JPH01138058A - 迅速始動脱はんだ法および装置 - Google Patents

迅速始動脱はんだ法および装置

Info

Publication number
JPH01138058A
JPH01138058A JP63207999A JP20799988A JPH01138058A JP H01138058 A JPH01138058 A JP H01138058A JP 63207999 A JP63207999 A JP 63207999A JP 20799988 A JP20799988 A JP 20799988A JP H01138058 A JPH01138058 A JP H01138058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
solder
vacuum
voltage
applying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63207999A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0677806B2 (ja
Inventor
Louis A Abbagnaro
ルイス・エー・アバグナーロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pace Inc
Original Assignee
Pace Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pace Inc filed Critical Pace Inc
Publication of JPH01138058A publication Critical patent/JPH01138058A/ja
Publication of JPH0677806B2 publication Critical patent/JPH0677806B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K1/00Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
    • B23K1/018Unsoldering; Removal of melted solder or other residues
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0486Replacement and removal of components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、脱はんだ方法および装置に関する。
さらに詳しくは、本発明は、相対的に大きな初期真空パ
ルスを脱はんだすべき接合部に加え、次いでより低いレ
ベルの真空を定常状態で加える方法および装置に関する
[発明の背景] モジュール電子部品を基体、例えば、プリント回路基板
から除去するための使用に通した装置としては、溶融す
べきはんだに熱を加え、次いで真空を加えて溶融はんだ
を除去する装置がある。はんだの迅速除去は、除去可能
な量のはんだと除去とを促進するので、はんだを除去す
る速度は、例えばプリント回路基板から電子部品をうま
く除去するのに重要な要素である。ゆフくりとした除去
では、はんだを除去することがより困難になる。
さらに、ゆっくりとした除去は、溶融はんだを除去する
通路を塞ぐ傾向にある。
従来技術として知られている脱はんだ工具の一例が、米
国特許第3,392,897号に記載されている。これ
を添付図面の第1図に示す。本発明ては、第1図に示す
従来の脱はんだ工具を用いてもよい。次に、第1図の工
具を簡単に説明する。脱はんだ工具10は、金属立上り
(riser)管12に連結している取外し可能な管状
先端部11を有する。金属立上り管12は、はんだ捕捉
管13の内部で開口しており、はんだ捕捉管13は同軸
的に配置されたハンドル14内に格納されている。はん
だは、ベース部材15の背後の導管16を通り、導管1
7から印加される真空により、はんだ捕捉管13の内部
に引入れられる。電気コード18は、脱はんだ装置の加
熱部に電流を供給する。
他の従来の装置は、真空源を提供するための装置の迅速
な始動に関する。例えば、フォーチュン(Fortun
e)の米国特許第4,532,670号には、定真空源
と脱はんだ装置との間に接続されている装置が記載され
ている。この装置は、溶融はんだの迅速除去を促進する
ために、真空解除トリガの初期作動直後に、脱はんだ先
端で真空度を上昇させる。フォーチュンの特許では、真
空の初期パルスを接合部に供給するために、スプリング
付きのピストンを用いている。しかしながら、この初期
パルスには、端子を冷却して接合部にはんだが再融着(
re−sweating)することを防止し、且つ隣接
部品が過熱するのを防止するのに必要な定常状態の真空
の印加が追従しない。
ホロウェルら(Hollowell et al)の米
国特許第4.643,776号では、電池式真空葉状コ
レクタの12ボルト真空ポンプモータを2個の12ボル
ト電池に直列に接続して、24ポルトでモータを駆動し
、これによって、さらに重い負荷に対する吸引の度を高
めるために、モータの速度を増大させている。軽い負荷
に対しては、電池は、12ボルトの電圧を供給するよう
に、並列に接続される。
脱はんだ作業において重要なこととして、脱はんだ先端
が工作物(−船釣には回路基板)に対して殆ど確実に垂
直の位置をとり良好な密封(例えばはんだ栓(充填物)
で充填されるめっき貫通孔のまわりの密封)を促進させ
て、溶融はんだを完全に吸い出し、はんだ接合部を解放
することが要求される。この目的のために、まだ溶融状
態にある間にはんだ栓を実質的に完全に除去するための
相対的に大きな初期真空パルスが必要とされる。
さらに、満足な脱はんだのためには、初期インパルス後
に、引続き定常状態の真空を加えて、接合部をはんだの
溶融温度以下に冷却し、接合部にてはんだの再融着接合
を生成することを防止することを必要とする。真空ポン
プモータの停止なしに、続いて定常真空を付与して溶融
はんだを迅速除去することにより、脱はんだ作業の不必
要な反復を避けることが可能となる。
[発明の目的] 本発明の一つの目的は、溶融はんだを迅速に除去するた
めの改良されたはんだ抽出装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、真空源が迅速に始動する手段を有
する、改良された脱はんだ方法および脱はんだ装置を提
供することにある。
本発明のさらに他の目的は、所定の相対的に短時間で所
定の相対的に高い電圧を真空ポンプモータに供給して相
対的に高い真空パルスを生成させて溶融はんだを迅速に
除去し、次いで、相対的に低下させた電圧を真空ポンプ
モータに供給して定常状態の真空を印加して接合部を冷
却するための電気回路を有する脱はんだ装置を提供する
ことにある。
本発明の他の目的は、溶融はんだの初期除去の間にモー
タの停止を防止するのに充分な、相対的に強い動力の初
期バーストを真空ポンプのモータに供給することができ
る、脱はんだ工具に接続された真空源に供給されるモー
タ電圧を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、回路の瞬発人力(tr i
gger ing)の際に相対的に高い電圧が相対的に
高い真空の初期バーストを提供してはんだを迅速に除去
するためにモータに供給され、初期バースト後は脱はん
だされた接合部を迅速に冷却して脱はんだ部分にはんだ
が再融着することおよび再接合を防止するように、脱は
んだ工具の連続作動のための低い電圧を与えるような、
脱はんだ工具に接続された真空ポンプに対する電力供給
のための制御手段を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、従来のはんだ抽出装置と共
に使用することができる改良された脱はんだ装置を提供
することにある。
[発明の要旨] 本発明の装置は、第1図に示す従来公知のはんだ抽出装
置を含んでいてよく、本発明の装置は抽出装置に接続さ
れた真空源を制御するための真空ポンプモータを有する
。このモータは、初めに相対的に高い電源に接続でき、
所定時間後に連続してモータを運転できるより低いレベ
ルの動力を提供する相対的に低い電源に接続される。本
発明の真空源用モータは直流モータが好ましいが、交直
両用モータなどの他のモータも使用できる。本発明にお
いては、モータは、好ましくは、ダイヤフラム真空ポン
プを駆動させるが、回転羽根式ポンプなどの他のポンプ
も用いることができる。
本発明の装置は、−数的には24ボルトの相対的に高い
電圧を、所定の時間、真空ポンプモータに供給する回路
を有する。高い初期電圧は、高い初期トルクなモータに
与える。これは、例えばプリント回路基板中のめっき貫
通孔から溶融はんだ栓を除去するのに十分な強い初期真
空を提供する点で有利である。溶融はんだ栓の除去に際
して、真空ポンプを連続して駆動させるために、より低
い電圧の電源を提供することができる。真空ポンプを連
続駆動することは、脱はんだされた接合部を冷却して脱
はんたされた要素にはんだが再融着することおよび再接
合を防止するために有利である。さもないと、そのよう
な再接合および、はんだの再融着は、脱はんだ作業間に
除去されずに残存した少量のはんだによっても起こる。
はんだ栓の除去後は、貫通孔が開口するので、高いトル
クは最早や必要でない。
本発明は、接合部より溶融はんだを除去するだめの、脱
はんだ工具、該脱はんだ工具に真空を印加してはんだを
除去するために該脱はんだ工具に接続されている真空ポ
ンプ、および該真空ポンプを駆動するためのモータの組
合せよりなる脱はんだ装置であって、 相対的に高い初期電圧をモータに印加し、次いで相対的
に低い電圧をモータに印加し、該高電圧をモータに印加
している間に、真空の相対的に大きなパルスを該接合部
に与えて、(a)実質的に全部の溶融はんだを該脱はん
だ工具中に除去し、(b)該接合部の冷却を開始させ、
そして、該低電圧をモータに印加している間に、相対的
に低い真空レベルを連続的に付与して、該接合部の冷却
を維持させる手段を有することを特徴とする脱はんだ装
置にある。
本発明は、また、真空ポンプを有する脱はんだ工具を用
いて接合部より溶融はんだを除去する脱はんだ方法であ
って、 相対的に高い初期電圧をモータに印加して真空ポンプを
始動する工程と、次いで相対的に低い電圧を該モータに
印加する工程とからなり、該高電圧をモータに印加して
いる間に、真空の相対的に大きなパルスを該接合部に与
えて、(a)実質的に全部の溶融はんだを脱はんだ工具
中に除去し、(b)該接合部の冷却を開始させ、そして
、該低電圧をモータに印加している間に、相対的に低い
真空レベルを連続的に付与して、該接合部の冷却を維持
させることを特徴とする特許んだ方法にもある。
以下に本発明の好ましい態様を列挙する。
(1)真空ポンプが、ダイヤフラムポンプであること。
(2)真空ポンプが、回転羽根式ポンプであること。
(3)モータが、直流モータであること。
(4)モータが、交直両用モータであること。
(5)初期電圧の大きさが、接合部での真空を水銀柱O
mmから所定の水銀柱のレベルまで、所定の時間で上昇
させるような大きさであること。
(6)上記所定レベルか、少なくとも水銀柱254mm
(10インチ)であ・ること。
(7)上記所定時間が、約200ミリ秒未満であること
(8)上記所定時間が、約140ミリ秒未満であること
(9)上記所定時間が、真空パルスの幅未満であること
本発明の他の目的および利点は添付の図面右よび以下の
記載から分かるであろう。
[発明の詳細な記述] 従来型の脱はんだ工具を第1図に示す。このような工具
を本発明の組合せに使用できる。管状先端部11は、は
んだ除去のためにプリント回路基板に対して押し付ける
ことができる。はんだは、上述のように、真空源(第1
図に図示せず)に接続されているはんだ捕捉管13中に
移動する。
第2図は、本発明の組合せにおける主要素の関係を示す
図である。第2図に示すように、タイマ100は、接点
101経由で一般的には24ポルトの第一の直流電圧源
103と、および、接点102経由で一般的には+2ボ
ルトの第二の直流電圧源104との間のスイッチ105
の切替をする。外部スイッチ20(第4図に示される)
は、電流が電圧源103および104から通じることを
可能にし、タイマ100を作動させる。
真空ポンプモータ106、例えば12ボルト直流モータ
は、外部スイッチ20が閉じたときに、電圧源103ま
たは104から電力を受は取る。スイッチ20が開くと
、電力は真空ポンプモータ106に供給されない。タイ
マは、最初に、第2図の接点101経由で24ボルトの
供給電圧で真空ポンプモータ106に電圧を供給する。
相対的に短時間後に、スイッチ105は、真空ポンプモ
ータ106に供給される電圧を接点102経由で供給さ
れるようにするので、I2ポルトの供給電圧が真空ポン
プモータ106に対する動力源となる。
このように、相対的に短時間24ボルトの相対的に高電
圧を真空ポンプモータ106に与えて、迅速に始動させ
、且つ、はんだ栓の初期抵抗に打ち勝って流れるように
、相対的に高い初期トルクを供給することで、停止する
ことが避けられる。初期始動の期間後、千−夕は12ボ
ルトの供給電圧で連続的に運転される。上記の12ボル
ト運転は、真空ポンプ107を長時間、高すぎる速度で
運転することを避けるものである。長時間、高すぎる速
度で運転することは、ポンプの寿命を短縮し、且つポン
プを細動させてポンプ作用を損なう傾向がある。
直流12ボルトの真空ポンプモータ106は、第2図に
図示されている真空ポンプ107、例えばダイヤフラム
ポンプを駆動させる。そのようなダイヤフラムポンプは
既知であり、他の適当なポンプ例えば回転羽根式ポンプ
も本発明に用いることができる。そのようなポンプは、
本発明に関係する当業者によって、選択することができ
、寸法にあわせて作ることができる。真空ポンプ107
は、第2図に図示されているようにはんだ抽出装置10
8に対して真空源を提供する。抽出装置は既知の型式を
用いてよい。
第3図は、脱はんだ工具の管状先端部111をプリント
回路基板200のはんだ付は接合部(はんだ栓)220
に当てることを示す断面図である。第3図において、各
部分は一定の比率に縮小して描かれてはいない。むしろ
、各部分をはつきりさせ、必要とされる作用を明確にす
るために、描かれている。
第3図において、回路素子240はリード線230によ
ってプリント回路基板200に接続されている。リード
線230は、はんだ栓220によってめっき貫通孔21
0に電気的に接続されている。はんだ栓は固体であり、
第3図から分かるように、はんだ抽出装置(脱はんだ工
具)108の加熱された管状先端部111を当てること
によって溶融することができる。この図面のプリント回
路基板200は、プリント回路基板の分野で従来性なわ
