JPH01128829A - 反射防止膜付着透明板 - Google Patents

反射防止膜付着透明板

Info

Publication number
JPH01128829A
JPH01128829A JP62289005A JP28900587A JPH01128829A JP H01128829 A JPH01128829 A JP H01128829A JP 62289005 A JP62289005 A JP 62289005A JP 28900587 A JP28900587 A JP 28900587A JP H01128829 A JPH01128829 A JP H01128829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refractive index
layer
transparent plate
oxide
optical thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62289005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2525838B2 (ja
Inventor
Masahiro Ikadai
正博 筏井
Yoshiyuki Hanada
良幸 花田
Masatoshi Maeda
真寿 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP62289005A priority Critical patent/JP2525838B2/ja
Publication of JPH01128829A publication Critical patent/JPH01128829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2525838B2 publication Critical patent/JP2525838B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用骨!ff] 本発明は、透明基板の光の反射を低減する反射防止膜付
着透明板、特に光を吸収する金属層または金属合金層を
有する多層反射防止膜付着透明板に関する。
[従来の技術] 従来、光を吸収する金属層を有する多層反射防止膜付着
透明板として、透明基板の一方の面に誘電体のみからな
る多層反射防止膜を形成し、もう一方の面に透過率が3
0%〜80%となるような厚みの光吸収のある金属層を
形成したものが特開昭82−58202で公知である。
この金属層を有する多層反射防止膜付着透明板は多層反
射防止膜により透明板の反射率を下げると共に金属層に
より光を吸収して透明基板の透過率を調整しようとする
ものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような金属層を有する多層反射防止
膜付着透明板は透明基板表面に付着した多層反射防止膜
により、その表面反射は極めて小さくすることができる
が、透明基体のもう一方の面と金属層との界面の反射等
により、該透明板全体の反射率を約1%程度にしか低下
できず、この金属層を有する多層反射防止膜付着透明板
をCRT等のガラス製デイスプレィに貼付けて使用する
場合でも、その全体の視感度反射率を0.6%程度にま
でしか下げることができなかった。
[問題を解決するための手段] この発明は、このような従来の問題点を解決すべくなさ
れたもので有り、透明板全体の反射率を極めて小さくし
た反射防止膜付着透明板を提供することを目的としたも
のである。
この目的を達成するために、この発明は屈折率が1.4
0〜1.70の透明基板の光の反射を防止するための反
射防止膜を付着した透明板において、該反射防止膜が2
.00〜2.40の屈折率で、且つ0. 10×λ0/
4〜0.55×λO/4(λOは中心波長、以下同じ)
の光学膜厚の第1の高屈折率誘電体層と、1.37〜1
.50の屈折率で、且つ0.6×λ0/4〜1.6×λ
O/4の光学膜厚の第1の低屈折率融電体層と、2゜O
O〜2.40で、且つ0.04×λO/4〜0.5×λ
0/4の光学膜厚の第2の高屈折率誘電体層と、10〜
BOAの膜厚のチタン、クロム、ジルコニウム、モリブ
デン、ニッケル、ニッケル・クロム合金、またはステン
レスのいずれかの金属層または合金層と、1.37〜1
.50の屈折率で、且つ0.9×λO/4〜1.3×λ
O/4の光学膜厚の第2の低屈折率融電体層とからなり
、該各層が該透明基板表面から順次形成されている。
本発明において、屈折率が1.40〜1.70の透明基
板としては通常ガラス板、または合成樹脂板が用いられ
る。合成樹脂板としてはアクリル樹脂板、ポリカーボネ
イト樹脂板、またはポリスチレン樹脂板が好んで用いら
れる。
また、本発明において前記第1及び第2の高屈折率誘電
体層として酸化チタン、酸化タンタル、酸化ジルコニウ
ム、チタン酸プラセオジム、酸化ハフニウム、硫化亜鉛
、酸化錫、酸化インジウム、及び錫をドープした酸化イ
ンジウム(例えば酸化インジウムと酸化スズの重量比9
6:5である■To)のいずれかを用いることができる
更にまた、本発明において前記第1及び第2の低屈折率
融電体層としてフッ化マグネシウム、または酸化シリコ
ンのいずれかを用いることができる。
[作 用コ このような反射防止膜中に光吸収のある金属層または合
金層を組入れた本発明においては透明板に入射する光は
無論、透明板の裏面での反射光がこの金属層、または合
金層で吸収減衰されるため、反射防止膜付着透明板全体
の反射光は小さくなる。
[実施例1] 以下、本発明の実施例を図面を引用して説明する。
第1図において、1は屈折率1.51のガラス板であっ
て、ガラス板1の表面に反射防止膜7が形成されている
。反射防止膜7はガラス板1側から順次屈折率が2.4
0で、光学膜厚が28.65nm(中心波長λO=50
4nm、0.2274xλO/4) +71酸化チタ7
(Ti02)層2と、屈折率が1.46で、光学膜厚が
158.66nm(1,2433×λO/4)、の酸化
シリコン(Si02)層3と、屈折率が2.40で、光
学膜厚が27.63nm(0,2193×λ0/4)の
酸化チタン(T i 02 )層4と、膜厚が42Aの
ステンレス層4(ステンレスは72重量%のニッケル、
16重量%のクロム及び8重量%の鉄の合金)と、屈折
率が1.46で、光学膜厚が133.89nm(1,0
826×λ0/4)の酸化シリコン(Si02)層6と
からなり、各月はガラス板1面上に順次スパッタリング
法で形成された。
反射防止!!7を形成したガラス板1のガラス面側をガ
ラスと同じ程度の屈折率を有する接着剤を用いて、CR
Tのフェースプレートに接着してガラス面側の反射をな
くした。このときの反射防止膜付着ガラス板の反射特性
を第2図に、透過率特性を第3図に、視感度反射率及び
視感度透過率を第1表に夫々示した。
第1表 [実施例2コ 第1図に示したと同様な構成の反射防止膜付着ガラス板
であって、反射防止膜7の多層膜を以下の如く変えた。
すなわち、反射防止膜7は屈折率が2.40で、光学膜
厚が24.18nm(0,1919×λ0/4)の酸化
チタン層2と、屈折率が1.37で、光学膜厚が191
.36nm(1,5187×λ0/4)の弗化マグネシ
ウム(MgF2)層3と、屈折率が2.40で、光学膜
厚が5.24 (0.0416×λ0/4)の酸化チタ
ン層4と、膜厚が37Aのニッケル・クロム合金(90
重量%のニッケルと10重量%のクロムとの合金)層5
と、屈折率が1.37で、光学厚みが122.48 (
0,9721xλO/4)の弗化マグネシウム層6とか
らなり、これらの層はガラス板1上に順次真空蒸着法に
より形成された。このようにして得られた反射防止膜付
着ガラス板を実施例1と同様にして光学特性を測定した
ところ第1表に示したとおり視感度反射率が0.06%
、視感度透過率が60%であった。
[実施例3コ 第1図に示したと同様な構成の反射防止膜付着ガラス板
であって、反射防止膜7の多層膜を以下の如くした。す
なわち、反射防止膜は屈折率が2゜15で、光学膜厚が
27.28 (0,2165xλO/4)のチタン酸プ
ラセオジム(PrTiO3)層2と、屈折率が1.37
で、光学膜厚が157.17 (1,2474×λO/
4)の弗化マグネシウム層3と、屈折率が2.15で、
光学膜厚が23.51 (0,1888×λO/4)の
チタン酸プラセオジム層4と、膜厚が35Aのニッケル
・クロム合金にッケル=90重量%、クロム:10重量
%)層5と、屈折率が1.37で、光学膜厚が134.
ot (1,0638×λ0/4)の弗化マグネシウム
層6とからなり、各層はガラス板1上に順次真空蒸着法
により形成された。
このようにして得られた反射防止膜付着ガラス板を実施
例1と同様にして光学特性を測定したところ第1表に示
したとおり視感度反射率が0.06%、視感度透過率が
80%であった。
[発明の効果] 以上のように本発明の反射防止膜付着透明板は反射防止
膜中に光吸収のある金属層または合金層を組入れること
により、CRT等の反射防止板として使用した場合には
視感度反射率を0.1%以下のきわめて小さくすること
ができる。
従って、CRTの画面が見やすくなり更に光吸収の金属
層または合金層により、CRTの蛍光面に入射する光が
吸収され、コントラストがよくなる。また前記金属層ま
たは合金層をアースすることにより、前記透明板に帯電
防止機能を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は反
射防止膜付着透明板の断面図、第2図は反射防止膜付着
透明板の反射特性、第3図はその透過率特性である。 1:透明板、2:第1の高屈折率誘電体層、3:第1の
低屈折率融電体層 4:第2の高屈折率誘電体層 5:金属層または合金層 6:第2の低屈折率融電体層、7:反射防止膜第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)屈折率が1.40〜1.70の透明基板の光の反
    射を防止するための反射防止膜を付着した透明板におい
    て、該反射防止膜が2.00〜2.40の屈折率で、且
    つ0.10×λ0/4〜0.55×λ0/4(λ0は中
    心波長、以下同じ)の光学膜厚の第1の高屈折率誘電体
    層と、1.37〜1.50の屈折率で、且つ0.6×λ
    0/4〜1.6×λ0/4の光学膜厚の第1の低屈折率
    融電体層と、2.00〜2.40で、且つ0.04×λ
    0/4〜0.5×λ0/4の光学膜厚の第2の高屈折率
    誘電体層と、10〜80Åの膜厚のチタン、クロム、ジ
    ルコニウム、モリブデン、ニッケル、ニッケル・クロム
    合金、またはステンレスのいずれかの金属層または合金
    層と、1.37〜1.50の屈折率で、且つ0.9×λ
    0/4〜1.3×λ0/4の光学膜厚の第2の低屈折率
    誘電体層とからなり、該各層が該透明基板表面から順次
    形成されてなる反射防止膜付着透明板。
  2. (2)前記第1及び第2の高屈折率誘電体層が酸化チタ
    ン、酸化タンタル、酸化ジルコニウム、チタン酸プラセ
    オジム、酸化ハフニウム、硫化亜鉛、酸化錫、酸化イン
    ジウム、及び錫をドープした酸化インジウムのいずれか
    である特許請求の範囲第1項に記載の反射防止膜付着透
    明板。
  3. (3)前記第1及び第2の低屈折率誘電体層がフッ化マ
    グネシウム、または酸化シリコンのいずれかである特許
    請求の範囲第1項または第2項に記載の反射防止膜付着
    透明板。
JP62289005A 1987-11-16 1987-11-16 反射防止膜付着透明板 Expired - Lifetime JP2525838B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62289005A JP2525838B2 (ja) 1987-11-16 1987-11-16 反射防止膜付着透明板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62289005A JP2525838B2 (ja) 1987-11-16 1987-11-16 反射防止膜付着透明板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01128829A true JPH01128829A (ja) 1989-05-22
JP2525838B2 JP2525838B2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=17737609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62289005A Expired - Lifetime JP2525838B2 (ja) 1987-11-16 1987-11-16 反射防止膜付着透明板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2525838B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000040402A1 (fr) * 1998-12-28 2000-07-13 Asahi Glass Company, Limited Produit en couches
US6116260A (en) * 1996-08-23 2000-09-12 Nikon Corporation Liquid material supplying apparatus and liquid material supplying method
US6457852B1 (en) 1997-08-21 2002-10-01 Fujitsu Limited Apparatus and method for supplying chemicals
JP2002307594A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Nof Corp 透過色調補正材料および用途
EP1882678A1 (en) 2006-07-28 2008-01-30 Sony Corporation Antireflection film, method for heating metal film, and heating apparatus

