JPH01133018A - レーザスキャニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はレーザビームプリンタ等に用いられるレーザス
キャニング装置に関するものである。

従来の技術 近年レーザビームプリンタやレーザグラフィック投影機
等のレーザビームを用いた画像生成装置が開発され、こ
れらの装置にレーザスキャニング装置が用いられている
。

以下、レーザスキャニング装置の従来例を説明する。レ
ーザスキャニング装置は、半導体レーザ素子やルビーレ
ーザ発振器等のレーザ発振器より発射されるレーザビー
ムをレンズによって絞り、走査ミラーによってレーザビ
ームをスキャニングしていた。そしてレーザビームプリ
ンタではレーザスキャニング装置より出たレーザビーム
を感光ドラム上に照射し、レーザグラフィック投影機で
はレーザスキャニング装置より出たレーザビームをスク
リーン上に投影していた。

ところで、例えばレーザビームプリンタでは漢字やアル
ファベットあるいは数字を印字することがあり、それぞ
れの文字に対して求められる画像の印象が異なる。つま
りアルファベットや数字は太い線の再現性が要求され、
漢字の場合にはその反対の細い線の再現性が要求される
。このため従来のレーザスキャニング装置は、太い線の
再現性に適したビーム径と細い線の再現性に適したビー
ム径の中間のビーム径のレーザビームを発射するように
設計していた。

発明が解決しようとする問題点 従来のレーザスキャニング装置は以上の手段よりなるた
め、必ずしも生成すべき画像に最も適したレーザビーム
が発射されず、生成された画像が最も望ましい状態とは
なっていない場合があった。特に図形やグラフ等のグラ
フィックを生成する場合、生成すべき画像が多様になる
ため、文字の生成以上に発射されたレーザビームと生成
すべき画像に適したレーザビームとが大幅に異なってい
る場合がある。

本発明は以上の問題点を解決するものであり、生成すべ
き画像の種類によってレーザビームの径を変化させ、画
像の印象を適切にすることができるレーザスキャニング
装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本発明のレーザスキャニ
ング装置は、形状を変化させる手段を有する回折スリッ
ト板をレーザビームの光路上に設けた。

作　　用 上記した手段により回折スリットを通過したレーザビー
ムは、回折スリットによって回折され、回折スリットの
形状が変化するとレーザビームによって生成される画像
の印象が変化する。

実施例 以下、本発明のレーザスキャニング装置の一実施例を第
１図〜第３図を参照して説明する。

１はレーザユニットであり、この中に半導体レーザ素子
やレンズを収納し、レーザビームが発射される。２は回
折板で、それぞれ寸法の異なる複数の回折スリット３お
よびレーザビームの径より十分大きな寸法の切り欠き４
が設けられている。５は回折板駆動ユニットであり、内
部にステッピングモータを収納し、レーザビームの光路
上に位置する回折スリット３を選択するために、回折板
２を回転駆動するものである。６は走査ミラーである。

以上のようＩ″−構成された本実施例のレーザスキャニ
ング装置を、レーザビムプリンタに用いた例を第３図に
示す。

７は歪み補正レンズであり、走査ミラー６を出たレーザ
ビームの光路上に設けられている。８は光路変更ミラー
であり、歪み補正レンズ７を出たレーザビームが感光体
ユニット９へ向かうように光ろを変更するものである。

１ｏは現像ユニットであり、感光ユニット９内の感光体
（、図示せず。）上の潜像を顕像化するものである。１
１は定着ユニットであり、感光ユニット９でトナーが転
写された複写紙上のトナーを定着するものである。

以上のように構成された本実施例のレーザスキャニング
装置を用いたレーザビームプリンタの動作を説明する。

先ず、アルファベットや数字のみを印字する場合、回折
板制御ユニット５に制御信号を送ってレーザビームが大
きく回折する回折スリット３を選択する。すると回折ス
リット３を通過したレーザビームは大きく回折されて径
が大きくなる。従って太い線の再現性が良くなり、印字
されたアルファベットや数字はきれいな文字となる。次
に漢字を印字する場合は、回折板制御ユニット５に制御
信号を送ってレーザビームがあまり太き（回折しない回
折スリット３を選択する。すると回折スリット３を通過
したレーザビームはあまり大きく回折されず径があまり
大きくならない。従って細い線の再現性が良（なり、き
れいに漢字が印字される。また特に細い線を印字する場
合は、回折板制御ユニット５に制御信号を送ってレーザ
ビーム上に切り欠きが来るようにすると、回折が起こら
ず、レーザビームが最も細い状態で感光体ユニットｌＯ
へ送られ、細い線がきれいに印字される。

発明の詳細 な説明したように本発明のレーザスキャニング装置は、
回折スリットを有する回折板をレーザビームの光路上に
設け、回折スリットの形状を変化させる手段を設けたた
め、回折スリットを通過したレーザビームは、回折スリ
ットによって回折され直径が変化し、回折スリットの形
状が変化するとレーザビームによって生成される画像の
印象が変化するため、生成すべき画像に適したレーザビ
ームを作ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明のレーザスキャニング装置
の一実施例の斜視図、第３図は同装置を用いたレーザビ
ームプリンタの斜視図である。 １・・・レーザユニット　　　　　　　　２・・・回折
板３・・・回折スリット　　　　　　　　４・・・切り
欠き５・・・回折板駆動ユニット　　　　６・・・走査
ミラー７・・・歪み補正レンズ　　　　８・・・光路変
更ミラー９・・・感光体ユニット　　　　１０・・・現
像ユニット１１・・・定着ユニット 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名／−−−レ
ーデ　ユニット ２−一一回折版 ３−　回折スリット ４−−−−ｔ、ｉ７９欠き Ｓ−一一回寸版駈動ユニソ計 ６−−−走査ミラー 第　１　図 ／−一−レーザ°ユニット ２−一一同村版 ３−一一目祈スワット ４−切り欠き Ｓ−〜回」片方反駆動ユニット ６−−−走査ミラー 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回折スリットを有する回折板をレーザビームの光路上に
   設け、前記回折スリットの形状を変化させる手段を設け
   たことを特徴とするレーザスキャニング装置。