JPH0113447Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0113447Y2 JPH0113447Y2 JP798283U JP798283U JPH0113447Y2 JP H0113447 Y2 JPH0113447 Y2 JP H0113447Y2 JP 798283 U JP798283 U JP 798283U JP 798283 U JP798283 U JP 798283U JP H0113447 Y2 JPH0113447 Y2 JP H0113447Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- case
- mounting
- bracket
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 12
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は自動車用ホイツプアンテナのケースな
どの取付ブラケツトに関するものである。
どの取付ブラケツトに関するものである。
[従来の技術]
第1図に示すように、フロントガラス2の一側
縁部ピラーに沿つて引出されるようになつている
ホイツプアンテナ3は、これを収容する円筒状の
ケース6の上端部がフエンダのアウタパネル9の
上縁部にシール部材と一体をなす支持部材4によ
つて貫通支持されるとともに、下端部がブラケツ
ト5によつて車体側、例えばフエンダのインナパ
ネル8に結合された補強板7の底壁部に固定され
るようになつている。
縁部ピラーに沿つて引出されるようになつている
ホイツプアンテナ3は、これを収容する円筒状の
ケース6の上端部がフエンダのアウタパネル9の
上縁部にシール部材と一体をなす支持部材4によ
つて貫通支持されるとともに、下端部がブラケツ
ト5によつて車体側、例えばフエンダのインナパ
ネル8に結合された補強板7の底壁部に固定され
るようになつている。
このブラケツト5は帯状の板材をケース6に巻
付けて締付ボルトによつて締付けたうえ、板材の
両端部5aを重合せて所定の方向に延長し、補強
板7の底壁部に重合せて第2のボルトによつて固
定されるようになつている。
付けて締付ボルトによつて締付けたうえ、板材の
両端部5aを重合せて所定の方向に延長し、補強
板7の底壁部に重合せて第2のボルトによつて固
定されるようになつている。
しかし、このようなブラケツトでは、ブラケツ
ト5を予めケース6の所定の軸方向位置に調節し
て締付けたうえ、さらにブラケツト5の延長端部
5aを補強板7の取付面に重合せ、かつ予め設け
られたボルト穴にボルトを挿通して締結するよう
になつているので、ケース6に対するブラケツト
5の取付位置の調整に手数が掛るばかりでなく、
補強板7に対する位置が整合しない場合がある。
ト5を予めケース6の所定の軸方向位置に調節し
て締付けたうえ、さらにブラケツト5の延長端部
5aを補強板7の取付面に重合せ、かつ予め設け
られたボルト穴にボルトを挿通して締結するよう
になつているので、ケース6に対するブラケツト
5の取付位置の調整に手数が掛るばかりでなく、
補強板7に対する位置が整合しない場合がある。
すなわち、補強板7は車体のフエンダを構成す
るアウタパネル9とインナパネル8を重合せ結合
した後にインナパネル8に結合されるものである
から、アウタパネル9と補強板7との間には組立
上かなりの誤差(位置ずれ)が生じる。ブラケツ
ト5をケース6に対して予め強く固定してしまう
と、ブラケツト5の端部5aと補強板7の底壁面
とのボルト穴の位置合せが得られないことがあ
り、非常に手数が掛る。
るアウタパネル9とインナパネル8を重合せ結合
した後にインナパネル8に結合されるものである
から、アウタパネル9と補強板7との間には組立
上かなりの誤差(位置ずれ)が生じる。ブラケツ
ト5をケース6に対して予め強く固定してしまう
と、ブラケツト5の端部5aと補強板7の底壁面
とのボルト穴の位置合せが得られないことがあ
り、非常に手数が掛る。
[考案が解決しようとする問題点]
そこで、本考案の目的はこのような問題に鑑
み、単一のボルトによつてケースの所要位置を車
体側に固定できる、取付位置の調整が簡単な、ホ
イツプアンテナのケースなどの取付ブラケツトを
提供することにある。
み、単一のボルトによつてケースの所要位置を車
体側に固定できる、取付位置の調整が簡単な、ホ
イツプアンテナのケースなどの取付ブラケツトを
提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本考案の構成はア
ンテナの円筒状のケースを抱持するU字形の保持
板の一端部を延長して保持板の板面と直角に延び
る断面ヘ字形の取付板を形成し、保持板の他端部
に設けた開口に断面L字形の締付板の端部を係合
し、締付板と取付板を屈曲部を互いに重ね合せて
車体側にボルトにより固定し、締付板の回動によ
り保持板の両端部間にケースを締め付けるよう相
対移動を生じせしめるものである。
ンテナの円筒状のケースを抱持するU字形の保持
板の一端部を延長して保持板の板面と直角に延び
る断面ヘ字形の取付板を形成し、保持板の他端部
に設けた開口に断面L字形の締付板の端部を係合
し、締付板と取付板を屈曲部を互いに重ね合せて
車体側にボルトにより固定し、締付板の回動によ
り保持板の両端部間にケースを締め付けるよう相
対移動を生じせしめるものである。
[作用]
保持板10の一端部を延長して形成した断面ヘ
字形の取付板20の屈曲部に、断面L字形の締付
