JPH0113063B2 - - Google Patents

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JPH0113063B2
JPH0113063B2 JP55057070A JP5707080A JPH0113063B2 JP H0113063 B2 JPH0113063 B2 JP H0113063B2 JP 55057070 A JP55057070 A JP 55057070A JP 5707080 A JP5707080 A JP 5707080A JP H0113063 B2 JPH0113063 B2 JP H0113063B2
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JP
Japan
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reaction
magazine
reaction vessel
sample
reagent
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JP55057070A
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English (en)
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JPS56154664A (en
Inventor
Masahiko Sakurada
Nagahiro Atomachi
Ryoichi Orimo
Taiichi Sakano
Sugio Mabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP5707080A priority Critical patent/JPS56154664A/ja
Publication of JPS56154664A publication Critical patent/JPS56154664A/ja
Publication of JPH0113063B2 publication Critical patent/JPH0113063B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/02Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
    • G01N35/021Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations having a flexible chain, e.g. "cartridge belt", conveyor for reaction cells or cuvettes

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動化学分析装置における駆動制御方
法、特に反応容器保持部移送ライン上の反応容器
供給位置に反応容器保持部移送装置により順次移
送される反応容器保持部へ、多数の反応容器を収
納し得る反応容器供給装置により反応容器を順次
供給し、反応容器を保持した反応容器保持部が反
応容器保持部移送ライン上の試料分注位置に位置
するときに試料分注装置を駆動して試料を反応容
器へ分注し、反応容器が反応容器保持部移送ライ
ン上の試薬分注位置に位置するときに試薬分注装
置を駆動して所定の試薬を分注し、試料と試薬と
を含む検液を測定装置により測定して所定の分析
を行なうようにした自動化学分析装置において、
反応容器供給装置、試料分注装置、試薬分注装
置、測定装置の駆動を制御する方法に関するもの
である。
このような自動化学分析装置においては、反応
容器供給装置に収納された反応容器を次々に反応
容器保持部に供給しているが、反応容器供給装置
に反応容器が無くなつたときには、何らかの手段
によつてこれを検出し、各部の動作を停止させる
必要がある。例えば反応容器がなくなつたのを検
出して分析装置全体の動作を停止させることも考
えられるが、これでは既に供給した反応容器に対
して行なう各種の動作も停止してしまい好ましく
ない。すなわち既に試料を分注したり、試薬を分
