JPH0114742Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0114742Y2 JPH0114742Y2 JP1982195784U JP19578482U JPH0114742Y2 JP H0114742 Y2 JPH0114742 Y2 JP H0114742Y2 JP 1982195784 U JP1982195784 U JP 1982195784U JP 19578482 U JP19578482 U JP 19578482U JP H0114742 Y2 JPH0114742 Y2 JP H0114742Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- chamber
- pressure
- passage
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 25
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 20
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 20
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はデイーゼルエンジンの分配型燃料噴射
ポンプ、特にその燃料噴射時期の制御に関する。
ポンプ、特にその燃料噴射時期の制御に関する。
エンジンにより駆動されるプランジヤを具えた
分配型燃料噴射ポンプはその燃料噴射時期制御を
ポンプ内圧により作動するタイマピストンにより
行つている。即ちエンジンが高回転になる程それ
に伴つて高くなるポンプ内圧に応動するタイマピ
ストンにより噴射時期を進め良好な燃焼を得るよ
うにしている。タイマピストンはしぼりを介して
ポンプ内圧領域(ポンプハウジング内)に運通す
る高圧室内に配置され、この高圧室内のポンプ内
圧の作用を受けてピストン運動をするようになつ
ている。このような分配型燃料噴射ポンプを有す
るデイーゼルエンジンにおいては、変速機のシフ
トアツプ時(セカンドギヤ→サードギヤ、あるい
はサードギヤ→トツプギヤ等)にエンジン回転数
は急激に低下するにも拘らずタイマピストンの高
圧室の圧力はしぼりがあるために急には低下せず
時間的な遅れが生じる。従つて本来ならばシフト
アツプと同時に回転数の低下に伴つてタイマピス
トンを素早く動かして進角されていた燃料噴射時
期を遅らせ適正な時期に戻さなければいけない筈
であるのに上述の時間遅れにより適正な噴射時期
に戻るまでの間一時的に過進角の状態となる。こ
のためシフトアツプ時に一時的に高い不快なデイ
ーゼルノツク音が発生するという不具合が生じて
いた。
分配型燃料噴射ポンプはその燃料噴射時期制御を
ポンプ内圧により作動するタイマピストンにより
行つている。即ちエンジンが高回転になる程それ
に伴つて高くなるポンプ内圧に応動するタイマピ
ストンにより噴射時期を進め良好な燃焼を得るよ
うにしている。タイマピストンはしぼりを介して
ポンプ内圧領域(ポンプハウジング内)に運通す
る高圧室内に配置され、この高圧室内のポンプ内
圧の作用を受けてピストン運動をするようになつ
ている。このような分配型燃料噴射ポンプを有す
るデイーゼルエンジンにおいては、変速機のシフ
トアツプ時(セカンドギヤ→サードギヤ、あるい
はサードギヤ→トツプギヤ等)にエンジン回転数
は急激に低下するにも拘らずタイマピストンの高
圧室の圧力はしぼりがあるために急には低下せず
時間的な遅れが生じる。従つて本来ならばシフト
アツプと同時に回転数の低下に伴つてタイマピス
トンを素早く動かして進角されていた燃料噴射時
期を遅らせ適正な時期に戻さなければいけない筈
であるのに上述の時間遅れにより適正な噴射時期
に戻るまでの間一時的に過進角の状態となる。こ
のためシフトアツプ時に一時的に高い不快なデイ
ーゼルノツク音が発生するという不具合が生じて
いた。
本考案はシフトアツプ時のタイマピストンの応
答性を高めることにより上述の不都合を解消せん
とするものである。
答性を高めることにより上述の不都合を解消せん
とするものである。
以下、添付図面を参照して本考案の好ましい実
