JPH01145831A - 半導体集積回路とその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路とその製造方法Info
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- JPH01145831A JPH01145831A JP30381287A JP30381287A JPH01145831A JP H01145831 A JPH01145831 A JP H01145831A JP 30381287 A JP30381287 A JP 30381287A JP 30381287 A JP30381287 A JP 30381287A JP H01145831 A JPH01145831 A JP H01145831A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は素子分離絶縁膜領域に、必然的に形成される寄
生MOSトランジスタの発生を抑えるチャネルストップ
領域構造を形成する技術に関する。
生MOSトランジスタの発生を抑えるチャネルストップ
領域構造を形成する技術に関する。
従来チャネルストップ領域は例えば特開昭62−216
246号公報に記載されているように、素子分離絶縁膜
を形成する選択酸化における耐酸化膜上のフォトレジス
トをマスクとして、イオン注入により形成している。こ
の従来例を第2図(a)乃至(C)を用いて説明する。
246号公報に記載されているように、素子分離絶縁膜
を形成する選択酸化における耐酸化膜上のフォトレジス
トをマスクとして、イオン注入により形成している。こ
の従来例を第2図(a)乃至(C)を用いて説明する。
まず第2図(a)に示すように、第1導電型を有する半
導体基板10にパッド酸化膜44と耐酸化膜46を形成
して、さらに素子領域12上にフォトレジスト60を選
択的に形成する。このフォトレジスト30をマスクにし
て、耐酸化膜46とパッド酸化膜44とをエツチングす
る。さらにフォトレジスト60をマスクとして、イオン
注入により第1導電型を有する不純物を、半導体基板1
0の素子分離領域11に導入する。
導体基板10にパッド酸化膜44と耐酸化膜46を形成
して、さらに素子領域12上にフォトレジスト60を選
択的に形成する。このフォトレジスト30をマスクにし
て、耐酸化膜46とパッド酸化膜44とをエツチングす
る。さらにフォトレジスト60をマスクとして、イオン
注入により第1導電型を有する不純物を、半導体基板1
0の素子分離領域11に導入する。
次に第2図(b)に示すように選択酸化を行なうと、耐
酸化膜46に覆われた素子領域12以外の素子分離領域
11に、素子分離絶縁膜14とこの素子分離絶縁膜14
下にチャネルストップ領域として半導体基板10の不純
物濃度より濃い不純物層48とが形成される。このとき
素子領域12と素子分離領域11との境界の素子分離絶
縁膜14は、鳥の嘴状の形状を持つバーズビーク50が
形成される。
酸化膜46に覆われた素子領域12以外の素子分離領域
11に、素子分離絶縁膜14とこの素子分離絶縁膜14
下にチャネルストップ領域として半導体基板10の不純
物濃度より濃い不純物層48とが形成される。このとき
素子領域12と素子分離領域11との境界の素子分離絶
縁膜14は、鳥の嘴状の形状を持つバーズビーク50が
形成される。
次に第2図(c)に示すように、耐酸化膜46とパッド
酸化膜44とを除去し、その後ゲート絶縁膜34とゲー
ト電極36を形成する。第2図(c)はMOS)ランジ
スタのゲート幅方向に平行な方向での断面図を示す。
酸化膜44とを除去し、その後ゲート絶縁膜34とゲー
ト電極36を形成する。第2図(c)はMOS)ランジ
スタのゲート幅方向に平行な方向での断面図を示す。
この第2図(C)においてバーズビーク50の領域には
、ゲート電極66と素子分離絶縁膜14と半導体基板1
0とによる、寄生MOSトランジスタが形成される。バ
ーズビーク50の領域では素子分離絶縁膜14の厚さが
薄くなり、その上不純物層48がバーズビーク50の領
域下の半導体基板10に形成されていないことにより、
低いしきい値電圧で寄生MO8)ランジスタが動作し、
半導体集積回路の電気的特性に悪影響を与える。
