JPH01143528A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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JPH01143528A
JPH01143528A JP30253487A JP30253487A JPH01143528A JP H01143528 A JPH01143528 A JP H01143528A JP 30253487 A JP30253487 A JP 30253487A JP 30253487 A JP30253487 A JP 30253487A JP H01143528 A JPH01143528 A JP H01143528A
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JP
Japan
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current
transformer
winding
mirror circuit
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP30253487A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Matsuda
光弘 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Electric Equipment Corp
Original Assignee
Toshiba Electric Equipment Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Electric Equipment Corp filed Critical Toshiba Electric Equipment Corp
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Publication of JPH01143528A publication Critical patent/JPH01143528A/ja
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、親機と拡声子機とを1対の通話線を介し接続
してなるインターホン装置に関し、特に、親機に実装さ
れている拡声子機のスピーカ駆動用の整合トランスの小
形化を図り、もって装置の小形化、薄形化および低コス
ト化を図ったインターホン装置に関する。
[従来の技術] この種のインターホン装置として、住戸または室内の住
人等と玄関や門口の来客等との間で通話するためのいわ
ゆるドアホン装置が知られている。
このようなドアホン装置は、親機内の電力増幅器により
通話線を介して拡声子機内のスピーカを駆動している。
そして、通話線の入出力に整合トランスを用いて通話線
の信号インピーダンスを高くし、通話線の配線抵抗によ
る伝送ロスを低減させている。
また、拡声子機内の送話回路の増幅器等を駆動するため
の直流電流を、親機の直流電源から親機内整合トランス
の2次巻線および上記通話線を介して拡声子機に供給し
ている。つまり、親機の整合トランスは、2次巻線に親
機からドアホン子機へ供給される直流電流が流れる。
一方、親機の整合トランスの1次巻線は、上記電力増幅
器にコンデンサ結合するのが一般的であり、1次側の直
流バイアス電流は0である。このため、整合トランスは
この2次側電流によりコアが偏磁し、交流信号、特に低
周波または大振幅の交流信号が非対称歪を生じ易い。こ
の歪を防止するため、従来は、トランスコアを大きくし
ており、整合トランスが大形化し、機器全体が大型、か
つ高価になるという不都合があった。
また、他の従来例として、直流給電回路をトランジスタ
によるジャイレータ回路で構成し、交流信号はトランス
結合する方式のものが提案されている。すなわち、通話
線に対し直流電流を定電流給電するとともに、整合トラ
ンスの2次巻線はコンデンサを介して接続し、もって整
合トランスの1次側および2次側の双方に直流電流が流
れないようにし、トランスコアの小形化を図ったもので
ある。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、この方式のものは、回路構成が複雑化する他
、ジャイレータ回路の飽和により交流信号が歪むためダ
イナミックレンジが不足するという不都合があった。
これらの欠点を解消するため、本発明者等は、上記結合
コンデンサと並列に抵抗を接続する等して整合トランス
の1次巻線に直流電流を流し、上記2次巻線の直流電流
による磁束を相殺することを案出した(特願昭62−2
43851号参照)。
しかしながら、この特願昭62−243851号のもの
は、整合トランスの1次巻線に流す直流電流値が一定で
あるため、拡声子機を増設したり、別機種の拡声子機を
接続する等して2次巻線を流れる電流が変化すると、整
合トランスは、やはりコアが偏磁してしまい上述した信
号歪の問題が生じるという不都合があった。
本発明は、上述の従来形における問題点に鑑み、インタ
ーホン装置において、親機の整合トランスを小形化し、
もって装置の小形化、セットの薄形化および低コスト化
を図ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明では、拡声子機へ結合ト
ランスを介して音響信号を供給するとともに該拡声子機
へ該結合トランスの2次巻線を介して通話のための直流
電流を供給する親機を具備するインターホン装置におい
て、上記結合トランスの2次側に流れる直流電流をカレ
ントミラー回路の入力側に流し、該直流電流と一定の関
係にある出力電流を上記結合トランスの他の巻線に流し
て上記直流電流によるトランスコアの偏磁を相殺するよ
うにしている。
[作 用] 本発明においては、結合トランスの2次側に流れる直流
電流をカレントミラー回路の入力側に流し、該直流電流
と一定の関係にある出力電流を上記結合トランスの他の
巻線、例えば1次巻線に流して上記直流電流によるトラ
ンスコアの偏磁を相殺するようにしている。これにより
、結合トランスのコアの偏磁が低減もしくは無くなる。
したがって、結合トランスは直線領域が最大となる磁化
曲線の中心を動作点として動作し、コアが同一サイズで
あれば交流信号の無歪最大振幅を大きくすることができ
、無歪最大振幅を同じにすればコアサンズを小さくする
ことができる。また、拡声子機へ流れる直流電流、すな
わち結合トランスの2次側に流れる直流電流が変化した
場合には、カレントミラー回路により他の巻線に流され
る電流も変化し、上記コア偏磁が良好に相殺される。こ
のため、結合トランスの2次側に流れる直流電流が変化
した場合にも交流信号歪の増加を防止することができる
[実施例] 以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るドアホン装置の親機の
要部の回路構成を示す。同図において、1はマイクおよ
びマイクアンプ等からなる送話器、2はスピーカ等から
なる受話器、3は本発明の特徴とするカレントミラー回
路である。送話器1からの音声等、音響信号出力は電力
増幅器A1に入力される。
T1は整合トランスで、このトランスT1の1次巻線N
pは巻始め側端子を接地し、巻終り側端子を結合コンデ
ンサC1を介して電力増幅器Alの出力端に接続しであ
る。また、トランスTlの2次巻線Nsは巻始め側端子
aをバランシング抵抗R0およびカレントミラー回路3
の電流検出用トランジスタTriを介して直流電源Vc
cに接続し、中間端子Cを結合コンデンサC2を介して
受話器2の入力端に接続し、巻終り側端子すは通話線り
に接続しである。この通話線りと接地(共通)端との間
に負荷として図示しないドアホン(拡声子機)が接続さ
れる。ここで、整合トランスTIは、いわゆるハイブリ
ッドトランスを兼用するものであり、バランシング抵抗
R0の抵抗値をドアホンの入力インピーダンス2と実質
的に等しくなるよう設定することにより送話器1から受
話器2への音響信号の回り込みを防止することができる
カレントミラー回路は、整合トランスT1の2次巻線N
sに流れる電流を検出するためのトランジスタTriお
よびトランジスタTrlに流れる電流に応じた電流を出
力するトランジスタTr2を備えている。これらのトラ
ンジスタTri、Tr2は、ここではp−n−p形であ
り、各エミッタはそれぞれエミッタ抵抗R1,R2を介
して直流電源VCCに接続しである。また、トランジス
タTriはベースとコレクタとを直結した、いわゆるダ
イオード接続してあり、そのベースはトランジスタTr
2のベースに接続し、コレクタは前記バランシング抵抗
R,を介して整合トランスTIの2次巻線Nsの巻始め
側端子aに接続しである。さらに、トランジスタTr2
のコレクタを整合トランスT1の1次巻線Npの巻終り
側端子と結合コンデンサC1の接続点に接続するととも
に、直流電源VccとトランジスタTriのコレクタと
の間に交流信号バイパス用のコンデンサC3を接続しで
ある。
このドアホン装置において、通話時は直流電源vccが
オンし、電流検出用トランジスタTr1、バランシング
抵抗R8および2次巻線Nsの直列回路を介して直流電
流IDがドアホンへ供給される。
また、増幅器AIが送話器1から出力される音響信号を
増幅しコンデンサC1を介してトランスT1の1次巻線
Npを駆動する。これにより、2次巻線Nsの端子a、
b間に音声信号電圧が誘起され、これがドアホンに供給
されて、ドアホンのスピーカより発音される。この場合
、この音声信号による交流電流が、バイパスコンデンサ
C3、ドアホンの交流インピーダンス2およびバランシ
ング抵抗R8の直列回路に流れるが、インピーダンスZ
と抵抗ROとが等しければ、これらのインピーダンスZ
および抵抗Roによる交流成分の電圧降下も等しい。こ
れにより、2次巻線Nsの端子aと端子b(すなわちド
アホン入力端子)には絶対値が等しく逆位相の交流電圧
が発生し、これらの端子aおよびbの電圧の平均値であ
る中間端子Cに発生する交流電圧は常に0となる。すな
わちこの親機から送出される送話信号は、ドアホンには
供給されるが、自身の受話回路2には入力されない。一
方、ドアホンから通話線りに送出された交流信号は、端
子すから端子CおよびコンデンサC2を経て受話器2に
入力される。
次に、本発明の特徴とするカレントミラー回路3の作用
を説明する。
今、トランスT1の1次および2次巻線の巻数をそれぞ
れNpおよびNsで表わす。
