JPH01135683A - 布帛への情報付与方法 - Google Patents

布帛への情報付与方法

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JPH01135683A
JPH01135683A JP62293114A JP29311487A JPH01135683A JP H01135683 A JPH01135683 A JP H01135683A JP 62293114 A JP62293114 A JP 62293114A JP 29311487 A JP29311487 A JP 29311487A JP H01135683 A JPH01135683 A JP H01135683A
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cloth
fluorescent material
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Yutaka Masuda
豊 増田
Koji Kuwabara
厚司 桑原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は自動縫製などに際し、布帛類に裁断や縫製のた
めの位置情報や部材名や使用部分などを示す識別情報を
印字付与するのに適した情報付与方法に関する。
［従来の技術］ 従来縫製に関し、必要な情報をもつ識別記号を付与する
ものとしてチャコが用いられている。
一方向動化が進んだ縫製工程においては、イＥ帛に付与
するのに必要な情報はコンピュータからのデータにした
かって記号化され、布帛の必要な位置に付与され、この
記号を機械が読みとり、裁断や縫製がなされることにな
る。このような場合情報を付与する手段として好ましい
条件としては、（１）コンピュータからのデータ情報を
直接布帛へ印字もしくは印捺可能なこと。
（２）　イｌｉ帛は柔軟なため好ましくは非接触で印字
が可能なこと。
が挙げられ、これらを満足する手段としてインクジェッ
ト法がめげられる。
一方、情報を布帛に付与する媒体については、必要ｕ！
ｆに情報記号が機械で読みとり可能である事が要求され
るとともに、縫製して製品になった際には、消去されて
いるか、無色化されていることが必要である。
このための具体的な方法としては、 （イ〉可視光下では認識できないが、紫外線などの非可
視光下で認識できるもの。
（ロ）可視光下で認識できて、容易に消去またた場合に
無色のものをいう。可視光下で有色のものは、情報を使
用後の製品に色が残り、好ましくない。
次に本発明においてインクに配合される蛍光物質は、紫
外線により青紫ないし青色以外の色に発色するものであ
る。これにより、布帛が蛍光増白染料で染色されたもの
であっても、紫外線で別の色に発色するので識別可能と
なる。具体的には、黄緑、緑、オレンジ、赤、などに発
色するものが用いられる。
可視光下で無色の蛍光物質であっても、布帛が黒などの
濃色に染色されている場合、付与乾燥後蛍光物質が白色
に残って見える問題を有する。これを解決するため、本
発明においては蛍光物質の融点が６０〜１８０℃のもの
を用いる。このような蛍光物質を用いた場合付与された
情報を読取り後、布帛を加熱することにより蛍光物質が
溶融し布帛に浸透し可視光下で無色化することができる
。
融点が１８０℃以上の場合、無色化するために布帛をこ
の温度以上に加熱する必要があり、布帛の物性、色調な
どで問題を生じ好ましくない。一方融点が６０℃未満の
場合工程中のわずかな温度変化の影響を受けやすく好ま
しくない。
本発明に用い得る蛍光性物質は限定される。すなわち、
イ５帛の白度向上に使用される蛍光増白染料は、本発明
の目的すなわち蛍光増白された布帛でも識別できるとい
う点で効果がない。布帛に使用されている物と別の蛍光
増白染料を使用しても紫外線下でほとんど同じ色に発色
するので識別できない。また蛍光性を有する染料例えば
鮮明イエロー、ピンクなどは可視光下で無色でないので
使用できない。ざらに無機の蛍光顔料は融点が高く加熱
により無色化できない。
かかる蛍光物質はその構造に限定はないが、その具体例
としては、リーデルデハーエン社の「ルミルックス（Ｌ
Ｕ旧ＬＵＸ　）ブルーグリーンＣＤ３０１　（０１８Ｈ
２ＯＮ２　Ｓ　）−１、［ルミルックス（［聞ＩＬＵＸ
