JP3365870B2 - 気道確保装置 - Google Patents

気道確保装置

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JP3365870B2
JP3365870B2 JP22875394A JP22875394A JP3365870B2 JP 3365870 B2 JP3365870 B2 JP 3365870B2 JP 22875394 A JP22875394 A JP 22875394A JP 22875394 A JP22875394 A JP 22875394A JP 3365870 B2 JP3365870 B2 JP 3365870B2
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    • A61M16/00Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
    • A61M16/04Tracheal tubes
    • A61M16/0488Mouthpieces; Means for guiding, securing or introducing the tubes

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、救急時等に気道を確保
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交通事故等の際に咽頭破損等により気道
が塞がれると、呼吸困難となり生命の危険を伴う。その
ため、救急現場では、気道を確保することが最優先で求
められる。気道を確保する従来装置は、挿入チューブ構
造体とスタイレットにより構成されている。スタイレッ
トは、例えばアルミ製のコアを樹脂材で覆うことにより
半硬性をなし、人間の手で湾曲させることができ、この
湾曲後は弾性復帰することなく湾曲形状を保持できるよ
うになっている。術者は、喉頭鏡で観察しながら、上記
湾曲形状のスタイレットを上記挿入チューブ構造体に挿
入した状態で、患者の口から気道に挿入する。気道挿入
完了後に、挿入チューブ構造体を気道に残したまま、ス
タイレットだけを引き抜き、この挿入チューブ構造体か
ら酸素を供給する。なお、上記のような気道損傷でない
場合でも、酸素吸入や麻酔ガス吸入のために、上記装置
を用いることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の気道確保装
置にあっては、患者の口を開いても喉頭鏡では気道が良
く見えずスタイレット挿入状態のチューブを患者の気道
に挿入するのに、困難を伴うか、熟練を必要としてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項の気道確保装置では、気道に挿入されるべ
き挿入チューブ構造体と、この挿入チューブ構造体を気
道に挿入する時の気道観察を行う内視鏡とを備え、上記
内視鏡は、ボデイと、このボデイの前端から延び上記挿
入チューブ構造体に挿入される半硬性の挿入部とを備
え、さらに、上記挿入部にその軸方向にスライド可能に
装着されたスライド筒と、このスライド筒を所望位置で
挿入部に固定する固定手段とを備え、このスライド筒の
前部には、上記挿入チューブ構造体の後端筒部を着脱可
能に嵌める取付筒部が設けられていることを特徴とす
る。請求項では、上記固定手段は、(i)上記スライ
ド筒の割りを有する後端部と、(ii)スライド筒に螺合
されるとともに内周に後方に向かって縮径するテーパ面
を有する固定筒とを含み、上記固定筒がスライド筒に螺
合された時に、固定筒のテーパ面がスライド筒の後端部
に当たりこの後端部を径方向,内方向に変形させて上記
挿入部の外周に圧接させることを特徴とする。請求項
では、上記固定手段は、(i)上記内視鏡の挿入部にそ
の軸方向にスライド可能に装着されるとともにスライド
筒の後部に螺合されかつ先端部内周に前方に向かって拡
径するテーパ面を有する固定筒と、(ii)スライド筒の
軸方向の中間部内周に形成された環状の係止部と、(ii
i)スライド筒の先端部テーパ面とスライド筒の係止部
との間に介在されたOリングとを含み、上記固定筒をス
ライド筒にねじ込んだ時に、固定筒の先端部テーパ面と
スライド筒の係止部との間のOリングが変形して上記挿
