JPH01142735A - 電子複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、電子複写機に係わり、特にコピー用紙の両面
複写や重ね合わせ複写を行う複写機におけるコピー用紙
のカール取りを行・うがカール補正装置を有する電子複
写機に関する。

（従来の技術） 電子複写機においてコピー用紙を両面複写または重ね合
わせ複写を行・う場合、感光体ドラム部において一面に
複写されたコピー用紙を一旦複写機内の積載部に搬入し
、さらに積載部から感光体ドラム部に給紙して複写を行
っている。

上記感光体ドラム部と、コピー用紙を一旦電子複写機内
の積載部間にはコピー用紙を積載部に搬送するための自
動両面装置（以下、ＡＤＤとい・う）のＡＤＤ供給供給
膜けられている。このＡＤＤ供給供給膜ピー用紙挿入側
には、コピー用紙を電子複写機外に排出したり、コピー
用紙を上記ＡＤＤ供給供給膜送するのを切り換えるため
の切り換熱された状態であってカールし易いとともに、
コピー用紙が上記切り換えガイドによりＡＤＤ供給部・
＼ガイドされるときに、コピー用紙が湾曲されてカール
した状態になっている。このカール状態のコピー用紙を
積載部に厖大すると、積載部上にすでに門人されている
コピー用紙がカールした状態にあって次のコピー用紙が
積載部に搬入し難いとともに、コピー用紙を積載部から
感光体ドラム部へ再給紙する給紙動作が円滑に行われ難
いと云う問題があった。

本発明の目的は、感光体ドラム部と積載部間の適所に、
コピー用紙のカール取りを効果的に行い・うる複数本の
カール取り補正ローラからなるカール補正装置を設けて
上記問題を解消した電子複写機を提供することにある。

［発明の構成〕 （問題点を解決するための手段） 本発明の電子複写機は、感光体ドラム部において複写し
たコピー用紙を、一且複写機内の積載部に世人し、この
擾入されたコピー用紙を前記感光体ドラムに再給紙する
ことによってコピー用紙の両面複写やコピー面の重ね合
わせを行う機能を備えた電子複写機において、前記感光
体ドラム部と積載部間に配置された切り換えガイドの積
載部側において、１本のカール補正ローラに圧接する複
数のカール補正ローラからなるカール補正装置を配設し
たことを特徴としている。

（作　用） 本発明の電子複写機では、カール補正装置を、１本の長
尺のカール取り補正ローラと、この周面にそれぞれ圧接
していて周面部の一部が互いにオーバーラツプしていて
、かつ軸線方向には互いに千鳥状を配置された複数本の
カール取り補正ローラからカール補正装置構成すること
により、上記長尺のカール取り補正ローラに圧接する複
数本のカール取り補正ローラの外径をスペースをとるこ
となく大きくすることができ、これによりカール状態の
コピー用紙をカール取り補正ローラ間のニフブ部に確実
に挿入してコピー用紙のカール取りを行うことができる
。カール取りされたコピー用紙は、積載部上に確実に搬
入されるとともに、積載部から感光体ドラム部への再給
紙を確実に行・うことができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す電子複写機の正面図で
ある。第１図において、電子複写機１は、コピー用１１
．２の両面複写および重ね合わせ複写の機能を備えた自
動両面装置（ＡＤＤ）を有している。コピー用に２は、
レジストローシ３により感光体ドラム部４に搬送されて
、感光体ドラム５０周面に形成されたトナー像が転写さ
れる。　　ｌ−を−像転写後のコピー用紙２は、定；装
置６によりトナー像が定着され、ＡＤＤ排紙ローラフに
より機外に排出されるかあるいはＡＤＤ供給部８に搬送
される。符号９は、コピー用ＩＣ２を機外排出部と上記
ＡＤＤ供給部８に搬送を切り換える切り換えガイドであ
る。

