JPH0114511Y2 - - Google Patents

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JPH0114511Y2
JPH0114511Y2 JP8921184U JP8921184U JPH0114511Y2 JP H0114511 Y2 JPH0114511 Y2 JP H0114511Y2 JP 8921184 U JP8921184 U JP 8921184U JP 8921184 U JP8921184 U JP 8921184U JP H0114511 Y2 JPH0114511 Y2 JP H0114511Y2
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JP
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vehicle body
bracket
positioning
vehicle
body panel
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JP8921184U
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Description

【考案の詳細な説明】 ≪考案の技術分野≫ 本考案は車輌用灯具に関するものである。
≪従来技術とその問題点≫ 一般に車輌は複数の車体パネルをスポツト溶接
等で接合し、所望の車体形状を形成しており、そ
の接合時、接合車体パネル間の位置決めを行う為
に両車体パネルの夫々対応する位置に位置決め穴
を設け、この位置決め穴に位置決め治具を挿通さ
せて位置決めを行つた後に両車体パネルをスポツ
ト溶接等で接合固定させる方法を採つている。
そして、この様にして形成された車体は車体形
成後も位置決め穴が残存するが、この穴が車輌完
成時には塞がれていないと、この穴から車室内に
水が浸入する恐れがあり、この穴の位置が例えば
トランクルームと対応する位置に存在する場合に
はトランクルーム内に水が浸入する恐れもある。
またこの様な穴が設けられた位置に車輌用灯具を
配設するようにした車輌も存在し、この様な車輌
にあつては灯具側に遮蔽手段を設ける場合が多
い。第5図はその様な車体側位置決め穴を塞ぐ手
段を設けた車輌用灯具を示す断面図で、第6図は
第5図のA部拡大図である。図に於いて車輌用灯
具を取付ける車体は第1の車体パネルf1と第2
の車体パネルf2とがスポツト溶接されて一体に
接合固定されてなるものであるが、第1の車体パ
ネルf1と第2の車体パネルf2には夫々貫通位
置決め穴r,sが予め設けられており、該両車体
パネルf1,f2の接合時、その貫通穴r,s内
に共通してピン状の治具(不図示)が挿入されて
互いに位置決めされた状態でスポツト溶接され一
体に接合形成されている。そして、車輌用灯具は
この貫通穴r,sを覆うようにして配設されるも
のであるが、ハウジングbはシール材c等を介し
て前面にレンズaを保持し灯室を画成しており、
その内面には放物鏡面jを有すると共に、その放
物鏡面jの一部が切開かれて開口部kをなし、該
開口部kを通じてバルブqの球体が放物面の前面
に突出する。更に、ハウジングbの後方にはホル
ダpが設けられ、バルブqは該ホルダpに取付け
られたブラケツトmにソケツトnを介して装着さ
れており、又、ソケツトnはブラケツトmに圧入
され一体となつている。そして、ハウジングbの
背面には軟質弾性シール材dを介して車体パネル
f1に当接される接合脚部eと円柱軸状の穴シー
ル用リブtとが夫々設けられており、該リブtは
灯具が車体パネルf1に取付けられた際、その先
端面が車体パネルf1,f2の穴r,sと対応し
該穴r,sをシール材dを介して塞ぎ、更にハウ
ジングbのリブ部iを車体パネルf1に嵌合固定
した樹脂製クリツプgに対応配置させ、該リブ部
iを通つてクリツプg内に螺入されたスクリユー
hにて車体パネルf1に固定される。すなわち、
車体パネルf1,f2の穴r,sはシール材dを
介して当接されるリブtにより塞がれる。しかし
ながら、この構造にあつてはハウジングbのリブ
部iの背面から一体に円柱軸状のリブtが突設さ
れてなるが、このリブtが設けられるリブ部iは
リブtとリブ部iとの厚みが合算されて肉厚とな
る為に、その成形後の冷却時にリブtが設けられ
ていない部分との間に冷却時間差が生ずる為にヒ
ケが生じ、そのヒケが外表面の美観を損うと言う
問題及びリブtは円柱軸状に延出形成される為に
破損し易いと言う問題点を有している。
≪考案の目的≫ 本考案は外観を損うことなくパネルの位置決め
穴を確実に塞いで車体に取付け得る車輌用灯具を
提供することを目的とする。
≪考案の構成≫ 上記目的を達成するため、本考案は、第1の車
体パネルの位置決め穴と第2の車体パネルの位置
決め穴とに位置決め治具を挿入し、両車体パネル
を位置決め後、両車体パネルを一体に固定してな
る車体の前記位置決め穴を覆つて取付けられる車
輌用灯具であつて、前記位置決め穴を覆つて当接
され該穴を塞ぐ弾性シール材と、断面が略コ字状
のブラケツトと、前面に配設されたレンズで灯室
を画成し、該灯室内にソケツトを介して光源バル
ブが配設されると共に背面に前記ブラケツトがコ
字状開放側から弾性嵌合される凹部を有したハウ
ジングとより成り、前記ブラケツトの底部背面に
て前記弾性シール材を前記車体側へ押圧した状態
で取付けられる点を特徴するものである。
≪実施例の説明≫ 第1図は本考案に係る車輌用灯具の断面図で、
第2図は第1図のB部拡大図である。図に於いて
車輌用灯具を取付ける車体は第1の車体パネル6
1と第2の車体パネル62とがスポツト溶接され
て一体に接合固定されてなるもので、第1の車体
パネル61と第2の車体パネル62には夫々貫通
位置決め穴18,17が予め設けられており、該
両車体パネル61,62の接合時、その貫通穴1
8,17内に共通のピン状の治具(不図示)が挿
入されて互いに位置決めされた状態でスポツト溶
接され一体に接合形成されている。そして車輌用
灯具は該貫通穴18,17を覆うようにして配設
されるものであるが、合成樹脂材で一体成形され