入部の外周に圧接することを特徴とする。請求項
は、上記固定手段は、(i)上記内視鏡の挿入部にその
軸方向にスライド可能に装着されるとともにスライド筒
の後部に収容されかつ全長にわたる割りを有する固定筒
と、(ii)スライド筒の後部の周壁を貫通するようにね
じ込まれた固定ねじとを含み、上記固定ねじをねじ込ん
で固定筒の外周面を押すことにより、固定筒が縮径して
上記挿入部の外周に圧接することを特徴とする。請求項
では、上記内視鏡の挿入部は、最も外側の半硬性のシ
ースと、このシースに挿入され像伝送手段,照明光伝送
手段を包含する長尺な内容物とを含むことを特徴とす
る。請求項では、上記シースは上記内容物を挿脱可能
に収容し、シースの後端部は、ボデイに着脱可能に取り
付けられていることを特徴とする。請求項では、上記
挿入チューブ構造体の後端筒部は、取付筒部の内周側に
嵌まり込むようになっており、これら挿入チューブ構造
体の後端部外周面と取付筒部の内周面は、前方に向かっ
て広がるテーパ面により形成されていることを特徴とす
る。請求項では、上記挿入チューブ構造体の後端筒部
は取付筒部の外周側に嵌まるようになっており、これら
挿入チューブ構造体の後端筒部の内周面と取付筒部の外
周面は、前方に向かって狭まるテーパ面により形成され
ていることを特徴とする。
【0005】
【作用】請求項の発明では、内視鏡の挿入部を挿入チ
ューブ構造体に挿入し、挿入チューブ構造体の後端筒部
を内視鏡の取付筒部に嵌める。これにより、内視鏡の半
硬性の挿入部が従来のスタイレットと同様に挿入チュー
ブ構造体の湾曲形状を保持する役割を担う。このよう
に、内視鏡の挿入部に挿入チューブ構造体を装着した状
態で、患者の気道に差し込む際に、内視鏡により気道を
観察することができるので、容易に差し込むことができ
る。気道への差し込み完了後に、挿入チューブ構造体を
気道に残し内視鏡の挿入部だけを抜き取る。この際、挿
入チューブ構造体の後端筒部と内視鏡の取付筒部との嵌
合状態を解消するだけで、内視鏡の挿入部を簡単に抜き
取ることができる。また、スライド筒が内視鏡の挿入部
に沿ってスライド可能であるので、取付筒部の位置を所
望位置に設定でき、例えば、内視鏡の挿入部が挿入チュ
ーブ構造体に比べて長くても、両者の先端を適宜に揃え
ることができる。請求項では、固定筒をねじ込むだけ
で、スライド筒の後端部が径方向,内方向に変形して内
視鏡の挿入部外周に圧接するので、簡単にスライド筒を
固定でき、ひいては簡単に取付筒部の位置決めを行うこ
とができる。請求項では、固定筒をねじ込むだけで、
Oリングが内視鏡の挿入部外周に圧接するので、簡単に
スライド筒を固定でき、ひいては簡単に取付筒部の位置
決めを行うことができる。請求項では、固定ねじをね
じ込むだけで固定筒が縮径して内視鏡の挿入部外周に圧
接するので、簡単にスライド筒を固定でき、ひいては簡
単に取付筒部の位置決めを行うことができる。請求項
では、内視鏡の挿入部の最も外側が半硬性のシースによ
り構成されており、このシースが従来のスタイレットと
しての役割を担う。請求項では、内視鏡のシースが内
容物およびボデイに対して着脱可能であるので、取り換
えることができる。請求項では、挿入チューブ構造体
の後端筒部を取付筒部の内周側に嵌める際に、両者のテ
ーパ面を密着させることができ、この装着状態を安定し
て維持できるとともに、着脱も容易である。請求項
は、挿入チューブ構造体の後端筒部を取付筒部の外周側
に嵌める際に、両者のテーパ面に密着させることがで
き、この装着状態を安定して維持できるとともに、着脱
も容易である。
【0006】
【実施例】以下、本発明の気道確保装置の一実施例を第
1図〜第7図を参照して説明する。図1に示すように、
気道確保装置は、気道に挿入されるべき挿入チューブ構
造体Aと、この挿入チューブ構造体Aを気道に挿入する
時に気道観察を行う内視鏡Bとを備えている。
【0007】まず、挿入チューブ構造体Aについて説明
する。図3に最も良く示されているように、挿入チュー
ブ構造体Aは、樹脂製のチューブ1と、このチューブ1
の後端部に固定されたアタッチメント2と、チューブ1
の先端近傍に取り付けられたバルーン3とを備えてい
る。チューブ1は湾曲形状をなしているが、力を加えれ
ば容易に変形し得るほど曲げ剛性は低い。チューブ1の
先端は気道に挿入しやすいように、斜めにカットされて
いる。アタッチメント2は、鍔2aと、この鍔2aの前
面に設けられた第1筒部2bと、鍔2aの後面に設けら
れ第1筒部2bより径の大きな第2筒部2cとを有して
いる。この第1筒部2bはチューブ1の後端部に圧入,
固定されている。第2筒部2cは、第1筒部2bと同軸
をなしており、挿入チューブ構造体Aの後端筒部として
の役割を担う。この第2筒部2cの外周は前方に向かっ
て径が広がるテーパ面2xとなっている。バルーン3の
両端部はチューブ1の外周面に接着されており、バルー
ン3の中間部は、チューブ1の外周面に接着されない。
バルーン3には、細管4の先端が接続されている。この
細管4はチューブ1の内側を通って後方に延び、チュー
ブ1の中間部でその外側に延び出し、さらに後方に延び
ている。この細管4の後端には、圧縮空気の受け入れ部
4aが設けられており、この受け入れ部4aから流入し
た圧縮空気が細管4を通り、バルーン3の中間部とチュ
ーブの外周面との間に供給され、これによりバルーン3
が膨らむようになっている。
【0008】次に、内視鏡Bについて詳述する。図1,
図2に示すように、内視鏡Bは、ボデイ10と、このボ
デイ10から前方に延びる挿入部30と、ボデイ10の
後方に配置された接眼部50とを備えている。
【0009】ボデイ10は、第1筒11と、この第1筒
11の後端部に同軸をなして連結された第2筒12と、
第1筒11の周壁に軸線を直交させて連結された第3筒
13と、第1筒11の軸方向中間部に収容固定されたア
タッチメント20とを有している。第2筒12には、半
硬性の管51の前端が固定されており、この管51の後
端に上記接眼部50が設けられている。第3筒13には
フレキシブルなライトガイドチューブ60の一端が接続
されている。このライトガイドチューブ60の他端には
照明用光学コネクタが接続されている。
【0010】図5に最も良く示されているように、上記
第1筒11は円筒形状をなし、後部にベース筒部15を
有し、前部に取付筒部16を有している。この取付筒部
16は前述した挿入チューブ構造体Aを着脱可能に取り
付けるためのものであり、その内径は、ベース筒部15
の内径より大きく、両者の間に段17が形成されてい
る。取付筒部16の内周面は、前端に向かって拡径する
テーパ面16aとなっている。このテーパ面16aのテ
ーパ角度は、上述した挿入チューブ構造体Aの第2筒部
2cのテーパ面2xと等しい。
【0011】図5に示すように、上記ボデイ10のアタ
ッチメント20は、後部に厚肉の円筒形状をなすベース
部21を有し、前部にベース部21より外径の小さな薄
肉円筒形状の取付部22を有し、中間部に径方向,外方
向に延びる鍔部23を有している。アタッチメント20
のベース部21は第1筒11のベース筒部15に収容さ
れ、鍔23は第1筒11の段17に当接した状態で、ね
じ25により段17に固定されている。上記取付部22
は、後述する挿入部30のシース31の後端部を取り付
けるためのものであり、第1筒11の取付筒部16の内
側に同軸をなして配置されており、その外周にはねじ部
22aが形成されている。アタッチメント22の前面に
は、後述するシース31のアタッチメント32を収容す
るための収容凹部24が形成されており、この収容凹部
24は上記取付部22により囲われている。
【0012】図1,図2に示すように、上記内視鏡Bの
挿入部30は、長い半硬性のシース31と、このシース
31に収容された長い内容物40とを有している。シー
ス31は、図7に示されているように、アルミ製の薄肉
の管31aと、この管31aの内周および外周にラミネ
ートされた樹脂チューブ31b,31cとを有してい
る。図では、これら管31a,31b,31cの厚さを
誇張して示している。管31aは、その軸線に沿って全
長にわたって割られており、この割られた部位の側縁は
互いに重なり合っている。シース31を湾曲した時に、
これら側縁が周方向に相対移動するようになっている。
シース31は人間の手で任意形状に湾曲可能であり、ア
ルミ製の管31aによってその湾曲形状を安定して維持
できる。このシース31は、従来のスタイレットとして
の役割を担う。
【0013】図5に最も良く示されているように、シー
ス31の後端部にはアタッチメント32が取り付けられ
ている。このアタッチメント32は、ベース部32a
と、このベース部32aの前面に形成されて筒部32b
とを有している。この筒部32bがシース31の後端部
に挿入固定されている。アタッチメント32のベース部
32aは、ボデイ10のアタッチメント20の収容凹部
24に収容されている。アタッチメント20の取付部3
2にはねじ筒33が螺合されている。このねじ筒33の
前端に形成された径方向,内方向に延びる環状の鍔33
aが、アタッチメント32のベース部32aと筒部32
bとの間に形成された段32cに当たることにより、ア
タッチメント32をボデイ10に着脱可能に固定でき、
ひいてはシース31の後端部を着脱可能に取り付けるこ
とができる。
【0014】図6に最も良く示されているように、上記
シース31の先端部には、チップ35が取り付けられて
いる。このチップ35の外周に上記シース31の後端延
長部が接着,糸巻きを含む固定手段36により、固定さ
れている。チップ35は軸方向に延びる貫通孔35aを
有しており、この貫通孔35aの先端開口は、ガラス板
37により閉じられている。
【0015】図5,図6に最も良く示されているよう
に、上記挿入部30の内容物40は、フレキシブルな保
護管41と、この保護管41に収容された像伝送用の光
ファイバ束42および照明光伝送用の光ファイバ束43
とを有している。保護管41は、帯板を螺旋巻きしてな
るフレックス41aと、このフレックス41aの外周を
覆う樹脂チューブ41bとを有している。保護管41の
先端部は筒体44の外周に固定されている。筒体44は
チップ35の貫通孔35aに挿脱可能に挿入されてい
る。筒体44には、間隙を介して補助筒45が収容され
ている。補助筒45には先端から奥に向かって順に、ガ
ラス板46,対物側光学系としての凸レンズ47,48
および像伝送用の光ファイバ束42の先端部が収容され
ている。この像伝送用の光ファイバ束42は薄い樹脂チ
ューブ42aで覆われており、その先端面は、後側の凸
レンズ48の平坦面に当たっている。照明光伝送用の光
ファイバ束43の先端部は、筒体44と補助筒45との
間の環状の隙間を通り、その先端がガラス板46の周囲
に均等に配置されその前面と面一をなしている。
【0016】図1,図2,図5に示すように、保護管4
1の後端部は、シース31のアタッチメント32のベー
ス部32aを貫通し、ボデイ10のアタッチメント20
のベース部21を貫通する。保護管41の後端部は、シ
ース31のアタッチメント32のベース32aに固定さ
れず、ボデイ10のアタッチメント20のベース部21
だけに接着剤等で固定されている。像伝送用光ファイバ
束42は、保護管41の後端部からさらに延びてボデイ
10および半硬性管51を通り接眼部50に至る。この
接眼部50で凸レンズを含む接眼光学系に光学的に接続
される。照明光用光ファイバ束43は、保護管41の後
端部からさらに延びてボデイ10およびライトガイドチ
ューブ60を通り、ライトガイドチューブ60の先端に
設けられたコネクタに接続される。
【0017】上記内視鏡Bでは、通常の内視鏡と同様
に、光源装置からの照明光がコネクタに入射し、光ファ
イバ束43を通って挿入部30の先端から体腔(本実施
例では気道)へと出射される。気道の像は、対物光学系
47,48を介して光ファイバ束42の先端面に入射
し、この光ファイバ束42を通って接眼部50に至り、
その結果、接眼部50で気道を観察することができる。
【0018】次に、上記構成の気道確保装置の作用につ
いて詳述する。内視鏡Bの挿入部30は予め気道の形状
にしたがって湾曲させておく。この際、上記内容物40
とシース31との間には充分な間隙49が形成されてい
るため、シース31の断面形状が若干変形しても、内容
物40を損傷することがない。
【0019】図1に示すように、湾曲状態の挿入部30
を、湾曲形状の挿入チューブ構造体Aに挿入する。そし
て、挿入チューブ構造体Aのアタッチメント2の第2筒
部2cを、ボデイ10の取付筒部16に差し込む。この
際、第2筒部2cの外周側のテーパ面2xの後端の外径
が、取付筒部16の内周側のテーパ面16aの前端の内
径より小さいため、第2筒部2cは取付筒部16に差し
込み易い。しかも奥まで差し込むと、第2筒部2cのテ
ーパ面2xが取付筒部16のテーパ面16aに密着する
ので、両筒部2c,16の連結状態が確実なものとな
り、ひいては挿入チューブ構造体Aの後端部が確実に内
視鏡Bのボデイ10に取り付けられる。なお、この取付
状態で、内視鏡Bの挿入部30の先端は、挿入チューブ
構造体Aの先端とほぼ一致するか若干奥に位置してい
る。
【0020】上述のように、内視鏡Bの挿入部30を挿
入チューブ構造体Aに取り付けた状態で、交通事故等の
患者の気道に口から差し込む。この際、挿入チューブ構
造体Aのチューブ1は湾曲形状を有しているが、このチ
ューブ1は曲げ剛性が弱いので、単独では咽頭損傷等の
場合に気道に円滑に挿入できない。しかし、挿入部30
のシース31が半硬性であり、曲げ剛性も充分あるの
で、気道挿入時に気道内壁の抵抗を受けても容易に変形
することがなく、元の湾曲形状を維持したまま、挿入部
30および挿入チューブ構造体Aを気道の奥まで挿入す
ることができる。この気道挿入の際に、内視鏡Bで気道
を観察しながら挿入部30および挿入チューブ構造体A
を気道に沿って挿入できるので、上記のように咽頭損傷
があっても比較的容易に挿入でき、従来のように開いた
口から喉頭鏡で観察しながら挿入する場合に比べて、熟
練を必要としない。
【0021】挿入部30および挿入チューブ構造体Aを
気道に充分な深さまで挿入した後で、挿入チューブ構造
体Aの細管4からバルーン3に圧縮空気を送り込み、バ
ルーン3を膨張させて気道の内壁に圧接させ、これによ
り挿入チューブ構造体Aを気道に固定する。この後、挿
入チューブ構造体Aを気道に残したまま挿入部30を気
道から抜き取る。この際、挿入チューブ構造体Aのアタ
ッチメント2の鍔2aを一方の手で持ち、他方の手で内
視鏡Bのボデイ10を引く。すると、ボデイ10の取付
筒部16に対するアタッチメント2の第2筒部2cの圧
入状態を容易に解消することができ、挿入部30を挿入
チューブ構造体Aおよび気道から容易に抜き取ることが
できる。
【0022】次に、挿入チューブ構造体Aのアタッチメ
ント2の第2筒部2cを、酸素供給装置のチューブ先端
部に接続し、この挿入チューブ構造体Aを介して患者の
肺に酸素を送り込む。そして、患者の治療が終了した後
に、挿入チューブ構造体Aを気道から抜き取る。
【0023】上記内視鏡Bの挿入部30のシース31は
患者に合わせて湾曲形状を変えるので、繰り返し疲労に
より損傷することもある。この場合は、シース31だけ
を取り換えることができる。詳述すると、図2において
ねじ筒33を緩めてボデイ10の取付部22から取り外
し、その後で、シース31を引っ張ると、図4に示すよ
うに、シース31の後端部のアタッチメント32がボデ
イ10の収容凹部24から外れるとともに、挿入部30
の内容物40がシース31から抜き取られる。その結
果、シース31をボデイ10や挿入部30の内容物40
から分離することができ、分離したシース31を捨てて
新しいシース31に取り換えることができる。
【0024】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。これら他の実施例において先行する実施例に対応す
る構成部には図に同番号を付してその詳細な説明を省略
する。図8の実施例では、挿入チューブ構造体Aのアタ
ッチメント2の第2筒部2cの内周面がテーパ面をなし
ており、ボデイ10の取付筒部16の外周面がテーパ面
16bをなしている。両テーパ面2x,16bのテーパ
角度は互いに等しい。本実施例では、ボデイ10の取付
筒部16の外周に挿入チューブ構造体Aの第2筒部2c
が嵌められる。本実施例の特徴は、後述する実施例にも
適用できることは勿論である。
【0025】図9に示す実施例では、ボデイ10の第1
筒11には、挿入チューブ構造体Aを取り付けるための
取付筒部が形成されていない。挿入チューブ構造体Aの
後端部は内視鏡Bのボデイ10ではなく、挿入部30の
所望の位置に取り付けられる。詳述すると、上記挿入部
30には、スライド筒70と、このスライド筒70を所
望位置で挿入部30に固定する固定筒80が、挿入部3
0の軸方向にスライド可能に装着されている。スライド
筒70の前部には、上記挿入チューブ構造体Aのアタッ
チメント2の第2筒部2cを嵌め込むための取付筒部7
1が設けられている。取付筒部71の内周面は最初の実
施例と同様に前端に向かって拡径するテーパ面71aと
なっている。スライド筒70の中間部外周にはねじ部7
2が形成されており、後端部は図10に示すように後方
に向かって外径が小さくなっていて外周面が湾曲したテ
ーパ面となっているとともに、4つの割り73が形成さ
れることにより、弾性変形可能な4つの舌片74が形成
されている。
【0026】他方、図9図に示すように、固定筒80の
先端部内周にはねじ部81が形成されており、後端部内
周には後方に向かって縮径するテーパ面82が形成され
ている。上記スライド筒70の後端部と固定筒80によ
り、スライド筒70を挿入部30に固定するための固定
手段が構成されている。
【0027】上記構成において、スライド筒70を挿入
部30に沿って所望位置まで移動させた後で、固定筒8
0をスライド筒70の後方からねじ込むと、固定筒80
のテーパ面82がスライド筒70の後端部の舌片74を
径方向,内方向に弾性変形させ、その先端を挿入部30
のシース31の外周面に圧接される。これにより、スラ
イド筒70が挿入部30に固定される。このスライド筒
70の取付筒部71に挿入チューブ構造体Aのアタッチ
メント2の第2筒部2cを嵌め込む点は最初の実施例と
同じである。この実施例では、内視鏡Bの挿入部30と
挿入チューブ構造体Aの長さが一致しない時に特に有利
である。なぜなら、図9に示すように、挿入チューブ構
造体Aの先端と内視鏡Bの挿入部30の先端とがほぼ合
致するように、取付筒部71の位置決めを行うことがで
きるからである。
【0028】図11の実施例でも、挿入チューブ構造体
Aの後端部は内視鏡Bのボデイ10ではなく、挿入部3
0の所望の位置に取り付けられる。詳述すると、上記挿
入部30には、スライド筒90と、このスライド筒90
を所望位置で挿入部30に固定する固定筒100が、挿
入部30の軸方向にスライド可能に装着されている。ス
ライド筒90の前部には、上記挿入チューブ構造体Aの
アタッチメント2の第2筒部2cを嵌め込むための取付
筒部91が設けられている。取付筒部91の内周面は、
最初の実施例と同様に、前端に向かって拡径するテーパ
面91aとなっている。スライド筒90の後端部内周に
はねじ部92が形成されており、中間部には径方向,内
方向に延びる環状の係止部93が形成されている。
【0029】他方、固定筒100の前端部内周には前方
に向かって拡径するテーパ面101が形成され、後端に
は径方向,外方向に延びる鍔102が形成され、この鍔
83の近傍の外周にはねじ部103が形成されている。
また、スライド筒90の係止部93と固定筒100のテ
ーパ面101との間には、ゴム等の弾性材からなるOリ
ング110が介在されている。本実施例では、スライド
筒90のための固定手段は、固定筒100と、スライド
筒90の係止部93と、Oリング110とを備えてい
る。
【0030】上記構成において、上記固定筒100をス
ライド筒90にねじ込んだ時に、固定筒100のテーパ
面101と係止部93との間のOリング110が変形し
て上記挿入部30の外周に圧接する。その結果、スライ
ド筒90が挿入部30に固定され、取付筒部91の位置
決めがなされる。
【0031】図12,図13に示す実施例でも、図9,
図10の実施例と同様に、スライド筒130と、このス
ライド筒130を所望位置で挿入部30に固定する固定
筒140が、挿入部30の軸方向にスライド可能に装着
されている。図12に示すように、スライド筒130の
前部には、上記挿入チューブ構造体Aのアタッチメント
2の第2筒部2cを嵌め込むための取付筒部131が設
けられている。取付筒部131の内周面は、最初の実施
例と同様に、前端に向かって拡径するテーパ面131a
となっている。スライド筒130の後部は軸方向に貫通
する収容孔132を有している。
【0032】上記固定筒140は、上記収容孔132に
収容される。図13に示すように、全長にわたる割り1
41を有している。さらに、固定筒140の軸方向中間
部の外周には、上記割り141から周方向に約90°離
れた位置において、円形の凹部142が形成されてい
る。
【0033】さらに、スライド筒130の後部周壁に
は、径方向に貫通する固定ねじ150が装着されてい
る。この固定ねじ150をねじ込んでその先端を固定筒
140の凹部142に嵌め込んだ状態では、スライド筒
130と固定筒140は挿入部30に沿って一緒にスラ
イド可能である。位置決めがなされた後で、固定ねじ1
50をさらにねじ込んで凹部142の底面(固定筒14
0の外周面)を押すことにより、固定筒140が縮径し
て上記挿入部30の外周に圧接する。その結果、スライ
ド筒130が固定される。本実施例では、固定筒140
と固定ねじ150により、スライド筒130を固定する
ための固定手段が構成されている。
【0034】本発明は、上記実施例に制約されず、さら
に他の態様が可能である。例えば、図9〜図13の実施
例において、取付筒部の外周面を図8に示すように前端
に向かって縮径するテーパ面にして、この外周側に挿入
チューブ構造体の後端筒部を装着してもよい。シースは
ボデイに着脱不能に固定されていてもよい。後端部に接
眼部を設けた半硬性管の先端部をボデイに着脱可能に取
り付けるようにしてもよい。ボデイと接眼部はフレキシ
ブルなケーブルを介して接続してもよい。この場合、フ
レキシブルケーブルをボデイに設けたリール装置に巻い
てその導出長さを可変とすることができる。ボデイの後
端に直接接眼部を設けてもよいし、この接眼部を着脱可
能としてもよい。ボデイの後端に設けた接眼部にCCD
を有するビデオカメラを接続してもよい。また、像伝送
系は、対物レンズの後方にCCDを配置し、このCCD
に接続された信号線を挿入部,ボデイを通して外部に導
出してもよい。CCDを用いた場合、テレビに気道の状
態を映し出すことができ、術者同士の供覧が可能である
とともに、新人教育にも有用である。ライトガイドケー
ブルの代わりに、電池とランプを収容した照明具をボデ
イに直接、着脱可能または着脱不能にして固定してもよ
い。この場合、照明光伝送用の光ファイバ束の後端がラ
ンプと光学的に接続される。
【0035】
【発明の効果】請求項の発明では、内視鏡の半硬性の
挿入部をスタイレットとして用いるので、咽頭損傷等、
従来では挿入チューブ構造体の気道挿入が困難な症例で
も、内視鏡により気道を観察しながら、挿入チューブ構
造体を患者の気道に確実かつ容易に差し込むことができ
る。また、挿入チューブ構造体の後端筒部と内視鏡の取
付筒部との嵌合およびその解除により、内視鏡の挿入部
と挿入チューブ構造体の着脱も簡単に行うことができ
る。さらに、取付筒部の位置を所望位置に設定できる。
請求項2,3では、固定筒をねじ込むだけで、簡単にス
ライド筒を固定でき、ひいては簡単に取付筒部の位置決
めを行うことができる。請求項では、固定ねじをねじ
込むだけで、簡単にスライド筒を固定でき、ひいては簡
単に取付筒部の位置決めを行うことができる。請求項
では、半硬性のシースがスタイレットとしての役割を担
うことができる。請求項では、内視鏡において最も疲
労が激しいシースを交換することができる。請求項7,
では、内視鏡に対する挿入チューブ構造体の装着状態
を安定して維持できるとともに、着脱も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気道確保装置の一実施例を部分的に断
面にして示す側面図である。
【図2】同装置に用いられる内視鏡を部分的に断面にし
て示す側面図である。
【図3】同装置に用いられる挿入チューブ構造体の斜視
図である。
【図4】シースを分離した状態の上記内視鏡を部分的に
断面にして示す側面図である。
【図5】上記内視鏡のボデイの前部と挿入部の後端部を
示す拡大断面図である。
【図6】上記内視鏡の挿入部の先端部を示す拡大断面図
である。
【図7】上記シースの拡大横断面図である。
【図8】内視鏡のボデイの前部の他の態様を示す拡大断
面図である。
【図9】挿入チューブ構造体の取付態様が異なる気道確
保装置を、部分的に断面にして示す側面図である。
【図10】同実施例で用いられる固定筒の斜視図であ
る。
【図11】さらに異なる挿入チューブ構造体の取付態様
を示す断面図である。
【図12】さらに異なる挿入チューブ構造体の取付態様
を示す断面図である。
【図13】同実施例で用いられる固定筒の斜視図であ
る。
【符号の説明】 A … 挿入チューブ構造体 B … 内視鏡 1 … チューブ 2 … アタッチメント 2c … 第2筒部(後端筒部) 2x,2y … テーパ面 10 … ボデイ 16 … 取付筒部 16a,16b … テーパ面 30 … 挿入部 31 … シース 40 … 内容物 70 … スライド筒 71 … 取付筒部 71a … テーパ面 72 … ねじ部 73 … 割り 74 … 舌片 80 … 固定筒 81 … ねじ部 82 … テーパ面 90 … スライド筒 91 … 取付筒部 91a … テーパ面 92 … ねじ部 93 … 係止部 100 … 固定筒 101 … テーパ面 103 … ねじ部 110 … Oリング 130 … スライド筒 131 … 取付筒部 131a … テーパ面 140 … 固定筒 141 … 割り 150 … 固定ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−42181(JP,A) 特開 平5−211986(JP,A) 実開 昭63−140902(JP,U) 実開 平5−41502(JP,U) 実開 平1−100110(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気道に挿入されるべき挿入チューブ構造
    体と、この挿入チューブ構造体を気道に挿入する時の気
    道観察を行う内視鏡とを備え、上記内視鏡は、ボデイ
    と、このボデイの前端から延び上記挿入チューブ構造体
    に挿入される半硬性の挿入部とを備え、さらに、上記挿
    入部にその軸方向にスライド可能に装着されたスライド
    筒と、このスライド筒を所望位置で挿入部に固定する固
    定手段とを備え、このスライド筒の前部には、上記挿入
    チューブ構造体の後端筒部を着脱可能に嵌める取付筒部
    が設けられていることを特徴とする気道確保装置。
  2. 【請求項2】 上記固定手段は、(i)上記スライド筒の
    割りを有する後端部と、(ii)スライド筒に螺合される
    とともに内周に後方に向かって縮径するテーパ面を有す
    る固定筒とを含み、 上記固定筒がスライド筒に螺合された時に、固定筒のテ
    ーパ面がスライド筒の後端部に当たりこの後端部を径方
    向,内方向に変形させて上記挿入部の外周に圧接させる
    ことを特徴とする請求項に記載の気道確保装置。
  3. 【請求項3】 上記固定手段は、(i)上記内視鏡の挿入
    部にその軸方向にスライド可能に装着されるとともにス
    ライド筒の後部に螺合されかつ先端部内周に前方に向か
    って拡径するテーパ面を有する固定筒と、(ii)スライ
    ド筒の軸方向の中間部内周に形成された環状の係止部
    と、(iii)スライド筒の先端部テーパ面とスライド筒
    の係止部との間に介在されたOリングとを含み、 上記固定筒をスライド筒にねじ込んだ時に、固定筒の先
    端部テーパ面とスライド筒の係止部との間のOリングが
    変形して上記挿入部の外周に圧接することを特徴とする
    請求項に記載の気道確保装置。
  4. 【請求項4】 上記固定手段は、(i)上記内視鏡の挿入
    部にその軸方向にスライド可能に装着されるとともにス
    ライド筒の後部に収容されかつ全長にわたる割りを有す
    る固定筒と、(ii)スライド筒の後部の周壁を貫通する
    ようにねじ込まれた固定ねじとを含み、 上記固定ねじをねじ込んで固定筒の外周面を押すことに
    より、固定筒が縮径して上記挿入部の外周に圧接するこ
    とを特徴とする請求項に記載の気道確保装置。
  5. 【請求項5】 上記内視鏡の挿入部は、最も外側の半硬
    性のシースと、このシースに挿入され像伝送手段,照明
    光伝送手段を包含する長尺な内容物とを含むことを特徴
    とする請求項に記載の気道確保装置。
  6. 【請求項6】 上記シースは上記内容物を挿脱可能に収
    容し、シースの後端部は、ボデイに着脱可能に取り付け
    られていることを特徴とする請求項に記載の気道確保
    装置。
  7. 【請求項7】 上記挿入チューブ構造体の後端筒部は、
    取付筒部の内周側に嵌まり込むようになっており、これ
    ら挿入チューブ構造体の後端部外周面と取付筒部の内周
    面は、前方に向かって広がるテーパ面により形成されて
    いることを特徴とする請求項に記載の気道確保装置。
  8. 【請求項8】 上記挿入チューブ構造体の後端筒部は取
    付筒部の外周側に嵌まるようになっており、これら挿入
    チューブ構造体の後端筒部の内周面と取付筒部の外周面
    は、前方に向かって狭まるテーパ面により形成されてい
    ることを特徴とする請求項に記載の気道確保装置。
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