板30の屈曲部を係合し、取付板20と締付板3
0が片側で重ね合されるように車体側にボルトに
よつて固定すれば、この時保持板10の端部に形
成したスリツト状の開口14に係合する締付板3
0が回動されて、U字形の保持板10の両端部間
に相対移動が生じ、ケース6が強く抱持される。
これによつて、単一のボルトでケース6が所要の
姿勢で車体に固定される。
字形の取付板20の屈曲部に、断面L字形の締付
板30の屈曲部を係合し、取付板20と締付板3
0が片側で重ね合されるように車体側にボルトに
よつて固定すれば、この時保持板10の端部に形
成したスリツト状の開口14に係合する締付板3
0が回動されて、U字形の保持板10の両端部間
に相対移動が生じ、ケース6が強く抱持される。
これによつて、単一のボルトでケース6が所要の
姿勢で車体に固定される。
[考案の実施例]
本考案を実施例に基づいて説明すると、第2図
に示すように、本考案によるホイツプアンテナの
ケースなどの取付ブラケツト5は、円筒状のケー
ス6に巻付けられる湾曲部12を有する保持板1
0と、保持板10の一端側を延長して形成した断
面ヘ字形の取付板20と、断面L字形に折曲げら
れた締付板30とからなる。
に示すように、本考案によるホイツプアンテナの
ケースなどの取付ブラケツト5は、円筒状のケー
ス6に巻付けられる湾曲部12を有する保持板1
0と、保持板10の一端側を延長して形成した断
面ヘ字形の取付板20と、断面L字形に折曲げら
れた締付板30とからなる。
保持板10の一端側板片13は平坦で、第3,
4図に示すように、逆L字形の開口14を備える
一方、他端側板片15はほぼ板面と直角に折曲げ
られかつ板面16と板面17とをもつ断面へ字形
をなす取付板20を備えている。そして、板面1
7の端部に断面コ字形に折曲げられた係合片18
が備えられている。
4図に示すように、逆L字形の開口14を備える
一方、他端側板片15はほぼ板面と直角に折曲げ
られかつ板面16と板面17とをもつ断面へ字形
をなす取付板20を備えている。そして、板面1
7の端部に断面コ字形に折曲げられた係合片18
が備えられている。
締付板30は細長い板を断面逆L字形に折曲げ
て、板面22と板面23とを形成したもので、こ
の一端部22aは幅が狭くなつていて、前述した
板片13の開口14に係合される一方、他端には
前述した係合片18を係合する切欠24が設けら
れる。
て、板面22と板面23とを形成したもので、こ
の一端部22aは幅が狭くなつていて、前述した
板片13の開口14に係合される一方、他端には
前述した係合片18を係合する切欠24が設けら
れる。
そして、保持板10の延長部ないし取付板20
と締付板30とにボルト挿通穴25が設けられ、
これに挿通したボルトを、第1図に示すように、
車体側詳しくは補強板7の底壁面に重合せて締付
けられる。
と締付板30とにボルト挿通穴25が設けられ、
これに挿通したボルトを、第1図に示すように、
車体側詳しくは補強板7の底壁面に重合せて締付
けられる。
なお、第3,4図に示すように、湾曲部12に
は長穴13が設けられ、これにケース6の外周面
に形成した突部6aが係合され、ブラケツト5と
ケース6との軸方向の相対位置が規制されるよう
になつている。
は長穴13が設けられ、これにケース6の外周面
に形成した突部6aが係合され、ブラケツト5と
ケース6との軸方向の相対位置が規制されるよう
になつている。
本考案は上述のように、保持板10の延長部な
いし取付板20は板面16と板面17の角度が直
角よりも大きく形成されるのに対して、締付板3
0はほぼ直角に折曲げられて、板面22と板面2
3が形成され、端部22aが開口14に係合され
る。そして、取付板20と締付板30のそれぞれ
屈曲部が重合される。
いし取付板20は板面16と板面17の角度が直
角よりも大きく形成されるのに対して、締付板3
0はほぼ直角に折曲げられて、板面22と板面2
3が形成され、端部22aが開口14に係合され
る。そして、取付板20と締付板30のそれぞれ
屈曲部が重合される。
締付板30の板面23の穴25と取付板20の
板面17の穴25にボルトを挿通したうえ、ケー
ス6に対してブラケツト5を適宜軸方向に移動さ
せながら、板面17を第1図に示す補強板7の底
壁面に重合せてボルトを締付けると、第3図にお
いて、締付板30が屈曲部を中心として時計方向
に(矢印方向)回動されながら、板面23が板面
17に密接するように重合されることとなる。
板面17の穴25にボルトを挿通したうえ、ケー
ス6に対してブラケツト5を適宜軸方向に移動さ
せながら、板面17を第1図に示す補強板7の底
壁面に重合せてボルトを締付けると、第3図にお
いて、締付板30が屈曲部を中心として時計方向
に(矢印方向)回動されながら、板面23が板面
17に密接するように重合されることとなる。
この時、締付板30が回動され、端部22aが
開口14に係合し、保持板10の板片13を第3
図において押し下げる。したがつて、保持板10
の湾曲部12がケース6の外周面に強く締付けら
れることとなり、ケース6に対する保持板10の
軸方向の移動が生じないように固く締付けられる
とともに、取付板20と締付板30とが重合され
た状態で車体の補強板7に締結される。
開口14に係合し、保持板10の板片13を第3
図において押し下げる。したがつて、保持板10
の湾曲部12がケース6の外周面に強く締付けら
れることとなり、ケース6に対する保持板10の
軸方向の移動が生じないように固く締付けられる
とともに、取付板20と締付板30とが重合され
た状態で車体の補強板7に締結される。
このようにして、単一の締付ボルトを用いてブ
ラケツト5のケース6に対する軸方向の位置決め
と、車体の補強板7に対する位置決めとが同時に
達せられ、しかも、ブラケツト5とケース6との
間の緩みがなく、またブラケツト5の取付板20
と車体との間にも緩みがなく、強固に固定するこ
とができる。
ラケツト5のケース6に対する軸方向の位置決め
と、車体の補強板7に対する位置決めとが同時に
達せられ、しかも、ブラケツト5とケース6との
間の緩みがなく、またブラケツト5の取付板20
と車体との間にも緩みがなく、強固に固定するこ
とができる。
[考案の効果]
本考案は上述のように、アンテナの円筒状のケ
ースを抱持するU字形の保持板の一端部を延長し
て保持板の板面と直角に延びる断面ヘ字形の取付
板を形成し、保持板の他端部に設けた開口に断面
L字形の締付板の端部を係合し、締付板と取付板
を屈曲部を互いに重ね合せて車体側にボルトによ
り固定し、締付板の回動により保持板の両端部間
にケースを締め付けるよう相対移動を生じせしめ
るものであるから、ブラケツトによつてケースを
所定の姿勢に保持することと、車体に固定するこ
ととが、単一のボルトによつて達せられる。
ースを抱持するU字形の保持板の一端部を延長し
て保持板の板面と直角に延びる断面ヘ字形の取付
板を形成し、保持板の他端部に設けた開口に断面
L字形の締付板の端部を係合し、締付板と取付板
を屈曲部を互いに重ね合せて車体側にボルトによ
り固定し、締付板の回動により保持板の両端部間
にケースを締め付けるよう相対移動を生じせしめ
るものであるから、ブラケツトによつてケースを
所定の姿勢に保持することと、車体に固定するこ
ととが、単一のボルトによつて達せられる。
車体側のボルト穴の位置にバラ付きがあつて
も、調節が簡単であり、容易に組み付けることが
できる。
も、調節が簡単であり、容易に組み付けることが
できる。
ケースの車体に対する傾きもブラケツトの取付
板と締付板との車体側補強板に対する向きを変え
ることによつて簡単に調整することができる。
板と締付板との車体側補強板に対する向きを変え
ることによつて簡単に調整することができる。
第1図は車体に対するホイツプアンテナの取付
状態を示す斜視図、第2図は本考案に係るホイツ
プアンテナのケースなどの取付ブラケツトの正面
図、第3図は同左側面図、第4図は互いに一体を
なす保持板と取付板との斜視図である。 3:ホイツポアンテナ、4:支持部材、5:ブ
ラケツト、6:ケース、7:補強板、8:インナ
パネル、9:アウタパネル、10:保持板、1
2:湾曲部、13,15:板片、16,17:板
面、20:取付板、30:締付板。
状態を示す斜視図、第2図は本考案に係るホイツ
プアンテナのケースなどの取付ブラケツトの正面
図、第3図は同左側面図、第4図は互いに一体を
なす保持板と取付板との斜視図である。 3:ホイツポアンテナ、4:支持部材、5:ブ
ラケツト、6:ケース、7:補強板、8:インナ
パネル、9:アウタパネル、10:保持板、1
2:湾曲部、13,15:板片、16,17:板
面、20:取付板、30:締付板。
Claims (1)
- アンテナの円筒状のケースを抱持するU字形の
保持板の一端部を延長して保持板の板面と直角に
延びる断面ヘ字形の取付板を形成し、保持板の他
端部に設けた開口に断面L字形の締付板の端部を
係合し、締付板と取付板を屈曲部を互いに重ね合
せて車体側にボルトにより固定し、締付板の回動
により保持板の両端部間にケースを締め付けるよ
う相対移動を生じせしめることを特徴とするホイ
ツプアンテナのケースなどの取付ブラケツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP798283U JPS59114608U (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | ホイツプアンテナのケ−スなどの取付ブラケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP798283U JPS59114608U (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | ホイツプアンテナのケ−スなどの取付ブラケツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59114608U JPS59114608U (ja) | 1984-08-02 |
JPH0113447Y2 true JPH0113447Y2 (ja) | 1989-04-20 |
Family
ID=30139494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP798283U Granted JPS59114608U (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | ホイツプアンテナのケ−スなどの取付ブラケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59114608U (ja) |
-
1983
- 1983-01-25 JP JP798283U patent/JPS59114608U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59114608U (ja) | 1984-08-02 |
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