れているように、絶縁物質より構成されている。めっき
貫通孔210は、良好な電気接点とするために、金属な
どの導電性の物質より構成されていることが好ましい。
めっき貫通孔210は、従来技術で既知であるように、
電気的に導体である他の部品、またはプリント回路基板
の他の部分に、電気的に接続されている。
管状先端部111を経由してはんだ栓220に充分熱を
加えると、はんだ栓220は溶融される。はんだが溶融
する状態は、人為的作業によりはんた栓220を直接観
察することによって容易に検知することができる。はん
だ栓220の溶融の検知によって、作業者はペダル、手
動トリガなどのスイッチ20(第4図参照)を作動して
相対的に高い初期始動電圧で真空源の運転を開始する。
真空源の初期始動によって、溶融はんだ栓220は、管
状先端部111を通して脱はんだ工具108中に吸引さ
れる。
真空の初期パルスは接合部にてはんだを迅速に除去する
ので、はんだが金属立上り管12を閉塞することはない
。はんだを除去できるように、ヒータがはんだの溶融温
度以上に加熱するまでは、真空は印加されない。
その上、初期真空パルスの間に接合部の冷却が開始され
、回路基板が損傷する機会を最少にする。さらに、ここ
で開始された冷却は初期パルスが除去された後も維持さ
れ、例えばリード線230がめつき貫通孔で再融着する
機会を最少にする。即ち、接合部を形成するはんだの全
部を除去することは不可能であるので、リード線230
とめっき貫通孔210がはんだの溶融温度以上の温度に
保持されると、リード線230にはんだが再融着し、ま
たはめっき貫通孔210と再接合する可能性がある。
その上、真空ポンプモータ106および真空ポンプ10
7の作動で初期真空パルスが印加された後、大部分のは
んだが除去されても作業者は管状先端部111を接合部
と接触したままにしておくだろう。よって、パルスが印
加されている間に開始されたリード線と孔との冷却を保
持するために、パルスが印加された後もある時間、真空
が印加されることが望ましい。このようにして、接合部
の冷却は作業者が先端を接合部から除去するまで維持さ
れる。この特徴が本発明に組み入れられており、これに
よって初期真空パルスは真空ポンプモータ106に供給
されたz4ポルト電圧源103の印加によって有効にさ
れ、一方冷却は真空ポンプモータ106が12ボルト源
に切り替えられた後も維持される。このことは、真空パ
ルスがプランジャ機構によって印加される従来の機械的
装置と対比区別される。即ち、従来の装置においては、
冷却はパルスが印加されている短時間にのみ有効である
。その後、接合部に対して加熱先端を当て続けることは
、はんだの大部分が除去されても、リード線が接合部を
形成するようにはんだが再融着する可能性を増大する。
従って、瞬間的および定常状態操作モードによる、本発
明に従う脱はんだ作業の電気的具現は、瞬間的モード操
作のみを有する機械的装置以上に有利である。
初期真空パルスは、好ましくは約140ミリ秒以内の時
間(最大約200ミリ秒の時間までよいが)で、水銀柱
Omm(大気圧)から少なくとも水銀柱254mm(1
0インチ)まで上げるように、はんだ抽出装置の先端に
真空を生じさせることが好ましい。本発明を用いて約1
10〜120ミリ秒の上昇時間が得られ、特定のモータ
、特定の真空ポンプ、排気される空間量(例えば導管1
7、はんだ捕捉管13、金属立上り管12、など)およ
びモータに印加する初期電圧の大きさにより、上昇時間
は例えば50ミリ秒のような実質的により小さな値に減
少することができる。このことは第4図のタイミング及
び切替回路の説明の後でさらに述べる。
第4図は、第2図のタイマ100のタイミング機能を実
施するために用いることができる電気回路を示す図であ
る。第4図の回路図は、第2図に図示した24ボルト電
圧源103と12ボルト電圧源104とをそれぞれ有す
る。回路はさらにスイッチ20を有し、これが閉じた時
にタイマ100のタイミングサイクルが開始する。スイ
ッチ20は10に抵抗器21を介して12ボルト直流電
源42に接続され、直流電源42はまたIOK抵抗器2
2と22μFコンデンサ23よりなるRCタイミング回
路に接続されている。全ての部品の値、表示は一例であ
り、特定の用途では要求に応じて他の適当な値を用いて
もよい。
コンデンサは、CD4001A N ORゲート26の
内入力端子24および25に接続されてあり、これによ
りゲートはインバータとして作用する。インバータの出
力は結線部27を介してCD4001ANORゲート2
8の入力端子281に印加され、インバータ26の出力
はまたIOK抵抗器29を介して2N2222 トラン
ジスタ30のベースに印加される。
トランジスタ30のエミッタは接地されており、トラン
ジスタのコレクタはIOK抵抗器31を介して24ボル
ト電圧源103に接続され、コレクタはまたRFP8P
O8J F E T 32のゲートに接続されてしゝる
0JFETのソース(source)は24ボルト電圧
源103に接続されており、JFETのトレイン(dr
ain)は真空ポンプモータ106に接続されている。
このモータは、12ボルト・ダイヤフラム・モータが好
ましい。
スイッチ20は、またNORゲート28の入力端子28
2に接続されており、NORゲート28の出力端子はI
OK抵抗器33を介して2N2222 )ランジスタ3
4に接続されている。トランジスタのエミッタは接地さ
れており、トランジスタのコレクタは(a) IOK抵
抗器35を経て12ボルト電圧源104と(b) PR
P8PO8J F E T 36のゲートとに接続され
ている。JFETのソースはI2ボルト電圧源に接続さ
れており、JFETのドレインはまた真空ポンプモータ
106に接続されている。
タイミング回路は、スイッチ20を押すまでは働かない
。スイッチ20を押す前に、12ポルト直流電源42が
、ゲートを働かなくするために抵抗器21を経てNOR
ゲート28の入力端子282に印加される。よフて、そ
の出力は低く、これによづてトランジスタ34は切られ
る。従って、電圧源104からの12ボルトは、JFE
Tを切るようにJFET36のソースとドレンの両方に
印加される。よって、電流は12ポルト電源から真空ポ
ンプモータ106に流れない。
さらに、12ボルト直流電源42はNORゲート(イン
バータ)26によって、トランジスタを働かなくするよ
うにトランジスタ30のベースに印加される低電圧に反
転され、電流は24ボルト電源103から真空ポンプモ
ータ106に流れず、JFET32は上記JFET36
の場合と同じようにして切られる。
スイッチ20を閉じると、接地電圧[または論理低(l
ogical low) ]が、インバータ26の入力
端子とNORゲート28の入力端子282の双方に印加
される。インバータ26はその印加される接地電圧を論
理高信号に反転し、この信号はNORゲート28の入力
端子281とトランジスタ30のベースとに順番に印加
される。高信号のNORゲート28への印加はそれを働
かなくし、12ボルト電圧源104から電流の流れない
状態が維持される。しかしながら、高電圧をトランジス
タ30に印加すると、JFET32のゲートへ接地電圧
を印加してそれを作動し、24ボルト電圧源103を真
空ポンプモータ106に接続する。
従って、真空ポンプモータ106がエネルギを与えられ
、RCタイミング回路(抵抗器22およびコンデンサ2
3からなる)の値に依り、エネルギを与えられ続ける。
スイッチ20を閉じると、最初はコンデンサ23の両方
の電極間の電圧は零または接地電圧である。しかし、ス
イッチが閉じると直ちにコンデンサ23の帯電が開始さ
れ、コンデンサは抵抗器22を経て12ポルト直流電源
42から充電される。コンデンサが充電されるにつれて
、インバータ26における出力電圧が論理高から論理低
に切り替わるまで、コンデンサの陽極での電圧は増加す
る。この高から低に切替が起きる出力電圧は、使用され
る特定の回路に依存するものであり、−数的には約5か
ら7ボルトの範囲にわたるであろう。インバータ26の
出力が論理高から論理低に一度切り替わると、トランジ
スタ30は切断され、スイッチが開いていた時の元の状
態に戻される。従って、24ボルト電源は真空ポンプモ
ータ106から除去される。
さらに、同時にインバータ26から低電圧のNORゲー
ト28の入力端子281への印加は、論理高電圧をトラ
ンジスタ34のベースに印加するように、ゲートを調整
する。即ち、インバータ26の出力が論理高から論理低
に切替わるとき、NORゲート28の入力端子の両方は
論理低レベルにあり(スイッチ20は論理低信号を人力
282に印加するように押されたままであるので)、従
ってNORゲート28の出力は論理高である。論理高電
圧をトランジスタ34に印加することにより、JFET
36のゲートを接地電圧に切り替える。従って、12ボ
ルト電源は真空ポンプモータ106に接続され、それに
電流を流す。
JFET36の切替は前記JFET32の切替と同じよ
うにして実施される。
RC回路(抵抗器22およびコンデンサ23からなる)
の時定数に依り、真空ポンプモータ106は、最初に、
24ポルト電圧源からRC回路の時定数に関連した時間
でエネルギを受け、次いで12ボルト電圧源104から
エネルギを受けることは明らかである。スイッチ2oが
押されている間は、モータは12ボルト電圧源からエネ
ルギを受は続ける。スイッチ20が開放されると、コン
デンサ23は抵抗器22と21を介して放電し、これに
より第4図の回路は上述のスイッチ2oが働く前の状態
に戻る。従って、真空ポンプモータ106はもはやエネ
ルギを受けない。
前述のように、抽出装置先端での真空は、水銀柱Omm
から少なくとも水銀柱254mm(10インチ)まで、
好ましくは約140ミリ秒未満の時間周期(または上昇
時間)で上昇すべきである。RC回路(抵抗器22およ
びコンデンサ23からなる)の時定数は、少なくとも上
昇時間と同じ長さであることが好ましい。例えば、第4
図の回路における上昇時間は約150ミリ秒であり、1
