JPH0114683B2 - - Google Patents

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JPH0114683B2
JPH0114683B2 JP55124995A JP12499580A JPH0114683B2 JP H0114683 B2 JPH0114683 B2 JP H0114683B2 JP 55124995 A JP55124995 A JP 55124995A JP 12499580 A JP12499580 A JP 12499580A JP H0114683 B2 JPH0114683 B2 JP H0114683B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
pattern
sacrificial
distance
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55124995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5749207A (en
Inventor
Shigeru Kanbara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP55124995A priority Critical patent/JPS5749207A/ja
Publication of JPS5749207A publication Critical patent/JPS5749207A/ja
Publication of JPH0114683B2 publication Critical patent/JPH0114683B2/ja
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  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は抵抗素子の製造法、特に基板上に皮
膜抵抗を形成する抵抗素子の製造法に関する。
従来のこの種の抵抗素子とたとえば第1図に示
すように、シリコンウエハー1に熱酸化によつて
絶縁皮膜(SiO2)2を生成する。そして次に絶
縁皮膜上に抵抗皮膜(たとえばNiCr)を真空蒸
着法等で形成させる。
さらにこの抵抗皮膜にレジストをつけて、最終
的に必要とする皮膜抵抗のパターンどおりの主パ
ターンが形成されてある所定のマスクにより露光
を行ない、次いでエツチング液でエツチングを施
し、所定のパターンどおりの皮膜抵抗3を作成す
る。作成された皮膜抵抗3に電極(たとえばAl)
4を取り付けるとともに、皮膜抵抗3を絶縁皮膜
5で覆う。
また第1図に示す抵抗素子の抵抗皮膜3は、た
とえば縞状に、具体的には第2図に示すように、
屈曲部、長辺部、短辺部を有する折返し帯状に構
成されることが多く、この折返し帯状の皮膜抵抗
3の隣合う長辺部の間隔aは、一定の長さに保た
れている。
このような従来の抵抗素子は、皮膜抵抗3の各
長辺部間の間隔aが一定であるのに対し、皮膜抵
抗3の外端に配列される長辺部6とウエハー端縁
との間の距離b、皮膜抵抗3の短辺部7とウエハ
ー端縁との間の距離cがいずれも相違し、a≠b
≠cとなり、そのためエツチングが均一でないこ
とによる相対的な抵抗値誤差が生じるという問題
があつた。
すなわち各間隔a,b,cのうち最も長い(幅
が広い)部分の抵抗皮膜は、よりオーバにエツチ
ングを受け、そのため残つた抵抗皮膜3の帯状部
の幅が狭くなつて、その部分の抵抗値が予定値よ
りも大となり、相対的な抵抗値誤差が生じるよう
になる。
この発明の目的は、オーバエツチングによる相
対的な抵抗値誤差を極力少なくする抵抗素子の製
造法を提供することである。
以下この発明の一実施例を第3図によつて説明
する。ウエハー1に絶縁皮膜2を生成して基板と
し、その絶縁皮膜2上に抵抗皮膜を蒸着形成して
からレジストをつけ、ついで最終的に必要とされ
る皮膜抵抗のパターンどおりの主パターンが形成
されてある所定のマスクにより露光処理を行な
い、エツチング処理を施す。これらは従来方法と
特に相違するものではない。
この発明にしたがい、抵抗皮膜の表面のレジス
トを露光処理するのに使用するマスクとして、前
記した最終的に必要とされる皮膜抵抗のパターン
どおりの主パターンの他に、その最外側に向い合
う位置に、捨てパターンが形成されてあるマスク
を用いる。
ただし前記主パターンと捨てパターンとの間隔
を、隣合う主パターン相互の間隔にほぼ等しく設
定してある。
第3図は前記した工程にしたがつて製造された
抵抗素子を示し、前記したマスクの主パターンに
したがつて形成された皮膜抵抗3のうち、最外端
に配列される長辺部6の、ウエハー端縁に向い合
う側面(反対側の側面は隣の皮膜抵抗に向い合つ
ている。)に向い合うように捨て皮膜8が、また
同じく皮膜抵抗3の短辺部7の、ウエハー端縁に
向い合う側面(反対側の側面は隣の皮膜抵抗に向
い合つている。)に向い合うように捨て皮膜9が、
それぞれ形成される。
捨て皮膜8,9はいずれも前記したマスクの捨
てパターンにしたがつて形成されたものであり、