施例につき説明する。
施例につき説明する。
燃料噴射ポンプハウジング3内に取付けられる
シリンダ5内にプランジヤ1が回転・摺動往復自
在に取付けられる。圧送手段を構成するプランジ
ヤ1が吸入工程にあるときにはハウジング3のポ
ンプ室2内の燃料はハウジング3内に設けた通路
4及びシリンダ5に設けた通路6を介してプラン
ジヤ1の頭部外周面に形成した複数個の周溝7の
1つに導かれる。周溝7に供給された燃料は周溝
7に連通するプランジヤ室8に導かれる。次いで
プランジヤ1が圧送工程に移行するとシリンダ通
路6と周溝7との連通が断たれ、プランジヤ室8
内の燃料は圧縮されプランジヤ1内に形成した軸
孔9から分配溝10を介してシリンダ5に形成し
た通路11に至り、更にデリバリバルブ12を具
えた吐出導管13を経て噴射ノズル(図示せず)
から気筒内に噴射される。また、吸込空間2内に
突出するプランジヤ1の外周にはスピルリング1
4が摺動自在に嵌着される。このスピルリング1
4はプランジヤ1に形成したカツトオフポート1
5を開閉制御するためのものであり、カツトオフ
ポート15がスピルリング14の右縁から外れて
ポンプ室2に開口すると燃料がここを通つてポン
プ室2内に流出するので吐出導管13への燃料送
出は停止し燃料噴射が終了する。従つて、スピル
リング14の位置を調整することによつて噴射終
了時を制御でき、従つて噴射量の増減を制御でき
る。
シリンダ5内にプランジヤ1が回転・摺動往復自
在に取付けられる。圧送手段を構成するプランジ
ヤ1が吸入工程にあるときにはハウジング3のポ
ンプ室2内の燃料はハウジング3内に設けた通路
4及びシリンダ5に設けた通路6を介してプラン
ジヤ1の頭部外周面に形成した複数個の周溝7の
1つに導かれる。周溝7に供給された燃料は周溝
7に連通するプランジヤ室8に導かれる。次いで
プランジヤ1が圧送工程に移行するとシリンダ通
路6と周溝7との連通が断たれ、プランジヤ室8
内の燃料は圧縮されプランジヤ1内に形成した軸
孔9から分配溝10を介してシリンダ5に形成し
た通路11に至り、更にデリバリバルブ12を具
えた吐出導管13を経て噴射ノズル(図示せず)
から気筒内に噴射される。また、吸込空間2内に
突出するプランジヤ1の外周にはスピルリング1
4が摺動自在に嵌着される。このスピルリング1
4はプランジヤ1に形成したカツトオフポート1
5を開閉制御するためのものであり、カツトオフ
ポート15がスピルリング14の右縁から外れて
ポンプ室2に開口すると燃料がここを通つてポン
プ室2内に流出するので吐出導管13への燃料送
出は停止し燃料噴射が終了する。従つて、スピル
リング14の位置を調整することによつて噴射終
了時を制御でき、従つて噴射量の増減を制御でき
る。
スピルリング14の位置制御を行うために、ス
ピルリング14は支軸16に回動自在に枢支され
るレバー17の一端が連結される。支軸16には
さらにテンシヨンレバー19が回動自在に枢支さ
れ、レバー17とテンシヨンレバー19との間に
はスタートスプリング18およびアイドルスプリ
ング40が介在せしめられる。更にまた、テンシ
ヨンレバー19にはメインスプリング20が負荷
されている。メインスプリング20の連結部材2
0Aとテンシヨンレバー19との間にはダンパス
プリング39が介在せしめられる。メインスプリ
ング20はハウジング3に回転自在に支承される
操作軸21に偏心結合され、操作軸21の回転に
応じて伸縮するようになつている。操作軸21の
外端にはアクセルペダル(図示せず)に連動せし
められるアジヤステイングレバー22が軸着され
る。即ち、アジヤステイングレバー22はアクセ
ルペダルに連動して回動しそれにより操作軸21
を回転せしめてメインスプリング20を伸縮せし
める。
ピルリング14は支軸16に回動自在に枢支され
るレバー17の一端が連結される。支軸16には
さらにテンシヨンレバー19が回動自在に枢支さ
れ、レバー17とテンシヨンレバー19との間に
はスタートスプリング18およびアイドルスプリ
ング40が介在せしめられる。更にまた、テンシ
ヨンレバー19にはメインスプリング20が負荷
されている。メインスプリング20の連結部材2
0Aとテンシヨンレバー19との間にはダンパス
