JPH01135098A - 遮蔽回路基板用の格納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遮蔽ハウジングに入っている回路基板用の格納
装置であって、同遮蔽ハウジングは少なくとも１個の回
路基板を収容するための内側溝及び外側案内手段を２個
の対向する側壁に有し、同外側案内手段は格納装置の対
応する案内手段と協働する構成の格納装置に関するもの
である。このような遮蔽された回路基板は電気通信技術
において一般的である。格納装置は、例えば器具ハウジ
ング又はフレームでもよく、その中に多数のこのような
遮蔽された回路基板を収容することができる。

既知のことであるが、回路基板を収容するための装置に
は対向する２個の内面壁に案内溝が設けである。組立て
た回路基板として構成される部品はその縁を案内溝に入
れて挿入されることができる。この場合、回路基板の縁
は２個の対向する側面に配設された案内手段を構成して
いる。更に、このような回路基板には遮蔽のための金属
遮蔽フードが設けてあって、１個の遮蔽フードははんだ
付は面をカバーし、他の遮蔽フードは素子のある面をカ
バーする。回路基板の縁部は邪魔ｐないままであり、こ
のような遮蔽構成においては案内手段として使用される
ことができる。しかし、２個の別個の遮蔽フードを製作
し、かつ回路基板の各々にそれらを取り付けるのはコス
トが高くなる。

遮蔽方法の改良のため金属製の閉鎖ハウジングがドイツ
連邦共和国特許２７４７８９４で開示されている。この
ハウジングには対向する内面に溝が設けてあり、その中
に回路基板を挿入することができる。このようにして形
成さた平面状の部品の２個の対向する壁面には外方に案
内隆起部が設けてあって、同隆起部はフレーム構造すな
わち格納フレームに対応して形設された溝に納まる。同
じ格納装置に非遮蔽回路基板および上述の構成の遮蔽平
面状部品の双方を入れるとすると、格納フレームの構造
が同じであれば、明らかに、回路基板はそれが遮蔽ハウ
ジングに挿入さているかどうかにより異なる寸法を有す
るに違いない。

しかし、回路基板の製作においては、所定の標準寸法、
例えば所謂欧州標準寸法が設定されている。フレーム構
造及び格納フレームの回路基板案内面の間隔はこれらの
標準寸法に応じて設定される。利用できる回路基板の面
積が標準寸法に対して小さくなるということは望ましく
ないことである。それは回路基板の収容能力が縮小する
からである。

本発明の目的は冒頭に定義した種類の装置で次のような
ものを構成することである。すなわち、フレーム構造又
は格納フレームの寸法を変えることなく、以前から慣用
の大きさの回路基板を閉鎖した遮蔽ハウジングの中に挿
入することができるものである。

本発明により、この目的は次のようにして達成される。

すなわち、格納装置の前記案内手段は隆起部であり、か
つ遮蔽ハウジングの前記案内手段が溝であることにより
達成される。本発明の別の実施例の特徴は次の点にある
。すなわち、遮蔽ハウジングは金属薄板からなり、溝は
凹部で形成される。このようにして構成された遮蔽ハウ
ジングの製作コストは低い。それは、溝のために何ら別
個の部品を必要としないからである。

別の実施例の構成では、格納装置は金属薄板から形成さ
れ、複数の平行な隆起部を有する横断支持体を有する。

尚、隆起部は金属薄板から打ち抜き直角に曲げた金属薄
板の帯状物である。

添付図面を参照して実施例に基づいて本発明を以下に詳
細に説明する。

第１図は遮蔽ハウジングに入っている回路基板の格納装
置の一部を図解的に示す。同装置は上部バー１及び２並
びに下部バー３及び４を有している。すなわち、同装置
は上部バー及び下部バーで構成されている。バーは枠構
造、即ち、ハウジングに既知の方法で横方向に固定さて
いる。バーは好適には射出成型により形成されていて、
幅広側面にも幅狭側面にもＴ字状の溝を有している。案
内手段を有する横断支持体をバー１から４の幅広側面に
沿って延在するＴ字状の溝に固定して、夫々２本のバー
の間に渡すことができる。第１図はこのような横断支持
体の２個の異なる実施例を示している。第１の実施例で
は、案内面は平滑な薄板として形成された横断支持体１
３からなっている。

横断支持体は、ねじ山付き孔が設けである帯状薄板であ
ってＴ字状溝に挿入されているもの１２にねじでねじ止
めされている。ねじ山付き孔の帯状薄板の代わりに、個
別のスライディング　ナツトを使うこともできる。この
横断支持体１３は案内手段として数個の平行な隆起部１
４を有している。この隆起部は横断支持体金属薄板から
帯状薄板を打ち抜き、この打ち抜いた部分を横断支持体
金属薄板から曲げて製作することができる。この実施例
は次の利点を有する。すなわち、多数のバーを固定する
ためにも、若干の固定手段を要するのみであり、バーを
取り付けるために案内手段を所定の間隔に維持する特殊
な治具を必要としない。更に、それにも係わらず、数値
制御された打ち抜き機械を使用して横断支持体を製作す
ることができる。

この際、バーを異なる間隔に配設することができ、特殊
な工具も必要としない。

横断支持体の別の実施例は次のものである。すなわち、
横断支持体として幅が狭い金属帯状薄板１５が使用され
ている。その長手方向側の−は直角に折り曲げあって、
直角に折り曲げた長い金属薄板が形成され、その脚部部
分が案内手段として隆起部１６を構成している。Ｔ字状
溝に案内されていて、ねじ山付き孔（ねじ山付き棒片）
を有する金属帯状薄板１２にこの金属帯状薄板１５をね
じでねじ止めしたり、Ｔ字状溝に案内されているスライ
ディング　ナツトにねじ止めしたりして止める。この実
施例も又極く簡便な方法でかつ低コストで製作すること
ができる。

