JPH0113284Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0113284Y2 JPH0113284Y2 JP1984052548U JP5254884U JPH0113284Y2 JP H0113284 Y2 JPH0113284 Y2 JP H0113284Y2 JP 1984052548 U JP1984052548 U JP 1984052548U JP 5254884 U JP5254884 U JP 5254884U JP H0113284 Y2 JPH0113284 Y2 JP H0113284Y2
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- JP
- Japan
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- light
- board
- thickness
- wood
- pass
- Prior art date
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は照明器具用の蔽いや、採光用の板材と
して利用される照明用木製透光板に関する。
して利用される照明用木製透光板に関する。
従来技術
スタンド用や、吊り下げ用、天井又は壁面用等
の各種照明器具には、その蔽い(ランプシエー
ド)にガラス又はプラスチツクを素材にした薄板
が一般に使用され普及しており、又窓や壁面に嵌
め込まれる採光用にも板ガラスが一般的である。
の各種照明器具には、その蔽い(ランプシエー
ド)にガラス又はプラスチツクを素材にした薄板
が一般に使用され普及しており、又窓や壁面に嵌
め込まれる採光用にも板ガラスが一般的である。
考案の目的
本考案の目的は、従来板ガラス又はプラスチツ
ク製であつた照明器具の蔽や採光板を天然木材の
木目を活かした純和風感覚の新しい素材として提
供することであり、今一つの目的は従来木材は透
光性がないことから透光板としては全く利用され
ていなかつたのを当該分野への利用を可能にする
と共にガラスやプラスチツクには見られない木材
特有の色調風合いを照明器具に具現しうる新しい
タイプの透光板を提供する点にある。
ク製であつた照明器具の蔽や採光板を天然木材の
木目を活かした純和風感覚の新しい素材として提
供することであり、今一つの目的は従来木材は透
光性がないことから透光板としては全く利用され
ていなかつたのを当該分野への利用を可能にする
と共にガラスやプラスチツクには見られない木材
特有の色調風合いを照明器具に具現しうる新しい
タイプの透光板を提供する点にある。
構 成
上記の目的を達成するために本考案は、木目を
有する天然木材からなる板材1に、板面を光が透
過する厚さtとされた透光薄質部3と、光が透過
し得ない厚さt1の不透光部3aとを形成してなる
ものである。
有する天然木材からなる板材1に、板面を光が透
過する厚さtとされた透光薄質部3と、光が透過
し得ない厚さt1の不透光部3aとを形成してなる
ものである。
実施例
板材1は檜・杉・ケヤキ等の天然木材を繊維の
3方向の何れかにより切断して柾目、又は板目或
いは木口目等の木目2を有するものとなす。この
板材1を薄く加工して板面全体厚さtの透光薄質
部3と、光が透過し得ない厚さt1の不透光部3a
とを形成せるようにする。第2図は板面の片側を
凹彎状にした場合であり、第3図は両面を連続し
た凹面波形に形成した場合である。又第5図は所
定間隔にリブを形成した場合である。リブは別体
に形成することもできる。
3方向の何れかにより切断して柾目、又は板目或
いは木口目等の木目2を有するものとなす。この
板材1を薄く加工して板面全体厚さtの透光薄質
部3と、光が透過し得ない厚さt1の不透光部3a
とを形成せるようにする。第2図は板面の片側を
凹彎状にした場合であり、第3図は両面を連続し
た凹面波形に形成した場合である。又第5図は所
定間隔にリブを形成した場合である。リブは別体
に形成することもできる。
透光薄質部3の厚さtは、2〜0.7mm程度とし、
表面は樹脂加工により強度を高め、又汚れ防止、
変色防止等の処理を施こすようにする。
表面は樹脂加工により強度を高め、又汚れ防止、
変色防止等の処理を施こすようにする。
第7図はスタンド用照明器具に本考案を実施し
た場合であり、板材1を傘状に接合してランプシ
エード4となす。
た場合であり、板材1を傘状に接合してランプシ
エード4となす。
採光板として使用する場合はガラスサツシ等の
フレームに板材1を嵌めればよい。
フレームに板材1を嵌めればよい。
板材1は全周に補強枠5を嵌合するようにして
強度を高めることもできる。
強度を高めることもできる。
作 用
板材1の板面に光をあてると、板厚tの透光薄
質部3は、光が透過するがこれより板厚の大きい
厚さt1の不透光部3aは光が殆んど透過しない
か、全く透過しないので、両者の間に光のコント
ラストができる。特に、透光薄質部3の厚さtが
漸進的に薄くなる部分は光の透過に濃淡を生じ
る。この濃淡の中に木目が浮き上るように現われ
る。
質部3は、光が透過するがこれより板厚の大きい
厚さt1の不透光部3aは光が殆んど透過しない
か、全く透過しないので、両者の間に光のコント
ラストができる。特に、透光薄質部3の厚さtが
漸進的に薄くなる部分は光の透過に濃淡を生じ
る。この濃淡の中に木目が浮き上るように現われ
る。
考案の効果
本考案は上述のように、木目を有する天然木材