プリング39が介在せしめられる。メインスプリ
ング20はハウジング3に回転自在に支承される
操作軸21に偏心結合され、操作軸21の回転に
応じて伸縮するようになつている。操作軸21の
外端にはアクセルペダル(図示せず)に連動せし
められるアジヤステイングレバー22が軸着され
る。即ち、アジヤステイングレバー22はアクセ
ルペダルに連動して回動しそれにより操作軸21
を回転せしめてメインスプリング20を伸縮せし
める。
また、レバー17には遠心調速機42のスリー
ブ23の先端が係止している。スリーブ23はウ
エイトホルダ26に装着される調速機ウエイト2
5により軸方向に移動せしめられる。ウエイトホ
ルダ26は駆動歯車40によりエンジンと同期し
て駆動せしめられる歯車27に固定される。斯く
して、ウエイトホルダ26が歯車27により回転
せしめられると調速機ウエイト25はその回転数
に相応して半径方向外向きに拡開し、それにより
スリーブ23を移動させる。その結果レバー17
はスリーブ23によりメインスプリング20の力
とは逆方向の負荷を受け、スピルリング14を移
動せしめる。
ブ23の先端が係止している。スリーブ23はウ
エイトホルダ26に装着される調速機ウエイト2
5により軸方向に移動せしめられる。ウエイトホ
ルダ26は駆動歯車40によりエンジンと同期し
て駆動せしめられる歯車27に固定される。斯く
して、ウエイトホルダ26が歯車27により回転
せしめられると調速機ウエイト25はその回転数
に相応して半径方向外向きに拡開し、それにより
スリーブ23を移動させる。その結果レバー17
はスリーブ23によりメインスプリング20の力
とは逆方向の負荷を受け、スピルリング14を移
動せしめる。
燃料は図示しないデイーゼルエンジンと同期し
て回転するドライブシヤフト41により駆動せし
められるフイードポンプ43により矢印の如くポ
ンプハウジング内に圧送される。プランジヤ1は
すべり継手45を介して軸方向に摺動可能に連結
される。プランジヤ1の端部にはフエイスカム4
9が設けられる。従つてフエイスカム49はプラ
ンジヤ1と共に回転するがそのカム面に対向して
設けられたリングプレート53上のローラ51に
接触するたびにカム突起がこのローラ51に乗り
上げ、その結果プランジヤ1がその軸方向に往復
動せしめられる。プランジヤ1の復動はリターン
スプリング53により保証される。リングプレー
ト53はそれに固定したレバー腕61を接続方向
に引つ張ることによりそのドライブシヤフト41
に対する相対角度(位相)を変化させることがで
きる。リングプレート53を回転させるためのタ
イミング制御手段としてタイマピストン65が設
けられる。タイマピストン65はハウジング3に
形成されるシリンダ66内に配置される。シリン
ダ66内においてタイマピストン65の一方の側
にはしぼり70を介して(ポンプ室2)に形成さ
れる高圧室67が形成され、タイマピストン65
の他方の側には通路69を介してフイードポンプ
43の吸入側に連結される大気圧室68が形成さ
れる。タイマピストン65はリターンスプリング
71により常に高圧室側に押圧される。尚、第1
図においてフイードポンプ43及びタイマピスト
ン65は解り易くするために断面方向を90゜ずら
して示してある。
て回転するドライブシヤフト41により駆動せし
められるフイードポンプ43により矢印の如くポ
ンプハウジング内に圧送される。プランジヤ1は
すべり継手45を介して軸方向に摺動可能に連結
される。プランジヤ1の端部にはフエイスカム4
9が設けられる。従つてフエイスカム49はプラ
ンジヤ1と共に回転するがそのカム面に対向して
設けられたリングプレート53上のローラ51に
接触するたびにカム突起がこのローラ51に乗り
上げ、その結果プランジヤ1がその軸方向に往復
動せしめられる。プランジヤ1の復動はリターン
スプリング53により保証される。リングプレー
ト53はそれに固定したレバー腕61を接続方向
に引つ張ることによりそのドライブシヤフト41
に対する相対角度(位相)を変化させることがで
きる。リングプレート53を回転させるためのタ
イミング制御手段としてタイマピストン65が設
けられる。タイマピストン65はハウジング3に
形成されるシリンダ66内に配置される。シリン