　＞グリーンＣＤ３０２　（Ｃ２４１へ＋１６Ｎ２０２
　）　Ｊ　。
「ルミルックス（Ｌ聞ＩＬｔｌＸ　）レッドＣＤ３０３
　　（Ｃ２１Ｈ２１Ｎ２０２　Ｓ　）　Ｊ、［ルミルッ
クス（１０旧しＵＸ　）ホワイトイエローＣＤ３０４　
（Ｃ２１Ｈ１６Ｎ２０４　Ｓ）　Ｊなどが挙げられる。
本発明において、上記蛍光物質は好ましくは、適切な分
散剤を使用して、微粉砕分散化してインク化する。
アニオン性分散剤の例としては、ナフタリンスルホン酸
ンーダ等の芳香族スルホン酸ソーダのホルマリン綜合物
、リグニンスルホン酸ソーダ、スチレン化フェノールエ
チレンオキシドＷ１ｍエステル塩などの多核フェノール
系アニオン分散剤があげられる。非イオン系分散剤とし
ては、プルロニック型とよばれるポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンブロックボリマ、多核フェノールエ
チレンオキシド付加物などがめげられる。
またインク中には好ましくは乾燥防止剤としてグリコー
ル類例えばエチレングリコール、ジェヂレングリコール
、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グ
リセリン、１．４ブタンジオール、グリコールエーテル
類例えばジエヂレングリコール七ツメチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノブヂルエーテルなどが配合され
る。
本発明において、インク成分に他の公知の添加剤を加え
ることができる。例えば、バインダとして水溶性高分子
、■マルジョン、界面活性剤、ＰＨ調整剤、イオン封鎖
剤、防腐剤等があげられる。
また蛍光増白剤を含有するイＦ帛に対し識別性を高める
ためインク中に紫外線吸収剤や、ポリカチオン等の蛍光
増白作用を減少させる薬剤を添加することができる。
以下実施例にて本発明を例示する。
［実施例］ 実施例１ 蛍光顔料として「ルミルックス（ＬＵ）ＩＩＬＵＸ　”
）グリーン　ＣＤ３０２　Ｊ　　（ドイツ、リーデルデ
ハーエン社製）　（紫外線で緑色に発色）５部、分散剤
としてトリスチレン化フェノールエチレニオキシド６モ
ル付加’ｆＡＷｌｉエステルトリエタノールアミン塩３
部、イオン交換水９２部をサンドグラインダーで４０時
間粉砕分散化した。この分散液７０部、乾燥防止剤とし
てエチレングリコール３０部を混合し１０ミクロンのフ
ィルタを用いて濾過し、減圧下で脱気しインクジェット
用インクを調製した。
このインクを用いてオンデマンド型インクジェット装置
にて次の条件で下記イ［帛に付与した。
（１）インクジェット条件 ノズル径：６０ミクロン 解像度　：１６ドツト／ｍｍ 情報　　ニアセグメント型数字列５桁 数字サイズＢｍｍ （２）布帛 Ａ、ポリエステルパレス織物（白色、蛍光増白あり） Ｂ、ウール７０％／ポリエステル３０％混先染織物（黒
とグレーの格子病） Ｃ１綿１００％編地（黒） 付与された数字情報は、可視光下ではＡ、Ｂの布帛では
ほとんど検知できず、布帛Ｃではわずかに白っぽく見え
る。ブラックライトによる紫外線光下では、布帛Ｂ、Ｃ
は明瞭に緑白色（ライトグリーン）に発色し情報認識で
きた。また布帛へは、蛍光増白されているので全体に青
白く発色するが情報付与部は、緑白色であり識別できた
。布帛を１７０℃のアイロンで加熱したところ、可視光
下ではＡ、Ｂ、Ｃいずれの布帛も数字情報は見えなくな
った。
［発明の効果］ 本発明は特に自動縫製などの工程において布帛にインク
ジェット等の手段で情報を付与、認識する際、布帛の種
類や色に影響を受けることが少なく実質的に１種のイン
クで良いという利点を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）布帛にインクジェット法により情報を付与するに
    際しインク成分として、可視光下で実質的に無色であり
    紫外線により青紫ないし青色以外の色に発色し、かつ融
    点が６０〜１８０℃である有機蛍光物質を配合したイン
    クを用いることを特徴とする布帛への情報付与方法。
JP62293114A 1987-11-21 1987-11-21 布帛への情報付与方法 Expired - Lifetime JPH0696333B2 (ja)

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