また抵抗に供しない部分である。
そして前記マスクの各パターンの間隔にしたが
つて、隣合う長辺部6間の間隔a、長辺部6と捨
て皮膜8との間の間隔d、短辺部7と捨て皮膜9
との間の間隔eは、いずれもほぼ等しくなるよう
に形成される。
このため皮膜抵抗3がエツチング処理によつて
形成されるとき、その各辺はいずれもオーバエツ
チングを受ける個所がなく、各辺の幅にばらつき
が生じることがない。
さらに皮膜抵抗3を強磁性体のような磁気抵抗
効果を有する皮膜で形成し、抵抗素子を磁気抵抗
素子として使用する場合には、捨て皮膜8,9は
有害な外部磁界を遮断するための磁気遮蔽体とし
て用いることができる。
また抵抗皮膜3が単に1辺の場合、その両サイ
ドに捨て皮膜8,9が残るようにすればよい。捨
て皮膜8,9は第4図に示すようにその一端を電
極4に接続しておけば、浮遊容量が軽減されて都
合がよい。
さらにまた上記実施例は、シリコンウエハー上
に抵抗皮膜を形成する場合を例にして説明した
が、この発明はこれに限ることなく、アルミナ等
のセラミツク基板上に形成してもよく、また他の
薄膜あるいは厚膜抵抗素子を製作する場合にも適
用できる。
この発明によつて製造される抵抗素子は、相対
的な抵抗値誤差が小さいので、相対的な抵抗値誤
差が重要視されるD/A変換回路に使用されるラ
ダー抵抗などに用いるとよい。
以上詳述したようにこの発明によれば、露光の
ためのマスクとして、最終的に必要とされる主パ
ターンのほかに、その最外側に捨てパターンを形
成したマスクを用い、これによつて抵抗皮膜を露
光しエツチング処理を行なうとともに、前記マス
クの、隣合う主パターン相互の間隔と、主パター
ンと捨てパターンとの間隔とをほぼ同じとしたの
で、エツチングにばらつきが生ずることはなく、
したがつて得られる皮膜抵抗の幅を、すべてほぼ
均一にすることができ、もつて抵抗値のばらつき
もなく、相対的な抵抗値誤差を極めて小さい抵抗
素子が得られるといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の抵抗素子の断面図、第2図は従
来の抵抗素子の平面図、第3図はこの発明の実施
例方法によつて製造された抵抗素子の平面図、第
4図はこの発明の他の実施例方法によつて製造さ
れた抵抗素子の平面図である。 1……基板、3……皮膜抵抗、8,9……捨て
皮膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板上に形成された抵抗皮膜の表面にレジス
    トを塗布し、次に最終的に必要とされる主パター
    ンと、前記主パターンの最外側に向い合う位置に
    捨てパターンが形成されてあつて、前記主パター
    ンと前記捨てパターンとの間隔が、隣合う前記主
    パターン相互の間隔にほぼ等しく設定されてある
    マスクにより、前記レジストを露光処理し、その
    あと前記抵抗皮膜をエツチング処理することによ
    つて、前記主パターンによる皮膜抵抗と、前記捨
    てパターンによる捨て皮膜とを形成してなる抵抗
    素子の製造法。
JP55124995A 1980-09-08 1980-09-08 Method of producing resistance element Granted JPS5749207A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55124995A JPS5749207A (en) 1980-09-08 1980-09-08 Method of producing resistance element

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JP55124995A JPS5749207A (en) 1980-09-08 1980-09-08 Method of producing resistance element

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5749207A JPS5749207A (en) 1982-03-23
JPH0114683B2 true JPH0114683B2 (ja) 1989-03-14

Family

ID=14899283

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JP55124995A Granted JPS5749207A (en) 1980-09-08 1980-09-08 Method of producing resistance element

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62254709A (ja) * 1986-10-16 1987-11-06 東陶機器株式会社 カウンタ−

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JPS5749207A (en) 1982-03-23

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