JPH01137958A - 乳酸飲料の製造法 - Google Patents

乳酸飲料の製造法

Info

Publication number
JPH01137958A
JPH01137958A JP62295812A JP29581287A JPH01137958A JP H01137958 A JPH01137958 A JP H01137958A JP 62295812 A JP62295812 A JP 62295812A JP 29581287 A JP29581287 A JP 29581287A JP H01137958 A JPH01137958 A JP H01137958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lactic acid
exchange resin
rice bran
extract
added
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62295812A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0528588B2 (ja
Inventor
Kenji Nakajima
謙二 中島
Jinichi Ito
仁一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIPUKOMU KK
Original Assignee
JIPUKOMU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JIPUKOMU KK filed Critical JIPUKOMU KK
Priority to JP62295812A priority Critical patent/JPH01137958A/ja
Publication of JPH01137958A publication Critical patent/JPH01137958A/ja
Publication of JPH0528588B2 publication Critical patent/JPH0528588B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Dairy Products (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、米糠またはオカラを原料とする乳酸飲料の製
造法に関する。
「従来技術およびその問題点」 米は、日本人、広くはアジア人の主食として古くより重
要な役割を果してきでいるが、現在その主たる食形態は
白米である。すなわち、玄米は、栄養的には白米よりは
るかに優れているにもかかわらず、炊飯後もしくはその
他の加工処理後の着色、昧、臭い、消化性などの面で問
題がある。このため、精米工程により8蛯内外の糖部分
を取り去り白米として食されている。この際、第1表に
示すように栄養豊富な部分(果皮、種皮、糊粉層、胚芽
)か糠としで取り除かれ、その量は膨大なものとなるが
、その利用に至っては、現在のところ搾油するかあるい
は飼料としで用いる程度にすぎず、きわめて不合理なも
のであった。
(以下余白) 一方、このような主穀類を原料としで、例えば乳酸飲料
のような繁用性のある飲食物(こ利用することか従来よ
り行なわれている(例えば、特公昭53−41223.
56−148237号、特開昭55−9756号、特開
昭56−148237号、特開昭59−179053号
参照)。
しかしながら、これらの原料としては主として穀粒全粒
、穀類胚芽などが用いられており、有用性の少ない米糠
を用いた技術は少なく、また米糠そのちのを使って得ら
れる乳酸飲食物は、独特の臭気(不快臭)と昧(苦味、
えからっばい昧)を有し、日常飲料としての有用性はな
いに等しいものであった。
また、大豆は豆の特徴であるタンパク貢を多く含むばか
りでなく、他の豆類には見られない大豆独特の特徴であ
る油をも多く含むことがら、古来より我か国にあいでは
、”畑の肉”と称して大豆油の製造や、豆腐、高野豆腐
、納豆、湯葉、もやしなどの製造に利用され、また、近
年に至ってはそのタンパク賃の高度利用が開発され、人
工肉の原料として、あるいは各種食品のタンパク性添加
物として多用されるに至っている。
ざて、豆腐の製造に当っては、ます、大豆を水浸漬し、
粉砕、蒸煮して豆乳を得、これにカルシウム剤やグルコ
ノデルタラクトンなどからなる凝固剤を加えて製造され
るか、この製造過程で多量の残渣であるオカラか得られ
る。このオカラは、第2表に示す如く、栄養的に決しで
劣るものではなく、木綿豆腐にやや劣るものの絹ごし豆
腐に優り、また、豆乳に比べでもその主要栄養素の含量
