JPH01133459A - 集合住宅管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、管理室側に設置された管理室機と住戸側に設
置きた住戸機との間で、情報の送受が可能な如く設けら
れた集合住宅管理システムに関し、特・に住戸側住人（
以下単に住人という）が不在中に、管理人から住戸呼出
しがあった場合の対応手段に関する。

（従来の技術） 従来のこの種の集合住宅管理システムは、住人の不在時
に管理人から住戸呼出しがあった場合の適切な対応手段
を有していなかった。したがって住人にとっては、不在
中に管理人からの呼出しがあったかどうかは一切不明で
あった。また管理人にとっては、住人へ確実にしかも速
やかに伝達すべき情報を持っているような場合には、住
人の在宅時を見はからって再度住戸呼出しを行ない、そ
の情報を伝達しなければならなかった。

（発明が解決しようとする問題点） 上記のように住人にとっては、不在中に管理人からの呼
出しがあったか否かが全く不明である為、帰宅後その情
報を得るべく管理人に確認の連絡を行なうことができず
、時間的な損失は勿論であるが、物的にも損失を被るお
それがあった。また管理人にとっては、住人へ確実かつ
滓やかに伝達すべき情報を有しているような場合には、
住人の帰宅時を見はからって再度住戸呼出しを行ない、
その情報を伝達しなければならず、手間がかかった。し
かも住人がいつ帰宅するかは管理人にとっては不明であ
るため、上記呼出しを再三に亙って行なわねばならない
場合があり、大きな負担となっていた。

そこで本発明は、管理人が保持している情報を住人が受
取るまでの時間短縮をはかり得、住人の不利益等を防止
し得ると共に、管理人の住戸呼出しに要する手間を大幅
に削減し得、管理人の負担を軽減し得る集合住宅管理シ
ステムを提供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決し、目的を達成するために次
のような手段を講じた。すなわち、管理室側に設置され
た管理室機と住戸側に設置された住戸機との間で、情報
の送受が可能な如く設けられた集合住宅管理システムに
おいて、管理室機から送られてくる住戸呼出し信号に対
して、例えばタイマーにて予め設定した一定時間内に応
答操作が行なわれないときに作動し、住人がリセット操
作しない限り上記作動状態を保持する不在時呼出し表示
装置を、各住戸機に付設するようにした。

（作用） このような手段を講じたことにより、住人の不在中にお
いて管理人から住戸呼出しがあると、不在時呼出し表示
装置が作動し、住戸呼出しがあった旨が表示されるので
、住人が帰宅したとき直ちにその旨を確認できる。した
がって管理人が保持している情報を住人が受取るまでの
時間短縮をはかり得る。また管理人からは一度の住戸呼
出しだけ行なえばよいので、住戸呼出しに要する手間を
大幅に削減し得ることになる。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例の集合住宅管理システムの構
成を示すブロック図である。大きく分けると玄関機１、
管理室機２、および各住戸機３．４．５．６、より構成
されており、これらの間は同軸ケーブル７によって接続
されている。各住戸機は同一構成を有しており、次のよ
うに構成されている。

住戸機３に例をとって図示したように、同軸ケーブル７
には、モデム１１を介してＣＰＵ１２が接続されている
。また同軸ケーブル７には、フックスイッチ１３を介し
て通話装置１４が接続されている。ＣＰＬ１１２には、
フック信号を発生するフックスイッチ１４、入力操作用
のキーマトリクス１５、不在時に管理人から住戸呼出し
があったことを示す不在時呼出し表示装置１６などが接
続されている。なお符号１７は、上記住戸機の各部へ電
源を供給するための電源装置である。

第２図は不在時呼出し表示装置１６の内部構成を示すブ
ロック図である。図に示すように、ＣＰＵ１２の出力端
にバッファ２１を介して住戸呼出し表示用の素子である
ＬＥＤ２２のカソード側が接続されている。ＬＥＤ２２
のアノード側は電流制限抵抗２３を介して電源装置１７
の電源供給ライン２４に接続されている。

次に上記のように構成された本実施例の寒合住宅管理シ
ステムの作用を、第３図に示すフロー図を参照しながら
説明する。

管理室機２から住戸呼出し信号が送出されると、該当す
る住戸機のＣＰＬ１１２は呼出し音送出指令信号を出し
、予め決められている呼出し音を通話装！！１４から送
出させる。同時に内蔵のタイマーをスタートさせる。

タイマーによって予め設定された一定時間内に、住人が
通話装置１４による応答操作を行なうと、フックスイッ
チ１３が作動し、その設定時間内にフックが上ったこと
を示すオフ・フック信号がＣＰＵ１２に入力する。した
がって、そのまま通常の通話動作に入ればよい。すなわ
ち住人が在宅中の場合には、通常の通話動作を行なうこ
とが可能である。

タイマーで設定された一定時間内に通話装置１４による
応答操作が行なわれないと、その時間内に上記オフ・フ
ック信号がＣＰＬＪ１２に入力されない。この場合には
、ＣＰＵ１２の出力ボートから呼出し音送出指令信号お
よび住戸呼出し表示指令信号が出力される。そうすると
、呼出し音停止指令信号により呼出し音が停止されると
共に、住戸呼出し表示指令信号による「不在時呼出し表
示」が行なわれる。すなわち上記表示指令信号が不在時
呼出し表示装置１６に入力すると、この入力された表示
指令信号はバッファ２１を介して表示素子であるＬＥＤ
２２に与えられる。このためＬＥＤ２２は点灯する。−
旦点灯したＬＥＤ２２は、住人が帰宅してキーマトリク
ス１５内の消灯用リセットスイッチを押さない限り点灯
状態を維持する。

このように本実施例によれば、住人が在宅中の場合には
通常の通話動作を行なうことが可能である上、不在中の
場合には不在時呼出し表示装置１６が作動してＬＥＤ２
２の点灯保持が行なわれる。したがって住人は、帰宅後
ＬＥＤ２２が点灯しているか否かを確認することによっ
て、不在中に管理人から呼出しがあったか否かを知るこ
とができる。そしてＬＥＤ２２が点灯している場合には
、即座に管理人に対して問合せができるので、伝達され
るべき情報をいち早く入手することが可能となる。管理
人にとっては、住人が不在中であっても一度だけ呼出し
を掛けておけばよいので、従来のように住人の帰宅時を
みはからって再度呼出しを行なうといった手間を省くこ
とができる。

なお本発明は上記一実施例に限定されるものではない。

例えば上記実施例では表示素子としてＬＥＤ２’２を使
用した例を示したが、他の表示素子を用いてもよいのは
勿論である。このほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。

［発明の効果］ 本発明によれば、管理室機からの住戸呼出し信号に対し
て、一定時間内に応答操作が行なわれないときに作動し
、リセット操作されるまでの期間は上記作動状態を保持
する不在時呼出し表示装置を、各住戸機に付設したので
、管理人が保持している情報を住人が受取るまでの時間
短縮をはかり得、住人の不利益等を防止し得ると共に、
管理人の住戸呼出しに要する手間を大幅に削減し得、管
理人の負担を軽減し得る集合住宅管理システムを提供で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例を示す図で、第１図
は集合住宅管理システムの構成を示すブロック図、第２
図は不在時呼出し表示装置の内部構成を示すブロック図
、第３図は動作の流れを示すフロー図である。 １・・・玄関機、２・・・管理室機、３〜６・・・住戸
機、７・・・同軸ケーブル、１１・・・モデム、１２・
・・ＣＰＵ、１３・・・フックスイッチ、１４・・・通
話装置、１５・・・キーマトリクス、１６・・・不在時
呼出し表示装置、１７・・・電源装置、２１・・・バッ
ファ、２２・・・ＬＥＤ、２３・・・電流制限抵抗、２
４・・・電源供給ライン。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 幕　１！！！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 管理室側に設置された管理室機と住戸側に設置された住
   戸機との間で、情報の送受が可能な如く設けられた集合
   住宅管理システムにおいて、管理室機からの住戸呼出し
   信号に対して、一定時間内に応答操作が行なわれないと
   きに作動し、リセット操作されるまでの期間は上記作動
   状態を保持する不在時呼出し表示装置を、各住戸機に付
   設したことを特徴とする集合住宅管理システム。