JPS5853556B2 - 電話ライン回路用増幅回路 - Google Patents

電話ライン回路用増幅回路

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JPS5853556B2
JPS5853556B2 JP57124279A JP12427982A JPS5853556B2 JP S5853556 B2 JPS5853556 B2 JP S5853556B2 JP 57124279 A JP57124279 A JP 57124279A JP 12427982 A JP12427982 A JP 12427982A JP S5853556 B2 JPS5853556 B2 JP S5853556B2
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resistor
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differential amplifier
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パトリツク・アール・バーン
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
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    • H04B1/58Hybrid arrangements, i.e. arrangements for transition from single-path two-direction transmission to single-direction transmission on each of two paths or vice versa
    • H04B1/586Hybrid arrangements, i.e. arrangements for transition from single-path two-direction transmission to single-direction transmission on each of two paths or vice versa using an electronic circuit
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    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • H04M19/001Current supply source at the exchanger providing current to substations
    • H04M19/005Feeding arrangements without the use of line transformers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、(P BX (private bran
chexchange :構内交換電話)システムに有
用な無変換型4ワイヤ/2ワイヤライン回路に関する。
例えば、PBXシステムに用いられるライン回路は、加
入者ラインを経由して直接電流を該ラインに接続された
加入者電話機に給電する機能を備えるとともに、共通モ
ード信号をブロックする一方、音声周波数信号を双方向
に伝達する必要がある。
共通モード信号は、加入者ラインが60Hzの主電流を
伝送する家屋やビルディングの各種配線のような、干渉
源の近くを通ることからしばしば発生する。
そうでなければ電話ラインによって伝送される音声周波
数信号は、共通モード信号の干渉によって著しく変調さ
れる場合がしばしばある。
ロングトーンウッド(long tone wood
)のチップ及びリングリード間の僅かな非平衡は、共通
モード信号周波数が差分的に受信されることを結果する
したがって、ライン回路の範囲内で共通モード信号の伝
達を阻止することは重要である。
共通モード信号は、通常、ライン回路内の変換器(tr
ansformer )の使用によって阻止される。
チップ及びリングリードは、共通モード信号をキャンセ
ルするように、注意深く平衡するように反対向きに巻か
れたコイルに接続されている。
音声信号はチップ及びリングリードに関してその性質上
差分的であるため、これらの信号は2次巻線における誘
導の結果、キャンセルされずに、スイッチングその池の
回路に印加される。
しかしながら、直接の電流を各加入者電話機に供給しな
ければならないことから、該電流はライン回路の変換器
の巻線を通常はそのま\通過する。
この直接の電流は、通常のライン電流では飽和しない比
較的ヘヴイなコアを必要とする変換器を飽和する傾向を
有する。
また、ライン回路から各加入者の電話機にリング電流を
印加すること、及び加入者の電話機がオフフックされる
べき状態を識別可能であることも非常に望ましいことで
ある。
2ワイヤ切換(即ち、1ワイヤが共通アースに接続され
、■ワイヤが実際に切換えられる)を用いる電子式のP