か多いことかわかる。
しかしなから、このように栄養の豊富なオカラも現在ま
でその有効な利用法は開発されでおらす、細々と食に供
されできた以外には、家畜飼料(こ使われてきた(こ過
ぎない。しかし、現在では円高のせいもあって、栄養豊
富な外国飼料が安価(こ入手でるため、オカラの畜産用
飼料としての用途もなくなり、生ごみとしでも収容され
難い状況となっている。
(以下、余白) 第2表   、−、ごし− 、−、オカラの     
     口     100 Ml l )「発明の
目的」 本発明の目的は、米糠またはオカラを原料として悪臭お
よび悪昧のない有用性の高い乳酸飲料の製造法を提供す
ることにある。
「発明の構成」 本発明による乳酸飲料の製造法は、米糠またはオカラに
水を加えて撹拌した後、ろ過または遠心分離して抽出液
を得る工程と、この抽出液に糖類を添加する工程と、こ
の抽出液を滅菌処理し、乳酸菌を接種して培養する工程
と、得られた培養液を陰イオン交換樹脂および/または
陰イオン交換樹脂で処理する工程とを含むことを特徴と
する。
「作用」 本発明では、乳酸菌の培地として米糠またはオカラを直
接使用することなく、米糠またはオカラの水抽出液を使
用するようにしたので、米糠やオカラに起因する不快な
臭気や、苦味、渋味、ニゲ昧などを効果的に除去するこ
とができる。また、上記水抽出液に糖類を添加すること
により、乳酸菌の発酵を促進して良好な酸味や香りを形
成することかできる。ざらに、得られた培養液を陰イオ
ン交換樹脂および/または陽イオン交換樹脂で処理する
ことにより、米糠またはオカラに起因する悪臭や悪味を
より完全に除去して、クセのない爽やかな風味を得るこ
とかできる。
「発明の好ましい態様」 本発明では、米糠またはオカラに水または温水を加えて
撹拌し、ろ過または遠心分離して固形分を除去すること
(こより、抽出液を得る。温水を用いる場合、その温度
は50〜100℃が好ましく、沸騰水を用いることかさ
らに好ましい。水または温水の添加量は、米糠の場合は
米糠の量が1〜10重量%となるようにすることが好ま
しく、オカラの場合はオカラの量が5〜50重量%とな
るようにすることか好ましい。撹拌浸濤時間は、温水を
用いた場合、0.1〜5分間程度で充分に成分を抽出さ
せることかでき、水を用いた場合でも、0.5〜3時間
程度で充分に成分を抽出することができる。
なお、遠心分離は、5000rpm以上で行なうことが
好ましい。
こうして得られた抽出液に糖類を添加する。糖類の添加
量は、米糠抽出液の場合は、好ましくは0.1〜10.
0重量%、ざらに好ましくは0.5〜6.0重量%とさ
れ、オカラ抽出液の場合は、好ましくは0.3〜10.
0重量%とされる。糖類の添加量が少ない場合は、乳酸
菌の発酵力が弱くなり、糖類の添加量が過剰になると、
糖類およびその分解物1こよる代謝四害(カタポリック
リプレッション)か生しるという問題かある。また、糖
類としては、特にブドウ糖が好ましく、ブドウ糖を用い
ることにより、他の糖類に比較しでより発酵力を高める
ことができる。
なあ、本発明においては、上記抽出液に、糖類の他、必
要に応してビタミン類、酵素などを添加してもよい。
また、抽出液にM類を添加した後、抽出液のpHを3.
5〜8.0に調整することが好ましい。pHの調整は、
例えば酸またはアルカリを適量添加することによって行
なうことができる。培養液のpHが上記範囲を外れると
、乳酸菌による発酵が充分になされなくなる。
こうして培養液を調製した後、公知の手段により滅菌処
理を行なう。通常は、オートクレーブ等に入れ、120
〜130℃で5〜15分間程度処理すること(こより必
要充分な滅菌かなされる。
本発明の製法において、上記のごとき培地の発酵に用い
られる乳酸菌としては、ラクトバシルス・アシドフィル
ス[Lactobacillus acidophil
us]が最も好ましいか、その他、ラクトバシルス・ブ
ルガリカス[Lactobacillus  bulq
aricus]、ラクトバシルス・サンフランシスコ[
Lactobacillussanfrancisco
] 、ラクトバシルス・カセイ[Lactobacil
lus casei]およびストレプトマイセス・ラク
チス[Streptomyces 1actis]など
も使用可能である。通常は、ラクトバシルス・アシドフ
ィルス[Lactobacillus acidoph
ilus]の単用、あるいはこれと他の乳酸菌との併用
によって、最も盛んな発酵が期待できる。なお、上述し
た乳酸菌は、いずれも公知の菌で容易に入手することが
可能である。
これらの乳酸菌は、使用前に予め牛乳培地等を用い、3
0〜40℃で7日間程度培養した後、これをさらにグル
コース0.8%、酵母エキス0.8%、ラクトース0.
