JPH01132581A - ピリミジン化合物 - Google Patents

ピリミジン化合物

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JPH01132581A
JPH01132581A JP29095687A JP29095687A JPH01132581A JP H01132581 A JPH01132581 A JP H01132581A JP 29095687 A JP29095687 A JP 29095687A JP 29095687 A JP29095687 A JP 29095687A JP H01132581 A JPH01132581 A JP H01132581A
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JP
Japan
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pyrimidinyl
benzimidazole
methylthio
methyl
compound
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Application number
JP29095687A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kawakita
川北 武志
Yuji Ono
小野 雄二
Keiichiro Haga
芳賀 慶一郎
Kunio Osuge
大菅 邦男
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Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗潰瘍剤などとして有用なピリミジン化合物
またはその酸付加塩に関する 〔従来の技術〕 抗潰瘍作用を有するピリミジン化合物としては、特開昭
61−85384号公報、特開昭61−205276号
公報などに記載された化合物が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、抗潰瘍作用を有する化合物を開発するこ
とを目的とし、これらピリミジン環に着目して鋭意検討
を行なった。
〔問題を解決するための手段〕
その結果、本発明者らは優れた胃酸分泌抑制作用を有す
る新規なピリミジン化合物を見出し、本発明を完成した
すなわち、本発明は一般式 %式% で表わされるピリミジン化合物またはその酸付加塩に関
する。
式中、R1は水素、ハロゲン、(塩素、臭素、 −フッ
素、コラ素)、アルキル(メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、オクチルなど)、アルコキシ(メトキシ、エトキシ
、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキ
シ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、オクチルオキシ
など)、アルコキシカルボニル(メトキシカルボニル、
エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロ
ポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシ
カルボニル、ヘキシルオキシカルボニルなど)、トリフ
ルオロメチルを、Xは−S−、−8o−を、R2はアル
キル(前記と同義)を、R3は水素、アルキル(前記と
同義)、置換していてもよいアラルキル、置換していて
もよいヘテロアラルキル(置換基としては、1〜3個の
ハロゲン、アルキル、アルコキシ、ニトロ、アミノ、水
酸基などがあげられ、ベンジル、2−クロロベンジル、
2−メチルベンジル、2−メトキシベンジル、2−ニト
ロベンジル、2−アミノベンジル、2−ヒドロキシベン
ジル、2.4−ジクロロベンジル、3.4.5−)リメ
トキシベンジル、2−フェニルエチル、1−フェニルエ
チル、2−(3−フルオロフェニル)エチル、3−フェ
ニルプロピル、3−(4−メチルフェニル)プロピル、
3−ピリジルメチル、2− (2−ピリジル)エチル、
3−(4−ピリジル)プロピルなど)を、R4は水素、
アルキル(前記と同義)を示す。
本発明の一般式(1)の化合物は、−数式一以下余白一 (If) (式中、Halはハロゲンを、R1、R3、R4は前記
と同義である。) で表わされる化合物と一般式 %式%([) (式中、Rχは前記と同義である。) で表わされる化合物とを反応させることによりXが−S