たハウジング2はホツトメルト等のシール材4等
を介して前面にレンズ1を保持し灯室を画成して
おり、その内面には放物鏡面9を有すると共に、
その放物鏡面9の一部が切開かれて開口部10を
なし、該開口部10を通じてバルブ14の球体が
放物面の前面に突出する。ハウジング2の後方に
はホルダ13が設けられ、バルブ14は該ホルダ
13に取付けられたブラケツト11にソケツト1
2を介して装着されており、又、ソケツト12は
ブラケツト11に圧入され一体となつている。そ
してハウジング2の背面には接合脚部5と該接合
脚部5と略平行して伸び、且つ、その先端が車体
パネル61と平行に折曲形成された取付部161
A有したリブ部16が設けられている。この接合
脚部5とリブ部16とで形成される凹部にはブラ
ケツト15が位置決めされる段部105,161
が夫々設けられている。また、前記ブラケツト1
5は第3図、第4図で詳細に示されるように断面
が略コ字状に弾性金属板若しくは弾性樹脂材で形
成されると共に、接合脚部5とリブ部16間に嵌
合される前の状態では、その先端部が接合脚部5
とリブ部16間の寸法よりも若干拡大した寸法に
形成されている。そして、ブラケツト15は接合
脚部5とリブ部16間に該ブラケツト15の両側
壁152,153を内側へ狭めた状態で先端開口
部側から、その先端が段部105,161の端部
と衝接するまで嵌入固定される。この状態にあつ
てはブラケツト15の底壁151の背面が接合脚
部5の先端面と略面一となるように配置される。
そして、この様に前記ブラケツト15を設けた
ハウジング2を有する車輌用灯具は、該灯具が車
体パネル61に取付けられる際、軟質弾性シール
材4を介してブラケツト15の背面が車体パネル
61,62の穴18,17を塞ぐ様に配置される
と共に、ハウジング2の取付部161Aを車体パ
ネル61に嵌合固定した樹脂製クリツプ7に対応
配置させ、該取付部161のバカ穴161aを通
つてクリツプ7内に螺入されたスクリユー8にて
車体パネル61に固定される。すなわち、車体パ
ネル61,62の穴18,17はシール材4を介
して当接されるブラケツト15により塞がれる。
≪考案の効果≫ 以上説明した様に、本考案に係る車輌用灯具は
車体の位置決め穴を塞ぐ手段として、ハウジング
の背面に凹部を設け、該凹部内に弾性嵌合された
コ字状ブラケツトの底部背面にて該位置決め穴を
覆つて配設された弾性シール材を介して塞ぐ構造
で押圧用のリブを設けることがないので、このリ
ブを設けることによつて従来問題とされていたヒ
ケ等が生ずることはなく外観がきれいに成形で
き、又、リブの破損と言う様な不都合が生ずるこ
ともなく、且つ、確実に位置決め穴のシールがで
きる等、実用上極めて有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車輌用灯具の断面図、第
2図は第1図のB部拡大図、第3図は第1図、第
2図に示したブラケツトを詳細に示す斜視図、第
4図はそのブラケツトの正面図、第5図は従来の
車輌用灯具を示す断面図、第6図は第5図のA部
拡大図である。 1……前面レンズ、2……ハウジング、4……
弾性シール材、14……バルブ、15……ブラケ
ツト、17,18……位置決め穴、61……第1
の車体パネル、62……第2の車体パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の車体パネルの位置決め穴と第2の車体パ
    ネルの位置決め穴とに位置決め治具を挿入し、両
    車体パネルを位置決め後、両車体パネルを一体に
    固定してなる車体の前記位置決め穴を覆つて取付
    けられる車輌用灯具であつて、前記位置決め穴を
    覆つて当接され該穴を塞ぐ弾性シール材と、断面
    が略コ字状のブラケツトと、前面に配設されたレ
    ンズで灯室を画成し、該灯室内にソケツトを介し
    て光源バルブが配設されると共に背面に前記ブラ
    ケツトがコ字状開放側から弾性嵌合される凹部を
    有したハウジングとより成り、前記ブラケツトの
    底部背面にて前記弾性シール材を前記車体側へ押
    圧した状態で取付けられる車輌用灯具。
JP8921184U 1984-06-15 1984-06-15 車輌用灯具 Granted JPS614305U (ja)

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JP8921184U JPS614305U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 車輌用灯具

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JP8921184U JPS614305U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 車輌用灯具

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Publication Number Publication Date
JPS614305U JPS614305U (ja) 1986-01-11
JPH0114511Y2 true JPH0114511Y2 (ja) 1989-04-27

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JP8921184U Granted JPS614305U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 車輌用灯具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012066629A1 (ja) * 2010-11-16 2012-05-24 トヨタ車体株式会社 ランプユニット嵌め込み部のシール構造

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JPS614305U (ja) 1986-01-11

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