注したりした反応容器に対しては分析動作が行な
われなくなつてしまう。
本発明の目的はこのような不都合を解消し、反
応容器供給装置に反応容器がなくなつたことを検
知し、既に供給されている反応容器に対する分析
動作はそのまま変更せずに継続させ、空となつた
反応容器保持部に有るべき反応容器に対する動作
を中断させ、新たな反応容器を反応容器供給装置
にセツトすることにより直ちに分析動作を再開で
きるようにし、効率の良い分析を行なうことがで
きるようにした自動化学分析装置における駆動制
御方法を提供しようとするものである。
本発明は、反応容器供給装置に3つの検出装置
を設け、これらの検出装置の総てから検出信号が
出力されるときは、反応容器保持部移送装置の動
作は変更せずに、試料分注装置、試薬分注装置お
よび測定装置の動作をそれぞれ所定のタイミング
で中断させるとともに、これら検出装置の検出信
号で反応容器供給装置の動作を制御することを特
徴とするものである。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の駆動制御方法を適用するのに
好適な自動分析装置の原理的構成を示す線図であ
る。本例の装置はバツヂプロセスを採用するデイ
スクリート方式で、しかも多項目の分析を順次連
続して行なうシーケンシヤルマルチ方式の自動分
析装置である。それぞれ分析すべき試料を収容し
た試料容器1は例えばスネークチエイン状の試料
容器保持部に保持され、試料容器保持部移送装置
3により矢印A方向に間欠的に移送される。試料
容器1内に収容された試料は、分析項目数に応じ
所定の試料吸引位置Bにおいて順次試料分注装置
4により所定量吸引され、試料分注位置Cで反応
容器であるキユベツト内に希釈液5と共に分注さ
れる。キユベツト6はキユベツト保持部7に保持
されながら、反応容器保持部移送装置8により矢
印Dで示すように反応容器保持部移送ライン、す
なわち反応ラインに沿つて、例えば1ステツプ6
秒で間欠的に移送される。また、このキユベツト
6はキユベツト供給装置9により、順次反応ライ
ン上の反応容器供給位置Eにあるキユベツト保持
部7に供給する。試料の分注を受けたキユベツト
6は更に数ステツプ移送し、反応ライン上の所定
の試薬分注位置Fにおいて該キユベツト6に試薬
分注装置10により希釈液11と共に分析項目に
応じた試薬を分注する。分析に必要な試薬は、そ
れぞれ試薬容器121〜12o内に収容し、両矢印
Gで示す方向に移動可能な試薬容器移送機構13
に保持して、所定の試薬吸引位置Hにおいて試薬
分注装置10により分析項目に応じた試薬が吸引
されるよう構成する。試料と試薬との撹拌は、例
えば試薬分注装置10により試薬と希釈液とを適
当な流速でキユベツト6内に吐出することにより
十分に行なうことができる。このようにして試薬
の分注を受けたキユベツト6を、反応ラインB上
の所定の複数箇所、例えば試薬分注位置Fから12
秒、24秒、36秒および60秒後の位置、すなわち試
薬の分注を受けたキユベツト6が2、4、6およ
び10ステツプ移動する位置の4箇所にそれぞれ設
けた光源と受光素子とより成る光電比色計14〜
17により測光し、当該キユベツト6内の検液の
反応状態を監視する。
反応状態の監視は、特に酵素反応の測定に重要
なことである。すなわち酸素反応測定において
は、NADH/NADレベル対時間の直線部分で測
定しなければ正確な反応速度を求めることはでき
ない。第2図は代表的な反応曲線を示す線図で、
縦軸は吸光度(O.D)を横軸は試薬を添加してか
らの反応時間(t)を表わしている。第2図にお
いて、領域aは検液の加熱時間や撹拌等による反
応の遅れ部分(ラグフエーズ)を表わし、領域b
は反応速度を確実に測定できる直線部分(リニア
フエーズ)を表わす。また領域cは試薬(基質)
あるいは試料中の成分が消耗した部分(エンドポ
イント)を表わし、この範囲での測定は誤つた低
値を示すことになる。リニアフエーズbの時間
は、基質濃度や反応総液量を調整することによつ
て適当に変えることができるが、その調整は破線
で示す反応速度の速い検液および遅い検液であつ
ても、殆んどの検液に対して光電比色計14〜1
7(第1図参照)の位置でラグフエーズaの終
点、すなわち光電比色計14〜17において吸光
度変化が検出されるようにする。好適には、リニ
アフエーズbの時間を正常な検液で1〜2分、ラ
グフエーズaの終点を決定する吸光度変化を、最
も反応が遅い検液に対して試薬添加から12秒間
(光電比色計14の位置)で最低0.05となるよう
に、基質濃度および反応総液量を設定する。この
ように設定することにより、順次に搬送される検
液のラグフエーズを光電比色計14〜17におい
てほぼ完全にモニターすることができる。なお、
光電比色計14〜17はラグフエーズaのみなら
ず、リニアフエーズbをもモニターするものであ
る。すなわち光電比色計14〜17の1つでラグ
フエーズの終点が検出された検液は、その比色計
よりも後方に位置する別の比色計により検液がリ
ニアフエーズにある間に測光された後、キユベツ
ト6ごと廃棄する。
上述した試料容器保持部移送装置3、試料分注
装置4、反応容器保持部移送装置8、反応容器供
給装置9、試薬分注装置10、試薬容器移送装置
13の動作は機構制御装置18により制御され、
比色計14〜17の測光データはデータ演算装置
19において処理される。さらにこれら機構制御
装置18およびデータ演算装置は中央情報処理装
置20により制御される。中央情報処理装置20
には入力装置21により外部から情報を入力でき
ると共に分析結果等の出力情報は出力装置22に
より出力することができる。
本発明の駆動制御方法は、反応容器供給装置9
に反応容器6がセツトされているか否かを検出
し、セツトされていないときに、本来ここで反応
容器保持部7′に装填されるべき反応容器に対し
て行なうべきタイミングにおける試料容器移送装
置3、試料分注装置4、反応容器供給装置9、試
薬分注装置10、試薬容器移送装置13、測光部
14〜17および測光データ演算装置19の動作
を中断するようにしたものである。このために反
応容器供給装置9に反応容器を検出する反応容器
検出装置23を設け、反応容器の有無を表わす情
報を機構制御装置18を介して中央情報処理装置
20へ供給する。
第1図において反応容器供給位置Eにおいて反
応容器保持部7′に供給すべき反応容器が反応容
器供給装置9に無いことを反応容器検出装置23
が検出したときは、その情報は機構制御装置18
に送られ、さらにここから中央情報処理装置20
へ送られる。この中央情報処理装置20はこの情
報を受け、予じめ設定されているプログラムにし
たがつて各部の動作を次のように制御する。
(a) 反応容器供給装置9の動作は直ちに中断する
が反応容器保持部移送装置8の動作は何ら変更
しない。
(b) 当該反応容器保持部7′が試料分注位置Cに
来るまでは試料容器保持部移送装置3および試
料分注装置4の動作は変更しない。
(c) 前記の反応容器がセツトされていない反応容
器保持部7′が試料分注位置Cに達するときに
試料容器保持部移送装置3および試料分注装置
4の動作を中断する。
(d) 空の反応容器保持部7′が試薬分注位置Fに
達するときに試薬分注装置10および試薬容器
移送装置13の動作を中断する。
(e) 空の反応容器保持部7′が比色計14〜17
の位置に達したときに、これら比色計の動作お
よびデータ演算装置19の動作を中断する。
(f) 反応容器保持部7から反応容器6を廃棄する
装置を用いる場合には、空の反応容器保持部
7′がこの廃棄位置に達したときにこの廃棄装
置の動作を中断する。
(g) 反応容器供給装置9に新たな反応容器がセツ
トされたことが検出されると、試料容器保持部
移送装置3および反応容器供給装置9の動作を
直ちに再開するが、試料分注装置4、試薬分注
装置10、比色計14〜17およびデータ演算
装置19は新たな反応容器6がそれぞれ所定の
位置に達したときに再び動作を開始させる。
このように各部の動作を、反応容器が反応容器
供給装置9に装填されていないことを検出するこ
とにより制御することにより、各部の無駄な動作
を省くことができる。また、反応容器保持部移送
装置8の動作は何ら変更しないので、既に分注し
た試料と検液との対応関係には何ら影響がなく、
制御プログラムが複雑にならないと共に分析の信
頼度が向上する。さらに反応容器供給装置9に新
たな反応容器6をセツトすると、分析装置の各部
を自動的に所定のタイミングで始動させることが
できるので、分析効率は高くなる。
さらに第1図に示す例では、反応容器保持部7
に正しく反応容器6がセツトされたか否かを検出
する検出装置24が設けられているが、この情報
を用いて次のような制御を行なうことができる。
