JPS62197118A - 積層エレクトレツトフイルタ - Google Patents
積層エレクトレツトフイルタInfo
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- JPS62197118A JPS62197118A JP3750986A JP3750986A JPS62197118A JP S62197118 A JPS62197118 A JP S62197118A JP 3750986 A JP3750986 A JP 3750986A JP 3750986 A JP3750986 A JP 3750986A JP S62197118 A JPS62197118 A JP S62197118A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C3/00—Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
- B03C3/28—Plant or installations without electricity supply, e.g. using electrets
Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
低圧損、高捕集効率に優れた積層エレクトレットフィル
タに関するものである。
タに関するものである。
実公昭58−51929号公報に記載のごとく、エレク
トレット化フィルムをスプリット化して、フィルタ材と
して用い、それにスパンボンド不織布を積層したエアー
フィルタがある。
トレット化フィルムをスプリット化して、フィルタ材と
して用い、それにスパンボンド不織布を積層したエアー
フィルタがある。
このエアフィルタは、スパンボンド不織布をエアー中の
粒子との摩擦で帯電した粒子を補集するものである。
粒子との摩擦で帯電した粒子を補集するものである。
またこのフィルムから形成されたエレクトレットフィル
タは、エレクトレット化したスプリットファイバーがラ
ンダムにシート内で配列して構成されているため、フィ
ルタ内での電気分極の向きは第6図に示すようにランダ
ム構成となっている。
タは、エレクトレット化したスプリットファイバーがラ
ンダムにシート内で配列して構成されているため、フィ
ルタ内での電気分極の向きは第6図に示すようにランダ
ム構成となっている。
このため内部で相互にキャンセルして、外部へ電気力を
及ぼさない。
及ぼさない。
したがって、捕集粒子が、エレクトレットフィルタ内に
入ってこないと、電気力による捕集ができない。故に、
捕集効率の向上もできないし、又、エレクトレットフィ
ルタ内にダスト付着が集中するため、圧力損失の上昇を
きたす欠点があった。
入ってこないと、電気力による捕集ができない。故に、
捕集効率の向上もできないし、又、エレクトレットフィ
ルタ内にダスト付着が集中するため、圧力損失の上昇を
きたす欠点があった。
本発明の目的は、上述の欠点を解消し、長期に亘って高
捕集効率と低圧力損失を維持するフィルタを提供するも
のである。
捕集効率と低圧力損失を維持するフィルタを提供するも
のである。
すなわち、本発明は表面電荷密度の異なる繊維状シート
が少なくとも2枚積層されてなるフィルタであって、表
面電荷密度の高い繊維状シートは細繊度で構成され、か
つ表面電荷密度の低い繊維状シートは太繊度で構成され
ていることを特徴とする積層エレクトレットフィルタに
関するものである。
が少なくとも2枚積層されてなるフィルタであって、表
面電荷密度の高い繊維状シートは細繊度で構成され、か
つ表面電荷密度の低い繊維状シートは太繊度で構成され
ていることを特徴とする積層エレクトレットフィルタに
関するものである。
本発明の実施態様を図示する。
第1図は太繊度、低表面電荷密度からなる不織布2と、
細繊度、高表面電荷密度からなる不織布3からなる積層
エレクトレットフィルタ1aである。
細繊度、高表面電荷密度からなる不織布3からなる積層
エレクトレットフィルタ1aである。
第2図は、本発明に係る他の一例を示すもので太繊度、
低表面電荷密度からなる織物4と、細繊度、高表面電荷
密度からなる不織布3とからなる積層エレクトレットフ
ィルタ1bである。