、ゲート電極66と素子分離絶縁膜14と半導体基板1
0とによる、寄生MOSトランジスタが形成される。バ
ーズビーク50の領域では素子分離絶縁膜14の厚さが
薄くなり、その上不純物層48がバーズビーク50の領
域下の半導体基板10に形成されていないことにより、
低いしきい値電圧で寄生MO8)ランジスタが動作し、
半導体集積回路の電気的特性に悪影響を与える。
本発明の目的はバーズビークに起因する寄生MO8)ラ
ンジスタのしきい値電圧を高くする構造の半導体集積回
路と、この寄生MO8)ランジスタのしきい値電圧を高
くするための構造を持つ半導体集積回路の製造方法とを
提供することにある。
ンジスタのしきい値電圧を高くする構造の半導体集積回
路と、この寄生MO8)ランジスタのしきい値電圧を高
くするための構造を持つ半導体集積回路の製造方法とを
提供することにある。
上記目的を達成するため本発明においては、下記の方法
により寄生MO8)ランジスタのしきい値電圧を高くす
る構造を有する半導体集積回路を得る。
により寄生MO8)ランジスタのしきい値電圧を高くす
る構造を有する半導体集積回路を得る。
第1導電型を有する半導体基板上に、第1の酸化膜と第
1の窒化シリコン膜と第2の酸化膜と多結晶シリコン膜
と第2の窒化シリコン膜とを順次形成する。
1の窒化シリコン膜と第2の酸化膜と多結晶シリコン膜
と第2の窒化シリコン膜とを順次形成する。
その後感光性樹脂すなわちフォトレジストを素子領域上
に選択的に形成し、このフォトレジストをマスクにして
ドライエツチングにより第2の窒化シリコン膜と多結晶
シリコン膜と第1の窒化シリコン膜とをエツチングする
。この第1の窒化シリコン膜のエツチングのとき、第2
の窒化シリコン膜に覆われていない多結晶シリコン膜の
側面がサイドエツチングされ、第1の窒化シリコン膜と
第2の窒化シリコン膜より細いパターンを有する多結晶
シリコン膜が形成される。さらにその後フォトレジスト
をマスクとして、第1導電型を有する不純物をイオン注
入により半導体基板に導入することにより、第1のチャ
ネルストップ領域を形成する。
に選択的に形成し、このフォトレジストをマスクにして
ドライエツチングにより第2の窒化シリコン膜と多結晶
シリコン膜と第1の窒化シリコン膜とをエツチングする
。この第1の窒化シリコン膜のエツチングのとき、第2
の窒化シリコン膜に覆われていない多結晶シリコン膜の
側面がサイドエツチングされ、第1の窒化シリコン膜と
第2の窒化シリコン膜より細いパターンを有する多結晶
シリコン膜が形成される。さらにその後フォトレジスト
をマスクとして、第1導電型を有する不純物をイオン注
入により半導体基板に導入することにより、第1のチャ
ネルストップ領域を形成する。
その後フォトレジストを除去して選択酸化を行なうと、
第1の窒化シリコン膜に覆われていない半導体基板に素
子分離絶縁膜を形成する。その後第2の窒化シリコン膜
を除去し、多結晶シリコン膜とこの多結晶シリコン膜側
面の選択酸化工程で形成された酸化シリコン膜とをマス
クとして、第2の酸化膜と第1の窒化シリコン膜とをエ
ツチングする。
第1の窒化シリコン膜に覆われていない半導体基板に素
子分離絶縁膜を形成する。その後第2の窒化シリコン膜
を除去し、多結晶シリコン膜とこの多結晶シリコン膜側
面の選択酸化工程で形成された酸化シリコン膜とをマス
クとして、第2の酸化膜と第1の窒化シリコン膜とをエ
ツチングする。
次にこの多結晶シリコン膜と酸化シリコン膜とをマスク
として、イオン注入により第1導電型を有する不純物を
半導体基板に導入することにより、第2のチャネルスト
ップ領域を形成する。その後多結晶シリコン膜と酸化ク
リコン膜とを除去する。
として、イオン注入により第1導電型を有する不純物を
半導体基板に導入することにより、第2のチャネルスト
ップ領域を形成する。その後多結晶シリコン膜と酸化ク
リコン膜とを除去する。
その後さらに第1の窒化シリコン膜も除去する。
その後ゲート絶縁膜とゲート電極を形成し、第2導電型
を有する不純物を半導体基板に導入して、さらに層間絶
縁膜を形成し、コンタクト窓を開口し、さらに金属配線
を形成することにより、素子分離絶縁膜下にチャネルス
トップ領域として、第1のチャネルストップ領域と第2
のチャネルストップ領域とを有する構造の半導体集積回
路を得る。