ＡＤＤ供給部８は対をなすガイド坂１１と、その適所に
設けられた排紙ローラ１２．１３および後述するカール
補正装置１４がそれぞれ配設されている。ＡＤＤ供給部
８かろ搬送されるコピー用紙２は、積載部１５土に世人
される。この積載部１５は、給紙側（第１図において右
ＩＩ！　）が上方に位置するように配置されている。

積載部１５は、コピー用に２を給紙側端部に移動させる
長さガイド用の後述のりフタ−１６を後端に有し、かつ
中間部には、コピー用紙２の幅を位置をｍＴＩｔする幅
ガイド板１７およびコピー用紙２を幅ガイド板１７に当
接させてコピー用紙２の幅をアシ・イニングするす・ｆ
ドアシイニング装置１８が設けられている。さらに積載
部１５の上部には、積載部１５に搬入されたコピー用紙
２を再給紙するためのＡＤＤピックアップローラ１９が
設けられている。

上記ＡＤＤビンクアソプローロー９の前方には、ＡＤＤ
給紙ローラ２１および重ね／′両面切り換えゲート２２
が配設されている。コピー用に２に重ね合わせ複写を行
・う場−らには、コピー用紙２は重ね／′両面切り換え
ゲー１−２２により直接感光体ドラム部４にガイドされ
る。そしてコピー用紙２に両面複写を行・う場合には、
コピー用に２は重ね／両面切り換えゲート２２によりス
イッチバック部２３にガイドされてその前後を入れ換え
て、すなわちコピー用紙２の表裏を入れ換えて感光体ド
ラム部４に給紙される。

第２図は上記積載部１５のリフター１６およびその駆動
部を示している。頂載部１５の後部には供給されるコピ
ー用紙２の後部を保持する１対の保持＠３１が適宜の開
講をもって設けられている。この保持板３１間には、前
記リフター１６が配置されていてその基部は、シンク板
３２の後部３２ａに装；されている。

上記シンク板３２の一側部に形成されたうフタ３２ｂに
はプーリ３３と一体のピニオン３４が噛合している。プ
ーリ３３は、固定部材３５に設けられたモータ３Ｇのプ
ーリ３７に接続されている、モータ３Ｇが矢印３８で示
す方向に正転すると、シンク板３２に設けられたりフタ
−１６は矢印３９で示す方向、すなわち積載部１５の給
紙側端部に移動する。この移動により、積載部１５内に
搬入されるコピー用に２の先端部は、再給紙回部の位置
に設定される。

第３図は、コピー用紙２の位置を調整する制御回路を示
している。電子複写機に使用されるコピー用に２のナイ
ズまたはカセッ１〜す・Ｃズが検知手段４１により検知
されると、この検知信号により制御手段４２がモータ駆
動回路４３を作動させてコピー用紙２の長さ方向の位置
を調整する上記モータ３Ｇを駆動する。このモータ３６
の正逆方向への回転により、リフター１６は矢印３９方
向あるいはその逆方向に移動して、コピー用紙２の先端
部を給紙側端部側の所定の位置に設定させる。

なお、上記制御手段４２からのコピー用紙２゛ナイズに
対応した信号により、コピー用ｌＩｃ２の幅方向を調整
するための駆動回路４４が作動されて、後述する幅ガイ
ド用のモータ４５を駆動するよ・うになっている。上記
制御手段４２に入力する信号は、検知手段４１による検
知信号の他に、鎖線で示すコン１−ロールパネル４Ｇの
操作部を操作して入力することも可能であり、これによ
りリフター１６の位置をユーヂが設定することもできる
。

第４図は、積載部１５に搬入されるコピー用紙２０幅方
向を調整するナイドアライニング装置１８を示している
。幅ガ・イド部材５１は、コピー用紙２の側縁が当接さ
れるガイド板５２と、これと一体の底板５３とからなっ
ている。底板５３の下面には一側部にシック５４ａを有
するランク板５４が固着されている。上記シンク５４ａ
に噛合しているビニオンと一体のプーリ５５は、第３図
に示す幅ガイド用のモータ４５のプーリ５Ｇに接続され
ている。

