JPH01146858A - フッ素化ベンゾニトリル誘導体及びその用途並びにそれを用いたポリシアノアリールエーテルの製造方法 - Google Patents

フッ素化ベンゾニトリル誘導体及びその用途並びにそれを用いたポリシアノアリールエーテルの製造方法

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JPH01146858A
JPH01146858A JP30453487A JP30453487A JPH01146858A JP H01146858 A JPH01146858 A JP H01146858A JP 30453487 A JP30453487 A JP 30453487A JP 30453487 A JP30453487 A JP 30453487A JP H01146858 A JPH01146858 A JP H01146858A
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JP
Japan
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formula
formulas
tables
mathematical
polycyanoaryl ether
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JP30453487A
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Naoto Yamukai
矢向 直人
Yasushi Kitajima
北島 康司
Shigeru Matsuo
茂 松尾
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規ポリシアノアリールエーテルの製造方法
及び該ポリシアノアリールエーテルの末端停止剤として
有用なフッ素化ベンゾニトリルに関し、更に詳しくは電
気機器・電子機器の素材として有用な耐熱老化性に優れ
た新規ポリシアノアリールエーテルの製造方法及び該ポ
リシアノアリールエーテルの末端停止剤として有用なフ
ッ素化ベンゾニトリルに関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
、優れた機械的性質を有し、エンジニアリングプラスチ
ックとして有望な樹脂の一つとして種々の構造のポリシ
アノアリールエーテルが開発されてきた。しかしながら
、従来のポリシアノアリールエーテルは、熱安定性、具
体的には耐熱老化性を充分に有しているとは言い難い。
この耐熱老化性を改良するため、ジフルオロベンゾニト
リルをポリシアノアリールエーテルの末端処理剤として
用いることが提案されている(特願昭62−10445
3号明細書参照)。この末端停止剤を用いることにより
、ポリシアノアリールエーテルの耐熱老化性は、無添加
の場合より向上するが、未だ充分ではないという問題点
があった。
そこで、本発明者らは、ポリシアノアリールエーテルの
耐熱老化性を改良するため、さらに−層好ましい末端停
止剤を開発すべく、鋭意研究を重ねた。
〔問題点を解決するための手段〕
その結果、一定の構造を有するフッ素化ベンゾニトリル
を末端停止剤として用いることにより上記目的が達成さ
れることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて
完成したものである。
すなわち、本発明は、−最大 それぞれ1〜4を示す、〕 で表わされるフッ素化ベンゾニトリル誘導体を提供する
ものである。
前記の一般式(1)で表わされるフッ素化ベンゾニトリ
ルは、具体的には例えb<4.4’−ビス(2°゛−シ
アノ−3°゛−フルオロフェノキン)ビフェニル?4.
4’−ビス(2゛−シアノ−3°゛−フルオロフェノキ
シ)ベンゾフェノン等である。
前記−最大(n)で表わされるフッ素化ベンゾニトリル
は、具体的には例えば2−フルオロ−6−(4”−フェ
ニル)フェノキシベンゾニトリル;4−(2’−シアノ
−3°−フルオロフェノキシ)ベンゾフェノン;2−フ
ルオロ−6−(9°−フェナントロキシ)ベンゾニトリ
ル14−(4’−フェニル)フェノキシ−2,3,5,
6−チトラフルオロベンゾニトリル;4−(4”−フェ
ニルカルボニルフェノシキ)−2,3,5,6−チトラ
フルオロベンゾニトリル等である。
前記の一般式CI)“あるいは(n)で表わされるフッ
素化ベンゾニトリル誘導体は、−a式〔式中、kは前記
と同じである。〕 で表わされるフッ素化ベンゾニトリルに、−最大%式%
() 〔式中、Arは前記と同じである。〕 で表わされる芳香族ヒドロキシ化合物を後述する溶媒中
で反応させることによって得られる。
上記の一般式(II)で表わされるフッ素化ベンゾニト
リルとしては、具体的には例えば2.6−シフルオロベ
ンゾニトリル、2,4.6−)IJフルオロベンゾニト
リル;2,3,4,5.6−ペ5ンタフルオロベンゾニ
トリル等があげられる。
−最大(IV)で表わされる芳香族ヒドロキシ化合物と
しては、具体的には例えば4−フェニルフェノール;ビ
フェノール;4−ヒドロキシベンゾフェノン;4,4’
 −ジヒドロキシベンゾフェノンあるいは9−ヒドロキ