を有する不純物を半導体基板に導入して、さらに層間絶
縁膜を形成し、コンタクト窓を開口し、さらに金属配線
を形成することにより、素子分離絶縁膜下にチャネルス
トップ領域として、第1のチャネルストップ領域と第2
のチャネルストップ領域とを有する構造の半導体集積回
路を得る。
以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図(a)乃至(e)は本発明のチャネルストップ領
域構造を有する半導体集積回路の製造プロセスな示す断
面図である。
域構造を有する半導体集積回路の製造プロセスな示す断
面図である。
まず第1図(a)に示すように、第1導電型を有する半
導体基板10上に、熱酸化処理により厚さ20nm程度
の二酸化シリコンからなる第1の酸化膜20を形成する
。さらに化学気相成長法(CVD )により、厚さ90
nm程度の第1の窒化シリコン膜24と厚さ50 n
m程度の第2の酸化膜22と厚さ300nm程度の多結
晶シリコン膜28と厚さ100 nm程度の第2の窒化
シリコン膜26とを順次形成する。その後フォトレジス
トを回転塗布により全面に形成して、マスクを用いて露
光を行ない現像ベーキング工程により、素子分離領域1
1上のフォトレジストを除去して、フォトレジスト30
を素子領域12上に選択的に形成する。
導体基板10上に、熱酸化処理により厚さ20nm程度
の二酸化シリコンからなる第1の酸化膜20を形成する
。さらに化学気相成長法(CVD )により、厚さ90
nm程度の第1の窒化シリコン膜24と厚さ50 n
m程度の第2の酸化膜22と厚さ300nm程度の多結
晶シリコン膜28と厚さ100 nm程度の第2の窒化
シリコン膜26とを順次形成する。その後フォトレジス
トを回転塗布により全面に形成して、マスクを用いて露
光を行ない現像ベーキング工程により、素子分離領域1
1上のフォトレジストを除去して、フォトレジスト30
を素子領域12上に選択的に形成する。
その後第1図(b)に示すように、フォトレジスト60
をマスクとして、ドライエツチング例えば反応性イオン
エツチング(RIE)により、第2の窒化シリコン膜2
6と多結晶シリコン膜28と第2の酸化膜22と第1の
窒化シリコン膜24とを順次エツチングする。第2の窒
化シリコン膜24のドライエツチング時に、多結晶シリ
コンと窒化シリコンとの膜質の違いにより、不活性ガス
やエツチングガスのイオンやラジカルが、多結晶クリコ
ン膜28と反応して、第2の窒化シリコン膜26に覆わ
れていない多結晶シリコン膜28の側面がサイドエツチ
ングされ、第2の窒化シリコン膜26バター/および第
1の窒化シリコン膜24パターンより細いパターンを有
する多結晶シリコン膜28が得られる。なお第2の酸化
膜22のエツチングは、フッ酸系のエツチング液で行な
っても良い。
をマスクとして、ドライエツチング例えば反応性イオン
エツチング(RIE)により、第2の窒化シリコン膜2
6と多結晶シリコン膜28と第2の酸化膜22と第1の
窒化シリコン膜24とを順次エツチングする。第2の窒
化シリコン膜24のドライエツチング時に、多結晶シリ
コンと窒化シリコンとの膜質の違いにより、不活性ガス
やエツチングガスのイオンやラジカルが、多結晶クリコ
ン膜28と反応して、第2の窒化シリコン膜26に覆わ
れていない多結晶シリコン膜28の側面がサイドエツチ
ングされ、第2の窒化シリコン膜26バター/および第
1の窒化シリコン膜24パターンより細いパターンを有
する多結晶シリコン膜28が得られる。なお第2の酸化
膜22のエツチングは、フッ酸系のエツチング液で行な
っても良い。
この多結晶シリコン膜28と第2の窒化シリコン膜24
のエツチング条件の一例を下記に示す。
のエツチング条件の一例を下記に示す。
ドライエツチング装置としては、アノード結合型の反応
性イオンエツチング装置を用いた。まず多結晶シリコン
膜28は、六フッ化イオウ(SF、)流量150 S
CCM (5tandard cubiccentim
eter per m1nute )と酸素(02)流
量55SCCMとの混合ガスで、高周波出力95Wの条
件で1分間に600nmのエツチングレートでエツチン
グを行なった。
性イオンエツチング装置を用いた。まず多結晶シリコン
膜28は、六フッ化イオウ(SF、)流量150 S