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6116260A (en) * 1996-08-23 2000-09-12 Nikon Corporation Liquid material supplying apparatus and liquid material supplying method
US6457852B1 (en) 1997-08-21 2002-10-01 Fujitsu Limited Apparatus and method for supplying chemicals
US6874929B2 (en) 1997-08-21 2005-04-05 Fujitsu Limited Apparatus and method for supplying chemicals
US7208417B2 (en) 1997-08-21 2007-04-24 Fujitsu Limited Apparatus and method for supplying chemicals
US7557041B2 (en) 1997-08-21 2009-07-07 Fujitsu Microelectronics Limited Apparatus and method for supplying chemicals
WO2000040402A1 (fr) * 1998-12-28 2000-07-13 Asahi Glass Company, Limited Produit en couches
US7005189B1 (en) 1998-12-28 2006-02-28 Asahi Glass Company, Limited Laminate and its production method
JP2002307594A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Nof Corp 透過色調補正材料および用途
EP1882678A1 (en) 2006-07-28 2008-01-30 Sony Corporation Antireflection film, method for heating metal film, and heating apparatus
US8693099B2 (en) 2006-07-28 2014-04-08 Japan Display West Inc. Antireflection film
KR101388570B1 (ko) * 2006-07-28 2014-04-23 재팬 디스프레이 웨스트 인코포레이트 반사 방지막, 금속막의 가열 방법 및 가열 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2525838B2 (ja) 1996-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3446833B2 (ja) 導電性光減衰反射防止被覆およびそれを施した物品
JP3444880B2 (ja) 導電性光減衰型反射防止被膜
US5728456A (en) Methods and apparatus for providing an absorbing, broad band, low brightness, antireflection coating
US4846551A (en) Optical filter assembly for enhancement of image contrast and glare reduction of cathode ray display tube
JP2001209038A (ja) 液晶表示素子用基板
US5858519A (en) Absorbing anti-reflection coatings for computer displays
JP2003094548A (ja) 反射防止フィルム
JP2590133B2 (ja) 導電性反射防止膜を有する透明板
JPH01128829A (ja) 反射防止膜付着透明板
JPH01180501A (ja) 金属膜を有する反射防止膜付着透明板
JPH01168855A (ja) 金属膜を含む反射防止膜付着透明板
JP2531734B2 (ja) 金属膜を含む反射防止膜付着透明体
EP0552796A1 (en) Conductive film and low reflection conductive film and processes for their production
JP4834939B2 (ja) 反射防止フィルム
JPH06263483A (ja) 導電性反射防止膜および導電性反射防止ガラス
JP2590136B2 (ja) 導電性反射防止膜の付着透明板
JP2566634B2 (ja) 多層反射防止膜
JP3012712B2 (ja) 反射防止膜を有する光学部材
JP2531722B2 (ja) 金属膜を含む反射防止膜付着透明体
JP2565538B2 (ja) 金属膜を含む反射防止膜付着透明体
JPH01168854A (ja) 金属膜を含む反射防止膜付着透明板
JP2531725B2 (ja) 金属膜を有する反射防止膜付着透明板
JPH0756004A (ja) 導電性反射防止膜
JPH04191801A (ja) 光学部品
JP2746602B2 (ja) 分光フイルター

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080531

Year of fee payment: 12