPH01149975A publication Critical patent/JPH01149975A/ja
Publication of JPH0653936B2 publication Critical patent/JPH0653936B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建築物の内外装に用いられるメタリック調の光
沢を持つメタリック調ほうろう製品に関するものである
(従来の技術) マイカ粉末の表面に酸化チタン等の金属薄膜をコーティ
ングすることにより貴金属のような色調を生じさせたメ
タリック顔料は、例えば特公昭62−3783号公報等
にも示されるとおり従来から知られており、はうろう製
品にもこの顔料を利用する試みは本発明者等によって従
来からなされている。ところがこの種のメタリック顔料
を通常の上釉用のフリット中に混入して施釉したうえ通
常の焼成温度である720〜860℃で焼成すると、顔
料の発色が悪いうえに部分的なわずかな膜厚差によって
色調にむらが生じ易く、外観が均一で美しいメタリック
調ほうろう製品が得られなかった。
これはメタリック顔料が700℃以上の高温で侵食され
易いためであるが、このような欠点を避けるために70
0℃以下の低温焼成を行うとフリットの溶融が不十分と
なり、マット状の色調となるうえほうろう製品としての
耐候性も低下するという別の欠点を生じていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、通常の焼
成温度で焼成することができ、しかも外観が均一で美し
いメタリック調の色調を呈するメタリック調ほうろう製
品を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は鉄板上に下積層と、有色透明又は不透明な中間
釉層と、RzO成分の含有量を17(重it)%以下と
したフリント中に、表面に金属酸化物コーティングが施
された粉末状マイカ顔料を1〜15(重N)%添加した
メタリック釉層とが順次形成されたことを特徴とするも
のである。
本発明のメタリック調ほうろう製品を製造するには、ま
ず前処理された鉄板上に下釉を施釉し焼成する。下積と
しては一般に使用されている下積用のフリットに粘土、
珪石粉、含水硼砂、亜硝酸ソーダ等を加えた通常の釉薬
を用いればよく、スプレー法又はディッピング法によっ
て施釉し焼成して下釉層を形成する。
次に下釉層の上に中間釉層が形成される。ここに用いら
れる釉薬はチタンフリット、ジルコンフリット、アンチ
モンフリット、透明フリット、半乳濁フリットから選択
された上釉用のフリットに、粘土、塩化カリ、ベントナ
イト、亜硝酸ソーダ等を加えたものであるが、透明フリ
ットの場合には顔料を添加して有色透明な中間釉層が得
られるものとし、不透明なフリ7)の場合には顔料の添
加は任意に行えばよい。このような有色透明又は不透明
な釉薬はスプレー法又はディッピング法によって焼成済
みの下釉層の上面に施釉され、焼成される。この中間釉
層はメタリック釉の膜厚差による色むらを目立たなくす
る効果と、メタリック色調を調節する効果を持つもので
あって、中間釉層の色彩を変えることによって全体の色
合いをかなりの範囲にわたって変えることができる。
次に中間釉層の上にメタリック釉層が形成される。ここ
に用いられるメタリック釉薬は表面に金属酸化物コーテ
ィングされた粉末状マイカ顔料を上釉用フリント中に含
存させたものであるが、フリット中のNazOlK、0
、Li2O等のR,O成分の比率が17(ffit)%
以下であることと、マイカ顔料の比率が1〜15(重N
)%の範囲内にあることの2条件を満足する必要がある
。フリット中のRho成分の比率を17%以下としたの
は、720〜860℃で焼成した場合にもマイカ顔料の
溶は込みを生じないようにするためであり、このような
低アルカリのフリットを用いることが本発明の特徴のひ
とつとなっている。またマイカ顔料の添加量を1〜15
%としたのは、1%未満ではメタリックの発色が不十分
であり、15%を越えると焼成不良を生じ易くなるため
である。なおマイカ顔料の表面にコーティングされる金
属としては酸化チタンが一般的に用いられ、透明なマイ
カとの境界面における光の散乱やコーティング層におけ
る光の干渉を利用して種々の色調の貴金属色を生じさせ
ることができる。
このような上釉用フリットと、マイカ顔料に後入れとし
て粘土、塩化カリ、ベントナイト等が加えられ、スプレ
ー法、デインピング法等による施釉を行った後720〜
860℃で焼成を行えば本発明のメタリック調ほうろう
製品が得られることとなる。
本発明のメタリック調ほうろう製品は、下釉層と、有色
透明又は不透明の中間釉層とメタリック釉層とを組合わ
せたものであって、メタリック釉層中のフリットのR,
O含有率を17%以下としたので、通常のほうろう製品
と同様に720〜860℃で焼成した場合にもマイカ顔
料の溶は込みが生ずることがなく、美しいメタリック調
の発色を行わせることができる。しかもメタリック釉層
の厚さに多少のばらつきが生じた場合にも、中間釉層の
存在によって外観上の色むらは目立たなくなり、均一な
外観のメタリック調ほうろう製品が得られることとなる
。次に本発明の実施例を示す。
