JPH01146715A - ディスク基盤用成形型 - Google Patents

ディスク基盤用成形型

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JPH01146715A
JPH01146715A JP62304974A JP30497487A JPH01146715A JP H01146715 A JPH01146715 A JP H01146715A JP 62304974 A JP62304974 A JP 62304974A JP 30497487 A JP30497487 A JP 30497487A JP H01146715 A JPH01146715 A JP H01146715A
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JP
Japan
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cavity
mirror plate
mold
resin material
sprue
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JP62304974A
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Ikuo Asai
郁夫 浅井
Shunichi Shimojo
駿一 下條
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Meiki Seisakusho KK
Original Assignee
Meiki Seisakusho KK
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Publication date
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    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C45/561Injection-compression moulding
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はディスク基盤用成形型に係り、特にディスク基
盤を射出圧縮(インジェクション・コンブしツション)
成形するための成形型に関するものである。
(従来技術とその問題点) ビデオディスクやコンパクトディスク等゛の光デイスク
基盤の如きディスク基盤は、通常、射出成形によって製
造されている。そして、その射出成形には、通常の射出
成形手法よりも優れた品質のディスク基盤を得ることが
できることから、所謂射出圧縮成形手法が一般に採用さ
れている。すなわち、この射出圧縮成形は、キャビティ
内への樹脂材料の射出後においてキャビティの容積を所
定量収縮させ、このキャビティ容積の収縮に基づいて樹
脂材料をキャビティ内に充満させて、成形を行なうもの
であり、キャビティ容積の変更を伴わない通常の射出成
形手法を採用する場合に比べて、成形ディスク基盤にお
ける内部応力、ひいてはその内部応力に起因する複屈折
現象の発生を大幅に抑制できるのである。そしてそれ故
、通常の射出成形手法を採用する場合に比べて、複屈折
の小さい、品質の優れたディスク基盤を得ることができ
るのである。
ところで、このようなディスク基盤の射出圧縮成形には
、一般に、固定金型側の鏡面板と可動金型側の鏡面板と
の間でキャビティを形成し、固定金型を貫通して配設さ
れたスプルーブツシュを通じて該キャビティ内に樹脂材
料を射出すると共に、該樹脂材料を該キャビティ内に射
出せしめた状態で、固定金型側の鏡面板と可動金型側の
鏡面板とを所定のディスク基盤成形距離まで接近させる
ことにより、該キャビティ内に該樹脂材料を充満させて
、前記可動金型の鏡面板に配設されたスタンパの情報が
転写されたディスク基盤を成形するようにした成形型が
用いられることとなるが、この種の従来の成形型にあっ
ては、固定金型側の鏡面板と可動金型側の鏡面板とをデ
ィスク基盤成形距離まで接近させて、キャビティ内に樹