ダ66内においてタイマピストン65の一方の側
にはしぼり70を介して(ポンプ室2)に形成さ
れる高圧室67が形成され、タイマピストン65
の他方の側には通路69を介してフイードポンプ
43の吸入側に連結される大気圧室68が形成さ
れる。タイマピストン65はリターンスプリング
71により常に高圧室側に押圧される。尚、第1
図においてフイードポンプ43及びタイマピスト
ン65は解り易くするために断面方向を90゜ずら
して示してある。
ポンプ室2にはフイードポンプ43により加圧
された燃料が充満しており、その圧力は圧力制御
弁59により周知の如くエンジン回転数に関連し
て制御されるので、回転数の上昇につれて該燃料
圧は増大するようになつている。
された燃料が充満しており、その圧力は圧力制御
弁59により周知の如くエンジン回転数に関連し
て制御されるので、回転数の上昇につれて該燃料
圧は増大するようになつている。
以上の構成及び作用は従来技術のものと同様で
ある。
ある。
上述の如き構成においてエンジン回転数の増大
に伴つてポンプ室2の内圧が上昇するとその高圧
がタイマピストンの高圧室67内に伝えられタイ
マピストン65を第1図において左方に押す。そ
の結果リングプレート61が回転せしめられロー
ラ51の角度位置がずれる。その結果フエースカ
ム49がローラ51にのり上げる時期がずれる即
ち、プランジヤ1とドライブシヤフト41との角
度位相がずれる。このようにしてプランジヤ1か
ら分配される燃料の噴射時期を制御するものであ
る。しかるに変速機(図示せず)のシフトアツプ
時、即ち、例えば変速ギヤをフアーストからセカ
ンド、あるいはセカンドからサードというように
高速側にギヤシフトするときに回転数が急激に低
下し、ポンプ内圧もそれに応じて急激に低下する
がその圧力低下はタイマピストンの高圧室67に
は即座に伝えられない。何となれば高圧室67の
入口にはしぼり70があるからである。このしぼ
り70はポンプ圧の変動をそのまま直接的にタイ
マピストンの高圧室67に伝えないようにするた
めの圧力変動吸収手段として必要なものである。
上述の如く高圧室67の圧力がポンプ圧と同じ値
に低下するまでにしぼり70に起因する時間遅れ
があるためにその間高圧室67は従来の高圧に保
持されタイマピストン65はすぐには第1図にお
いて右方に戻らない。そのため燃料噴射時期は本
来の時期よりも進んだ状態にありデイーゼルノツ
ク音等の発生という問題を呈していた。
に伴つてポンプ室2の内圧が上昇するとその高圧
がタイマピストンの高圧室67内に伝えられタイ
マピストン65を第1図において左方に押す。そ
の結果リングプレート61が回転せしめられロー
ラ51の角度位置がずれる。その結果フエースカ
ム49がローラ51にのり上げる時期がずれる即
ち、プランジヤ1とドライブシヤフト41との角
度位相がずれる。このようにしてプランジヤ1か
ら分配される燃料の噴射時期を制御するものであ
る。しかるに変速機(図示せず)のシフトアツプ
時、即ち、例えば変速ギヤをフアーストからセカ
ンド、あるいはセカンドからサードというように
高速側にギヤシフトするときに回転数が急激に低
下し、ポンプ内圧もそれに応じて急激に低下する
がその圧力低下はタイマピストンの高圧室67に
は即座に伝えられない。何となれば高圧室67の
入口にはしぼり70があるからである。このしぼ
り70はポンプ圧の変動をそのまま直接的にタイ
マピストンの高圧室67に伝えないようにするた
めの圧力変動吸収手段として必要なものである。
上述の如く高圧室67の圧力がポンプ圧と同じ値
に低下するまでにしぼり70に起因する時間遅れ
があるためにその間高圧室67は従来の高圧に保
持されタイマピストン65はすぐには第1図にお
いて右方に戻らない。そのため燃料噴射時期は本
来の時期よりも進んだ状態にありデイーゼルノツ
ク音等の発生という問題を呈していた。
そこで本考案ではこのような従来技術の問題を
解決するために第2図に示す如くタイマピストン
65を収容するシリンダ66内に高圧室67と大
気圧室68とを連結する圧力逃がし通路80が設
けられる。この通路80内には例えば電磁弁90
等の開閉制御弁が設けられる。電磁弁90は通常
は通路80を閉鎖しておりシフトアツプ時のみ開
