JPH01134469A - 画像修正特性が改良される電子写真印刷版の画像作成方法 - Google Patents

画像修正特性が改良される電子写真印刷版の画像作成方法

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JPH01134469A
JPH01134469A JP29463587A JP29463587A JPH01134469A JP H01134469 A JPH01134469 A JP H01134469A JP 29463587 A JP29463587 A JP 29463587A JP 29463587 A JP29463587 A JP 29463587A JP H01134469 A JPH01134469 A JP H01134469A
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image
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photoconductive
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JP29463587A
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Akio Iijima
飯島 章雄
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/08Damping; Neutralising or similar differentiation treatments for lithographic printing formes; Gumming or finishing solutions, fountain solutions, correction or deletion fluids, or on-press development

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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真印刷用原版の画像作成方法に関し、
更に詳しくは、トナー画像形成後、非画像部の光導電体
層を除去して印刷版を作成する方法における画像修正方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来、電子写真印刷版用原版から印刷版を作成する過程
において、トナー画像の形成後、非画像部の光導電体層
の除去を行った後、PS版用加筆液、親油性樹脂溶液、
マジックインキ等を用いて必要な画像を追加または補強
することが行われている。
しかし、これらの方法には下記(1)〜(3)の問題が
ある。
(1)加筆した部分の耐刷力の不足。
(2)本来の画像と加筆した部分のインキ着肉性の相異
による濃度むら。
(3)新たな材料を必要とすることによるコスト高。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は、従来技術の上記問題が解決さ
れる新規な画像修正方法を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の目的は、トナー画像作成後、非画像部の光導電
体層の除去を行って印刷版を作成する電子写真印刷版の
画像作成方法において、非画像部の光導電体層の除去工
程の前に、光導電体層上に、非画像部の除去後も画像部
となり得る材料/または方法を用いて加筆する工程を有
することを特徴とする電子写真印刷版の画像作成方法に
よって達成される。
本発明における「加筆」とは、電子写真プロセス以外の
方法で最終的に印刷版にしたときに画像となり得る付加
的部分を得る手段を製版工程中の任意の時期にまたは製
版終了後に施すことをいう。
以下、本発明について詳述する。
本発明の方法において、非画像部の光導電体層の除去工
程の前に設ける必要な画像を加筆するために用いる材料
及び方法は、非画像部の光導電体層の除去時に溶出液に
対して耐性を有し、非画像部の光導電体層の除去終了時
に画像部となり得るような材料および方法であればその
他に制約はなく、任意の材料および方法を採用すること
ができる。
好ましい材料および方法として、例えば下記(1)〜(
5)が挙げられる。
(1)テープ類(セロテープ、銀マットテープ等;後で
剥がす時に光導電体層を傷付けないよう、あまり接着性
の強くないもの)。
(2)フィルムベース。
(3)耐溶出液性のある樹脂溶液またはその溶液を含む
ペン。
(4)現像に使用したトナー、またはその組成物。
(5)現像には使用しなかったが、耐溶出性のあるトナ
ー、またはその組成物。
本発明における加筆する工程は、非画像部の光導電体層
の除去工程以前ならいつでもよいが、加筆すべき位置が
判別し易いという点で、トナー画像作成後がよい。
本発明の方法が適用される光導電体層を有する版材には
、光導電体層に使用される光導電性物質として完全に溶
解する溶媒を有する光導電性物質(溶解型光導電性物質
)を主として使用した版材、および溶媒に難溶な顔料系
光導電性物質を主として使用し、分散により光導電体層
形成用液を作成し、版材上に塗布してなる光導電体層を
有する版材が包含される。
溶解型光導電性物質を主として使用した版材としては次
のようなものが挙げられる。
溶解型光導電性物質としては例えば特公昭37−171
6号、同38−6961号、同38−7758号、同3
9−12703号、同46−39405号、特開昭50
−19509号、同50−19510号、同52−24
37号、同54−19803号、同56−66863号
、同56−130766号、同57−88457号、同
57−161863号、同58−2854号、同58−
100862号、 同58−118658号、同59−
121058号、同59−121059号、同59−1
21060号、同59−128559号、同59−12
1061号、同59−128560号、同59−128
561号、同59−147355号、同59−1511
57号、同59−152456号、同59−15245
7号、同59−168462号、同59−168463
号、同59−168464号等に記載のオキサゾール系
化合物、オキサジアゾール系化合物、ジフェニルメタン
系化合物、トリフェニルメタン系化合物、アントラセン
系化合物、カルバゾール系化合物、ピレン系化合物及び
ヒドラゾン系化合物等である。
更に該光導電性物質に増感剤を併用することも可能でこ
れらの増感剤の例としては、ローズベンガル、ニオシン
S1フルオレセイン、フロキシン等のキサンチン系染料
;ブロモフェノールブルー、ブロモクレゾールパープル
、クロロフェノールレッド等のフェノールスルホ7タレ
イン系染料ニアルアアズリン2G、ポンタシルブリリア
ントプルーFCF、アシッドバイオレット6B等のトリ
フェニルメタン系染料;オーラミン等のジフェニルメタ
ン系染料;アクリジンイエロー、アクリジンオレンジ等
のアクリジン染料;σ−ダミンB10−ダミン6G10
−ダミンFB、スルフォロータミンB1アシッドエオシ
ンG等のローダミン系染料;安息香酸、フタル酸、マレ
イン酸、フマル酸、無水マレイン酸、無水フタル酸等の
有機カルボン酸およびその無水物等が挙げられる。
バインダー用樹脂としては、例えば特公昭37−171
62号、同38−6961号、同38−7758号、同
39−12703号、同46−39405号、特開昭5
0−19509号、同5O−1951O号、同52−2
437号、同54−19803号、 同56−6686
3号、同56−130766号、同57−88457号
、同57−161863号、同58−2854号、同5
8−100862号、同58−118658号、同59
−121058号、同59−121059号、同59−
121060号、同59−121061号、同59−1
28559号、同59−128560号、同59−12
8561号、同59−147355号、同59−151
157号、同59−152456号、同59−1524
57号、同59−168462号、同59−16846
3号、同59−168464号、公報等に記載のフタル
酸樹脂、マレイン酸樹脂、アクリル酸樹脂、クロトン酸
樹脂および特開昭54−134632号、同55−10
5254号等に記載のフェノール樹脂等のアルカリ可溶
性樹脂があるが、アルカリ性水溶液に依る光導電体層の
除去を阻害しない範囲で比較的アルカリ難溶性の樹脂も
併用する事ができる。
これらの樹脂としてはポリスチレン、スチレン−ブタジ
ェン共重合体、ポリイソブチレン等の炭化水素重合体:
ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル
、ポリビニルアセクール、ポリビニルブチラール、ポリ
ビニルエーテル等のビニル樹脂;シリコン樹脂:ボリア
ミド樹脂:ポリウレタン樹脂;尿素樹脂;メラミン樹脂
;ポリカーボネート;変性あるい1よ未変性のロジン、
バルサム等の天然樹脂等が挙げられる。
支持体としては素材として少なくとも表面がアルミニウ
ム単独またはアルミニウムを主成分とする合金の板であ
り、層構成としては単層でもまた2層以上の層を有して
もよく、この中には、紙またはフィルムベースをアルミ
ニウム層ではさんだ構造のものを含む。
上記支持体用素材の表面を特公昭39−20310号、
同40−164号、同46−27481号、同48−9
007号、同48−28123号、同51−20922
号、同51−33444号、同54−32424号、同
54−42282号、同54−42283号、同54−
42284号、同55−13918号、同55−186
38号、同55−19191号、同56−19278号
、同56−19279号、同57−16349号、同5
7・45309号、特開昭53−70053号、同53
−123204号、同53−123205号、同53−
134501号、同53−145701号等に記載の機
械的および/または電気化学的方法に依り砂目室てした
後、特公昭39−20310号、同48−28123号
、同51・33444号、同54−42284号、同6
