JPH01144114A - ライトペンによるｃｒｔ座標入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ＣＲＴ上に表示されるシンボルマークの位置
座標をライトペンの指示により入力するライトペンによ
るＣＲＴ座標入力装置に関する。

［従来の技術］ 従来、この種のライトペンによるＣＲＴ座標入力装置と
しては、例えば第５図のものが知られている。

第５図において、１０は中央処理装置であり、バスコン
トローラ１２により制御されるパスライン１４に接続さ
れ、パスライン１４には中央処理装置１０のオペレーシ
ョンプログラム、表示制御、ライトペン入力１ｔｌＪ御
等のプログラムを格納した制御プログラム保存器１６、
各制御プログラムの実行時に使用する作業メモリ１８、
外部のハードディスク装置２０から読出た画像データを
格納した表示内容保存器２２が接続される。

一方、パスライン１４に対するＣＲＴ表示側として、映
像メモリ制御装置２４、ＣＲＴ表示用の画像データを格
納した映像メモリ２６、映像側制御装置２８、映像信号
変換装置３０、及びＣＲＴ表示装置３２が設けられ、中
央処理装置１０に対する表示要求のもとにアクセスされ
た表示画面のデータを表示内容保存器２２から映像メモ
リ制御装置２４により映像メモリ２６に転送記憶し、そ
の後に映像側制御装置２８で映像メモリ２６から画像デ
ータを読出して映像信号変換装置３０で例えばＲ，Ｇ、
Ｂ信号分離、同期複合型のカラー信号に変換してＣＲＴ
表示装置Ｉ３２に画像データを表示するようにしている
。

更に、ＣＲＴ表示装置３２に表示された画像の中の特定
のシンボルマークの座標位置を入力する手段としてライ
トペン入力装置３４が設けられ、ライトペン入力装置３
４で検出したシンボルマークの受光信号はライトペン信
号変換装置３６を介してライトペン信号処理装置３８に
与えられ、ライトペン信号処理装置３８は映像側制御装
置２８からの水平垂直同期情報からライトペン入力装置
３４で検知したシンボルマークのＣＲＴ上の座標位置を
判別し、映像側制御装置２８を経由してパスライン１４
により中央処理装置１０に送出し、中央処理装置１０で
ライトペン入力座標に基づいた適宜の制御処理を実行す
るようにしている。尚、４０は電源装置である。

［発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、このような従来のライトペンによるＣＲ
Ｔ座標入力装置にあっては、ライトペン入力装置の光学
特性により赤色系の表示色の検出感度が低く、そのため
ライトペンの入力対象となるシンボルマークが赤色系の
表示色で表示されている場合にシンボル認識率が低くな
り、入力ミスが頻発する問題があった。そのためライト
ペン入力の対象とするシンボルマークは青色系の色を含
む表示色に制限され、種類の異なる多数のシンボルマー
クを表示するような場合に表示色が制約さるため画面上
でのシンボルの識別が充分にできない不具合があった。

更に、ラインドペン入力に使用するシンボルマークは、
シンボルを確実に認識するためにある程度以上の表示面
積が必要であるが、シンボルの形状によっては、ライト
ペン入力に必要な表示面積を確保できない場合があり、
表示色と同様にライトペン入力の認識率を下げる原因と
なっていた。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、シンボルマークの表示色や面積形状に制約される
ことなくライトベン入力による座標位置を確実に検知で
きるライトペンによるＣＲＴ座標入力装置を提供するこ
とを目的とする。

この目的を達成するため本発明にあっては、映像メモリ
から読出した画像データをＣＲＴ上に表示し、該ＣＲ７
表示画面の中の所定のシンボルマークをライトペンによ
り指標した時に、該指標シンボルマークのＣＲＴ座標位
置をライトペン受光信号に基づいて検出するライトペン
によるＣＲＴ座標入力装置に於いて、前記画像メモリの
中のシンボルマークをライトペンにより検知可能な表示
色及び又は面積形状を有するシンボルマークに変換して
記憶したライトペン用映像メモリを有し、ライトペンの
入力操作を検知した時に、前記ＣＲＴの表示画面を前記
映像メモリの画像データから前記ライトペン用映像メモ
リの画像データに切換え、ライトペンの指標シンボル座
標を検出した後、又は別に定めた一定時間が経過した場
合に元の映像メモリの画像データの表示に復旧させる画
像切換手段を設けるようにしたものである。

［作用］ この°ような構成を備えた本発明のライトペンによるＣ
ＲＴ座標入力装置にあっては、ＣＲＴに表示される映像
メモリの画像データに含まれるシンボルマークに対応し
てライトペン用映像メモリの中にライトペンで識別可能
な青色系の表示色及び表示面積をもつ形状のシンボルマ
ークが記憶されており、ライトペン入力のためにライト
ペンに設けている操作スイッチをオンすると（画面への
押付けでオンする）、表示画面がライトペン用映像メモ
リのシンボルマークの表示に切換ねり、この表示画面の
切換えによるシンボルマークはライトペンで識別可能な
表示色及び表示面積をもっていることから、確実にライ
トペン受光信号が得られてシンボルマークのＣＲＴ座標
位置を検出することができる。

このため映像メモリによる表示画面のシンボルマークと
してはライトペンの認識率を考慮することなく適宜の表
示色及びシンボル形状とすることができ、ライトペン入
力の対象とするシンボルマークを自由に決めることがで
きる。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示したブロック図である。

第１図において、中央処理装置１０、バスコントローラ
１２、制御プログラム保存器１６、作業用メモリ１８、
ハードディスク装置２０．表示内容保存器２２は第５図
の従来装置と同じであり、パスライン１４に接続された
ＣＲＴ側についても従来装置と同様、映像メモリ制御装
置２４、映像メモリ２６、映像側制御装置２８、映像信
号変換装置３０及びＣＲ７表示装置３２が設けられ、更
にライトペン入力のためライトペン入力装置３４、ライ
トペン信号変換装置３６及びライトペン処理装置３８が
設けられる。

このような装置構成に加えて本発明にあっては、パスラ
イン１４に接続されたハードディスク２０より読出され
た画像データを画面単位で格納した表示内容保存器２２
の他にライトペン指示位置保存器４２が新たに設けられ
る。このライトペン指示位置保存器４２は、表示内容保
存器２２に格納されている画面単位の画像データのそれ
ぞれに含まれるシンボルデータがライトペンシンボルと
して使用されるか否かを表すライトペン指示位置情報を
格納している。このため中央処理装置１０に対する表示
要求で表示内容保存器２２より特定の画面に対応した画
像データが読出されると同時に、ライトペン指示位置保
存器４２より表示内容保存器２２からの画像データに含
まれるシンボルがライトペンシンボルであるか否かを指
定する情報がライトペン指示位置保存器４２より読出さ
れるようになる。

更に、パスライン１４に対するＣＲＴ側の映像メモリ２
６に格納された画像データに含まれるライトペンシンボ
ルとして使用されるシンボルデータに対応してライトペ
ン入力装置３４で読取り可能な表示色、例えば青及び面
積形状をもったシンボル、例えばアスタリスクを格納す
る（その他のデータは映像メモリ２６と同様に）ライト
ペン用映像メモリ４４が設けられる。映像メモリ２６と
ライトペン用映像メモリ４４は映像側制御装置２８との
間に設けた映像メモリ切換装置４６の切換を受け、映像
メモリ２６又はライトペン用映像メモリ４４のいずれか
の画像データがＣＲ７表示装置３２に表示できるように
している。更に、中央処理装置１０に対しては割込み制
御装置４８が設けられ、割込み制御装置４８に対しては
ライトペン信号処理装置３８の出力が与えられる。この
ライトペン信号処理装置３８からの割込みＬＤ御装置４
８に対する出力は、ライトペン入力装置３４をＣＲ７表
示装置３２の表示画面の表示シンボルに押し当てたとき
に作動するライトペンスイッチのスイッチオン信号をラ
イトペン信号変換装置３６から受けたときに出される。

即ち、割込み制御装置４８はライトペン入力装置３４を
ＣＲＴ表示装置３２に表示された表示画像の中の特定の
シンボルマークをライトペン入力装置３４で押したとき
のスイッチ信号に基づいて中央処理装置１０に割込みを
かける。割込み制御装置４８からのライトペンスイッチ
信号に基づく割込みを受けた中央処理装置１０は、パス
ライン１４を通じて映像メモリ切換装置４６に切換制御
信号を出力し、それまで映像メモリ２６からの画像デー
タの読出し状態にあった映像メモリ切換装置４６をライ
トベン用映像メモリ４４からの画像データの読出しに切
換える。この映像メモリ切換装置４６の切換状態は、例
えば中央処理装置１０のタイマ処理で監視されており、
例えば１秒以内の一定時間を経過すると再び映像メモリ
切換装置４６は映像メモリ２６からの画像データの読出
し状態に復旧する。勿論、中央処理装置１０によるタイ
マ監視処理によらず、ライトペン入力装置３４からのラ
イトペン信号に基づいてシンボルマークのＣＲＴ座標位
置の検出情報がライトペン信号処理装置３８から１ｑら
れたときに映像メモリ切換装置４６を映像メモリ２６側
に復旧させるようにしてもよい。