−である化合物(1)が、さらにこれを酸化反応に付す
ことによりXが一3O−である化合物(1)が得られる
化合物(II)と(I[[)の反応は適当な溶媒中、塩
基の存在下で進行する。該塩基としては水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウ
ム、金属ナトリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウ
ムエトキシド、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなどがあ
げられる。また、反応溶媒としては、ジメチルホルムア
ミド、メタノール、エタノールなどがあげられる。上記
反応に用いられる塩基の量は通常、1当量よりやや過剰
量であるが、大過剰の塩基を用いてもよい、すなわち、
1〜lO当量、好ましくは1〜3当量である。上記反応
温度は約0℃ないし溶媒の沸点付近までであり、好まし
くは20〜80℃である。反応時間は0.2〜24時間
、好ましくは0.5〜3時間である。
また、酸化反応で用いられる酸化剤としてはメタクロロ
過安息香酸、過酢酸、トリフルオロ過酢酸、過マレイン
酸、亜臭素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム、過酸
化水素などがあげられる。
反応に用いられる溶媒としては、クロロホルム、ジクロ
ロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチル
ホルムアミド、水などがあげられ、これらは単独あるい
は混合して用いることができる。該酸化剤の使用量は、
Xが−8−である化合物(1)に対して当量ないしやや
過剰量が好適である。すなわち、1〜3当量、好ましく
は1〜1.5当量である。反応温度は、−70℃ないし
用いた溶媒の沸点付近まで、通常、−50℃から室温下
で、好ましくは一20〜0℃で行なわれる。
反応時間は通常、約0.1ないし24時間、好ましくは
0.1〜2時間である。
上記の反応により生成した本発明の化合物は再結晶、カ
ラムクロマトグラフィーなどの慣用の手段により単離、
精製することができる。
本発明の化合物(I)は、通常用いられる手段により薬
理学的に許容され得る塩にしてもよい。
該塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩
、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、マ
レイン酸塩、フマル酸塩、マロン酸塩、リンゴ酸塩、酒
石酸塩などがあげられる。また、本発明化合物において
キラルな炭素原子を含む場合は、°通常ラセミ体として
合成されるが、これは常法により光学活性体に分割でき
るし、また光学活性な原料化合物を用いることによって
も目的とする光学活性体が得られる。
一般式(If)の化合物は、たとえば−数式(TV) (式中、R1は前記と同義である。) で表わされるアミジン化合物またはその酸付加塩と一般
式 (式中、R3,R4は前記と同義であり、Rsはアルキ
ルを示す。) で表わされるアシル酢酸エステル化合物とを溶媒中、塩
基の存在下で反応させ、縮合環化させることにより、−
数式 %式% (式中、R1、R3,R4は前記と同義である。)で表
わされるピリミドン化合物を製造した後、オキシ塩化リ
ンなどのハロゲン化剤と反応させることにより製造する
ことができる。なお、式(VI)のピリミドン化合物は
その互変異性体である4−ヒドロキシピリミジン化合物
としても存在しうる。
〔作   用〕
本発明の化合物(I)およびその酸付加塩は、優れた胃
酸分泌抑制作用を有し、胃腸病の治療に有用である。そ
のような疾病には、胃および十二指腸潰瘍およびゾリン
ガーエリソン症候群などが含まれる。
本発明の化合物(I)およびその酸付加塩を前述の医薬
として用いる場合、それ自体あるいは適宜の薬理学的に
許容される担体、賦形剤、希釈剤などと混合し、散剤、
顆粒剤、錠剤、カプセル剤、注射剤などの形態で経口的
または非経口的に投与することができる。投与量は対象
疾患、症状、用いる化合物によっても異なるが、経口投
与の場合、通常成人1日あたり1〜1000■程度であ
る。
〔実 施 例〕
次に参考例、実施例、試験例および製剤例によって本発
明をさらに詳細に説明する。
参考例1 エタノール350m1に金属ナトリウム2.8gを溶解
し、室温で2−メルカプト−IH−ベンズイミダゾール
18.3 gを加え、さらにクロロアセトアミジン塩酸
塩17.3 gを加え、17時間室温にて攪拌した後、
無機物を濾別する。濾液を減圧濃縮し、残金をエタノー
ルから結晶化すると、2−(LH−ベンズイミダゾール
−1−イルチオ)アセトアミジン塩酸塩が得られる。融
点77〜80℃(分解) 参考例2 エタノール40−1に金属ナトリウム0.6gを溶解し
、この溶液に0℃で2− (IH−ベンズイミダゾール
−1−イルチオ)アセトアミジン塩酸塩2.9gを加え
、15分間攪拌した後、2−ベンジルアセト酢酸エチル
2.6gをエタノール20m1に溶解した溶液を加え、
室温に戻して9時間攪拌する。無機物を濾別した後、濾
液を減圧濃縮し、残金に水を加え、酢酸で酸性とする。
析出した結晶、 を濾取した後、クロロホルム−メタノ
ールから再結晶すると、2−(5−ベンジル−4−ヒド
ロキシ−6−メチル−2−ピリミジニル)メチルチオ−
IH−ベンズイミダゾールが得られる。融点240〜2
41℃(分解) 参考例3 2−(5−ベンジル−4−ヒドロキシ−6−メチル−2
−ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾー
ル1.5gにオキシ塩化リン25閣lを加え、30分間
加熱還流する。冷却後、氷水中に注ぎ、水酸化ナトリウ
ムで強アルカリ性とした後、酢酸エチルで抽出する。抽
出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去する
と、油状の2−(5−ペンジルニ4−クロロ−6−1f
)シー2−ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイ
ミダゾールが得られる。
この化合物は精製することなく、そのまま次工程で用い
ることができる。
上記参考例1〜3の工程を利用することによって、次の
化合物が得られる。
◎ 2−(4−クロロ−6−メチル−2−ピリミジニル
)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾール◎ 2−(4
−クロロ−6−メチル−5−(3−ピリジルメチル)−
2−ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾ
ール ◎ 2−(4−クロロ−6−メチル−5−ペンチル−2
−ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾー
ル 02−(4−クロロ−2−ピリミジニル)メチルチオ−
IH−ベンズイミダゾール ◎ 2−(4−クロロ−5,6−ジメチル)メチルチオ
−IH−ベンズイミダゾール ◎ 2−(5−ベンジル−4−クロロ−6−メチル−2
−ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾー
ル ◎ 2−(4−クロロ−6−メチル−2−ピリミジニル
)メチルチオ−5−メチル−IH−ベンズイミダゾール ◎2−(4−クロロ−6−メチル−5−(3−ピリジル
メチル)−2−ピリミジニル)メチルチオ−5−メトキ
シ−IH−ベンズイミダゾール@2−(4−クロロ−6
−メチル−5−ペンチル−2−ピリミジニル)メチルチ
オ−5−メトキシカルボニル−IH−ベンズイミダゾー
ル◎ 2−(4−クロロ−2−ピリミジニル)メチルチ
オ−5−トリフルオロメチル−IH−ベンズイミダゾー
ル ◎ 4−プロモー2−(4−クロロ−5,6−シメチル
ー2−ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダ
ゾール 実施例1 2−(5−ベンジル−4−クロロ−6−メチル−2−ピ
リミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾール1
.2gを金属ナトリウム0.16 g含有メタノール2
(lelの溶液に加え、1.5時間加熱還流する0反応
後、メタノールを留去し、水を加え、析出した結晶を濾
取した後、エタノールから再結晶すると、2−(5−ベ
ンジル−4−メトキシ、−6−メチル−2−ピリミジニ
ル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾールが得られる
。融点167〜168℃(分解) 実施例2 2−(5−ベンジル−4−メトキシ−6−メチル−2−
ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾール
0.38 gのジクロロメタン10m1溶液を一40℃
に冷却後、80%メタクロロ過安息香酸0.24 gを
加え、10分間攪拌する。飽和炭酸水素ナトリウム溶液
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去
する。残金をエタノールから結晶化すると、2−(5−
ベンジル−4−メトキシ−6−メチル−2−ピリミジニ
ル)メチルスルフィニル−IH−ベンズイミダゾールが
得られる。融点170〜172℃(分解)実施例3 2−(4−クロロ−6−メチル−2−ピリミジニル)メ
チルチオ−IH−ベンズイミダゾール1.8gを金属ナ
トリウム0.31g含有メタノール40m1の溶液に加
え、40分間加熱還流する。メタノールを留去し、水を
加え、酢酸エチルで抽出する。無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去する。残金をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し、クロロホルムで溶出し、イソプ
ロピルエーテルから結晶化すると、2−(4−メトキシ
−6−メチル−2−ピリミジニル)メチルチオ−IH−
ベンズイミダゾールが得られる。融点105〜107℃
(分解) 実施例4 2−(4−メトキシ−6−メチル−2−ピリミジニル)
メチルチオ−IH−ベンズイミダゾール0.6gのジク
ロロメタン20m1溶液を一35℃に冷却後、80%メ
タクロロ過安患香酸0.5gを加え、15分間攪拌する
。飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を留去する。残金をエタノール
−イソプロピルエーテルから結晶化すると、2−(4−
メトキシ−6−メチル−2−ピリミジニル)メチルスル
フィニル−IH−ベンズイミダゾールが得られる。
融点133〜135℃(分解) 実施例5 2−(4−クロロ−6−メチル−5−(3−ピリジルメ
チル)−2−ピリミジニル)メチルチオ−LH−ベンズ
イミダゾール1.0gを金属ナトリウム0.14 g含
有メタノール15m1溶液に加え、2時間加熱還流する
。メタノールを留去し、水を加え、酢酸エチルで抽出す
る。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、残
金をエタノールから結晶化すると、2−(4−メトキシ
−6−メチル−5−(3−ピリジルメチル)−2−ピリ
ミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾールが得
られる。融点149〜151’C(分解)実施例6 2−(4−メトキシ−6−メチル−5−(3−ピリジル
メチル)−2−ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベン
ズイミダゾール0.43 gのジクロロメタン20m1
溶液を一45℃に冷却後、80%メタクロロ過安息香酸
0.27gを加え、10分間攪拌する。飽和炭酸水素ナ
トリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、溶媒を留去する。
残金をエタノール−イソプロピルエーテルから結晶化す
ると、2−(4−メトキシ−6−メチル−5−(3−ピ
リジルメチル)−2−ピリミジニル)メチルスルフィニ
ル−IH−ベンズイミダゾールが得られる。融点140
〜142℃(分解)実施例7 2−(4−クロロ−6−メチル−5−ペンチル−2−ピ
リミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾール3
.0gを金属ナトリウム0.42 g含有メタノール5
0m1溶液に加え、1時間加熱還流する。メタノールを
留去し、水を加え、酢酸エチルで抽出する。無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を留去する。残金をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルムで溶
出し、ヘキサンから結晶化すると、2−(4−メトキシ
−6−メチル−5−ペンチル−2−ピリミジニル)メチ
ルチオ−IH−ベンズイミダゾールが得られる。融点8
8〜91℃(分解) 実施例8 2−(4−メトキシ−6−メチル−5−ペンチル−2−
ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾール
1.0gのジクロロメタン40+1溶液を一40℃に冷
却後、80%メタクロロ過安息香酸0.66 gを加え
、10分間攪拌する。飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去する
。残金を石油エーテルから結晶化すると、2−(4−メ
トキシ−6−メチル−5−ペンチル−2−ピリミジニル
)メチルスルフィニル−IH−ベンズイミダゾールが得
られる。融点168〜171℃(分解)実施例9 2−(4−クロロ−2−ピリミジニル)メチルチオ−I
H−ベンズイミダゾール2.0gを金属ナトリウム0.
37g含有メタノール50Ill溶液に加え、1時間加
熱還流する。メタノールを留去し、水を加え、析出した
結晶を濾取した後、エタノールから再結晶すると、2−
(4−メトキシ−2−ピリミジニル)メチルチオ−IH
−ベンズイミダゾールが得られる。融点155〜160
℃(分解実施例10 2−(4−メトキシ−2−ピリミジニル)メチルチオ−
IH−ベンズイミダゾール0.5gのジクロロメタン2
0−1溶液を一40℃に冷却後、80%メタクロロ過安
息香酸0.44 gを加え、20分間攪拌する。飽和炭
酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を留去する。残金をエタノール−イソプ
ロピルエーテルから結晶化すると、2−(4−メトキシ
−2−ピリミジニル)メチルスルフィニル−IH−ベン
ズイミダゾールが得られる。融点129〜132℃(分
解) 実施例11 2−(4−クロロ−5,6−シメチルー2−ピリミジニ
ル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾール3.0gを
金属ナトリウム0.5g含有メタノール60m1溶液に
加え、1時間加熱還流する。メタノールを留去し、水を
加え、析出した結晶を濾取後、アセトニトリルから再結
晶すると、2−(4−メトキシ−5,6−シメチルー2
−ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾー
ルが得られる。融点159〜160℃(分解)実施例1
2 2−(4−メトキシ−5,6−シメチルー2−ピリミジ
ニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾール0.85
 gのジクロロメタン40g+1溶液を一35℃に冷却
後、80%メタクロロ過安息香酸0.67gを加え、1
0分間攪拌する。飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去する。残
金をイソプロピルエーテルから結晶化すると、2−(4
−メトキシ−5,6−シメチルー2−ピリミジニル)メ
チルスルフィニル−IH−ベンズイミダゾールが得られ
る。融点187〜189℃(分解)実施例13 2−(5−ベンジル−4−クロロ−6−メチル−2−ピ
リミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾールの
代わりに2−(5−ベンジル−4−クロロ−6−メチル
−2−ピリミジニル)メチルチオ−5−クロロ−IH−
ベンズイミダゾールを用いて実施例1と同様に反応・処
理すると、2−(5−ベンジル−4−メトキシ−6−メ
チル−2−ピリミジニル)メチルチオ−5−クロロ−1
H−ベンズイミダゾールが得られ、この化合物を実施例
2と同様にメタクロロ過安息香酸を用いて酸化反応に付
すと、2−(5−ベンジル−4−メトキシ−6−メチル
−2−ピリミジニル)メチルスルフィニル−5−クロロ
−IH−ベンズイミダゾールが得られる。
実施例14 2−(4−クロロ−6−メチル−2−ピリミジニル)メ
チルチオ−IH−ベンズイミダゾールの代わりに、2−
(4−クロロ−6−メチル−2−ピリミジニル)メチル
チオ−5−メチル−IH−ベンズイミダゾールを用いて
実施例3と同様に反応・処理すると、2−(4−メトキ
シ−6−メチル−2−ピリミジニル)メチルチオ−5−
メチル−IH−ベンズイミダゾールが得られ、この化合
物を実施例4と同様にメタクロロ過安息香酸を用いて酸
化反応に付すと、2−(4−メトキシ−6−メチル−2
−ピリミジニル)メチルスルフィニルー5−メチル−I
H−ベンズイミダゾールが得られる。
実施例15 2−(4−クロロ−6−メチル−5−(3−ピリジルメ
チル)−2−ピリミジニル)メチルチオ−LH−ベンズ
イミダゾールの代わりに2−(4−クロロ−6−メチル
−5−(3−ピリジルメチル)−2−ピリミジニル)メ
チルチオ−5−メトキシ−IH−ベンズイミダゾールを
用いて実施例5と同様に反応・処理すると、5−メトキ
シ−2−(4−メトキシ−6−メチル−5−(3−ピリ
ジルメチル)−2−ピリミジニル)メチルチオ−IH−
ベンズイミダゾールが得られ、この化合物を実施例6と
同様にメタクロロ過安息香酸を用いて酸化反応に付すと
、5−メトキシ−2−(4−メトキシ−6−メチル−5
−(3−ピリジルメチル)−2−ピリミジニル)メチル
スルフィニル−IH−ベンズイミダゾールが得られる。
−以下余白− 実施例16 2−(4−クロロ−6−メチル−5−ペンチル−2−ピ
リミジニル)メチル千オーIH−ベンズイミダゾールの
代わりに2−(4−クロロ−6−メチル−5−ペンチル
−2−ピリミジニル)メチルチオ−5−メトキシカルボ
ニル−IH−ベンズイミダゾールを用いて実施例7と同
様に反応・処理すると、2−(4−メトキシ−6−メチ
ル−5−ペンチル−2−ピリミジニル)メチルチオ−5
−メトキシカルボニル−IH−ベンズイミダゾールが得
られ、この化合物を実施例8と同様にメタクロロ過安息
香酸を用いて酸化反応に付すと、2−(4−メトキシ−
6−メチル−5−ペンチル−2−ピリミジニル)メチル
スルフィニル−5−メトキシカルボニル−IH−ベンズ
イミダゾールが得られる。
実施例17 2−(4−クロロ−2−ピリミジニル)メチルチオ−I
H−ベンズイミダゾールの代わりに2−(4−クロロ−
2−ピリミジニル)メチルチオ−5−トリフルオロメチ
ル−IH−ベンズイミダゾールを用いて実施例9と同様
に反応・処理すると、2−(4−メトキシ−2−ピリミ
ジニル)メチルチオ−5−、)リフルオロメチル−IH
−ベンズイミダゾールが得られ、この化合物を実施例1
0と同様にメタクロロ過安息香酸を用いて酸化反応に付
すと、2−(4−メトキシ−2−ピリミジニル)メチル
スルフィニル−5−トリフルオロメチル−IH−ベンズ
イミダゾールが得られる。
実施例18 2−(4−クロロ−5,6−シメチルー2−ピリミジニ
ル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾールの代わりに
4−ブロモ−2−(4−クロロ−5,6−シメチルー2
−ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミダゾー
ルを用いて実施例11と同様に反応・処理することによ
り、4−ブロモー2−(4−メトキシ−5,6−シメチ
ルー2−ピリミジニル)メチルチオ−IH−ベンズイミ
ダゾールが得られ、この化合物を実施例12と同様にメ
タクロロ過安息香酸を用いて酸化反応に付すことにより
4−ブロモ−2−(4−メトキシ−5,6−シメチルー
2−ピリミジニル)メチルスルフィニル−IH−ベンズ
イミダゾールが得られる。
製剤例 実施例2の化合物         30.0■乳tJ
!                 50.0■コー
ンスターチ          15.5■微結晶セル
ロース         20.0■タルク     
           4.0■ステアリン酸マグネシ
ウム      0.5■120、0■ 実施例2の化合物、乳糖、コーンスターチおよび微結晶
セルロースを練合機にとり混合した後、5%コーンスタ
ーチ糊液を加え造粒し乾燥する。
24メツシユの篩を通し整粒し、タルクおよびステアリ
ン酸マグネシウムを混合し、直径7fiの杵を用いて1
錠120■の錠剤とする。
〔発明の効果〕
試験例 胃酸分泌抑制作用 5hayらの方法(Gastroenterology
第5巻、第43〜61頁、1945年)に従い、ラット
を24時間絶食させた後、幽門を結紮し、試験化合物を
十二指腸内に投与した。投与4時間後、エーテル麻酔下
に胃を摘出し、胃液を採取した。酸度(^cidout
put)は自動滴定器を用い、0.1規定水酸化ナトリ
ウムでp H7,0まで滴定し得られた値を、同様に処
置した試験化合物を与えていない対照動物の値を比較し
た。その結果、実施例2.6.12の化合物が、100
■/kgの投与量で優れた酸分泌抑制作用を示した。
手vl甫正書(自発) 昭和62年12月75″日 1、事件の表示 昭和62年特許願第290956号 2、発明の名称 ピリミジン化合物 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所   大阪市東区平野町3丁目35番地名称 吉
富製薬株式会社 (672)   代表者  奥  1) 充  夫4、
代理人 住 所   大阪市東区平野町3丁目35番地6、補正
の内容 明細書を次の通り補正する。
(1)  第io頁17行および第11頁4行の「−1
−」をr−2−Jに訂正する。
(2)  第27頁11〜12行の[^cid out
put JをrAcidity Jに訂正する。
以   上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるピリミジン化合物またはその酸付加塩。 式中、R^1は水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ
    、アルコキシカルボニル、トリフルオロメチルを、Xは
    −S−、−SO−を、R^2はアルキルを、R^3は水
    素、アルキル、置換していてもよいアラルキル、置換し
    ていてもよいヘテロアラルキルを、R^4は水素、アル
    キルを示す。
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