0−6799号、特開昭53−12739号、同56−
15396号、同56−70991号、同56−513
88号、同56・139700号、同57−17079
7号等に記載の方法でデスマット処理を600no+に
於ける反射率が60%以上になる様に行い、更に特公昭
39−20310号、同40・164号、同46−27
481号、同48−28123号、同51−33444
号、同54−32424号、同60−6799号、特開
昭52−72338号、同53−77702号、同53
−67507号、同53−134501号、同53−1
34501号、同54−121801号、同54−12
3302号、同54−120003号、同54−128
453号、同55−137993号、同55−1405
92号、同55−158299号、同57−89498
号、同57−203593号等に記載の方法で酸化処理
を行ない酸化皮膜を形成させ、更に必要に応じて特公昭
48−9007号、特開昭51−34007号、同51
−66007号、同53−58445号等に記載の方法
で封孔処理を行なった支持体も本発明が適用される版材
の支持体として用いることができる。
支持体として望ましい物性値として、中心線平均粗さ(
Ra)は0.2〜1.0pmの範囲であり、また板厚は
通常0.1〜0.5mII+の範囲である。
ここで中心線平均粗さ(Ra)とは、ドイツ規格D I
 N 4768に示されているように粗さプロファイル
における中心線からの該プロファイル上の各点への距離
の絶対値の相加平均であり、横方向の中心線をX軸とし
、縦方向をY軸とし、粗さプロファイル上の点を(x、
y)で表したとき、測定長さQ+l+について下記式で
求められるRa値をミクロン単位で表したものである。
この値は例えばペンテン社製ベルトメーターS5Pによ
って測定できる。
このタイプの版材を作成するには前述した光導電性物質
、バインダー用樹脂、増感剤を溶媒中に溶解し、必要に
依り濾過した溶液を前述した表面加工のされた支持体上
にロールコータ−、ワイヤーバー、ホワラー等の塗布方
法により、乾燥後の膜厚が2〜lOμm程度になるよう
に塗布後、乾燥する。
使用できる上記溶媒としてはジエチルアミン、ジメチル
ホルムアミド、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノン
、フェノール、クレゾール、クロロホルム、ジクロルエ
タン、クロルベンセン、シクロルベンゼン、エチレング
リコ−Jレモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレンク
リコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリ
コールモノエチルエーテルアセテート、ジオキサン等の
単独または2種以上の混合溶媒がある。
光導電性物質として光導電性顔料を主として使用した版
材としては次のようなものが挙げられる。
光導電性顔料としては特公昭40−2780号、同44
−12671号、同46−30035号、同44−16
474号、同48−30513号、同50−7434号
、特開昭47−18543号、同47−18544号、
同47−30330号、同47−37543号、同49
−11136号、同49−99142号、同51−10
9841号、同54−134632号、同55−117
15号、同55−)05254号、同55−15394
8号、同55−161250号、同56−1944号、
同56−2352号、同56−9752号、同56−1
9063号、同56−29250号、同5669644
号、同56−80050号、同59−125751号、
同59−176756号、同60−17751号、同6
0−17752号、同60−17753号、同60−1
7754号、 同60−17755号、同60−177
56号、同60−17757号、同60−17758号
、同60−17759号、同60−17760号、同6
0−17761号、同60−17762号、同6035
750号、同61−67869号、同61−67870
号等に記載のペリレン顔料、キナクリドン顔料、ビスベ
ンズイミダゾール顔料、芳香族多縮合環化合物、モノア
ゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、金属または無
金属フタロシアニン顔料、酸化亜鉛等の光導電性顔料が
あり、これらを単独または二種以上を混合したものが挙
げられる。
また、光導電性物質として光導電性顔料に溶解型光導電
性物質を併用したものも包含される。この溶解型光導電
性物質としては、例えば前記溶解型光導電性を主として
使用した版材について記載した物質が挙げられる。
これらの光導電性物質に増感剤を併用したものでもよく
、増感剤の例としては前記溶解型光導電性物質を主とし
て使用した版材について記載した物質が挙げられる。
バインダー用樹脂および支持体も前記溶解型導電性物質
を主として使用した版材について述べた物質が挙げられ
る。
このタイプの版材を作成するには前述した光導電性物質
