JPH01137414A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH01137414A
JPH01137414A JP29561087A JP29561087A JPH01137414A JP H01137414 A JPH01137414 A JP H01137414A JP 29561087 A JP29561087 A JP 29561087A JP 29561087 A JP29561087 A JP 29561087A JP H01137414 A JPH01137414 A JP H01137414A
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JP
Japan
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magnetic
front gap
film
gap
metal
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JP29561087A
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English (en)
Inventor
Tomio Kobayashi
富夫 小林
Junichi Honda
順一 本多
Tatsuo Hisamura
達雄 久村
Junichi Saito
潤一 斉藤
Yoshito Ikeda
義人 池田
Etsuo Izu
伊豆 悦男
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、いわゆるメタルテープ等の高抗磁力磁気記録
暖体に対して記録・再生を行うのに好適な磁気ヘッドに
関し、詳細には金属磁性膜を積層化した磁気ヘッドに関
する。 〔発明の概要〕 本発明は、基板と金属磁性膜よりなる磁気コア半体対を
突合わせて構成されるとともに、上記金属磁性膜により
閉磁路が形成されるいわゆるメタル・イン・ギャップ型
の磁気ヘッドにおいて、上記金属磁性膜を少なくともフ
ロントギャップから巻線溝まで連続的に金属磁性材料の
みで形成し、上記フロントギャップ部以外の部分では絶
縁膜を介した積層膜とすることにより、基板とこの基板
に被着形成される金属磁性膜との間に生じる疑偵ギャッ
プの形成を防止して記録・再生信号の品質を向上させ、
高出力、高帯域化が可能な磁気ヘッドを得ようとするも
のである。 〔従来の技術〕 近年、磁気記録の分野においては、記録信号の高密度化
が進行しており、高い抗磁力と高い残留磁束密度を有す
る磁気記録媒体(例えばメタルテープ等)が使用される
ようになっている。これに伴って磁気ヘッドに対しては
、当該磁気ヘッドのコア材料が高飽和磁束密度、高透磁
率を有することが要求されている。 このような要求を満たすため、従来から補助コア材にフ
ェライトを用い、そのフェライト上に高飽和磁束密度を
有するセンダストやアモルファス等の金属磁性膜を主コ
ア材として被着形成し、ギャップ部が上記金属磁性膜よ
り形成されてなるいわゆるメタル・イン・ギャップ型の
磁気ヘッドが提案されており、メタルテープ等の記録・
再生に好適なものとなっている。 ところが、上記磁気ヘッドにあっては、さらに高出力、
高帯域の磁気ヘッドが要求されている。 このため、上記金属磁性膜の膜厚を厚くしてこれに対処
することが考えられるが、単に膜厚を厚くするだけでは
渦電流損が多くなり出力が低下する。 そこで、上記渦電流損を防止することができ且つ高出力
、高帯域化を可能とする方法として膜厚の薄い金属磁性
膜を絶縁膜を介して積層する方法が知られている。上記
金属磁性膜を積層すると、従来からコア材として使用さ
れているフェライトの透磁率等に比べてはるかに高い透
磁率が得られる。 例えばフェライトの実効透磁率がIOMH2において3
00程度であるのに対し、3μ〜6μ程度の膜厚の金属
磁性膜を5ift等の絶縁膜を介して積層した場合は1
000〜1500以上の実効透磁率が得られる。このた
め、金属磁性膜を積層した磁気ヘッドが使用されるよう
になっている。 その−例として、金属磁性膜を積層した磁気ヘッドを第
13図および第14図に示す。 上記磁気ヘッドは、第13図および第14図に示すよう
に、記録媒体対接面1の中央に位置するフロントギャッ
プ2を境として左右側々に形成された磁気コア半体1.
