JPH098923A - 端末間送受信方式 - Google Patents

端末間送受信方式

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JPH098923A
JPH098923A JP15806195A JP15806195A JPH098923A JP H098923 A JPH098923 A JP H098923A JP 15806195 A JP15806195 A JP 15806195A JP 15806195 A JP15806195 A JP 15806195A JP H098923 A JPH098923 A JP H098923A
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JP
Japan
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terminal
signal
terminal equipment
voltage
inter
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Pending
Application number
JP15806195A
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English (en)
Inventor
Teruo Ohashi
照夫 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH098923A publication Critical patent/JPH098923A/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】第1端末1から下り信号S1を電圧源9aを用
いて第2端末2に送信し、第2端末は下り信号を電圧信
号で受信し、第2端末からは、上り信号S2を電流源9
bで第1端末に送信し、第1端末は上り信号を電圧変換
し受信する。 【効果】ハイブリットコイルが不要となり、ハイブリッ
ト方式でみられる伝送ロスが解消し、コストの削減も可
能となった。また、多数の端末からの信号を線路上に多
重できるため、各種共通線親子システムに応用した場
合、従来困難と考えられていた複数の子機との親子間通
話を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は端末間送受信方式に関
し、特に伝送ロスを減少させた電話機、インターホン、
ドアホン等の端末間送受信方式に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、端末間送受信方式の1つとし
て、図2に示すように親機21、ドアホン子機22から
なるインターホン装置が知られている。親機21はマイ
ク23、スピーカ24、マイクアンプ25、ハイブリッ
ド回路26、電源回路27で構成され、ドアホン子機2
2はマイク28、ハイブリッド回路29、スピーカ30
から構成されている。
【0003】親機21のハイブリッド回路26はコイル
1、L2、L3、抵抗R10から成り、ドアホン子機22
のハイブリッド回路29はコイルL4、L5、L6、抵抗
20から成る。説明の便宜上、親機21からドアホン子
機22に送話する場合、図2に示すハイブリッド回路2
6におけるコイルL2は図3(a)に示すブリッジ回路
のZL、コイルL3はR2、抵抗R10(=150Ω)はZN
にそれぞれ置き換える。ここで、ZRはマイク23の出
力インピーダンス、R1は親機21からドアホン子機2
2を見た場合のドアホン子機22の全体のインピーダン
ス、ZTはスピーカ24のインピーダンスである。ま
た、ドアホン子機22から親機21に送話する場合、図
2に示すハイブリッド回路29におけるコイルL4は図
3(b)に示すブリッジ回路のR2、コイルL5はZL
抵抗R20(=150Ω)はR1にそれぞれ置き換える。
ここで、ZRはマイク28の出力インピーダンス、ZN
ドアホン子機22から親機21を見た場合の親機21の
全体のインピーダンス、ZTはスピーカ30のインピー
ダンスである。
【0004】このインターホン装置において、親機21
のマイク23によって電気信号に変換された音声信号
は、マイクアンプ25により増幅され、ハイブリッド回
路26で4線2線変換され、電源回路27によって電源
が重畳される。電源が重畳された音声信号は、ドアホン
子機22のハイブリッド回路29により2線4線変換さ
れ、スピーカ30によって鳴動する。
【0005】ドアホン子機22から親機21に送話する
場合の動作についても同様である。従来の親機21にお
けるハイブリッド回路26は、親機21からドアホン子
機22に送話する場合、図3(a)に示すブリッジ回路
で表わされ、スピーカ24のインピーダンスZTに電流
が流れない条件(即ち、側音が発生しない条件)は 、R1・R2=ZN・ZL であり、かつR1=ZNでなければならない。したがって
平衡条件は、 R1=R2=ZL=ZN=R(ただしR=R1=R2) となる。その時、ZTに流れる電流ITはゼロだから、 I=I1+I2=I/2+I/2 となりR1、ZLには、I/2ずつの電流が流れるため、
ドアホン子機22へはI/2しか電流が流れないことに