、バインダー用樹脂、増感剤を溶媒中に溶解し、必要に
依り濾過した溶液を前述した表面加工のされた支持体上
にロールコータ−、ワイヤーバー、ホワラー等の塗布方
法により、乾燥後の膜厚が2〜lOμm程度になるよう
に塗布後、乾燥する。
塗布溶剤としてはジエチルアミン、ジメチルホルムアミ
ド、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノン、フェノー
ル、クレゾール、クロロホルム、ジクロルエタン、クロ
ルベンゼン、ジクロルベンゼン、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレン
グリコールジエチルエーテル、エチレングリコールモノ
メチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエ
チルエーテルアセテート、ジオキサン等の単独または2
種以上の混合溶媒が挙げられる。
次に実施例および比較例を示すのに先だって実施例およ
び比較例で使用する版材およびトナーの作成について示
す。
版材−Aの作成 エチレングリコールモノエチルエーテルとジクロロエタ
ンのl対lの混合液10重量部に下記構造式を有する有
機光導電性物質、パンインダー用樹脂および増感剤をそ
れぞれ溶解し濾過を行って感光液を作成した。
この感光液を砂目室ておよび酸化剋理により表面加工し
たアルミニウム板上に乾燥後の膜厚が5μIになる様に
塗布後、乾燥して版材−Aを作成した。
版材−Bの作成 下記構成を有する樹脂8重量部をエチレングリコールモ
ノメチルエーテル40重量部に溶解後、濾紙にて濾過し
た。
Q:m:n−1:2:1 平均分子量的 2.000 この溶液にε型銅フタロシアニン(東洋インキ社製、L
iophoton −E K ) 2重量部を添加後、
ガラスピーズにて30分間分散し分散液を作成した。
この分散液を砂目室ておよび酸化処理に依り表面加工し
たアルミニウム板上に乾燥後の膜厚が5μmになるよう
に塗布後、乾燥して版材−Bを作成した。
トナーA(乾式トナー)の作成 ビスフェノールA型エポキシ樹脂  100重量部(シ
ェル石油社製エピコー1−1004)イミダゾ−ネル系
硬化剤      10重量部(四国化成社製キュアゾ
ールC172’)カーボンブラック         
 5重量部ニグロシン系染料         3重量
部以上の混合物を100°Cの温度でロールミルを用い
て溶融混練した。冷却後、混練物をハンマーミルで粗粉
し、更に回転ボールミルで微粉化後、分級して5〜25
μmの粒度分布を持った軟化点90 ’Oの乾式トナー
(トナーA)を作成した。
トナーB(湿式トナー)の作成 カーボンブラック         10重量部(三菱
化成社製MA−100) エチレン酢酸ビニル共重合体     1重量部(日本
ユニカー社製DQ、DJ−7197)ステアリルメタク
リレート :メタクリル酸= 8:2(moff比)の共重合体、
平均分子量約10万 9重量部 ポリエチレン           15重量部(三菱
化成社製サンワックス171P)アイソパー0200重
量部 (エクソン社製) の混合液をサンドグラインダーで分散した溶液を更にア
イソパーGで固型分濃度1.0重量%に希釈しトナーB
を作成した。
実施例−1 乾式現像器を備えた電子写真製版機でトナーAおよび版
材−Aを使用してトナー画像を作成し、赤外線ヒーター
で定着した。星形に切りぬいた銀マットテープ(不二紙
工(株)製)を非画像部の一部に貼り付け、マスクを作
成後、苛性ソーダ:イソプロピルアルコール: 水= 
1 : 30: 69 (重量比)の溶出液(溶出液−
A)に浸漬して非画像部の光導電体層の除去した。支持
体表面にはトナー画像が作成されていた領域および星形
のマスクでカバーされていた領域の光導電体層が残存し
ていた。マスクをはがし印刷版を得た。
実施例−2 実施例−1に於ける銀マットテープのかわりに、星形の
切り抜き部を有する紙と筆を使って、光導電体層上にト
ナーAによる星形画像を作り、再度赤外線ヒーターで加
熱定着を行なった。溶出液−Aに浸漬して非画像部の光
導電体層の除去を行なった。支持体上に電子写真プロセ
スによって作成したトナー画像とそれに対応した光導電
体画像および先程トナーAを使用して作成した星形のト
ナー画像およびそれに対応した光導電体画像の双方を有
する印刷版が得られた。
実施例−3 実施例−1に於て銀マットテープのかわりに星形に切り
ぬいたフィルムベースの周辺をセロテープで非画像部の
光導電体層上に貼りマスクを作成した。以下、実施例−
1と同様にして非画像部の光導電体層の除去を行った後
、先程貼ったフィルムベースを除去し、支持体表面にト
ナー画像とそれに対応した光導電体画像および星形の光
導電体画像を有する印刷版を作成した。
実施例−4 湿式現像器を備えた電子写真製版機でトナーBおよび版
材−Bを使用し、また溶出液としてコニカ(株)ポジ型
ps版用現像液の7倍水希釈液(溶出液−B)を使用し
た事態外食て実施例−1と同様にして行ない、支持体上
にトナー画像とそれに対応した光導電体画像および星形
の光導電体画像を有す印刷版を作成した。