II対が突合わされてなり、所定位置にコイルが巻装さ
れてなるものである。 上記磁気コア半休!、■は、コイルを巻装するための巻
線溝7.8を有した非磁性材料からなる基板3,4の当
該巻線溝7.8側の一表面上に金属磁性膜5,6が被着
形成されたものである。この金属磁性膜5,6は、上記
基板3.4の形状に沿ってフロントギャップ2からバッ
クギャップ9側に亘って連続して膜厚の薄い金属磁性材
料層m、。 ml m(、ma  、  m@  、  me  、
  m@  、  m>  、  m! 。 mjがそれぞれ5ift等の絶縁膜nll * nh 
*nc *  n−+  na +  nf r  n
et  nhを介して順次積層された積層膜とされてい
る。そして、この磁気コア半休1.  II対は金属磁
性膜5.6を当接面として突合わされて当該金属磁性膜
5,6により閉磁路が形成された磁気ヘッドとなってい
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、上述のように形成された磁気ヘッドでは、閉
磁路を形成する金属磁性膜5.6は絶縁膜n@r rk
b+ net fla+ near net netn
ゎを介して積層されているため、上記記録媒体対接面l
に何層もの絶縁膜na +  nh * fit + 
na *n、l  nl +  no r  n−がフ
ロントギャップ2と平行に現れることになる。このため
、上記絶縁膜ns+  nh+  Den  rt、、
  Hen  nt、  net  nbが疑偵ギャッ
プとして作用し本来フロントギャプ2における磁束と干
渉を起こして疑僚信号を生成し、記録・再生信号の品質
を低下させている。 そこで本発明は、上述の実情に鑑みて提案されたもので
あって、上記疑伯ギャップの形成を防止して記録・再生
信号の品質を向上させ、高出力。 高帯域化を可能とする磁気ヘッドを提供することを目的
とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の磁気ヘッドは、上記問題点を解決するとともに
、上記目的を達成するため、基板と金属磁性膜よりなる
磁気コア半体対が突き合わされた磁気ヘッドにおいて、
前記金属磁性膜はフロントギャップから少なくとも巻線
溝まで連続的に形成され、前記フロントギャップ部では
金属磁性材料のみからなり、フロントギャップ部以外の
部分では絶縁膜を介した積層膜となっていることを特徴
とするものである。 【作用】 本発明に係る磁気ヘッドは、フロントギャップ部が金属
磁性材料のみで形成されているため、本来フロントギャ
ップで発生する磁束と干渉を起こす疑領ギャップが形成
されることがない、このため、周波数特性にうねりが生
ずることなく記録・再生信号の品質が向上する。 また、フロントギャップ部以外の部分では、絶縁膜を介
した金属磁性材料の積層膜となっているため、高い透磁
率が得られ、高出力、高帯域化が図れる。 〔実施例〕 以下、本発明を適用した磁気ヘッドの具体的な実施例を
図面を説明しながら説明する。 第上曵災隻■ 第1の実施例の磁気ヘッドは、第1図に示すよ′   
うに、記録媒体対接面lOの略中夫に位置するフロント
ギャップ11を境として左右別々の磁気コア半休III
、 Nとして作成され、最後にガラス融着等により各磁
気コア半体■、■が対向して接合され、当該磁気コア半
体■、■にコイルがそれぞれ巻装されてなるものである
。 上記磁気コア半体■、■は、補助コア部である基板12
.13と主コア部である金属磁性膜14゜15とから構
成されている。 上記基板12.13は、非磁性フェライトあるいはセラ
ミックス等の非磁性材料からなり、突合わされる当接面
側のフロントギャップ11の端部近傍には、上記フロン
トギャップ11のデプス長を規制するとともにコイルを
巻装するための巻線溝16.17が形成されている。こ
の巻線溝16゜17の形状は、基板12.13単体では
台形状であるが、基板12.13同士突合わされると六
角形状となる。すなわち、巻線溝16.17には、基板
12.13の略中夫にコイルを巻装するための巻装部1
6a、17aが上記フロントギャップ11と平行に形成
され、またその巻装部16a。 17aの両端部には傾斜部16b、17b、16c。 17cがそれぞれ形成されている。 また、上記フロントギャップ11の両端にはトラック幅
Twを規制するための略円弧状の切り溝18.19が設
けられている。この切り溝18゜19には、磁気記録媒
体との当たり特性を確保するとともに上記磁気記録媒体
の摺接による偏摩耗を防止するためにガラス等の非磁性