弁して高圧室67と大気圧室68とを連通せしめ
る。電磁弁90が開弁すると高圧室67の高圧は
急激に開放されるので高圧室67の圧力はエンジ
ン回転数の低下に伴うポンプ圧の低下に対して遅
れることなく素早く(即ち、応答遅れを伴わずに
直ちに)低下し上述の如き一時的な噴射時期の過
進角という問題は解決される。
解決するために第2図に示す如くタイマピストン
65を収容するシリンダ66内に高圧室67と大
気圧室68とを連結する圧力逃がし通路80が設
けられる。この通路80内には例えば電磁弁90
等の開閉制御弁が設けられる。電磁弁90は通常
は通路80を閉鎖しておりシフトアツプ時のみ開
弁して高圧室67と大気圧室68とを連通せしめ
る。電磁弁90が開弁すると高圧室67の高圧は
急激に開放されるので高圧室67の圧力はエンジ
ン回転数の低下に伴うポンプ圧の低下に対して遅
れることなく素早く(即ち、応答遅れを伴わずに
直ちに)低下し上述の如き一時的な噴射時期の過
進角という問題は解決される。
本考案の要旨はシフトアツプ時の急激な回転数
の低下を感知して高圧室の圧力を解放することに
あるのであるから、開閉制御弁としては上述の如
き電磁弁の他に第3図に示す如く油圧式、負圧作
動式あるいは機械式の切替弁90′等でよい。ま
た例えば負圧作動式切替弁の場合にはそれを作動
するためのアクチユエータ91として例えばダイ
ヤフラム装置が用いられ得る。アクチユエータ9
1を作動せしめる信号Sとしては変速機のシフト
アツプ動作を検知できるものであれば何でもよ
く、例えばエンジン回転数信号、変速機のギヤ位
置信号、あるいはシフトレバーの機械的位置信号
等を利用することができる。
の低下を感知して高圧室の圧力を解放することに
あるのであるから、開閉制御弁としては上述の如
き電磁弁の他に第3図に示す如く油圧式、負圧作
動式あるいは機械式の切替弁90′等でよい。ま
た例えば負圧作動式切替弁の場合にはそれを作動
するためのアクチユエータ91として例えばダイ
ヤフラム装置が用いられ得る。アクチユエータ9
1を作動せしめる信号Sとしては変速機のシフト
アツプ動作を検知できるものであれば何でもよ
く、例えばエンジン回転数信号、変速機のギヤ位
置信号、あるいはシフトレバーの機械的位置信号
等を利用することができる。
第1図は従来の典型的な燃料噴射ポンプの断面
正面図、第2図は本考案の一実施例を示す要部の
断面正面図、第3図は第2図に示すポンプの基本
概念を示す図解図。 1……プランジヤ、3……ハウジング、41…
…ドライブシヤフト、49……カム、65……タ
イマピストン、67……高圧室、80……圧力逃
がし通路、90……電磁弁。
正面図、第2図は本考案の一実施例を示す要部の
断面正面図、第3図は第2図に示すポンプの基本
概念を示す図解図。 1……プランジヤ、3……ハウジング、41…
…ドライブシヤフト、49……カム、65……タ
イマピストン、67……高圧室、80……圧力逃
がし通路、90……電磁弁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 以下の構成要素を備えたデイーゼルエンジンの
燃料噴射ポンプ、 エンジンによつて回転駆動されるドライブシヤ
フト41、 ドライブシヤフト41上に設けられるフイード
ポンプ43、 フイードポンプ43からの燃料を受け取るポン
プハウジング3に形成されるポンプ室2、 ドライブシヤフト41により駆動され、ポンプ
室2からの燃料の圧送を行う圧送手段、 ポンプ室2の内圧に連通される高圧室67を有
し、該高圧室67の圧力に応動して圧送手段から
燃料の圧送を行うタイミングを制御するタイミン
グ制御手段、 ポンプ室2の内圧を前記高圧室67に導く絞り
70を有した第1の通路、 前記高圧室67をポンプ低圧側に連通する第2
の通路80、 第2の通路80に設けられ、変速機の変速比を
低速用から高速用に切り換える時点であるシフト
アツプ時を検出することにより信号Sを受けて高
圧制御室67をポンプ低圧側に連通する開閉制御
