JPH01147822A - エレクトレット複合布帛 - Google Patents
エレクトレット複合布帛Info
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- JPH01147822A JPH01147822A JP62306790A JP30679087A JPH01147822A JP H01147822 A JPH01147822 A JP H01147822A JP 62306790 A JP62306790 A JP 62306790A JP 30679087 A JP30679087 A JP 30679087A JP H01147822 A JPH01147822 A JP H01147822A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、エレクトレット性を有する布帛に関し、さら
に詳しくは、エレクトレットによる静電気障害を解消す
るに顕著な効果を発揮する新規なエレクトレット複合布
帛に関するものである。
に詳しくは、エレクトレットによる静電気障害を解消す
るに顕著な効果を発揮する新規なエレクトレット複合布
帛に関するものである。
[従来の技術]
従来、エレクトレット材料は、絶縁材料で作られている
ため、摩擦や摩耗を受けると、静電気が発生して静電気
障害が生ずるという欠点があった。
ため、摩擦や摩耗を受けると、静電気が発生して静電気
障害が生ずるという欠点があった。
このため摩擦や摩耗を受ける用途には2次的な静電気障
害を発生させるため使用できないという欠点があった。
害を発生させるため使用できないという欠点があった。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明の目的は、上記した点に鑑み、特に摩擦によるエ
レクトレット性の静電気障害を防止するに効果を有する
エレクトレット複合布帛を提供せんとするにある。
レクトレット性の静電気障害を防止するに効果を有する
エレクトレット複合布帛を提供せんとするにある。
[問題点を解決するための手段]
上記した目的を達成する本発明のエレクトレット複合布
帛は、以下の構成を有するものである。
帛は、以下の構成を有するものである。
すなわち、本発明のエレクトレット複合布帛は、表面電
荷密度が1X10”クーロン/cm2以上であるエレク
トレット布帛と、摩擦時の帯電電荷密度が9X10−1
0クーロン/d以下である制電性布帛とを複合してなる
ことを特徴とするエレクトレット複合布帛である。
荷密度が1X10”クーロン/cm2以上であるエレク
トレット布帛と、摩擦時の帯電電荷密度が9X10−1
0クーロン/d以下である制電性布帛とを複合してなる
ことを特徴とするエレクトレット複合布帛である。
[作用]
以下、本発明のエレクトレット複合布帛について、図面
等により詳細に説明する。
等により詳細に説明する。
第1図は、本発明のエレクトレット複合布帛の1実施態
様を示す概略断面モデル図であり、本発明のエレクトレ
ット複合布帛1は、少なくともエレクトレット布帛2a
と制電性布帛3aが複合されて構成されている。第2〜
4図も同様に、本発明のエレクトレット複合布帛の各種
実施態様例を示した概略断面モデル図であり、エレクト
レット布帛2a、2bと、制電性布帛3a、3bとが、
接着剤4a、4bによって積層複合されて構成されてい
るものである。
様を示す概略断面モデル図であり、本発明のエレクトレ
ット複合布帛1は、少なくともエレクトレット布帛2a
と制電性布帛3aが複合されて構成されている。第2〜
4図も同様に、本発明のエレクトレット複合布帛の各種
実施態様例を示した概略断面モデル図であり、エレクト
レット布帛2a、2bと、制電性布帛3a、3bとが、
接着剤4a、4bによって積層複合されて構成されてい
るものである。
上記した構成を有する本発明のエレクトレット複合布帛
に用いられるエレクトレット布帛は、表面電荷密度がI
X 10”10ク一ロン/m1以上のものを用い、ま
た、その形態は不織イ5.織物、編物、紙などの各種態
様のものが使用できるものである。
に用いられるエレクトレット布帛は、表面電荷密度がI
X 10”10ク一ロン/m1以上のものを用い、ま
た、その形態は不織イ5.織物、編物、紙などの各種態
様のものが使用できるものである。
また、本発明に用いられる制電性イ[帛もまた同様に、
各種形態のものが組合せ使用でき、その摩擦時の帯電電
荷密度は、静電気障害を発生させないためまたエレクト
レット性能を低下させないため9X10−1°クーロン
/d以下のものを用いるのが好ましく、さらに好ましく
は7X10−10クーロン/d以下のもの、最も好まし
くは5X10−10クーロン/d以下のものを用いるの
がよい。
各種形態のものが組合せ使用でき、その摩擦時の帯電電
荷密度は、静電気障害を発生させないためまたエレクト
レット性能を低下させないため9X10−1°クーロン
/d以下のものを用いるのが好ましく、さらに好ましく
は7X10−10クーロン/d以下のもの、最も好まし
くは5X10−10クーロン/d以下のものを用いるの
がよい。
帯電電荷密度の測定法は後述する。
本発明のエレクトレット複合布帛を得るに際して、複合
方法は、単なる複合、縫製、熱接着、接着剤による接着
、超音波接着などの各種方式のものを用いることができ
るが、一体化した方が摩擦を受けたときにエレクトレッ
ト布帛と制電性布帛の内部摩擦が生じないので静電気の
発生が少ないので好ましいものである。また、エレクト
レット布帛の素材は比抵抗の大きな絶縁材料が好ましく
用いられるものであり、例えばポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリスチレン、ポリエステル、弗素樹脂、ポリ
カーボネートなどが用いられる。エレクトレット化は、
これらの材料を高電場で処理して得ることができる。そ
の表面電荷密度は1X10−10ク一ロン/cm2以上
を有せしめることが肝要であり、最も好ましくは3X1
0”クーロン/−以上のものを用いるのがよいものであ
る。
方法は、単なる複合、縫製、熱接着、接着剤による接着
、超音波接着などの各種方式のものを用いることができ
るが、一体化した方が摩擦を受けたときにエレクトレッ
ト布帛と制電性布帛の内部摩擦が生じないので静電気の
発生が少ないので好ましいものである。また、エレクト
レット布帛の素材は比抵抗の大きな絶縁材料が好ましく
用いられるものであり、例えばポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリスチレン、ポリエステル、弗素樹脂、ポリ
カーボネートなどが用いられる。エレクトレット化は、
これらの材料を高電場で処理して得ることができる。そ
の表面電荷密度は1X10−10ク一ロン/cm2以上
を有せしめることが肝要であり、最も好ましくは3X1
0”クーロン/−以上のものを用いるのがよいものであ
る。
制電性布帛は、布帛中に制電性繊維を用いることや、あ
るいは布帛に制電加工をする、あるいは導電繊維を混入
するなどの方法で得ることができる。制電性加工は、例
えば訓電剤を0.05〜5重逼%程度付着uしめること
によって得られるし、また、導電繊維はステンレス繊維
やカーボン入り繊維などを例えば0.1〜10重量%混
入せしめることなどによって17ることができる。また
、制電性繊維は、たとえば体積抵抗率が1011Ω・c
m以下の繊維を用いることなどによって得ることができ
るものである。
るいは布帛に制電加工をする、あるいは導電繊維を混入
するなどの方法で得ることができる。制電性加工は、例
えば訓電剤を0.05〜5重逼%程度付着uしめること
によって得られるし、また、導電繊維はステンレス繊維
やカーボン入り繊維などを例えば0.1〜10重量%混
入せしめることなどによって17ることができる。また
、制電性繊維は、たとえば体積抵抗率が1011Ω・c
m以下の繊維を用いることなどによって得ることができ
るものである。
本発明の複合布帛を17るに際し、複合の方法は、静電
気障害をできるだけ防止するためエレクトレット布帛を
制電性布帛で両側からサンドイツヂ構造状に積層複合せ
しめるのが好ましい。また、エレクトレット布帛は電荷
の経時安定性から静電気の影響を受けないようにするた
め、第4図の如くエレクトレノ1〜布帛を2枚以上積層
して用いるのが好ましい。
気障害をできるだけ防止するためエレクトレット布帛を
制電性布帛で両側からサンドイツヂ構造状に積層複合せ
しめるのが好ましい。また、エレクトレット布帛は電荷
の経時安定性から静電気の影響を受けないようにするた
め、第4図の如くエレクトレノ1〜布帛を2枚以上積層
して用いるのが好ましい。
本発明のエレクトレット複合布帛を、衣料用または衣料
用副資材として用いる場合、通気性の点から不織布から
構成される複合布帛を用いるのが好ましい。さらにまた
ソフト性から極細8Jlli維を用いた不織イ「が良く
、例えばエレクトレット布帛に平均繊度0.5d以下の
極細繊維のメルトブロー不織布を用いて、制電性布帛に
スパンボンド不織mを用いたものなどが好ましく用いら
れ(qるものである。またエレクトレット布帛の構成繊
度は、表面電荷密度を高くする意味から細い繊度である
ことが好ましく、これに対して制電性布帛は摩擦に耐え
るためエレクトレット布帛の繊度より太い繊1宴の乙の
を用いるのが好ましい。
用副資材として用いる場合、通気性の点から不織布から
構成される複合布帛を用いるのが好ましい。さらにまた
ソフト性から極細8Jlli維を用いた不織イ「が良く
、例えばエレクトレット布帛に平均繊度0.5d以下の
極細繊維のメルトブロー不織布を用いて、制電性布帛に
スパンボンド不織mを用いたものなどが好ましく用いら
れ(qるものである。またエレクトレット布帛の構成繊
度は、表面電荷密度を高くする意味から細い繊度である
ことが好ましく、これに対して制電性布帛は摩擦に耐え
るためエレクトレット布帛の繊度より太い繊1宴の乙の
を用いるのが好ましい。
なお、表面電荷密度の評価方法は、第5図に示す如くエ
レクトレット布帛でおる試料5を金属電極間6.7(4
cm径)ではさみ、誘起電荷をコンデンサー8に蓄積し
て電圧計9で電圧を測定して下式にて求めるものである
。
レクトレット布帛でおる試料5を金属電極間6.7(4
cm径)ではさみ、誘起電荷をコンデンサー8に蓄積し
て電圧計9で電圧を測定して下式にて求めるものである
。
表面電荷密度(クーロン/c++f) =CxV/SC
:コンデンサー容ti<ファラッド〉■=雷電圧ボルト
) S:電極面積(cm2 ) 帯電電荷密度は労働省産業安全研究所発行「静電気安全
指針」の帯電防止作業服の構造基準に準じて測定するも
のである。第6図にこの測定法を説明するための概略図
を示すが、測定器は、敷台10、敷板11、アクリル製
絶縁棒12、試験布13からなり、温度22°C1相対
湿度30%の環境下で、試験布13を摩擦棒(塩ビ管を
アクリルr!A編物で被覆)で10回強く摩擦して、ア
クリル製絶縁棒12をつけたまま試験布12をファラデ
ーケージに投入して電荷T(クーロン)を測定し、下式
より帯電電荷密度を求めるものである。
:コンデンサー容ti<ファラッド〉■=雷電圧ボルト
) S:電極面積(cm2 ) 帯電電荷密度は労働省産業安全研究所発行「静電気安全
指針」の帯電防止作業服の構造基準に準じて測定するも
のである。第6図にこの測定法を説明するための概略図
を示すが、測定器は、敷台10、敷板11、アクリル製
絶縁棒12、試験布13からなり、温度22°C1相対
湿度30%の環境下で、試験布13を摩擦棒(塩ビ管を
アクリルr!A編物で被覆)で10回強く摩擦して、ア
クリル製絶縁棒12をつけたまま試験布12をファラデ
ーケージに投入して電荷T(クーロン)を測定し、下式
より帯電電荷密度を求めるものである。
帯電電荷密度(クーロン/ml〉=電荷1/SS:試験
布の面積(cm2 ) 注)試験布の大きさ25X26Cm 敷板の構造は、第7図に示す如くアクリル製編物14で
金属板15を被覆して、その金属板をアース16した構
造を持つものである。
布の面積(cm2 ) 注)試験布の大きさ25X26Cm 敷板の構造は、第7図に示す如くアクリル製編物14で
金属板15を被覆して、その金属板をアース16した構
造を持つものである。
[発明の効果]
以上述べた通りの本発明のエレクトレット複合布帛は、
摩耗、摩擦による静電気障害を抑制して、本来のエレク
トレット機能を十分に発揮することができるものである
。
摩耗、摩擦による静電気障害を抑制して、本来のエレク
トレット機能を十分に発揮することができるものである
。
このため、本発明のエレクトレット複合布帛は、衣料用
布帛、手術衣用、クリーンルーム用、薬品用布帛、食品
用布帛、帽子、手袋、靴カバー用途、液体めるいは基体
フィルターなどの各種用途に用いることができる。
布帛、手術衣用、クリーンルーム用、薬品用布帛、食品
用布帛、帽子、手袋、靴カバー用途、液体めるいは基体
フィルターなどの各種用途に用いることができる。
[実施例]
以下、実施例に基づいて本発明の具体的構成、効果につ
いて説明する。
いて説明する。
実施例1
表面電荷密度5.5X10−10クーロン/d、目付3
0g/−rrI2、平均繊度0.01dのポリプロピレ
ン繊維からなるメルトブロー不織布をエレクトレット布
帛として用い、一方、帯電電荷密度3x1()−10ク
ーロン/イ、目付40CJ/m2.4dのスパンボンド
不織布を制電性布帛として用い、両者を複合して、本発
明のエレクトレット複合布帛を得た。なお、制電性布帛
は制電剤をllff1%付着せしめる加工法により得ら
れたものを用いた。
0g/−rrI2、平均繊度0.01dのポリプロピレ
ン繊維からなるメルトブロー不織布をエレクトレット布
帛として用い、一方、帯電電荷密度3x1()−10ク
ーロン/イ、目付40CJ/m2.4dのスパンボンド
不織布を制電性布帛として用い、両者を複合して、本発
明のエレクトレット複合布帛を得た。なお、制電性布帛
は制電剤をllff1%付着せしめる加工法により得ら
れたものを用いた。
この複合布帛の表面を第6図を用いた説明した方法で、
その箒電電荷密度を測定したところ、3゜2X10−1
0クーロン/−であった。またテスト後、エレクトレッ
ト たが殆ど影響が認められなかった。
その箒電電荷密度を測定したところ、3゜2X10−1
0クーロン/−であった。またテスト後、エレクトレッ
ト たが殆ど影響が認められなかった。
実施例2
表面電荷密度3X10”クーロン/ml、目付40Cl
/m2、繊度2dのポリプロピレン繊維よりクーロン/
ri、目付50g/Tn2、繊度5dの短繊維不織布を
制電性布帛として用い、エレクトレット布帛の両面に該
制電性布帛を複合−休止してなるサンドイッチ構造状の
本発明のエレクトレット複合布帛を得た。
/m2、繊度2dのポリプロピレン繊維よりクーロン/
ri、目付50g/Tn2、繊度5dの短繊維不織布を
制電性布帛として用い、エレクトレット布帛の両面に該
制電性布帛を複合−休止してなるサンドイッチ構造状の
本発明のエレクトレット複合布帛を得た。
なお、該制電性布帛はカーボン入り導電性繊維を3重量
%混入したものを用いた。また、複合−休止は、パウダ
ー接着剤を用いて行なった。
%混入したものを用いた。また、複合−休止は、パウダ
ー接着剤を用いて行なった。
上記のようして得られた本発明のエレクトレット複合布
帛の帯電電荷密度は、実施例1と同じ方法で測定した結
果、2.5X10”クーロン/dであり、静電気障害の
心配は実質的にないものでめった。
帛の帯電電荷密度は、実施例1と同じ方法で測定した結
果、2.5X10”クーロン/dであり、静電気障害の
心配は実質的にないものでめった。
水晶を机の角で100回摩耗した後、気中でのダスト捕
集効率を測定したが、摩耗前と比べて低下は実質的に認
められない良好なものであった。
集効率を測定したが、摩耗前と比べて低下は実質的に認
められない良好なものであった。
実施例3
表面電荷密度4.8X10−10クーロン/ Cm %
目付20g/Tr12、平均繊度0.02dのポリプロ
ピレン繊維のメルトブロー不織布からなるエレクトレッ
ト布帛を用い、一方、訓電剤を2重量%付着Vしめたポ
リプロピレンスパンボンド不WA15(目付30g/T
r12、繊度7d)からなる帯電電荷密度2.5X10
−10クーロン/−である制電性布帛を用いて、該エレ
クトレット布帛の両面よりサンドイッチ構造にして前記
制電性布帛を超音波にて接着せしめて本発明のエレクト
レット複合布帛を得た。
目付20g/Tr12、平均繊度0.02dのポリプロ
ピレン繊維のメルトブロー不織布からなるエレクトレッ
ト布帛を用い、一方、訓電剤を2重量%付着Vしめたポ
リプロピレンスパンボンド不WA15(目付30g/T
r12、繊度7d)からなる帯電電荷密度2.5X10
−10クーロン/−である制電性布帛を用いて、該エレ
クトレット布帛の両面よりサンドイッチ構造にして前記
制電性布帛を超音波にて接着せしめて本発明のエレクト
レット複合布帛を得た。
こうして1qられた本発明のエレクトレット複合布帛を
、第6図に示す方法で帯電電荷密度を測定した結果、3
.2X10−10クーロン/dを示し、静電気障害の心
配のない値であった。
、第6図に示す方法で帯電電荷密度を測定した結果、3
.2X10−10クーロン/dを示し、静電気障害の心
配のない値であった。
かかるエレクトレット複合布帛を用いて手術衣を試作し
て各種のテストに供した。
て各種のテストに供した。
このテスl〜の結果、静電気障害は実質的に認められず
、またソフト性があり、また通気性もあって好適な材料
であることが認められた。また使用後、捕集性能テスト
を実施したが、捕集性能の低下は実質的に認められなか
った。
、またソフト性があり、また通気性もあって好適な材料
であることが認められた。また使用後、捕集性能テスト
を実施したが、捕集性能の低下は実質的に認められなか
った。
比較例1
表面電荷密度3X10−10クーロン/li、目付20
Q / m2、平均繊度0.03dのポリプロピレン
繊維からなるメルトブロー不織布のエレクトレット布帛
を製造した。こ、のエレクトレット布帛について、第6
図の方法によって帯電電荷密度を測定したところ、13
X10”クーロン/cmfであり、静電気障害が心配さ
れるものであった。また、これをしばらく放置して摩擦