7%からなる培地に殖菌して30〜40℃で2日間程度
培養し、この前培養液を前記培養液に5〜10%量で添
加することが好ましい。
そして、抽出液を主体とする前記培養液に、乳酸菌を添
加した後、常法に従って発酵を行なう。
培養は、静置培養が好ましいが、その他、撹拌振どう培
養、通気培養なども可能である。培養榮件は、30〜4
0℃で、米糠抽出液の場合は3〜7日間程度、オカラ抽
出液の場合は3〜10日間が適当である。
こうして、乳酸発酵を行なった後、得られた培養液のp
Hは、米糠抽出液の場合2.5〜3.5程度、オカラ抽
出液の場合2.8〜3.5程度となる。この培養液は、
遠心分離またはろ過して菌体などの固形分を除くことか
好ましい。
次に、この培養液を陰イオン交換樹脂および/または陽
イオン交換樹脂に接触させで処理する。
この場合、陰イオン交換樹脂または陽イオン交換樹脂の
いずれかの処理でもよいが、両方の樹脂で処理すること
がより好ましい。この場合、陰イオン交換樹脂は、主と
して陽イオン性のへブチドやアミノ酸、あるいは塩基を
除き、ニゲ昧や苦味の成分を除去する効果がある。また
、陽イオン交換樹脂は、主として乳酸イオン、クエン酸
イオンなどを樹脂量や樹脂との処理時間に応しで除き、
酸味を適度に調整する効果がある。したがって、酸味の
みを減じた飲料水を製造するためには、陽イオン交換樹
脂量、あるいはその処理時間を増加すればよく、また、
培養液中に僅かに残存しでいる苦味やニゲ昧を完全に除
去するためには、陰イオン交換樹脂量、あるいはその処
理時間を増加させればよい。このように、陰イオン交換
樹脂、陽イオン交換樹脂の量や処理時間を調整すること
により、種々の酸味、旨味を有する乳酸飲料を調整する
ことか可能となる。
なお、両方のイオン交換樹脂を用いる場合、処理する順
序はどちらからでもよい。処理方法は、バッチ式でもよ
く、連続通液式でもよい。
第1図には、イオン交換樹脂の処理装置の一例が示され
でいる。すなわち、第1カラム11は、培養液の導入管
12が接続された導入口13と、連結管14が接続され
た導出口15とを有し、内部には上下にフィルター16
.17が配置されてそれらの間に陽イオン交換樹脂18
か充填されている。また、第2カラム21は、連結管1
4が接続された導入口22と、導出管23が接続された
導出口24とを首し、内部には上下にフィルター25.
26が配置されてそれらの間に陰イオン交換樹脂27か
充填されでいる。そして、培養液を導入管12がら送液
すると、培養液は第1カラム11の陽イオン交換樹脂1
8に接触しで通過し、次に第2カラム21の陰イオン交
換樹脂27に接触しで通過し、両イオン交換樹脂18.
27による処理がなされた後、導出管23がら取出され
る。
また、第2図には、イオン交換樹脂の処理装置の他の例
が示されている。すなわち、カラム31の内部に所定間
隔でフィルター32.33.34が配置されでおり、フ
ィルター32.33の間に陽イオン交換樹脂18か充填
され、フィルター33.34の間に陰イオン交換樹脂2
7か充填されている。そして、カラム31の導入口35
に培養液の導入管12が接続され、カラム31の導出口
36に培養液の導出管23が接続されでいる。したがっ
で、培養液を導入管12がら送液すると、培養液(訳カ
ラム31内に充填された陽イオン交換樹脂18および陰
イオン交換樹脂27に順次接触して処理され、導出管2
3がら取出される。
第3図には、イオン交換樹脂の処理装置のざらに他の例
が示されでいる。この装置は、処理槽41を有し、この
処理槽41内に、陽イオン交換樹脂18が充填された袋
42と、陰イオン交換樹脂27が充填された袋43とが
入れられている。袋42.43は、通液可能でがつ樹t
bv捕捉できる程度に目の細かいフィルター材質ででき
ている。そして、この処理槽41内に培養液44を注入