なり、親機21からの送出電圧とラインの電圧は等しい
から、電力伝送ロスが親機21、ドアホン子機22にお
いてそれぞれ3dBとなり、併せて6dBとなる欠点が
あった。
【0006】また、同様に従来のドアホン子機22にお
けるハイブリッド回路29は、ドアホン子機22から親
機21に送話する場合、図3(b)に示すブリッジ回路
で表わされ、スピーカ30のインピーダンスZTに電流
が流れない条件(即ち、側音が発生しない条件)は、 R1・R2=ZN・ZL であり、かつZL=ZNでなければならない。したがって
平衡条件は、 R1=R2=ZL=ZN=R(ただしR=R1=R2) となる。その時、ZTに流れる電流ITはゼロだから、 I=I1+I2=I/2+I/2 となりR1、ZNには、I/2ずつの電流が流れるため、
親機21へはI/2しか電流が流れないことになり、ド
アホン子機22からの送出電圧とラインの電圧は等しい
から、この場合も電力伝送ロスが親機21、ドアホン子
機22においてそれぞれ3dBとなり、併せて6dBと
なる欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の端末
間送受信方式では、ハイブリット回路を使用することに
より、伝送ロスが6dBとなる難点がある。
【0008】
【発明の目的】本発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたもので、インターホン装置等でハ
イブリットコイル(トランス)を使用せず、ハイブリッ
ト方式でみられる伝送ロスを減少させた端末間送受信方
式を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明による端末間送受信方式は、第1端末から
下り信号を電圧源を用いて第2端末に送信し、第2端末
は前記下り信号を電圧信号で受信し、第2端末からは、
上り信号を電流源で第1端末に送信し、第1端末は上り
信号を電圧変換し受信するものである。
【0010】
【作用】この端末間送受信方式において、第1端末から
下り信号を電圧源を用いて第2端末に送信し、第2端末
は前記下り信号を電圧信号で受信し、第2端末からは、
上り信号を電流源で第1端末に送信し、第1端末は前記
上り信号を電圧変換し受信することにより、伝送ロスを
解消する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の端末間送受信方式の一実施例
について、図面を参照して説明する。図1に示すよう
に、本発明による端末間送受信方式で使用される端末間
送受信装置は、第1端末1としての親機1aと、第2端
末2としてのドアホン子機2aとがラインL10、L11
接続されている。
【0012】親機1aは、マイク部3と、電流増幅器4
と、電源5と、差動増幅器6と、スピーカ7で構成され
ている。マイク部3は、マイクM1、抵抗R11、R12
13、トランジスタTR1、ダイオードD1、コンデンサ
1で構成されている。トランジスタTR1のベースは、
マイクM1の出力側とダイオードD1の接続点に接続され
ている。電圧VccはマイクM1から直列接続されたダイ
オードD1、抵抗R11を介してアースされている。トラ
ンジスタTR1のエミッタは、抵抗R13を介してアース
に接続されている。トランジスタTR1のコレクタは、
コンデンサC1と接続されている。また、抵抗R12はマ
イクM1の入力側(電圧Vcc)とトランジスタTR1のコ
レクタ間に挿入されている。
【0013】電流増幅器4は、抵抗R15、R16、RS
増幅器A1、コンデンサC2、トランジスタTR2で構成
されている。増幅器A1の−入力端子にはコンデンサC1
を介してトランジスタTR1のコレクタが接続され、+
入力端子とラインL11間にはコンデンサC2が接続され
ている。抵抗R15は、+入力端子と抵抗R14、ツェナー
ダイオードZDの接続点との間に挿入されている。ツェ
ナーダイオードZDは抵抗R14と直列接続され、電源5
に並列接続されている。電流増幅器4と電源5は、電源
5の+側をトランジスタTR2のコレクタ、−側をツェ
ナーダイオードZDの一端、即ちラインL11に接続して
いる。増幅器A1の出力はトランジスタTR2のベースに
接続され、エミッタは抵抗RSを介しラインL10に接続
されている。抵抗R16はラインL10と増幅器A1の−入
力端子間に挿入されている。
【0014】差動増幅器6は、抵抗R17、R18、Rf
t、コンデンサC3、C4、増幅器A2で構成されてい
る。増幅器A2の−入力端子にはラインL10から直列接
続されたコンデンサC3、抵抗Rtが、+入力端子には抵
抗R17がそれぞれ接続されている。また、抵抗R17のも
う一方はアースされている。抵抗R18は増幅器A2の+
入力端子と抵抗R17の接続点、トランジスタTR2のエ
ミッタと抵抗RSの接続点に挿入されている。抵抗Rf
コンデンサC4は並列接続され、増幅器A2の出力側と増
幅器A2の−入力端子間に接続されている。増幅器A2
出力側はコンデンサC5を介してスピーカ7に接続され
ている。
【0015】第1端末1としての親機1aからの下り信
号S1を第2端末2としてのドアホン子機2aに送信す
る電圧源9aは、電流増幅器4と電源5で構成される。
ドアホン子機2aは、マイク部(電流消費源)8と、ス
ピーカ10で構成されている。マイク部(電流消費源)
8は、抵抗R21、R22、R23、R24、トランジスタTR
3、TR4、マイクM2、ダイオードD2、D3、ラインL
20、L21で構成されている。抵抗R21はトランジスタT
3のエミッタに接続され、トランジスタTR3のベース
はマイクM2を介してトランジスタTR4のベースに接続
されている。ラインL20はトランジスタTR4のコレク
タと抵抗R21と抵抗R22に接続されている。ダイオード
2は抵抗R22と直列接続され、トランジスタTR3のベ
ースに接続されている。直列接続されたダイオード
3、抵抗R23と抵抗R24を介したトランジスタTR4
エミッタとトランジスタTR3のコレクタはラインL21
に接続される。
【0016】第2端末2としてのドアホン子機2aから
上り信号S2を第1端末1としての親機1aに送信する
電流源9bは、トランジスタTR3、TR4で構成され
る。コンデンサC6を介したスピーカ10の一端はダイ
オードD7、D8の接続点とラインL20に接続され、スピ
ーカ10の他端はダイオードD5、D6の接続点とライン
21に接続されている。また、ダイオードD5、D7の接
続点にはラインL10が、ダイオードD6、D8の接続点に
はラインL11が接続されている。
【0017】このように構成された端末間送受信方式に
おける端末間送受信装置は、親機1aからドアホン子機
2aへの送信において、マイク部3のマイクM1から入
力された音声信号は、電流増幅器4に送信される。電流
増幅器4では、増幅器A1により電流増幅され、抵抗RS
で電圧に変換される。トランジスタTR2では電源5か
ら出力される電圧に、電圧変換された音声信号を重畳す
る。このように出力インピーダンス0Ωの電圧源9aを
用いて電源5から出力される電圧に重畳された音声信号
を下り信号S1としてラインL10、L11によりドアホン
子機2aに送信して、ドアホン子機2aのスピーカ10
を電圧駆動させる。
【0018】このときの差動増幅器6において、差動増
幅回路は、 Rf/Rt=R18/R17 と選べば共通モード入力信号は除去されるので、抵抗R
Sを考慮して抵抗R17、R18を決定すれば、スピーカ7
には何も出力されない。また、ドアホン子機2aから親
機1aの受信においては、電流源9bとしてのマイク部
(電流消費源)8のマイクM2からは音声信号に応じて
電流が流れるため、トランジスタTR3、TR4によって
fe倍に電流増幅された電流変化が上り信号S2として
ラインL20、L21にあらわれる。この電流源9bからの
上り信号S2としての電流はラインL10、L11を通り親
機1aに送信され、電流増幅器4の抵抗RSで電圧変換
される。その差を差動増幅器6の増幅器A2にて増幅
し、スピーカ7を鳴動させる。
【0019】上記実施例においてドアホンの場合につい
て説明したが、他のインターホンや電話機についても本
発明は同様の効果を奏する。また、上記実施例における
入力信号は、音声信号として説明したが、入力信号はこ
れに限定されることはない。
【0020】
【発明の効果】本発明の端末間送受信方式によれば、第
1端末から下り信号を電圧源を用いて第2端末に送信
し、第2端末は下り信号を電圧信号で受信し、第2端末
からは、上り信号を電流源で前記第1端末に送信し、第
1端末は上り信号を電圧変換し受信することにより、ハ
イブリットコイルが不要となり、ハイブリット方式でみ
られる伝送ロスが解消し、コストの削減も可能となっ
た。また本発明の端末間送受信方式によれば、多数の端
末からの信号を線路上に多重できるため、各種共通線親
子システムに応用した場合、従来困難と考えられていた
複数の子機との親子間通話を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における端末間送受信方式に使用される
端末間送受信装置の回路図。
【図2】従来の端末間送受信方式に使用される端末間送
受信装置の回路図。
【図3】図3(a)は従来の端末間送受信方式に使用さ
れる端末間送受信装置の親機から子機を見た場合と等価
なハイブリッド回路図、図3(b)は従来の端末間送受
信方式に使用される端末間送受信装置の子機から親機を
見た場合と等価なハイブリッド回路図。
【符号の説明】
1……第1端末 2……第2端末 9a……電圧源 9b……電流源 RS……電圧変換する抵抗 S2……上り信号 S1……下り信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1端末から下り信号を電圧源を用いて第
    2端末に送信し、前記第2端末は前記下り信号を電圧信
    号で受信し、前記第2端末からは、上り信号を電流源で
    前記第1端末に送信し、前記第1端末は前記上り信号を
    電圧変換し受信することを特徴とする端末間送受信方
    式。
JP15806195A 1995-06-23 1995-06-23 端末間送受信方式 Pending JPH098923A (ja)

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JP15806195A JPH098923A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 端末間送受信方式

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010710