JPH01134713A - 磁気ヘッド用クリーニングテープ - Google Patents

磁気ヘッド用クリーニングテープ

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JPH01134713A
JPH01134713A JP29324987A JP29324987A JPH01134713A JP H01134713 A JPH01134713 A JP H01134713A JP 29324987 A JP29324987 A JP 29324987A JP 29324987 A JP29324987 A JP 29324987A JP H01134713 A JPH01134713 A JP H01134713A
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Japan
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magnetic head
cleaning tape
abrasive
gap length
magnetic
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JP29324987A
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Akira Okazoe
岡添 晃
Takashi Nishiwaki
西脇 隆
Masayoshi Kawarai
正義 河原井
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Maxell Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気ヘッドのクリーニング効果を備えた磁気
ヘッド用クリーニングテープに関し、さらに詳しくは、
磁気ヘッドを摩耗、損傷することなく磁気ヘッドに付着
した付着異物のみを除去する耐久性に優れた磁気ヘッド
用クリーニングテープに関する。
〔従来の技術] 磁気記録再生装置の磁気ヘッドには記録再生作動中に、
磁性粉末等の磁性塗膜離脱物や塵埃などが付着する場合
があり、これら異物が磁気ヘッドに付着すると磁気ヘッ
ドの記録再生効率が低下し、音質あるいは画像等が劣化
する。
このため、通常、ポリエステルベースフィルム等の基体
上に、モース硬度が8以上のα−A1203粉末やCr
、O,粉末等の研磨材を結合剤樹脂で結着してつくられ
る磁気ヘッド用クリーニングテープが使用され、磁気ヘ
ッド用クリーニングテープの研磨塗膜を磁気ヘッドに摺
接させて、磁気ヘッドに付着した塵埃や磁性粉末等の付
着異物を取り除くことが行われている。(特開昭57−
208626号) 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、従来の磁気ヘッド用クリーニングテープに研
磨材として使用されるモース硬度が8以上のa−Aj2
203粉末やCrzO,、粉末は、硬度がきわめて高い
ため、研磨性に優れるものの、磁気ヘッドから付着異物
を除去する際、磁気ヘッドを摩耗、損傷するきらいがあ
り、特に8mmビデオやデジタルオーディオテープの記
録再生に使用する磁気ヘッドのように、ヘッドギャップ
が0.3μm以下でヘッドが小さく、また高速で摺接さ
れるため小さな衝撃でも損傷され易い磁気ヘッドに使用
する場合には、ごく短時間の使用でも磁気ヘッドを摩耗
し、損傷するおそれがある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明はかかる欠点を改善するため種々検討を行った
結果なされたもので、0.3μm以下のギャップ長を有
する磁気ヘッドのギャップ長より粒子径が小さくて、硬
度が該磁気ヘッドより高い研磨材粒子と、充填材粒子と
を含む研磨塗膜を基体上に設けることによって、磁気ヘ
ッドを摩耗、損傷することなく、磁気ヘッドから付着異
物のみを良好に除去できるようにし、さらに充填材粒子
として、0.3μm以下のギャップ長を有する磁気ヘッ
ドのギャップ長より大きい粒子径を有し、かつ該磁気ヘ
ッドと同等以下の硬度を有する充填材粒子を使用するこ
とによって、磁気ヘッド用クリーニングテープの耐久性
を充分に向上させたものである。
この発明において使用される研磨材粒子は、高密度記録
再生のためギャップ長を0.3μm以下で最大波長の1
/3にした磁気ヘッドのギャップ長より粒子径が小さい
ものであることが好ましく、このような研磨材粒子を使
用すると、第1図の磁気ヘッドと磁気ヘッド用クリーニ
ングテープの模式図に示すように、磁気ヘッド用クリー
ニングテープ1の研磨塗膜2中に含まれる研磨材粒子3
の粒子径が、磁気ヘッド4のギャップ長!より小さいた
め、磁気ヘッド用クリーニングテープ1が研磨塗膜2と
摺接する際、研磨材粒子3は磁気ヘッド4の片側にしか
当たらない。従って、衝撃が磁気ヘッド用クリーニング
テープ1の研9塗膜2中に吸収されて緩和され、磁気ヘ
ッド4の摩耗、損傷が効果的に抑制される。
これに対して第2図の磁気ヘッドと磁気ヘッド用クリー
ニングテープの模式図に示すように、磁気ヘッド用クリ