(実施例) 一般的な下積用フリフl−100部に対して粘土7部、
珪石粉5部、含水硼砂0.5部、亜硝酸ソーダ0.3部
、水50部を混合し粒度5〜8 g/200メンシュオ
ン150ccでミル引きして下釉を準備し、これを前処
理された100m* X l00WNX 1.6mmの
鉄板の表裏両面にスプレーで施釉して810℃×4分の
焼成を行い下釉層を形成した。
次に第1表に示すミル配合の中間釉をミル引きして(粒
度3〜5g/200メツシュオン150cc)中間釉を
準備し、上記下釉層上に片面スプレーで施釉して810
℃×4分の焼成を行い中間釉層を形成した。
さらに第2表のフリット組成及び第3表のミル配合でメ
タリック釉をミル引きして、中間層の上にスプレーで施
釉し790〜b ないメタリック調ほうろう製品を作成した。
その各層の組合わせは第4表のとおりであり、得られた
メタリック調ほうろう製品の外観は第4表に示されると
おりであった。なお第4表中の隠16〜18は比較例の
製品である。
第 2 表 メタリック積用フリット組成第 3 表 
メタリック軸ミル配合 第4表結果 (発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、通常の焼成
温度で焼成することができ、しかも外観が均一で美しい
メタリック調の色調を呈するものであるから、従来の問
題点を解消したものとして、産業の発展に寄与するとこ
ろは極めて大である特許出願人 日本フリント株式会社 同    日本碍子株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉄板上に下釉層と、有色透明又は不透明な中間釉層
    と、R_2O成分の含有量を17(重量)%以下とした
    フリット中に、表面に金属酸化物コーティングが施され
    た粉末状マイカ顔料を1〜15(重量)%添加したメタ
    リック釉層とが順次形成されたことを特徴とするメタリ
    ック調ほうろう製品。 2、中間釉層に用いられるフリットが、チタンフリット
    、ジルコンフリット、アンチモンフリット、透明フリッ
    ト、半乳濁フリットから選ばれたものである特許請求の
    範囲第1項記載のメタリック調ほうろう製品。
JP62307827A 1987-12-04 1987-12-04 メタリック調ほうろう製品 Expired - Fee Related JPH0653936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62307827A JPH0653936B2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04 メタリック調ほうろう製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62307827A JPH0653936B2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04 メタリック調ほうろう製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01149975A true JPH01149975A (ja) 1989-06-13
JPH0653936B2 JPH0653936B2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=17973685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62307827A Expired - Fee Related JPH0653936B2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04 メタリック調ほうろう製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0653936B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5366763A (en) * 1992-06-08 1994-11-22 Mcdaniel Harry C Methods of producing durable lustrous coating on vitreous objects
KR100478583B1 (ko) * 2001-11-16 2005-03-28 주식회사 서울세라믹스 금속 타일용 유약 조성물과 이를 이용한 금속 타일 및 그제조방법
WO2019202759A1 (ja) * 2018-04-19 2019-10-24 佐賀県 琺瑯用ガラス材料、琺瑯製品、琺瑯製品の製造方法
CN110791760A (zh) * 2018-08-02 2020-02-14 江苏新丽源南亚新材料有限公司 一种搪瓷钢板加工工艺
CN111423116A (zh) * 2019-12-04 2020-07-17 上海繁威能源工程有限公司 釉料及耐高温金属涂层的制备方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727944A (en) * 1980-07-22 1982-02-15 Kubota Ltd Enameled bathtub