による静電気を除いた後、表面電荷密度を測定したとこ
ろ、エレクトレット性の明らかな低下が認められた。
Q / m2、平均繊度0.03dのポリプロピレン
繊維からなるメルトブロー不織布のエレクトレット布帛
を製造した。こ、のエレクトレット布帛について、第6
図の方法によって帯電電荷密度を測定したところ、13
X10”クーロン/cmfであり、静電気障害が心配さ
れるものであった。また、これをしばらく放置して摩擦
による静電気を除いた後、表面電荷密度を測定したとこ
ろ、エレクトレット性の明らかな低下が認められた。
比較例2
表面電荷密度6X10−10クーロン/d、目付40
Q / m2のポリプロピレン繊維からなるメルトブロ
ー不織布をエレクトレット布帛として用い、一方、帯電
電荷密度13X10−10クーロン/dの目付30q/
T112のポリエステルスパンボンド不織イ[を上記エ
レクトレット布帛の両面よりザンドイッチ状にして複合
体を製造した。
Q / m2のポリプロピレン繊維からなるメルトブロ
ー不織布をエレクトレット布帛として用い、一方、帯電
電荷密度13X10−10クーロン/dの目付30q/
T112のポリエステルスパンボンド不織イ[を上記エ
レクトレット布帛の両面よりザンドイッチ状にして複合
体を製造した。
かかる複合体の帯電電荷密度を測定したところ、15X
10”クーロン/dを示し、静電気障害の心配される望
ましくないものであった。
10”クーロン/dを示し、静電気障害の心配される望
ましくないものであった。
第1〜4図は、本発明のエレクトレット複合布帛の各種
態様例を示す断面概略モデル図である。 第5図は、表面電荷密度の測定法を説明するための概略
図である。 第6図は、帯電電荷密度の測定法を説明するための測定
器の概略図であ゛る。 第7図は、帯電電荷密度の測定に用いられる敷板の説明
図である。 1:本発明のエレクトレット複合布帛 2a、2b:エレクトレット布帛 3a、3b二制電性布帛 4a、4b:接着剤 5:測定試料 6:金属電極 7:金属電極 8:コンデレリー−9:電圧計
10二敷台 11:敷板 12ニアクリル製絶縁棒13:試
験布 14ニアクリル製編物15:金属板
16:アース 特許出願人 東 し 株 式 会 社業3!7
第4図 第5図
態様例を示す断面概略モデル図である。 第5図は、表面電荷密度の測定法を説明するための概略
図である。 第6図は、帯電電荷密度の測定法を説明するための測定
器の概略図であ゛る。 第7図は、帯電電荷密度の測定に用いられる敷板の説明
図である。 1:本発明のエレクトレット複合布帛 2a、2b:エレクトレット布帛 3a、3b二制電性布帛 4a、4b:接着剤 5:測定試料 6:金属電極 7:金属電極 8:コンデレリー−9:電圧計
10二敷台 11:敷板 12ニアクリル製絶縁棒13:試
験布 14ニアクリル製編物15:金属板
16:アース 特許出願人 東 し 株 式 会 社業3!7
第4図 第5図
Claims (3)
- (1)表面電荷密度が1×10^−^1^0クーロン/
cm^2以上であるエレクトレット布帛と、摩擦時の帯
電電荷密度が9×10^−^1^0クーロン/cm^2
以下である制電性布帛とを複合してなることを特徴とす
るエレクトレット複合布帛。 - (2)エレクトレット布帛の両側にポリ電性布帛を配し
た実質的にサンドイッチ状の複合構造を有するものであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のエ
レクトレット複合布帛。 - (3)エレクトレット布帛と制電性布帛とが複合一体化
されてなる構造を有するものであることを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項記載のエレクトレット複合布帛
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62306790A JPH0669740B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | エレクトレット複合布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62306790A JPH0669740B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | エレクトレット複合布帛 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01147822A true JPH01147822A (ja) | 1989-06-09 |