ーニングテープ1の研磨塗膜2中に、磁気ヘッド4のギ
ャップ長!より粒子径が大きくてしかも磁気ヘッド4よ
り硬い研磨材粒子3が含まれると、磁気ヘッド4が磁気
ヘッド用クリーニングテープ1の研磨塗膜2と摺接する
際、磁気ヘッド4のギャップをまたいで研磨材粒子3が
押しつけられるため、磁気ヘッド4が摩耗、損傷されや
すい。
また、磁気ヘッド用クリーニングテープlの研磨塗膜2
中に含まれる研磨材粒子3は、硬度が磁気へラド4の硬
度より低いと、磁気ヘッド4に付着した磁性粉末などの
磁性塗膜離脱物や塵埃などの付着異物を良好に取り除く
ことができないため、磁気ヘッド4の硬度より高いもの
であることが好ましく、このような硬度が磁気ヘッド4
の硬度より高くて、粒子径が磁気ヘッド4のギャップ長
!より小さい研磨材粒子3が:、磁気ヘッド用クリーニ
ングテープ1の研磨塗膜2中に含まれると、磁気ヘッド
4を摩耗、損傷することなく、磁気ヘッド4から付着異
物のみが良好に除去される。
このような研磨材粒子としては、例えば、α−A120
3粉末、Sin、粉末、CrzO3粉末、TiC粉末な
ど、従来から研磨材粒子として使用され、高密度記録再
生のためギャップ長を0.3μm以下で最大波長の1/
3にした磁気ヘッドのギャップ長より粒子径が小さいも
のが、いずれも好適なものとして使用される。使用量は
、研磨塗膜中に含まれる顔料に対して、1〜20重量%
の範囲内で使用するのが好ましく、3〜15重量%の範
囲内で使用するのがより好ましい。
また、研磨材粒子とともに研磨塗膜中に含有されて使用
される充填材粒子は、0.3μm以下のギャップ長を有
する磁気ヘッドのギャップ長より粒子径が大きくて、硬
度が該磁気ヘッドと同等以下のものが好ましく使用され
、このような粒子径が大きな充填材粒子を使用すると、
この充填材粒子によって磁気ヘッド用クリーニングテー
プの耐久性が充分に向上される。またこの種の比較的柔
らかくて粒子径が大きな充填材粒子を、極めて硬い研磨
材粒子と併用すると、研磨材粒子の過度の研磨作用が良
好に抑制されて、適度な研磨を行うことができ、目づま
りした磁気ヘッドから付着異物を除去するに際し、磁気
ヘッドを摩耗、損傷することなく磁気ヘッドをクリーニ
ングすることができる。
このような充填材粒子としては、たとえば、モース硬度
6以下のTi0z粉末、ZnO粉末、CacOz粉末、
BaSO4粉末など、一般の塗膜強化用に用いられる非
磁性粉末で、高密度記録再生のためギャップ長を0.3
μm以下で最大波長の1/3にした磁気ヘッドのギャッ
プ長より粒子径が大きいものが、いずれも好適なものと
して使用される。使用量は、研磨塗膜中に含まれる顔料
に対して、0.5〜15重量%の範囲内で使用するのが
好ましく、1〜10重景%の範囲内で使用するのがより
好ましい。
このような充填材粒子および研磨材粒子とともに使用さ
れる顔料としては、たとえば、針状のγ−FezO,,
粉末、Co含有7−Fe、O,粉末等の磁性粉末などが
好適なものとして使用され、また、このような研磨剤粒
子、充填材粒子および顔料をポリエステルフィルム等の
基体に結着させる結合剤樹脂としては、塩化ビニル−酢
酸ビニル系共重合体、繊維素系樹脂、ブチラール樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、イソシアネ
ート化合物など、従来一般にクリーニングテープに使用
される結合剤樹脂がいずれも好適なものとして使用され
る。
なお、研磨塗膜中には、通常使用されている各種添加剤
、たとえば、潤滑剤、分散剤、帯電防止剤などを適宜に
添加使用してもよい。
〔実施例] 次に、この発明の実施例について説明する。
実施例1 r  FezO:+         100重量部α
−AIzOz粉末(モース硬 10〃度8以上、粒子径
0.22μm) α−Fe203粉末(モース硬  3 〃度6以下、粒
子径0.7μm) VAGH(U、C,C,社製、塩化ビ 13〃ニル、−
酢酸ビニル−ビニルア ルコール共重合体) T−5250(大日本インキ化  8  〃学工業社製
、ウレタンエラス トマー) コロネートしく日本ボリウレタ  4  〃ン工業社製
、三官能性低分子 量イソシアネート化合物) カーボンブラック        1 〃ステアリン酸
−n−ブチル    1.5〃ミリスチン酸     
     0.5〃シクロヘキサノン       1
00〃メチルエチルケトン      100〃トルエ
ン           100〃これらの組成物をボ
ールミル中で72時間混合分散して研磨塗料を調製し、
これを10μm厚のポリエステルフィルム上に乾燥厚が
3μmとなるように塗布、乾燥して研磨塗膜を形成した
。しかる後、所定の幅に裁断して磁気ヘッド用り・リー
ニングテープをつくった。
実施例2 実施例1における研磨塗料の組成において、αAlzO
s粉末の使用量を10重量部から6重量部に変更した以
外は、実施例1と同様にして磁気ヘッド用クリーニング
テープをつくった。
実施例3 実施例1における研磨塗料の組成において、αFeze
s粉末を省いた以外は、実施例1と同様にして磁気ヘッ
ド用クリーニングテープをつくった。