40ミリ秒の上昇時間を超えている。即ち、前述のよう
に結果としてポンプの不都合な運転が生じるので高電圧
で余り長く運転すべきでないが、−旦所望の真空レベル
に達すれば高電圧でポンプモータを運転する必要はない
。だから、本発明のために、好ましくは少なくとも水銀
柱254mm(10インチ)の所望の真空レベルは、も
っと大きな電圧をポンプモータに初期印加することによ
り迅速に達成される。さらに、主として所望の真空レベ
ルにそのように迅速に到達できるという事実により、接
合部から実質的にすべてのはんだの除去が効果的に保証
される。ある用途において所望の真空レベルが水銀柱2
54mm(10インチ)未満であれば、もちろん、この
レベルは所望の上昇時間内に到達すべき真空レベルとし
て用いることがてきる。
上述のように、少なくとも水銀柱254mm(10イン
チ)の所望の真空レベルは、ポンプモータに高電圧を初
期印加することによって迅速に到達できる。また、前述
のように上昇時間は使用する特定のモータおよびポンプ
と排気すべき空間量とにより減少することができる。排
気すべき空間量がその最低実施レベルに減少されたかま
たは少なくとも実質的に一定であると仮定すると、上昇
時間は主としてモータおよびポンプの形式、および本発
明によりモータに印加される初期電圧値の関数である。
もし、相対的に大きな回転羽根式ポンプが同期モータと
共に用いられるならば、本発明の原理が利用されなくて
も、約150ミリ秒の上昇時間で少なくとも水銀柱25
4mm(10インチ)の真空が得られる。しかし、上記
のポンプとモータの組合せは比較的高価であり、さらに
長時間の脱はんだ作業間にわたってポンプ中に引き込ま
れる流動ガスなどにより、ポンプの滑り羽根がねばねば
になる傾向がある。もっと安価なモータとポンプの組み
合わせは、133B−0202の表示でベース(Pac
e)から市販されているようなダイヤフラムポンプと、
R5−555SI−1の表示でマブチから市販されてい
るような小型12ボルト直流モータである。さらに、上
記ポンプは汚れが少なくそして回転羽根型より音が低い
。このモータとポンプとの組合せは、本発明の原理を利
用することなく、約220ミリ秒たらずで水銀柱254
mm(10インチ)までの上昇時間をもたらすことがで
きる。そのような上昇時間は、上述のように、はんだ接
合部の有効な除去を保証するには余りにも遅すぎる。し
かしながら、12ポルトモータに24ボルトを短時間印
加することにより、上昇時間は約140ミリ秒に減少さ
れ、これによってダイヤフラムポンプと直流モータの組
み合わせが迅速かつ完全なはんだ除去の目的に非常に有
効になる。従って、用途により他の組合せが採用できる
にもかかわらず、上記の理由によりモータとポンプの後
者の組み合わせが本発明においては好ましい。
本発明の意図から離れることなく、本発明の範囲内で、
種々の変形がなし得ることが当業者には明らかであろう
。そのような全ての変形も本発明の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置と一緒に用い得る従来型のはん
だ抽出装置の断面図である。 第2図は、本発明による主要素の関係を示す図である。 第3図は、脱はんだ工具の管状先端部をプリント回路基
板のはんだ付は接合部に適用した例を示す断面図である
。 第4図は、本発明におけるタイミング機能を実施するた
めに用いることができる電気回路を示す図である。 10:脱はんだ工具、  11:管状先端部、12:金
属立上り管、 13:はんだ捕捉管、  14:ハンドル、15:ベー
ス部材、 16.17:導管、  18:電気コード、20:スイ
ッチ、 21.22.29.31,33.35:10に抵抗器、 23:22μFコンデンサ、 24.25:入力端子、 26 : NORゲート(インバータ)、27:結線部
、2B : NORゲート、30.34:トランジスタ
、 32.36 : RFP8PO8J F ET。 42:直流電源、100:タイマ、 101.102:接点、 103.104:電圧源、 105:スイッチ、 106:真空ポンプモータ、 107:真空ポンプ、 108:はんだ抽出装置、 111:脱はんだ工具の管状先端部、 200ニブリント回路基板、 210:めっき貫通孔、 220:はんだ付は接合部(はんだ栓)、230:リー
ド線、 240:回路素子、 281.282:入力端子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、接合部より溶融はんだを除去するための、脱はんだ
    工具、該脱はんだ工具に真空を印加してはんだを除去す
    るために該脱はんだ工具に接続されている真空ポンプ、
    および該真空ポンプを駆動するためのモータの組合せよ
    りなる脱はんだ装置であって、 相対的に高い初期電圧をモータに印加し、次いで相対的
    に低い電圧をモータに印加し、該高電圧をモータに印加
    している間に、真空の相対的に大きなパルスを該接合部
