JPH01129992A - 合金電気めっき鋼板の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

合金電気めっき鋼板の製造方法およびその製造装置

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JPH01129992A
JPH01129992A JP28685887A JP28685887A JPH01129992A JP H01129992 A JPH01129992 A JP H01129992A JP 28685887 A JP28685887 A JP 28685887A JP 28685887 A JP28685887 A JP 28685887A JP H01129992 A JPH01129992 A JP H01129992A
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JP
Japan
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steel sheet
plating solution
plating
alloy
sides
Prior art date
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Pending
Application number
JP28685887A
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English (en)
Inventor
Kazuo Sato
一雄 佐藤
Seiji Ban
伴 誠二
Takeshi Tanaka
毅 田中
Atsuo Wada
和田 厚生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は合金電気めっき鋼板の製造方法およびその製造
装置に関し、さらに詳しくは、めっき層中の合金組成を
精度よく得る合金電気めっき鋼板の製造方法およびその
製造装置に関する。
[従来技術] 一般に、合金めっき鋼板におけるめっき層中の合金成分
組成は、めっき時のめっき液組成、めっき液pH,めっ
き液温度、めっき電流密度等の影響を受けると共に、め
っき液とめっきされる鋼板間の相対速度の影響を受ける
この理由は次のように考えられる。
■例えば、亜鉛−鉄合金電気めっきにおいては、電気め
っき時の鋼板近傍には鉄イオン濃度の高い領域が形成さ
れ、亜鉛イオンの鋼板への電着を抑制しており、この領
域はめっき液と鋼板との相対速度が大きい程薄くなり、
従って、相対速度が大きい程鋼板への亜鉛イオンの侵入
が容易となり、合金めっき層中の亜鉛濃度が高くなる。
■鋼板に電気めっきを行う際、アノード電極およびめっ
き中の鋼板からガスが発生するが、鋼板を水平パス方式
でめっきする際、鋼板のおもて面に発生するガスは容易
に浮上するのに対し、鋼板うら面に発生するガスは鋼板
裏面に滞留し、従って、鋼板への鉄イオン、亜鉛イオン
の電着において鋼板の表裏面間に差異を生じる。
このような理由から、生じる合金電気めっき鋼板のめっ
き層中の合金成分の変動を防ぐため、めっき中の鋼板に
めっき液を供給するに際し、スリット形状の吐出口を有
するめっき液吐出ノズルを、鋼板の進行方向に直角に配
置し、めっき液流が鋼板の進行方向と同一、もしくは、
相対向する流れになるようにして、鋼板全体にわたって
めっき液と鋼板との相対速度を均一にする方法が採用さ
れている。
しかしなか、水平パス方式で合金電気めっきを行なう時
、上記の方法ではめっき層中の合金成分組成の変動を許
容される範囲内に制御するためには、鋼板とめっき液流
間の相対速度を大きくする必要があり、例えば、150
 m/min以上としなければならない。
そして、めっき液と調板の相対速度を高くする方法とし
ては、めっき液の流れ方向を鋼板の進行方向に対向する
方向にすると共に、めっき液の流速を高くすること、或
いは、鋼板の通板速度を増加させることにより実施可能
である。しかし、めっき液流速を高くする方法はめっき
液の空気酸化を助長する欠点があり、また、鋼板の通板
速度を増加するにはめっき電流を供給する整流器の容量
を増加するか、もしくは、めっきセルの個数を増加する
必要がある。
[発明が解決しようとする問題点〕 本発明は上記に説明した従来の鋼板のめっき方法におけ
る種々の問題点に鑑み、本発明者が鋭意研究を行ない、
検討を重ねた結果、めっき液の空気酸化を増加させるこ
とがなく、また、鋼板の通板速度を増加することによる
設備改造を行なうこともなく、さらに、合金電気めっき
鋼板の表裏両面のめっき層中の合金成分の差異を低減さ
せることもないようにするためには、鋼板の表裏両面を
流れるめっき液の流量を独立して制御することが有効で
あることを見出だし、合金電気めっき鋼板の製造方法お
よびその製造装置を開発したのであ[問題点を解決する
ための手段] 本発明に係る合金電気めっき鋼板の製造方法およびその
製造装置は、 (1)合金電気めっき鋼板を製造するに際し、鋼板の上
面に沿って流れるめっき液流量と、鋼板の下面に沿って
流れるめっき液流量とを各々単独で制御することを特徴
とする合金電気めっき鋼板の製造方法を第1の発明とし
、 (2)合金電気めっき鋼板を製造するに際し、鋼板の上
下面に単独で、かつ、相対的に設置されためっき液ノズ
ノ(、および、めっき液導入経路内にノズルから吐出さ
れるめっき液の流量を各々単独で制御する調整器が設置
されていることを特徴とする合金電気めっき鋼板の製造
装置を第2の発明とする2つの発明よりなるものである
本発明に係る合金電気めっき鋼板の製造方法およびその
製造装置について、以下詳細に説明する。
第1図は本発明に係る合金電気めっき鋼板の製造方法を
実施するための装置の概略図であり、即ち、鋼板7の上
側にめっき液吐出ノズル1、下側にめっき液吐出ノズル
2を配置し、また、これらのめっき液吐出ノズルl(上
側)および2(下側)にめっき液吐出量をそれぞれ制御
する流量計11を有する流量調整器9(上側)と流量計
10を有する流量調整器8(下側)が連結されており、
また、上電極3および下電極4が鋼板7の上下に配置さ
れており、鋼板7を送るダムロール5と通電ロール6が
配置されている。
この装置を使用して第1表に示すように、亜鉛−鉄合金
電気めっきを行なった例によれば、本発明に係る合金電
気めっき鋼板の製造方法によれば、鋼板の表裏両面の合
金成分組成は均一なものであることがわかる(No、 
4 )。
第2図はめっき液流量とめっき層中の鉄含有量との関係
を示した図であるが、一定の流速で流れるめっき液中に
静止する鋼板上に亜鉛−鉄合金電気めっきを行なった時
、めっき液の流量がめつき層中の鉄含有量に及ぼす影響
を示しており、めっき液流量が増加するに従ってめっき
層中の鉄含有債が減少していることがわかる。
第1表 めっき液    : 硫酸浴 めっき液pH:1.8 めっき液温度  二 60°C めっき電流密度 :  30A/dm2[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る合金電気めっき鋼板
の製造方法およびその製造装置は上記の構成であるから
、表裏両面で均一な合金めっき鋼板をめっき液と鋼板と
の相対速度を増大させることなく製造することができ、
さらに、鋼板の表裏両面が異なった成分組成の合金電気
めっき鋼板を製造することもできるという効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る合金電気めっき鋼板の製造方法を
説明するための概略図、第2図はめっき液流量とめっき
層中の鉄含有量との関係を示す図である。 牙1 図 才2区 め7幀3繰C皐簿)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合金電気めっき鋼板を製造するに際し、鋼板の上
    面に沿って流れるめっき液流量と、鋼板の下面に沿って
    流れるめっき液流量とを各々単独で制御することを特徴
    とする合金電気めっき鋼板の製造方法。
  2. (2)合金電気めっき鋼板を製造するに際し、鋼板の上
    下面に単独で、かつ、相対的に設置されためっき液ノズ
    ル、および、めっき液導入経路内にノズルから吐出され
    るめっき液の流量を各々単独で制御する調整器が設置さ
    れていることを特徴とする合金電気めっき鋼板の製造装
    置。
JP28685887A 1987-11-13 1987-11-13 合金電気めっき鋼板の製造方法およびその製造装置 Pending JPH01129992A (ja)

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