弁90。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19578482U JPS59102953U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19578482U JPS59102953U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59102953U JPS59102953U (ja) | 1984-07-11 |
JPH0114742Y2 true JPH0114742Y2 (ja) | 1989-04-28 |
Family
ID=30420336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19578482U Granted JPS59102953U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59102953U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5620724A (en) * | 1979-07-31 | 1981-02-26 | Mitsubishi Motors Corp | Fuel injection pump for diesel engine |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP19578482U patent/JPS59102953U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5620724A (en) * | 1979-07-31 | 1981-02-26 | Mitsubishi Motors Corp | Fuel injection pump for diesel engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59102953U (ja) | 1984-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6332916Y2 (ja) | ||
GB1580150A (en) | Fuel injection pump for internal combustion engines | |
JPH036335B2 (ja) | ||
JPH01182554A (ja) | 燃料噴射装置 | |
US4622943A (en) | Fuel injection pump for internal combustion engines | |
JPH0320575B2 (ja) | ||
JPH0347419B2 (ja) | ||
JPH0114742Y2 (ja) | ||
US4342301A (en) | Distributor type fuel injection pump | |
US4389998A (en) | Distribution type fuel injection pump | |
US4751903A (en) | Fuel pumping apparatus | |
JP2801399B2 (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
US4348995A (en) | Fuel pumping apparatus | |
JP2980612B2 (ja) | 内燃機関用の燃料噴射ポンプ | |
JPS5833238Y2 (ja) | 分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置 | |
KR960041688A (ko) | 연료분사장치 | |
JPS59200059A (ja) | 燃料噴射ポンプの噴射率制御装置 | |
JPH0510501B2 (ja) | ||
JPS5936671Y2 (ja) | 分配型燃料噴射ポンプのオ−バ−フロ−バルブ | |
JPH0241321Y2 (ja) | ||
JP2964479B2 (ja) | 分配型燃料噴射ポンプ | |
JPS6339389Y2 (ja) | ||
JPH057471Y2 (ja) | ||
JPS624657Y2 (ja) | ||
JPH0143507Y2 (ja) |