JPH01144970A - 単細胞培養プレートと培地供給方法 - Google Patents
単細胞培養プレートと培地供給方法Info
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- JPH01144970A JPH01144970A JP30312987A JP30312987A JPH01144970A JP H01144970 A JPH01144970 A JP H01144970A JP 30312987 A JP30312987 A JP 30312987A JP 30312987 A JP30312987 A JP 30312987A JP H01144970 A JPH01144970 A JP H01144970A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、動物細胞、或は植物細胞の培養において所望
の単細胞を個別に培養するのに好適な細胞培養用プレー
トに関するものである。
の単細胞を個別に培養するのに好適な細胞培養用プレー
トに関するものである。
この種の容器として関連するものには、細胞融合を目的
とした微小容器として１例えば特開昭６０−２５１８７
７細胞融合装置にその記載がある。又、従来の培養プレ
ートに関しては「単りローン坑体ＪＰＰ５０−５２岩崎
辰夫、安藤民衛、市川かおる。保井孝太部、著 講談社
（１９８３）にその−例が記載されている。
とした微小容器として１例えば特開昭６０−２５１８７
７細胞融合装置にその記載がある。又、従来の培養プレ
ートに関しては「単りローン坑体ＪＰＰ５０−５２岩崎
辰夫、安藤民衛、市川かおる。保井孝太部、著 講談社
（１９８３）にその−例が記載されている。
これまでの培養プレートでは、個別に所望の細胞を培養
する場合において、容器の微小化に関する配慮がされて
おらず、培養スペースの増大、培養液の大量消費、細胞
密度の低下等の問題があった。又培養液の交換において
も、個々の容器それぞれに対して処理を行わなければな
らず、多大な手間を必要とした。
する場合において、容器の微小化に関する配慮がされて
おらず、培養スペースの増大、培養液の大量消費、細胞
密度の低下等の問題があった。又培養液の交換において
も、個々の容器それぞれに対して処理を行わなければな
らず、多大な手間を必要とした。
本発明の目的は、個別に所望の細胞を培養する場合にお
いて、培養液及び培養スペースを節約することと、細胞
を個別に管理しながら、培養液の交換や細胞への薬剤の
添加を簡便に行えるようにすることである。
いて、培養液及び培養スペースを節約することと、細胞
を個別に管理しながら、培養液の交換や細胞への薬剤の
添加を簡便に行えるようにすることである。
上記目的は、底部に細胞の通過不能な微小孔を有し、表
面が親水性材料で構成された微小容器を、密に規則正し
く配列した構造のプレートを採用することにより達成さ
れる。
面が親水性材料で構成された微小容器を、密に規則正し
く配列した構造のプレートを採用することにより達成さ
れる。
容器底部に設けられた微小孔は、注入された所望の細胞
が抜は出るのを防ぐ、またこの微小孔は、微小容器が設
けられたプレート裏面が液体などに触れておらず空気中
にある場合において、液体の表面張力によって微小容器
中に液体を保持する。
が抜は出るのを防ぐ、またこの微小孔は、微小容器が設
けられたプレート裏面が液体などに触れておらず空気中
にある場合において、液体の表面張力によって微小容器
中に液体を保持する。
表面の親木的性質は、微小孔を伝わって外部の液体が内
部へ進入するのを助けるため、容器の内部の液体と外部
の液体の交換を容易にする。２これらの性質は容器を微
小化しても保たれるため、１つのプレート上に所望の細
胞を区別して培養するための微小容器を多数設置でき、
それによって培養スペース、及び培養液の節約が可能と
なる。又、区別された細胞を１プレート上の細胞群とし
て扱えるため取扱が簡便になる。
部へ進入するのを助けるため、容器の内部の液体と外部
の液体の交換を容易にする。２これらの性質は容器を微
小化しても保たれるため、１つのプレート上に所望の細
胞を区別して培養するための微小容器を多数設置でき、
それによって培養スペース、及び培養液の節約が可能と
なる。又、区別された細胞を１プレート上の細胞群とし
て扱えるため取扱が簡便になる。
以下、本発明を実施例を用いて説明する。第１図は、プ
レートに配置される微小容器の拡大断面図であり、第２
図は正面図である。１は容器底部に設けられた微小孔で
ある。２は容器表面に施された親水処理層を示す。３は
容器に注入され培養状態にある細胞を示したものである
。所望の細胞が注入された状態で、微小孔２下部からゆ
るく吸引を行いながら、上部から培養液を注入する。微
小容器内部の溶液が培養液に十分置換されたなら、下部
の吸引と上部からの培養液の注入を停止する。
レートに配置される微小容器の拡大断面図であり、第２
図は正面図である。１は容器底部に設けられた微小孔で
ある。２は容器表面に施された親水処理層を示す。３は
容器に注入され培養状態にある細胞を示したものである
。所望の細胞が注入された状態で、微小孔２下部からゆ