(a) 反応容器供給装置9には反応容器6が残つて
いるにも拘らず、検出装置24が反応容器6を
検出しないときは、反応容器供給装置9に異常
がありと看做して、以後の反応容器の供給や、
それに対応した各部の動作はそれぞれ所定のタ
イミングで停止する。しかし、既に分注した試
料についての分析は続行する。
(b) 反応容器供給装置9に反応容器が無いことが
検出された後に反応容器保持部7に反応容器が
装填されていないことを検出したときは上述し
たように各部の動作をそれぞれ所定のタイミン
グで停止する。したがつて新たな反応容器が再
セツトされたときには検出装置24が反応容器
を検出しなくても(所定のピツチ数だけ)、各
部の動作には変更を与えない。
第3図は上述した反応容器であるキユベツト6
を配列収納したマガジン30を示すものである。
本例のキユベツト6はほぼ箱状のものである。こ
のマガジン内への収納は使用者が行なうものでは
なく、使用者はキユベツト6の収納されたマガジ
ンを入手することができる。したがつて、キユベ
ツト6に傷や指紋が付く恐れはない。マガジン3
0は合成樹脂の成形品または金属製とすることが
でき、本例ではその中に矢印Xで示す横方向に10
個、これと垂直な矢印Yで示す縦方向にも10個、
合計で100個のキユベツト6を配列収納してある。
マガジン30の一方の側壁31aの一端にキユベ
ツト6の厚さにほぼ等しい幅を有する出口31b
を形成する。キユベツト6がこの出口31bから
正しい姿勢で排出されるように幅の狭い前側壁3
1aの出力31bと隣接する部分に弾力性を有す
る突片31cを形成する。マガジン30にはさら
に上壁31dから後側壁31eまで延在する3本
の溝31fを形成する。さらにキユベツト配列体
と後側壁31eとの間には押板32を介在させ、
後述するようにこの押板32を矢印Y方向に移送
させることによりキユベツト配列体をY方向へ同
時に移動できるようになつている。さらに側壁3
1aの右端には切欠き31gを形成し、マガジン
30を反応容器供給装置9に装填するときに、装
置の凸起が切欠き31gに嵌合するようにして、
逆挿入を防止する。
第4図および第5図は上述したマガジン30内
に収納したキユベツト6を一個づつ反応容器保持
部移送装置8の順次の反応容器保持部7を構成す
る切欠きに順次に装填するための反応容器供給装
置の一例の構成を示すものであり、第4図は平面
図、第5図は断面図である。ターンテーブル状の
反応容器保持部移送装置8は第4図において矢印
Dで示すように反時計方向に所方のピツチで回動
するものであり、その周縁には多数の切欠きより
成る反応容器保持部7が等間隔で形成されてい
る。
反応容器供給装置は基板40を具え、第5図に
示すようにこの基板の底面にはマガジン収納部4
1が固着されている。マガジン収納部41内には
マガジン受け42を上下方向に移動自在に配置
し、このマガジン受け42はプーリー43に掛け
渡したワイヤ44の一端を固着し、このワイヤの
他端は円筒状ガイド45内に移動自在に配置した
錘り46に固着する。ガイド45にはリニアベア
リング47を介してマガジン受け42を支持させ
る。したがつてマガジン受け42は常に上方に偏
倚されることになる。マガジン収納部41内には
第3図に示すように多数のキユベツト6を収納し
たマガジン30を複数個装填することができる。
マガジン収納部41の上方の基板40にはマガ
ジンが通過する第1の開口40aを形成する。基
板40の上面にはこの第1開口40aを挾むよう
に一対のL字状のレバー48および49をそれぞ
れ軸48aおよび49aを中心として回動自在に
設ける。これらレバー48および49にはリング
状のストツパ50および51をそれぞれ軸50a
および51aにより取付けると共に後述するよう
にこれらレバーを回動させるためのローラ52お
よび53を軸52aおよび53aにより取付け
る。さらにこれらレバー48および49の遊端に
は係合突片48bおよび49bを形成する。基板
40の第1開口40aの側方にはさらにL字状の
支柱54および55を設け、これら支柱の先端に
ストツパ54aおよび55aを取付ける。
基板40にはさらにマガジンが通過する第2の
開口40bを形成する。この第2開口40bの側
方には一対のマガジン受けレバー56および57
をそれぞれ軸56aおよび57aを中心として回