シフェナントレン等があげられる。
上記の一般式(ml)で表わされるフッ素化ベンゾニト
リルの使用量1に対して、−最大(mV)で表わされる
芳香族ヒドロキシ化合物を3〜4倍当量の割合で仕込み
、反応を溶媒中で行う。使用する溶媒としては、中性溶
媒、例えばN−メチルピロリドン、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルイミダゾリジノン、ジメチルホルムアミド
、N−エチルピロリドン、ジエチルアセトアミド、ジエ
チルホルムアミド等を挙げることができ、その使用量は
、−最大(III)及び−最大(IV)の化合物を溶解
するのに充分な量であればよい。更に、共沸溶媒として
、例えばトルエン、キシレン、アニソール等を使用する
のが好ましい。
また、上記の反応は、アルカリ金属化合物の存在下で実
施される。使用しうるアルカリ金属化合物としては、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物;炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩;炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素塩等が挙げられ、そ
の使用量は状況に応じて適宜選定すればよく、一般には
、−最大(TV)の化合物に対して1〜1.5倍当量、
特に1、・2倍当量前後で使用するのが好ましい。
その他の反応条件は、各種状況により異なり一義的に決
定できないが、通常は反応温度160〜170°C1反
応時間2〜4時間である。
かくして製造される一般式CI)及び(II)で表わさ
れるフッ素化ベンゾニトリル誘導体は、様々なポリシア
ノアリールエーテルの末端停止剤とじて有用であり、ポ
リシアノアリールエーテルの重合度を所望する範囲に調
節することができる。
従って、本発明は更に、前記のフッ素化ベンゾニトリル
誘導体を末端停止剤として使用してポリシアノアリール
エーテルを製造する方法をも提供する。すなわち、本発
明は 一般式 〔式中、nは50〜2500である。〕で表わされるポ
リシアノアリールエーテルに、前記の一般式(1)ある
いは−最大(II)で表わされるフッ素化ベンゾニトリ
ル誘導体を反応させることを特徴とする 一般式 〔式中、Ar、m、nは前記と同じであり、pはに−1
を示す。〕 で表わされる新規ポリシアノアリールエーテルの製造方
法を提供するものである。
前記の一般式(V)で表わされるポリシアノアリールエ
ーテルは、 一般式(Vl) 〔式中、Xはハロゲンを示す。〕 で表わされるジハロゲノベンゾニトリルに、レゾルシン
あるいはハイドロキノン、好ましくはレゾルシンを反応
させることにより得られる。
−最大(Vl)で表わされるジハロゲノベンゾニトリル
において、Xとしては、ハロゲンのうち特にフッ素原子
、塩素原子が好ましく、−最大(Vl)で表わされる化
合物としては、2,4−ジフルオロベンゾニトリル;2
,4−ジクロロペンツニトリル;2,6−シフルオロベ
ンゾニトリル;2゜6−ジクロロペンツニトリル等があ
げられる。
−最大(Vl)で表わされるジハロゲノベンゾニトリル
とレゾルシンあるいはハイドロキノンとの反応は、アル
カリ金属化合物の存在下で行われる。
アルカリ金属化合物としては、具体的には、例えば水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物;炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム等の炭酸塩;炭酸水素ナトリウム
、炭酸水素カリウム等の炭酸水素塩があげられ、その使
用量は、特に制限はないが、使用するレゾルシン等のジ
ヒドロキシベンゼンlに対して、アルカリ金属化合物が
一価の場合は2〜2.5のモル比、また、炭酸ナトリウ
ム。
炭酸カリウム等のアルカリ金属化合物が二価の場合は1
〜1.3のモル比とするのが好ましい。
−最大(VI)で表わされる化合物の使用量は、目的と
する重合体の重合度との関係から決定される。−最大(
Vl)で表わされる化合物とジヒドロキシベンゼンとが
、はぼ等モル使用されればよいが、等モルである必要は
ない。
反応は溶媒中で行われる。使用する溶媒としては、中性
溶媒、例えば硫黄を含まない中性溶媒、具体的にはN−
メチルピロリドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルイ
ミダゾリジノン、ジメチルホルムアミド、N−エチルピ
ロリドン、ジエチルアセトアミド、ジエチルホルムアミ
ド等をあげることができ、その使用量は、−最大(Vl
)で示される化合物及びジヒドロキシベンゼンを溶解さ
せるのに充分な量であればよい。
その他の反応条件は、状況に応じて適宜選定すればよい
が、反応温度は、通常150〜250°C1好ましくは
180〜220°C1反応時間は、0.3〜6時間であ
る。また、反応は、常圧下若しくは加圧下で行えばよい
次に、上記反応により得られた一般式(V)で表わされ
るポリシアノアリールエーテルの溶液中に、末端停止剤
として一般式(1)あるいは−最大(n)で表わされる
フッ素化ベンゾニトリル誘導体を添加して後述の条件で
反応させる。