るく吸引を行いながら、上部から培養液を注入する。微
小容器内部の溶液が培養液に十分置換されたなら、下部
の吸引と上部からの培養液の注入を停止する。
内部が培養液に満たされた微小容器５は、第３図に示す
ようにプレート４上に規則正しく密に配置されている。
ようにプレート４上に規則正しく密に配置されている。
微小容器の中には、それぞれ所望の細胞が入っている０
次にこのプレートをシャーレ内に置く、この時プレート
４上の微小容器及び微小孔２の設けられた部分がシャー
レ内壁やシャーレ内の液体に触れないように保持する。
次にこのプレートをシャーレ内に置く、この時プレート
４上の微小容器及び微小孔２の設けられた部分がシャー
レ内壁やシャーレ内の液体に触れないように保持する。
シャーレには乾燥を防ぐ目的で水をいれておく、このよ
うな状態で培養を行う。培養液の交換が必要になった場
合、シャーレから取り出し、微小容器下部から吸引しな
がら上面から新しい培養液を注ぐ。培養液交換の別の方
法としては１例えば節回の様に、ろ紙などの液体を吸引
する物質を微小孔の部分に押し当てることによって古い
培養液を吸引し、上面から新しい培養液を注ぐ方法があ
る。
うな状態で培養を行う。培養液の交換が必要になった場
合、シャーレから取り出し、微小容器下部から吸引しな
がら上面から新しい培養液を注ぐ。培養液交換の別の方
法としては１例えば節回の様に、ろ紙などの液体を吸引
する物質を微小孔の部分に押し当てることによって古い
培養液を吸引し、上面から新しい培養液を注ぐ方法があ
る。
所望の細胞が注入された状態で、プレート４は直接固形
培地上に置いても良い。固形培地としては、例えば寒天
、ジュランガム等によって固められたものがあるが、こ
れら支持体の大部分は水分なので、プレート４上の微小
容器５の微小孔２から毛細管現象によって培養液が微小
容器内に浸入してくる。この場合の培養液交換は、上記
のようにろ紙などで古い培養液を吸引した後、新しい固
形培地の上に置くだけでよい。
培地上に置いても良い。固形培地としては、例えば寒天
、ジュランガム等によって固められたものがあるが、こ
れら支持体の大部分は水分なので、プレート４上の微小
容器５の微小孔２から毛細管現象によって培養液が微小
容器内に浸入してくる。この場合の培養液交換は、上記
のようにろ紙などで古い培養液を吸引した後、新しい固
形培地の上に置くだけでよい。
容器表面に施される親木処理の一例として、シリコン基
盤上に作成された微小容器の表面を酸化したものがある
。このようなものは１表面がガラス状になっており付着
性細胞を培養するのにも都合がよい。また、同じシリコ
ン製の微小容器で微小孔２周辺を５ｉＯｚで作成したも
のは、光が透過し易＜＠察が容易になる。親木処理の代
わりに、第４図のように微小容器の材質そのものを親水
性材料で作成することも可能である。
盤上に作成された微小容器の表面を酸化したものがある
。このようなものは１表面がガラス状になっており付着
性細胞を培養するのにも都合がよい。また、同じシリコ
ン製の微小容器で微小孔２周辺を５ｉＯｚで作成したも
のは、光が透過し易＜＠察が容易になる。親木処理の代
わりに、第４図のように微小容器の材質そのものを親水
性材料で作成することも可能である。
シリコン微細加工技術によりシリコンウェハー上に微小
容器を多数形成する方法を用いれば、１枚のウェハー上
に１０００−５０００個の微小容器を設けることは容易
であり、従来の９６穴の培養用プラスチックプレートに
比べ、１枚のプレート上に１０倍以上の数の培養容器を
設けることが可能となり、培養スペースの節約ができる
。
容器を多数形成する方法を用いれば、１枚のウェハー上
に１０００−５０００個の微小容器を設けることは容易
であり、従来の９６穴の培養用プラスチックプレートに
比べ、１枚のプレート上に１０倍以上の数の培養容器を
設けることが可能となり、培養スペースの節約ができる
。
本発明によれば、所望の細胞を微小容器に注入し、区別
しながら１枚のプレート上で大量に培養することができ
るので、培養スペース及び培養液の節約、取扱の簡略化
が可能となる。
しながら１枚のプレート上で大量に培養することができ
るので、培養スペース及び培養液の節約、取扱の簡略化
が可能となる。
第１図は、プレート上に配置された微小容器の拡大断面
図、第２図はその正面図である。第３図は、微小容器の
配置されたプレートの正面図を示す、第４図は微小容器
の拡大断面図であり、低面からの液体の吸引についての
説明図でもある。 １・・・フィルター、２・・・親木処理された表面、３
・・・細胞、４・・・プレート、５・・・微小容器、６
・・・親水性率 ｌ 口 招 ２１！］ 鴇 ３ 囚
図、第２図はその正面図である。第３図は、微小容器の
配置されたプレートの正面図を示す、第４図は微小容器
の拡大断面図であり、低面からの液体の吸引についての
説明図でもある。 １・・・フィルター、２・・・親木処理された表面、３
・・・細胞、４・・・プレート、５・・・微小容器、６
・・・親水性率 ｌ 口 招 ２１！］ 鴇 ３ 囚
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、所望の数の細胞を収納することができる微小容器が
複数個規則正しく並んでおり、該微小容器の底部には、
液体が通過可能で細胞の通過を阻止しうる微小孔を有す
ることを特徴とする細胞培養用プレート。 ２、容器表面と内面と微小孔とが親水性材料で構成され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の細
胞培養用プレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62303129A JP2613897B2 (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 単細胞培養プレートと培地供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62303129A JP2613897B2 (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 単細胞培養プレートと培地供給方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01144970A true JPH01144970A (ja) | 1989-06-07 |
| JP2613897B2 JP2613897B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=17917230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62303129A Expired - Lifetime JP2613897B2 (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 単細胞培養プレートと培地供給方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2613897B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7338773B2 (en) | 2000-04-14 | 2008-03-04 | Millipore Corporation | Multiplexed assays of cell migration |
| US7381375B2 (en) | 2001-10-26 | 2008-06-03 | Millipore Corporation | Assay systems with adjustable fluid communication |
| EP2894456A1 (de) * | 2014-01-14 | 2015-07-15 | Robert Bosch Gmbh | Mikrofluidisches System sowie Verfahren zum Vorbereiten und Analysieren einer Zellen enthaltenden Probe biologischen Materials |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0195713A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Watanabeyasushi Kk | 養液栽培用トレー |
-
1987
- 1987-12-02 JP JP62303129A patent/JP2613897B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0195713A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Watanabeyasushi Kk | 養液栽培用トレー |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7338773B2 (en) | 2000-04-14 | 2008-03-04 | Millipore Corporation | Multiplexed assays of cell migration |
| US7381375B2 (en) | 2001-10-26 | 2008-06-03 | Millipore Corporation | Assay systems with adjustable fluid communication |
| EP2894456A1 (de) * | 2014-01-14 | 2015-07-15 | Robert Bosch Gmbh | Mikrofluidisches System sowie Verfahren zum Vorbereiten und Analysieren einer Zellen enthaltenden Probe biologischen Materials |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2613897B2 (ja) | 1997-05-28 |
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