脂材料を充満させるコンプレッション作動後において、
樹脂材料を冷却、固化させてから、ディスク基盤の中央
穴を打ち抜く中央穴打抜き作動が行なわれるようになっ
ていたことから、そのディスク基盤の中央穴の切り口が
必ずしも良好とは言い難いといった問題があった。
また、この種の従来の成形型においては、スプルーブツ
シュの先端部に形成される環状のゲートの幅が、コンプ
レッション作動時においても、樹脂材料の射出時と略同
じ幅寸法に保持されるようになっていたため、コンプレ
ッション作動時において、キャビティ内の樹脂材料がゲ
ートを通じてスプルー側に逆流するといった問題があり
、この樹脂材料の逆流により、ディスク基盤の内周部に
おける複屈折率が大きくなるといった不具合があった。
(解決手段) ここにおいて、本発明は、このような事情を背景として
為されたものであり、その要旨とするところは、前述の
如き、固定金型側の鏡面板と可動金型側の鏡面板との間
でキャビティを形成し、固定金型を貫通して配設された
スプルーブツシュを通じ−て該キャビティ内に樹脂材料
を射出すると共に、該樹脂材料を該キャビティ内に射出
せしめた状態で、固定金型側の鏡面板と可動金型側の鏡
面板とを所定のディスク基盤成形距離まで接近させるこ
とにより、該キャビティ内に該樹脂材料を充満させて、
前記可動金型の鏡面板に配設されたスタンパの情報が転
写されたディスク基盤を成形するようにしたディスク基
盤用成形型において、前記スプルーブツシュを、前記樹
脂材料の射出位置から前記キャビティ側に所定寸法突出
し可能に配設すると共に、前記樹脂材料を前記キャビテ
ィ内に充満させるための前記固定金型側の鏡面板と可動
金型側の鏡面板との接近作動に応じて、該スプルーブツ
シュを該キャビティ側に突き出させる突出機構を設け、
該突出機構によるスプルーブツシュの突出作動に基づい
て、ディスク基盤の中央穴を実質的に打ち抜くようにし
たことにある。
(作用・効果) このような成形型を用いてディスク基盤の射出圧縮成形
を行なえば、キャビティ内に射出された樹脂材料が未だ
流動性を有する溶融状態で、ディスク基盤の中央穴が打
ち抜かれ、その打抜き後、樹脂材料が冷却、固化される
こととなるため、樹脂材料の冷却、固化後において中央
穴を打ち抜く場合に比べて、その中央穴の切り口が極め
て良好な状態に仕上がるのである。
また、キャビティ内に樹脂材料を充満せしめるコンプレ
ッション作動と同時にスプルーブツシュがキャビティ側
に突き出されて、このスプルーブツシュの突出作動によ
ってスプルーブツシュ先端部のゲートが実質的にシール
されることとなるため、コンプレッション作動によって
キャビティ内の樹脂材料がかかるゲートを通じてスプル
ー側に逆流することが良好に防止されるのであり、それ
故かかるゲートを通じた樹脂材料の逆流によって成形デ
ィスク基盤の内周部の複屈折率が大きくなることが良好
に抑制されるのである。
このように、本発明に従う成形型を用いてディスク基盤
を射出圧縮成形するようにすれば、従来の成形型を用い
てディスク基盤を射出圧縮成形する場合に比べて、中央
穴の切り口が良好で、内周部における複屈折率が小さい
、品質の優れたディスク基盤を得ることができるのであ
る。
また、本発明に従う成形型をディスク基盤の射出圧縮成
形に用いれば、コンプレッション作動と同時にディスク
基盤の中央式打抜き作動を行なうことができるため、デ
ィスク基盤の成形サイクルを大幅に短縮できるといった
利点もあるのである。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
先ずミ第1図において、10は、可動金型12の鏡面板
であって、固定金型14の鏡面板16との間で円盤状の
ディスク成形キャビティを形成するものであり、その鏡
面には、筒状および環状の内外のスタンパ保持部材18
.20によって内外周縁部をそれぞれ保持された状態で
、所定の情報が刻設されたドーナツ形状のスタンパ22
が配設さ耗ている。
この可動金型12の鏡面板10は、背面板24および中
間板26を介して可動金型本体28に固設されており、
さらにかかる可動金型本体28を介して可動盤30に固
設されている。そして、これにより、図示しない圧締シ
