JPH04240434A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JPH04240434A
JPH04240434A JP3006335A JP633591A JPH04240434A JP H04240434 A JPH04240434 A JP H04240434A JP 3006335 A JP3006335 A JP 3006335A JP 633591 A JP633591 A JP 633591A JP H04240434 A JPH04240434 A JP H04240434A
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light guide
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Hideki Tsujitani
英樹 辻谷
Tsuruo Hatori
鶴夫 羽鳥
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライトガイドコネクタ
及びイメージガイドコネクタの形状が互いに異なる複数
の内視鏡と、TVカメラ装置と、光源装置を備えた内視
鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファイバスコープによる観察には
スコープ本体と、照明光を供給する光源装置が必要であ
った。つまり、スコープ本体に設けられたライトガイド
コネクタを、光源装置に接続し、ライトガイドファイバ
によって伝送された照明光を観察部位に出射し、その出
射された照明光のもとで得られた画像をイメージガイド
ファイバでスコープ本体に設けられた接眼部に伝送して
肉眼で観察するものであった。これに対し、操作性向上
、複数人数による観察、記録性向上及び価格低減のため
に、接眼部をスコープ本体から除き、イメージガイドフ
ァイバにTVカメラを接続して伝送された画像をTVカ
メラのCCDに投影し、TVモニタによって表示された
画像を観察するシステムが考案されている。このタイプ
のファイバスコープとしては、大別して特開昭63ー1
19731号に開示されているものと、特願平1ー21
250号に開示されているもので2種類がある。
【0003】前者ではファイバスコープをより安価にす
るために、ライトガイドファイバ及びイメージガイドフ
ァイバをそれぞれ光源装置、TVカメラに接続するコネ
クタ部がパイプのみからなり、イメージガイドファイバ
及びライトガイドファイバがパイプの中に挿通されてい
るものであった。この構造のコネクタは安価ではあるが
、耐久性が殆どなく壊れやすい。
【0004】一方、後者では、耐久性を高くし、より高
精度に接続するためにコネクタ部は、高剛性、高精度の
構造になっている。この構造のコネクタは、耐久性、精
度に優れているが、高価なものとなっている。上記2タ
イプのファイバスコープは使用目的、方法等によって、
使い分けることによって、その特徴が発揮される。とこ
ろが、コネクタ形状が異なると、従来では光源装置、T
Vカメラもそれぞれに対して別々のものを用意しなけれ
ばならず、費用が非常にかかったり、大きなスペースを
取り、邪魔になるものであった。そこで、照明光伝達系
については異なるコネクタ形状のものを1つの光源装置
に接続する方法が特願平1ー293270で考案されて
いる。この考案では、アダプタを光源装置に取り付ける
ことによって、目的が達成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記アダプ
タはねじを回すことによって、取り付ける構造であり、
迅速に着脱できず、異なるコネクタ形状の内視鏡を同時
に併用する場合等、アダプタの付け代えが頻繁に行われ
るときには不便であった。つまり、ワンタッチで着脱で
き、できるだけ小型のアダプタが望まれる状況にある。 又、特開昭63ー119731号に開示されている内視
鏡は、耐久性がないため、1ないし数回の使用で捨てら
れてしまうが、この時誤ってアダプタも一緒に捨てらて
しまわないような構造になっている必要がある。
【0006】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、ワンタッチで光源装置またはTVカメラに接続
でき、安価なスコープのコネクタを前記光源装置または
TVカメラに接続可能であり、かつ誤って内視鏡と一緒
に捨てられてしまう恐れのない内視鏡システムを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、ライ
トガイドコネクタ及びイメージガイドコネクタの形状が
互いに異なる複数の内視鏡と、1つの内視鏡のライトガ
イドコネクタを着脱自在に装着可能なライトガイドコネ
クタ受けを有し、このライトガイドコネクタ受けから照
明光を供給する光源装置と、1つの内視鏡のイメージガ
イドコネクタを着脱自在に装着可能なイメージガイドコ
ネクタ受けを有し、イメージガイドによって、伝送され
た内視鏡像をTVモニタ表示するため光電変換及び信号
処理を行うTVカメラ装置と、前記光源装置のライトガ
イドコネクタ受け及び前記TVカメラ装置のイメージガ
イドコネクタ受けにそれぞれ直接接続できない形状のラ
イトガイドコネクタ及びイメージガイドコネクタを、前
記ライトガイドコネクタ受け及び前記イメージガイドコ
ネクタ受けにそれぞれ着脱自在に装着するためのライト
ガイドアダプタ及びイメージガイドアダプタとを設ける
ことによって、いずれの内視鏡でも共通の光源装置及び
共通のTVカメラ装置に装着して使用できるようにして
いる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を具体的に説明
する。図1ないし図8は本発明の第1実施例に係り、図
1は1実施例の内視鏡システムを示し、図2は第1の内
視鏡の外形を示し、図3は第2の内視鏡の外形を示し、
図4はイメージガイドアダプタの外形を示し、図5はラ
イトガイドアダプタを示し、図6は第2の内視鏡のイメ
ージガイドコネクタをイメージガイドアダプタを介して
TVカメラ装置に装着した様子を示し、図7は図6のA
−A線断面を示し、図8は第2の内視鏡のライトガイド
コネクタをライトガイドアダプタを介して光源装置に装
着した様子を示す。
【0009】図1に示すように第1実施例の内視鏡シス
テム1は、第1の内視鏡2と、第2の内視鏡3と、直接
接続される内視鏡2又はライトガイドアダプタ(LGア
ダプタと略記)4を介して接続される内視鏡3に照明光
を供給する共通の光源装置5と、内視鏡2に直接接続さ
れる又はイメージガイドアダプタ(IGアダプタと略記
)6を介して内視鏡3に接続され、光電変換する撮像素
子と光電変換した信号に対する信号処理手段を備えたT
Vカメラ装置7と、このTVカメラ装置7とケーブルを
介して接続され、TVカメラ装置7から出力される映像
信号を表示するTVモニタ8とから構成される。
【0010】上記第1の内視鏡2は耐久性に優れ、高精
度の接続が可能なタイプの内視鏡であり、その外形を図
2に示す。この第1の内視鏡2は可撓性を有する挿入部
12と、該挿入部12の後端部に連設された把持部13
とから構成されており、前記把持部13には端部に内視
鏡用コネクタ装置としてのイメ−ジガイドコネクタ(I
Gコネクタ)14が設けられたユニバ−サルコ−ド16
が延設されている。また、IGコネクタ14からは端部
にライトガイドコネクタ(LGコネクタ)17が設けら
れたLGコ−ド18が接続されている。
【0011】IGコネクタ14は接続(装着)側となる
先端部側から順に筒部としてのソケット挿入部21、コ
ネクタ本体22、イメ−ジガイド及びライトガイド(I
G及びLG)収納部23が連設されており、IG及びL
G収納部23の後方に前記ユニバ−サルコ−ド16が接
続されている。IGファイバ(図示しない。)は挿入部
12の先端部24よりIGコネクタ14の先端部のソケ
ット挿入部21まで内装されており、LGファイバ(図
示しない。)は同様に挿入部12の先端部24よりLG
コネクタ17先端の光源接続部25まで内装されている
【0012】上記IGコネクタ14のコネクタ本体22
にはEOG滅菌行程の中の雰囲気減圧の行程中に内視鏡
2が破裂するのを防止するための通気口金26が設けら
れている。すなわち、通常使用時には通気口金26内の
図示しない通気経路を閉じて液密とし、EOG滅菌を行
う場合には通気経路を開けて内外気を連通させるもので