材料が充填されている。なお、本実施例では上記基板1
2.13の材料として非磁性材料を用いたが、磁性材料
のフェライト等を使用しても差し支えない。 そして、上述のように形成された基板12.13の上記
巻線溝16.17が形成された面倒に、フロントギャッ
プ11からバックギャップ20に亘って主コア部となる
金属磁性膜14.15が被着形成されている。上記金属
磁性膜14.15は、フロントギャップ部14a、15
aJ9よびバックギャップ部14c、15cでは単層膜
となっており、巻線溝部14b、15bでは絶縁膜を介
した積層膜となっている。 すなわち、フロントギャップ11からバックギャップ2
0まで連続して一層の金属磁性材料層m1゜m、が基板
x2.13の形状に沿って被着形成されており、特にフ
ロントギャップ14 a +  15 aでは、この金
属磁性材料層ml 、m、の単層膜を金属磁性膜として
いる。そして、巻線溝部14b。 15bでは上記金属磁性材料層m、、m、上に510g
等の絶縁膜nt+  nt+  ns+  n4+  
ns+” +  nt l  n@を介して何層もの金
属磁性材料層mz + mz + m41 mB + 
m6 + ml + mB +m9.ml。が順次積層
されて積層膜となっている。なお、本実施例の巻線溝部
14b、15bの金属磁性材料層は5層となっている。 勿論、積層膜はこれに限定されるものではなく、適宜設
定すればよい、また、上記フロントギャップ11近傍に
は、当該フロントギャップ11の後端縁1’laから巻
線溝16.17側に向かって傾斜した傾斜部21.22
が形成されている。この傾斜部21゜22は、前記積層
化された各金属磁性材料層m8゜ms  +  ma 
 +  ms  *  mh  +  mq  +  
ms  +  m啼+  ffl+@の一端部を連なら
せて形成されており、フロントギャップ11以外の部分
での磁気的短絡を防止し、発生する磁束の効率を向上さ
せるものである。これに対して、パックギャップ部14
c、15c近傍では、前記積層化された各金属磁性材料
層mt1ms  +  ma  +  ms  +  
mh  +  my  +  ms  +  me  
+  mh。 の他端部は、当該バックギャップ部14c、15cに形
成された金属磁性材料層ffl+ 、 m、と同一直線
、上に連なっている。すなわち、各磁気コア半休1[1
,fVが突合わされると、上記各金属磁性材料層mt 
 l ms  +  ma  +  ms  +  m
h  +  mq  l ms  +  mq  +m
 loの他端部同士が突合わされる。 このように金属磁性膜14.15は、フロントギャップ
部14a、15aおよびバックギャップ部14c、15
cが金属磁性材料のみからなっtいるため、記録媒体摺
動面10には絶縁膜nl+nt*  n3.n4+  
nar  nar  nar  naが存在することが
ない、すなわち、上記絶縁膜nl+ng、ns+  n
ar  nar  nar  n?+  n、は疑似ギ
ャップとして作用することがない、よって、本来のフロ
ントギャップ11で発生する磁束と干渉することがない
ので周波数特性にうねりを生ずることもなく、記録・再
生信号の品質が向上する。 また、巻線溝部14b、15bでは、絶縁[n+。 nar  n3+  nar  nar  n、、n?
+  nsと金属磁性材料層ml 、 mz 、 m3
 、 ff1a 、 ms、 m6 。 m?r ms + ma * maeが何層にも積層化
されているので、磁気回路断面積が大きくなるとともに
高い透磁率が得られる。 ここで、上記金属磁性材料層m+ + m寞* mx 
+m4 、  ms+  m6 * m y + ml
 l me l  m 1@は、強磁性非晶質金属合金
、いわゆるアモルファス合金(例えば、Fe、Ni、C
oの1つ以上の元素とP、C,B、Stの1つ以上の元
素とからなる合金、またはこれを主成分としAn!、 
Ge、  Be。 Sn、I n、Mo、W、Ti、Wn、Cr、Zr。 Nf、Nb等号含んだ合金等のメタル−メタロイド系ア
モルファス合金、あるいはCo、 Hf、  Zr等の
遷移元素や希土類元素等を主成分とするメタル−メタル
系アモルファス合金)、Fe−Al!、−3i系合金、
Fe−Aj!系合金、Fe−3i−G。 系合金、Fe−Ni系合金、Fe−Aj!−Ge系合金
、Fe−Ga−Ge系合金、Fe−3i−Ge系合金、
Fe−Co−3I −Al系合金等の強磁性金属材料、
あるいはFe−Ga−3i系合金、さらには、上記Fe
−Ga−3i系合金の耐蝕性や耐摩耗性の一層の向上を
図るために、Fe、Ga。 Co (Feの一部をCOで置換したものを含む)。 Siを基本組成とする合金に、Ti、Cr、Mn。 Zr、Nb、Mo、Ta、W、Ru、Os、Rh。 Ir、Re、Ni、Pd、Pt、Hf、Vの少なくとも
1種を添加したものであってもよい。 これに対して絶縁I!Int +  n茸*  ns 
*  na +”S +  nh *  nt l  
nlは、Sin、等の他Ta。 Os 、Altos 、ZrO富、S isNm等が用
いられる。 これら金属磁性材料層および絶縁膜の形成方法としては
、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンブレーティン
グ法、クラスター・イオンビーム法等に代表される真空
薄膜形成技術が挙げられる。 上述のように形成された磁気コア半休II1. R/対
は、金属磁性膜14.15を当接面として突合わされ、
当該磁気コア半体II1. IVに形成された切り溝1
8.19にガラス等が充填されてガラス層23が形成さ
れて接合され、当該金属磁性膜14゜15により閉磁路
が形成された磁気ヘッドとされている。 第m凱 本発明に係る第2の実施例の磁気ヘッドは、前記第1の
実施例の磁気ヘッドの補助コア部である基板に、フェラ
イトと非磁性材料とからなる複合基板を用いて摺動ノイ
ズを低く抑えるようにしたものである。すなわち、補助
コア部にフェライトと非磁性材料とからなる複合基板を
用いた場合、摺動ノイズが低(抑えられるという特徴が
ある。 このため、本発明の磁気ヘッドに上記フェライトと非磁
性材料からなる複合基板を補助コア部として使用した。 上記複合基板を使用した第2の実施例の磁気ヘッドは、
第3図に示すように、フロントギャップ11近傍部分に
フェライ)24.25を使用し、上記フロントギャップ
11以外の部分には非磁性材料26.27を使用した複
合基板28.29を補助コアとして用いた。そして、こ
の複合基板28.29上に前記第1の実施例と同様に金
属磁性膜14.15を被着形成して磁気コア半体■、■
と成し、当該磁気コア半体■、■対の金属磁性膜14.
15を当接面として突合わせ形成したものである。上記
磁気ヘッドは、第1の実施例の磁気ヘッドの基板の材料
の違いのみで、その他は全て第1の実施例の磁気ヘッド
と同じ構成となっている0本例では、前記第1の実施例
の磁気ヘッドと同一形状かつ同一名称の部材にはその第
1の実施例の磁気ヘッドと同一の番号を付しその説明は
省略する。また、本実施例では、フロントギャップ11
近傍部分をフェライト24.25で形成しその他の部分
を非磁性材料26.27で形成しているが、反対にフロ
ントギャップ11近傍部分に非磁性材料を用い、その他
の部分にはフェライトを用いた複合基板としてもよい。 1盈Ω1隻■ 第3の実施例の磁気ヘッドは、前記第2の実施例と同様
に、補助コア部としてフェライトと非磁性材料とからな
る複合基板を使用したものである。 その構造は第4図に示すように、フロントギャップ11
近傍部分およびパックギャップ20形成部分にそれぞれ
フェライト30,31,32.33を用い、巻線溝16
.17が形成される部分に非磁性材料34.35を用い
た複合基板36.37を補助コアとし、この複合基板3
6.37上に前記第1の実施例と同様に金属磁性膜14
.15を被着形成して磁気コア半体■、■と成し、当該
金属磁性17!J14.15を当接面として突合わせ形
成したものである。この第3の実施例の磁気ヘッドは、
第1の実施例の磁気ヘッドの基板の材料の違いのみで、
その他は全て上記第1の実施例の磁気ヘッドと同じ構成
となっている。なお、前記第1の実施例の磁気ヘッドと
同一形状かつ同一名称の部材にはその第1の実施例の磁
気ヘッドと同一の番号を付しその説明は省略する。 箪土至塞旌■ 第4の実施例の磁気ヘッドは、第1の実施例の磁気ヘッ
ドの磁気コア半体対を接合させる際に、基板に被着形成
された金属磁性膜上にさらにもう一層の金属磁性材料層
を積層したものである。 すなわち、第5図および第6図に示すように、第1の実
施例の磁気ヘッドの磁気コア半休と同様に形成された磁
気コア半休II1. IVは、突合わされる面倒に形成
された金属磁性膜14.15上にさらにもう一層の金属
磁性材料層m++  、m1gが積層され(図中破線で
示す)、巻線溝部14b、15bの積層化された各金属
磁性材料層m、、m、。 ms+  ma  I ms、  mh*  m、、 
 ms、  m*+  m。 のエツジ部が接続されてなるものである。このように形
成された磁気コア半体対■、■は、上記金属磁性膜m+
+  、m1gを当接面として突き合わされて磁気ヘッ
ドとされている。なお第4の実施例の磁気ヘッドは、補
助コア部としてフロントギャップ11近傍部分にフェラ
イ)38.39を用い、その他の部分に非磁性材料40
.41を用いた複合基[42,43を使用した。またそ
の他の構成は、前記第1の実施例の磁気ヘッドと同じ構
成である。なお、前記第1の実施例の磁気ヘッドと同一
形状かつ同一名称の部材にはその第1の実施例の磁気ヘ
ッドと同一の番号を付しその説明は省略する。 また、上記基板42.43に被着形成されている金属磁
性膜14.45上にさらにもう一層の金属磁性材料層m
++  + mtgを被着させる際に、前記第1の実施
例の磁気コア半体■、■のフロントギャップ部14a、
15aおよびバックギャップ部14c、15cに被着形
成されている金属磁性材料層m、、m、を研磨して取り
除いた後に、この上に金属磁性材料層mr+  + m
tgを被着し、当該金属磁性材料層fntl  、 m
l、の単層膜をフロントギャップ部14a、15aとし
てもよい。 5(7)11医 第5の実施例の磁気ヘッドは、フロントギャップから巻
線溝までは金属磁性材料層のみで形成され、上記フロン
トギャップ以外の部分は絶縁膜を介した積層膜とされた
ものである。 すなわち、この磁気ヘッドは、第7図に示すように、フ
ロントギャップ11から巻線溝16,17までは金属磁
性材料層ml 、m6のみがらなり、上記フロントギャ
ップ11以外の部分は絶縁膜nl+n!+  ns+ 
 ”41  ns、”61  ntr  n−をそれぞ
れ介した金属磁性材料層ml + mz * ml +
ma1ms+ mi+ my+ m=、me、ml@の
積層膜とされた磁気コア半体V、Vl対が当該金属磁性
膜14.15を当接面として突合わせ形成されたもので
ある。 この磁気コア半体V、 Vlを作成するには、フロント
ギャップ11形成面の高さがパックギャップ20形成面
の高さよりも高く形成された複合基板48.49を用い
、この上に前記第1の実施例と同様に金属磁性膜14.
15を被着して積層膜を形成する。その後、フロントギ
ャップ11形成面上に形成された積層膜のを研磨して単
層の金属磁性材料層m、、m6とする。この研磨の際、
上記フロントギャップ11以外の部分は、上記フロント
ギ中ツブll形成面がパックギャップ20形底面よりも
高(形成されているため、研磨されることがない、この
ため、上記フロントギャップ11以外の部分は絶縁II
 ”I r  ng l  rls l  ”4 r 
 ns +n6+  ntr  n#を介した金属磁性
材料層m+。 mt * ms + ma + ms + mh + 
my + m@+ me +m+@の積層膜となる。 なお、本実施例の複合基板48.49は、フロントギャ
ップ11近傍部分にフェライト44,45、その他の部
分に非磁性材料46.47を用いた。また、前記第1の
実施例の磁気ヘッドと同一形状かつ同一名称の部材には
その第1の実施例の磁気ヘッドと同一の番号を付しその
説明は省略する。 ]」jすm 第6の実施例の磁気ヘッドは、前記した第1の実施例の
磁気ヘッドのフロントギャップのトラック幅を狭くし、
狭トラツク化したものである。この磁気ヘッドの構成を
その製造方法の一例と共に第8図乃至第12図を参照し
ながら説明する。 先ず、上記磁気ヘッドを作成するに当たって、第8図に
示すようにフェライト62と非磁性材料63とからなる
複合基板ブロック64上に、絶縁膜65を介して金属磁
性膜66を積層して積層膜を形成する。なお、上記複合
基板64には、巻線溝60とこの巻線溝60に直交し各
ヘッドチップに対応する位置に凹溝61が形成されてい
る。 次に、第9図に示すように、凹溝61が形成されたフロ
ントギャップ部68が図中上方位置になるように前記複
合基板ブロック64を傾斜させる。 そして、上記フロントギャップ部68近傍のみを所望の
トラック幅となる位置(図中二点鎖線で示す位置)まで
研削し、第10図に示す如(トラック幅規制溝67を形
成する。このトラック幅規制溝67は、前記工程で形成
されたヘッドチップに対応する位置に形成された凹溝6
1よりも幅広に形成されており、この工程でトラック幅
が決定される。 次に、第11図に示すように、フロントギャップ部68
とパックギャップ部69に形成された積層膜を研磨して
金属磁性11166のみからなるようにする。すなわち
、絶縁WA65がない状態とする。 その際、上記フロントギャップ部68およびパックギャ
ップ部69以外の部分は、絶縁膜65と金属磁性116