リンダの作動に基づいて、かかる鏡面板10と可動金型
本体28とが可動盤30と一体的に移動せしめられるよ
うになっている。
ここにおいて、鏡面板10は、背面板24に形成された
凹所32内に背面部を収容された状態で配設されており
、またかかる鏡面板10を保持する背面板24および中
間板26は、可動金型本体28に形成された凹所34内
に収容された状態で配設されている。そして、ががる可
動金型本体28の凹所34の開口端面に対して、後述の
固定金型本体36のテーパ面38と嵌合する環状のテー
パ面40が形成されていると共に、背面板24の凹所3
2の開口端面に対して、固定側鏡面板16の可動側鏡面
板10に対する接近距離、すなわちディスク基盤の成形
距離を規定するための円筒状のアジャスタブルリング4
4が着脱可能にボルト固定せしめられている。なお、第
1図から明らかなように、このアジャスタブルリング4
4は、その内外周面において外周側スタンパ保持部材2
0の外周面および可動金型本体28の凹所34の内周面
にそれぞれ嵌合された状態で、且つその先端面が、可動
金型本体28の凹所34の開口端面よりも凹所34の内
側に僅かに引っ込んだ状態で、配設されている。
また、第1図に示されているように、かかる鏡面板IO
が配設された可動金型12には、前記内周側スタンパ保
持部材18の内周面に摺動可能に嵌合された状態で、エ
ジェクタスリーブ46が配設されており、その基端部に
設けられたエジェクタシリ“ンダ48によって、かかる
エジェクタスリーブ46の先端部がキャビティ側に所定
寸法突出し得るようにされている。そして、このエジェ
クタスリーブ46の内周面に摺動可能に嵌合されて、後
述のスプルーブツシュ50との間で所定幅の環状のゲー
ト52を形成するゲート形成位置と、そのゲート形成位
置から基端側に所定距離後退した後退位置との間で移動
可能に、中空のゲート形成部材54が配設されていると
共に、このゲート形成部材54内に摺動可能に嵌合され
て、キャビティ側に所定寸法突出可能にエジェクタピン
56が配設されている。なお、ゲート形成部材54およ
びエジェクタビン56は、ここでは、それぞれその基端
部に設けられたゲートシリンダ58およびエジェクタシ
リンダ60によって、その軸心方向に移動せしめられる
ようになっている。
一方、可動金型12の鏡面板10との間でキャビティを
形成する固定金型14の鏡面板16は、可動金型12の
鏡面板lOと同様、背面板62に形成された凹所64内
に背面部を収容された状態で該背面板62に固設され、
この背面板62を介して、固定盤66に固設された固定
金型本体36に配設されているが、かかる固定金型14
においては、可動金型12とは異なって、背面板62は
固定金型本体36に対して固設されておらず、固定金型
本体36に形成された凹所68内に摺動可能に嵌合され
た状態で配設されている。そして、ここでは、背面板6
2の外周部に対応する固定金型本体36の部位に位置し
て、複数のシリンダ70が周方向に等間隔に設けられて
いると共に、それらシリンダ70のピストン72から延
び出させられたピストンロッド74が、その先端部にお
いて、背面板62の背面に連結されており、これにより
、それらシリンダ70の作動に基づいて、背面板62の
背面が固定金型本体36の凹所68の底壁に当接する位
置と、それら背面板62の背面と固定金型本体36の凹
所68の底壁との間に所定の間隙を形成する位置との間
で、鏡面板16がその中心線方向、すなわちディスク成
形キャビティの中心線方向に移動し得るようにされてい
る。
ここにおいて、固定金型本体36の凹所68の開口端面
には、前述のように、可動金型本体28のテーパ面40
とテーパ嵌合せしめられる環状のテーパ面38が形成さ
れており、これにより、固定金型本体36に対して可動
金型本体28が当接せしめられる金型12.14の型合
わせ時において、それらテーバ面38.40のテーパ嵌
合に基づいて、固定金型14と可動金型12との、ひい
ては固定側鏡面板16と可動側鏡面板10との芯合わせ
が行なわれるようになっている。
また、ここにおいて、固定金型本体36の凹所68は、
前記可動金型本体28の凹所34と同じ直径をもって該
凹所34と同心的に形成されており、上記両テーパ面3