末端停止剤の使用量は、重合反応条件によって決定され
、−最大(V)で表わされる化合物の使用量1に対して
0.001〜0.1(モル比)が好ましい。
反応温度は、100〜350°C1好ましくは150〜
280″C1反応時間は1〜180分、好ましくは5〜
120分間である。また、反応は、常圧下若しくは加圧
下で行うことができる。
このようにして反応生成物の末端を処理することにより
得られる重合体は、耐熱老化性において優れている。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例及び比較例により、さらに詳しく
説明する。
実施例1 精留装置、撹拌装置及びアルゴンガス吹き込み管を備え
た内容積300dの反応器中に4−フェニルフェノール
40g(0,24モル)、2.6−シフルオロベンゾニ
トリル98g(0,70モル)。
炭酸カリウム19.5g(0,14モ、ル)、N−メチ
ルピロリドン1501I11及びトルエン70−を仕込
み、170°Cで3時間反応させた。反応終了後、反応
生成物を室温にまで冷却して600 mlのメタノール
中に投入した。析出した固体を温水、メタノールでそれ
ぞれ2回ずつ洗浄し、乾燥して54g(収率80%)の
白色粉末を得た。この物質の融点は129℃であり、元
素分析値は下記のとおりであった。
炭素  水素 窒素 フッ素 酸素 計算値(χ):  78.88 4.18 4.84 
6,67 5.53実測値(χ):  78,85 4
.20 4.82 6.58 5.55次に、精留装置
、撹拌装置及びアルゴンガス吹き込み管を備えた内容積
300I111の反応器中に2゜6−シクロロベンゾニ
トリル26.060(0,152モル)、レゾルシン1
6.517(0,15モル)。
炭酸ナトリウム17.488g (0,165モル)。
N−メチルピロリドン150d及びトルエン70dを仕
込み、室温でアルゴンガスを流通させながら溶解させた
。次いで、反応器を油浴に入れて200℃まで50分間
かけて昇温し、200°Cで2時間20分反応させた後
、停止剤として、上記のように合成した2−フルオロ−
6−(4’−フェニル)フェノキシベンゾニトリル2.
17 g(0,008モル)を加えて15分間反応させ
た。
反応終了後、N−メチルピロリドン150Jdを加え、
反応生成物を室温にまで冷却した重合体の粉末30 g
’ (収率96%)を得た。この重合体のp−クロロフ
ェノールを溶媒とする濃度0.2g/−の溶液の60°
Cにおける還元粘度(ηred/ C)を測定したとこ
ろ、1.04dl/gであった。
この重合体を360℃でフィルムに射出成形し、300
℃における100時間後の重量減少率を測定した。機械
的性質については、降伏強度、破断強度及び引張弾性率
をASTM D367に準拠して測定した。これらの結
果を次の表に示す。
サラに、上記の重合体フィルムについてフーリエ変換赤
外線吸収スペクトルを測定し、水酸基末端のピークの現
れる部分(2800〜3800C1ll−りを拡大して
第1図に示す。縦軸は、吸光度である。参照ピークとし
て、ポリカーボネートを混入し、そのメチル基を用いた
(図中にPCと示す)。水酸基末端のピークは、図中に
OHで示し、その相対量はOH/P C±1.0であっ
た。
実施例2 4−フェニルフェノール40gの代わりに4゜4゛−ビ
フェノール44.7g(0,24モル)を、2.6−シ
フルオロペンゾニトリル98gの代わりに196g(1
,41モル)を、炭酸カリウム19、5 gの代わりに
39.8g(0,29モル)を、2−フルオロ−6−(
4″−フェニル)フェノキシベンゾニトリル2.17 
gの代わりに4.4’−ビス(2“−シアノ−3゛−フ
ルオロフェノキシ)ビフェニル3.18g(0,008
モル)を停止剤として用いたこと以外は、実施例1と同
様にして反応を行った。得られた白色粉末の融点は、1
84°Cであり、元素分析値は下記のとおりであった。
炭素  水素 窒素 フッ素 酸素 計算値(χ”):  73.58 3,32 6.60
  B、95 7.54実測値(χ”):  73.f
io  3,30 6.60  B、93 7.57ま
た、得られた重合体の収量は、30g(収率96%)で
あり、重合体の重量減少率、機械的性質を実施例1と同
様にして測定し、その結果を次の表に示す。
実施例3 4−フェニルフェノール40gの代わりに4−ヒドロキ
シベンゾフェノン47.6g(0,24モル)を、2−
フルオロ−6−(4’−フェニル)フェノキシベンゾニ
トリル2.17 gの代わりに4−(2゛−シアノ−3
゛−フルオロフェノキシ)ベンゾフェノン2.38 g
 (0,008モル)を停止剤として用いたこと以外は
、実施例1と同様にして反応を行った。得られた白色粉
末の融点は、115°Cであり、元素分析値は下記のと
おりであった。
炭素  水素 窒素 フッ素 酸素 計算値(χ):  75.70 3.81 4.41 
5.99 10.08実測値(χ):  75.71 
3.82 4.3旦 5.97 10.12また、得ら
れた重合体の収量は、30g(収率96%)であり、重
合体の重量減少率、機械的性質を実施例1と同様にして
測定し、その結果を次の表に示す。
実施例4 4−フェニルフェノール40gの代わりに9−ヒドロキ
