JPH01137221A - 内視鏡先端アダプタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、内視鏡の挿入部先端部にアダプタを着脱自在
に装着する内視鏡先端アダプタ装置の改良に関するもの
である。

［従来の技術と発明が解決しようとする問題点］近イ「
、細長の挿入部を体腔内に挿入することによって、切開
することなく体腔内の臓器等を観察、み断したり、或は
処置具を用いて治療処置のできる（医療用）内視鏡が多
用されている。又、同様に細長の挿入部を機器等の内部
に挿入して機器内等を観察したり、処置のできる（工業
用）内視鏡が用いられている。

これら内視鏡には、挿入部先端部における対物レンズの
画角を変える画角変換アダプタ、視野方向を例えば直視
方向から側視方向に変える視野方向変換アダプタ、或は
先端部を保護する保護アダプタ（キャップ）等の種々の
機能を右Ｊる先端アダプタが着脱自在に装着されるもの
が存在づる。

ところで、内視鏡は、前）ホしたようにエンジン等の機
器内、或は体腔内に挿入しで使用されるものであるため
、挿入部の先端部に装着される先端アダプタ（よ、脱落
を完全に防止り゛るよう構成しなければならなず、しか
も小径であることが望ましい。

この先端アダプタを挿入部先端部に着脱自在に且つ脱落
しないよう装着する従来のアダプタ装置を第４図及び第
５図に示す。これらの図において、挿入部先端部１を構
成する先端構成部本体２は、その外周に後部側から順次
ねじ込み休３、接続体４を各々外嵌づるためのスペース
が設けられており、このうちねじ込み体３用スペースの
後部にはねじ込み体３内周の雌ねじ３ａと螺合する雄ね
じ５が、又、接続体用スペースの中途には、該接続体４
の後端部内周に形成した＊ｌｉねじ４ａと螺合する雄ね
じ６が形成されている。前記ねじ込み体３の先端部内周
には、係合部７が形成されており、接続体４の外周に設
けた突き当て部８に係合して該接続体４を後方へ引き込
むようになっている。

一方、先端アダプタ９は、アダプタ本体１０を主体とし
て構成され、このアダプタ本体１０は後部に嵌合凹部１
１を有して接続体４の先端部に嵌合していると共に、外
周の径方向にビス用透孔１２が形成されている。このア
ダプタ本体１０を嵌合した接続体４は前記ビス用透孔１
２と同一径方向にねじ１３を有して、アダプタ１０のビ
ス用透孔１２からビス１４を螺入しアダプタ本体１０を
接続体４に固定している。又、先端構成部本体２の先端
部側外周には平面に切り欠かれた位置決め面１５を右す
る一方、接続体４の内周にこの位置決め面１５と嵌合す
る凸面１６を形成している。

この構成で、先端アダプタ９を前部側に固定し、後部側
にねじ込み休３を外嵌した接続体４を先端構成部本体２
の外周に外挿して行き、後端部内周の雌ねじ４ａが先端
構成部本体２の前部雄ねじ６に突き当たったとぎ、回転
ざばてこの雌ねじ４ａと雄ねじ６を螺合させ、さらに接
続体４を回転させねじ込／υＣ行くとこの雌ねじ４ａが
雄ねじ６の後端から外れ、該接続体４は先端構成部本体
２の外周で軸方向及び回１１１入方向共フリーとなる。

ここで接続体４をさらに外挿しながら回転さけ、先端構
成部本体２の位置決め面１５と該接続体４内周の凸面１
６を嵌合させて回転方向を規制した後、ねじ込み休３を
回転させてその雌ねじ３ａを先端構成部本体２の雄ねじ
５に螺合させてねじ込み、接続体４及び先端アダプタ９
を引き込み固定するものである。

しかしながら、この従来の構成では、先端構成部本体２
の外径りが設定されたとき、内視鏡挿入部の先端部１の
最小外径は以下の寸法となる。

すなわち、先端構成部２の雄ねじ６の高さと接続体４と
の隙間ｔ１、接続体４の肉厚ｔ２、接続体４の突き当て
部８の高さｔ３、ねじ込み体３の雄ねじ３ａの高さと肉
厚ｔ４、とＪると、先端部１の外径りは、Ｌ十（ｔｔ　
＋ｔ２　＋ｔ３　＋’ｊ＋　）×２が最小となり、それ
以下にはできない。

又、従来の構成では、先端アダプタを接続体に固定する
のにビスを必要とし、１つその為の透孔及びねじ孔の加
工が必要である。

本発明は、これらの＄情に鑑みてなされたもので、先端
アダプタを着脱自在に且つ脱落することなく装着する挿
入部先端部の外径を極力細くできるようにした内視鏡先
端アダプタ装置を提供することを目的としている。

［問題点を解決するための手段及びその作用］前記目的
を達成するため本考案による内視鏡先端アダプタ装置は
、ねじ込み体の先端構成部本体　。

へのねじ込みによって接続体を介してアダプタ本体を先
端構成部本体に固定するものであって、接続体をねじ込
み固定するＩｊｔねじを先端構成部の前後二段にわたっ
て設け、この前後の雄ねじの呼び径を同一としたもので
ある。

この構成で、接続体のｊｌねじ及び該接続体と先端構成
部本体外周との隙間を不要とし、その介挿入部先端部を
ｍ径比できる。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明りる。。

第１図ないし第３図は本発明の一実施例に係り、第１図
は所面図、第２図は第１図の［−１ｒ線所面図、第３図
は実施例が適用される一例としての内視鏡を示１斜視図
である。

第３図にポリように内視鏡２１は、手元側操作部２２の
前方に細長な挿入部２３を連設しており、この挿入・部
２３はフレキシブルな可撓管２４と、この可ＶＡ管２４
先端に連設した湾曲Ｔ’！　２５と、該湾曲管２５先端
に連結した先端構成部２６とから構成され、この先端構
成部２６に、画角変換、視野方向変換、保護用等の先端
アダプタ２７が着脱自在に装着されるようになっている
。尚、図示の先端アダアタ２７は視野方向変換アダプタ
である。

第１図及び第２図において符号２８は先端構成部本体で
、軸方向にイメージ系透孔２９とライトガイド系透孔３
０どを形成して各々オプチカルファイバーバンドルから
なるイメージガイド３１とライトガイド３０ａが挿通さ
れ、このイメージガイド３１の先端のイメージ系透孔２
９内には対物レンズ３１ａが組込まれている。前記先端
構成部本体２８の外周には、後部側から順次ねじ込み休
３２を外嵌づるための第１のスペース３３と、接続体３
４及び該接続体３４に螺着されたアダプタ本体３５を外
嵌するための第２のスペース３６とが形成されており、
これらスペース３３と３６とは、ねじ込み体３２及び接
続体３４、アダプタ体３５を各々外嵌したとき、外径が
大きくならないよう段状に小径に形成されている。そし
て、先端構成部本体２８外周の第１のスペース３３には
、その前後に呼び仔が同じ雄ねじ３７．３８が形成され
ている。又、ねじ込み体３２は、その後部内周に前記第
１のスペース３３の雄ねじ３７．３８に螺合する雌ねじ
３９が形成されている一方、前部内周に係合段部４０を
形成している。前記接続体３４は外周にねじ込み体３２
の係合段部４０を係合Ｊる突き当て部４１を形成し、こ
の突き当て部４１の前方外周に雄ねじ４２を形成してい
る。

前記第１のスペース３３の前段ｋ［ねじ３７と後段雄ね
じ３８とは、ねじ込み体３２の雌ねじ３９の軸方向長さ
より離間して配置されている。先端アダプタ２７はアダ
プタ本体３５を主体に構成されており、このアダプタ本
体３５は後部に四部４３を有し、この凹部４３は奥から
先端構成部本体２８の先端側外周に嵌合づる嵌合部４３
　ａと接続体３４の雄ねじ４２と螺合づる雌ねじ４３ｂ
とを形成している。

又、第２図に示すように先端構成部本体２８の先端側外
周には、平面に切り欠かれた位置決め面４４が形成され
ている一方、アダプタ本体３５の嵌合部４３ａには位置
決め面４４と嵌合して回転方向の位置決めを行なう凸面
４３Ｇが形成されている。

尚、図示例の先端アダプタ２７は光路変更用プリズム４
５と、ライトガイド４６とを内設している。

この構成では、ねじ込み休３２を接続体３４に組みイ」
（プて、該接続体３４にアダプタ本体３５を螺合した状
態で、まずねじ込み休３２を先端構成部本体２８の外周
に外挿してその雌ねじ３９を第１のスペース３３の前段
雄ねじ３７に螺合し、さらにねじ込むことによりねじの
螺合が外れ、ここでねじ込み休３２は前後の雄ねじ３７
．３８間で軸方向、回転方向共自由となる。このねじ込
み休３２をさらに軸方向後方へ押し込み、アダプタ本体
３５の嵌合部４３ａを先端構成部本体２８の先端側外周
に嵌合すると共にその凸面４３ｃを位置決め面４４と嵌
合するように回転し、回転方向の位置決めを行う。その
後、ねじ込み休３２をさらに押し込むと雌ねじ３９が後
段の雄ねじ３８に当たるので、ここでねじ込み体で３２
を回転させて雌ねじ３９をｊｊ［ねじ３８に螺合させる
。そうＪ−るとねじ込み体３２の係合段部４０ど突き当
て部４１との係合によって接続体３４が引き込まれ、そ
れに伴ってアダプタ本体３５の１■合部４３ａの奥面４
３ｄが先端構成部本体２８の先端に押し何けられて固定
される。

このような構成としたことにより、前述第４図に示づ従
来例におりる先端構成部２のＨ［ねじ６の高さと接続体
４との隙間（ｊ＋　Ｘ２）の分だけ不要となり、その介
挿入部２３の外径を細径化できる。又、アダプタ本体３
５は接続体３４に螺合して固定され、従来例のビスが不
要とく【る。尚、接続体３４はアダプタ本体３５と一体
に形成してもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、先端アダプタを着
脱自在にＨつ脱落することなく装盾づる挿入部先端部の
外径を、極力細くできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の一実施例に係り、第１図
は断面図、第２図は第１図の■−■線断面図、第３図は
一実施例を適用した内視鏡を示す斜視図、第４図は従来
例の断面図、第５図は第４図のｖ−ｖ線断面図である。 ２６・・・先端構成部　　　２７・・・先端アダプタ２
８・・・先端構成部本体　３２・・・ねじ込み体３４・
・・接続体　　　　　３５．・・・アダプタ本体３７．
３８・・・前後の雄ねじ ３９・・・雌ねじ 第２図 第３図 第４図 第５図 手Ｗ詩市正Ｒ）（自発） 昭和６３年１月２８日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　接続体を介してアダプタ本体をねじ込み体で先端構成
   部本体にねじ込み固定するものにおいて、前記ねじ込み
   体の内周に設けた雌ねじを螺合する雄ねじを先端構成部
   本体の外周の前後に同じ呼び径で形成し、且つこの前後
   の雄ねじの間隔を前記ねじ込み体の雌ねじの軸方向長さ
   より大きくして、ねじ込み体が該雌ねじを前後の雄ねじ
   間に位置させるとき軸方向及び回転方向共自由に動くこ
   とができるようにしたことを特徴とする内視鏡先端アダ
   プタ装置。