BXシステムを用いる場合には、とくに、切換のために
、平衡な加入者ラインを非平衡なラインに容易に変換す
ることができる一方、同時に、池の電話機からの受信信
号の振幅を、加入者電話機によって要求されるレベルに
まで増大することが必要である。
また、出力信号レベルを、PBXシステムによって制御
される簡易会議電話(conference )の場合
において等しくしつるようにするために、所望により変
化させうるようにすることが好ましい。
1977年2月8日付の米国特許第4,007,355
号公報に記載された発明は、ベル・テレフォン究研所に
譲渡されたものであるが、チップ及びリングリード間に
接続され、かつ共通モード信号を減少させつるようにし
た集積回路を用いている。
この集積回路は、チップ及びリングリードに生じる異な
る音声信号に対しては高いインピーダンスを示す一方、
チップ及びリングリードとアース間の共通モードの干渉
信号に対して低いインピーダンスを示す。
この集積回路は、本来意図された用途に対しては満足す
べき機能を示すが、その性質上、平衡なラインを非平衡
なラインに変換することができない(この場合には、変
換回路によってそれがなされる。
)。したがって、この回路は、2ワイヤ切換ネツトワー
クには、別に変換器を付設しないかぎり使用することが
できない。
さらに、上記の回路は、受話器の掛外し状態(On h
ook、off hook )を決定するために、加入
者ラインの直接の電流のレベルを識別する機能を有して
いない。
また、切換マトリクスに印加される信号レベルの変更機
能をも有していない。
また、加入者ラインにリング電流を印加する機能及び加
入者が受話器を取上げたときに該電流をカットする機能
のいずれも有していない。
ところで、本発明は、4ワイヤ/2ワイヤ双方向性増幅
器よりなる回路に関するものである。
本発明に係る回路は、平衡なチップ及びリング回路を非
平衡ラインに変換し、同時に非平衡ラインを平衡なリー
ド対に変換することができる。
したがって、本回路は、付加的な変換器を要することな
しに2ワイヤ切換マトリクスに直接に適用することがで
きる。
双方向性増幅器は、正帰還方式或いは好ましくない側音
(5ide tone )の導入なしに実現することが
できる。
と同時に、回路は、平衡なチップ及びリングリードに生
じうる共通モード信号が、非平衡な出力ラインに伝送さ
れるのを実質的にブロックすることができる。
本回路は、多数の会議用電話にまたがった接続によって
ラインから共通アースの間に生じ得、またそうでなけれ
ば信号振幅を減少させる減少されり低インピーダンスを
補償するために、非平衡ラインに対して出力信号の振幅
を増大させるための手段をも提供する。
と同時に、本回路は、加入者電話機の掛外し状態を検知
し、加入者ラインにリング電流を印加し、さらに加入者
電話が取上げられたときにリング電流をカットするため
の手段を提供する。
本発明の種々の利点は、電話機の接続のため、平衡なチ
ップ及びリングリード及び非平衡なライン出力リード、
電話機のオフフック(受話器の取上げ)インピーダンス
の少なくとも10倍のインピーダンスを有する等しい値
の抵抗を夫々介してチップ及びリングリードに接続され
た入力端子を有する第1差動増幅器、第1差動増幅器の
出力に第1回路パス内で接続された入力と第2回路パス
内においてライン出力リードに接続された出力を有する
バッファ増幅器、第1及び第2回路パスに夫々接続され
た入力端子を有する第2差動増幅器よりなる電話ライン
回路の提供によって得られる。
上記第2差動増幅器の出力は、チップ及びリングリード
の一方に接続され、また、チップ及びリングリードのい
ま一方に接続された第1差動増幅器の能力の入力に、別
の抵抗によって接続されている。
上記別の抵抗の値は、第2差動増幅器の出力から、チッ
プ又はリングリードの一方の入力端子に生じる信号を第
1差動増幅器内において実質的にキャンセルしうるよう
に、十分な第2差動増幅器の出力信号を第1差動増幅器
の池の入力に印加することのできるように選定されてい
る。
第1差動増幅器が1より小さい利得を有し、またバッフ
ァ増幅器が第1差動増幅器の利得のはゾ逆数に等しい利
得を有するようにすることが好ましい。
第2差動増幅器は、第1回路パスと第、2回路パスから
夫々各入力に印加される異なった信号に対して異なった
利得を有する増幅手段によって構成することが好ましい
これらの利得は、第1差動増幅器の出力から受けた第2
差動増幅器の各入力に印加される個々の信号を、第2差
動増幅器内において実質的にキャンセルしつるような等
しい振幅レベルに変換しうるように選定されている。
本発明は、以下の詳細な説明および添付図面を参照する
ことによってよりよく理解されるであろう。
以下、本発明を添付の図面にしたがって詳細に説明する
第1図には、本発明に係るブロック回路が示されている
チップとリングリードからなる平衡ラインは、等価な抵
抗1及び2を介して差動増幅器3に接続されている。
差動増幅器3の出力は、バッファ増幅器4の入力及び差
動増幅器5の非反転入力に接続されている。
差動増幅器5の出力は、チップもしくはリングリードの
いずれか一方に接続されるとともに、抵抗6を介して、