動するように設ける。これらのレバー56および
57の遊端近傍にはピン56bおよび57bをそ
れぞれ植設し、これらのピンと前記レバー48お
よび49の係合突片48bおよび49bと係合さ
せる。レバー56および57にはさらにピン56
cおよび57cを植設し、これらのピンを、第4
図の平面に平行に延在する軸58aおよび59a
を中心として回動するレバー58および59の突
片と係合させる。これらのレバー48,49,5
6,57,58および59にはそれぞればねを取
付け、実線で示す位置になるように偏倚する。押
しレバー58および59は、レバー56および5
7が仮想線で示すように変位するとき、第4図に
示す平面に対して垂直な面内で回動するものであ
る。
基板40には第1および第2の開口40aおよ
び40bの上方を延在する2本のガイド軸60a
および60bを脚部61aおよび61bを介して
固着する。これら一対のガイド軸60aおよび6
0bには第1のスライダ62をリニアベアリング
を介して摺動自在に設け、この第1スライダ62
にはワイヤ63の一端を固着し、このワイヤを脚
部61aに取付けたプーリ64、モータ65の駆
動軸に取付けたプーリ66および脚部61bに取
付けたプーリ67に掛け渡し、他端を同じくスラ
イダ62に固着する。したがつてモータ65を可
逆回転させることによつてスライダ62をガイド
軸60aおよび60bに沿つてY方向に往復移動
できるようになつている。この移動は、第1の開
口40aの上方に位置するマガジン30を第2の
開口40bの上方の装填位置まで移動させると共
にマガジン30内のキユベツト6をY方向に送る
ためのものである。このため、第5図に示すよう
にスライダ62の下方にはマガジン30に形成し
た溝31f内に侵入し得る3本のアーム62aを
取付ける。
基板40にはさらに、第2の開口40bの側縁
に沿い、ガイド軸60aおよび60bに対して直
交する方向に延在する一対のガイド軸68aおよ
び68bを脚部69aおよび69bを介して取付
ける。このガイド軸にはスライダ70を摺動自在
に設け、ワイヤ71の一端をこのスライダ70に
固着すると共にこのワイヤ71を脚部69aに設
けたプーリ72、モータ73の駆動軸に取付けた
プーリ74および脚部69bに取付けたプーリ7
5に掛け渡し、他端をスライダ70に固着する。
したがつてモータ73を正逆転させることにより
スライダ70をガイド軸68a,68bに沿つて
X方向に移動させることができ、これによりマガ
ジン30内からキユベツト6を1個づつ反応容器
保持部7を構成する切欠き内に装填することがで
きる。このためにスライダ70にはピン70aを
設け、その先端に押し爪70bを固着し、ピン7
0aにはコイルバネ70cを挿入し、この押し爪
70bによつて一番端のキユベツト6の側壁を押
すことができるようにする。
ガイド軸68bと脚部69aとの間にはコイル
バネ76を介挿すると共に脚部69bに対しては
摺動自在とするため、ガイド軸68a,68bは
第4図の平面において右方へ偏倚される。また第
5図に示すようにスライダ70はガイド軸68a
にはリニアベアリングを介して摺動自在に挿入さ
れているが、ガイド軸68bにはコイルバネ77
およびボール78により摩擦係合している。した
がつてスライダ70とガイド軸68bとは或る範
囲に亘つては一緒に移動するようになつている。
このガイド軸68bの他端にはL字状のレール受
け79を固着し、このレール受けにはキユベツト
6の厚みにほぼ等しい幅の凹所を有するガイドレ
ール80を固着する。このガイドレールはガイド
ローラ81a〜81dにより案内され、X方向に
僅かに往復動する。ガイドレール80の先端付近
には先端にあるキユベツト6を押える押えバネ8
2を取付ける。
次に本例装置の動作を説明する。今説明の便宜
上マガジン収納部41内には数個のマガジン30
が装填されており、最上位置にあるマガジンの上
面は実線位置にあるレバー48,49に取付けた
ストツパ50および51と係合しているものとす
る。また第2開口40bの上方にはマガジン30
が位置しており、実線位置にあるレバー56およ
び57により支えられ下方には落下しないように
なつている。すなわちこのマガジン30はキユベ
ツト装填位置にあり、その内に収納したキユベツ
ト6を順次に切欠き7内に挿入できるようになつ
ている。すなわち、モータ73を正転させること
によりワイヤ71は第4図において時計方向に動
き、これに伴なつてスライダ70はX方向に動
く。このときガイド軸68bもX方向に動き、し
たがつてレール受け79およびガイドレール80
もX方向へ動く。この際キユベツト列(第4図に
おいて、一番上方に水平方向に配列されているキ
ユベツト)もX方向へ動く。次にガイド軸68b
の右端のナツト68cが脚部69aに当接すると
ガイド軸68bは最早や移動せず、スライダ70
のみがX方向に動く。これによりキユベツト列は
さらにX方向に押出され、左端のキユベツトはガ
イドレール80から外れ、反応容器保持部移速装
置8の切欠き7内に挿入される。キユベツト6に
は弾性突条が形成されているため切欠き7内に弾
性的に嵌合されることになる。次にモータ73を
逆転させると、スライダ70およびガイド軸68
bは共にX方向において反対方向に戻り、レール
受け79を脚部69bに当接させる。この間スラ
イダ70の押し爪70bはキユベツトと当接した
ままである。以上の動作を繰返し行なつて順次の
キユベツト6を切欠き7内に挿入することができ
る。一番上側のキユベツト列の挿入が終了した
ら、モータ73を逆転させ、スライダ70を右端
位置へ戻す。次にモータ65を所定量正転させ、
ワイヤ63を反時計方向に回動させ、スライダ6
2をY方向へ所定ピツチ(キユベツトの厚さに等
しい)だけ移動させる。これによりマガジン31
内のキユベツト6は押し板32により押され、第
5図において上方へ移動する。
このようにしてキユベツト装填位置にあるマガ
ジン30内のキユベツト6をすべて反応容器保持
部7内に装填した後、モータ65を逆転させ、ス
ライダ62をY方向において反対方向に移動させ
る。この移動の最後において、スライダ62がレ
バー48および49のローラ52および53に当
接し、これを押すので、これらレバーは仮想線で
示すように回動する。この回動によりリング50
および51がマガジンから外れ、マガジン収納部
41にある一番上方のマガジンが錘り46の作用
により上方へ移動し、ストツパ54aおよび55
aに当接する。一方アーム48および49が回動
すると、突片48bとピン56bおよび57bと
の係合によりレバー56および57が回動し、第
2の開口40b上方にある空のマガジン30はこ
の開口を経て落下し、装填位置から排出される。
この排出動作を助けるために、アーム56および
57の回動と連動して押しレバー58および59
が回動し、マガジンを下方へ押し下げる。
次にモータ65を正転させるとスライダ62は
第4図において上方へ移動し、レバー48,4
9,56,57,58および59は実線の位置に
復帰する。このように新さなマガジン30をキユ
ベツト装填位置に移送することができる。
本例においては反応容器検出装置23は、第6
図に示すように3個のマイクロスイツチ23a,
23bおよび23cと、これらマイクロスイツチ
の出力の論理積を作るANDゲート23dより構
成されている。第1のマイクロスイツチ23aは
第4図に示すようにマガジン30の検出を行なう
ものであり、マガジンがストツクされている間は
出力信号は発生しないが、最後のマガジン30が
キユベツト装填位置に移されると、アクチエータ
が駆動され出力信号が発生する。また第2のマイ
クロスイツチ23bはY方向に移動するスライダ
62が第4図において最上方位置に達するときに
駆動されて出力信号を発生するような位置に配置
する。最後の第3のマイクロスイツチ23cはX
方向に移動するスライダ70が第4図において最
左端位置に達するときに駆動されて出力方向を発
生するような位置に配置する。
したがつて、マガジン30がマガジン収納部4
1内に収納されている間はマイクロスイツチ23
b,23cが駆動されて出力信号が発生しても
ANDゲート23dは出力を発生しないので分析
装置の全体の動作は何ら変化がない。一方、最後
のマガジン30がキユベツト装填位置に移された
後、第2マイクロスイツチ23bがスライダ62
により駆動され、さらに第3マイクロスイツチ2
3cがスライダ70により駆動されると、第1〜
第3のマイクロスイツチ23a,23b,23c
はすべて出力信号を発生するので、ANDゲート
23dの出力は高論理レベルとなり、中央情報処
理装置20は機構制御装置18を介してこの情報
を受け、上述したように各部を動作させる。次に
オペレータがマガジン収納部41に新たなマガジ
ン30をセツトすると、第1マイクロスイツチ2
3aの出力は無くなり、ANDゲート23dの出
力も無くなる。中央情報処理装置20はこの情報
を受け、各部の動作を上述したように再開させ
る。
本発明は上述した例にのみ限定されるものでは
なく、幾多の変更、変形が可能である。例えば本
発明を適用すべき自動化学分析装置は上述した形
式のものに限定されず、種々の形式の分析装置に
適用できること勿論である。また反応容器検出装
置はマイクロスイツチを以つて構成したが、光電
的スイツチとすることもできる。また、反応容器
供給装置も上述した例にのみ限定されず、選択的
に反応容器を反応容器保持部へ供給できるもので
あればどのような構成のものでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による駆動制御方法を適用する
のに好適な自動化学分析装置の一例の構成を線図
的に示す図、第2図は代表的な反応曲線を示す
図、第3図は反応容器供給装置に用いる反応容器
マガジンを示す斜視図、第4図は第3図に示すマ
ガジンを用いる反応容器供給装置の一例の構成を
示す平面図、第5図は同じくその断面図、第6図
は反応容器検出装置の一例の構成を示す回路図で
ある。 1……試料容器、2……試料容器保持部、3…
…試料容器保持部移送装置、4……試料分注装
置、6……反応容器、7……反応容器保持部、8
……反応容器保持部移送装置、9……反応容器供
給装置、10……試薬分注装置、14〜17……
光電比色計、18……機構制御装置、19……デ
ータ演算装置、20……中央情報処理装置、23
……反応容器検出装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 反応容器保持部移送ライン上の反応容器供給
    位置に反応容器保持部移送装置により順次移送さ
    れる反応容器保持部へ、多数の反応容器を収納し
    得る反応容器供給装置により反応容器を順次供給
    し、反応容器を保持した反応容器保持部が反応容
    器保持部移送ライン上の試料分注位置に位置する
    ときに試料分注装置を駆動して試料を反応容器へ
    分注し、反応容器が反応容器保持部移送ライン上
    の試薬分注位置に位置するときに試薬分注装置を
    駆動して所定の試薬を分注し、試料と試薬とを含
    む検液を測定装置により測定して所定の分析を行
    なうようにした自動化学分析装置において、前記
    反応容器供給装置には、各々が多数の反応容器を
    縦横に配列して収納する複数のマガジンを保持す
    るマガジン収納部と、これらのマガジンを1個づ
    つ反応容器供給位置に移送し、反応容器を総て排
    出して空となつたマガジンを反応容器供給位置か
    ら排出するマガジン移送装置と、前記反応容器供
    給位置にあるマガジンから反応容器を1個づつ排
    出して反応容器供給位置にある反応容器保持部へ
    移送する反応容器移送装置とを具え、前記マガジ
    ン収納部に収納されているマガジンが無いことを
    検出する第1の検出装置と、前記反応容器供給位
    置にあるマガジン内に残存する反応容器が最後の
    1列となつたことを検出する第2の検出装置と、
    当該マガジン内の1列の反応容器が総て排出され
    たことを検出する第3の検出装置とを具え、これ
    ら第1、第2および第3の検出装置の総てから検
    出信号が出力されるときに反応容器保持部移送装
    置の動作は変更せずに、試料分注装置、試薬分注
    装置および測定装置の動作をそれぞれ所定のタイ
    ミングで中断させるとともに前記第1、第2およ
    び第3の検出装置の検出信号で反応容器供給装置
    の動作を制御することを特徴とする自動化学分析
    装置における駆動制御方法。
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JPS5418158A (en) * 1977-07-11 1979-02-09 Hitachi Metals Ltd Cleaning method and cleaning device

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