JPH01144347A - モールドロータ用の金型 - Google Patents

モールドロータ用の金型

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JPH01144347A
JPH01144347A JP62302572A JP30257287A JPH01144347A JP H01144347 A JPH01144347 A JP H01144347A JP 62302572 A JP62302572 A JP 62302572A JP 30257287 A JP30257287 A JP 30257287A JP H01144347 A JPH01144347 A JP H01144347A
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JP
Japan
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mold
shaft
adjusting pin
pin
compressed gas
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JP62302572A
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Hisayuki Sano
佐野 久幸
Fumio Hashimoto
文男 橋本
Akira Asakura
朝倉 章
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FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インサートモールドにより永久磁石ロータを
成形するための金型に関し、更に詳しくは、下金型のシ
ャフト穴に組み込む調整ピンの下端部分にガス溜まり空
間を形成し、該空間に圧縮ガスを供給することにより下
金型を分解することなく調整ピンを取り出し交換できる
ようにしたモールドロータ用の金型に関するものである
[従来の技術] 小型モータ用ロータとして、中心に位置するシャフトと
それを取り囲むように配置された永久磁石との間に合成
樹脂をモールドして結合−体化する所謂°「モールドロ
ータ」がある、゛このようなモールドロータを成形する
金型としては第3図に示すような構造がある。リング状
永久磁石10の外径に対応した外径を持ちそれを下方で
支える第1の下金型12と、その外周面に丁度嵌合する
内1周面を有し永久磁石1゜の側面を包囲する第2の金
型14とが受は板16上に設置される。第1の下金型1
2の中心にはシャフト18を挿入するためのシャフト穴
20が貫設されている。上金型22には溶融樹脂の通路
となるスプル部24およびランナ26が設けられている
下金型12のシャフト穴20にシャフト18を挿入し、
第1の下金型12と第2の下金型14とで構成される金
型キャビティ28の外周に永久磁石10を装着して上金
型22と組み合わせ、射出成形機からの溶融樹脂をスプ
ル部24およびランナ26を通って金型キャビティ2B
内に導入し結合一体化させる構造である。
ところでこの種のモールドロータでは、その仕様により
シャフトの長さや位置、はそれぞれ異なっており、それ
ぞれ仕様に合わせてシャフト1日と永久磁石10との相
対位置が高い精度を保ち結合されていなければならない
シャフト1日の長さの変化や相対的位置の変化に対応す
るため、従来技術では同図に示すように下端部が大径の
段付き構造をなす調整ピン30を用い、それを第1の下
金型12の下端部に装着し受は板16で支持し、上方か
らバネ付きプランジ中31で押しつけ、所定の位置でシ
ャフト18を保持するような構造になっていた。
[発明が解決しようとする問題点] このため従来構造の金型では、シャフトの長さ変更や位
置変更に際しては下金型全体を分解し調整ピン30を交
換する必要があり、成形を再開するまでの段取り時間が
1時間以上かかる問題があった。
このため特に多品種少量生産のような場合には成形機の
稼動効率が著しく悪くなるし、その上、調整ピンの交換
作業中は樹脂材料が劣化し使用できなくなり大きな無駄
が生していた。゛本発明の目的は、上記のような従来技
術の欠点を解消し、下金型を分解することなく迅速且つ
容易に調整ピンを交換できるような構造のモールドロー
タ用の金型を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、下金型のシャフト穴に配置されている調整ピ
ン上にシャフトの一部を挿入し、該シャフトを取り囲む
ように金型キャビティ内に永久磁石を装着し、上金型を
組み合わせてシャフトと永久磁石との間に合成樹脂をモ
ールドする構造の金型である。
そして前記のような目的を達成するため本発明では、前
記調整ピンの下端部分のシャフト穴壁面との間にガス溜
まり空間を形成し、該空間と連通ずる圧縮ガス供給路を
設けている。
ここで好ましい実施態様としては、下金型を支持する受
は板にシャフト穴と同径の穴を連設し、その下部に上端
が細径で突出した当てピンを設置し、その当てピンの上
部にストレートな(均一な外径の)調整ピンを挿入し、
当てピンの上端細径部とシャフト穴壁面との間で形成さ
れるガス溜まり空間と連通ずるように圧縮ガス供給路を
設ける構造がある。
[作用] 調整ピンの交換が必要な場合には、圧縮ガス供給路から
圧縮ガスを供給する。供給された圧縮ガスは調整ピンの
下端部分のシャフト穴壁面との間に形成されているガス
溜まり空間に導入され、調整ピンの下端を加圧する。こ
のため調整ピンに上向きの力が加わり、金型上方へ飛び
出る。このようにして前の調整ピンを取り除いた後、圧
縮ガスの供給を停止し金型キャビティで開口しているシ
ャフト穴から新たな調整ピンを落とし込めばよい。
従って本発明では下金型を分解する必要がなく、圧縮ガ
スの供給によって掻く短時間で調整ピンの交換作業が完
了する。
[実施例コ 第1図は本発明に係るモールドロータ用の金型の一実施
例を示す説明図である。下金型や上金型等の基本的な構
成は前記第3図に示す従来例と同様であってよいから、
対応する部分には同一符号を付し、それらについての詳
細な説明は省略する。
本発明が従来技術と一顕著に相違する点は、調整ピンの
構造並びに下金型もしくは受は板の構造である。この実
施例では第1の下金型12の中心に形成されているシャ