池のチップ及びリングリードが等価な抵抗の一方を介し
て接続された差動増幅器3の入力に接続されている。
非平衡ライン出カフはバッファ増幅器4の出力に接続さ
れるとともに、差動増幅器5の反転入力にも接続されて
いる。
操作において、加入者電話機はチップ及びリングリード
間に接続される。
信号がそれによって発生され、チップ及びリングリード
を横切る差分信号として現われる。
差動増幅器3はその信号を翻訳し、と同時に、該信号を
、その出力とアースの間の非平衡出力信号に変換する。
この非平衡出力信号はバッファ増幅器4に印加され、該
増幅器4は非平衡ライン出カフに出力する。
チップ及びリングリードに出現する共通モード干渉信号
は、しかしながら、アースに関して両方のリードと同位
相であり、差動増幅器3の入力に同一振幅、同一位相で
印加される。
したがって、該増幅器3の入力に印加される信号間には
何んらの差異がなく、信号は増幅されず、増幅器3は出
力を生じない。
したがって、上述の回路は一方向において音声周波数信
号を増幅する一方、平衡された加入者ラインを非平衡ラ
イン出力に切換える。
と同時に共通モード信号はブロックされる。
前記した如く、本発明(ぐ係る回路は、2方向性増幅器
であり、しかも非平衡ラインからの信号を増幅し、かつ
それらを平衡ラインに印加する信号に翻訳する手段を含
んでいる。
差動増幅器5は、差動増幅器3の出力とバッファ増幅器
4の間の第1回路パスに接続された非反転入力を有する
差動増幅器5の反転入力は、バッファ増幅器4の出力か
ら非平衡ライン出カフに至る第2回路パスに接続されて
いる。
上記非平衡ライン出カフからの出力信号は、かくして増
幅のために差動増幅器5に印加される。
しかしながら、この信号は増幅されつ\差動増幅器3及
びバッファ増幅器4を通過した前述のチップ及びリング
リードから生ずる信号を含んでいる。
したがって、差動増幅器3の出力からの信号は、各入力
の信号が作用する差動増幅器5の対応するペアでもって
、それらがキャンセルされ、かつそれらが差動増幅器5
の出力からチップ及びリングリードに再印加されないよ
うな方法でもって、差動増幅器5の両人力に印加される
したがって、正帰還、過剰な側音等が回避される。
このキャンセルが生起する方式は、第2図との関連でよ
り詳細に説明する。
バッファ増幅器4が、したがって、非反転タイプでなけ
ればならず、差動増幅器5に印加されるチップ及びリン
グ信号の極性は正しいものでなければならないことは注
意すべきである。
さらに、バッファ増幅器4は、その出力が差動増幅器5
の非反転入力に印加されることから、ライン出カフから
の信号を制限するアイソレータとして機能する。
したがって、ライン出力Iからの信号は差動増幅器5に
差分された状態で印加されるとともに、増幅され図示の
如くチップリードに印加される。
図示の如く、チップリードに印加される信号は、結果的
に差分信号として差動増幅器3の入力にも印加されるこ
とが理解される。
したがって、チツプとリングリード及び差動増幅器3の
入力の間に直列に接続された抵抗1及び2れ、夫々電話
機のオフフックインピーダンスの少なくとも100倍程
度の高い抵抗を持つ必要がある。
このことは、差動増幅器5の出力(ライン出力からの信
号)から差動増幅器3の入力に表われる差分信号レベル
を少なくとも1/200に減少させる。
この低い振幅信号は、差動増幅器5の出力から抵抗6を
介して差動増幅器3の池の入力に至る信号の印加によっ
てキャンセルされる。
したがって抵抗6は電話機のオフフックインピーダンス
の少なくとも200倍の値を有し、しかも、差動増幅器
5の出力から派生する残りの減少された信号をキャンセ
ルするために、正確な量の信号を差動増幅器3に印加し
うるような値でなければならないしたがって、非平衡ラ
イン7に生ずる信号は平衡されたチップおよびリングリ
ードに、仮想的にラインへの側音フィードバックなしに
、印加される。
非平衡電流の形成を防止するためには、抵抗1及び2は
、各々0.1%以内の誤差で等しくなければならない。
第2図は、本発明に係る電話ライン回路をより詳細に示
すダイヤグラムである。
チップ及びリングリードは、抵抗1及び2を介して差動
増幅器10の各入力端子に夫々接続されている。
該差動増幅器10は、従来公知の如くその出力とその反
転入力の間に接続されたフィードバック抵抗11を有す
る。
第1図について注意した如く、抵抗1及び2は、夫々、
チップ及びリングリードに接続されるべき電話機のオフ
フックインピーダンスの少なくとも100倍の値を有す
る(しかしながら、特別な事情および設計要件下では、
それ以下でありうる。
)。抵抗12及び13は、演算増幅器10の反転入力端
子及び非反転入力端子をアースに接続している。
演算増幅器10の出力は、直流ブロック用コンデンサ1
4を介してスイッチ15の入力に接続されている。
好ましくは、上記スイッチ15は外部的に作動可能なC
MOSスイッチとする。
スイッチ15の出力は、第2差動増幅器16の非反転入
力及び第3差動増幅器17(これは、第1図のバッファ
増幅器4に対応する。
)の非反転入力に同時に接続されている。
第3差動増幅器1Tの出力は、ライン出力端子19に、
抵抗18を介して接続されている。