第２図は第１図の実施例においてＣＲＴ表示装置３２に
表示された映像メモリ２６の画像データの一例を示した
説明図である。

この第２図に示す映像メモリ２６の画像データの表示画
面にあっては、Ｎ階防災平面図を示しており、ライトペ
ン入力装置３４の入力対象となるシンボルマークとして
排煙口弁のシンボルマークＡ１〜Ｇ２が表示されている
。

このような画像メモリ２６に格納された画像データに対
しライトペン用映像メモリ４４には第３図に示すように
前記のマーク（Ａ１−Ｇ２）がライトペン入力装置３４
で読取り可能なシンボルデータに変換された画像が格納
されている。即ち、第３図の表示画面にあっては第２図
に示した排煙口弁のシンボルマークＡ１〜Ｇ２のそれぞ
れに対応してライトペン入力装置３４で認識できる充分
な表示面積形状をもったシンボルマークとしてアスタリ
スクを格納しており、且つアスタリスクの　・それぞれ
はライトペン入力装置３４で確実に読取ることのできる
青の表示色が指定されている。

次に、第１図の実施例の処理動作を第４図の動作フロー
図を参照して説明する。

まず、装置に電源を投入するとステップＳ１で中央処理
装置１０がパスライン１４に接続されているすべてのシ
ステムの初期化を行なう。その後に中央処理装置１０に
対し適宜の表示画面の表示要求がなされると、ステップ
Ｓ２で画面表示要求が判別され、ステップＳ３に進んで
表示内容保存器２２から対応する画像データを読出して
映像メモリ２６及びライトベン用映像メモリ４４に書き
込む。このとき映像メモリ２６に対してはステップＳ３
に示すように表示内容保存器２２からの画像データをそ
のまま映像メモリ２６に書込むが、ステップＳ４に示す
ようにライトペン指示位置保存器４２を参照することで
保存データに含まれるシンボルデータがライトペンシン
ボルとして使用されるか否かをライトペン指示位置保存
器４２に登録されたデータより判断し、ライトペンシン
ボルとして使用されるシンボルデータであったならば、
そのシンボルの色又は表示面積、若しくは色及び表示面
積の両方をライトペン入力装置３４で読取り可能な色、
例えば青及びシンボル形状、例えばアスタリスクに変更
した後、ステップＳ５でライトベン用映像メモリ４４に
田込む。

尚、ライトペンシンボルとして使用されないシンボルな
らば、表示内容保存器２２により得られた情報のままラ
イトベン用映像メモリ４４に書込む。

続いて、ステップＳ６で映像メモリ切換装置４６を介し
て映像メモリ２６の画像データが映像側制御装置２８に
読出され、映像信号変換装置３０でＲ，Ｇ、Ｂ信号分離
、同期信号複合型のカラー信号に変換されてＣＲＴ表示
装置３２に画像データが表示される。

続いて、ステップＳ７でライトペン入力装置３４のスイ
ッチ入力の有無を監視しており、ＣＲＴ表示装置３２の
表示画面に表示されたシンボルマーク、例えば第２図の
表示画面に示すような排煙口布のシンボルマークＡ１〜
Ｇ２のいずれかに対しライトペン入力装置３４により入
力操作、即ち、ライトペン入力装置３４でＣＲＴ表示装
置３２上の適宜のシンボルマークを押すと、ライトペン
入力装置３４はライトペン入力指示の事象が起こったこ
とを意味するスイッチ信号をライトペン信号変換装置３
６に送る。ライトペン信号変換装置３６はライトペン入
力装置３４からのスイッチ信号をライトペン信号処理装
置３８が入力可能な信号に変換した後、ライトペン信号
処理装置３８に送る。ライトペン信号処理装置３８はラ
イトペン信号変換装置３６からのライトペンスイッチ信
号の入力を受けると、割込み制御装置４８に割込み制御
信号を出力し、割込み制御装置４８は中央処理装置１０
に専用の制御線を通じて割込みをかける。

この割込み制御装置４８からの割込み要求を受けた中央
処理袋＠ｉｏは、パスライン１４を通じて映像メモリ切
換装置４６に切換制御を指令し、ステップ＄８に示すよ
うに映像メモリ切換装置４６はそれまでの映像メモリ２
６からライトペン用映像メモリ４４からの画像データの
読出しに切換わる。そのため、ライトペン用映像メモリ
４４の画像データが映像メモリ切換装＠４６を介して映
像側制御装置２８に読出され、映像信号変換装置３０で
テレビジョン信号に変換された後、ＣＲＴ表示装置３２
に例えば第３図に示したようなライトペンシンボルの表
示色が青で且つアスタリスクのシンボルマークをもつ映
像を表示する。このためライトペン入力装置３４を押し
当てたＣＲＴ表示装置３２の表示画面のライトペンシン
ボルはライトペン入力装置３４で認識できる表示色が青
で且つ充分な表示面積形状をもったアスタリスクに切換
ねる。このような表示画面の切換でライトペン入力装置
３４で検出されたライトペン信号はライトペン信号変換
回路３６で変換された後、ライトペン信号処理装置３８
に与えられ、映像側制御装置２８からの水平及び垂直同
期情報からシンボルマークのＣＲＴ座標位置が検出され
、パスライン１４を通じて中央処理装置１０に送出され
るステップＳ９に示すライトペン入力位置の検出処理が
行なわれる。