からなる板材1に、板面が光を透過する厚さtと
された透光薄質部3と、光が透過し得ない厚さt1
の不透光部3aとを形成したので、板面に光をあ
てると、透光薄質部3と不透光部3aの厚板の変
化によつて光の透過に濃淡を生じて従来の光が一
様に透過するプラスチツクやすりガラス等の照明
用透光板には見られないムード照明、又は彩光を
提供することができる。特に檜や杉等の天然木材
を用いるときは、これらの木目が透過の濃淡によ
つて純和風感覚の情緒を現出することができる。
又、本考案においては板面が薄くて一様な厚さの
経木板に比べ、板厚が薄い部分と厚い部分があつ
て変化している為に厚い部分がリブの役目をして
木製透光板に強度を与え実用性を高めている。
からなる板材1に、板面が光を透過する厚さtと
された透光薄質部3と、光が透過し得ない厚さt1
の不透光部3aとを形成したので、板面に光をあ
てると、透光薄質部3と不透光部3aの厚板の変
化によつて光の透過に濃淡を生じて従来の光が一
様に透過するプラスチツクやすりガラス等の照明
用透光板には見られないムード照明、又は彩光を
提供することができる。特に檜や杉等の天然木材
を用いるときは、これらの木目が透過の濃淡によ
つて純和風感覚の情緒を現出することができる。
又、本考案においては板面が薄くて一様な厚さの
経木板に比べ、板厚が薄い部分と厚い部分があつ
て変化している為に厚い部分がリブの役目をして
木製透光板に強度を与え実用性を高めている。
又本考案においては、従来照明の分野には殆ん
ど利用されなかつた木材を照明の分野に有効利用
される為木材の需要が大幅に増大して木材の産業
発展に貢献することができる。
ど利用されなかつた木材を照明の分野に有効利用
される為木材の需要が大幅に増大して木材の産業
発展に貢献することができる。
第1図は本考案木製透光板の一例を示す正面
図、第2図、第3図、第4図、第5図及び第6図
は同透光板の各種実施例を示す横断面図、第7図
は本考案をスタンド用照明器具に応用した場合の
斜視図である。 1……板材、2……木目、3……透光薄質部、
t,t1……厚さ、3a……不透光部。
図、第2図、第3図、第4図、第5図及び第6図
は同透光板の各種実施例を示す横断面図、第7図
は本考案をスタンド用照明器具に応用した場合の
斜視図である。 1……板材、2……木目、3……透光薄質部、
t,t1……厚さ、3a……不透光部。
Claims (1)
- 木目を有する天然木材からなる板材1に、板面
を光が透過する厚さtとされた透光薄質部3と、
光が透過し得ない厚さt1の不透光部3aとを形成
してなることを特徴とする照明用木製透光板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5254884U JPS60163613U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 照明用木製透光板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5254884U JPS60163613U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 照明用木製透光板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60163613U JPS60163613U (ja) | 1985-10-30 |
JPH0113284Y2 true JPH0113284Y2 (ja) | 1989-04-19 |
Family
ID=30572596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5254884U Granted JPS60163613U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 照明用木製透光板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60163613U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007069592A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-03-22 | Olympus Corp | 木材の加工方法および圧縮木製品 |
JP6168966B2 (ja) * | 2013-11-01 | 2017-07-26 | 株式会社生田社寺建築 | 木製ランプシェード |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0314339U (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-13 |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP5254884U patent/JPS60163613U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0314339U (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60163613U (ja) | 1985-10-30 |
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