ライン出力端子19は抵抗20を介して第2増幅器16
の反転入力に接続されている。
そしてその反転及び非反転入力は、夫々抵抗21及び2
2を介してアースに接続されている。
差動増幅器17の出力インピーダンスがそうでなければ
著しく低いため、マツチングの目的で、ライン出力端子
19に接続されたラインと同程度のインピーダンスに抵
抗18を選ぶことが好ましい。
第3差動増幅器11の反転入力は、抵抗21′を介して
アースに接続されるとともに、フィードバック抵抗22
′を介して差動増幅器17の出力に接続される。
第3差動増幅器17の反転入力は、また、夫々抵抗23
.24及びこれと直列した接点85 、86を介してア
ースに接続されている。
したがって、接点85.86のいずれかが閉じられると
、抵抗23.24は抵抗21と並列に接続される。
差動増幅器17の非反転入力に印加される信号に対する
利得は、抵抗22′の抵抗21′に対する比によって決
定されるから、この段階での利得は、抵抗21′に対し
て、抵抗23又は24を並列接続することによって有効
に変更することができる。
接点85及び86は、外部操作される切換マトリクス(
図示せず。
)によって閉じられる。第2差動増幅器16の出力は、
はシラインインピーダンス程度の低い値の抵抗25′を
介して、トランジスタ26′及び27よりなる電力増幅
段の入力に接続されている。
NPN型トランジスタ26′及びPNP型トランジスタ
27のベースはともに抵抗25′に接続され、Fランジ
スタ26′のコレクタは、例えば+8■の正の直流電源
に接続され、トランジスタ27のコレクタは、例えば−
10Vの負の電源に接続されている。
また、エミッタは相互に接続され、明らかなように、O
■にはゾ等しい値に維持される。
トランジスタ26′及び27のエミッタは、抵抗2Bを
介して差動増幅器16の反転入力に接続され、小容量の
高周波ロールオフコンデンサ29によってバイパスされ
ている。
差動増幅器16の抵抗25′及びトランジスタ26′及
び27並びにフィードバック抵抗28との動作は、正常
に接続されたフィードバックループを有する差動増幅器
と同様であるが、高い電流容量の出力段を有する。
この出力段は、以下に述べるように、チップ及びリング
リードにライン電流を給電することが必要である。
トランジスタ26′及び27のエミッタは、抵抗30を
介してチップリードに接続され、またリングリードは抵
抗31を介して、例えば−48Vの電源に接続されてい
る。
第1図の抵抗6について説明したように、トランジスタ
26′及び27のエミッタは抵抗32を介して演算増幅
器10の非反転入力に接続されている。
これら抵抗30及び31は、チップ及びリングのライン
インピーダンスの1/2の値を有するべきで、ラインイ
ンピーダンスははジオ7・フックの加入電話機のインピ
ーダンスに等しい。
抵抗30及び31は、例えば0.1%程度の誤差で正確
に一致させることが重要である。
さらに、抵抗12及び32は、正確にその値を一致させ
る必要があり、抵抗1及び2の値の少なくとも2倍でな
ければならず、ラインインピーダンスの少なくとも10
倍、換言すれば、オフ・フック電話機のインピーダンス
の10倍でなければならない。
抵抗12及び32の抵抗値をこのような値とする理由は
、発明者による実験に基づくものであり、上記抵抗値は
インピーダンスマツチング、増巾率および信号レベルに
関係する。
抵抗13には、前述した如<、0.1%の誤差の範囲で
抵抗11と等しい値を与え、チップ及びリングリードが
不平衡に支配されないよう保証する。
いま、加入者電話機がオフ・フックされたと仮定する。
バッテリ電圧は、トランジスタ26及び21を介して、
さらに抵抗30を介してチップリードに給電され、電話
機のリングリード及び抵抗31を通過して、バッテリ電
源の池の端−R−48V)に至る。
バッテリ給電回路が、低インピーダンスの電圧電源であ
ることは重要である。
抵抗1及び2の合成抵抗のラインインピーダンスに対す
る比は、増幅器10に印加されるものとして、チップ及
びリングリードに発生する共通モード信号の電圧分割を
与える。
差動増幅器10の入力端子で印加される等値な共通モー
ド信号はいつもキャンセルされる一方、共通モード信号
に変調された差分干渉成分が存在する場合には、その振
幅を減少させるとともに、抵抗1及び2の値に差がある
場合には、差分成分を生起するように選択されている。
差動増幅器10を含む回路の増幅度は約1/10になる
ように設定されている。
したがって、抵抗1が例えば、100,000オームで
あれば、抵抗11は約10,000オームである。
差分音声周波数信号は、同様に、1/10の振幅に減小
される。
これらの信号は、コンデンサ14、スイッチ15を介し
て差動増幅器16の非反転入力に印加される。
上記信号は、またバッファ17、抵抗18及び抵抗20
を介して差動増幅器16の反転入力に至る。
抵抗22′の抵抗21′に対する比は、好ましくは10
:1であり、バッファ増幅器17に印加される音声信号
を10倍に増幅する。
その結果、増幅回路10における信号損失は完全に補償
され、原差分音声信号振幅は再生される。
しかしながら、前述した如く、抵抗18は、ライン出力
端子19の非平衡ラインと同様のインピーダンスを有し
ており、したがって、該端子19の出力信号は、チップ
及びリングリードを通過する入力音声周波数信号の1/
2である。
ライン出力端子19における信号は交差点マトリクス3
3 (crosspoint matrix )に印加
され、構内交換電話(PBX)を介して、同様の構造を
有する池のライン回路の同様の出力端子19に接続され
る。
池のライン回路から人力されるライン出力端子19にお
ける信号のラインレベルは、チップ及びリング信号振幅
レベルの1/2である。
ローカルチップ及びリングリードからバッファ増幅器1
7を通過する信号及び入力信号は、ともに、抵抗20を
介して、差動増幅器16の反転入力に印加される。
以下の説明においては、出力トランジスタ26′及び2
7並びに抵抗25′及び差動増幅器16さらにはフィー
ドバック抵抗28を含む直接接続された付属の抵抗を含
む全体の回路が、単一の増幅回路34として扱われてい
ることに注意すべきである。
増幅回路34は、異なった信号を予じめ設定した異なる
増幅利得で増幅しつるように設計されている。
その動作は、例えば、関連した抵抗の典型的な値を用い
ることによって与えられる。
容易に計算しつる例では、抵抗20は40.2にオーム
、抵抗21は9.53にオーム、抵抗28は200にオ
ームとすることができる。
したがって、差動増幅器10の出力から到達し増幅回路
34の非反転入力に現われる信号に対して、この段の利
得は、並列な抵抗20及び21に対する抵抗28の比で
与えられる。
抵抗20は、アースに対して、例えば600オ一ム程度
の低いインピーダンスを有するライン入力に接続されて
いるからである。
上記の例について、利得は、 で与えられ、この値を計算すると約26である。
ライン出力端子19からの信号に対して、この段階にお
ける利得は、抵抗28及び20の比で与えられる。
したがって、この場合の利得は、200に/40.2K
したがって約5倍である。
前述した如く、トランジスタ26′及び27のエミッタ
は、抵抗30を介して、有効なACアースに接続された
チップリード、りングリードに接続されていている(し
かし、実際にはその抵抗が、DC給電ラインを形成する
)。加入者電話機のオフ・フック時のチップ及びリング
リード間のインピーダンスを600オームと仮定した場
合、抵抗30及び31は夫々300オームに設定する。
差動増幅器10に印加されるチップ及びリングリードの
音声周波数信号に対しては、その出力において1/10
に減衰され、出力信号は入力信号の1/10となる。
この出力信号は、増幅器16の非反転入力に印加される
信号はさらに差動増幅器17によって10倍に増幅され
、該増幅器17の出力においてはもとのレベルに再生さ
れる。
しかしながら、出力端子19におけるラインインピーダ
ンスに抵抗18を一致させたことによって、出力端子1
9における出力信号レベルは、もとの信号レベルの1/
2である。
この信号は差動増幅器16の反転入力に゛印加される。
しかしながら、増幅回路34はその非反転入力及び反転
入力に夫々印加される信号に対する増幅利得が異なるよ
うに設計されているため、非反転入力に印加される原信
号レベルの1/10の信号は26倍されて、原信号の2
.6倍のレベルを有する内部処理された信号を生じる一
方、反転入力に印加される信号は(−5)倍され、(−
5/2即ち−2,5)倍のレベルを有する内部処理され
た信号を生じる。
その結果、差動増幅回路34は、二つの内部処理信号(
+ 2.6倍のもの)と(−2,5倍のもの)を比較し
て、入力信号の0.1倍の出力信号を用意して出力する
この信号は、゛仮想的には無視しうるが、゛デッド”ラ
インの出現を避ける目的のためには好ましいものである
上記の6デツド”ラインとは接続されていないラインと
考えることができる。
送話側にいく分かフィードバックがあり、このため、送
話側は他側へのどの接続がまだ行われているかを知るこ
とがしばしば好ましい。
このことは上記増幅器のノンゼロ出力信号により与えら
れる。
抵抗20,21及び281びに抵抗21及び21′(差
動増幅器17の利得を決定するためのもの)、の値の選
択若しくは、一個もしくは複数のトリマ用抵抗を用意す
ることによって、差動増幅器16を介してフィードバッ
クされるチップ及びリングリードからのいかなる信号を
も正確にキャンセルすることができる。
次に、切替マトリクス33からライン端子19に達する
信号について考えると、この信号は、原信号の1/2の
レベルで増幅器34に印加される。
しかしながら、バッファ増幅器17の非方向性によって
、差動増幅器16の非反転入力への印加は制限される。
増幅回路34は、抵抗28と20の(28/20)によ
って決定される利得(前記の例では−5)によって信号
振幅が増幅される。
増幅回路34の出力信号は、したがって、入力信号の1
/2即ち−2,5倍の信号レベルを有する。
この出力信号は抵抗30を介してチップリードに印加さ
れる。
抵抗30及び31の電圧分割機能によって、抵抗の設定
値にしたがって、信号振幅の1/2の利得減少があり、
したがって、チップ及びリングリードに印加される信号
レベルは、原信号レベルに対して約2.572即ち1.
25倍であって、原信号より僅かにしかし無視しうる程
度に大きい。
抵抗30及び31の値を例えば、350オ一ム程度に大
きくすることは、チップ及びリングリードに印加される
信号レベルを原信号レベルに等しくするように作用し、
上記の例の抵抗値を用いるこことの結果得られる僅かな
レベルの増加は好ましいものではない。
前述した如く、増幅回路34から抵抗30を介してチッ
プリードに印加される信号は、差動増幅器10の反転入
力において、抵抗1及び2により振幅が減少された状態
で出現し、該信号は差動増幅器10によって、正常な差
分信号として変換される。
したがって、抵抗1及び2の合成抵抗の少なくとも2倍
の値を有する抵抗32は、増幅回路34の出力信号を差
動増幅器10の非反転入力にもたらす。
この信号は、・増幅回路34の信号出力の正確なキャン
セルが、差動増幅器10の入力側において、ライン出力
端子19に再印加されるフィードバック及び側音を避け
るために、行なわれるように、反転入力に出現するもの
と同様、非反転入力の信号に等しい信号振幅を与える。
以上の説明において注目すべきは、第1図および第2図
に示す本発明に係る電話ライン回路は双方向性の増幅回
路構成を有することである。
第1差動増幅器10に入力する差分信号については、増
幅器34の出力において例えば0.1倍(はとんど無視
できる)程度になり、抵抗6(第1図)もしくは抵抗3
2(第2図)を増幅器34とチップもしくはリングリー
ドとの間に接続する意味はない。
しかし、切換マトリクス33からライン端子19を介し
て増幅器34に印加される信号は、既に述べたように、
上記増幅器34から−2,5倍され、この出力信号は抵
抗30および32を介して夫々チップおよびリングリー
ドに夫々印加されることになる。
従って、もし、上記抵抗32がなく、増幅器34の上記
出力信号がリングリードのみに与えられると、チップと
リングリードとの間に上記出力信号による差分信号が発
生し、該差分信号が第1差動増幅器10を介してライン
端子19側に帰還されてしまう不具合が発生する。
上記から、第2図に示すように、増幅器34の出力を抵
抗30を介してチップリードに入力するとともに、上記
出力を抵抗32を介して第1差動増幅器10の非反転入
力に接続する必要性が理解されるであろう。
上記切換マトリクス33が、簡易会議電話(confe
rence call )とともに多数の加入者ライン
に接続されている場合には、端子19におけるラインの
インピーダンスは、先に、例えば600オームと推定し
た値より小さい。
出力信号の電圧レベルは、2つの個別呼出(party
call)のそれ以下である。
簡易会議電話の呼出に対しては、一つ又は両方のスイッ
チ85及び86が外部手段によって閉じられ、抵抗23
及び/又は24が、抵抗21と並列に接続される。
バッファ増幅器17の利得は、端子19への出力信号レ
ベルの増加に応じて、2つの個別呼出レベルまで増加さ
れる。
複数のもしくは多数の参加者のための簡易会議電話にと
って大巾な補償が可能である。
回路の残りの部分を詳細に説明する前に、二つの異なる
入力信号に対して異なる利得レベルを与える第1図の増
幅回路34およびバッファ増幅器11の回路部分に対応
する一般的な増幅回路を示す第3図を参照されたい。
第1人力信号源40は、差動増幅器41の非反転入力に
接続されている。
該信号源40は、第1図のバッファ4に相当するバッフ
ァ増幅器42及び入力抵抗43を介して差動増幅器41
の反転入力に接続されている。
該反転入力は抵抗44を介してアースに接続されている
バッファ増幅器42の出力インピーダンスは仮想的にゼ
ロであるから、抵抗46は直列に接続される。
第2信号源45は、バッファ増幅器42の出力と上記抵
抗46を接続した抵抗43との間の信号通路に接続され
ている。
第2信号源45は、外部的なラインインピーダンスにあ
る。
抵抗46は、典型的には600〜900オームのライン
インピーダンスに合致するような適当な値に設定される
フィードバック抵抗47は差動増巾器41の出力端子4
8と反転入力の間に接続されている。
第1信号源40からの信号は差動増幅器41の非反転入
力及び反転入力に印加され、その場合、該反転入力は、
バッファ増幅器42及び抵抗46゜43を介して印加さ
れる。
第2信号源45からの信号は、差動増幅器41の反転入
力のみに印加され、単一方向性を有するバッファ増幅器
42によって非反転入力への印加はブロックされる。
第1図からも分るように、ライン出力端子19は既に述
べたように、゛低いインピーダンスを有するライン入力
を介してアースに接続されているものと考えることがで
きることから、第2信号源45は低いインピーダンスを
介してアースされているものとみなすことができるから
、差動増巾器41の反転入力抵抗43,44を介してア
ースされたものとみなすことができる。
従って、第2信号源45の出力がないときは、第1信号
源40からの信号に対するこの増幅器の利得は、演算増
幅器に関する周知の非反転増幅器の利得の算式から、 となる。
但し、各パラメータは、夫々抵抗43,44゜47のオ
ーム単位の抵抗値である。
一方、第1図から、差動増幅器16の非反転入力はコン
デンサ14により差動増幅器10の出力から直流的にブ
ロックされるとともに抵抗22を通してアースされてい
る。
従って、第2図の第1信号源40はアースに接続され、
該第1信号源40の出力がないときは、差動増幅器41
の非反転入力はアースに接続されている。
このため、差動増幅器41の非反転入力および反転入力
は実質的にアース電位にあり、第2信号源45からの信
号に対する利得は、抵抗44に関係なく、演算増幅器の
反転増幅器に関する周知の利得式から、抵抗46が抵抗
43,47に比して小さいとすると、R4□/R43で
表わされる。
第2信号源45は抵抗43に比して低インピーダンスで
はないので、そのインピーダンスは、利得計算において
内部インピーダンスとして加えられるべきである。
一例として、抵抗46を600オームの低インピーダン
スとし、抵抗43を50にオーム、抵抗44をIOKオ
ーム、抵抗47を250にオームと仮定する。
また、二つの異なる信号は、各々、1ボルトの振幅とし
て、信号源40及び45に発生すると仮定する。
この場合、信号源45の信号に対しての利得は250に
750に即ち5、したがって、信号源からの出力信号の
振幅は、−5X1.0−−5.0ボルトである。
この信号は、交流であるから、5.0ボルトの出力信号
は、入力信号に対して1800その位相が反転されてい
る。
一方、第1信号源40からの信号が回路に印加されると
、その利得は である。
したがって、出力信号の振幅は、30×1.0=30ボ
ルトである。
上記のことは、勿論、増幅器の電源(図示せf。
)が、前述の如き電圧レベルが得られるのに十分なもの
であるか否かに依存する。
しかしながら、異なる信号レベルを等しくすることがで
きるか、又は、一つの段階で、二つの異なる信号を異な
る度合で増幅することができる。
実際、各抵抗は種々の値に可変とすることができ、即ち
電界効果トランジスタ、光学的アイソレータ等の信号可
変抵抗によって、一方もしくは両方の入力信号に対して
、種々の利得変更を行う。
或いは、外部源から任意に変調することができる。
二つの入力信号の相互干渉又は種々の度合の重畳が、か
くして容易に得られる。
再び、第2図に戻って、前に注意した如く、回路は、加
入者ラインに対してリング電圧を印加するための手段を
備えている。
リング用リレー50は、逆電流防止用保護ダイオード5
1を備えている。
該リレーは、−48Vの電源に接続されるとともに、そ
れ自身エミッタがアースに接続されたPNP型トランジ
スタ52のコレクタに接続されている。
リング作動信号源は、リング判定リードから抵抗53及
び54を介してトランジスタ52のベースに接続される
一方、電圧(+V)源は、抵抗55を介して、トランジ
スタ52に対してバイアスされたリング作動リードに接
続されている。
信号は、0FHK(オフフック)リードに、遠隔リング
停止の準備のために印加される。
この0FHKリードはダイオード56から、抵抗54を
介してトランジスタ52のベースに接続されている。
作動時には、低電圧源がリング作動リードに接続される
これによりベースの電圧レベルが低下し、トランジスタ
52を作動して、リングリレー50を動作する。
しばらくの間、0FHKリードは、増幅された低電圧源
に接続され、ダイオード56は負帰還される。
遠隔の回路(図示せず竺)から、加入者がオフ・フック
したことの指示があったときには、0FHKリードのレ
ベルは変化し高電圧をもたらして、ダイオード56を導
通させ抵抗53及び馴の接点の電圧を上昇させ、トラン
ジスタ52のベースを高電圧とする。
したがって、トランジスタ52は、不導通となり、回路
の電流を断ってリングリレー50をオフする。
発光ダイオード5Tを抵抗58を介して負の電源及び0
FHKIJ−ドに接続することが好ましい。
したがって、リングリレーのオフを惹起するような高レ
ベル電圧が0FHKIJ−ドに生じたときには、発光ダ
イオード57が動作して、操作者、サービスマンに、回
路が機能したことを視覚的に指示する。
リングリレー50は、可動接点棒59、断電接点60及
び接続接点61を有する単極双倒型接点からなる。
接続接点61は抵抗62を介して、リング電流源63で
ある接続端子に接続されている。
リングリレー50が付勢されると、断電接点60が開き
、可動接点棒59は接続接点61に接触し、該接点はチ
ップ及びリング端子64にリング電流を印加して端子6
4,65に接続された加入者の電話機のリング装置を動
作させる。
リングが加入者の受話機の取上げによって中断されると
、リングリレー50は開かれ、可動接点59は断電接点
60に接触し、リング電流の端子64及び加入者の電話
機への印加を停止し、加入者電話機からライン回路への
回路を再構成する。
リングリレー50が作動されたときには、加入者ライン
は非平衡となり、リング信号は、変更されたDCレベル
と同様に通過して差動増幅器10の出力に発生する。
リング及びDC信号はともに抵抗66を介して周知の構
造よりなるローパス能動フィルタ67に印加される。
この能動フィルタ67は、20H2のリング信号をブロ
ックする一方、演算増幅器10の出力からのDC−オフ
・フック信号レベルを含むより低い周波数の信号を通過
させるように形成されている。
能動フィルタ67は、本発明にとって本質的でないが、
回転ダイヤルのパルスの周波数10Hzの信号を通過さ
せるようにすることが好ましい。
ローパス能動フィルタ67の出力は差動増幅器68の非
反転入力に接続され、該増幅器、68の出力は、抵抗6
9及びダイオード70を介して差動増幅器71の非反転
入力に接続されている。
ダイオード70の出力は、負の電圧源に接続された抵抗
73とこれに並列なコンデンサ72よりなる積分フィル
タ回路に接続されている。
差動増幅器71の反転入力はアースされ、差動増幅器6
8の反転入力は、0FHKバイアスリードを介して電源
オフフックバイアスに接続されている。
このリードのDCレベルは、差動増幅器10の出力から
DCオフフックレベルを検出する回路の感度を決定する
作動時においては、差動演算増幅器10のDC−電圧レ
ベル出力が抵抗66を介してローパス能動フィルタ67
に印加される。
こ\では、リング周波数以下の全ての信号は、フィルタ
67を通過し、リング信号は排除もしくは大部分が除去
される。
残りのDCレベル信号は差動増幅器68に印加され;該
増幅器68は、オフフックパイアリスートの電圧レベル
より高いDCレベルを有する出力信号を出力する。
該信号は整流され、ダイオード10、コンデンサT2及
び抵抗T3によってDCにフィルタされ、残りのDC信
号は差動増幅器11の入力に印加される。
オフフック条件が存在するときには、差動増幅器71の
出力は、高電圧レベルを与え、ダイオード56を順方向
にバイアスされるとともにトランジスタ52の動作を遮
断する。
0FHKIJ−ドの高電圧レベルに関連して以前に説明
したように、リングリレー50は加入者ラインに印加さ
れていたリング信号の除去によって開かれる。
リング作動リードの信号は除去されている間、抵抗53
及び54を介して印加される+■雷電圧トランジスタ5
2のエミッターベース接続を逆方向にバイアスさせるよ
うに作動し、したがって、リングリレー50は非動作に
保持される。
好ましくは、CMOSスイッチであるスイッチ15は、
同様にリング作動り一下の信号によって動作される。
したがって、リングリレー50の作動によってリング信
号が加入者ラインに印加されると、スイッチ15は開か
れる。
したがって、差動増幅器10の出力に生じるリング信号
は出力ライン端子19を介して出力ラインに印加される
こと、並びに増幅回路34を介して帰還されることが停
止される。
ダイオード56の動作にともなって発光ダイオード57
も動作し、加入者がオフフックしたことを指示する。
PBXの作業者は、ライン回路がプリントされた回路板
を注視することによって、加入者ラインが働いているか
、フックされたま\であるかの指示を得ることができる
前述した如く、本発明にかSるライン回路は、標準的な
電話機セットのインターフェース用に標準化された回路
として使用することができる。
出力端子を互いに接続した2つの回路は4ワイヤ・2ワ
イヤ・2ウ工イ増幅変換器を提供する。
各回路は平衡なチップ及びリング対を非平衡なチップ及
びリング対に、単一ワイヤIこよりスイッチしうろこと
によって変換される。
回路は、同様に会議用その池の、外部的に制御された利
得増加のための手段を含む。
本発明の重要な要素の一つとして、新規の増幅器が二つ
の異なる信号を異なった利得で増幅するために用いられ
ている。
回路は同様に、加入者電話機にリング信号を印加するた
め及び加入者が通話器で応答したときの次のオフフック
条件を検出し、かつリングを停止させる手段を備える。
また、例えば、外部的なタイミング回路によって、リン
グを外部的に動作させることのできるようにすることが
できる。
この本発明に係る分野の当業者にとって、種々の変更及
び修正をなしつることはいうまでもない。
これらの変更等は、特許請求の範囲に記載された発明の
技術的範囲内で種々考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の最も一般的な形式を示すブロック図、
第2図は本発明の実施例の詳細な回路図、第3図は本発
明に係る複利得増幅器の詳細な回路図である。 1.2・・・・・・等価な抵抗、3・・・・・・差動増
幅器、4・・・・・・バッファ増幅器、5・・・・・・
差動増幅器、6・・・・・・抵抗、7・・・・・・非平
衡なライン出力;、10・・・・・・差動増幅器、11
・・・・・・フィードバック抵抗、12,13・・・・
・・抵抗、14・・・・・・直流ブロック用コンデンサ
、15・・・・・・スイッチ、16・・・・・・第2差
動増幅器、17・・・・・・第3差動(バッファ)増幅
器、18・・・・・・抵抗、19・・・・・・ライン出
力端子、21’、 22’、 23 、24・・・・・
・抵抗、85,86・・・・・・接点、26’、27・
・・・・・トランジスタ、28・・・・・・フィードバ
ック抵抗、30.31・・・・・・抵抗、34・・・・
・・増幅回路、40・・・第1信号源、41・・・・・
・差動増幅抵抗、42・・・・・・バッファ増幅器、4
3,44・・・・・・抵抗、45・・・・・・第2信号
源、46・・・・・・抵抗、41・・・・・・抵抗、5
0・・・・・・リングリレー、52・・・・・・トラン
ジスタ、59・・・・・・可動接点極、60・・・・・
・断電接点、61・・・・・・接続接点、64.65・
・・・・・端子、66・・・・・・抵抗、67・・・・
・・ローパスフィルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)反転入力と非反転入力及び一つの出力を有する
    差動演算増幅器と、 (b) 上記出力と反転入力の間に接続されたフィー
    ドバック抵抗R1と、 (C) 非反転入力に接続された第1信号源と、(d
    ) 第1信号源に接続された入力を有するバッファ増
    幅器と、 (e)該バッファ増幅器の出力に接続されるとともに、
    入力抵抗R2を介して該増幅器の反転入力に接続された
    第2信号源と、 (f) 上記反転入力からアースに接続されたバイパ
    ス抵抗R3とからなり、 第1信号源からの信号に対して上記増幅回路により与え
    られる利得が、 によって与えられる一方、 第2信号源からの信号に対して上記増幅回路により与え
    られる利得は、R1/R2で与えられる(ただし、R1
    ,R2,R3はオーム単位の抵抗値)、二つの異なった
    信号を異なって利得で増幅する手段を含む電話ライン回
    路用増幅回路。
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