し、撹拌羽根45で撹拌して処理するようになっている
培養液を処理することにより、イオン交換樹脂の処理能
力か低下してきたら、これらを再生することができる。
再生は、例えば1規定程度の塩酸水溶液および水酸化ナ
トリウム水溶液を樹脂量の5〜10倍量でほぼ同量ずつ
用い、陰イオン交換樹脂CC1型)、陽イオン交換樹脂
(H型)の場合共に、水酸化ナトリウム水溶液→蒸留水
→塩酸水溶液→蒸留水の順序で洗浄することにより、行
なうことができる。
本発明で使用するイオン交換樹脂としでは、例えば’W
ofaji土」(商品名、Veb、 Farbenfe
b社)、rLewatit J  (商品名、Farb
enfabrikenBayer A、G、社)、rA
mberlite J  (商品名、東京有機化学工業
■、E19in 5oftener Co、、Grav
erWaiter Conditioninq社、Hu
nqerford & Terry社)、[八mber
plex J  (商品名、Rohn & HaasC
O9)、rDowex J  (商品名、The Do
w ChemicalCo、)、r Na1cite 
J  (商品名、National八luminaへe
 Co、)、rPermutit」(商品名、TheP
ermutit Co、)、rZeokarb J  
(商品名、ThePermutit Co、)、r 0
uolite J  (商品名、]C 6hemical Process Co、)、rIo
nac J  (商品名、Ionac Co、)、[L
iquonexJ  (商品名、LiquidCond
i士1oninq Co、)、rPermionic 
J  (商品名、Ionics Inc、)、「Ane
×」(商品名、陰イオン交換樹脂、Infilco I
nc、)、rCatex J  (商品名、陽イオン交
換樹脂、Infilco Inc、)、「ダイヤイオン
」 (商品名、三菱化成工業■)、「オルガチット」(
商品名、オルガノ工業■)などが挙げられる。このうち
、「^neXJとrcatex Jを除き、他の製品は
全て、陰、陽画イオン交換樹脂処理売されでいる。
このようにして陰イオン交換樹脂および/または陽イオ
ン交換樹脂で処理することにより、無色透明に近く、米
糠やオカラに起因する臭いがない製品を得ることかでき
る。また、味覚の点で言えば、特に陽イオン交換樹脂処
理を調整することにより、酸味のきいた飲料から軽い爽
快昧のある飲料まで自由に製造することができる。そし
て、無色透明に近く、特有な臭いもないので、好みの色
合いおよび香りを付与することが可能であり、例えば各
種の果汁を添加したり、各種のフレーバを添加すること
により、ミカン、オレンジ、グレープフルーツ、レモン
、ビーチ、リンゴ等の風味を持つ飲料水を得ることがで
きる。また、原料としての米糠またはオカラを多口に用
いるか、あるいはイオン交換樹脂処理を軽度に行なうな
どしで、粘性の高い飲料とし、これに果汁ヤフレーバを
添加すること(こより、果肉ネクターのようなものも製
造できる。ざらに、陽イオン交換樹脂の処理操作を省く
か、あるいは軽度に処理して果実酢様の飲料も製造でき
る。
「発明の実施例J 実施例1 新鮮米糠に、米糠6重量%となるように沸騰水を加え、
3分間撹拌した後、直ちにろ過を行ない、米糠抽出液を
得た。この抽出液に対して1重量%のブドウ糖を添加し
、ざらにPHを6.8(こ調整した後、21用の三角フ
ラスコに500 mβの割合で分注した。これを綿栓し
、オートクレーブに入れ、1.2気圧、120℃で10
分間滅菌処理を行ない、オートクレーブから出して放冷
した。一方、ラクトバシルス・アシドフィルスを牛乳培
地において30〜40℃で7日間培養し、ざら(こグル
コース0.8%、酵母エキス0.8%、ラクトース0.