このようにしてライトペン入力操作に伴うシンボルマー
クのＣＲＴ座標位置の検出処理を終了すると、ステップ
３１０で映像メモリ切換装置４６は再び映像メモリ２６
側に切換えられ、ＣＲＴ表示装置３２の表示画像は元の
画像データの画面に戻る。

このときの映像メモリ２６からライトペン用映像メモリ
４４に切換え、再び映像メモリ２６に戻る画面切換えは
、１秒以下の処理時間であることから、オペレータから
見て画面切換えの変化は気にならず、ライトペン入力装
置３４による入力操作に何ら支障はない。

ステップＳ１０で画像メモリ２６の画像データの表示に
復旧すると、ステップ３１１で新たな画面要求の有無を
チエツクし、新たな画面要求がなければ再びステップＳ
６の処理に戻って次のライトペン入力を待ち、一方、新
たな画面要求があれば再びステップＳ２に戻って同様な
処理を繰返す。

［発明の効果］ 以上説明してきたように本発明によれば、映像メモリの
画像データの中のシンボルマークをライトペンにより検
知可能な表示色及び又は面積形状のシンボルマークに変
換して記憶したライトペン用映像メモリを有し、ライト
ペンの入力操作を検知したときに、ＣＲＴ表示画面を映
像メモリの画像データからライトペン用映像メモリの画
像データに切換え、ライトペンの指標シンボル座標を検
出した後、又は別に定めた一定時間を経過した場合に元
の映像メモリの画像データに復旧させる画像切換手段を
設けるようにしたため、表示画面のライトペン入力の対
象となるシンボルマークがライトペン入力装置で検知で
きにくい表示色や表示面積形状であっても、ライトペン
入力操作によりシンボル座標位置を確実に検出すること
ができ、従来のようにシンボルマークの表示色や表示形
状に制約されることなくライトペン入力対象となるシン
ボルマークを自由に決めることができる。

更に、表示画面のシンボルマークをライトペンに入力操
作した際に入力対象となるシンボルマークであればライ
トペンシンボルが変化し、一方、入力対象とはならない
シンボルマークにあってはシンボルマークが変化しない
ことから、表示画面に表示された複数のシンボルがライ
トベン入力の対象となるか否かをシンボルマークの変化
の有無によって直ちに判断することができる。勿論、こ
の場合には画面切換時間をオペレータが認識可能な時間
とする必要がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示したブロック図；第２図
は映像メモリの表示画面の一例を示した説明図： 第３図は第２図の表示画面に対応したライトペン用映像
メモリの表示画面の一例を示した説明図：第４図は本発
明の表示処理を示した動作フロー図：第５図は従来例を
示したブロック図である。 １０：中央処理装置（ＣＰＵ） １２：バスコントローラ １４：バスライン １６二制御プログラム保存器 １８：作業用メモリ ２０ニハードデイスク装置 ２２：表示内容保存器 ２４：映像メモリ制御装置 ２６：映像メモリ ２８：映像側制御装置 ３０：映像信号変換装置 ３２：ＣＲＴ表示装置 ３４ニライトペン入力装置 ３６：ライトペン信号返還装置 ３８ニライトペン信号処理装置 ４０：電源装置 ４２ニライトベン指示位置保存器 ４４ニライトベン用映像メモリ ４６：映像メモリ切換装置 ４８二割込み制御装置 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像メモリから読出した画像データをＣＲＴ上に表示し
   、該ＣＲＴ表示画像の中の所定のシンボルマークをライ
   トペンにより指標したときに、該指標シンボルマークの
   ＣＲＴ座標をライトペン受光信号に基づいて検出するラ
   イトペンによるＣＲＴ座標入力装置に於いて、 前記映像メモリの画像データの中のシンボルマークをラ
   イトペンにより検知可能な表示色及び又は面積形状のシ
   ンボルマークに変換して記憶したライトペン用映像メモ
   リを有し、 ライトペンの入力操作を検知した時に、前記ＣＲＴの表
   示画面を前記映像メモリの画像データから前記ライトペ
   ン用映像メモリの画像データに切換え、ライトペンの指
   標シンボル座標を検出した後、又は別に定めた一定時間
   が経過した場合に元の映像メモリの画像データに復旧さ
   せる画像切換手段を設けたことを特徴とするライトペン
   によるＣＲＴ座標入力装置。