実施例−5 湿式現像器を備えた電子写真製版機でトナーBおよび版
材−Bを使用してトナー画像を作成した。
トナーBの濃厚液(12%)を非画像部の光導電体層に
ドライヤーで乾燥させながら、はけで塗り星形のトナー
画像を作成した。溶出液Bを使用して非画像部の光導電
体層の除去を行ない、支持体表面に電子写真プロセスに
よって作成したトナー画像とそれに対応した光導電体画
像およびトナーBの濃厚液を使用して作成した星形のト
ナー画像とそれに対応した光導電体画像の双方を有する
印刷版を作成した。
実施例−6 湿式現像器を備えた電子写真製版機でトナーBおよび版
材−Bを使用してトナー゛画像を作成したところ絵柄中
のベタ部のトナーの乗りが薄く、溶出に耐えられない状
態であった。このベタ部をポリエチレンテレフタレート
フィルムベースでカバーして周囲をセロテープで貼り、
溶出液が浸透しない様にしてから、溶出液Bに浸漬して
非画像部の光導電体層を除去した。先程ベタ部に張りつ
けたセロテープおよびポリエチレンテレフタレートフィ
ルムベースを除去して支持体表面に画線部とベタ部の双
方を有する印刷版を作成した。
実施例−7 湿式現像器を備えた電子写真製版機でトナーBおよび版
材−Bを使用してトナー画像を作成したところ絵柄中の
ベタ部のトナーの乗りが薄く、溶出に耐えられない状態
であった。このベタ部分にトナーBの濃厚液(12%)
をドライヤーで乾燥させながら塗り、溶出に耐えられる
様にした。溶出液Bに浸漬して非画像部の光導電体層を
除去し画線部と正常なベタ部を有する印刷版を得た。
比較例−1 乾式現像器を備えた電子写真製版機でトナーAおよび版
材−Aを使用してトナー画像の作成を行ない、赤外線ヒ
ーターで定着後、溶出液−Aに浸漬して非画像部の光導
電体層の除去を行った。次に版材−Aの光導電体層形成
用感光液の濃厚液(濃度40%)を加筆液として使用し
、非画像部の一部に星形に塗布し、ドライヤーで乾燥さ
せて新たな画像部を追加作成した印刷版を作成した。
比較例−2 湿式現像器を備えた電子写真製版機でトナーBおよび版
材−Bを使用してトナー画像の作成を行ない、溶出液−
Bに浸漬して非画像部の光導電体層の除去を行った。次
に版材−Bの光導電体層形成用感光液の濃厚液(濃度4
0%)を加筆液として使用し、非画像部の一部に星形に
塗布し、ドライヤーで乾燥させて新たな画像部を追加作
成した印刷版を作成した。
比較例−3 比較例−2と同様に製版を行ったところ、非画像部の光
導電体層の除去を行った後の版面上のベタ部の光導電体
層がかなり溶出液によって浸蝕されており薄くなってい
た。この部分に版材−Bの光導電体層形成用感光液の濃
厚液(濃度40%)で上塗りして補強した印刷版を作成
した。
比較例−41 加筆液として市販の加筆液であるパシフィック化学社製
の「カキロン」を使用した事以外は全て比較例−2と同
様に行ない支持体上に電子写真グロセスにより作成した
絵柄と「カキロン」により作成した絵柄の双方を有す印
刷版を作成した。
比較例−5 加筆液としてパシフィック化学社製の「カキロン」を使
用した事以外は全て比較例−3と同様に行ない、支持体
上に電子写真プロセスにより作成した画像と「カキロン
」により補強されたベタ部を有する印刷版を作成した。
以上で作成した実施例1〜7、比較例1〜5の印刷版を
オフセット印刷機にかけて印刷したところ、実施例の印
刷版はいずれもlO万枚迄全画面ムラや、画像欠陥なく
正常に印刷できたが、比較例で作成した印刷版はいずれ
も加筆した部分が5000〜to、ooo程度でレジス
トが剥離し始め、印刷物上の欠陥となって現われた。ま
た比較例3および5のベタ部を補強したものではレジス
トが剥離し始める前の段階においてもベタ部内で補強し
た部分としなかった部分に濃度差が発生し加筆した跡が
印刷物上にも現われていた。
〔発明の効果〕
本発明により、光導電体層上にトナー画像を形成した後
、非画像部の光導電体層を除去して印刷版を作成する方
法における必要な画像を加筆する従来の技術の欠点(前
記(1)〜(3))が改良される。
従って、本発明によれば、従来の技術と対比して、加筆
部分の耐刷力および本来の画像と加筆部分のインキ着肉
性の相異による濃度むらが改良され、かつ加筆のために
新たな材料を必要とせず、加筆工程のコストを低下させ
ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トナー画像作成後、非画像部の光導電体層の除去を行っ
    て印刷版を作成する電子写真印刷版の画像作成方法にお
    いて、非画像部の光導電体層の除去工程の前に、光導電
    体層上に、非画像部の除去後も画像部となり得る材料お
    よび/または方法をもちいて加筆する工程を有すること
    を特徴とする電子写真印刷版の画像作成方法。
JP29463587A 1987-11-20 1987-11-20 画像修正特性が改良される電子写真印刷版の画像作成方法 Pending JPH01134469A (ja)

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