低表面電荷密度からなる織物4と、細繊度、高表面電荷
密度からなる不織布3とからなる積層エレクトレットフ
ィルタ1bである。
第3図は、本発明に係るさらに他の一例を示すもので、
太繊度、低表面電荷密度からなる不織布2と中繊度、中
表面電荷密度からなる不織布5と、細繊度、高表面、電
荷密度からなる不織布3とからなる積層エレクトレット
フィルタ1Cである。
太繊度、低表面電荷密度からなる不織布2と中繊度、中
表面電荷密度からなる不織布5と、細繊度、高表面、電
荷密度からなる不織布3とからなる積層エレクトレット
フィルタ1Cである。
本発明の積層エレクトレットフィルタは表層部が太繊度
で構成されているため気孔径が大きくまた、繊維は低い
表面電荷を持つため、機械的捕集と静電気捕集併用効果
によって、大きなダストを捕集し、かつ静電気力によっ
て、一度付管したダストは強固に付着し、再飛散を防ぐ
。
で構成されているため気孔径が大きくまた、繊維は低い
表面電荷を持つため、機械的捕集と静電気捕集併用効果
によって、大きなダストを捕集し、かつ静電気力によっ
て、一度付管したダストは強固に付着し、再飛散を防ぐ
。
また表層部を通過した細いダストは細繊度で緻密で気孔
径が小さく、高い表面電荷密度による機械的捕集及び静
電気捕集の相乗効果で、高捕集効率で捕集する。
径が小さく、高い表面電荷密度による機械的捕集及び静
電気捕集の相乗効果で、高捕集効率で捕集する。
また、表層部で粗い又は中程度のダストが捕集されるた
め、内部での圧力損失め上昇を防止することがモきる。
め、内部での圧力損失め上昇を防止することがモきる。
高い表面電荷密度は1 X ’I 0−10C/a4以
上であるので外部に対して強い電気力を及ぼすことがで
きるため好ましい。ざらに好ましくは3×10”C4以
上が良い。
上であるので外部に対して強い電気力を及ぼすことがで
きるため好ましい。ざらに好ましくは3×10”C4以
上が良い。
又、低い表面電荷密度は、1 X 10” c/ri未
満であるのが好ましい。あまり強い表面電荷密度を持つ
と、表層部でのダスト付着が多くなり、目詰りの原因と
なる。
満であるのが好ましい。あまり強い表面電荷密度を持つ
と、表層部でのダスト付着が多くなり、目詰りの原因と
なる。
積層後の積層エレクトレットフィルタの表層部の表面電
荷密度は2 X 10” C/cnf以上が好ましい。
荷密度は2 X 10” C/cnf以上が好ましい。
あまり表面電荷密度が低いと静電気力による捕集効果が
失われるためである。
失われるためである。
このため積層する低い表面電荷密度の繊維状シートの目
付、厚みなど適切に選定する必要がある。
付、厚みなど適切に選定する必要がある。
目付などは300g/T112以下が好ましい。
エアーフィルタの性能から、太繊度とは1d以上、細繊
度とは1d未満で、特に0.5d以下が高捕集効率から
好ましい。
度とは1d未満で、特に0.5d以下が高捕集効率から
好ましい。
見掛密度も、太繊度で粗構造、細繊度で密構造にすれば
さらに効果的である。
さらに効果的である。
繊維状シートの形態は、不織布、編織物、紙、など通気
性のあるものである。
性のあるものである。
高い表面電荷密度を有する繊維状シート素材は、ポリオ
レフィン(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ン)弗素系樹脂、ポリエステル、ポリアミド、ポリカー
ボネート、ポリアクリロニトリル、塩ビ、など体積抵抗
率が1012Ω・cm以上のものが使用できる。
レフィン(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ン)弗素系樹脂、ポリエステル、ポリアミド、ポリカー
ボネート、ポリアクリロニトリル、塩ビ、など体積抵抗
率が1012Ω・cm以上のものが使用できる。
低い表面電荷密度を有する繊維状シートとして上記素材
の外、天然繊維が使用できる。また、導電性繊維も使用
できる。
の外、天然繊維が使用できる。また、導電性繊維も使用
できる。
高性能フィルタとして繊維状シート形態として不織布が
特に好ましい。
特に好ましい。
また高い表面電荷密度を示す不織布としてメルトブロー
不織布が好ましい。
不織布が好ましい。
これは、平均繊度が0.5d以下と細く、かつ、密構造
で表面電荷の維持性に優れている。