6との積層膜となっている。 その後、第12図に示すように、金属磁性膜66が積層
された複合基板ブロック64をスライシングして磁気コ
ア半休70.71をそれぞれ形成する。そして、上記磁
気コア半休70.71対を金属磁性膜66.66を当接
面として突合わせ、ガラス融着によりガラス層72を形
成し接合して狭トラツク幅Wを有した磁嶽ヘッドを形成
する。 このように形成された磁気ヘッドは、トラック幅Wを狭
くしても、前記第1の実施例の磁気ヘッドと同様に疑似
ギャップが形成されず、高透磁率を有した磁気ヘッドと
なっている。 本実施例の磁気ヘッドは、いずれもフロントギャップが
ヘッドチップの厚み方向に対して直交方向に形成された
ものであるが、これに限定されず例えばフロントギャッ
プがヘッドチップの厚み方向に対して直交方向でないア
ジマス付の磁気ヘッドにも適用されるものである。 〔発明の効果〕 以上の説明からも分かるように、金属磁性膜を少なくと
もフロントギャップから巻線溝まで連続的に金属磁性材
料のみで形成しているため、上記フロントギャップ近傍
に疑領ギャップとして作用する絶縁膜が現れることがな
い、したがって、疑僚ギャップの形成を防止することが
でき、磁気記録・再生信号の品質を向上させることがで
きる。 また、フロントギャップ以外の部分は絶縁層を介した積
層膜となっているため、高い透磁率が得られる。したが
って、高出力で高帯域化を可能とする磁気ヘッドを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した磁気ヘッドの第1の実施例を
示す断面図であり、第2図はその記録媒体対接面を示す
要部拡大平面図である。第3図は第2の実施例の磁気ヘ
ッドを示す断面図であり、第4図は第3の実施例の磁気
ヘッドを示す断面図である。第5図は第4の実施例の磁
気ヘッドを示す断面図であり、第6図は第4の実施例の
磁気ヘッドの記録媒体対接面を示す要部拡大平面図であ
る。第7図は第5の実施例の磁気ヘッドの断面図である
。第8図乃至第12図は第6の実施例の磁気ヘッドを製
造する際の各工程を示すものであり、第8図は複合基板
に絶縁膜を介して金属磁性膜を積層する工程、第9図お
よび第10図はトラック幅規制溝形成工程、第11図は
フロントギャップ部およびバックギャップ部に形成され
た積層膜の研磨工程、第12図は磁気コア半体対の融着
工程をそれぞれ示す工程図である。第13図は従来の磁
気へラドのの一例を示す断面図であり、第14図はその
記録媒体対接面を示す要部拡大平面図である。 11         ・・・フロントギャップ12、
13.28.29.36   ・・・基板37.42,
43.48.49 n++ nt* n@、 na、   ・・・絶縁膜’
S+   nhn   nt、   ns、   65
14.15.66      ・・・金属磁性膜14a
、 15a、 68   ・・・フロントギャップ部1
4b、 15b     ・・・巻線溝部14c、 1
5c、 69   ・・・パックギャップ部16、17
.60      ・・・巻線溝部 許 出 願 人 
 ソニー株式会社代理人   弁理士  小 池   
見間   田村榮− 同   佐藤 勝 第1図 第2図 C) 転 Cつ  − * 区 ぐ 第5図 第6図 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 基板と金属磁性膜よりなる磁気コア半体対が突合わされ
    た磁気ヘッドにおいて、 前記金属磁性膜はフロントギャップから少なくとも巻線
    溝まで連続的に形成され、前記フロントギャップ部では
    金属磁性材料のみからなり、フロントギャップ部以外の
    部分では絶縁膜を介した積層膜となっていることを特徴
    とする磁気ヘッド。
JP29561087A 1987-11-24 1987-11-24 磁気ヘッド Pending JPH01137414A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02162505A (ja) * 1988-12-16 1990-06-22 Mitsumi Electric Co Ltd 磁気ヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02162505A (ja) * 1988-12-16 1990-06-22 Mitsumi Electric Co Ltd 磁気ヘッド

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