比較例1 実施例1における研磨塗料の組成において、粒子径が0
.22μmの(X  Alz 03粉末に代えて、粒子
径が0.45μmのα−Af、O,粉末を同量使用した
以外は、実施例1と同様にして磁気ヘッド用クリーニン
グテープをつくった。
比較例2 比較例1における研磨塗料の組成において、α−Fe2
0.粉末を省いた以外は、比較例1と同様にして磁気ヘ
ッド用クリーニングテープをつくった。
実施例1〜3および比較例2で得られた磁気ヘッド用ク
リーニングテープを、磁性塗膜離脱物あるいは塵埃等の
付着により目づまりしたギャップ長が0.25μmのセ
ンダスト磁気ヘッドを搭載した8 mm V T Rに
かけ、クリーニング効果と、磁気ヘッド用クリーニング
テープによる磁気ヘッドの傷つき状態、さらに磁気ヘッ
ド用クリーニングテープの耐久性を調べた。クリーニン
グ効果は20秒走行させて出力回復度を調べ、目づまり
前の出力と比較して出力の低下が0.3dB以内の場合
を(O)として評価した。また、磁気ヘッドの傷つき状
態は磁気ヘッドが傷つくまでの走行回数で評価し、さら
に、耐久性は磁気ヘッド用クリーニングテープ表面に傷
がつくまでの走行回数で評価した。
また、目づまりしたギヤラフ長が0.25μmのセンダ
スト磁気ヘッドを搭載した8 m V T Rに代えて
、目づまりしたギャップ長が0.28μmのアモルファ
ス磁気ヘッドを搭載した8 mm V T Rで、実施
例1で得られた磁気ヘッド用クリーニングテープのクリ
ーニング効果と、磁気ヘッド用クリーニングテープによ
る磁気ヘッドの傷つき状態、さらに磁気ヘッド用クリー
ニングテープの耐久性を前記と同様にして調べた。この
結果を下記第1表で実施例4として示した。
さらに、目づまりしたギヤツブ長が0.25μmのセン
ダスト磁気ヘッドを搭載した8 mm V T Rに代
えて、目づまりしたギヤツブ長が0.28μmのセンダ
スト磁気ヘッドを搭載した811IIIVTRで、比較
例1で得られた磁気ヘッド用クリーニングテープのクリ
ーニング効果と、磁気ヘッド用クリーニングテープによ
る磁気ヘッドの傷つき状態、さらに磁気ヘッド用クリー
ニングテープの耐久性を前記と同様にして調べた。
下記第1表はその結果である。
第1表 〔発明の効果〕 上記第1表から明らかなように、比較例2で得られた磁
気ヘッド用クリーニングテープではクリーニング効果が
あるものの、磁気ヘッドの傷付きが早く見られ、耐久性
も悪く、比較例1で得られた磁気ヘッド用クリーニング
テープではクリーニング効果があり1.耐久性に優れる
・ものの、磁気ヘッドの傷付きが早く見られるのに対し
、実施例1ないし4で得られた磁気ヘッド用クリーニン
グテープは、磁気ヘッドが傷付きにくくてクリーニング
効果があり、実施例3で得られた磁気ヘッド用クリーニ
ングテープを除いて耐久性もよい。このことからこの発
明で得られた磁気ヘッド用クリーニングテープは、磁気
ヘッドを摩耗、損傷することな(、磁気ヘッドに付着し
た付着異物のみを良好に除去することができ、また耐久
性に優れていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は磁気ヘッドと磁気ヘッド用クリー
ニングテープの模式図である。 ■・・・磁気ヘッド用クリーニングテープ、2・・・研
磨塗膜、3・・・研磨材粒子、4・・・磁気ヘッド、2
・・・ギャップ長

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.0.3μm以下のギャップ長を有する磁気ヘッドの
    ギャップ長より粒子径が小さくて、硬度が該磁気ヘッド
    より高い研磨材粒子と、充填材粒子とを含む研磨塗膜を
    基体上に設けたことを特徴とする磁気ヘッド用クリーニ
    ングテープ 2、充填材粒子が、0.3μm以下のギャップ長を有す
    る磁気ヘッドのギャップ長より大きい粒子径を有し、か
    つ該磁気ヘッドと同等以下の硬度を有する充填材粒子で
    ある特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッド用クリーニ
    ングテープ
JP62293249A 1987-11-19 1987-11-19 磁気ヘッド用クリーニングテープ Expired - Lifetime JPH081695B2 (ja)

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JPH081695B2 JPH081695B2 (ja) 1996-01-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112387118A (zh) * 2019-08-19 2021-02-23 北京奥博水处理有限责任公司 一种在线自清洗陶瓷膜过滤器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112387118A (zh) * 2019-08-19 2021-02-23 北京奥博水处理有限责任公司 一种在线自清洗陶瓷膜过滤器
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