シフェナントレン46.6g(0,24モル)を、2−
フルオロ−6−(4’−フェニル)フェノキシベンゾニ
トリル2.17 gの代わりに2−フルオロ−6−(9
’−フエナントロキシ)ベンゾニトリル2.51g(0
,008モル)を停止剤として用いたこと以外は、実施
例1と同様にして反応を行った。得られた褐色粉末の融
点は、177℃であり、元素分析値は下記のとおりであ
った。
炭素  水素 窒素 フッ素 酸素 計算値(χ):  80.50 3.86 4.47 
6.06 5.11実測値(χ”):  80.48 
3,85 4.49 6.08 5.10また、得られ
た重合体の収量は、30g(収率96%)であり、重合
体の重量減少率、機械的性質を実施例1と同様にして測
定し、その結果を次の表に示す。
実施例5 2.6−シフルオロベンゾニトリル98gの代ワリに2
.3,4,5.6−ペンタフルオロベンゾニトリル13
5g(0,70モル)を用いたこと以外は、実施例1と
同様にして反応を行った。得られた白色粉末の融点は、
112℃であり、元素分析値は下記のとおりであった。
炭素  水素 窒素 フッ素 酸素 計算値(χ):  66.48 2,64 4.08 
22.14 4.66実測値(χ):  66.50 
2.65 4.06 22.12 4.67比較例1 停止剤を用いなかったこと以外は、実施例1と同様にし
て反応を行った。得られた重合体の収量は、30g(収
率96%)であり、重合体の重量減少率、機械的性質を
実施例1と同様にして測定し、その結果を次の表に示す
比較例2 2−フルオロ−6−(4’−フェニル)フェノキシベン
ゾニトリル2.17gの代わりに2.6−シクロロベン
ゾニトリル2g(0,014モル)ヲ停止剤として用い
た以外は、実施例1と同様にして反応を行った。得られ
た重合体の収量は、30g(収率96%)であった、得
られた重合体の280℃における重量減少率、機械的性
質を実施例1と同様にして測定し、その結果を次の表に
示す。
実施例1と同様にして、重合体フィルムについてフーリ
エ変換赤外線吸収スペクトルを測定し、水酸基末端のピ
ークの現れる部分(2800〜3800cm−〇を拡大
して第2図に示す。なお、OH/PC−5,5であった
(以下余白) 〔発明の効果〕 9本発明のフッ素化ベンゾニトリル誘導体は、ポリシア
ノアリールエーテルの末端停止剤として有用である。本
発明によるフッ素化ベンゾニトリル誘導体を末端停止剤
として用いて製造されたポリシアノアリールエーテルは
、優れた熱安定性、すなわち耐熱老化性を有し、機械的
性質においても優れている。
したがって、本発明により得られるポリシアノアリール
エーテルは、電気機器、電子機器等の素材として有効な
利用が期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1で得られた一重合体フィルムのフー
リエ変換赤外線吸収スペクトルの2800〜3800c
m−’の部分の拡大図、第2図は、比較例2で得られた
重合体フィルムのフーリエ変換赤外線吸収スペクトルの
2800〜3800cm−’の部分の拡大図である。 特許出願人  出光興産株式会社 7゛〜コ 代理人 弁理士  大 谷  保;゛、・波数(cm−
+) 波数(cm−+)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Arは▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼を示し、k、mは はそれぞれ1〜4を示す。〕 で表わされるフッ素化ベンゾニトリル誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Arは▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼を示し、k、mは はそれぞれ1〜4を示す。〕 で表わされるフッ素化ベンゾニトリル誘導体からなるポ
    リシアノアリールエーテルの末端停止剤。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、nは50〜2500を示す。〕 で表わされるポリシアノアリールエーテルに、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Arは▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼を示し、k、mは それぞれ1〜4を示す。〕 で表わされるフッ素化ベンゾニトリル誘導体を反応させ
    ることを特徴とする 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、m、nは前記と同じであり、pはk−1を示す
    。〕 で表わされる新規ポリシアノアリールエーテルの製造方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116023248A (zh) * 2023-01-31 2023-04-28 山东君昊高性能聚合物有限公司 单氟苯类封端剂及其制备方法和应用、苯封端聚芳醚酮的合成

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