JPH01133303A - 膜抵抗体の形成方法 - Google Patents

膜抵抗体の形成方法

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Publication number
JPH01133303A
JPH01133303A JP62291472A JP29147287A JPH01133303A JP H01133303 A JPH01133303 A JP H01133303A JP 62291472 A JP62291472 A JP 62291472A JP 29147287 A JP29147287 A JP 29147287A JP H01133303 A JPH01133303 A JP H01133303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance value
film resistor
resistor
electrodes
length
Prior art date
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Pending
Application number
JP62291472A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takada
高田 謙二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Publication of JPH01133303A publication Critical patent/JPH01133303A/ja
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  • Non-Adjustable Resistors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、膜抵抗体の形成方法に関するものであり、集
積回路基板上に所望の抵抗値を有する膜抵抗体を形成す
る用途に用いられるものである。
(従来の技術) 集積回路基板上に形成した膜抵抗体の抵抗値を調整する
方法として、従来、レーザートリミング法が用いられて
いる。レーザートリミング法とは、基板上に形成した膜
抵抗体にレーザー光を照射し、膜抵抗体を切削すること
によって抵抗値を次第に高くして行って所望の抵抗値に
調整する方法である(特公昭61−49802号公報参
照)。
第5図はこの従来例を説明するための図である。
集積回路基板上の電極1の間には膜抵抗体2が印刷・フ
ォトリソグラフィ等の方法を用いて形成されている。こ
の膜抵抗体2の抵抗値は、目標とする抵抗値よりも低く
設定されている。抵抗値を調整するに際しては、レーザ
ー光の照射により膜抵抗体2をトリミングして、切削部
3を設ける。これによって、膜抵抗体2の一部が細くな
るため、電極1の間の抵抗値が高くなる。切削部3の長
さlにより抵抗値が決まるので、切削部3の長さlを調
整することにより、所望の抵抗値を得ることができる。
第6図は切削部3の長さlと抵抗値の関係を示す図であ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 半導体集積回路基板上に抵抗体を形成する場合、抵抗値
を所望の値に設定することが難しく、集積回路の完成後
に、抵抗値補正用の抵抗を外付けする必要があった。し
かしながら、カメラ等の精密機器に実装される集積回路
においては、抵抗値補正用の抵抗を外付けするためのス
ペースを確保することは困難である。そこで、上述のよ
うにレーザー光を用いて膜抵抗体を切り込んで抵抗値を
調整する方法が提案されているが、この方法では、第6
図から分かるように、抵抗値を低い値から高い値へ単調
に増加させることしかできない。したがって、抵抗値が
目標とする抵抗値をオーバーすると、もはや、その集積
回路全体が使用できないことになり、歩留まりの著しい
低下を招くという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、抵抗値の調整をやり直すことが
可能な膜抵抗体の形成方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る膜抵抗体の形成方法にあっては、上記の目
的を達成するために、第1図及び第2図に示すように、
集積回路基板上に第1の膜抵抗体2aを形成し、トリミ
ングした後、第2の膜抵抗体2bを第1の膜抵抗体2a
に並列に接続して、所望の抵抗値を得るように、第2の
膜抵抗体2bをトリミングすることを特徴とするもので
ある。
(作用) 本発明の作用を第1図及び第2図により説明する。まず
、集積回路基板上に第1の膜抵抗体2aを形成する。こ
の第1の膜抵抗体2aの抵抗値は、目標とする抵抗値よ
りも低く設定しておく。次に、第1の膜抵抗体2aを例
えばレーザー光の照射によりトリミングして切削部3a
を設け、その長さ1aを調整することにより、第2図の
■に示すように抵抗値を調節する。切削部3aの長さ1
aが長過ぎて膜抵抗体2aの抵抗値が目標抵抗値を越え
たときには、第2の膜抵抗体2bを配線4を介して第1
の膜抵抗体2aに並列に接続することによって、第2図
の■に示すように抵抗値を下げる。その後、第2の膜抵
抗体2bをトリミングして切削部3bを設け、その長さ
1bを調整することにより、第2図の■に示すように目
標抵抗値に調整する。
このように、本発明にあっては、第2の膜抵抗体2bを
第1の膜抵抗体2aに並列に接続することによって、第
2図の■に示すように、目標抵抗値を行き過ぎた抵抗値
を、目標抵抗値よりも低い抵抗値に下げることができ、
抵抗値の調整をやり直すことができるものである。
以下、本発明の実施例について詳述する。
(実施例1) 第1図は本発明の第1の実施例を説明するための図であ
る。集積回路基板上に形成された電極1a。
la’間に第1の膜抵抗体2aを形成する。この第1の
膜抵抗体2aをトリミングして切削部3aを設け、その
長さ1aを徐々に長くすることにより、抵抗値を調整す
る。抵抗値が首尾よく目標抵抗値になった場合はそのま
までよいが、抵抗値が目標抵抗値を越えた場合には、電
極1b、lb’間に第2の膜抵抗体2bを形成し、配線
4で電極1a、lb間及び電極1 a’ 、 1 b’
間を夫々接続し、第1の膜抵抗体2aと第2の膜抵抗体
