JPH01132338A - 球状冷菓の製造法 - Google Patents

球状冷菓の製造法

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JPH01132338A
JPH01132338A JP62290341A JP29034187A JPH01132338A JP H01132338 A JPH01132338 A JP H01132338A JP 62290341 A JP62290341 A JP 62290341A JP 29034187 A JP29034187 A JP 29034187A JP H01132338 A JPH01132338 A JP H01132338A
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JP
Japan
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freezing
raw material
frozen
hemispherical
material solution
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JP62290341A
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Mikio Mitsuki
三ッ木 幹夫
Katsusuke Kobayashi
小林 克介
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Morinaga and Co Ltd
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Morinaga and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、球状をした冷菓の製造法に関するものであ
り、底部が半球状となった凍結缶に原料溶液を注入し半
凍結状態として、上から天球状の半球形をした成形具で
押さえて球状とした冷菓を製造するとき利用される。
従来の技術 球状をした冷菓の製造法として次のような多くの方法が
提案されている。
すなわち、 (イ)例えば特願昭55−59430号な
どのようにセンターとなる粒状食品を回転釜に入れ、ド
ライアイス、液化炭酸ガス、液体窒素などで冷却しなが
ら回転釜を回転させ、そこに原料溶液を少量ずつ加え、
センターの周面を凍結した原料溶液で被覆して球状に成
形する回転釜成形法、 (ロ)例えば特願昭55−17
9497号などのように球形をした空隙部を有する合わ
せ型の空隙部に原料溶液を注入して冷却同化後、型から
取り出すモールド成形法、 (八)例えば特願昭56−
117622号などのように原料溶液を一度冷却固化し
て凍結物となし、これを例えば半球形をした空隙を有す
る二つの型を合わせて強く押して成形する加圧成形法、
 (ニ)特願昭61−200256号の方法で半球形を
した下型に半ば凍結したアイスクリームを充填し、更に
その上に下型に入ったアイスクリームと同じ量のアイス
クリームを盛り上げるように隆起させ、天球状に半球形
をした上型を用いて隆起したアイスクリームの表面をな
で付けて球状とする撫動成形法などが知られている。
発明が解決しようとする問題点 (イ)の回転釜成形法は、センターに少しずつ凍結した
原料溶液の層で被覆して行くため大変手間がかかるだけ
てなく、人手もかかり高価なものとなる。しかも、大き
な物を造ろうとしても途中で割れたり崩れたりするため
、例えば直径か1cm位の小さなものならよいが数cm
となると造るのが困難である。また、表面に凹凸が生じ
、滑らかな球状とすることが困難である。
(ロ)のモールド成形法は、二つの半球状の型を合わせ
たとき合わせ目から原料溶液が漏れることがあり、これ
が凍結していわゆるパリとして残り、製品に見にくい突
出物が生じ、商品価値を著しく低下させる原因となり、
もしこれを取り除くとなると大変な人手が必要となる。
(ハ)の加圧成形法は、本来球状とすることを目的とし
ていないが、球状に成形することも可能である。この方
法は、−度凍結したものを加圧成形するため例えば10
0 Kg/ cm2という非常に大きな力で成形しなけ
ればならず、しかもこのように大きな力を加えるため成
形物にひび割れが入り破損しやすいものとなることがあ
る。
(ニ)の撫動成形法は、比較的きれいに球状とすること
ができるが、下型の上に盛り上がった半凍結状態のアイ
スクリームを上型てなでて球状とするとき、上型で削り
取られたアイスクリームの削り屑が付着しきれいな表面
の球面とすることが困難である。
問題点を解決するための手段 この発明は、底部が半球状となった円筒状の凍結缶に原
料溶液を注入し、冷却して原料溶液を半凍結状態となし
、これを半球形をした成形具を用いて球状に成形し、凍
結して球状冷菓とするものである。
次にこの発明の詳細を図面に示す例により説明する。
この発明の冷菓とは、原料溶液を冷却して凍結、固化し
た凍結食品を指し、通常アイスクリームや氷菓と言われ
るものである。このような冷菓は、糖類、乳製品、果汁
、油脂などの原料を水と混ぜ、所望により香料、酸味料
、コーヒー、洋酒等を加え、必要により乳化剤、安定剤
などを加え、乳化などの処理をした原料溶液から造られ
る。
この発明は、第1図に示すように、まず原料溶液(3)
を原料溶液注入装置(5)から底部が半球状となった円
筒容器である凍結缶(1)に注入する(IA)。凍結缶
は冷媒溶液に浸漬するなとして冷却して、原料溶液の凍
結缶に接している部分は凍結しても中心部分はまだ凍結
していない半凍結状態(3′)となしくIB)、次いで
直径が凍結缶の内径とほぼ等しい天球状の半球形をした
成形具(2)を凍結缶に挿入し、成形具を回転させなが
ら徐々に降下して半凍結状態の原料溶液の凍結缶に接し
ている部分を削り取り、成形具の天球の形に応じて変形
するよう(IC)にして行き、成形具と円筒状凍結缶の
底部との間で球状空隙を造るようにして半凍結状態の原
料溶液を球状に成形する(ID)。
半凍結状態の原料溶液が球状となったら成形具を上昇さ
せ(IE)、所望によりスティック(6)を刺す(IF
)などし、更に冷却して原料溶液を完全に凍結させて冷
菓(4)となしくIG)、凍結缶より取り出して(IH
)球状冷菓(4)を得る。
なお、スティックを用いない場合は、上からフオーク様
の針で刺して取り出したり、凍結缶を逆さにして取り出
したりする。
成形具は、天球状の半球形をなし、凍結缶に挿入したと
き凍結缶底部の半球との間に球状の空間をなすようにな
っており、半凍結状態の原料溶液の入った凍結缶に挿入
したとき、半凍結状態の原料溶液の凍結缶に接している
部分を削り取り、成形具の天球の形に応じて変形し、凍
結缶底部の半球との間の空間で球状に成形する機構をし
ている必要がある。
このためには、成形具は例えば第2図に示すように凍結
缶の内径とほぼ等しい径をし、凍結缶底部の半球形の半
径より高い高さの円盤の底面に、円盤の直径を直径とす
る半球形の凹陥部を天球状に設け、なおかつ円盤周壁の
天頂部の高さに相当する部分の近辺を頂点として円盤周
壁下辺に行くにしたがい広がるように、しかも円盤周壁
から半球形凹陥部に達する扇形の切り込み(7)を設け
、その切り込みは図2Bに断面を示すように円盤周壁の
稜線部(9)は薄く半球形凹陥部分(10)に行くに従
い徐々に厚くなった刃物状をしている成形具を用いるの
が望ましい。このような成形具を円盤の中心に設けられ
た回転軸(8)により回転させながら凍結缶に挿入して
行くと刃物状の切り込みが凍結缶に接して凍結している
原料溶液を削り取り、削り取られた部分を半球形凹陥部
へ送るため半凍結状態の原料溶液は球形に成形される。
このとき半球形凹陥部の頂点から円盤周壁に達する脱気
溝(11)を設け、凹陥部にたまる空気な脱気するよう
にするのがよい。
なお、成形具は、右又は左の一方向のみに回転してもよ
く、左右に回転してもよい。左右に回転する場合は、切
り込みの左右の稜線のいずれも刃物状とする必要がある
発明の効果 本発明では原料溶液が半凍結状のとき成形するので第1
図ICにおけるように成形具で凍結缶に接している凍結
した原料溶液を冷凍缶の壁面からはがし、球状にすると
き加圧成形と異なり強い力を必要とせず、比較的弱い力
で容易に成形することがてきる。
しかも、第2図に示すような刃物状の切り込みを有する
成形具を凍結缶に挿入することにより、削り屑が生じな
いで成形ができ、−表面がきれいな球状となる。その上
、成形具が凍結缶の内径と同じ径のためパリが生ずる心
配もない。
なお、この発明によれば、凍結缶の直径を任意に定め所
望の大きさの球状冷菓とすることができる。
また、半凍結状態の成形物となるためスティックなどを
容易に差し込め、冷菓を直接子で持たずに済む製品が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の詳細な説明する断面図であり、第2
図は、成形具の一例で、2’Aは全体の斜視図、2Bは
2AのλをAA面で切断したときの横断面図である。1
:凍結缶、2:成形具、3:原料溶液、3′:半凍結状
態の原料溶液、4:冷菓、5:原料溶液注入装置、6:
 スティック、7:切込み、8:回転軸、9:刃状をし
た切込みのq− 稜線、10: 半球形凹陥部分、11: 脱気溝。 lO−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、底部が半球状となった円筒状の凍結缶に原料溶
    液を注入し、凍結缶を冷却して原料溶液の凍結缶に接し
    ている部分は凍結しても中心部はまだ凍結していない半
    凍結状態となし、次いで直径が凍結缶の内径とほぼ等し
    い天球状の半球形をなした成形具を凍結缶に挿入して凍
    結缶の底部との間が球状となるようにして半凍結状態の
    原料溶液を成形して球状とし、これを凍結することを特
    徴とする球状冷菓の製造法。
  2. (2)、成形具が、凍結缶の内径とほぼ等しい直径であ
    り、凍結缶底部の半球形の半径より高い高さの円盤の底
    面に、円盤の直径を直径とする半球形の凹陥部を天球状
    に設け、なおかつ円盤周壁の凹陥部の天頂部の高さに相
    当する部分の近辺を頂点として円盤周壁下辺に行くに従
    い広がるように、しかも円盤周壁から半球形凹陥部に達
    する扇形の切り込みを設け、切り込みは円盤周壁側の稜
    線部は薄く半球形凹陥部分に行くに従い徐々に厚くなっ
    た刃物状をしていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の球状冷菓の製造法。
JP62290341A 1987-11-17 1987-11-17 球状冷菓の製造法 Expired - Lifetime JPH0797968B2 (ja)

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JP62290341A JPH0797968B2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 球状冷菓の製造法

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JPH01132338A true JPH01132338A (ja) 1989-05-24
JPH0797968B2 JPH0797968B2 (ja) 1995-10-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2182659A1 (es) * 2000-10-10 2003-03-01 Alonso Guillermo Urmeneta Molde o dispositivo para cubitos de hielo.
JP2019180343A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 ドギーマンハヤシ株式会社 愛玩動物用氷菓形成具

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JPS6291147A (ja) * 1985-08-28 1987-04-25 シエラ−・レ−ベンスミツテル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト 球形アイスクリ−ムを製造する方法並びに装置

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JPH0797968B2 (ja) 1995-10-25

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