第５図において、積載部１５のフレーム上には支持部材
６１が固着されている。この支持部材６１には、自由端
にす・Ｃドアライニングローラ６２がそれぞれ枢着され
た１対の揺動部材６３の基部が軸Ｇ４により枢；されて
いる。揺動部材６３は、ナ・Ｃドアライニングローラ６
２が下降する向き、すなわちすなわち積載部１５内のコ
ピー用紙２をす・Ｃドアライニングローラ６２が押圧す
る向きに付勢され、かつ図示しない駆動機構により軸、
６４を中心として揺動するよ・うになっている。

ティドアライニングローシロ２は、揺動部材Ｇ３の下降
によりコピー用紙２に当接したときに、矢印６５方向す
なわち積載部１５に■入されるコピー用紙２の一側縁（
第５図において左側縁）をガイド板５２の側２５２　ａ
に当接させてコピー用紙２０幅方向を揃える作用を行・
）、このナイドアライニングローシロ２のす・ｆドアラ
・イニング動作は、櫃ａ部１５内にコピー用紙２が慶大
されるごとにコピー用紙２上に下降および回転して行わ
れている。

積載部１５に搬入されるコピー用紙２は、その長さ方向
は第２図および第３図により説明したよ・うにリフター
１６によりｇｆｆされる。そして幅方向は、コピー用紙
２のナイズに対応して駆動回路４４が幅ガイド用のモー
タ４５を駆動して幅ガイド部材５１を第４図において矢
印Ｇ７方向あるいはその逆方向に進退させて調整される
。この状態で積載部１５内に散大されるコピー用紙２は
、前述したようにナイドアラ・ｆユングローラ６２によ
り幅ガイド部材５１のガイド板５２に当接されて幅方向
がｍ整されている。

なお、コピー用ＩＥ２の幅方向の位置を調整する幅ガイ
ド部材５１およびす・ｆドアライニングローラ６２等は
、積載部１５の一側部（実施例においては左（１１１部
）のみに設けられている。

第１図において、コピー用紙２を両面複写あるいは重ね
合わせ複写する場合、コピー用紙２は前述したよ・うに
切り換えガイド９により頴送方向が切り摸えられて、感
光体ドラム部４からＡＤＤ供給部８内へ搬送されている
。感光体ドラム部４から搬送されるコピー用に２は、定
着装置６に加熱されていてカールしやすくなっている。

このコピー用紙２が切り換えガイド９等により湾曲され
てＡＤＤ供給部８内に搬送されるとき、コピー用紙２は
その先端部が第１図において反時計方向に湾曲してカー
ルした状態となっている。このカールした状態のコピー
用紙２は、積載部１５内に慶大し難いとともに頂載部１
５からの給紙時に給紙ミスを生じることがある。

第６図および第７ｉ１５に示すカール補正装置１４は、
上記のカールした状態のコピー用紙２を補正するもので
ある。

カール補正装置１４は、ＡＤＤ供給部８のフレームに（
Ｘ；されな１本の長尺のカール補正ローシフ１と、この
カール補正ローラ７１にそれぞれ圧接している小間切れ
状の複数のカール補正ローラ７２．７３とから構成され
ている。

第７図に示すよ・うにカール補正ローラ７２．７３が固
着されている軸７４．７５は、軸受け７６．７７を介し
てフレーム７８に枢；されてユニッＩ・化されている。

上記カール補正ローラ７２．７３は、第７図に示すよ・
うに外周部が互いにオーバーシップした状態であって、
その外径は小さいスペースにおいても充分に大きく設定
し・うるようになっている。また、上記カール補正ロー
ラ７２．７３は、ぞの軸線方向すなわち軸７４．７５方
向においては交互に位置して千鳥状をなすよ・うにして
配設されている。

カール補正装置１４を構成する３本のローラの中のユニ
ット化された２本、すなわちカール補正ローラ７２．７
３を、上記のよ・うにオーバーシップして干、１伏に配
設することにより、カール補正ローラ７２．７３の外径
を大きく設定することができ、このカール補正ローラ７
２．７３の外Ｂの大型化は、上記のオーバーラツプ外用
により、小さいスペースにおいて行うことができて、カ
ール補正装置１４を小型化することができる。

カール補正ローラ７２．７３の大型化によりＡＤＤ供給
部８内を搬送するコピー用紙２のカールした先端部が、
カール補正ローシフ１．７２の外周間のニップ部に確実
に；申入することが可能となっている。コピー用紙２は
、カール補正装置１４により確実に世道され、この通過
時にカール補正ローラ７２．７３で押圧されているカー
ル取り補正ロー−ラフ１０周面により扱かれてカール取
りされる。

このよ・うにしてコピー用紙２をカール補正装置１４で
カール補正することにより、コピー用紙２は積載部１５
内に適正の状態で用人されるとともに、積載部１５から
の再給紙も確実に行・）ことができる。

［発明の効果コ 以上説明したよ・うに本発明によれば、感光体ドラム部
と電子複写機内の積載部間に設けろれたカール補正装置
を、１本の長尺のカール取り補正ローラと、この周面に
それぞれ圧接していて周面部の一部が互いにオーバーシ
ップしていて、かつ軸線方向には互いに壬、ら状を配置
された複数本のカール取り補正ローラからカール補正装
置構成することにより、上記長尺のカール取り補正ロー
ラに圧接する複数本のカール取り補正ローラの外径をス
ペースをとることなく太き（することができ、これによ
りカール状態のコピー用紙をカール取り補正ローラ間の
ニップ部に確実に１市人してコピー用紙のカール取りを
行・うことかできる、そして、カール取りされたコピー
用紙は、積載部上に確実にポ入されるとともに、積載部
から感光体ドラム部−〜の再給紙を確実に行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されている電子複写機の一例を示
す正面図、第２図は電子複写機のリフター装置を示す斜
視図、第３図は積載部のりフタ−装置およびナイドアシ
・ｆニング装置を制御する制御装置のブロック図、第４
図はナイドアライニング装＝の幅ガーｆドｇｉ材および
駆動部を示す斜視図、第５図はナイドアライニングロー
ラ部を示す平面図、第６図は本発明の一実施例を示す電
子複写機におけるＡＤＤ供給部に配設されたカール補正
装置を示す側面図、第７図は前記カール補正装置を構成
するユニット化されたカール補正ローラの斜視図である
。 ２・・・・・・コピー用紙 ４・・・・・・感光体ドラム部 １５・・・・−・積載部 ８・・−・−・ＡＤＤ供給部 り・・・・・・切り換えガイド ア１・・・・・・カール取り補正ローラ７２．７３・・
・・−・千鳥伏に配設されたカール取り補正ローラ 代理人ブｆ理士三　好　１呆　男 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体ドラム部において複写したコピー用紙を、
   一且複写機内の積載部に搬入し、この搬入されたコピー
   用紙を前記感光体ドラムに再給紙することによってコピ
   ー用紙の両面複写やコピー面の重ね合わせを行う機能を
   備えた電子複写機において、前記感光体ドラム部と積載
   部間に配置された切り換えガイドの積載部側において、
   １本のカール補正ローラに圧接する複数のカール補正ロ
   ーラからなるカール補正装置を配設したことを特徴とす
   る電子複写機。
2. （２）前記カール補正装置は、１本のカール補正ローラ
   に圧接する他の複数のカール補正ローラが、互いにオー
   バーラップするとともに軸線方向に千鳥状に配設されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電子
   複写機。