    に与えて、(a)実質的に全部の溶融はんだを該脱はん
    だ工具中に除去し、(b)該接合部の冷却を開始させ、
    そして、該低電圧をモータに印加している間に、相対的
    に低い真空レベルを連続的に付与して、該接合部の冷却
    を維持させる手段を有することを特徴とする脱はんだ装
    置。 2、真空ポンプを有する脱はんだ工具を用いて接合部よ
    り溶融はんだを除去する脱はんだ方法であって、 相対的に高い初期電圧をモータに印加して真空ポンプを
    始動する工程と、次いで相対的に低い電圧を該モータに
    印加する工程とからなり、 該高電圧をモータに印加している間に、真空の相対的に
    大きなパルスを該接合部に与えて、(a)実質的に全部
    の溶融はんだを脱はんだ工具中に除去し、(b)該接合
    部の冷却を開始させ、そして、該低電圧をモータに印加
    している間に、相対的に低い真空レベルを連続的に付与
    して、該接合部の冷却を維持させることを特徴とする脱
    はんだ方法。
JP63207999A 1987-11-06 1988-08-22 迅速始動脱はんだ法および装置 Expired - Fee Related JPH0677806B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US117291 1987-11-06
US07/117,291 US4768699A (en) 1987-11-06 1987-11-06 Quick start desoldering method and apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01138058A true JPH01138058A (ja) 1989-05-30
JPH0677806B2 JPH0677806B2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=22372047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63207999A Expired - Fee Related JPH0677806B2 (ja) 1987-11-06 1988-08-22 迅速始動脱はんだ法および装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4768699A (ja)
JP (1) JPH0677806B2 (ja)
DE (1) DE3826724C2 (ja)
FR (1) FR2623045B1 (ja)
GB (1) GB2212087B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4887544A (en) * 1988-03-14 1989-12-19 General Dynamics Corp., Pomona Div. Vacuum well process
US5544803A (en) * 1994-08-08 1996-08-13 Cooper Industries, Inc. Portable electric desoldering tool
US5857609A (en) * 1994-08-08 1999-01-12 Cooper Industries, Inc. Portable electric desoldering tool
US5579982A (en) * 1995-06-30 1996-12-03 Pace Incorporated Desoldering method and apparatus with minimum vacuum on-time control
US5893992A (en) * 1997-09-10 1999-04-13 Cooper Industries, Inc. Portable electric desoldering tool
DE19803692C2 (de) * 1998-01-30 2001-02-08 Tobias Marschner Verfahren zum Verwerten von Altplatinen und mit diesem hergestellte Verbundplatte
DE10150015A1 (de) * 2001-10-11 2003-04-17 Leybold Vakuum Gmbh Mehrkammeranlage zur Behandlung von Gegenständen unter Vakuum, Verfahren zur Evakuierung dieser Anlage und Evakuierungssystem dafür
US20060186172A1 (en) * 2005-02-18 2006-08-24 Illinois Tool Works, Inc. Lead free desoldering braid

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3392897A (en) * 1966-09-23 1968-07-16 Siegel William Jordan Solder extractor
US4056334A (en) * 1975-05-12 1977-11-01 Fortune William S Vacuum system
US4117967A (en) * 1977-05-26 1978-10-03 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Solder extractor apparatus
DE7821652U1 (de) * 1978-07-19 1978-10-26 Gust, Kurt, 7145 Markgroeningen Entlüftungsvorrichtung
US4532670A (en) * 1983-01-31 1985-08-06 Fortune William S Vacuum booster and filter
US4643776A (en) * 1983-07-19 1987-02-17 Hollowell John R Battery powered vacuum trash collector
US4568011A (en) * 1984-12-14 1986-02-04 Dearmitt Clyde B Vacuum pump for desoldering gun
JPS61159268A (ja) * 1984-12-29 1986-07-18 Sony Corp 半田ごて

Also Published As

Publication number Publication date
DE3826724A1 (de) 1989-05-18
US4768699A (en) 1988-09-06
DE3826724C2 (de) 1996-05-30
GB2212087A (en) 1989-07-19
GB8825855D0 (en) 1988-12-07
FR2623045A1 (fr) 1989-05-12
JPH0677806B2 (ja) 1994-10-05
FR2623045B1 (fr) 1992-08-21
GB2212087B (en) 1991-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4072843A (en) Apparatus and method for weld bonding
CA1137563A (fr) Procede et installation de demarrage automatique d'une torche de coupage plasma
JPH01138058A (ja) 迅速始動脱はんだ法および装置
US3662151A (en) Cautery
CA2266717A1 (en) Method and apparatus for initiating a welding arc
KR960705343A (ko) 플라즈마 처리실에서의 소프트 플라즈마 점화(Soft plasma ignition in plasma processing chambers)
EP0884936A4 (en) METHOD FOR MANUFACTURING ELECTRONIC CIRCUIT DEVICES
JPS6362098B2 (ja)
US5579982A (en) Desoldering method and apparatus with minimum vacuum on-time control
JP2826877B2 (ja) 半田吸取装置
US3245598A (en) Vacuum desoldering iron
JP2628851B2 (ja) 携帯用電気ハンダ離脱工具
JPS6254585B2 (ja)
US1933937A (en) Method of welding
JP5975652B2 (ja) ハンダ吸取機
JPH09213592A (ja) アルミ電解コンデンサ用外部引き出しリード線の製造方法
JPS582545Y2 (ja) 半田吸除装置
JPH0718468Y2 (ja) 半田吸取機
JPS5823489Y2 (ja) 絶縁被覆材料の抵抗溶接装置
JP2502393B2 (ja) ア―ク溶接機
JPS58313Y2 (ja) 半田吸除装置
KR880000912B1 (ko) 단락이행 아아크용접기
DE2321910A1 (de) Verfahren zum ausloeten von in flaechenhaften schaltungstraegern eingeloeteten bauteilen und bauelementen
JPS6243789B2 (ja)
JPS6013769B2 (ja) 放電加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees