JPH01137071A - 2段駐車方法および2段駐車用車輌持上装置 - Google Patents

2段駐車方法および2段駐車用車輌持上装置

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JPH01137071A
JPH01137071A JP29369587A JP29369587A JPH01137071A JP H01137071 A JPH01137071 A JP H01137071A JP 29369587 A JP29369587 A JP 29369587A JP 29369587 A JP29369587 A JP 29369587A JP H01137071 A JPH01137071 A JP H01137071A
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parking
board
parking board
lifting
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JP29369587A
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Akebono Yamazaki
山崎 曙
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、中央に設けた車輌通路から横引きして左右
に駐車させるとともにこの駐車車輌の上方にさらに別の
車輌を車輌通路から持ち上げて駐車させるようにした。
2段駐車方法と、車輌を上段駐車位置に上げ下げする、
2段駐車用車輌持上装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の駐車方法には、平面駐車と、立体駐車とがあり、
立体駐車方法では大型構造物によるものとして、複数階
建の建物に、各階を通る自動車通路を設けて、各階に駐
車させる方法と、上下方向に回動するコンベアに複数の
駐車板を常に水平状態にあるように吊り下げて、この駐
車板をコンベアの回動によって昇降させて立体駐車させ
る方法とが広く行われており、小規模のものでは、駐車
板を適当な持上装置により持ち上げて2段駐車させその
下方に別の車輌を駐車させる2段駐車装置が用いられて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の駐車方法で、平面駐車では地面の利用効
果が低くて、土地価格の高い市街地には不向きであり、
大型の立体駐車では高額な設備投資を必要とする点に問
題があり、また、小規模な2段駐車方法では上段の車輌
は下段に車輌がある場合、この車輌を退去させなければ
車輌の出し入れができない不便があるため、家庭用程度
にしか利用できないといった問題点があった。
この発明は、上記した従来の駐車方法の問題点を解消し
て、小額な設備投資で土地を効率的に活用し、どの位置
からでも他の駐車車輌に関係なく自由に出し入れできる
、2段駐車方法および2段駐車用車輌持上装置を提供す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達するためのこの発明は、車輌通路を有し
、該車輌通路の一側方または両側方の地面に接近した位
置に、下段駐車板を配置するとともに、該下段駐車板の
上方に上段駐車板を配置し、上記下段駐車板を、機械装
置により個別に上記車輌通路上に横移動し、かつ復帰す
るようにするとともに、上記上段駐車板を、機械装置に
より個別に上記車輌通路上に水平状態を保ったまま上記
下段駐車板上に駐車している車輌に干渉しない経路を通
って移動し、かつ復帰するようにして、上記下段駐車板
および上段駐車板が、上記車輌通路上にあるとき、これ
ら上・下段駐車板上に車輌を載車し、またはこれら上・
下段駐車板上から車輌を降車させるようにして、上記車
輌通路の一側方または両側方の上下2段に、該車輌通路
と平行して車輌を駐車させるようにした、2段駐車方法
である。
また、下段に駐車した車輌の上方に、側方から別の車輌
を持ち上げて駐車させる車輌持上装置であって、下段駐
車位置の前後端に、上段駐車板を持ち上げるための一対
の同一構造を持つリンク装置を平行に設置し、該一対の
リンク装置はそれぞれ同一長さの2本の規制リンクの一
端を、車幅方向のほぼ水平線上に所定間隔をもって上記
リンク装置のフレームに回動自在に支持し、上記2本の
規制リンクの他端に、上記一端の支持間隔と同一間隔を
もって連結リンクを連結するとともに、同一長さを持つ
2木の持上リンクの一端をそれぞれ回動自在に連結し、
該2本の持上リンクの他端を、上記連結リンクの連結間
隔と同一間隔をもって上段駐車板の前端部と後端部とに
、前後のリンク装置をそれぞれ回動自在に枢着し、一方
、上記フレームの車輌通路側の下端から立ち上がり、さ
らに横向に折れ曲がって車輌通路と反対側の上記フレー
ムに達する移動ガイドを設け、該移動ガイドに、上記2
本の持上リンクの一方を係合し、咳係合部を、上記移動
ガイドに沿って移動させる動力による駆動手段を設けて
なる、2段駐車用車輌持上装置である。
(作用) 上記した2段駐車方法は、左右の下段駐車板および上段
駐車板を、機械装置により車輌通路上に移動させて、こ
の車輌通路に進入する車輌を下段駐車板または上段駐車
板に載車して、旧位に復帰させれば、車輌通路の片側ま
たは両側の上下にそれぞれ一台づつ駐車できる。
この4台駐車を1ブロツクとして、土地のスペースに応
じて前後左右に複数ブロックを組み合わせれば、1本の
車輌通路共通利用して、どの駐車位置からでも他の駐車
車輌に無関係に車輌を出し入れできるものである。
そして、この駐車方法によればハンドル操作により車庫
入れする必要がないため、車輌通路は最小限でよく、ま
た車輌の前後方向も最小限の余裕で構成できるため、狭
いスペースに多数台の駐車が可能となり、土地を効率よ
く利用できるものである。
また上段駐車位置に車輌を持ち上げるのに、独自のリン
ク装置を用いて、車輌通路上の駐車板をほぼ垂直に持ち
上げた後はぼ水平に横移動させることができて、下段駐
車車輌に干渉することなく、上下段の間隔も最小限で2
段駐車が可能となるものである。
(実施例) 以下この発明の2段駐車方法を添付の実施例示図にもと
づいて説明する。
第1図は、中央に車輌通路(1)を持ち、この車輪通路
(1)の左右の上下に駐車する装置例を示す概要正面図
であり、第2図は第1図を■−■  、線の方向に見た
概要側面図であって、車輌(M)は2点鎖線で示す如く
左右の上下に各1台づつ計4台駐車できるものであって
、機械装置は、左右対称に同一構造のものが対向して設
置しである。
(2)(2)は下段駐車板で、長方形の板の上面の車輌
通路(1)と平行する方向の両側辺近くに車輌溝(2a
)(2a)を前後方向に通り抜けに設けてあり、車輌通
路(1)の左右両側の地面上に各1枚づつが車輌通路(
1)と平行に位置して、第9図、第10図に示す下段用
機械装置(後で詳細説明する)により、中央の車輌通路
(1)上の2点鎖線で示すG位置に、A−A’矢印に沿
ってそれぞれが単独に横移動し、かつ復帰するものであ
る。
(3)(3)は上段駐車板で、上記下段駐車板(2)(
2)と同様の車輌溝(3a)(3a)を有し、左右の下
段駐車板(2)(2)の上方で、この下段駐車板(2)
(2)上に駐車した車輌に干渉しない場所で、車輌通路
(1)と平行に位置して、第5図〜第8図に示す上段用
機械装置F(後で詳細説明する)により中央の車輌通路
(1)上の2点鎖線で示すG位置(下段駐車板(2) 
 (2)が横移動する位置と同じ位置)に、下段駐車板
(2)(2)上に駐車した車輌に干渉しない経路のB−
B’矢印に沿って、それぞれが単独に移動し、同じ経路
を通って復帰するものである。
そして、下段駐車板(2)および上段駐車板(3)が車
輌通路(1)上のG位置にあるとき、車輌通路(1)に
進入した車輌を載車し、下段駐車板(2)および上段駐
車板(3)上に駐車している車輌を車輌通路(1)上に
降車させるものである。
以上説明した第1図に示すように車輌通路(1)の左右
両側に駐車する2列2段駐車方式以外に、土地が狭い場
合は車輌通路(1)の右側または左側のどちらか一方の
みの1列2段駐車方式とする場合もあり、また土地が広
い場合は、2列2段駐車方式を複数列並設し、あるいは
2列2段駐車方式と1列2段駐車方式とを組み合わせて
複数列並設することができる。
また、上記した2段駐車できる機械装置は前後方向に土
地の広さに応じて、1セツトのみ、あるいは、複数セッ
ト直列に配列するものである。
上記の2列2段駐車方式の3セット直列例を第3図に平
面図で示し、1列2段駐車方弐の3セント直列例を第4
図に平面図で示しており、前者の2列2段駐車方式の方
が後者の1列2段駐車方式よりも、車輌通路(1)を共
通使用することにより土地の利用効率は高まるものであ
る。
そして、この駐車方式によると、どの駐車位置であって
も他の駐車車輌に無関係に単独で自由に入・出庫できる
ものである。
上記駐車方法によると、設備費は後述する機械装置の構
成が極めて簡単で、建屋はある方がよいが必ずしも必要
とせず、本格的な基礎工事の必要もなく簡単に設置して
使用できることから、従来のコンベア方式の設備や大型
建物に比較して1台当たりの設備費は115〜1/10
程度の安価なものとなり、また従来の地上駐車の場合は
ハンド2  ル操作によって車輌を車輌道路脇の駐車位
置に移動させるため、方向変換のための幅広の車輌通路
が必要となって、土地の利用効率が低いのに対し、本発
明の駐車方法によると、車輌通路は直進のみであるため
最小の道幅でよく、駐車の車間間隔も車輌通路上にある
ままを横に引き込むため、最小限とすることができると
ともに、そのまま2段駐車としたことにより、土地利用
効率は、従来の地上平面駐車に比べて3〜5倍に利用で
きる有利性がある。
以上の如く、本発明駐車方法によると、小額な設備投資
で土地利用効率を高めることができるもので、中小都市
などで地価が極端に高(なく、平面駐車では採算上不利
な中程度の価格の土地で、中途半端な広さの土地(実際
にはこうした土地は非常に多い)に対して最も有効適切
なものである続いて、上段駐車板(3)を持ち上げる機
械装置たる2段駐車用車輌持上装置の一例を第5図〜第
8図によって説明する。
この、第5図は車輌持上装置を車輌通路の出入口側から
、正面のカバーを取外して見た図であり、第6図は、上
段駐車板(3)を車輌通路(1)上に位置させた状態の
平面図であって、下段駐車板の前後端に、同一構造を持
つ前部リンク装置(10)と、後部リンク装置(10a
)とを平行に設置し、この前部リンク装置(10)およ
び後部リンク装置(10a)の車輌通路(1)の反対側
の端の、上下の中間を連結管(11)により連結し、こ
の連結管(11)の内部に、前部リンク装置(10)と
後部リンク装置(LOa)とを駆動する駆動軸(,12
)が挿通してあって、前部リンク装置(10)と、後部
リンク装置(10a)とが連動して同一動作を行うよう
に構成されているこの同一構造を持つ前部リンク装置(
10)および後部リンク装置(10a)において、(1
3)はフレームで、リンク機構を支持する母体であり、
(14)(14a)は同一長さを持つ2本の規制リンク
で、一端をフレーム(13)に、車幅方向のほぼ水平線
上に一定の間隔(H)をもってフレーム(13)上の支
持点(15)(15a)に回動自在に支持されており、
他端を一端の支持間隔(H)と同一間隔(H′)をもっ
て連結リンク(16)の両端が回動自在に連結してあっ
て、2木の規制リンク(14)(14a)は常に平行し
ている。
(18)(18a)は同一長さを持つ2本の持上げリン
クで、その一端を規制リンク(14)(14a)の連結
リンク(16)を連結した連結点(17)(17a)に
重ねてそれぞれ回動自在に連結し、他端は、上部駐車板
(3)の前端部(3a)に前部リンク装置(10)側が
、同じく後端部(3b)に後部リンク装置(10a)側
が連結点(17)(17a)の間隔(H′)と同一の間
隔(H″)をもって(■着点(19)(19a)に回動
自在に枢着してあって、この持上げリンク(18)(1
8a)は常時平行状態を保ち、上段駐車板(3)を常時
はぼ水平状態に保っている。
(20)(20a)は移動ガイドで、持上げリンク(1
B)(18a)を前後から挟んだ状態に2本の溝形鋼を
、溝を対向して並列させて、フレーム(13)の車輌通
路側の下端から立ち上がり、さらに横方向に折れ曲がっ
て車輌通路(1)の反対側の端のフレーム(13)の直
立部の上下の中間に達するほぼ横向り字形に設けである
(21)(21a)は2本並列した駆動チェーンで、第
5図、第6図に示す如く、駆動軸(12)に固定された
駆動スプロケット(22)により駆動されて、ガイドス
プロケット(23)(24)(25)と、横移動可能で
、駆動チェーン(21)  (21a)の張力を張設す
るテンションスプロケット(26)とに懸回して、移動
ガイド(20)  (20a)の近くに、この移動ガイ
ド(20)(20a)に平行して前・後進するもので、
上記駆動軸(12)は正逆回転可能なブレーキモーター
(27)から原動チェーン(28)、駆動軸(12)に
固定した原動スプロケット(29)を経て駆動される。
上記駆動チェーン(21)(21a)は、1箇所を一方
の持上げリンク(18)の中間部に連結されるもので、
その連結構造は第7図に示す如く、持上げリンク(18
)の中間部に形成した膨出部(18b)に添板(18c
)を取り付けて二股部(30)を形成し、この二股部(
30)に直交して貫通したガイド軸(31)を設け、こ
のガイド軸(31)に取付具(32)を介して連結され
ている。そしてガイド軸(31)の両端には案内車(3
3)(33a)が回転自在に設けてあり、この案内車(
33)(33a)が溝形鋼からなる移動ガイド(20)
(2Qa)の溝に嵌っている。図中(34)は上段駐車
板(3)に載車し、または上段駐車板(3)から降車す
る際に用いる着脱自在な踏板を示す。
以上で2段駐車用車輌持上装置の構成説明を終わり、続
いて作用を説明する。
第5図は、上段駐車板(3)が所定の上段位置にある状
態を示しており、この状態で上段駐車板(3)の第5図
の向って左側辺がフレーム(13)の直立部の上端に係
止されてストップしており、このとき持上げリンク(1
8)(18a)は直立状態より上端がやや反車輌通路側
に傾いた状態にあって、持上げリンク(18)(18a
)にかかる荷重により上段駐車板(3)が車輌通路(1
)側に下落することのないようにしである。
この状態からブレーキモーター(27)を始動して駆動
チェーン(21)(21a)をP矢の方向に移動させる
と、案内車(33)(33a)が移動ガイド(20)(
20a)に沿って車輌通路(1)側に移動して、上段駐
車板(3)は第1図B線に示す経路を通って、はぼ水平
に車輌通路(1)の上方に移動した後はぼ垂直に下降し
て車輌通路(1)上に2点鎖線で示す状態に降されて、
この位置をリミットスイッチ等で検出してブレーキモー
ター(27)を停止して上段駐車板(3)は静止する。
このときの上段駐車板(3)および持上げリンク(18
)(18a)、連結リンク(16)、規制リンク(14
)(14a)の動きを第8図に段階的に示す。すなわち
、上段駐車板(3)は実線で示す上段定位置であるC位
置から、短波線で示すD位置、3点鎖線で示すE位置、
長破線で示すF位置を経て、車輌通路(1)上のC位置
に降下する。
こうして上段駐車板(3)が上記のC,D、 E、  
F、Gのそれぞれの位置にあるときの持上げリンク(1
8)(18a)、連結リンク(16)、規制リンク(1
4)(14a)の位置は、上段駐車板(3)を示した線
と同じ線で示しており、実線で示す上段定位置と、2点
鎖線で示す車輌通路(1)上の位置とは、規制リンク(
14)(14a)と連結リンク(16)とは同一位置に
ある。
そして規制リンク(14)(14a)の一端の支持点(
15)<15a)のみは移動することなく、その他端の
連結点(17)(17a)は支持点(15)(15a)
を中心とする円弧(R)  (S)上を移動するもので
、連結リンク(16)は支持点(15)(15a)を結
ぶ水平な線と平行して水平状態にあり、2本の規制リン
ク(14)(14a)は同一長さであることから常に平
行している。
また、同一長さの持上げリンク(1B)(18a)の一
端は常に水平状態にある連結リンク(16)の両端と一
致しており、この連結点の間隔(H’)と同じ間隔(H
″)をもって持上げリンク(18)(18a)の他端に
枢着した上段駐車板(3)は、連結リンク(16)と平
行するため、常に水平状態を保っており、2本の持上げ
リンク(1B)(18a)は同一長さであることから常
時平行している。
また、上段駐車板(3)を車輌通路(1)上のC位置か
ら持ち上げる場合、上記した下降経路と同じ経路を逆行
してF、E、Dの各位置を順次経由して上段定位Hcに
達するものである。
以上の如く前後のリンク装置(10)(10a)がおな
し動きをすることにより上段駐車板(3)は常時水平状
態のまま移動することができて、上段駐車板(3)上に
駐車した車輌を安全に持ち上げかつ下降させることがで
きるものである。
次に下段駐車板(2)を横移動させる機械装置の一例を
第9図、第10図にもとづいて説明する定位置にある下
段駐車板(2)の車輌通路(1)の反対側の側辺に近く
、該側辺に平行して親ねじ(100)が4個の軸受(1
01)(101a)(101b)(101c)に支持さ
れて配設してあり、この親ねしく100)には一端付近
に右ねじ部(100a)と他端付近に左ねじ部(100
b)が形成されていて、この右ねじ部(100a)と左
ねじ部(100b)とにそれぞれスライド雌ねじ(10
2)(103)が螺合されている(104)は、正逆転
可能なギヤートモ−ターで、親ねじ(100)の一端に
直結されて、二の親ねしく100)を正逆回転してスラ
イド雌ねじ(102)(103)を親ねしく100)上
をスライドさせるものである。
(105)(106)はパンタグラフ弐の伸縮装置で、
同一長さの2本のリンク(107)(108)をX字状
に中央を枢着したもの複数個を、リンク(107)(1
0B)の両端を枢着して直列に接続したもので、下段駐
車板(2)の裏側の前後2箇所に車幅方向に伸縮自在に
配設され、その基端は、2本のリンク(107)(10
8)のどちらか一方の端部をそれぞれスライド雌ねじ(
102)と(103)に枢着し、他方の端部を固定支持
部(109)(110)に枢着してあり、先端は下段駐
車板(2)の車輌通路(1)側の側辺に枢着しである。
(111)は車輪で、下段駐車板(2)の裏面に、長手
方向の中央部と前後端部との車幅方向に4個づつ計12
個列設してあり、この車輪(111)が地面に接して、
下段駐車板(2)およびこの下段駐車板(2)上に駐車
する車輌の重量をささえている。この車輪(111)の
配置や個数は図示通りでなくてもよい。
以上の構成により、第9図の実線で示す所定位置にある
下段駐車板(2)を、2点鎖線で示す車輌通路(1)上
に移動させ、かつ復帰させるには、ギヤートモ−ター(
104)を駆動して親ねじ(100)を右回転または左
回転させることにより、スライド雌ねじ(102)およ
び(103)を親ねしく100)上でスライドさせて、
このスライド雌ねじ(102)(103)と固定支持部
(109)(110)との間隔を狭めたり拡げたりする
ことで、伸縮装置(105)(106)が伸縮して行わ
れるもので、下段駐車板(2)が実線で示す所定位置に
あるとき、伸縮装置(105)(106)は破線で示す
ように短縮した状態にあり、1点鎖線で示すように伸長
して下段駐車板(2)を2点鎖線で示す車輌通路(1)
上に移動させるものである。
(発明の効果) 以上説明したこの発明に係る2段駐車方法および2段駐
車用車輌持上装置によれば、下段駐車板および上段駐車
板が所定位置から簡単な機械装置により車輌通路上に移
動させて、車輌を直進のまま下段駐車板および上段駐車
板上に載車し、そのまま横引および持ち上げして2段駐
車し、同じく車輌通路上で、下段駐車板および上段駐車
板上から降車させるようにしたため、ハンドル操作によ
る車庫入れが一切不要となり、従ってハンドル操作によ
る方向転換のための広さが不要となって、車輌通路は直
進のみの最小限の幅ですむこととなり、さらに車間間隔
も接近して最小限とすることが可能なため、土地の利用
効率がすこぶる高くなり、さらに2段駐車としたことで
駐車台数は2倍となり、1台当りの所要土地面積は極め
て狭くすることができて有利である。
また、上段駐車のための車輌持ち上げが、車輌通路上か
らほぼ垂直に持ち上げて、下段に駐車している車輌に干
渉しない位置から横方向に移動するように構成したこと
により、最小限の狭さにありながら他の駐車車輌に干渉
することなく上段駐車できるものである。
また、この駐車方法によると、どの駐車位置に対しても
他の駐車車輌に無関係に自由に入・出庫できるとともに
、この駐車方法を可能にする機械装置は極めて簡単で地
上に単に設置するのみで、特別な基礎工事も不要であり
、建屋を必ずしも必要とせず、安価な設備費で土地を有
効かつ有利に利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図はこの駐
車方法を実施するための装置を車輌通路を挟んで両側に
対向的に設けた例の車輌の進入方向から見た概略正面図
、第2図は第1図を■−■方向に見た概略側面図、第3
図は車軸通路の両側に2段駐車して直列に3組並べた場
合を示す平面図第4図は車輌通路の片側にのみ2段駐車
して直列に3組並べた場合を示す平面図、第5図は上段
駐車のための車輌持上装置の車輌通路の出入口側から見
た正面図で、正面のカバーを取外して構造がよくわかる
ように示した図、第6図は同じく車輌持上装置を上段駐
車板が、車輌通路上にある状態で示した平面図、第7図
は第6図[[−I[[線における拡大断面図、第8図は
車輌持上装置の動きを段階的に示した線図、第9図は下
段駐車板を横移動させる機械装置の平面図、第10図は
第9図■−■線における拡大断面図である。 1・・車輌通路   2・・下段駐車板3・・上段駐車
板 10.10a・・リンク装置 12・・駆動軸   13・・フレーム14.14a・
・規制リンク 15.15a・・支持点 16・・連結リンク 17.17a・・連結点 18.18a・・持上げリンク 19.19a・・枢着点 20.20a・・移動ガイド 21.21a・・駆動チェーン M・・車輌 H,H’ 、H“・・間隔 第2図 第1図 第3図 第4図 第10図 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輌通路を有し、該車輌通路の一側方または両側
    方の地面に接近した位置に、下段駐車板を配置するとと
    もに、該下段駐車板の上方に上段駐車板を配置し、上記
    下段駐車板を、機械装置により個別に上記車輌通路上に
    横移動し、かつ復帰するようにするとともに、上記上段
    駐車板を、機械装置により個別に上記車輌通路上に水平
    状態を保ったまま上記下段駐車板上に駐車している車輌
    に干渉しない経路を通って移動し、かつ復帰するように
    して、上記下段駐車板および上段駐車板が、上記車輌通
    路上にあるとき、これら上・下段駐車板上に車輌を載車
    し、またはこれら上・下段駐車板上から車輌を降車させ
    るようにして、上記車輌通路の一側方または両側方の上
    下2段に、該車輌通路と平行して車輌を駐車させるよう
    にしたことを特徴とする、2段駐車方法。
  2. (2)下段に駐車した車輌の上方に、側方から別の車輌
    を持ち上げて駐車させる車輌持上装置であって、下段駐
    車位置の前後端に、上段駐車板を持ち上げるための一対
    の同一構造を持つリンク装置を平行に設置し、該一対の
    リンク装置はそれぞれ同一長さの2本の規制リンクの一
    端を、車幅方向のほぼ水平線上に所定間隔をもって上記
    リンク装置のフレームに回動自在に支持し、上記2本の
    規制リンクの他端に、上記一端の支持間隔と同一間隔を
    もって連結リンクを連結するとともに、同一長さをもつ
    2本の持上リンクの一端をそれぞれ回動自在に連結し、
    該2本の持上リンクの他端を、上記連結リンクの連結間
    隔と同一間隔をもって上段駐車板の前端部と後端部とに
    、前後のリンク装置をそれぞれ回動自在に枢着し、一方
    、上記フレームの車輌通路側の下端から立ち上がり、さ
    らに横向に折れ曲がって車輌通路と反対側の上記フレー
    ムに達する移動ガイドを設け、該移動ガイドに、上記2
    本の持上リンクの一方を係合し、該係合部を、上記移動
    ガイドに沿って移動させる動力による駆動手段を設けた
    ことを特徴とする、2段駐車用車輌持上装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508674B1 (ja) * 1970-06-03 1975-04-05
JPS58181965A (ja) * 1982-04-19 1983-10-24 松浦 隆 立体自動車格納装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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