更に別の利点を有する横断支持体が第２図に示しである
。それはウェブを有していて、幅狭の支持体部１７から
なる。同支持体部は好適には合成材料製であって、その
下面にスナップ結合用突起片を設けて、Ｔ字状溝１０に
スナップ結合することができる。同支持体部の上面には
、案内手段としてウェブ１８が形設されている。上述の
実施例同様、この実施例も次の利点を有する。すなわち
、横断支持体１５の間隔は、ある用途のため格納装置を
組立てるとき挿入すべき中間組立体の幅に応じ任意に設
定することができる。

第３図に示す横断支持体１１は案内手段として既知の方
法で溝を形設し、回路基板の縁をその中に導くことがで
きる。溝を有するこの横断支持体１１をスナップ結合手
段によりバー３及び４のＴ字状溝１０の中にスナップ結
合することができる。

回路基板６用の遮蔽ハウジング５は金属薄板から形成さ
れている。前面板は、回路基板の前縁に設けである直角
に曲げた金属薄板に固定されている。更に、それは遮蔽
ハウジング自身より高さが高いので、遮蔽ハウジングの
外形より上にも下にも突出している。前面板のこのよう
な突出部はバー２及び４の前側でＴ字状溝に保持された
ねじ山付き棒片又はスライディング　ナツトにねじ止め
される。

ある寸法の回路基板、例えば所謂欧州標準寸法のプリン
ト回路基板を挿入できるように上部バー１及び２と下部
バー３及び４との間隔を設定する。

尚、案内手段として溝を有する横断支持体は通常の方法
でバーに固定されるものとする。ウェブの形状を持つ上
述の案内手段を利用するとき、バー相互の間隔を変えな
くても、遮蔽ハウジングに入っている同じ寸法の回路基
板を挿入することができる。遮蔽ハウジング５の対向す
る外面には溝が配設されている。この溝は第１図に示す
ように平行な凹部８からなり、この間でウェブ１４が案
内される。遮蔽ハウジング５に入っている回路基板６を
案内するために、平行な凹部７が対向する内面に設けで
ある。このような凹部を数値制御された打ち抜き一二ブ
リング機械により高精度かつ低コストで迅速に金属薄板
から形成することができる。

凹部により形成された溝の位置は各個別遮蔽ハウジング
に対する回路基板の装備に応じ特別の工具を使用しなく
ても任意に変えることができる。

遮蔽ハウジングを案内する凹部が外方に指向して配設し
てあり、かつ遮蔽ハウジングにおいて回路基板を案内す
る凹部が内方に指向して配設しである。これにより、非
遮蔽回路基板と回路基板を有する遮蔽ハウジングとの縁
の寸法の差異は極く僅かである。

更に、次のような別の利点がある。すなわち、同じ格納
装置において、溝を有する従来型の横断支持体とウェブ
を有する横断支持体を組合せて、閉止遮蔽ハウジングに
入っている回路基板及び同一寸法の非遮蔽回路基板の双
方を同一格納装置に入れることができるということであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は遮蔽回路基板を入れた格納装置の部分斜視図、 第２図は案内ウェブを有する横断支持体を示す、第３図
は案内溝を有する横断支持体を示す。 １、　２・・・上部バー　　　３．　４・・・下部バー
５・・・遮蔽ハウジング　　６・・・回路基板７・・・
凹部　　　　　　　訃・・溝又は凹部ＩＯ・・・Ｔ字状
溝　　　　　１１・・・横断支持体１２・・・金属帯状
薄板　　　１３・・・横断支持体１４・・・隆起部　　
　　　　１５・・・金属帯状薄板１６・・・隆起部　　
　　　　１７・・・支持体部１８・・・ウェブ ＦＩＯ，２ Ｆｌｙ）、３

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．遮蔽ハウジングに入っている回路基板用の格納装置
   であって、同遮蔽ハウジングは少なくとも１個の回路基
   板を収容するための内側溝及び外側案内手段を２個の対
   向する側壁に有し、同外側案内手段は前記格納装置の対
   応する案内手段と協働する構成の格納装置において、格
   納装置の前記案内手段は隆起部（１４，１６）であり、
   かつ前記遮蔽ハウジングの前記案内手段は溝（８）であ
   ることを特徴とする、遮蔽ハウジングに入っている回路
   基板用の格納装置。
2. ２．前記遮蔽ハウジングは金属薄板からなり、かつ前記
   溝（８）は凹部により形成されることを特徴とする請求
   項１に記載の格納装置。
3. ３．格納装置には対向するように配設さた２個の案内面
   が設けられており、かつ前記案内面は金属薄板から形成
   された横断支持体（１３）であって、複数の隆起部（１
   ４）を有し、同隆起部は金属薄板から打ち抜いて更に直
   角に折り曲げた帯状金属薄板である、ことを特徴とする
   請求項１又は２に記載の格納装置。
4. ４．横断支持体（１５）には夫々１個のみの隆起部が設
   けてあり、同横断支持体は直角に折り曲げた長く延在す
   る金属薄板として形成され、同直角に折り曲げた金属薄
   板の脚部が前記隆起部をなす、ことを特徴とする請求項
   １又は２に記載の格納装置。
5. ５．横断支持体（１７）には夫々１個のみの隆起部を設
   け、同横断支持体は合成材料製の長く延在する部分とし
   て構成され、かつその下面にはＴ字状溝（１０）に固定
   するための手段を有し、その上面には隆起部（１８）を
   有する、ことを特徴とする請求項１又は２に記載の格納
   装置。