7%からなる培地に殖菌して30〜40℃で2日間程度
培養し、この前培養液を上記三角フラスコに5〜10%
量で添加し、34〜37℃で3〜7日間静置培養した。
培養液は、培養終期において2.5〜3.5のPH値を
示し発酵か充分に進行したことを示した。
この培養液を3000rpmで遠心分離し、その上澄液
を得た。この上澄液100mβ当り、陰イオン交換相1
6 rDowex l x2 J (Cu−型、200
〜400メツシュ、商品名、The Dow Chem
ical Co、) +Oqを添加して緩やかに5分間
はど撹拌した後、ろ紙上でろ過して樹脂を除き、得られ
たう液にざらに陽イオン交換相Jl rDowex 5
0W X 4 J (H+型、200〜400メツシユ
、商品名、The Dow Chemical Co、
)209を添加して緩やかに5分間はど撹拌し、同様に
ろ過して目的の乳酸飲料を得た。
こうしで得られた乳酸飲料は、無色透明に近い色を呈し
、口当りのよい酸味を有し、米糠臭は殆ど除去されて、
臭いから原料を想像することができなかった。総して、
果実様の味覚を呈し、大いに嗜好をそそる飲料となった
実施例2 新鮮オカラに、オカラ20重量%となるように水を加え
、5分間緩やかに撹拌した後、冷温下(0〜10℃)に
で700叶ρmで高速遠心分離して、その上澄液からな
るオカラ抽出液を得た。この抽出液に対して3重量%の
ブドウ糖を添加し、ざらにPHを6.8に調整した後、
21用の三角フラスコ(こ200mβの割合で分注した
。これを綿栓し、オートクレーブに入れ、1.2気圧、
120℃で10分間滅菌処理を行なった。次に、ラクト
バシルス・アシドフィルスを牛乳培地を用いて30〜4
0℃で7日間程度培養した後、これをざらにグルコース
0.8%、酵母エキス0.8%、ラクトース0.7%か
らなる培地に殖菌して30〜40℃で2日間程度培養し
、この前培養液を上記滅菌した本培養液に5〜10%量
で添加し、34〜37℃で3〜7日間静首培養した。培
養液は、培養終期において2.8〜3.5のPH値を示
し発酵か充分に進行したことを示した。
この培養液を3000rpmで遠心分離し、その上澄液
を得た。この上澄液団Omu当り、陰イオン交換樹脂r
Dowex I X2 J (C1−型、200〜40
0メツシユ、商品名、The Dow Chemica
l Co、) 79 @添加して緩やかに5分間はど撹
拌した後、ろ紙上でろ過して樹脂を除き、得られたろ液
(こざらに陽イオン交換相Jl rDowex 50W
 x 4 J (H+型、200〜400メツシユ、商
品名、The Dow Chemical Co、)1
59を添加して緩やかに5分間はど撹拌し、同様にろ過
して目的の乳酸飲料を得た。
こうして得られた乳酸飲料は、無色透明に近い色を呈し
、口当りのよい酸味を有し、オカラ臭は殆ど除去されで
いた。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、米糠またはオカ
ラを原料として付加価値の高い乳酸飲料を製造すること
ができる。この乳酸飲料は、無色透明に近い色を呈して
おり、米糠やオカラに起因する不快な臭気や、苦味、渋
味、ニゲ昧などが殆ど除去されているので、果汁やフレ
ーバラ添加することによって、好みの色合いや風味を付
与することかできる。また、陰イオン交換樹脂および陽
イオン交換樹脂の処理を調整することにより、種々の酸
味や、旨味を有する乳酸飲料を調整することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するためのイオン交換樹脂処理装
置の一例を示す断面図、第2図は本発明を実施するため
のイオン交換樹脂処理装置の他の例を示す断面図、第3
図は本発明を実施するためのイオン交換樹脂処理装置の
さらに他の例を示す断面図である。 図中、11は第1カラム、18は陽イオン交換樹脂、2
1は第2カラム、27は陰イオン交換樹脂、31はカラ
ム、41は処理槽、42.43は袋、45は撹拌羽根で
ある。 特許出願人    ジブコム株式会社 同代理人     弁理士 松井 茂 1國凸「   喝    Kマモ −””””−”−”’ ”””””:□□□−−−第3
図 本−四

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)米糠またはオカラに水を加えて撹拌した後、ろ過
    または遠心分離して抽出液を得る工程と、この抽出液に
    糖類を添加する工程と、この抽出液を滅菌処理し、乳酸
    菌を接種して培養する工程と、得られた培養液を陰イオ
    ン交換樹脂および/または陽イオン交換樹脂で処理する
    工程とを含むことを特徴とする乳酸飲料の製造法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記糖類を0.
