JPH01128944A - 水素含有フロンを安定化する方法 - Google Patents

水素含有フロンを安定化する方法

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JPH01128944A
JPH01128944A JP28543087A JP28543087A JPH01128944A JP H01128944 A JPH01128944 A JP H01128944A JP 28543087 A JP28543087 A JP 28543087A JP 28543087 A JP28543087 A JP 28543087A JP H01128944 A JPH01128944 A JP H01128944A
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JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
stabilizer
containing fluorocarbon
fluorocarbons
fluorocarbon
Prior art date
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Pending
Application number
JP28543087A
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English (en)
Inventor
Masato Fukushima
正人 福島
Naohiro Watanabe
渡辺 直洋
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、弗素および弗素以外のハロゲンを含み、かつ
水素を少なくとも1つ含有する低級脂肪族ハロゲン化炭
化水素(以下単に水素含有フロンという)の安定化方法
に関するものである。
[従来の技術とその問題点] 弗素および弗素以外のハロゲンを含む低級脂肪族ハロゲ
ン化炭化水素(以下フロンと呼ぶ、)はアルコール性水
酸基と容易に反応して分解することが知られている。弗
素のみを含むフロンは、アルコール性水酸基に対して安
定であるが、その他のフロン例えば、トリクロロフルオ
ロメタンや、トリクロロトリフルオロエタン等は反応に
より分解してアルデヒドやケトンを生じると言われてい
る。また、完全にハロゲン化されたフロンは、オゾン層
に対する環境上の問題が指摘されており、水素含有フロ
ンの開発が急務となっている。しかし、水素含有フロン
は、完全にハロゲン化されたフロンに比し。
安定性が低下することが指摘されており、安定化方法の
開発が必要とされている。
一般にフロンはアルコール性水酸基と併用される場合が
多い0例えば、溶剤においては溶解性を高める目的より
、プロペラントにおいては水溶性有効成分を溶解させる
目的よりアルコールが添加される。又、フロンを発泡剤
として使用するポリウレタン発泡においては、ポリウレ
タン原料であるポリオールとフロンが接触する。その他
、フロンがアルコール性水酸基と共存状態で使用される
機会は少なくない。
フロンの分解が起こると、例えばエアゾール製品におい
ては、アルコールの酸化されたものによる臭気や液の着
色、あるいは分解生成物のハロゲン化水素による容器の
腐食、又、ポリウレタン発泡においては、アミン系触媒
の不活性化により発泡倍率の低下、原料ポリオールの粘
度上昇、製品の黄褐色化など好ましからざる問題を発生
させる。これらの問題は、水素含有フロンの場合に、さ
らに著しいものとなる。
[問題点を解決するための手段] 重連の問題点を解決すべく、水素含有フロンの安定剤検
討を重ねた結果、本発明者らは、ニトロ基を有する炭化
水素類を使用することにより著しい安定化効果を発揮で
きることを見出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ニトロ基を有する炭化水素類を含
有せしめることを特徴とするアルコール性水酸基に対し
て水素含有フロンを安定化する方法に関するものである
本発明におけるニトロ基を有する炭化水素類としては、
公知乃至周知の化合物が例示されるが、通常はニトロメ
タン、ニトロエタン、i−ニトロプロパン、2−ニトロ
プロパン、ニトロベンゼン、ジニトロベンゼン類(o−
ジニトロベンゼン、m−ジニトロベンゼン及ヒp −ジ
ニトロベンゼン)、トリニトロベンゼン等が選ばれる。
本発明における水素含有フロンとしては、テトラクロロ
モノフルオロエタン、トリクロロジフルオロエタン、ジ
クロロトリフルオロエタン、モノクロロテトラフルオロ
エタン、トリクロロフルオロエタン、ジクロロジフルオ
ロエタン、クロロトリフルオロエタン、ジクロロフルオ
ロエタン、クロロジフルオロエタン、クロロフルオロエ
タンなどが挙げられる。また、これらフロンの中では、
異性体が存在する化合物があるが、異性体をそれぞれ単
独であるいは異性体の混合物として用いてもよい。さら
に、これら水素含有フロンの混合物および水素を含まな
いフロンとの混合物でもよい。
前記の水素含有フロン以外にも、水素及びフッ素のみを
含有する例えばトリフルオロエタンやテトラフルオロエ
タン等でも本発明により安定化することができる。好ま
しい水素含有フロンとしては、発泡剤、プロペラント、
溶剤等に好適に使用でき、オゾン層破壊に対する影響が
少な1く、滴点が低すぎることなく又高すぎることがな
いものである。このような観点から、メタン系フロンよ
りもエタン系フロンが好ましく、さらに容易に入手でき
ること等からジクロロジフルオロエタンガ好ましく、安
定性が高いことから特に1.1−ジクロロ−2,2,2
−トリフルオロエタンが好ましい。
フロンを分解させるアルコール性水酸基を含有する化合
物としては、メタノール、エタノール、プロパツール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン等の1価あるいは多価のアルコール類、ポリイソシア
ネート類と反応させてポリウレタンを製造するための各
種のポリオール類がある。ポリオール類とじては、例え
ば、グリコール類、アルカメールアミン類、グリセリン
、糖類などの2あるいはそれ以上の0■基を有する化合
物、あるいはエチレンジアミンなどの活性水素原子含有
化合物に、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド
、エピクロルヒドリン、ブチレンオキサイドなどのエポ
キシドを反応させたポリエーテルポリオール、またはア
ジピン酸、フタール酸などの多塩基酸とエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等
の多価アルコールを反応させたりポリエステルポリオー
ルなどがある。また、それ以外の化合物や反応方法で得
られるポリウレタン用ポリオール類も含まれる。
本発明における安定剤の含有割合は44+fに限定され
ないが、0.001〜5.0賛t%、好ましくは0.0
5〜2.Owt%が適当である。安定剤はあらかじめ水
素含有フロン又はアルコール中に、或は水素含有フロン
とアルコールの混合物中に添加することができる。又、
本発明の安定剤を混合添加、或はさらに他の安定剤を添
加することも可能である。
[実施例] 以下1本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例および比較例を表に示す、試料として次に示す混
合液を調整し、 ポリオール EL−750ED    100重量部(
塩オーリン社製) 触     媒  Dabco  33LV     
 2  重量部(工具エアープロ4クト社製) 整  泡  剤  5H−1932重量部(東しシリコ
ーン社製) 純    水               4 重量
部フロン123(GHG12CF3)     40重
量部これに安定剤の所定量を混合し、これを耐圧ガラス
容器に封入し、熱風循−環型恒温槽中で温度80℃に保
持し、3日間加熱試験を行なう、フロンの分解が起こる
と、塩化水素が発生するので、試験後の液のpHを測定
することにより、その分解の程度が判り、また色度の上
昇度により安定化効果がfl11定できる。
前記、加熱試験後に、試料の色度をJIS K−690
1に準じて測定する。即ち、標準液との対比により色度
をガードナーにて表示する。また。
試料液5gにイソプロピルアルコール水溶液(イソプロ
ピルアルコール/純水の容積比=10/[1)3h+を
添加混合し、pnを測定する。
なお、試験前のpHは11.5、色度はガードナー1以
下であった。
[発明の効果] 本発明の方法に従って安定化された水素含有フロンは、
発泡剤、エアゾール用あるいは溶剤用等に使用でき、特
に水素含有フロンを発泡剤として含んだポリオールの貯
蔵安定性に効果がある。通常、ポリインシアネート類と
ポリオール類を反応させてポリウレタンフォームを形成
させる場合、水素含有フロンとポリオール類はあらかじ
め混合され、長時間貯蔵される場合が多い。その際、本
発明の安定化された水素含有フロンを使用すれば、ポリ
ウレタンフォーム形成に悪影響を与えることなく、貯蔵
時の水素含有フロンの分解を抑制することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ニトロ基を有する炭化水素類を含有せしめること
    を特徴とする、アルコール性水酸基に対して水酸含有フ
    ロンを安定化する方法。
JP28543087A 1987-11-13 1987-11-13 水素含有フロンを安定化する方法 Pending JPH01128944A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993016122A1 (en) * 1992-02-14 1993-08-19 Daikin Industries, Ltd. Process for producing rigid polyurethane foam
JPH05213796A (ja) * 1991-10-09 1993-08-24 Elf Atochem North America Inc 安定化された141b
US5464882A (en) * 1991-04-11 1995-11-07 Ausimont S.P.A. Method for inhibiting the degradation of hydrochlorofluorocarbons utilized as foaming agents in the preparation of foamed polyurethanes and polyisocyanurates
WO1996033153A1 (fr) * 1995-04-19 1996-10-24 Daikin Industries, Ltd. Procede d'inhibition de la decomposition de 1,1,1,2,3,3-hexafluoropropane et de 1,1,1,3,3-pentafluoropropane et inhibiteur d'une telle decomposition

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5464882A (en) * 1991-04-11 1995-11-07 Ausimont S.P.A. Method for inhibiting the degradation of hydrochlorofluorocarbons utilized as foaming agents in the preparation of foamed polyurethanes and polyisocyanurates
JPH05213796A (ja) * 1991-10-09 1993-08-24 Elf Atochem North America Inc 安定化された141b
WO1993016122A1 (en) * 1992-02-14 1993-08-19 Daikin Industries, Ltd. Process for producing rigid polyurethane foam
WO1996033153A1 (fr) * 1995-04-19 1996-10-24 Daikin Industries, Ltd. Procede d'inhibition de la decomposition de 1,1,1,2,3,3-hexafluoropropane et de 1,1,1,3,3-pentafluoropropane et inhibiteur d'une telle decomposition

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