カレントミラー回路3を有しない従来の親機において、
トランスT1は2次巻線Nsを流れる直流電流I、)に
よりNs”lDだけ励磁され、コア偏磁を生じており、
伝送する交流信号を歪ませないためにはこの偏磁性だけ
飽和レベルの高い、すなわち大きなコアを用いる必要が
あった。
これに対し、第1図の装置においては、カレントミラー
回路3のトランジスタTrlにドアホン消費電流1.を
流すことにより、トランジスタTr2のコレクタからこ
の電流■9と相関する(例えばn:1で比例する)電流
を出力し、これをトランスTlにおいて2次巻線電流I
Dと逆極性となるように1次巻線Npに供給している。
このため、トランスTIのコアの偏磁性は、NS−lD
−Np−1,となる。
したがって、NS # I D−Np m l B、す
なわち、I n / I o −Np /Ns  (−
n)とすることにより、トランスT1のコア偏磁を零と
することができる。通常のカレントミラー回路において
は、検出側のトランジスタTriと出力側のトランジス
タTr2には等しい電流が流れるが、ここでは、各トラ
ンジスタT rl、 T r2の各エミッタに直列に抵
抗値の比が実質的にI B / 1 pとなる抵抗R1
゜R2を接続することにより、比較的広範囲の電流ID
に対して比例する出力電流1.を得ている。
数値例を挙げると、電流トランスT1の1次、2次イン
ピーダンスが8Ω:200Ω(巻数比n”5)、ドアホ
ン1台当りの消費電流IDが10mA、抵抗R1が5Ω
、抵抗R2が1Ωである。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、整合トランスの2次巻
線に流れる電流を検出してその電流に応じた電流を1次
巻線に供給するカレントミラー回路を設け、2次巻線に
流れる電流により生じる磁束をこの1次巻線に流す電流
により生じる磁束で打ち消すようにしたため、コアの偏
磁が防止され、非対称歪の発生が無くなる。したがって
、トランスを本来の交流信号の最大振幅まで使用でき、
より小形のコアの使用が可能となり、トランスを小形化
することができる。また、拡声子機の増設等により上記
2次巻線に流れる電流が変化した場合にもカレントミラ
ー回路の作用により1次巻線に流れる電流が自動的に変
化して、トランス内の直流磁化が相殺されため、コアの
偏磁は防止される。
これにより、トランスおよび装置の小形化、セットの薄
形化、低廉化および自動実装化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るドアホン装置親機の回
路図である。 Al :送話用電力増幅器、 C1,C2:結合コンデンサ、 T1 :整合トランス、 Ro=バランシング抵抗、 V CC:直流電源、 CI、C2:結合コンデンサ、 3:カレントミラー回路、 Tri、 Tr2: )ランジスタ、 R1、R2:エミッタ抵抗、 C3:バイパスコンデンサ。 第 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、拡声子機と、該拡声子機へ結合トランスを介して音
    響信号を送出するとともに該拡声子機へ該結合トランス
    の2次巻線を介して通話のための直流電流を供給する親
    機とを具備するインターホン装置において、 上記親機にカレントミラー回路を設け、上記結合トラン
    スの2次側に流れる直流電流を該カレントミラー回路の
    入力側に流し、該直流電流と所定の関係にある該カレン
    トミラー回路出力電流を上記結合トランスの他の巻線に
    流して上記直流電流によるトランスコアの偏磁を相殺す
    るようにしたことを特徴とするインターホン装置。 2、前記他の巻線が1次巻線であり、前記親機が前記結
    合トランスの1次巻線を直流遮断用コンデンサを介して
    駆動する増幅器を含む特許請求の範囲第1項記載のイン
    ターホン装置。 3、前記カレントミラー回路から前記1次巻線に流され
    る電流が、該整合トランスの1次対2次の巻数比を1:
    nとして、該2次巻線に流れる電流の略n倍である特許
    請求の範囲第2項記載のインターホン装置。 4、前記カレントミラー回路の、前記2次巻線電流検出
    用のトランジスタおよび前記1次巻線電流供給用のトラ
    ンジスタのそれぞれのエミッタに抵抗値比が略n:1の
    抵抗を直列に接続した特許請求の範囲第3項記載のイン
    ターホン装置。
JP30253487A 1987-11-30 1987-11-30 インターホン装置 Pending JPH01143528A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0649242A1 (en) * 1993-10-19 1995-04-19 Tokyo Tsuki Co., Ltd. Circuit for applying direct current to winding
EP0676862A1 (en) * 1993-10-19 1995-10-11 Tokyo Tsuki Co., Ltd. Direct-current impressing circuit

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