ある。また、上記IGファイバとLGファイバはIGコ
ネクタ14で分岐されIGファイバはソケット挿入部2
1へ、LGファイバは光源接続部25へ各々振り分けら
れる。
【0013】IGファイバは、その端面がソケット挿入
部21の長軸方向への位置調整が可能かつ傾きが調整可
能にソケット挿入部21内に固定されており、TVカメ
ラ装置7の焦点が端面全体に精度良く合うように調整が
できるようになっている。LGコネクタ17の光源接続
部25の端面にはカバーガラスが設置されており、LG
コネクタ17の内部は液密に保持されている。上記光源
接続部25は、図1に示す光源装置5の照明口28に着
脱可能に接続できる。例えば、光源接続部25には、照
明口28に挿入できる外径を有する筒部を有し、その長
手方向の途中における外周にリング状の板ばね29が設
けられており、この板ばね29は円周上の一部が欠損し
ており、径方向につぶすことができるようになっている
。又、この板ばね29の外周面は、光源接続部25の外
周面よりも突出して設けられており、照明口28に挿入
していく際には押しつぶされ、完全に挿入された状態で
は照明口28内部に設けられた突起を乗り越えた状態と
なり、この突起と係合して後方への移動が規制され、所
定の装着位置に保持されるようになっている。
【0014】一方、ソケット挿入部21は、図1に示す
TVカメラ装置7のヘッド部31に着脱自在で接続でき
るようになっている。このヘッド部31の内部には図示
しない撮像素子が設けてあり、この撮像素子にIGファ
イバによって、伝送された画像を投影してTVモニタ8
で観察できるようになっている。このソケット挿入部2
1は円筒状に形成されており、この外周面とヘッド部3
1の内周面とは、嵌合するように設けられている。又、
このソケット挿入部21の外周面には径方向に突出して
ピン32が対称位置に2個設置されている。このピン3
2は、ヘッド部31の内部に設けた図示しない係止手段
に係止され、係止された状態でソケット挿入部21の先
端面33が図6に示す段差部34と当接して接続(装着
)できるようになっている。
【0015】一方、第2の内視鏡3は、安価にできる構
造の内視鏡であり、図3に示す外形をしている。この内
視鏡3は、可撓性を有する挿入部36と、該挿入部36
の後端部に連設された把持部37と、この把持部37か
ら延出された送水及び処置具挿通用チャンネルコード3
8及びユニバーサルコード39とから構成されており、
前記把持部37から延出されたユニバーサルコード39
は分岐部41でIGコード42と、LGコード43との
2本に分岐されている。これらIGコード42と、LG
コード43の端部には、それぞれIGコネクタ44とL
Gコネクタ45が取り付けられている。そして、図示し
ないIGファイバとLGファイバとは挿入部36の先端
から挿入部36及びユニバーサルコード39内を挿通さ
れ、それぞれIGコード42及びLGコード43を通っ
て、それぞれIGコネクタ44とLGコネクタ45に至
る。
【0016】また、チャンネルコード38の端部には口
金46が取り付けられている。このチャンネルコード3
8の基端部は把持部37の内部で挿入部36の図示しな
いチャンネルチューブと液密を保って接続されている。 この内視鏡3は、TVカメラ装置7及び光源装置5にそ
れぞれIGコネクタ44とLGコネクタ45を接続する
場合、それぞれ図4及び図5に示すIGアダプタ6及び
LGアダプタ4を介してそれぞれ接続することができる
【0017】上記IGコネクタ44は、図6に示すよう
に、一本の金属製パイプ51からなり、このパイプ51
の管内にIGファイバ52が挿入され、接着固定されて
いる。このパイプ51の端面とIGファイバ52の端面
は同一面となるように設けてある。このIGコネクタ4
4は、この図6に示すようにIGアダプタ6を介して着
脱自在にヘッド部31に接続できるようになっている。 このIGアダプタ6の外周面53は、円筒状であって、
ヘッド部31の内周面と嵌合するようになっている。
【0018】またこの外周面53には、径方向にピン5
4が対称位置に2こ突出して設けられている。すなわち
、IGアダプタ6の外周面53は第1の内視鏡2のソケ
ット挿入部21の外周面と全く同じ形状に形成されてお
り、同様にヘッド部31の内部に設けた係止手段によっ
て、係止され、この状態でIGアダプタ6の先端面55
が段差部34に当接するようになっている。このIGア
ダプタ6の本体56の先端側には円筒状のIGコネクタ
受け部材57が取り付けられている。このIGコネクタ
受け部材57は、その後端面が本体56の先端部内の段
差部58に当接した状態でとがり先ビス59によって、
固定されている。
【0019】上記IGコネクタ受け部材57の内周面に
は段差部61が設けられており、この段差部61にIG
コネクタ44のパイプ51の先端面が当接して固定され
るようにしてある。この段差部61より先端側の内周面
はIGファイバ52の外径よりも大きく設けられている
。この段差部61の後端面からの距離と本体56の先端
面55から先端部内の段差部58までの距離はTVカメ
ラ装置7の撮像光学系62の焦点位置にIGファイバ5
2の端面が位置するように、正確に設定できるようにな
っている。本体56の先端部内の段差部58の後側内周
面63はパイプ51の外周面と嵌合するように設けられ
ている。この内周面63の中心軸が、撮像光学系62の
中心軸と一致するように設けられている。
【0020】本体56の後端側(外部側)内部には、コ
レットチャック64が内蔵されている。このコレットチ
ャック64は、胴部65と頭部66とからなり、胴部6
5は本体56に嵌合し、固定されている。このコレット
チャック64は、図7に示すように一般のものと同様に
、頭部66から胴部65の途中まで3等分にすり割67
が入っている。胴部65の内径はパイプ51の外径より
も大きく設けられており、頭部66の内径はパイプ51
の外径とほぼ等しくなるように設けられている。頭部6
6の外周面68は後端(外部)に向かって大きくなる方
向にテーパ状になっている。この外周面68に当接して
、かつ軸方向に移動可能にテーパ環69が設置されてい
る。このテーパ環69を後方に押圧し、それによって、
コレットチャック64の頭部66を内径方向にすぼめる
方向に移動させるためのばね71が本体56の内部に設
けた段差部72とテーパ環69の間に、軸方向に伸縮す
る方向に設置されている。
【0021】上記テーパ環69を外部から移動させる手
段としての摘み73が本体56のヘッド部31から外部
に突出した突出部74の外周面にかぶさって、軸方向に
摺動可能に設置されている。この摘み73には径方向の
内部に向かって2ないし3本のガイドピン75がはめ込
まれている。このガイドピン75の内部側の端部は、テ
ーパ環69の径方向に設けられた貫通孔76に達し、こ
の貫通孔76に接着固定されている。また、突出部74
にはガイド孔77が設けてある。
【0022】一方、この第2の内視鏡3のLGコネクタ
45は図5に示すLGアダプタ4を介して図8に示すよ
うに照明口28に着脱自在に接続できる。このLGコネ
クタ45は、図8に示すように、2重に重ね合わされた
金属製の外パイプ78と、内パイプ79とからなり、外
パイプ78は内パイプ79よりも短く、内パイプ79と
の間に段差部80を形成している。そして、LGファイ
バ81は内パイプ79の内側に挿通されている。またこ
れらパイプ78、79、LGファイバ81の先端面は同
一面となるように成形されている。
【0023】上記LGアダプタ4における照明口28の
内部に挿通される部分となる光源接続部83の外面形状
は、内視鏡2のLGコネクタ17の光源接続部25とほ
ぼ同形状に設けられている。すなわち、光源接続部83
の外面形状が照明口28の内部に嵌合するように設けら
れている。また光源接続部83の外周面の段差部84に
は、リング状の板ばね85がはめ込まれている。この板
ばね85は円周状の一部が欠損しており、径方向につぶ
すことが可能になっている。
【0024】この板ばね85の外周面は光源接続部83
の外周面よりも突出して設けられ、照明口28に挿入し
ていく際には照明口28の内部に設けられた突起86に
よって、押しつぶされているが、完全に挿入された状態
だはこの突起86を乗り越えて、この突起86と係合し
、移動が規制され、所定の装着状態に保持されるように
なっている。光源接続部83の側部に設けられた貫通孔
87を通して係止ピン88が径方向に突出しており、照
明口28の内部の係合部89に係止されている。係止ピ
ン88の内側端部にはねじが設けてあり、LGアダプタ
4の内部に設置された連結部材90にねじ止めされてい
る。
【0025】この連結部材90は照明口28より外部に
出た把持部91の内部において、この把持部91の外周
から径方向に摺動可能に突出して設けられた係止ピン操
作ボタン92と連結ピン93によってねじ止めして接続
されている。この操作ボタン92は、ばね94によって
把持部91に径方向の外に向かって、付勢されている。 従って、これに連結された連結部材90及び係止ピン8
8も径方向の外側に向かって、付勢されている。さらに
、LGコネクタ45がLGアダプタ内に挿入接続された
状態では、操作ボタン92を押し下げても連結部材90
が外パイプ78に当たってしまい、完全に押し下げるこ
とができないので、係止ピン88と係合部89の係合が
解除されないようにしてある。
【0026】なお、光源接続部83はその後端側が把持
部91の端部の開口部に嵌入され、ねじ98で連結固定
されている。上記係止ピン88の光源接続部83からの
突出長さは、操作ボタン92によって内側に押し下げら
れたとき、この光源接続部83の外周面より突出しない
ように設定されている。
【0027】上記操作ボタン92により、後側(外部側
)には、上記LGコネクタ45の段差部80に、引っか
かって、このLGコネクタ45が容易に抜けないように
する抜け止め部材95が受け部材96の内側に設けられ
ている。この抜け止め部材95はばね97によって、径
方向の内側に向かって付勢されている。そして、LGコ
ネクタ45は、LGアダプタ4の内部に挿通され、光源
接続部83の先端面まで達している。
【0028】このように構成された1実施例の内視鏡シ
ステム1の作用を以下に説明する。第1の内視鏡2を接
続する場合には、IGコネクタ14、LGコネクタ17
をそれぞれTVカメラ装置7及び光源装置5の内視鏡接
続部、つまりヘッド部31及び照明口28に挿入して(
アダプタを介することなく)そのままで接続することが
できる。
【0029】一方、第2の内視鏡3を接続する場合、I
Gコネクタ44をTVカメラ装置7に接続する際には、
先ずIGアダプタ6をヘッド部31に挿入して接続する
。この接続は第1の内視鏡2におけるIGコネクタ14
を接続するのと同じである。次に、摘み73を前方に押
し、テーパ環69を移動させて、コレットチャック64
の頭部66の締め付けを緩める。そして、IGコネクタ
44をIGアダプタ6の内部に挿入して、IGコネクタ
44の先端面が、受け部材57の段差部58につき当た
ったところで摘み73をはなす(押すのをやめる)。 すると、ばね71の付勢力でテーパ環69が押され、コ
レットチャック64の頭部66が締め付けられ、IGコ
ネクタ44が固定される。外すときには、この逆の操作
を行う。この逆の操作を行ってIGコネクタ44を外し
た場合、IGアダプタ6はヘッド部31に接続されてい
るので、誤ってIGアダプタ6を一緒に捨ててしまうこ
とを防止できる。
【0030】LGコネクタ45を光源装置5に接続する
場合には、LGアダプタ4の操作ボタン92を押して係
止ピン88を内部に引き込めた状態のまま、光源接続部
83を照明口28に挿入して、手をはなす(押すのをや
める)と、ばね94の付勢力で係止ピン88が突出し、
抜けなくなる。次にLGコネクタ45をLGアダプタ4
の内部に押し込んでいく。すると、段差部80に抜け止
め部材95が引っかかり、抜けにくくなる。外す時は、
この逆の操作を行えば良い。この逆の操作を行って、L
Gコネクタ45を外す場合、LGコネクタ45が挿入接
続された状態では、操作ボタン92を押し下げても連結
部材90が外パイプ78に当たってしまい、完全に押し
下げることができないので、係止ピン88と係合部89
の係合が解除されないので、LGコネクタ45と共に、
LGアダプタ4を照明口28から引き抜くことができな
い。従って、誤ってLGアダプタ4を一緒に捨ててしま
うことを防止できる。
【0031】この1実施例によれば2種類の形状の異な
るコネクタ形状を有する内視鏡2、3を共通となる1台
のTVカメラ7と光源装置5で使用できると共に、非常
に簡単な操作で、いずれのコネクタも着脱することがで
きる。又、アダプタ6、4を用いた場合にも、それらの
着脱を非常に簡単にかつすばやく行えるので、両者を併
用する場合にも、迅速に交換ができる。さらに、どちら
のタイプの内視鏡でも精度よく、接続することができる
(特に、IGコネクタの場合)。
【0032】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
るものでなく、3種類以上で形状の異なるコネクタ形状
を有する内視鏡の場合にも適用できる。又、たとえば第
1の内視鏡2が第2の内視鏡3のLGコネクタ45を有
し、逆に第2の内視鏡3が第1の内視鏡2のLGコネク
タ17を有する場合などにも同様に適用できることは明
かである。
【0033】ところで、複数の孔を有するマルチルーメ
ンチューブ内のある同一の孔にイメージガイド光学系及
び複数本のライトガイドファイバを挿通させて挿入部を
形成した内視鏡において、従来では挿入部先端において
複数本のライトガイドファイバとイメージガイド光学系
を共に、接着剤で固着していたが、ばらばらのライトガ
イドファイバの中でイメージガイド光学系を所定の位置
に固着させるのは困難であり、固定の際に位置ずれが生
じ、照明むらの原因になる問題があった。これを解決す
るために、ライトガイドファイバの挿入部先端側をマル
チルーメンチューブの孔よりもやや小さく、同形状にし
、その中にイメージガイド光学系を収納し得る孔を設け
るようにして接着剤で予め成形しておき、その孔にイメ
ージガイド光学系を固着してマルチルーメンチューブに
固着するという方法がある。しかし、マルチルーメンチ
ューブの孔が非円形の場合にはライトガイドファイバの
成形が非常に難しいという難点がある。
【0034】そのため、以下のようにしてイメージガイ
ド光学系とかライトガイドファイバを収納するマルチル
ーメンチューブの孔が非円形であっても製作・組立が簡
単で照明むらの生じない内視鏡を実現できる。図9は内
視鏡101の挿入部102の先端側を示す。この挿入部
102は、フレキシブルなマルチルーメンチューブであ
り、チャンネルを形成する例えば円形状の第1の孔10
3と、イメージガイド光学系104及びライトガイドフ
ァイバ105を収納し、例えば隅を丸くした三日月形状
(にした非円形状)の第2の孔106とがそれぞれ設け
られている。
【0035】図11に示すようにイメージガイド光学系
104は、先端側より対物レンズ107,イメージガイ
ドファイバ108を長手方向に接合し、その接合部をレ
ンズ枠109で覆うようにして構成されている。一方、
ライトガイドファイバ105は、イメージガイド光学系
104を挟み込むように2つに分けられ、先端部を接着
剤などで固着成形して成形部を形成している。
【0036】図11に示すようにイメージガイド光学系
104とライトガイドファイバ105の先端部を束ねた
ときは、丁度マルチルーメンチューブの第2の孔106
の輪郭内に遊嵌され得る形状となっており、ライトガイ
ドファイバ105の先端がこの輪郭に相似した形状に成
形されている。そして、第2の孔106に収納されるイ
メージガイド光学系104とライトガイドファイバ10
5を、それらの周囲を接着剤110を介してこの第2の
孔106内に固定できるようになっている。この構成の
内視鏡101を組み立てる場合には、次のように簡単に
行うことができる。
【0037】先ず図11に示す状態に設定して、イメー
ジガイド光学系104とライトガイドファイバ105の
先端に接着剤を塗布し、第2の孔106に押し込み、図
9に示すように組立が完了した状態にできる。図10は
図9の前方から見た正面図であり、2つに分けられたラ
イトガイドファイバ105の成形部が丁度、イメージガ
イド光学系104の位置決めのスペーサとなり、第2の
孔106内でのイメージガイド光学系104のかたより
を防ぐことができる。従って、照明むらが発生すること
がない。
【0038】図12(a)は図9の第1の変形例の正面
図を示す。この第1の変形例は図10との比較から明か
なように、チャンネルの孔103の位置を移動して、更
にチャンネルの孔103を設けて3つの孔を有するマル
チルーメンチューブで挿入部112を形成している。そ
の他は図10又は図9と殆ど同一であり、同一部材には
同符号を付けてその説明を省略する。その作用・効果は
図9ないし図11に示すものと同様である。
【0039】図12(b)は図9の第2の変形例の正面
図を示す。この第2の変形例は図10との比較から明か
なように、マルチルーメンチューブの中央にイメージガ
イド光学系104を配し、このイメージガイド光学系1
04を一方の各端部が囲むようにして3方向に延びるラ
イトガイドファイバ105を配置している。又、隣あう
ライトガイドファイバ105の間にそれぞれチャンネル
の孔103を設けている。その作用・効果は図9ないし
図11に示すものと同様である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば形状
の異なるコネクタ形状を有する複数の内視鏡を共通のT
Vカメラ7と光源装置5で使用できるように、直接TV
カメラ7と光源装置5に接続できない内視鏡でもアダプ
タを介して非常に簡単な操作で、TVカメラ7と光源装
置5に接続できことができるようにしているので直接接
続できる内視鏡の場合はもとより、直接接続できない内
視鏡を用いる場合にも、それらの着脱を非常に簡単にか
つすばやく行えるので、両者を併用する場合にも、迅速
に交換ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の内視鏡システムを示す斜視
図。
【図2】1実施例における第1の内視鏡の外形を示す側
面図。
【図3】1実施例における第2の内視鏡の外形を示す側
面図。
【図4】イメージガイドアダプタを示す側面図。
【図5】ライトガイドアダプタを示す側面図。
【図6】第2の内視鏡のイメージガイドコネクタをイメ
ージガイドアダプタを介してTVカメラ装置に装着した
様子を示す断面図。
【図7】図6のA−A線断面図。
【図8】第2の内視鏡のライトガイドコネクタをライト
ガイドアダプタを介して光源装置に装着した様子を示す
断面図。
【図9】内視鏡の先端側を示す斜視図。
【図10】図9の内視鏡の正面図。
【図11】図9の内視鏡のライトガイドファイバなどを
分解して示す斜視図。
【図12】図9の内視鏡の変形例を示す正面図。
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…第1の内視鏡 3…第2の内視鏡 4…LGアダプタ 5…光源装置 6…IGアダプタ 7…TVカメラ装置 8…TVモニタ 14…IGコネクタ 17…LGコネクタ 28…照明口 31…ヘッド部 44…IGコネクタ 45…LGコネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライトガイドコネクタ及びイメージガイド
    コネクタの形状が互いに異なる複数の内視鏡と、1つの
    内視鏡のライトガイドコネクタを着脱自在に装着可能な
    ライトガイドコネクタ受けを有し、このライトガイドコ
    ネクタ受けから照明光を供給する光源装置と、1つの内
    視鏡のイメージガイドコネクタを着脱自在に装着可能な
    イメージガイドコネクタ受けを有し、イメージガイドに
    よって、伝送された内視鏡像をTVモニタ表示するため
    光電変換及び信号処理を行うTVカメラ装置と、前記光
    源装置のライトガイドコネクタ受け及び前記TVカメラ
    装置のイメージガイドコネクタ受けにそれぞれ直接接続
    できない形状のライトガイドコネクタ及びイメージガイ
    ドコネクタを、前記ライトガイドコネクタ受け及び前記
    イメージガイドコネクタ受けにそれぞれ着脱自在に装着
    するためのライトガイドアダプタ及びイメージガイドア
    ダプタとを有すること特徴とする内視鏡システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122064A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Pentax Corp 内視鏡の光源接続アダプタ
JP2017528184A (ja) * 2014-08-04 2017-09-28 オリンパス・ウィンター・アンド・イベ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 内視鏡、および内視鏡を組み立てる方法

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