2bを並列に接続する。この際、第2の膜抵抗体2bの
抵抗値は、第1の膜抵抗体2aの抵抗値よりも高くなる
ようにする。
それには、抵抗体の比抵抗を変えても良いし、図のよう
に、抵抗体の形状(特に幅)を変えても良い。
その後、第2の膜抵抗体2bをトリミングして切削部3
bを設け、その長さ/bを徐々に長くすることにより、
目標抵抗値に調整する。
(実施例2) 次に、本発明の第2の実施例について、同じ図を用いて
説明する。集積回路基板上の:rif!1 a、 1 
a″間と電極1 b、 1 b’間に第1及び第2の膜
抵抗体2a。
2bを同時に形成する。その後、第1の膜抵抗体2aを
トリミングして切削部3aを設け、その長さ1&を徐々
に長くすることにより、抵抗値を調整する。抵抗値が目
標抵抗値を越えた場合には、配線11で電11a、11
+間及び電極1 a’ 、 1 b’間を夫々接続し、
第1の膜抵抗体2aと第2の膜抵抗体2bを並列に接続
する。その後、第2の膜抵抗体2bをトリミングして切
削部3bを設け、その長さ1bを徐々に長くすることに
より、目標抵抗値に調整する。
第2図はこのような方法で調整した場合の抵抗値の変化
を示す図である0図中、■は第1の膜抵抗体2aをトリ
ミングしている時の抵抗値の変化、■は第1及び第2の
膜抵抗体2a、2bを接続した時の抵抗値の変化、■は
第2の膜抵抗体2bをトリミングしている時の抵抗値の
変化を示している。
図から分かるように、■の場合の方が、■の場合よりも
抵抗値の変化が緩やかなので、より精度の高い調整が可
能となる。
(実施例3) 第3図は本発明の第3の実施例を説明するための図であ
る。集積回路基板上に形成された電極1a。
1a”間に、第1及び第3の膜抵抗体2a、2cを並列
になるように同時に形成する。このとき、第1の膜抵抗
体2aの幅を第3の抵抗体2cの幅よりも広くしておく
、これにより、第1の膜抵抗体2aの抵抗値を第3の膜
抵抗体2cの抵抗値よりも低くすることができる。次に
、まず第1の膜抵抗体2aをトリミングして切削部3a
を設け、その長さ1aを徐々に長くすることにより、電
W!1 a、 1 a’間の抵抗値が目標抵抗値に近付
くようにm<調整してやる。このとき、目標抵抗値を越
えないように注意する必要がある0次に、第3の膜抵抗
体2cを同様に1〜リミングして切削部3cを設け、そ
の長さ1cを徐々に長くすることにより、目標抵抗値に
調整する。
第4図はこのような方法で調整した場合の抵抗値の変化
を示す、第4図から分かるように、切削部3aの長さf
aの変化による抵抗値の変化(同図の参照)に比べて、
切削部3cの長さ1cの変化による抵抗値の変化(同図
■参照)は穏やかであるので、切削部3aΩ長さ1aに
より¥U調整を、切削部3cの長さ1cにより微調整を
行えば、精度の高い調整が行えるものである。したがっ
て、本実施例にあっては、電極1a、la’間の抵抗値
をほぼ目標抵抗値に設定することが可能であるが、万一
、目標抵抗値を行き過ぎた場合には、実施例1.2のよ
うに、第2の膜抵抗体2bを電極1 a、 1 a’間
にさらに並列接続して、抵抗値を下げて、抵抗値の微調
整をやり直せば良い。
〈発明の効果) 本発明は上述のように、集積回路基板上に第1の膜抵抗
体を形成し、トリミングして抵抗値を調整した結果、第
1の膜抵抗体の抵抗値が目標値を行き過ぎた場合におい
ても、第2の膜抵抗体を第1の膜抵抗体に並列に接続し
て、全体の抵抗値を下げて、第2の膜抵抗体をトリミン
グすることにより抵抗値の調整をやり直すことができ、
集積回路基板上の膜抵抗体の形成ミスによる歩留まりの
低下を防止できるという効果がある。
なお、第2の膜抵抗体の抵抗値を第1の膜抵抗体の抵抗
値よりも高く設定すれば、抵抗値の微調整が可能となり
、精度の高い膜抵抗体を形成できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を説明するための図、第2
図は本発明の第2実施例の動作説明図、第3図は本発明
の第3実施例を説明するための図、第4図は同上の動作
説明図、第5図は従来例を説明するための図、第6図は
同上の動作説明図である。 2aは第1の膜抵抗体、2bは第2の膜抵抗体、3a、
3bは切削部である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)集積回路基板上に第1の膜抵抗体を形成し、トリ
    ミングした後、第2の膜抵抗体を第1の膜抵抗体に並列
    に接続して、所望の抵抗値を得るように、第2の膜抵抗
    体をトリミングすることを特徴とする膜抵抗体の形成方
    法。
  2. (2)第2の膜抵抗体の抵抗値は第1の膜抵抗体の抵抗
    値よりも高いことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の膜抵抗体の形成方法。
JP62291472A 1987-11-18 1987-11-18 膜抵抗体の形成方法 Pending JPH01133303A (ja)

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JP62291472A JPH01133303A (ja) 1987-11-18 1987-11-18 膜抵抗体の形成方法

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JPH01133303A true JPH01133303A (ja) 1989-05-25

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JP (1) JPH01133303A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007096174A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Ricoh Co Ltd 半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007096174A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Ricoh Co Ltd 半導体装置

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