    1〜10.0重量%添加する乳酸飲料の製造法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、前
    記培養工程前に前記抽出液をpH3.5〜8.0に調整
    する乳酸飲料の製造法。
  4. (4)特許請求の範囲第1〜3項のいずれか−において
    、前記乳酸菌としてラクトバシルス・アシドフィルス(
    Lactobacillus acidophilus
    )を用いる乳酸飲料の製造法。
  5. (5)特許請求の範囲第1〜4項のいずれか−において
    、30〜40℃で3〜10日間静置培養を行なう乳酸飲
    料の製造法。
JP62295812A 1987-11-24 1987-11-24 乳酸飲料の製造法 Granted JPH01137958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62295812A JPH01137958A (ja) 1987-11-24 1987-11-24 乳酸飲料の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62295812A JPH01137958A (ja) 1987-11-24 1987-11-24 乳酸飲料の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01137958A true JPH01137958A (ja) 1989-05-30
JPH0528588B2 JPH0528588B2 (ja) 1993-04-26

Family

ID=17825483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62295812A Granted JPH01137958A (ja) 1987-11-24 1987-11-24 乳酸飲料の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01137958A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067084A (ja) * 1992-06-23 1994-01-18 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 再構成液状乳脂肪の風味改良方法
KR20030022942A (ko) * 2001-09-11 2003-03-19 강충민 식물성 액상 발효유(醱酵乳) 및 분말 발효유의 제조방법
JP2010252714A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Bio Tec Japan:Kk 低蛋白米の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6094057A (ja) * 1983-10-27 1985-05-27 Oozeki Syuzo Kk 米糠乳酸菌飲料およびその製造法
JPS6163300A (ja) * 1984-08-31 1986-04-01 社団法人 和歌山県農産物加工研究所 かんきつ搾汁かすからの糖液精製方法
JPS626649A (ja) * 1985-07-02 1987-01-13 Shikoku Kakoki Co Ltd おからを用いる発酵炭酸飲料豆乳の製造法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6094057A (ja) * 1983-10-27 1985-05-27 Oozeki Syuzo Kk 米糠乳酸菌飲料およびその製造法
JPS6163300A (ja) * 1984-08-31 1986-04-01 社団法人 和歌山県農産物加工研究所 かんきつ搾汁かすからの糖液精製方法
JPS626649A (ja) * 1985-07-02 1987-01-13 Shikoku Kakoki Co Ltd おからを用いる発酵炭酸飲料豆乳の製造法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067084A (ja) * 1992-06-23 1994-01-18 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 再構成液状乳脂肪の風味改良方法
KR20030022942A (ko) * 2001-09-11 2003-03-19 강충민 식물성 액상 발효유(醱酵乳) 및 분말 발효유의 제조방법
JP2010252714A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Bio Tec Japan:Kk 低蛋白米の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0528588B2 (ja) 1993-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102488013B (zh) 一种芦笋纳豆保健饮料的制备方法
US4056637A (en) Process for preparing food products containing a lactic acid bacteria-fermented product of a cereal germ
CN104621253A (zh) 一种黄浆水活性乳酸饮料及其生产工艺
CN102488267B (zh) 一种芦笋木瓜功能饮料及其制备方法
KR101697107B1 (ko) 조청을 이용한 유산균 발효 음료의 제조방법 및 이에 의해 제조된 유산균 발효 음료
CN113287702A (zh) 一种竹笋膳食纤维活菌饮料及其制备方法
CN110800805A (zh) 一种大豆发酵酸奶的生产工艺
JPH08280341A (ja) 乳酸発酵液の製造法
KR100737349B1 (ko) 소곡주의 제조방법
JPH05328929A (ja) 大豆加工食品およびその製法
CN1036566C (zh) 用大豆为主要原料直接生产大豆酸奶的方法
CN103734851A (zh) 一种基于米曲霉培养物的非乳益生菌饮料的制备方法
CN102499405A (zh) 一种芦笋复合谷物发酵型功能饮料的制备方法
JPH01137958A (ja) 乳酸飲料の製造法
JP2003116502A (ja) 植物性発酵乳酸飲料の製造方法及び非アルコール飲料に使用する甘味料
KR100639792B1 (ko) 오갈피 추출물이 함유된 청국장, 그 제조 방법 및 제조장치
JP2875672B2 (ja) 味噌飲料及びその製造方法
CN106479848A (zh) 一种金花茶山楂酒
KR100416180B1 (ko) 무취 청국장 기능성 음료
JP2009034060A (ja) 活性炭処理豆乳及びその製造方法
CN110916025A (zh) 一种沙棘复合果汁饮料及其制作方法
KR20010069031A (ko) 작두콩을 이용한 두유 제조
JPH0337904B2 (ja)
CN104719480B (zh) 一种无糖型紫薯乳酸饮料及其生产方法
WO2007055435A1 (en) Manufacturing method of vinegar by using filtered water of bean-curd and vinegar manufactured thereby

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426

Year of fee payment: 15