で表面電荷の維持性に優れている。
このため、低目付でも、80 g/ m2以下でも高い
表面電荷密度を示し、圧力損失を低くするのでフィルタ
として好ましい。
表面電荷密度を示し、圧力損失を低くするのでフィルタ
として好ましい。
積層エレクトレットフィルタの積層方法は、第1〜3図
に示す以外にさらに多層化しても良い。
に示す以外にさらに多層化しても良い。
また、高い表面電荷密度を示す繊維状シートとして、そ
れ同志の多層の組合せも利用できる。又、高い表面電荷
密度を持つシートを両面より低い表面電荷密度を示すシ
ートではさむことも可能である。
れ同志の多層の組合せも利用できる。又、高い表面電荷
密度を持つシートを両面より低い表面電荷密度を示すシ
ートではさむことも可能である。
積層の接合方法として、単なる積層の場合もあるし、接
着剤、融着剤による接合、機械的接合として、ニードル
パンチ、ウォーターパンチによる場合、縫製による接合
などもある。
着剤、融着剤による接合、機械的接合として、ニードル
パンチ、ウォーターパンチによる場合、縫製による接合
などもある。
次に表面電荷密度を有する繊維状シートの製造方法を述
べる。
べる。
第4図に示す方法で、アース電極6上に半導体材料7を
置き、その上にエレクトレット化する繊維状シート8を
配置して、針状電極9により、高圧発生機10を通して
直流高電圧印加を行なってエレクトレット化する。
置き、その上にエレクトレット化する繊維状シート8を
配置して、針状電極9により、高圧発生機10を通して
直流高電圧印加を行なってエレクトレット化する。
エレクトレット化する雰囲気温度は、繊維状シートの材
質によって適当に変えて行なう。でき上ったエレクトレ
ット繊維状シートの電気分極の向きは、第5図に示すモ
デル図のごとく、シートの厚み方向に配向している。
質によって適当に変えて行なう。でき上ったエレクトレ
ット繊維状シートの電気分極の向きは、第5図に示すモ
デル図のごとく、シートの厚み方向に配向している。
表面電荷密度の大きさは、印加電圧の大小によってコン
トロールする。
トロールする。
又、1 X 10−10c/−以下の繊維状シートには
、エレクトレット化しない繊維状シートを使用しても差
支えない。
、エレクトレット化しない繊維状シートを使用しても差
支えない。
測定法について説明する。
(1) 見掛密度は、J l5−L1079に記載の
見掛比重に準じて行なった。但し、厚み測定は、JIS
−L1085に準じた。
見掛比重に準じて行なった。但し、厚み測定は、JIS
−L1085に準じた。
(2) 体積抵抗率は、JIs−C−2318に準じ
て行なった。表面電荷密度は第7図に示す装置で行なっ
た。
て行なった。表面電荷密度は第7図に示す装置で行なっ
た。
即ち、測定すべき繊維状シート11をアースした金属板
のアース電極12の上に置き、他の金属電極(4cm径
)13を上方から試料に接触せしめて、試料表面に存在
する電荷を静電誘導で金属電極13に生じせしめ、この
電荷をコンデンサー14にためて電位計15でその電位
を測定し、下式から表面電荷密度を求める。
のアース電極12の上に置き、他の金属電極(4cm径
)13を上方から試料に接触せしめて、試料表面に存在
する電荷を静電誘導で金属電極13に生じせしめ、この
電荷をコンデンサー14にためて電位計15でその電位
を測定し、下式から表面電荷密度を求める。
表面電位密度(c/ri)=CxV/SC:コンデンサ
ー容最(ファラッド) ■:電位(ボルト) S:電極面積(CXK) 〔実施例〕 実施例1 表面電荷密度が高い不織布として8X10−10C/−
を有するポリプロピレンメルトプロー不織布を用いた。
ー容最(ファラッド) ■:電位(ボルト) S:電極面積(CXK) 〔実施例〕 実施例1 表面電荷密度が高い不織布として8X10−10C/−
を有するポリプロピレンメルトプロー不織布を用いた。
構成平均繊度0.03d、目付40g/Tn2、見掛密
度0.1510/ciであった。
度0.1510/ciであった。
表面電荷密度の低い不織布として5X10−12C/−
を有するポリエステルスパンボンド不織布を用いた。
を有するポリエステルスパンボンド不織布を用いた。
構成繊度5d、目付40C1、見掛密度0.139g/
antであった。
antであった。
積層後の表面電荷密度(表層側)は9.5X10” C
10#であった。
10#であった。
表面電荷密度の低い不織布を風上にして本積層エレクト
レットフィルタをフィルタ評価装置で大気塵を吸入して
、面風速’l、 5m、/mtnで1力月間テストを行
なった。
レットフィルタをフィルタ評価装置で大気塵を吸入して
、面風速’l、 5m、/mtnで1力月間テストを行
なった。
この結果、初期捕集効率は99.6%で、1力月間その
性能をほとんど維持し、かつ圧力損失の上昇も0.5m
maq以下であった。
性能をほとんど維持し、かつ圧力損失の上昇も0.5m
maq以下であった。
捕集効率は凝縮核測定器(TSI社製)を用いて粒子カ
ウントして求めた。
ウントして求めた。
実施例2
表面電荷密度の高い不織布として8.2×10” C/
CXKを有するポリプロピレンメルトブロー不織布を用
いた。構成平均繊度は0.01d、目付30g/W12
、見掛密度0.155g/−であった。 表面電荷密度
の低い織物として、1X10” C/riを有するポリ
エステルタフタ(単糸繊度3d、タテ、ヨコ糸繊度10
0D)、タテ糸密度112本/in、ヨコ糸密度89本
/ in)を用いた。
CXKを有するポリプロピレンメルトブロー不織布を用
いた。構成平均繊度は0.01d、目付30g/W12
、見掛密度0.155g/−であった。 表面電荷密度
の低い織物として、1X10” C/riを有するポリ
エステルタフタ(単糸繊度3d、タテ、ヨコ糸繊度10
0D)、タテ糸密度112本/in、ヨコ糸密度89本
/ in)を用いた。
積層方法は、表面電荷密度の高いメルトブロー不織布を
2枚積層した後に、表面電荷密度の低い織物を1枚積層
した。
2枚積層した後に、表面電荷密度の低い織物を1枚積層
した。
積層後の表面電荷密度(織物表面)は1.8Xio”’
100層であった。
100層であった。
本発明のフィルタをフィルタ評価装置に取りつけて、2
週間、大気塵を用いてテストを実施した。
週間、大気塵を用いてテストを実施した。
面風速は1.5m/minで行なった。
この結果、初期捕集効率は99.92%、2週間後も性
能はほとんど変らなかった。
能はほとんど変らなかった。
また圧力損失の上昇は1.2mmaQ以下であつた。
実施例3
表面電荷密度の高い不織布として1.2X10’c/c
Jを有するポリプロピレンメルトブロー不織布を用いた
。構成平均繊度は0.01d、目付40g/Tn2、見
掛密度0.152g10/であった。
Jを有するポリプロピレンメルトブロー不織布を用いた
。構成平均繊度は0.01d、目付40g/Tn2、見
掛密度0.152g10/であった。
次いで、表面電荷密度の高い不織布として、3X 10
” c/a+fを有するポリプロピレンメルトブロー不
織布を用いた。
” c/a+fを有するポリプロピレンメルトブロー不
織布を用いた。
構成平均繊度0.2d、目付40 Q / *2、見掛
密度0.128g/cnfであった。
密度0.128g/cnfであった。
表面電荷密度の低い不織布として3×1O−12C/c
Jのポリエステルスパンボンド不織布を用いた。
Jのポリエステルスパンボンド不織布を用いた。
繊度3.5d、目付50g/Tn2、見掛密度0.25
a/a(であった。
a/a(であった。
積層後の表面電荷密度は9.2X 10−11c10+
fでめった。
fでめった。
本発明シートをフィルタ評価装置に取りつけて、大気塵
を用いて、1力月間、面風速1.5m/minでテスト
した。
を用いて、1力月間、面風速1.5m/minでテスト
した。
この結果、初期捕集効率99.94%で1力月間もほと
んど変化なかった。
んど変化なかった。
また圧力損失の変化も0.5mmaq以下であった。
実施例4
表面電荷密度の高い不織布として6.0X10−10C
/cnfを有するポリプロピレンメルトブロー不織布を
用いた。構成平均繊度0.01d、目付50q/TlN
2、見掛密度0.148g/cmであった。
/cnfを有するポリプロピレンメルトブロー不織布を
用いた。構成平均繊度0.01d、目付50q/TlN
2、見掛密度0.148g/cmであった。
表面電荷密度の低い不織布として3X10−12C/−
のガラス不織布を用いた。平均繊度0,5d。
のガラス不織布を用いた。平均繊度0,5d。
日付、70g/1TI2、見掛密度0.14g/ant
であった。
であった。
積層後の表面電荷密度(ガラス不織布表面〉は9.1
X 10−11c/cdであった。
X 10−11c/cdであった。
本発明のフィルタを実施例1に示すフィルタ装置で2遍
間テストした。
間テストした。
初期捕集効率は99.8%で、2週間後もほとんど変化
がなかった。また圧力損失も0.7nwnaq以下であ
った。
がなかった。また圧力損失も0.7nwnaq以下であ
った。
以上述べたごとく、本発明に係る積層フィルタは、低圧
力損失、高捕集効率に優れている。このため、各種用途
に用いることができる。例えば、掃除機用フィルタ、ク
リーンルーム用フィルタ、医療用マスク、産業用フィル
タ、空気清浄機用フィルタとして長期間使用できるもの
である。
力損失、高捕集効率に優れている。このため、各種用途
に用いることができる。例えば、掃除機用フィルタ、ク
リーンルーム用フィルタ、医療用マスク、産業用フィル
タ、空気清浄機用フィルタとして長期間使用できるもの
である。
第1図〜第3図は本発明に係る積層エレクトレットフィ
ルタを表わす模式図、第4図は表面電荷密度を有する繊
維状シートの製造方法をあられす説明図、第5図は本発
明の繊維状シートの電気分極の向きをは表わす模式図、
第6図は従来の繊維状シートの電気分極の向きを表わす
模式図、第7図は表面電荷密度の測定装置を表わす説明
図である。 ’la、1b、1c:エレクトレットフィルタ2:太繊
度、低表面電荷密度の不織布 3:細繊度、高表面電荷密度の不織布 4:太繊度、低表面電荷密度の織物 5:中繊度、中表面電荷密度の不織布 6:アース電極 7:半導体材料 s:m雄状シート 9:針状電極 10:高圧発生機 11:表面電荷密度を持つ繊維状シート12:アース電
極 13:金属電極 14:コンデンサー 15:電位計 特許出願人 東 し 株 式 会 社第3図 一二一 第4図 第5図 第6図 フ 第7桶
ルタを表わす模式図、第4図は表面電荷密度を有する繊
維状シートの製造方法をあられす説明図、第5図は本発
明の繊維状シートの電気分極の向きをは表わす模式図、
第6図は従来の繊維状シートの電気分極の向きを表わす
模式図、第7図は表面電荷密度の測定装置を表わす説明
図である。 ’la、1b、1c:エレクトレットフィルタ2:太繊
度、低表面電荷密度の不織布 3:細繊度、高表面電荷密度の不織布 4:太繊度、低表面電荷密度の織物 5:中繊度、中表面電荷密度の不織布 6:アース電極 7:半導体材料 s:m雄状シート 9:針状電極 10:高圧発生機 11:表面電荷密度を持つ繊維状シート12:アース電
極 13:金属電極 14:コンデンサー 15:電位計 特許出願人 東 し 株 式 会 社第3図 一二一 第4図 第5図 第6図 フ 第7桶
Claims (6)
- (1)表面電荷密度の異なる繊維状シートが少なくとも
2枚積層されてなるフィルタであつて表面電荷密度の高
い繊維状シートは細繊度で構成され、かつ表面電荷密度
の低い繊維状シートは太繊度で構成されていることを特
徴とする積層エレクトレットフィルタ。 - (2)表面電荷密度の高い繊維状シートの表面電荷密度
が1×10^−^1^0c/cm^2以上である特許請
求の範囲第(1)項記載の積層エレクトレットフィルタ
。 - (3)積層後の表面電荷密度が2×10^−^1^1c
/cm^2以上である特許請求の範囲第(1)項記載の
積層エレクトレットフィルタ。 - (4)表面電荷密度の高い繊維状シートの見掛密度が大
きく、表面電荷密度の低い繊維状シートの見掛密度が小
さい特許請求の範囲第(1)項記載の積層エレクトレッ
トフィルタ。 - (5)表面電荷密度の高い繊維状シートが不織布である
特許請求の範囲第(1)項記載の積層エレクトレットフ
ィルタ。 - (6)表面電荷密度の高い繊維状シートがメルトブロー
不織布である特許請求の範囲第(1)項記載の積層エレ
クトレットフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3750986A JPS62197118A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 積層エレクトレツトフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3750986A JPS62197118A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 積層エレクトレツトフイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62197118A true JPS62197118A (ja) | 1987-08-31 |
JPH031046B2 JPH031046B2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=12499499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3750986A Granted JPS62197118A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 積層エレクトレツトフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62197118A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0312687A2 (de) * | 1987-09-19 | 1989-04-26 | Firma Carl Freudenberg | Elektret-Filterpack |
JPH0214709A (ja) * | 1988-04-18 | 1990-01-18 | Cambridge Filter Corp | エアフイルタ媒質を形成する方法 |
JPH0253110U (ja) * | 1988-10-04 | 1990-04-17 | ||
JPH0389910A (ja) * | 1989-09-01 | 1991-04-15 | Toray Ind Inc | 排煙フィルタ |
US20160250649A1 (en) * | 2013-10-15 | 2016-09-01 | Yupo Corporation | Filter |
WO2017164112A1 (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | エアフィルタ濾材 |
-
1986
- 1986-02-24 JP JP3750986A patent/JPS62197118A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0312687A2 (de) * | 1987-09-19 | 1989-04-26 | Firma Carl Freudenberg | Elektret-Filterpack |
EP0312687A3 (de) * | 1987-09-19 | 1989-07-05 | Firma Carl Freudenberg | Elektret-Filterpack |
JPH0214709A (ja) * | 1988-04-18 | 1990-01-18 | Cambridge Filter Corp | エアフイルタ媒質を形成する方法 |
JPH0253110U (ja) * | 1988-10-04 | 1990-04-17 | ||
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US20160250649A1 (en) * | 2013-10-15 | 2016-09-01 | Yupo Corporation | Filter |
US10010892B2 (en) * | 2013-10-15 | 2018-07-03 | Yupo Corporation | Filter |
WO2017164112A1 (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | エアフィルタ濾材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH031046B2 (ja) | 1991-01-09 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |