JPH01131847A - 消音性を有するダクト - Google Patents

消音性を有するダクト

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JPH01131847A
JPH01131847A JP62289217A JP28921787A JPH01131847A JP H01131847 A JPH01131847 A JP H01131847A JP 62289217 A JP62289217 A JP 62289217A JP 28921787 A JP28921787 A JP 28921787A JP H01131847 A JPH01131847 A JP H01131847A
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JP
Japan
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duct
support member
sound
air
cylindrical
Prior art date
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Application number
JP62289217A
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English (en)
Inventor
Terumi Miyajiri
輝美 宮尻
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一上の 本発明は消音性を有するダクトに関し、特にはビル等に
おける空調源からの冷暖房用等のエアを高速、かつ、無
騒音の状態で目的とする室まで送風することが出来、し
かも小型化による省スペース化を図れるダクトに関する
ものである。
従来夏1権 一般にビル等の建築物・構造物においては建築に際して
冷暖房用等のエア送風のダクトを同時に組み付けるのが
通例であり、このダクトを各室の天井又は側壁に付設し
たエア吹出口に連結して空調源から給送されるエアを吹
き出すようにしている。
上記のダクトとしては1通常ブリキ等を素材としており
、この素材を円筒状又は角筒状に形成して適宜の連結手
段によって長大に形成したものが一般に利用されている
。尚冷暖房用のエアの温度を保持するために、上記ダク
トの周囲に保温及び・防露用の保温材を巻装されたもの
も知られている。
が  じょうとする4 1.。
しかしながら、このような従来のダクトは、単にブリキ
等の素材を円筒状又は角筒状に形成しただけのものであ
り、ダクト自体には何ら消音のための構成が施されてい
ないため、送風時に該ダクト内を通過するエアの風切音
が発生して、この風切音がエア吹出口から室内に浸入し
て騒音源になってしまうことがあるという問題点があっ
た。そのため風切音が発生しない程度に風量を下げ、か
つ。
ダクトの径長を大きくして必要な風量を確保する手段が
常用されているが、これではダクトの設置スペースが大
きくなってしまうという難点が生じる。そして従来は例
えば第7図に示した如く、ビル等の梁1に支持具2によ
って支持されたダクト3の先端部3aに、内側面に吸音
材4aが装着されて、前記梁の突出部1aに支持具5に
て支持された消音ボックス4を取付けて、天井部材6の
開口部6aに前記消音ボックス4から導出された排気管
7を連結して、エア吹出口8を形成する構造も用いられ
ている。しかしこのような構造は、別体の消音ボックス
4を各室毎に設置しなければならず作業が面倒である上
、該消音ボックス4を設置するための余分なスペースを
更に必要とするため、同図に示した天井裏・の寸法りが
大きくなってしまい、そのためビル全体の高さが大とな
って建築費が高騰してしまうという欠点がある。しかも
この消音ボックス4を設置してもダクトそのものに消音
策が構じられていないため、風切音そのものは減少せず
、高速での送風はできなかった。更に前記消音ボックス
4が経時的に劣化して、該消音ボックス4の損傷及び吸
音材4aの室内への落下が発生し易いという欠点も有し
ている。尚ダクトの周囲に保温材を巻装したものにあっ
ても、該保温材はダクトの外側に巻装されたものであっ
て、ダクト内を通過する風に対しては何の吸音作用もな
いため、上記の問題点は依然として残っている。
さらに、従来のダクトは通常ブリキ製であるため、施工
に熟練を要し、作業をマニュアル化することができなか
った。
そこで本発明はこのような従来のダクトが有している問
題点を解消して、前記送風時に風切音に起因する騒音が
発生することがなく、無騒音の状態で送り込まれるエア
の高速化を図ることが出来て、その結果ダクト自体の小
型化を可能として。
ビル内での占有スペースを減少させることができるダク
トの提供を目的とするものである。
間 点を解゛するための 本発明は上記の目的を達成するために、筒状を有するダ
クト本体と、該ダクト本体の内壁面に装填された吸音材
と、該吸音材の内側に装着された繊維状の押さえ部材と
、該繊維状の押さえ部材の内側に挿入されて、ハニカム
状の孔部が形成された筒状支持部材と、前記ダクト本体
の長手方向両端部に付設された連結用フランジとから成
るダクト構成にしである。
上記構成の本発明によれば、ダクトの内壁面に装填され
た吸音材の作用によってダクト自体が吸音性を有してい
るため、ダクトの内方にエアを送り込んだ際に風切音に
起因する騒音がハニカム状の孔部を介して前記吸音材に
吸音され、室内側のエア吹出口から冷暖房用のエアとと
もに騒音が室内に浸入することが防止される。従って単
位時間当りに給送する風量を増大させて高速で送風する
ことが可能となり、ダクトの小型化をはかつても冷暖房
に必要な風量が確保できるため、天井裏等におけるダク
トの占有スペースを小さくすることができて、配管の効
率を高め得るという作用がもたらされる。しかもダクト
自体が消音構造を有しているため施工は連結するだけで
あり、施工に熟練を要さず、作業を効率化することがで
きる。
実施例 以下図面に基づいて本発明にかかる消音性を有するダク
トの一実施例を説明する。
第1図は全体的に消音性を有するダクト11を示してお
り、このダクト11は筒状を有するダクト本体12と、
該ダクト本体12の両端部に嵌合固着された連結フラン
ジ13.14を有していて、上記連結フランジ13.1
4を図外の他のダクトの同様な連結フランジに順次連結
することによって長大な送風ダクトを形成することが出
来る。即ち一方側の連結フランジ13には孔部13aが
複数個穿設されているとともに鍔部13bが付設されて
おり、他方側の連結フランジ14には孔部14aが同様
に複数個穿設されていて、この連結フランジ14を隣接
する他のダクトの連結フランジ13に付設された前記鍔
部13b内に嵌合して、孔部13a、14aをビス等の
連結具を用いて相互に連結することによって長大な送風
ダクトを構成することができる。そして5図示の如き直
線状のもの及び所定の角度でカーブしたコーナ一部のも
のを各種の長さ、径のものを揃えてユニット化しておき
、連結をする作業のみにて所望の送風ダクトのラインを
自在に形成し得るものである。
第2図は上記ダクト本体12の内部構造を示す断面図で
あって、ダクト本体12の内壁面12aに吸音材15が
装填されている。この吸音材15は特殊繊維又はスポン
ジ状部材もしくは石綿、ガラスウールその他の吸音材と
して適する各種素材の中から選択された適宜の吸音材を
用いることが出来る。この吸音材15の内側には繊維状
の押さえ部材16が装着されていて、更に該押さえ部材
16の内側に筒状の支持部材17が挿入されている。こ
の支持部材17にはハニカム状の孔部18が多数個穿設
されている。前記押さえ部材16は。
経時使用による上記の孔部18を介しての吸音材15の
空中への放散を防止するためのものである。
そしてかかるダクト12の構造においては前記各部材を
エアの送風方向に対して風切音の発生源となる障害とな
らないように突出した段差を設けないように構成するも
のである。
19.20は前記ダクト本体12と支持部材17の各分
割部分を接合するための連結具であって、第3図、第4
図に示した如く前記ダクト本体12の上半体12cが挟
持されるU字溝19aと、ダクト本体12の下半体12
dが挟持される嵌合部19bとを有していて、ダクト本
体12の長平方向に沿って接合可能な連結具構造を有し
ている。
第5図は上記のダクト本体12の内部構造を、組み付は
順序に従って図示した分解斜視図であり、連結具20に
よって筒状に形成された支持部材17の周囲に繊維状の
押さえ部材16を装着し、更にこの押さえ部材16の周
囲に吸音材15を装填した後、最外側にダクト本体12
を装着してこのダクト本体12の長平方向に沿う開口部
12bに連結具19を嵌着し、更に該ダクト本体12の
両端部に第1図に示す連結フランジ13.14を嵌合同
着することによって消音性を有するダクト11が完成す
る。
かかる構成によれば、ダクト11の内方を冷暖房用のエ
アが通過すると、支持部材17に形成されたハニカム状
の孔部18を介しての吸音材15の吸音作用によって、
風切り音等の騒音が効率良く吸収されて、室内へ騒音が
浸入することが防止される。そのため、エアの送風を無
騒音の状態で高速化することでき、その結果ダクトを小
型化することが可能となり、省スペース化を図れる。
第6図はこのようにして得られたダクト11の使用態様
を示すものであって、図示の如くビル等の梁1に支持具
2を用いてダクト11の中途部を支持し、該ダクト11
の先端部11aを前記梁の突出部1aに支持具5にて支
持させつつ下方に折り曲げて、天井部材6の開口部6a
に連結して、エア吹出口8を構成した状態を示している
。このような取り付は構造によれば、ダクトll自体が
消音性を有しているので、従来のように別体の消音ボッ
クスを各室毎に設置する必要がなく、従って消音ボック
スを設置するためのスペースが不要となって、同図に示
した天井裏の寸法Qを従来の同様な寸法L(第7図)に
比してはるかに縮小することが可能になるという作用が
得られる。
発明の効果 以上詳細に説明した如く本発明にかかる消音性を有する
ダクトは、筒状を有するダクト本体と。
該ダクト本体の内壁面に装填された吸音材と、該吸音材
の内側に装着された繊維状の押さえ部材と、該繊維状の
押さえ部材の内側に挿入されて、ハニカム状の孔部が形
成された筒状支持部材と、前記ダクト本体の長手方向両
端部に付設された連結用フランジとから成る構成にした
ので、以下に記す作用効果がもたらされる。
■消音化が図れること。
即ちダクト本体が消音性を有しているので1通過するエ
アの風切音がダクト内で吸収されて、送風時の風切音が
エア吹出口から室内に浸入することがない。
■高速化が図れること。
消音化ができたため、従来風切音が大きすぎて実現でき
なかった送風を高速化することができて送風時の風量を
増大させることが可能となる。
■小型化が図れること 高速で送風できるため、ダクトの小型化をしても充分な
風量を得ることができる。
■省スペース化が図れること。
小型化できて、ダクトの径長を必要以上に大きくしなく
とも良いので、天井裏等におけるダクトの設置スペース
を小さくすることができて、ビル全体の高さを下げて建
築費を低廉にすることが可能になる。即ち、ビル等にお
いて主としてダクトの設置スペースによって決定される
天井裏の高さをIWl当り一定量省略することができ、
部屋の高さを変えずに、ビル全体の高さを低くすること
ができて、コストを低廉化でき、又従来と同じ高さで階
数を多くすることができる。
■施工の効率化が図れること ダクト自体が消音化されているため、ダクトの取付施工
時に外側から保温材、防露材等を巻装する必要がなく、
又ダクト自体が部品化しているため、必要なものを連結
すればよいのみであり、取付作業が極めて容易であり、
かつ、施工に熟練を要さず1作業の効率化をはかれる利
点がある。
■配管の効率化が図れること。
ダクト自体を消音化したため、そのまま部屋の吹出口に
連結できて、従来の如く天井裏に吹出口毎に設置してい
た消音ボックスを必要としないため、ダクトの配管ライ
ンそのものを効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる消音性を有するダクトの一実施
例を示す外観図、第2図は第1図の■−■線に沿う断面
図、第3図は連結具の一例を示す斜視図、第4図は上記
連結具の使用例を示す要部断面図、第5図は本発明にか
かるダクトの構造を示す分解斜視図、第6図は上記ダク
トの使用例を示す要部断面図、第7図は従来のダクトの
使用例を示す要部断面図である。 l・・・梁        2,5・・・支持具6・・
・天井部材     6a・・・開口部8・・・エア吹
出口    11・・・ダクト12・・・ダクト本体 
  12a・・・内壁面13.14・・・連結フランジ 13a、14a−孔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 筒状を有するダクト本体と、該ダクト本体の内壁面に装
    填された吸音材と、該吸音材の内側に装着された繊維状
    の押さえ部材と、該繊維状の押さえ部材の内側に挿入さ
    れて、ハニカム状の孔部が形成された筒状支持部材と、
    前記ダクト本体の長手方向両端部に付設された連結用フ
    ランジとから成ることを特徴とする消音性を有するダク
    ト。
JP62289217A 1987-11-16 1987-11-16 消音性を有するダクト Pending JPH01131847A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03168561A (ja) * 1989-11-28 1991-07-22 Yamaha Corp 空調ダクト
JPH06101902A (ja) * 1992-09-17 1994-04-12 Sanbetsuku Kk 消音ダクト
EP1843107A1 (en) * 2006-04-04 2007-10-10 Gianluca Menozzi Sound-proofing device and method for constructing it

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