フト穴20は上端から下端に至るまでシャフト外径に対
応した均一な形状をなしている。そして下金型を支持す
る受は板40にもそれと対応する位置にシャフト穴42
が設けられている。第2図に拡大して示されているよう
に、シャフト穴42の下端には当てピン44が取りイ寸
けられる。この当てピン44は上部が小径となった段付
き構造をなし、その小径上部の回りのシャフト穴42の
壁面との間にガス溜まり空1?J’+46が形成される
。調整ピン48はシャフト18と同じ外径のストレート
な構造であり、前記当てピン44の小径上部に載る。ま
た前記ガス溜まり空間46と連通ずるように受は板40
内部には圧縮ガス供給路50が設けられる。
このように構成した金型によるシャフト18と永久磁石
10とのモールドによる結合一体化は従来の場合と同様
である。調整ピン48上に載るようにシャフト18をシ
ャフト穴20内に挿入し、第1の下金型12と第2の下
金型14により構成され金型キャビティ28内に永久磁
石10を装着する。そして上金型22を組み合わせる。
実際には多数個取りがなされるためこのような金型が多
数並設されることになる。射出成形機からの溶融樹脂は
スプル部24並びにランナ26を通って金型キャビティ
28内に導かれる。この時充填される合成樹脂によって
シャツ1−18が浮き上がろうとするが、本実施例では
上金型22にそのシャフト穴52上部とスプル部24と
が連通ずるような樹脂通路54が設けられているから、
溶融樹脂はシャフト18の上端面に圧力を加え、浮き上
がり等による相対的な位置ずれを防止する。
成形すべきロータの使用が異なりシャフト1日の長さや
永久磁石10に対する相対的な位置を変更する必要が生
じた場合には調整ピン48を交換する。この場合本実施
例では、圧縮ガス供給路50から圧縮空気を供給すれば
よい。
圧縮空気はガス溜まり空間46に入り、調整ピン48の
下端を押し上げる。この圧力によって矢印Aで示すよう
に調整ピン48には上向きの力が作用し第1の下金型1
2がら飛び出す。次に圧縮空気の供給を停止し、新たな
調整ピンをシャフト穴20の上方から落とし込むことに
より交換作業は完了する。
前記のように従来の金型構造では金型1セント当たり調
整ピンの交換に1時間程度必要であったものが、本発明
によれば1分程度で作業が完了する。
以上本発明の好ましい一実施例について詳述したが、本
発明はこのような構成のみに限定されるものではない。
上記の実施例ではストレートな形状の調整ピンと上端部
が小径の当てピンとを組み合わせているが、例えば調整
ピンの下端に小径部を設ければ当てピンを用いなくても
シャフト穴壁面との間にガス溜まり空間を形成すること
ができる。また前記の実施例では受は板に圧縮ガス供給
路を設けているが、下金型側に圧縮ガス供給路を設ける
ような構成も可能である。
[発明の効果] 本発明は上記のように調整ピンの下端部分のシャフト穴
壁面との間にガス溜まり空間を形成し、それと連通して
圧縮ガス供給路を設けた構造のモールドロータ用の金型
であるから、調整ピンの交換に際し、下金型を分解する
ことなく単に圧縮ガスを供給することだけで調整ピンを
上方に飛び出させ取り出すことができ、次いで新たな調
整ピンをシャフト穴に挿入するだけで交換作業が完了す
るため段取り時間を大幅に短縮できる効果がある。
囚に従来の構造では調整ピンの交換に金型lセット当た
り1時間程度必要であったものぶ、゛本発明では1分程
度で完了するため成形機の稼動効率を著しく向上させる
ことができる。特に多品種少量生産のような場合は掻め
て有効である。
また上記のようにiI!−整ピンの交換時間が極めて短
くなるため、樹脂材料の劣化が無くなり無駄が生じるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るモールドロータ用の金型の一実施
例を示す説明図、第2図はその要部の拡大断面図、第3
図は従来技術の一実施例を示す説明図である。 10・・・永久磁石、12・・・第1の下金型、14・
・・第2の下金型、18・・・シャフト、20・・・シ
ャフト穴、40・・・受は板、42・・・シャフト穴、
44・・・当てピン、48・・・禰整ピン、50・・・
1E11ガス供給路。 特許出願人  富士電気化学株式会社 代  理  人     茂  見     穣第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、下金型のシャフト穴に配置されている調整ピン上に
    シャフトの一部を挿入し、該シャフトを取り囲むように
    金型キャビティ内に永久磁石を装着し、上金型を組み合
    わせてシャフトと永久磁石との間に合成樹脂をモールド
    する構造の金型において、前記調整ピンの下端部分のシ
    ャフト穴壁面との間にガス溜まり空間を形成し、該空間
    と連通する圧縮ガス供給路を設けたことを特徴とするモ
    ールドロータ用の金型。
JP62302572A 1987-11-30 1987-11-30 モールドロータ用の金型 Expired - Fee Related JPH0793795B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019181838A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 株式会社ケーヒン ブラシレスモータ用ロータの製造金型装置
JP2020015215A (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 株式会社ケーヒン ブラシレスモータ用ロータの製造金型装置
CN114649887A (zh) * 2020-12-17 2022-06-21 法雷奥电机设备公司 用于旋转电机的转子和装配有此转子的旋转电机

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JP2020015215A (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 株式会社ケーヒン ブラシレスモータ用ロータの製造金型装置
CN114649887A (zh) * 2020-12-17 2022-06-21 法雷奥电机设备公司 用于旋转电机的转子和装配有此转子的旋转电机

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