JPH01143408A - マイクロ波増幅回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロ波信号を増幅するマイクロ波増幅回
路に関し、特に１マイクロ波回路基板上の複数の増幅用
トランジスタへのバイアス供給が容易なマイクロ波増幅
回路に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のマイクロ波増幅回路では、例えば、特開昭６１−
３５００６号公報に記載のように、増幅用トランジスタ
に対するバイアス供給は、複数の増幅用トランジスタを
直線上に配し、同一側にパイアス供給回路を設けて、シ
ールドケースに設けた電源供給端子から電源の供給を受
けることによシ行われていた。

しかし、この様な構成では、増幅用トランジスタの段数
が多くなった場合、回路が広がシを持ってしまい、良好
な接地状態が得られなくなると同時に、回路が大形にな
るという問題点があった〇〔発明が解決しようとする問
題点〕 上記した様に従来技術においては、高周波回路において
重要な接地点の限定が不確定となると共に、回路規模が
大きくなってしまうという問題点があった。

本発明の目的は、多段増幅器を構成する複数の増幅用ト
ランジスタの接地点の広がりを出来るだけ少なくでき、
しかも、回路規模の小形化が図れ、バイアス供給のし易
いマイクロ波増幅回路を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、多段増幅器を構成する複数の増幅用トラン
ジスタをＵ字状に配置し、各増幅用トランジスタのバイ
アス供給回路をそれぞれＵ字形の内側に閉じ込めること
によシ達成される。

〔作用〕

複数の増幅用トランジスタをＵ字状に配し、各々の増幅
用トランジスタのバイアス供給回路をそれぞれＵ字状の
内側に配置することによシ、各々のバイアス供給回路の
電源供給部を一直線状に配することが出来る。このため
に、各増幅用トランジスタの接地部分間の距離を短かく
することが出来、バイアス供給を容易に行うことができ
るので、回路全体の小形化を図ることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図乃至第３図によシ説明
する。

第１図は本発明の一実施例としてのマイクロ波増幅回路
を示す平面図である。

第１図において、１，２，３，４，５，６，７．８はマ
イクロ波増幅用トランジスタ、９は誘電体基板上にマイ
クロストリップ線路でパターン形成して成るマイクロ波
回路基板、１０は電源供給基板、１１は共振器、１２．
　ｔ３はバイアス供給回路、である。

また、第２図は第１図の側面図を示したものであシ、同
一のものは同一の符号を付した。

第１図におい、て、マイクロ波増幅用トランジスタ１〜
８は、それぞれ、電源供給基板１０を囲んでＵ字状に配
置する。そして、各マイクロ波増幅用トランジスタには
、各々、その入力部及び出力部にバイアス供給回路が配
されている。例えば、トランジスタ５に対しては、その
入力部のバイアス供給回路が１３であシ、その出力部に
対するバイアス供給回路が１２である。

また、各マイクロ波増幅用トランジスタ間の結合は、共
振器を介して行われ、例えば、トランジスタ４とトラン
ジスタ５の結合は共振器１１を介して整合を取って行わ
れている。

また、各マイクロ波増幅用トランジスタのバイアス供給
回路は、それぞれ、電源供給基板１０の向きに電源供給
部が向いており、電源供給基板１０よシ谷バイアス供給
回路に電源が供給される０ここで、第３図に、電源供給
基板１０の平面図を示す。尚、第３図では、一方の面の
みを示し、１６゜１７は電源供給端子、１４．１５は突
起である。

第３図において、突起１４．１５はマイクロ波回路基板
９に設けたスリットにはまシ合う構造とした。

また、電源供給端子１６．１７よシ供給された電源は電
源供給基板１０内の回路を介して第１図における各々の
バイアス供給回路に供給され、各々のマイクロ波増幅ト
ランジスタがバイアスされる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、複数個のバイアス供給回路に対して一
括して、基板による電源供給の出来るマイクロ波増幅回
路の構成が可能で、回路規模を小さくすることが出来る
とともに、接地点を集中させることが出来るので安定な
回路が実現出来る。

また、直流電源回路（即ち、前述の電源供給基板１０上
の回路）を高周波回路と分離し、集中させたことで、高
周波回路のパターン設計が容易になった０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としてのマイクロ波増幅回路
を示す平面図、第２図は第１図の側面図、第３図は第１
図の電源供給基板の平面図、である。 １．２，３，４，５，６，７．８・・・マイクロ波増幅
用トランジスタ、１２．１３・・・バイアス供給回路、
１０・・・電源供給基板、１１・・・共振器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、誘電体基板上にそれぞれ配される複数の増幅用トラ
   ンジスタと、各増幅用トランジスタにそれぞれ対応して
   設けられ、前記誘電体基板上にそれぞれマイクロストリ
   ップ線路にて構成され、その電源供給部に供給される電
   源をもとにして対応する前記増幅用トランジスタにバイ
   アス電圧を供給する複数のバイアス供給回路と、前記誘
   電体基板上にマイクロストリップ線路にて構成され、各
   増幅用トランジスタ同志を電気的に結合させる整合回路
   と、から成るマイクロ波増幅回路において、 各増幅用トランジスタをそれぞれ前記誘電体基板上でＵ
   字状に並べて配置して、各バイアス供給回路をそれぞれ
   前記Ｕ字状の内側部分に配置するようにすると共に、前
   記誘電体基板とは異なる単一基板から成り、その表面に
   直流電源を供給するためのプリントパターンが形成され
   た電源供給基板を用意し、該電源供給基板より各バイア
   ス供給回路の前記電源供給部に、それぞれ、直流電圧を
   供給するようにしたことを特徴とするマイクロ波増幅回
   路。 ２、特許請求の範囲第１項に記載のマイクロ波増幅回路
   において、前記電源供給基板の一部が、前記誘電体基板
   上に設けられた溝に嵌合するようにしたことを特徴とす
   るマイクロ波増幅回路。