8.40がテーパ嵌合せしめられる金型12,14の型
合わせ状態において、それら両凹所68,34の内面が
滑らかな円筒面を形成するようになっている。そして、
本実施例では、これにより、金型12,14の型合わせ
状態において、前記鏡面板16を保持する固定例の背面
板62が、それら両金型本体36.28の凹所68.3
4の内面と滑らかに摺接しつつ移動し得るようにされて
おり、前記シリンダ70の作動に基づいて、背面板62
の背面が固定金型本体36の凹所68の底壁に当接する
位置と、背面板62の凹所64の開口端面が前記可動金
型12側のアジャスタブルリング44の先端面に当接す
る位置との間で、鏡面板16がその中心線方向にスムー
ズに移動せしやられるようになっている。
なお、第1図から明らかなように、背面板62は、その
背面が固定金型本体36の凹所68の底壁に当接するシ
リンダ70のピストンロッド74の引込み時においては
、その凹所64の開口端面が固定金型本体36の凹所6
8の開口端面と面一乃至はそれよりも凹所68の内側に
若干引っ込むようにされている。また、シリンダ70の
シリンダストローク、すなわちそのピストンロッド74
の引込み位置からの突出し量は、ここでは、上記金型1
2.14の型合わせ時における鏡面板16の移動可能な
距離:α(第1図参照)よりも太きくされている。
ところで、かかる固定金型14には、固定金型本体36
.背面板62および鏡面板16番前記ゲート形成部材5
4と同軸的に貫通して、射出装置の加熱筒のノズル76
から射出された樹脂材料78をキャビティ内に導くため
のスプルーブツシュ50が配設されている。このスプル
ーブツシュ50は、その先端部外径が前記ゲート形成部
材54の先端部外径と同径とされており、金型12,1
4が型合わせされたキャビティ形成時において、該ゲー
ト形成部材54との間で前記環状のゲート52を形成す
るゲート形成位置(第1図参照)と、先端部が前記エジ
ェクタスリーブ46内に所定寸法突入する中央穴打抜き
位置(第2図参照)との間で、軸心方向に移動し得るよ
うにされている。
そして、前記シリンダ70の作動に基づく鏡面板16の
移動に伴って、該スプルーブツシュ50の移動ストロー
クと金型12.14の型合わせ時における前記鏡面板1
6の移動ストローク(α)との比率だけ鏡面板16の移
動速度よりも速い移動速度をもって、その鏡面板16の
移動方向に移動せしめられるようになっている。
すなわち、第1図に示されているように、スプルーブツ
シュ5oの基端部には、それぞれ、前記シリンダ70に
向かって延び出す状態で、複数のアーム82が設けられ
ており、それらアーム82の先端部には、スプルーブツ
シュ50の延び出シ方向とは逆方向に延び出す状態で、
軸心方向の所定長さにわたってギヤ歯を備えたラック8
4が立設されている。そして、これにより、ラック84
がその軸心方向に移動せしめられると、スプルーブツシ
ュ50がラック84と一体的にその軸心方向に移動せし
められるようになっている。なお、アーム82およびラ
ック84は、図から明らかなように、固定金型本体36
内に形成された空所内に収容されて、前記移動ストロー
クの範囲内でのスプルーブツシュ50の移動を許容する
状態で配設されている。また、各ラック84の先端部に
は、固定金型本体36に形成されたガイド穴86に嵌合
されて、各ラック84の先端部をその軸心方向に案内す
るためのガイドロッド88が設けられている。
一方、第1図に示されているように、前記鏡面板16を
移動させるための各シリンダ7oのピストン72には、
ピストンロッド74と反対方向に延び出す状態で、ピス
トンロッド74と同軸的に、すなわち前記ラック84と
平行に、軸心方向の所定長さにわたってギヤ歯を備えた
ラック9oが立設されている。そして、それらラック9
oに対して、前記スプルーブツシュ50の移動ストロー
クと金型12.14の型合わせ時における鏡面板16の
移動ストローク(α)との比率に対応したギヤ比を有す
る大小二つのギヤ94.96からなる二段ギヤ92の小
径側のギヤ96が噛み合わされていると共に、その二段
ギヤ92の大径側のギヤ94が、それと同じギヤ比を有
するギヤ98を介して、前記各対応するラック84に噛
み合わされている。
従って、シリンダ70によって鏡面板16がその中心線
方向に移動せしめられると、それと同時に、シリンダ7
0の駆動力がラック90.二段ギヤ92.ギヤ98およ
びラック84を介して77・ルーブツシュ50に伝達さ
れて、前述のように、スプルーブツシュ50が、前記ス
プルーブツシュ50の移動ストロークと金型12.14
の型合わせ時における鏡面板16の移動ストローク(α
)との比率だけ鏡面板16の移動速度よりも速い速度を
もって、その鏡面板16の移動方向に移動せしめられる
のである。
なお、第1図から明らかなように、上記ラック90およ
び各ギヤは、何れも、固定金型本体36内において配設
されており、二段ギヤ92およびギヤ98は、それぞれ
、軸100.102によって支持されている。また、各
ラック90の先端部は、前記ラック84と同様に、固定
金型本体36に形成されたガイド穴104に嵌合されて
、各ラック90の先端部を軸心方向に案内するためのガ
イドロッド106とされている。
次に、このような成形型を用いて、ディスク基盤を射出
圧縮成形する場合の作動を説明する。
すなわち、このような成形型を用いたディスク基盤の射
出圧縮成形に際しては、先ず、シリンダ70のピストン
ロンドア4が引き込まれて、背面板62の背面が固定金
型本体36の凹所68の底壁に当接する後退位置に固定
側鏡面板16が後退せしめられると共に、スプルーブツ
シュ50がその基端側のゲート形成位置に後退せしめら
れた状態で、また可動金型12のエジェクタシリンダ4
8およびエジェクタピン56がそれぞれその後退位置に
保持されると共に、ゲート形成部材54がそのゲート形
成位置に保持せしめられた状態で、可動金型12が固定
金型14に型合わせされる。
つまり、可動金型本体28が固定金型本体36に対して
当接せしめられるのであり、これにより、可動側および
固定側の鏡面板10.16間でキャビティが形成される
と共に、スプルーブツシュ50とゲート形成部材54と
の間で環状のゲート52が形成されるのである。
かかる金型12.i4の型合わせ操作が完了すると、か
かる型合わせ状態下において、第1図に示されているよ
うに、スプルーブツシュ50のスプルー108およびゲ
ート52を通じて射出装置のノズル76から所定の樹脂
材料78がキャビティ内に射出せしめられる。そして、
この樹脂材料78の射出操作が完了すると、引き続いて
、第2図に示されているように、シリンダ70が作動さ
れて、それらのピストンロンドア4が突き出され、背面
板62の凹所64の開口端面が可動金型12側のアジャ
スタブルリング44の先端面に当接するディスク基盤の
成形位置まで、固定側鏡面板16が上記後退位置から距
離:αだけ前進せしめられて、樹脂材料78がキャビテ
ィ内に充満せしめられる。つまり、コンプレッション作
動が行なわれるのである。
また、かかるコンプレッション作動と同時に、ラック9
0.二段ギヤ92.ギヤ98およびラック84を介して
スプルーブツシュ50がその先端側に前進駆動され、ゲ
ート52をシールする前記中央式打抜き位置まで移動せ
しめられる。つまり、これにより、成形ディスク基盤の
中央穴を打ち抜くだめの実質的な中央式打抜き作動が行
なわれるのである。
なお、ゲート形成部材54を駆動するゲートシリンダ5
8は、上記コンプレッション作動の開始と同時にその作
動油圧が解消され、若しくは所定の背圧を与える状態に
切換設定されて、スプルーブツシュ50の前進作動に伴
ってゲート形成部材54がその後退位置まで後退するこ
とを許容することとなる。また、第1図および第2図か
ら明らかなように、ここでは、コンプレッション作動の
完了時、すなわち中央式打抜き作動の完了時において、
スプルーブツシュ50とゲート形成部材54との間の間
隙が、樹脂材料78の射出時におけるゲート52の幅寸
法よりも小さくなるようにされている。さらに、前述の
説明から明らかなように、本実施例では、コンプレッシ
ョン作動を行なうシリンダ70と、このシリンダ70の
駆動力をスプルーブツシュ50に伝達する前記ラック9
0、二段ギヤ92(ギヤ94.96)、ギヤ98および
ラック84からスプルーブツシュ50の突出機構が構成
されている。
かかるコンプレッション作動および中央式打抜き作動が
完了すると、キャビティおよびスプルー108内の樹脂
材料78が固化するのを待って、金型12.14の型開
きが行なわれる。そして、その型開き状態において、各
エジェクタシリンダ48.60の作動に基づいてエジェ
クタスリーブ46およびエジェクタビン56がその先端
側に突き出されて、ディスク基盤およびその中央式打抜
き部分の樹脂が離型される。この離型されたディスク基
盤が所定の取出装置で取り出されることにより、目的と
するディスク基盤が得られるのである。
このように、本実施例の成形型を用いれば、キャビティ
内への樹脂材料78の射出後においてシリンダ70を作
動させて、固定側鏡面板16をその後退位置から成形位
置まで前進させることにより、目的とするディスク基盤
を射出圧縮成形手法にて成形することができるのであり
、通常の射出圧縮成形手法によってディスク基盤を成形
する場合に比べて、内部応力が小さく、複屈折率が小さ
い、品質の優れたディスク基盤を得ることができるので
ある。
しかも、本実施例の成形型を用いれば、前述のように、
コンプレッション作動と同時にディスク基盤の中央穴の
実質的な打抜き作動が行なわれて、かかる打抜き作動後
において樹脂材料78が冷却、固化されることとなるた
め、樹脂材料78の冷却、固化後において中央穴の打抜
き作動を行なう場合に比べて、その中央穴の切り口が極
めて良好に仕上がるのであり、またその中央穴の打抜き
作動に伴って、すなわちそれと同時に行なわれるコンプ
レッション作動に伴って、スプルーブツシュ50とゲー
ト形成部材54との間のゲート52がシールされること
から、従来の成形型を用いてディスク基盤を射出圧縮成
形する場合に比べて、コンプレッション作動によってキ
ャビティ内の樹脂材料78がゲート52を通じてスプル
ー108側に逆流することが良好に防止されるのであり
、成形ディスク基盤の内周部における複屈折率の増大が
良好に抑制されるのである。そしてそれ故、従来の成形
型を用いて射出圧縮成形されるディスク基盤に比べて、
中央穴の切り口が良好で、内周部における複屈折率の小
さい、品質のより優れたディスク基盤を得ることができ
るのである。
因に、第3図は、本実施例に従う成形型を用いて射出圧
縮成形されたディスク基盤と、従来の成形型を用−いて
射出圧縮成形されたディスク基盤(何れも、内径:40
酊、外径:130龍、厚さ:1.2In)とについて、
複屈折率の大きさを測定した結果を比較して示すもので
あるが、それらの比較から、本実施例の成形型を用いて
成形されたディスク基盤の方が、従来の成形型を用いて
成形されたものよりも、内周部における複屈折率が著し
く改善されていることが、容易に認識されるのである。
ただし、その図において、横軸は、ディスク基盤の中心
からの距離(龍)を示しており、また縦軸は、複屈折率
(ダブルパス;nm)を示している。
なお、本実施例の成形型では、前述のように、コンプレ
ッション作動がシリンダ70によって行なわれるように
なっており、そのコンプレッション作動時における固定
側鏡面板16の移動距離(コンプレッションストローク
)が機械的に規制されて、そのコンプレッションストロ
ークが常に一定の距離:αに設定されるようになってい
ることから、従来の成形型を用いた射出圧縮成形のよう
に、圧締シリンダの圧力を調整することによってコンプ
レッションストロークを調整する場合に比べて、コンプ
レッションストロークの精度、ひいてはディスク基盤の
品、質安定性を大幅に向上できるといった利点がある。
また、本実施例の成形型では、アジャスタブルリング4
4を取り替えることによって、ディスク基盤の成形距離
、ひいてはディスク基盤の厚さを極めて容易に調整乃至
は変更できるといった利点もある。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、これは文
字通りの例示であり、本発明がかかる具体例に限定して
解釈されるべきものでないことは、勿論である。
例えば、前記実施例では、コンプレッション作動を行な
うシリンダ70が固定金型本体36に設けられていたが
、このようなシリンダ70は、固定盤66に設けるよう
にすることも可能である。
また、前記実施例では、コンプレッション作動を行なう
シリンダ70の駆動力が、ラック90゜二段ギヤ92.