CCM (5tandard cubiccentim
eter per m1nute )と酸素(02)流
量55SCCMとの混合ガスで、高周波出力95Wの条
件で1分間に600nmのエツチングレートでエツチン
グを行なった。
次に第2の窒化シリコン膜24は、フロン14(CF4
)流量50SCCMと、フロン13B1(CBrFs)
流量5SCCMと、酸素流量5SCCMと、ヘリウム(
He )流量50SCCMとの混合ガスで、高周波出力
50Wの条件で1分間に14nmのエツチングレートで
エツチングした。
)流量50SCCMと、フロン13B1(CBrFs)
流量5SCCMと、酸素流量5SCCMと、ヘリウム(
He )流量50SCCMとの混合ガスで、高周波出力
50Wの条件で1分間に14nmのエツチングレートで
エツチングした。
この第2の窒化シリコン膜24のエツチングのとき、例
えば窒化シリコンの膜厚が14nmのとき多結晶シリコ
ンの片側で0.2μmサイドエツチングされる。
えば窒化シリコンの膜厚が14nmのとき多結晶シリコ
ンの片側で0.2μmサイドエツチングされる。
この結果第1図(b) K示すように、多結晶シリコン
膜28は第2の窒化シリコン膜26パターンおよび第1
の窒化シリコン膜24パターンより細くなり、かつ側面
がほぼ垂直な多結晶シリコン膜28が得られる。第1の
窒化シリコン膜24のエツチング時間すなわち第1の窒
化シリコン膜24の膜厚により、多結晶シリコン膜28
のサイドエツチング量が制御できる。前述の第1の窒化
シリコン膜24の膜厚が90nmでは、多結晶シリコン
膜28の片側で約1.2μmサイドエツチングされる。
膜28は第2の窒化シリコン膜26パターンおよび第1
の窒化シリコン膜24パターンより細くなり、かつ側面
がほぼ垂直な多結晶シリコン膜28が得られる。第1の
窒化シリコン膜24のエツチング時間すなわち第1の窒
化シリコン膜24の膜厚により、多結晶シリコン膜28
のサイドエツチング量が制御できる。前述の第1の窒化
シリコン膜24の膜厚が90nmでは、多結晶シリコン
膜28の片側で約1.2μmサイドエツチングされる。
その後フォトレジスト30をマスクとして半導体基板1
0の素子分離領域11に、この半導体基板10の導電型
と同一導電型の第1導電型を有する不純物を、例えばイ
オン注入量1〜3X10I3cm””の条件でイオン注
入により導入する。さらKその後イオン注入のマスクと
して用いたフォトレジスト30を除去する。
0の素子分離領域11に、この半導体基板10の導電型
と同一導電型の第1導電型を有する不純物を、例えばイ
オン注入量1〜3X10I3cm””の条件でイオン注
入により導入する。さらKその後イオン注入のマスクと
して用いたフォトレジスト30を除去する。
次に第1図(c)に示すように、第1の窒化シリコン膜
24を酸化のマスクとして選択酸化を行ない、素子分離
領域11に二酸化シリコンからなる素子分離絶縁膜14
を800nm程度の厚さで形成する。
24を酸化のマスクとして選択酸化を行ない、素子分離
領域11に二酸化シリコンからなる素子分離絶縁膜14
を800nm程度の厚さで形成する。
この選択酸化の熱工程により、前述のイオン注入により
導入した不純物は拡散して、素子分離絶縁膜14下の半
導体基板10に第1のチャネルストップ領域16が形成
される。また多結晶シリコン膜28は第1の窒化シリコ
ン膜24と第2の窒化シリコン膜26に覆われていない
側面が、この選択酸化時に酸化され酸化シリコン膜32
が形成されることにより、多結晶シリコン膜28の片側
でパターンが0.4μm大きくなる。すなわち第2の窒
化クリコン膜26パターンより、片側が0.8μm小さ
い多結晶シリコン膜28が得られる。
導入した不純物は拡散して、素子分離絶縁膜14下の半
導体基板10に第1のチャネルストップ領域16が形成
される。また多結晶シリコン膜28は第1の窒化シリコ
ン膜24と第2の窒化シリコン膜26に覆われていない
側面が、この選択酸化時に酸化され酸化シリコン膜32
が形成されることにより、多結晶シリコン膜28の片側
でパターンが0.4μm大きくなる。すなわち第2の窒
化クリコン膜26パターンより、片側が0.8μm小さ
い多結晶シリコン膜28が得られる。
その後第1図(dlに示すように、例えば熱リン酸中で