JPH0669740B2 JPH0669740B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=17961278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62306790A Expired - Fee Related JPH0669740B2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | エレクトレット複合布帛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669740B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016104492A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | 東レ株式会社 | 防護服 |
WO2019171996A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | 東レ株式会社 | 帯電防止粉塵防護生地およびそれを使用した防護服 |
WO2019171995A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | 東レ株式会社 | 帯電防止粉塵防護生地およびそれを使用した防護服 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345469A (en) * | 1976-10-01 | 1978-04-24 | Teijin Ltd | Flame bonded unwoven fabric for abrasionnproof packing material and its manufacture |
JPS5940480U (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-15 | 松下電工株式会社 | 窓装置 |
-
1987
- 1987-12-03 JP JP62306790A patent/JPH0669740B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345469A (en) * | 1976-10-01 | 1978-04-24 | Teijin Ltd | Flame bonded unwoven fabric for abrasionnproof packing material and its manufacture |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016104492A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | 東レ株式会社 | 防護服 |
JPWO2016104492A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2017-09-28 | 東レ株式会社 | 防護服 |
WO2019171996A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | 東レ株式会社 | 帯電防止粉塵防護生地およびそれを使用した防護服 |
WO2019171995A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | 東レ株式会社 | 帯電防止粉塵防護生地およびそれを使用した防護服 |
CN111801460A (zh) * | 2018-03-09 | 2020-10-20 | 东丽株式会社 | 防静电粉尘防护布料和使用它的防护服 |
EP3763874A4 (en) * | 2018-03-09 | 2022-01-05 | Toray Industries, Inc. | ANTI-DUST ANTI-STATIC FABRIC AND PROTECTIVE CLOTHING USER |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0669740B2 (ja) | 1994-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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