ギヤ98およびラック84からなる伝達機構を介してス
プルーブツシュ50に伝達され、これによってコンプレ
ッション作動とディスク基盤の中央穴の打抜き作動とが
同時に行なわれるようになっていたが、かかる伝達機構
として異なる構成のものを採用することも勿論可能であ
り、またシリンダ70とは独立した駆動手段を用いてス
プルーブツシュ50の突出し作動を行なうようにするこ
とも可能である。たkし、この場合には、コンプレッシ
ョン作動を行なうシリンダ70とスプルーブツシュ50
の突出し作動を行なう駆動手段とが、同期して作動せし
められることとなる。なお、このように、スプルーブツ
シュ50の突出し作動を行なう駆動手段をコンプレッシ
ョン作動を行なう駆動手段と別途に設ける場合には、従
来の成形型を用いた射出圧縮成形の場合と同様に、コン
プレッション作動を行なう駆動手段として圧締シリンダ
を採用し、その圧締シリンダの圧力の調整に基づいてコ
ンプレッション作動を行なうようにすることも可能であ
る。
その他、具体例を−々列挙することは割愛するが、本発
明が、その趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者が有する
知識に基づいて、種々なる変更。
修正、改良等を施した態様で実施できることは、〜言う
までもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うディスク基盤用成形型の一例を
示す断面図であり、第2図は、第1図の成形型を用いて
ディスク基盤を射出圧縮成形する場合の作動を説明する
ための説明断面図である。 第3図は、第1図に示す成形型を用いて射出圧縮成形さ
れたディスク基盤の複屈折率と、従来の成形型を用いて
射出圧縮成形されたディスク基盤の複屈折率とを比較し
て示すグラフである。 to、ts:鏡面板  12:可動金型14:固定金型
    22ニスタンパ24.62:背面板  28:
可動金型本体30:可動盤     36:固定金型本
体50:スプループッシュ   52:ゲート54:ゲ
ート形成部材    66:固定盤70ニジリンダ  
  84.90ニラツク92:二段ギヤ 94,96,
98:ギヤ108ニスブルー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 固定金型側の鏡面板と可動金型側の鏡面板との間でキャ
    ビティを形成し、固定金型を貫通して配設されたスプル
    ーブッシュを通じて該キャビティ内に樹脂材料を射出す
    ると共に、該樹脂材料を該キャビティ内に射出せしめた
    状態で、固定金型側の鏡面板と可動金型側の鏡面板とを
    所定のディスク基盤成形距離まで接近させることにより
    、該キャビティ内に該樹脂材料を充満させて、前記可動
    金型の鏡面板に配設されたスタンパの情報が転写された
    ディスク基盤を成形するようにしたディスク基盤用成形
    型において、 前記スプルーブッシュを、前記樹脂材料の射出位置から
    前記キャビティ側に所定寸法突出し可能に配設すると共
    に、前記樹脂材料を前記キャビティ内に充満させるため
    の前記固定金型側の鏡面板と可動金型側の鏡面板との接
    近作動に応じて、該スプルーブッシュを該キャビティ側
    に突き出させる突出機構を設け、該突出機構によるスプ
    ルーブッシュの突出作動に基づいて、ディスク基盤の中
    央穴を実質的に打ち抜くようにしたことを特徴とするデ
    ィスク基盤用成形型。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS503465A (ja) * 1973-05-01 1975-01-14
JPS5156865A (ja) * 1974-11-12 1976-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Shashutsuseikeikanagata
JPS5669125A (en) * 1979-11-08 1981-06-10 Teichiku Kk Injection molding method for record disc

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