第2の窒化シリコン膜26を除去する。この時第1の窒
化シリコン膜24は、表面が第2の酸化膜22で覆われ
ているためエツチングされない。
第2の窒化シリコン膜26を除去する。この時第1の窒
化シリコン膜24は、表面が第2の酸化膜22で覆われ
ているためエツチングされない。
さらに多結晶シリコン膜28とこの多結晶シリコン膜2
8側面の酸化シリコン膜62とをマスクとして、第2の
酸化膜22と第1の窒化シリコン膜24とをエツチング
する。このエツチングにより多結晶シリコン膜28と酸
化シリコン膜32とに覆われて無(、かつ第1のチャネ
ルストップ領域16が形成されていないバーズビーク5
0領域下の半導体基板10が得られる。その後この多結
晶シリコン膜28と酸化シリコン膜62とをマスクとし
て、第1導電型を有する不純物を半導体基板10に、例
えばイオン注入量1〜3 X 1013cm−2の条件
でイオン注入することにより第2のチャネルストップ領
域18を、バーズビーク50領域下に形成する。その後
多結晶シリコン膜28と酸化シリコン膜32と第2の酸
化膜22と第1の窒化シリコン膜24と第1の酸化膜2
0とを除去する。
8側面の酸化シリコン膜62とをマスクとして、第2の
酸化膜22と第1の窒化シリコン膜24とをエツチング
する。このエツチングにより多結晶シリコン膜28と酸
化シリコン膜32とに覆われて無(、かつ第1のチャネ
ルストップ領域16が形成されていないバーズビーク5
0領域下の半導体基板10が得られる。その後この多結
晶シリコン膜28と酸化シリコン膜62とをマスクとし
て、第1導電型を有する不純物を半導体基板10に、例
えばイオン注入量1〜3 X 1013cm−2の条件
でイオン注入することにより第2のチャネルストップ領
域18を、バーズビーク50領域下に形成する。その後
多結晶シリコン膜28と酸化シリコン膜32と第2の酸
化膜22と第1の窒化シリコン膜24と第1の酸化膜2
0とを除去する。
これから以後は一般的な方法により第1図(e)に示す
ように、ゲート絶縁膜34とゲート電極36を形成して
、このゲート電極66をマスクとして第2導電型を有す
る不純物を半導体基板10に導入することにより、ソー
スドレイン(図示せず)を形成する。さらに層間絶縁膜
68を形成しコンタクト窓40をフォトエツチングによ
り形成して、アルミニウム等の配線金属42を形成する
ことにより半導体集積回路を得る。なお第1図(e)は
MOS)ランジスタのゲート幅方向に平行な方向での断
面図を示す。
ように、ゲート絶縁膜34とゲート電極36を形成して
、このゲート電極66をマスクとして第2導電型を有す
る不純物を半導体基板10に導入することにより、ソー
スドレイン(図示せず)を形成する。さらに層間絶縁膜
68を形成しコンタクト窓40をフォトエツチングによ
り形成して、アルミニウム等の配線金属42を形成する
ことにより半導体集積回路を得る。なお第1図(e)は
MOS)ランジスタのゲート幅方向に平行な方向での断
面図を示す。
本発明の半導体集積回路では第1図(e)に示すように
、ゲート電極36下における半導体基板10は、第1の
チャネルストップ領域16と第2のチャネルストップ領
域18とを有する構造となっている。このため寄生MO
Sトランジスタは、不純物濃度が濃くなるためしきい値
電圧が高くなり、通常の動作電圧ではMOSトランジス
タの電気特性に影響を及ぼさない。
、ゲート電極36下における半導体基板10は、第1の
チャネルストップ領域16と第2のチャネルストップ領
域18とを有する構造となっている。このため寄生MO
Sトランジスタは、不純物濃度が濃くなるためしきい値
電圧が高くなり、通常の動作電圧ではMOSトランジス
タの電気特性に影響を及ぼさない。
本発明を不揮発性メモリに応用した場合、記憶保持特性
が向上する効果も有する。
が向上する効果も有する。
すなわち従来構造では、バーズビークの二酸化シリコン
がトンネル酸化膜となるので実質的にトンネル酸化膜は
厚くなる。その上従来構造ではバーズビーク下にチャネ
ルストップ領域が形成されていない。これらのことによ
り不揮発性メモリは、バーズビーク領域の寄生MO8)
ランジスタが低いゲート電圧で動作する。したがって不
揮発性メモリの書込み状態(しきい値電圧がエンハンス
メント)において、ゲート電圧とドレイン電流特性にお
ける低いゲート電圧で、裾をひくいわゆるテールと呼ば
れる部分が顕著に出現する。この結果書込みによって変
化するゲートしきい値電圧差すなわちメモリウィンド幅
が小さくなり、不揮発性メモリの記憶保持特性が劣化す
る。
がトンネル酸化膜となるので実質的にトンネル酸化膜は
厚くなる。その上従来構造ではバーズビーク下にチャネ
ルストップ領域が形成されていない。これらのことによ
り不揮発性メモリは、バーズビーク領域の寄生MO8)
ランジスタが低いゲート電圧で動作する。したがって不
揮発性メモリの書込み状態(しきい値電圧がエンハンス
メント)において、ゲート電圧とドレイン電流特性にお
ける低いゲート電圧で、裾をひくいわゆるテールと呼ば
れる部分が顕著に出現する。この結果書込みによって変
化するゲートしきい値電圧差すなわちメモリウィンド幅
が小さくなり、不揮発性メモリの記憶保持特性が劣化す
る。
本発明の第1のチャネルストップ領域と第2のチャネル
ストップ領域とを、バーズビーク領域に設けたことによ
り寄生MO8)ランジスタが高い不純物濃度領域上にあ
るため、この寄生MOSトランジスタのしきい値電圧が
高くなる。したがってW生MO8)ランジスタに起因す
るテールの電流分を除去することが可能となり、不揮発
性メモリのメモリウィンド幅を大きくとれることにより
記憶保持特性が向上する。
ストップ領域とを、バーズビーク領域に設けたことによ
り寄生MO8)ランジスタが高い不純物濃度領域上にあ
るため、この寄生MOSトランジスタのしきい値電圧が
高くなる。したがってW生MO8)ランジスタに起因す
るテールの電流分を除去することが可能となり、不揮発
性メモリのメモリウィンド幅を大きくとれることにより
記憶保持特性が向上する。
以上の説明で明らかなように、多結晶シリコン膜がサイ
ドエツチングされることを利用して寄生MO3)ランジ
スタのしきい値電圧を高(することが達成できる半導体
集積回路構造と、この半導体集積回路装置の製造方法が
得られる。
ドエツチングされることを利用して寄生MO3)ランジ
スタのしきい値電圧を高(することが達成できる半導体
集積回路構造と、この半導体集積回路装置の製造方法が
得られる。
本
第1図(a)乃至(e)は専発明の半導体集積回路を製
造工程順に示す断面図、第2図(a)乃至(C)は従来
例の半導体集積回路を製造工程順に示す断面図である。 16・・・・・・第1のチャネルストップ領域、18・
・・・・・第2のチャネルストップ領域、28・・・・
・・多結晶シリコン膜。 第1図 1671のチャネルストップ々貢TA 18第2のチマ客ルストッブ領瓜 28吟箱晶シリコン族
造工程順に示す断面図、第2図(a)乃至(C)は従来
例の半導体集積回路を製造工程順に示す断面図である。 16・・・・・・第1のチャネルストップ領域、18・
・・・・・第2のチャネルストップ領域、28・・・・
・・多結晶シリコン膜。 第1図 1671のチャネルストップ々貢TA 18第2のチマ客ルストッブ領瓜 28吟箱晶シリコン族
Claims (2)
- (1)素子領域の周囲の素子分離絶縁膜下に形成される
チャネルストップ領域は、第1のチャネルストップ領域
と第2のチャネルストップ領域とからなることを特徴と
する半導体集積回路。 - (2)第1導電型を有する半導体基板上に順次第1の酸
化膜と第1の窒化シリコン膜と第2の酸化膜と多結晶シ
リコン膜と第2の窒化シリコン膜とを形成する工程と、
素子領域上にフォトレジストを選択的に形成する工程と
、ドライエッチングにより前記第2の窒化シリコン膜と
多結晶シリコン膜と第1の窒化シリコン膜とのエッチン
グを行ない側面がサイドエッチングされた前記多結晶シ
リコン膜を得る工程と、前記フォトレジストをマスクと
してイオン注入により第1導電型を有する不純物を前記
半導体基板に導入することにより第1のチャネルストッ
プ領域を形成する工程と、前記フォトレジストを除去す
る工程と、選択酸化を行なうことにより素子分離絶縁膜
と前記多結晶シリコン膜側面の酸化シリコン膜とを形成
する工程と、前記第2の窒化シリコン膜を除去する工程
と、前記多結晶シリコン膜と多結晶シリコン膜側面の酸
化シリコン膜とをマスクとして前記第2の酸化膜と前記
第1の窒化シリコン膜とをエッチングする工程と、前記
多結晶シリコン膜と多結晶シリコン膜側面の酸化シリコ
ン膜とをマスクとしてイオン注入により第1導電型を有
する不純物を前記半導体基板に導入することにより第2
のチャネルストップ領域を形成する工程と、前記多結晶
シリコン膜と多結晶シリコン膜側面の酸化シリコン膜と
を除去する工程と、前記第2の酸化膜と前記第1の窒化
シリコン膜とを除去する工程と、ゲート絶縁膜とゲート
電極とを形成する工程と、イオン注入により第2導電型
を有する不純物を前記半導体基板に導入する工程と、層
間絶縁膜を形成する工程と、コンタクト窓を形成する工
程と、配線金属を形成する工程とを有することを特徴と
する半導体集積回路の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30381287A JPH01145831A (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 半導体集積回路とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30381287A JPH01145831A (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 半導体集積回路とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01145831A true JPH01145831A (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=17925600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30381287A Pending JPH01145831A (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 半導体集積回路とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01145831A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2748157A1 (fr) * | 1996-04-24 | 1997-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | Dispositif a semiconducteurs comportant une structure silicium sur isolant et procede de fabrication de ce dispositif |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP30381287A patent/JPH01145831A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2748157A1 (fr) * | 1996-04-24 | 1997-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | Dispositif a semiconducteurs comportant une structure silicium sur isolant et procede de fabrication de ce dispositif |
US6025629A (en) * | 1996-04-24 | 2000-02-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Element isolation structure of a semiconductor device to suppress reduction in threshold voltage of parasitic MOS transistor |
US6818536B2 (en) | 1996-04-24 | 2004-11-16 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
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