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727944A (en) * 1980-07-22 1982-02-15 Kubota Ltd Enameled bathtub

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5366763A (en) * 1992-06-08 1994-11-22 Mcdaniel Harry C Methods of producing durable lustrous coating on vitreous objects
KR100478583B1 (ko) * 2001-11-16 2005-03-28 주식회사 서울세라믹스 금속 타일용 유약 조성물과 이를 이용한 금속 타일 및 그제조방법
WO2019202759A1 (ja) * 2018-04-19 2019-10-24 佐賀県 琺瑯用ガラス材料、琺瑯製品、琺瑯製品の製造方法
JP2019189477A (ja) * 2018-04-19 2019-10-31 佐賀県 琺瑯用ガラス材料、琺瑯製品、琺瑯製品の製造方法
CN112055700A (zh) * 2018-04-19 2020-12-08 佐贺县 珐琅用玻璃材料、珐琅产品、珐琅产品的制造方法
US20210122666A1 (en) * 2018-04-19 2021-04-29 Saga Prefecture Glass material for enamel, enamel product and production method for enamel product
CN110791760A (zh) * 2018-08-02 2020-02-14 江苏新丽源南亚新材料有限公司 一种搪瓷钢板加工工艺
CN111423116A (zh) * 2019-12-04 2020-07-17 上海繁威能源工程有限公司 釉料及耐高温金属涂层的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0653936B2 (ja) 1994-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4920180B2 (ja) 装飾塗料が塗設されて、感じの良い黒色化粧を持つガラスセラミックパネル
US6831027B2 (en) Porcelain enamel having metallic appearance
US4837383A (en) Glass enamel
JP2000095540A (ja) ガラス又はガラスセラミックスの施釉、琺瑯掛けもしくは装飾用の鉛及びカドミウムを含有しないガラス組成物、及び該ガラス組成物で被覆されたガラスセラミックスの製造方法
JPH08253343A (ja) アルミニウムまたはアルミニウム合金をエナメル塗装するための自己乳白性エナメルフリツト
WO2019142426A1 (ja) 上絵加飾材料、陶磁器製品、陶磁器製品の製造方法
JP3858292B2 (ja) 低膨張結晶化ガラス装飾用組成物および装飾低膨張結晶化ガラス板
US3857746A (en) Color decalcomania and method
JP4184440B2 (ja) ガラス基材にエナメルを施す方法、使用されるエナメル組成物および得られた製品
JP2004067455A (ja) 無鉛ガラスフラックス及び該フラックスを含む絵付け材料
US2753271A (en) Vitreous enamels and enameling processes
JPH03126686A (ja) セラミツク表面上にレリーフ状の装飾を製造する方法および調剤
JPH09208262A (ja) 低膨張結晶化ガラス装飾用組成物及びこれを用いて装飾した低膨張結晶化ガラス板
US5512521A (en) Cobalt-free, black, dual purpose porcelain enamel glass
JPH01149975A (ja) メタリック調ほうろう製品
JPWO2005075369A1 (ja) ガラス物品及びガラス物品表面の表示形成方法
US20040018932A1 (en) Composition for producing a porcelain enamel having a metallic appearance
JPH0761837A (ja) 低膨張結晶化ガラス装飾用組成物及びこれを用いて装飾した低膨張結晶化ガラス板
JPS6154737B2 (ja)
JP2007531686A (ja) 高熱負荷にさらし得、且つ効果顔料を含有する溶融珪酸塩をベースとした色で装飾されたガラスセラミック又はガラス体
CN110713345B (zh) 珐琅彩料及制备方法及在瓷胎画珐琅文物修复上的应用
JP2974251B2 (ja) 施釉物品
JPH03279237A (ja) 釉薬および施釉物品
WO1989003862A1 (en) Glass enamel
US2686131A (en) Enameling process

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees