JPH0114027B2 - - Google Patents

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JPH0114027B2
JPH0114027B2 JP60292948A JP29294885A JPH0114027B2 JP H0114027 B2 JPH0114027 B2 JP H0114027B2 JP 60292948 A JP60292948 A JP 60292948A JP 29294885 A JP29294885 A JP 29294885A JP H0114027 B2 JPH0114027 B2 JP H0114027B2
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Japan
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printing
stage
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスクリーン印刷機に関する。特に、そ
の印刷精度を向上せしめたスクリーン印刷機に関
する。
一般にスクリーン印刷とは、印刷すべきパター
ン形状の開口部を設けたスクリーン版の上方から
インクを供給し、スクリーン版の下方に設置した
印刷物の上面に開口部を通してインクを与えるこ
とにより、印刷物に所望のインクのパターンを形
成するものである。
このようなスクリーン印刷は厚膜回路の印刷な
どのため広く用いられている。しかし近年、回路
が高密度化するに及んで、従来より一層精密で、
かつ再現性よく正確に回路印刷がなされるスクリ
ーン印刷機の出現が要請されている。かつ、従来
技術にあつては、抵抗体等の印刷回路は印刷後ト
リミングを行うことが必須であつたが、かかるト
リミング工程の廃止の要請も起こつている。
このような要請を満たすためには、まず、正確
な回路印刷をなすべく、スクリー版を張つている
スクリーン枠と、スクリーン版の下に設置される
印刷物の相対的位置関係が常に一定で変わらない
ことが必要である。次に抵抗回路等のトリミング
をなくすためには、印刷するインク量を常に厳密
に一定にしなければならない。そのためには、
種々の印刷条件が一定不変であることを要する。
スクリーン印刷におけるかゝる印刷条件とは、イ
ンクを供給する手段であるスキージを動かすスピ
ード、該スキージを印刷物に押し付ける力、スク
リーン版と印刷物との間の寸法などであるが、こ
れらの内従来技術においては、最後のスクリーン
版と印刷物との間の寸法を常に一定に保つ問題が
最も困難なものとなつている。
上記従来技術の問題点を従来の印刷機の代表的
な例について具体的に説明すれば、以下の如くで
ある。
第1図に従来例の概略構成を示す。図示の如
く、印刷物3はステージ4に載置され、ステージ
4の上に設けられた位置決め機構5により固定さ
れる。一方スクリーン版2を保持したスクリーン
枠1はステージ4上にオーバーハングしたスクリ
ーン枠支え6に固定される。このようにして印刷
物3を保持したステージ4が一定高さに上昇して
図示のようにスクリーン版2の下方に設置され、
スキージ駆動部18によりスキージが動かされて
印刷が行なわれるのである。図中7は印刷機本
体、8はステージ4等を水平方向に動かすXYテ
ーブル、9はステージ4を上下スライドさせるス
ライドガイドである。
この従来例におけるスクリーン版2と印刷物3
との相対的な位置関係を検討してみると次のとお
りである。つまり、かかる位置関係を規定するの
は、スクリーン版2と印刷物3との間の構造的な
つながりに外ならないのであるが、このつながり
は、スクリーン版2を保持するスクリーン枠1か
らこれを支持するスクリーン枠支え6、印刷機本
体7、印刷位置合わせ用XYテーブル8、スライ
ドガイド9を介してのステージ4上の印刷物3に
至るという構造になつている。このようにスクリ
ーン版2と印刷物3とのつながりは途中の介在物
が多くてたいへん長いため、スクリーン版2と印
刷物3との間の相対的位置関係を規制する剛性は
弱く、しかも可動機構も含んでいるので、両者
2,3の相対的位置関係を高精度に保つことは不
可能なのである。よつて従来例にあつては、正確
な回路印刷をなすための条件であるスクリーン版
2と印刷物3との相対的位置関係を常に一定なら
しめておくことができないものである。
次に印刷物3とスクリーン版2との間に寸法に
ついて検討する。印刷物3はステージ4に位置決
めされ、ステージ4とともに上昇するが、従来例
にあつてはステージ4が上昇して停止する位置は
一定であるため、印刷物3とスクリーン版2との
間の寸法は印刷物3の厚さによつて異なつて来
る。ステージ4の位置が一定であるが故に、印刷
物3が厚ければ印刷物3とスクリーン版2との寸
法は短くなり、逆に薄ければ長くなるというふう
に、厚さのばらつきによつて異なつてくるわけで
ある。印刷物3とスクリーン版2との間の寸法は
印刷パターンの大きさにもよるが、0.5mm程度に
設定したとすると、印刷物3の厚さが±0.1mmの
寸法精度であれば、設定寸法に対して約4割近く
も変動することになる。よつて、従来例にあつて
は、トリミング工程を不要ならしめるために要す
るインク量の一定化の条件である印刷物3とスク
リーン版2との寸法の一定保持ということを達成
できず、従つて均一な印刷を行なうことはできな
いものである。
上記事情に鑑み、本発明の目的は、スクリーン
版と印刷物との相対位置関係を高度に精密に一定
保持することができ、かつスクリーン版と印刷物
との間の寸法も高精度に一定にすることにより印
刷条件を常に一定ならしめ、これによつて印刷の
適用範囲を拡大できかつトリミング工程廃止など
の合理化も図り得るスクリーン印刷機を提供する
にある。
この目的を達成するため、本発明においては、
スクリーン枠を支持する支持部に印刷物の印刷面
に沿う方向の位置決め機構を設け、これによつて
スクリーン枠に取付けられたスクリーン版と印刷
物との相対的位置関係(印刷面に沿う方向)を高
精度で一定ならしめるようにする。かつ本発明に
おいては、印刷物を保持するステージには印刷時
に一定位置で停止する基準部材を連結し、ステー
ジは該基準部材と印刷物上面との相対位置を予め
位置合わせ手段により設定しておくことにより、
印刷時にはスクリーン版と、ステージに保持され
た印刷物との寸法を高精度で一定ならしめ、もつ
て印刷条件を常に一定にしておくようにするもの
である。
以下、第2図乃至第7図を参照して、本発明の
実施例の一例について説明する。
第2図はスクリーン版2と印刷物3との位置関
係を高精度に保つ構成の略示図、第3図はスクリ
ーン版2と印刷物3との間の寸法を一定にする構
成の略示図、第4図は本例印刷機の全体構成を示
す図である。
まず第4図を参照して、全体構成について略述
する。即ち、本発明のスクリーン印刷機は、第4
図を例示するように、印刷すべきパターン形状を
有するスクリーン版2を取付けたスクリーン枠1
と、このスクリーン枠1に支持する支持部10
と、印刷物3を保持しつつ印刷面と直角方向つま
り図の上下方向にスライド自在でかつ任意位置で
固定可能なステージ13とを備える。更にこのス
クリーン印刷機にはステージ13に連結するとと
もに印刷時には一定位置で停止する基準部材12
(詳細は第6図)を具備せしめて構成するもので
ある。
図示例にあつては、基準部材12として、ステ
ージ13を支持するステージベースを用いてい
る。図中9はスライドガイドである。
本発明においては、支持部10には印刷物3の
水平位置決め機構11(第2図)を設ける。これ
は第4図には示されておらず、本例の水平位置決
め機構11は詳しくは第5図に示すが、この説明
に先立ち、第2図の略示図を用いて本構成の作用
効果を略述する。
本発明の水平位置決め機構11は、スクリーン
枠1を支持する支持部10に設けるが、図示例で
は支持部10としてブロツクを用いるので、この
ブロツクに設けてある。第2図の例示では、水平
位置決め機構11は印刷部3と当接すべき位置決
め端11aを備えた略鉤状の形状をなした基準ピ
ンとして構成している。印刷物3は、ステージ1
3とともに上昇し、所定位置で止まるが、その際
この位置決め端11aに図示の如く当接せしめら
れることにより位置決めされる。(この時の具体
的作動については、後記詳述する)。従つてこの
構成によれば、スクリーン版2と印刷物3との間
の構造的つながりは、スクリーン枠1から支持部
10、水平位置決め機構11までであり、従来例
に比して大幅に短かく、剛性も十分あるものであ
る。また途中に可動部はなく、水平位置決め機構
11自体がスクリーン枠1を支持する支持部10
に設けられているのでその間の精度は十分であ
り、よつてスクリーン版2と印刷物3との間の相
当位置関係(印刷面に垂直な方向)は高精度に保
つことができるのである。
次に、本発明の基準部材12(第4図)は、ス
テージ13のスライド方向(つまり図の上下方
向)に関しての、ステージ13に対する間隔を変
化自在に構成したものである。かつステージ13
は、その基準部材12に対する位置を印刷前に位
置合わせ手段15により設定し得る如く構成す
る。このような構成は第4図には図示していない
が、詳しくは第6図において示す。しかしまず、
第3図の略示図を用いてその作用効果を略述す
る。
図示例の基準部材12は既述の如くステージベ
ースであるが、この基準部材12とステージ13
とは、連結部材29により連結されており、かつ
連結部材29がステージ13のみを押し上げるこ
とによつて基準部材12とステージ13との間隔
を任意に設定できるようになつている。また、所
定の間隔を設定した後は、連結部材29と基準部
材12とを固定できるようになつている。図示例
の位置合わせ手段15は、その断面が図示のとお
り上面部151と該上面部151の両端から垂下
する側壁部152,153とから成る形状のブロ
ツクであり、上面部151の下面が印刷物3の位
置を定める第1位置合わせ部15aをなし、両側
壁152,153の下端が基準部材12の位置を
定める第2位置合わせ部15bをなしている。こ
のような構成であるから、基準部材12を印刷前
に図の如く位置合わせ手段15に押し付け、その
第2位置合わせ部15bが基準部材12の上面を
係止することによりまず基準部材12の位置合わ
せを行う。この段階では、ステージ13は印刷物
3を担持したまま基準部材12上に載置されてい
るのであるが、ここにおいて連結部材29を基準
部材12に対してフリーにしておき、連結部材2
9によりステージ13を押し上げ、印刷物3の上
面が位置合わせ手段15の第1位置合わせ部15
aに接した高さでステージ13を固定する。繭後
は連結部材29を基準部材12に固定する。(な
おこの際に、連結部材12をシヤフトから構成
し、印刷物3が第1位置合わせ部15aに係止し
た段階ではシヤフトが空転することによりそれ以
上の押し上げ作動を行なわないようにも構成でき
る。このような構成については第6図に関連して
後述する)。
上記のように位置合わせをすると、基準部材1
2の上面から印刷物3の上面までは、印刷物3の
厚さに関係なく位置合わせ手段15のh0寸法つま
り第1、第2位置合わせ部15a,15b間の距
離と同じになり、常に一定となる。一方、印刷時
には基準部材12は常に一定の高さ位置に保つて
おくものであるから、結局スクリーン版2と印刷
物3との間の寸法も常に一定に保持しておくこと
ができる。よつて、印刷物3の厚さに関わりな
く、常に一定の条件で印刷がなされ得るわけであ
り、均一な印刷を達成でき、印刷のインク量も一
定ならしめ得るから、抵抗回路などの形成におい
ても、トリミング工程を省略して、合理化を図る
ことができるのである。
次に、第4図乃至第7図を参照して、図示例の
具体的構成について一層詳しく説明する。
本例のスクリーン印刷機は、スクリーン版2
(第4図)を張つたスクリーン枠1を支持する支
持部(ブロツク)10が印刷機本体17に固定さ
れて成つている。かつこの印刷機本体17上に
は、第4図の如くステージ13及びステージベー
スを4組セツトしたインデツクステーブル16が
配設され、このインデツクステーブル16は印刷
機本体17に内蔵されたインデツクスユニツトに
より駆動される。上記ステージベースが、各対応
するステージ上の印刷物の高さ合わせをするため
の基準部材12をなしていることは既述のとおり
である。
位置決め機構11(第2図)は支持部(ブロツ
ク)10に設けられているが、この詳細は第5図
に示す。また位置合わせに際して基準部材(ステ
ージベース)12に対してステージ13をスライ
ドさせる機構については第6図に示す。
まず本例の水平位置決め機構11について第5
図を用いて説明すれば、この構成11は印刷物3
を位置決めするための基準ピン23と、印刷物3
をこの基準ピン23に押し付ける押し付けロツド
24と、スクリーン枠1を固定して印刷位置の合
わせを行なう合わせベース25と、この合わせベ
ース25を微動させるマイクロメータヘツド26
から成つている。従つて、第2図で概略を説明し
た如く、ステージ13が上昇して停止した段階
で、ロータリアクチユエータ40(第5図)によ
りカム38を介してロツド41を駆動し、該ロツ
ド41によつて押し付けロツド24を駆動して印
刷物3を基準ピン23に当接させ、もつてスクリ
ーン枠1と印刷物3との相対位置関係を高精度に
規定して印刷をなすようにするのである。(図中
14はステージ押し上げロツク機構、27はエア
シリンダであり、これらについては第6図を用い
て後述する) 水平位置決め機構11は、第7図に平面図にて
示す構成をとることもできる。即ちこの構成で
は、ロツド41に押圧される印刷物3の側辺3a
とそれに対向する側辺3bと、該側辺3bに隣り
合う片方の側辺3cが位置決めの基準ピン23に
当接するようにピン23を設定するとともに、側
辺3cと対向する側辺3dは印刷物押さえ37に
より押さえるべく構成する。この印刷物押さえ3
7はピン37aを中心に回転自在になつており、
ロツド35を介してロータリアクチユエータ40
に取付けたカム38′により駆動される。なお、
印刷物3を押し付けるのは本構成では押さえ板4
2であり、これは第5図の例の押し付けロツド2
4と同機能を果たすものであるが、この押さえ板
42(第7図)もロツド41を介してロータリア
クチユエータ40に取付けたカム38に駆動され
る。これらの印刷物押さえ37及び押さえ板42
は、印刷物3がない時は印刷物3をセツトしやす
いように、ともに逃げた位置にあるようにしてお
く。印刷物3がセツトされると、ロータリアクチ
ユエータ40を動かし、印刷物3を位置決めの基
準ピン23に押し付け、印刷物押さえ37と押さ
え板42とに各々設けたスプリング36、43の
付勢力によりその状態を保持するのである。
次に本実施例における、基準部材12に対して
ステージ13をスライドさせ、次いで固定する機
構について、第6図を参照して説明する。(印刷
機全体に対しての位置については、第6図を参照
されたい)。
本例では、連結部材29はシヤフトから成つて
おり、該連結部材(シヤフト)29の上端部はス
テージ13に組付けられてこれを上下方向にスラ
イドし得るようになつているとともに、ネジ切り
された下方部にはギヤ30が嵌合し、同じくネジ
切りされた中央部は基準部材(ステージベース)
12に固定されたナツト28に螺合している。か
かる螺合構造によつて、ステージ13と基準部材
12との間隔を回転時に変化せしめ、回転しない
時には一定に保持しておくように、連結部材(シ
ヤフト)29を構成したのである。よつて、モー
タ33が回転すると、ギヤ32が回転し、これに
ギヤ30が噛み合つて回転し、これにより連結部
材(シヤフト)29が駆動されて、基準部材12
に対してステージ13を上下させるのである。ま
た、連結部材(シヤフト)29とギヤ30との間
には変位防止手段としてスプリング31が介在し
て、このスプリング31が連結部材(シヤフト)
29の溝部に入つている。これにより、連結部材
(シヤフト)29が上昇する回転方向に対しては
一定トルク以上になると連結部材(シヤフト)2
9とギヤ30との間でスリツプが生じ、逆に下降
する回転方向に対してはスリツプが生じない構造
となつている。
上記のような構成であるから、供給ステーシヨ
ン20(第4図)でステージ13上に印刷物3
(図示せず)を載せ、インデツクステーブル16
をインデツクスさせて高さ位置決めステーシヨン
21の位置に印刷物3をセツトし、ここで基準部
材(ステージベース)12を印刷機本体17に固
定したエアシリンダ27(第5図参照)により位
置合わせ手段15(第4図)に押し付け、この段
階でモータ33(第6図)を駆動してステージ1
3を押し上げると、印刷物3の上面が第1位置合
わせ部15a(第4図)まで上昇した位置で連結
部材(シヤフト)29(第6図)とギヤ30とは
スリツプし、モータ33を停止することにより、
繭後はその高さを保持することができるのであ
る。
続けて、第4図を参照しつつその後の工程を説
明すると、以下の通りである。即ち、上記のよう
にして基準部材12とステージ13との位置合わ
せを行なつた状態で基準部材12とステージ13
とをいつたん下げ、インデツクステーブル16を
インデツクスする。印刷ステーシヨン22におい
て、再び基準部材12をエアシリンダ27(第5
図)により押し上げてこれを第5図の如く支持部
10の下面に押し付け、かかる状態で前記した通
り印刷物3を押し付けロツド24により基準ピン
23に当接させて位置決めを行う。これで印刷時
の印刷物の位置が定まつたわけである。この状態
では、支持部10の下面が基準部材12の印刷時
の一定位置保持の役割りを果たしていることにな
るのであるが、この時の支持部10の下面からス
クリーン版2までの寸法は、位置合わせ手段15
(第3図)により設定された寸法h0と、スクリー
ン印刷を行なうためのスクリーン版2と印刷物3
との間の寸法との和に設定されている。そこで、
スクリーン版2と印刷物3との間の寸法は、前述
のとおり、印刷物3の厚さに関わりなく常に一定
ならしめられているものである。従つて、次にス
キージ19(第4図)を動かして印刷を行うと、
常に一定条件で印刷がなされるのである。
印刷後、ステージ13は最終ステーシヨン(図
示せず。第4図に対して紙面反対側に位置すべき
もの)においてモータ逆転することによりもとの
高さに戻し、一連の動作を完了する。
上記詳述したとおり、本発明のスクリーン印刷
機においては、スクリーン版を取付けたスクリー
ン枠を支持する支持部に印刷物の水平位置決め機
構を設けたので、スクリーン版と印刷物との間の
位置関係を高精度に一定に定めておくことがで
き、印刷精度も大幅に向上し、正確で再現性の良
い印刷をなすことができる。よつて、高密度回路
などもこのスクリーン印刷機により形成でき、適
用範囲の拡大を期すこともできる。更に本発明に
おいては、刷機時に一定位置に停止する基準部材
を設けてこれをステージとの間隔を変化自在に構
成し、かつステージの基準部材に対する位置は印
刷前に位置合わせ手段により設定し得るように構
成したので、印刷物の厚さのばらつきにも関わり
なく、常にスクリーン版と印刷物との間の寸法を
高精度に一定ならしめておくことができ、従つて
印刷条件を常に一定にして印刷精度の向上も達成
でき、インク量なども一定にできる。よつてトリ
ミング工程の廃止などの合理化を図ることも可能
であるなどの効果を有するものである。
なお、図示例にあつては、その具体的構造によ
り、種々の効果を有するものではあるが、当然の
ことではあるが本発明はかかる実施例にのみ限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の側面略示図、第2図は印刷物
を印刷面に沿う方向に位置決めを行う本発明の作
用を説明するための概略図、第3図は基準部材と
印刷面との間隔を規定する本発明の作用を説明す
るための概略図、第4図は本発明の一実施例を示
す一部断面側面図、第5図は第4図における第3
ステーシヨンから上部の要部を詳細に説明するた
めの側面断面図、第6図は第4図における基準部
材及びステーシヨンの要部を詳細に説明するため
の側面断面図、第7図は第5図における印刷物を
印刷面に沿う方向に位置決めを行う位置決め機構
の平面図である。 1……スクリーン枠、2……スクリーン版、3
……印刷物、10……支持部、11……水平位置
決め機構、12……基準部材(ステージベース)、
13……ステージ、15……位置合わせ手段、1
5a……第1位置合わせ部、15b……第2位置
合わせ部、29……連結部材(シヤフト)、31
……変位防止手段(スプリング)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 印刷物とスクリーン版とを密着させ、スキー
    ジを移動させてインクを上記スクリーン版を通し
    て印刷するスクリーン印刷機において、印刷機本
    体を設け、該印刷機本体に上記印刷物を載置する
    ステージを複数の上下変位発生手段により上下動
    及び平行出し可能で、且つ押し付け力がある値に
    なつたときその状態を維持するように支持する基
    準部材を複数個駆動手段で昇降可能に支持し、上
    記印刷物をステージ上に載置する供給ステーシヨ
    ン、上記印刷物の高さ位置を位置決めする高さ位
    置決めステーシヨン、および上記スクリーン版を
    通してスキージ印刷する印刷ステーシヨンへと間
    欠的に割り出されるインデツクステーブルを設
    け、上記高さ位置決めステーシヨンにおいて、上
    記駆動手段を駆動して基準部材を上昇させた際該
    基準部材が当接して位置決めされる第2位置合せ
    部と更に上記複数の上下変位発生手段を作動させ
    て印刷物を載置したステージを上昇させた際印刷
    物の表面に密着して位置決めされる下面を有する
    第1の位置合せ部とを有する門形の高さ位置合せ
    ブロツクを上記印刷機本体の上部に設置された支
    持部に固定させて設置し、該支持部に、印刷ステ
    ーシヨンにおいて、スクリーン版を下面に取付け
    たスクリーン枠を支持し、且つ上記第2位置合せ
    部に対する第1の位置合せ部の高さに等しい距離
    上記スクリーン版から下方に離した位置に上記駆
    動手段を駆動して基準部材を上昇させた際該基準
    部材が当接して位置決めされる基準面を形成し、
    基準ピンと該基準ピンに上記印刷物を水平方向に
    押し付ける押し付け手段とを有して上記印刷物の
    水平方向の位置決めを行なう水平位置決め機構を
    備えたことを特徴とするスクリーン印刷機。
JP29294885A 1985-12-27 1985-12-27 スクリーン印刷機 Granted JPS61167554A (ja)

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